はてなキーワード: テキストとは
何か私が書き込んだのとは違うテキストを見て、それに対して返答されているようですね……。
しっくりくるのがなかなかない。
何時間で発言が消える系のアプリは自分自身が後で読み返したいからNG。
驚いたのが、匿名SNSを謳いながら音声通話ができることを売りにしているアプリがあること。
テキスト上では匿名でも、自分の声というかなり特定に有力な個人情報を晒しては匿名の意味がかなり薄れるではないか。
デジモンワールドの最新作をやっている
シナリオは
でゲームとしては
かなあ
PS4版のネクストオーダーは昨今のRPGでは稀に見る高難度路線で育成のしがいがあるわ
2匹同時育成最初は微妙だなあと思ったけど慣れると悪くないね、戦闘もバフ技やアイテムをうまく活用しないとボス戦きついのなかなかよろしい
デジ仲が高まると冒険中片方が相方を「コイツメ♡」とかつつきに行ってもう片方が「ヨセヨ♡」とか返すいちゃつきが四六時中繰り広げられる濃厚ケモホモゲーが始まる
シナリオはなんていうか人間ゾロゾロ出てくる割にキャラ立ちしてなくてほぼモブ
街に参加させるためのサブイベントもキーアイテム拾ってきて渡してきての繰り返しで似たり寄ったり
あとなんかテキストがすごく"下手"
ミレニアル世代の私は年甲斐もなくコナングレイの出現に狂喜乱舞した。
希望を探し求めているのに自身のことに対しては常に悲観的(極度の恋愛恐怖症というやつ?)、デートを何度重ねていようが「恋愛」はしたことが無いと歌う彼、それでも恋愛をしていない登場人物が「恋愛について」を語る詩は二十数年生きてきた中で出会えた最も自分ごとなラブソングに思えた。こんな話はManiacのMVコメント欄に溢れかえっていそうだ。「コナン、不思議な話だけど私貴方が本当に私の親友のように思えるの、これはまさしく私が考えていたことだ」って。
インターネット人間関係全盛期に思春期を過ごしTinderで大人になった私や私の仲間達は勿論、恋愛や友情を謳歌する者も数多いがそれと同じくらいクローズドなコミュニティの中で出会いの無さを嘆く人々に溢れている。テキストで地球の裏側にいる人間にすらすぐ繋がれる世界は案外と半径5mくらいの宇宙を狭めているのではないかと思う。
求めた数だけ出会いは増えるが、心の底から求めるような着てみたら案外ピタッと形がハマる白Tシャツのようなメイトを探すことは非常に困難で、会う人数を増やせば辿り着けるというわけでもないユートピアであり幻想なのだ、そういう人間は。
私はそういう人間と恋愛的パートナーになった。約10年もの間身体の関係どころかプラトニックラブすら育んでこなかった、正真正銘の友人、よもや親友と言えるであろう相手だった。彼との友人関係を説明するのに打ってつけな状況は小学校の放課後くらいかもしれない、「後で公園に集合な!」そう声をかけ合い、ランドセルを置くため一度は帰路に着くが落ち合う時間を正確に決めたわけでもないのに集い気が済むまで遊ぶ、喧嘩でもない限りは毎日。本当にそんな関係性だった(実際週に何度も会うというのが毎週、小学校を余裕で卒業できる年数分も続いた)。小学生の頃仲が良かった友人で大人になっても付き合いがあるような人は殆ど居ないのが一般的だろうが、当時小学生であった我々はこの友情が終わりなく続くもののように感じられていたのではないだろうか。少なくとも私はそうだ、終わりという概念が頭をよぎったことすらなかった。
そんな彼と10年越しに付き合うことになった、そこに至る理由やイベントについての記述は省く、問題はそれだけの、小学校の親友のように過ごしてきた相手に対してですら、こと恋愛という人間関係の箱に入れられればひとたび、その関係の終わりを匂ってしまうということだ。
