はてなキーワード: 電通とは
最終的には効率を上げるしかないという事になって、社会の無駄が減るのでいい傾向だと思う。
でも、今まで社会を見ると、
問題視されていなかった事が問題視され始め→法律の網がだんだん厳しくなり厳罰化され→それをやる人間(組織)はおかしいやつ扱いされる
ここまでのプロセスの中で、どうしてもトリガーになる出来事が必要になる。
例えば飲酒運転。
たかだか20年ほど前までは、正直飲酒運転なんて日常茶飯事の社会だった。
それが徐々に問題視され始め、決定的なトリガーとなったのは、あの福岡の事件だと思う。
「あの福岡の事件」で30代くらいまでの人なら、たいていああ、あれねってなる。
あの事件以降急速に飲酒運転の厳罰化や人々の見る目が変わり、今では飲酒運転をする人間はちょっとおかしい人だねってなる社会になった。
これも徐々に問題視され始めたタイミングで「あの桶川の事件」が起こった。
30代後半くらいからじゃないと分からないかな。でもあの事件の衝撃度は、ストーカー規正法と言う法律を生んだ。
20代の人は信じられないかもしれないが、昔はストーカーという言葉すらなかった。
長々説明したが、ブラック労働やサービス残業が完全な社会悪となるには、もう一歩トリガーとなる事件が必要だ。
電通のやつも悪くない、が遺族には申し訳ないけど残虐性に欠ける。
ブラック労働やサービス残業は、飲酒運転やストーカーと同等いやそれ以上の社会悪だ。
もっと残虐な死に様が欲しい。
待ってるぜ
http://anond.hatelabo.jp/20160618211423
「リクルートなりマイナビなりの営業と話するといつもボヤいちゃう。
"学生には内定攻略セミナーして、ESに書く事指南して、採用側企業にはESの記載内容はこういう学生を採用しましょう"とか
"1人で3度おいしいよね。なにこの死の商人。アンタその片棒担いでる意識ある?"」
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やはり個々人が相手に「自分はこんなことを起こせる」ということをアピールし、無視できなくなるレベルになるしかないのでは???(ぼやかし表現)
数多の歴史を紐解いても、力を持った弱者が好き勝手暴れまわることで、
ようやく、はじめて、その問題の解決に取り組まれたケースばかりだ。
私も直に後に続く。
ーーーーー
あと企業の人もいい加減下のループに気づいた方がいいと思うんだけど
リクナビ、マイナビに企業情報(広告)を載せ人を集める→たくさん来る→……が採用コストの増大かつ内定辞退も沢山現れ、結果としてリクナビマイナビの一人勝ち
元増田だけど、言ってることはわかるし痴漢は犯罪、軽蔑するというのは同意しかない。
でもさ、それって大前提じゃん。痴漢は軽蔑するよ? 声を大にして、何度だって言うよ。しかしね、それを言うことは「僕が痴漢行為をしない」ことの証明にはならないんだよ。
ええ、そりゃあなたは聡明だから「けがらわしい男」の内面を百発百中で見抜けるのかもしれない。でもね、女性誰もがそんなエスパーみたいな芸当が出来るとは到底思えないんですよ。少なくとも僕にはね。
僕ら「けがらわしい男」を殺すのに告発は何回もいらない。一回あれば十分なんです。人類があなたみたいなエスパーばかりじゃない以上、「女性を恐ろしい」と感じている僕の内面を推し量れない女性に当たったら、僕は死ぬんですよ。
あなたは「私はナイフを持っていますが、あなたを刺したりしません」と言うかもしれない。だけど僕は、潜在的に社会からナイフを持つことを許されている女性という総体を無条件に信じることは出来ない。現に、毎朝目の前にナイフを突きつけられている身としてはね。
突きつけられている恐怖を払う解決策は2つある。ひとつは、女性がナイフを手放すこと。まぁこれは、撲滅出来ない痴漢を告発する権利を失わせることだから、これは出来ないしするべきでもないだろう。
二つ目は、やはり男性専用車両だろう。ナイフを持っている女性と物理的に隔離してもらうことだ。家族連れもいることだし完全隔離する必要はないが、少なくとも女性専用車両と同等の数は準備してもらいたいところだ。
まぁ、これは実現すればいいけど中々難しいだろう。この国は誰かが犠牲にならないと動かない。それも、センセーショナルな犠牲が。電通新人社員の件を見ればわかる通りだ。重い腰を上げさせるためにはまだまだ人身御供が足りないのだろう。
夜の22時とか23時とかに電車に乗ると、疲弊しきった顔をしている人がとても多い。
国家公務員キャリア組でとか、流行りの電通ですげー忙しいよとかならわかる。
野望に向かって超忙しいってのもわかる。
仕事が楽しくてしょうがないからとか、将来の野望に向かってキャリアをつむんだってのもわかる。
職業の貴賤の話じゃなくて、自分が今の仕事に納得しているかどうかって話で。
でも、その今ひーひーいいながらやっている仕事をこなして、毎日上司に詰められて、
朝くそ混んでいる満員電車にのって、深夜に帰宅して、へたすりゃ土曜も仕事で、日曜は寝るだけでって生活で、
それでいいのかって思うよ。
そんな生活をするために、東京に固執している意味あるんかいって。
地方はさびれている一方だから、若いうちに上京したいという死ぬほどの渇望だってわかるよ。
でも、もういいんじゃないの?