初めて恋のフィルターを通して私を見た彼はそれはそれは浮かれていた、恋愛初期段階を楽しむ人間が往々にしてそうなるように。選り好みが激しく友人の少ない彼は数年ぶりのステディな相手ができたこと自体が非日常で、楽しかったのかもしれない。
私はというと戸惑っていた、そして戸惑いの中で愛着を育てながら、精神力は段々と骨粗鬆症が進行していく様で。いつか来る別れに対して一撃で粉々に砕かれるように、脆く柔らかく心を解いていってしまった。いつか来る別れへの悲しみを深める準備、これこそが愛が育てるということらしい。
信じられないくらい身体にピタリとハマる白Tシャツを見つけたのなら先ずは買わないことが賢明だと思う。汎用性が高く絶対に一着は持っておきたい必需品なのにどんなに大事にしようがお構いなく着れば着るほど劣化し、摩耗する消え物なのに、「コレという一着」を見つけてしまえばそれがダメになった時は捨てるに捨てられず箪笥の肥やしが増えるばかりか、そこから先新しいシャツを何万着と探そうが満足がいかなくなってしまう。
何故友人であった頃は微塵も心配していなかった感情の賞味期限を恐れなければいけないのか。恋情はいっ時の劇薬で、いつかコレを愛情に変える為の努力として結婚や出産と言ったライフステージの変化をもたらす必要があるのかもしれないとか、インターネット耳年増で蓄えた知識のせいで不安になっているだけかもしれない。そう思うと何故友情には飽きも明確な終わりも来ないのだろう。
それでも何も考えずにずっと楽しく過ごせる関係を捨ててしまった自分の軽薄さに身震いしながら後何度週末を待つのだろうか。
絶賛円満に恋愛関係を進行中の彼はマカロニえんぴつの「なんでもないよ、」を聴き、私はコナン・グレイの「Disaster」を聴いている。
26歳だった去年の3月ごろの昼間、青天を衝けのまとめ回をたまたまテレビで見た。ハマった。感銘を受けた。泣きそうになった。留年し就活もせずに大学を卒業して以来親から小銭をもらってブラブラしていた自分を強く恥じた。すぐにその夜に放送される最新話をスマホのリマインダーに入れ、自宅から二駅のオフィス街で募集をしていたコールセンターに応募。すぐに電話がかかってきて面接の日程が決まる。その夜は母の作った夕食を自室で食べながら視聴した。
面接へ。応募理由と勤務日数のみ聞かれ、平日5日フルで入れると言ったところ即採用された。面接から3日後に勤務を開始。慣れない早起き、質問するたびに睨みつけてくる不潔な社員、受話器の向こうで理不尽な爺さんや執拗に本名を聞き出そうとするおばさんに早々に心が折れそうになるも、藍作りに励む栄一青年を思い出し踏みとどまった。
二ヶ月ほど勤務する中でこの仕事に主に人間関係の面で嫌気が差す。社員もバイトも目が死んでいた。栄一が故郷を立ち一橋家に仕え始めたタイミングで別の仕事を探し始める。やりたいことはなかったが、大学時代に宅建の勉強をしかけたことを思い出し、手始めに資格を取ることを決意。その年の秋の合格を目指して格安の映像授業とテキストのある講座を受講。家だと怠けるのでバイト終わりと休日は近所の祖父母の家で勉強。権利関係や税で挫けそうになるも、映像をさっさと終わらせてひたすら問題を解く。
10月に宅建を受験。受かったような落ちたような微妙な気持ちになる。翌日月曜のバイトはあらかじめ休みをとって一日寝た。11月、発表直前の放送で千代が倒れて暗い気持ちになるも、無事合格していた。バイトをしながら不動産業界で転職?就職?活動を開始。年末には晩年の栄一と孫からエールを貰いつつ、年明けに関東郊外を拠点とするハウスメーカーに採用される。これを機会に人生初めての一人暮らし(埼玉だけど)。現在に至る。
試験勉強、就職、一人暮らし、営業活動、休日に職場の人たちとの外出など昔の自分なら考えられなかった。ただのニートがただのサラリーマンになっただけなのだが、俺にとっては大きな進歩なんだ。渋沢栄一氏とNHKには感謝してもしきれない。ありがとうございます。
青天を衝け!
「その文書の地域で何が起こっているのか?文書は人々からどのように受け止められているのか?文書の何が神経を逆なでするのか」について分析するという話を聞いたことがある。「文学的インフラ」とは、文学を資源として活用し、たとえば何らかの現象を予測するといった発想だ。物理現象を予測できないかもしれなが、社会現象ならどうか。
こういうものを評価してテキストのリスクを判別するというプロジェクトに聞き覚えがある。ユルゲン・ヴェルトハイマーという人は「作家は、読者が即座に世界を想像し、その中に自分自身を認識できるような方法で現実を表現する」と述べている。
例えば、以下のアルジェリアの例がある。
何が言いたいかというと、増田コーパスを使えば何かしらの社会現象の予兆を見つけることができるのではないか、ということ。
確かに「時間、場所、事象を非常に具体的なレベルで予測」となると不可能かもしれないが、「特定の政党の支持率」「どのような哲学主義が好まれているか」「どの国との関係性が良かったり悪かったりするのか」「自殺率が増加するのか減少するのか、凶悪犯罪はどうか」「博士課程に対する社会の許容度はどうか」といった大雑把なレベルなら予測できることがあるのではないか。
BtoBサービスのカスタマーサクセス担当者として働いてるんだけど、うちの会社の業務フローがクソすぎてストレスが溜まっている。
あの、PMのみなさん、ていうか我が社のサービス開発してるみなさん。
外部設計とか機能設計とか、「設計」ってついてる工程に、CS担当者と営業担当者をアサインしてください。
少なくともお客様向けに売ってるサービスである以上、設計の根底にはそれが必要だと思うので。
外部設計も機能設計も社内のエンジニアが作っているし、デザイナーもその席にいるけど、なんで営業とCS呼んでくれないんですか
あなたたちがやってるそれ、お客様に向けて出すプロダクトですよね。
そのくせエンジニアとデザイナーは、自分がサービスを作っていても、それがお客様がお金を払って使っているプロダクトだという意識がない。
それどころか「自分らはコストセンターだからー」と変にCSと営業を持ち上げてくるんだけど、あなたたちのやってることもお金につながる仕事なんですよ。
なのに、自分たちだけですっかり外部設計とか機能設計とかUI/UXとか固めちゃって、それでカスタマーファーストとか言っちゃううちの会社マジなんなの?
別に「あなたたちにはできませんよね、お客様に接してないから」なんて思ってないよ。
でも中途半端にカスタマーのこと考えてうるフリしてるんですよあなたたちは。
だったらどうするのが一番いいのか一緒に考えましょうよ。
工数とか、一度引いたものは直したくないとかよく言ってるし、わかる部分もありますけど、結局お客様の方一度も向いてないですよね。
降ってきた仕事を、自分が振られた範囲で、決めた工数内に終わらせる、ただそれだけ。
世間で褒められるようなUI/UXをやってみたい、ただそれだけ。
「ボタンやテキストはこのように配置した方が入力しやすい、といった配慮や設計がデザインであって、UIでありUXの向上につながる」とかなんとか、普段言ってますよね?
でもあなたたちが言ってるデザインって「同業者からすげーって言われるような目新しい感じのやつ」ってやつでしかないですよね。
とにかく、こっちに話を持ってくるのが遅いんだよ。
開発始まった時点で言えることやできることはだいぶ少ないんだよ。
この段階で何を提案しても「あーでも、それやるには設計書をだいぶ直さないといけないんで…」「予算が増えちゃうんでそれナシで…」「工数足りないんで」って言われて終わりだよ。
あなたたちは自分の仕事を直したり増やしたりしたくなくて必死だけど、こっちはすでに、お客様と約束したことをあなたたちに無しにされてますよ、いとも簡単に。
そのくせ、こっちがサポートできるのを良いことに「使いづらかったら運用とサポートでカバー」を依頼してくるとか、面の皮が厚いのもいいとこだ。
だからヘルプ作ったり顧客対応マニュアルを考えて終わり、みたいな仕事がすごく多い。
「それでもそれも必要とされている仕事だよ」って、そう言ってくれる人もいるかもしれないが、非常に程度の低い仕事だ。
未だそんな認識のくせに「我が社はカスタマーファーストです、UI/UXに力を入れています~」じゃねえよ。笑わせんな。
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ワイの会社は最初にデザイナーが画面決めてそれを管理職がちゃぶ台返しして無意味にするのが恒例行事やでという話
あとデザイナーがいつも画像ファイルでアプリの文言含めて渡してくるのでテキストを再度別ファイルで要求しないといけないんやでという話
SIerのインハウスデザイナーとして働いてるんだけど、うちの会社の業務フローがクソすぎてストレスが溜まっている。
あの、PMのみなさん、ていうか我が社の開発標準つくってるみなさん。
外部設計とか機能設計とか、「設計」ってついてる工程にデザイナーをアサインしてください。
外部設計も機能設計も社内のエンジニアがエクセルで作っているけど、なんでデザイナーを呼んでくれないんですか?