なんのために生きているのかわからんとか、言ってないで、
仕事をして生きている人はたくさんいるし、U/Iターンを歓迎する自治体もたくさんある。
別に自分の生まれ故郷じゃなくても、常夏沖縄だって、おいしいものたくさんの北海道だって、ゆったり温泉地だっていいじゃない。
地方の都市にだって、おしゃれなお店もおいしいお店もたくさんあるよ。
3年頑張るなんていって魂削ってないで、
東京にいなきゃいけないっていう縛りをなくしたら、
昔みたいに走り回ったらいいじゃないか。
とりあえず温泉にでも行こうよ。
関連 http://anond.hatelabo.jp/20170428223646
日本という単語が出たからと言って必ずしも日本の話をしているわけではなく、日本経済新聞の一部だったり日本電気の一部だったりするのでこのデータからはあまり言えることが無いなと思ってお蔵入りさせてたもの。
ヤフコメから似たようなデータが出てきたので比較できそうだから上げてみる。でもやっぱり言えることはあまりない気がする。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00000016-asahi-soci.view-000
固有名詞 | 回数 |
---|---|
日本 | 10069 |
増田 | 3041 |
アメリカ | 2402 |
韓国 | 2087 |
東京 | 1753 |
中国 | 1590 |
https | 1408 |
安倍 | 1331 |
米 | 1039 |
米国 | 803 |
702 | |
660 | |
西野 | 613 |
日 | 597 |
東芝 | 544 |
大阪 | 543 |
Amazon | 514 |
韓 | 440 |
JASRAC | 428 |
任天堂 | 419 |
自民党 | 404 |
NHK | 403 |
平成 | 396 |
沖縄 | 384 |
アパ | 344 |
電通 | 341 |
埼玉 | 328 |
森友 | 323 |
ドイツ | 318 |
goo | 317 |
朝日新聞 | 311 |
欧米 | 307 |
昭和 | 299 |
news | 297 |
コス | 292 |
北朝鮮 | 292 |
東大 | 290 |
金 | 285 |
アジア | 277 |
ロシア | 277 |
横浜 | 277 |
PTA | 276 |
status | 268 |
長谷川 | 263 |
Web | 259 |
関西 | 259 |
インド | 255 |
上野 | 254 |
産経 | 249 |
AI | 248 |
歴史 | 1100 |
被害 | 1006 |
戦争 | 826 |
国家 | 790 |
慰安 | 489 |
謝罪 | 374 |
反日 | 177 |
在日 | 157 |
本当に?
昔外で働いていた頃、
終電まで残業三昧だったので身体ぶっ壊して精神病みかけて本当にヤバいと思って辞めて、
そこからずっと外で働いていない。
そこから数年経った。
職種自体は向いてたのでなんとか在宅仕事してる。外で働くの怖い。
もうずっとずっと家族以外と話してない。半年に一度程度数少ない友人と会うくらい。
今更外で働く気も起きない。
長時間労働だけが諸悪の根源で、どうしてもどうしてもついていけなかった。
体力がないので。
定時で帰れても疲れてぐったりなのに、深夜残業なんてしたらプライベートは消え、生きている意味がなくなる。
はてブによると、世の中は変わりだしているらしい。
そう聞いても、自分自身が実際社会とろくに繋がっていない状態なのでどこまで本当かよく分からない。
残業が正義で、体調悪くても仕事を優先しないと白い目で見られるあの空気は消えてるの?
本当に????