そのくせエンジニアは、自分が設計書を作っていても「デザイン」をしているという自覚は全くない。
それどころか「自分にはセンスが無いから〜!」と変にデザイナーを持ち上げてくるんだけど、あなたたちのやってることもデザインですよ。
なのに、自分たちだけですっかり外部設計とか機能設計とか固めちゃって、その固まりきった状態で初めてデザイナーに「デザインいい感じにお願いできる?」って言ってくるうちの会社マジなんなの?
別に「あなたたちにはできませんよね、デザイナーじゃないから」なんて思ってないよ。
だったらどうするのが一番いいのか一緒に考えましょうよ。
工数とか、一度引いたものは直したくないとかよく言ってるし、わかる部分もありますけど、結局ユーザーの方一度も向いてないですよね。
降ってきた仕事を、自分が振られた範囲で、決めた工数内に終わらせる、ただそれだけ。
「ボタンやテキストはこのように配置した方が入力しやすい、といった配慮や設計がデザインであって、UIでありUXの向上につながる」とかなんとか、普段言ってますよね?
でもあなたたちが言ってるデザインって「なんか色とか雰囲気とか、その、とりあえずイイ感じに!」ってやつですよね。
とにかく、こっちに話を持ってくるのが遅いんだよ。
案件を振られた段階で、言えることやできることはだいぶ少ないんだよ。
この段階で何を提案しても「あーでも、それやるには設計書をだいぶ直さないといけないんで…」「予算が増えちゃうんでそれナシで…」「工数足りないんで」って言われて終わりだよ。
あなたたちは自分の仕事を直したり増やしたりしたくなくて必死だけど、こっちはすでに、自分がやったことをあなたたちに無しにされてますよ、いとも簡単に。
そのくせ、こっちがコーディングできるのを良いことに「htmlとcssでコーディングしながらいい感じにデザイン」を依頼してくるとか、面の皮が厚いのもいいとこだ。
だから色とかバランスとかを整えて終わり、みたいな仕事がすごく多い。
○ご飯
朝:バナナ。昼:かいわれ大根、ピーマン、焼きそば。ベーコンエッグ。トマトとチーズ。夜:キャベツとウインナーのスープ。パン。
○調子
クリア。
20年以上前のゲームなのに、オシャレで格好いいイケてる雰囲気が凄かった。
私立探偵の小次郎パートと、エージェントのまりなパートで全く異なる二つの事件を捜査する。
捜査の過程で街を探索するのだが、情報屋とのやりとりや、聞き込みなどのシーンが洒落ててたり、ゲラゲラ笑えたりと個性豊かで楽しい。
絵で表現しきれない箇所はバッサリ黒塗り背景に文章だけで表現するのも潔いし、何よりそのテキストが面白いのだから一切問題なし。
ホテルのバーや海沿いの倉庫など、登場する場すら格好よく感じてくる。
軽妙なやり取りもあれば衒学的な部分もありで、兎に角事件捜査を楽しめる。
二人主人公制は最初のうちは時折登場人物が重なる程度なんだけど、徐々にそれらが一本に繋がっていくところが快感。
特に二人の主人公が互いを知らずにコンピュータ回線越しに事件捜査のために協力するシーンはただCIのコンソールに文字が出るだけも演出なのに、熱く燃える今作屈指の名シーンだろう。
この互いが互いをあまり知らずに事件捜査のために協力するという関係性も、格好いい。
普段はだらしないけどやる時はやるタイプの主人公が拳銃片手に非合法組織と戦いながら夜の街を駆ける、そんな創作物テンプレート自体が根本的に格好いい…… と言ってしまえばそれだけなのかもだけど、もうこれは冴羽獠をDNAに植え付けられた僕たちの宿命なのかもしれないなあ。
そんな感じで、事件を捜査する過程については百点満点文句なしの出来。
だけど、物語の終盤はかなり駆け足気味かつ、しっくりこない終わり方だった。
突然現れる現実を超越した科学技術に、二人の主人公は蚊帳の外で自体が進行し、犯人が突然恋愛をはじめる展開、そして自白で幕をおろす。
最終章までの丁寧な展開、格好いい展開はどこへやらで、正直肩透かし。
犯人の自白と、とあるキーパーソンの独白だけで最終盤は進むため、二人の主人公がそれらにどう感じたのかどんな行動を取ったのかが一ミリもわからないのは流石にガッカリ。
何より「犯人の自白」とは書いたが、とあるSFガジェットにより厳密には正しい言い回しではなく、真の意味での犯人はおそらく作中でセリフが全く無いという構造も、流石にちょっと終わった感じがしなかった。
とはいえ、謎解きのロジックや、あっと驚くサプライズなトリックを楽しむ作品ではなく、事件捜査の過程の格好良さを楽しみ作品だと割り切れば文句なし。
なお、柴田茜というルポライターの女性が「僕っ子」なのは、流石に当時でもコテコテでやりすぎなのでは? と思っていたが、かないみか氏の演技力のおかげですぐ違和感がなくなった、声優ってすごい。
原作がアダルトゲームなこともあり、明らかに情事を意図するシーンや、明らかに元はエッチなことされたけど違うことに置き換えたシーンなどが多くあり、元もプレイしたくなった。
また、銃を突きつけた状態で自由を奪うために服を脱がすというシーンが3回ほどあって性癖を感じたが、たしかにその惨めさはエッチだなあと思った。
KINOKOCAKE氏ウヨサヨまとめて大論破「サヨクの脳内ネトウヨ神話が古臭すぎる」
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推すというのはアーティストの価値観に共感するからで推すのであり、
まぁ推すことは微塵もできないが(当然、義務教育が怪しいレベルのストーリーになってる)
漫画は構成要素が多いので、テキスト内容・舞台装置・小物・ストリートにドン引きつつも、
けど小説は文字だけだからな。ドン引くほどに常識が無いともうそこで世界に入り込めなくなってしまう
漫画の方は商業でも義務教育レベルが怪しい人が大作家やってたり、無限にちょっとアレな方はいらっしゃるが、
小説の方は商業だと『なろう』でもあまりいない(怪しい人もいるにはいるが、多くはご都合で浅いだけ)
個人的にはそりゃそうだろうよと思う
小説書きにそこそこの筆力がある場合、そこそこ本を読んでいるはずである
だからこそ、語彙力・表現力・リズム感・構成力を得ているはずで、常識的な知識を得る機会は無限にあったはずである
○ご飯
○調子
僕のオールタイムベストゲーム「トリック×ロジック」を手掛けた伊東幸一郎氏が手掛けた実写ADVときいて発売前からテンション上がっていたのだが、個人的な都合で中々遊べずようやくクリアした。
そんなわけで、感想行くぜ!
公式がネタバレ禁止を強く提言されているので、ネタをバラす行為はしないが、僕の感情は書くので、ミステリの知識がそれなりにある人なら推察できると思うので、読まないでください。
・ある章が浮きすぎてる
いきなりマイナス面から書いて申し訳ないのだが、章仕立てのゲームになっていて、とある章だけが別ゲームすぎた。
一般論的にこのジャンルと、ミステリやADVは近似のジャンルとして扱われているのかもしれないけど、個人的には大違いなのでキツかった。
テキストアドベンチャーを遊びたくて「ニンテンドーeショップで『アドベンチャー』を検索してゼルダの伝説が出るときの気分」をなぜか僕が思うテキストアドベンチャーを買ってるのに味合わされるような不快感で、この章が嫌すぎて全体の評価もマイナスの目線で見てしまっている。
そういうジャンルの違いがあれどゲームとして面白かったのならまだ評価できるのかもだけど、単純にゲームとしてもしょうもなくて、ガッカリ。
(このジャンル遊びたくないから遊んでないので、ジャンルとして平均点なのか否かはわかんないけど)
謎を解くって言葉だけなら近似なんだけど、これは解かれるための謎であって、そもそもどうして謎がこさえられたのか? から謎解きを始めるミステリとは対極にあるジャンルなんだよなあ。
こういう書き方をしたら何を言いたいのか伝わるだろうし、そうだと知って読んだらすぐ気付くからネタバレ禁止と言われてもだなあ。
勿論ネタを読めた/読めなかったで評価するつもりは全く無く、単純にこの構造が作中事件の謎解きにはあまり影響していないのがいまいちだった。
事件とは別に作中の人物に隠された事実がありそれの開示が面白いのなら、ミステリじゃないジャンルでも良い気がしてしまい、しっくりこなかった。
今作ならある事柄を誤認させてた訳だから、その誤認が犯人特定のロジックに使われてもよかったんじゃないかなあ。
早々に犯人候補の重大な要素が示されるせいで、そこに関するトリックが無いと単純に登場人物の数目が足りなくなることもあって、コレで気づかれないと思っていたというインタビューは無理があるんじゃないなあと思わされた。
・物語は好き
人間にとって普遍的なテーマを描いていて、かつ僕がそれを好きなので、そこは十分楽しめた。
ただ、ミステリはそういった物語と謎が絡み合ってるからこそミステリなのであって、そこの乖離が気になった。
そうならそうでいっそのこと、本筋とは関係のない短編集のような構成にするとか、登場人物の繋がりもための短編連作の構造にするとか、今の長編一本を章仕立てに分割というのは、無理を感じた。
この手のゲームのお約束で間違えた選択肢をした時のはちゃめちゃコメディ部分があるのだけど、いちいち最初に戻される上にそこからの再会がモッサリしているせいで、イライラしてしまい、途中からは間違い選択肢は踏まないように遊んだ。
かなりのテキスト、かなりの動画を見逃していると思うが、流石にこれは耐えきれなかった。
スタッフがコレをインタビューで自慢してたぐらいなので見たかったが、もっと気軽に見れるようゲームシステムを工夫して欲しかった。いや、工夫っていうか、間違えたところにすぐ戻れるようにして欲しいだけなんだけど。
そもそも、明らかに嘘の選択肢を「あえて」選んでるんだから、そこに推理を間違えた罰として最初に戻るのなら、そりゃ「あえて」選ばないようにするでしょ。
そもそも「あえて」じゃなくて本気で間違えてるからちゃんと一から考え直して欲しいと思ってるんかなあ。
それならまあなんだけど、せっかく沢山作ったんだから、そこを楽しく読ませる工夫があるとよかったと思った。
手掛かりパネルをヘックスに配置するんだけど、妙に凝った斜めからのアングル、妙に凝った画面配置になってて、シンプルに方眼紙でいいよ、方眼紙でってなった。
・仮説が長い
どう考えても捨て選択肢を長々とやったり、対偶関係にある選択肢を全部やったりと、ここを眺める時間が楽しくなかった。
そもそも仮説は仮説のタイトルだけで良くて、中身の描写はお任せでよかったんじゃないかなあ。
・総じて
物語とゲームの構造にあるトリックはきちんち噛み合っていて、人間としての普遍的なテーマを描くために有効に使われていて楽しかった。
特にある登場人物の万感の思いがこもった泣きの演技は、自分も自然と一緒にないていた。
スタッフロール後の美しいある自然と人の映像も、この作品全体を通しての〆に相応しい悲しい映像で、兎に角しんみりした辛いお話だった。
けれど、残りの、その他の事件の謎やゲームとしてのシステムなどが全く噛み合っておらず、映画や小説でも良かったんじゃないかな? 無理にゲームしなくても…… と思ってしまった。
面白かったんだよ!
いや、マジで、なんかずっとマイナス面ばっかり書いてるけど、面白かったんだって。
ただ、あまりにも、本当にあまりにも、あの章だけが楽しくなさすぎて、それをズルズル引きずってしまいこんな文章になってるんだって。
あそこだけ記憶消してたらそれこそ「オールタイムベストが更新された」ぐらいの感想書いててもおかしくないだって。
上で書いてるミステリ的な部分、全部あの章のせいでそういう構造をマジマジと考えたから思いついただけであって、遊んでる時は素直に面白かったんだって。