知ったとして、外で週5で働く生活なんてもう二度としたくないけど。
今年も新規採用者が入社してきたわけですが、人事では早くも2018年度の採用準備に入る模様。
で、全員ではないのですが、女子学生(大学生)の職業観が結構大雑把であることが多いらしく、オフィスワーカーを目指すのは良いとして、そのイメージがいきなり天海祐希がテレビや映画で演じているような管理職またはそれに近い総合職になっていて、「とてもあんなの私にはムリ」となる。
おまけに、昨年電通で自殺した高橋まつりさんのイメージが加わると、もっと腰が引ける。
次善の策として、出版社やアパレルメーカーのデザイン担当のようなイメージになるようですが、こっちはこっちでセンスが重要ですから、これもムリとなる。
そうなると、就活から身を引いて婚活に走る人もいるわけですが、主婦を目指すのは良いとして、自分の母親をイメージするとパート勤めをしながら育児と家事に追われて、「あんな惨めな人生はイヤ」となる。
結局、落ち着くべきところに落ち着くのでしょうが、なんだか揃ってテレビと女性雑誌の見すぎじゃないかなぁと思うことしきりで、就活とはいかに早く現実を見据えたかが勝敗の決めてになるのではないかと思います。
地頭(じあたま)の良い人は、自分の能力をよく知っていると同時に限界も知っているからムリのないところにターゲットを絞って就活しているようです。
仕事が好きだし、けれど、仕事が扱っている対象が好きというよりは、ゲームみたいな感覚で課題やハードルを乗り越えていくのが面白いと感じていた。
最近も、アサインされたプロジェクトでの裁量が大きくなって、求められるレベルがあがって、やりがいを感じていたはずだった。
けど、なんとなく仕事に対するモチベーションが、最近弱くなってきたきがする。
前までは業務で抱えている課題を考えるのが好きだったし、家帰ってからも考えるということが普通だったんだけれど、
なんだか億劫に感じる。
これが原因じゃないかな?っておもっているのは、最近の電通問題に端を発している長時間労動抑制の流れが、社内で強まったこと。
それまではけっこう労務管理ゆるい会社だったんだけど、今では上司の労働時間管理も厳しくなったし、残業時間を減らすように口酸っぱく言われている。
でも、残業時間をコントロールしようとした結果、それまでがむしゃらに頑張ってたり、クオリティに何が何でもコミットするっていうスタンスがおざなりになって、モチベーションの蓋をされた感覚がある。
ワーカホリックな人は働きたいのに働かせてもらえないみたいな思いを持ったりするのだろうか
流れとしてはそうじゃなく、兵庫の安原作品の前時代であった大阪芸大周辺(「アオイホノオ」の上映会シーンを思い出してほしい)がMADのルーツ。そもそもMADテープ発祥の地だし。
で、たぶん「MAD」だと思ってるそれ(総統シリーズ)はMADの系譜と別で、電通のホットペッパー吹き替えシリーズ(今はハイジか)。ただ、そういうのが出てきた土壌は「関西バカ8ミリ」の系譜。
安原作品は大阪的な「パロディ」「笑い」への逃避に陥らない姿勢があったので、ああいう感想になっちゃうんだろうか。
と思ったんだけど、右翼一家に婿入りした籠池さんと、すでに関西8ミリの空気が存在した中で発表された安原作品は類似性があるのかもしれない。すでに存在した環境への同化、という。
http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170313-00000093-jij-pol
はてなユーザーって、もしかしてニュースとか見ないのかな?(いきなり主語のデカい批判)
本当に100時間と99時間59分の差だとしたらそもそも経団連側も争わないしニュースにならないって思わないのかな
わかりやすく説明すると今回のニュースに至るまでの過程として、まず最初に繁忙期の残業時間について
っていうクソみたいな玉虫色の合意が経団連と連合があったんよ。
そして経団連の榊原会長と連合の神津会長が安倍首相に報告にいったのね。
・ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170313/k10010909711000.html
で、安倍首相が「ま、まてまてーーいwww」ってなって突き返したわけですよ。
「おっ100時間が基準値か 君119時間やからまぁギリギリセーフってかんじかな。今忙しいから来月も繁忙期やけど頑張りぃや」
↓
「おお勇者よ死んでしまうとは情けない でもこれ過労死ちゃうな!」
ってなってまうもん。
でもここで100時間未満って言葉がきちんとあるとさ どうなると思う?
『自殺した○○さんは労使合意の100時間を超えて○ヶ月連続で勤務していたことがわかりました』
って報道されちゃうんだよ。これめっちゃ企業にとってリスクでかいよ。
今までって特別条項付き36協定あれば90時間でも110時間でも別に対して変わらなかった所、明確な閾値が出来たわけだからね。
『100時間を基準値とする』と『100時間未満』の差は本当に本当に大きいよ。
大企業側としても、繁忙期であっても100時間を絶対に超えないように仕事調節しよ、とか人増やそ?ってなるって思わない?
今回の件は非常に重要な合意で、最近悪いニュースが続いてた安倍ちゃんGJ案件だと思ってる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H13_U7A310C1EAF000/
ここからがらっと話が変わって、今のこの世間の労基法改正の流れ
http://jp.reuters.com/article/overtime-idJPKBN1320X5?sp=true
『奴隷の命ひとつやふたつでは犬死にっ・・・だが東大卒、美女、大企業の新入社員、この三つが揃い、届いたっ・・・!!王の首に刃っ・・・!!社長辞任っ・・・辞任・・・!!社畜の屍、ついに電通の王を刺すっ・・・!!』
って(今は消えてる)ツイートがあったけど、既に上司が書類送検とか社長が辞任とかそういう次元を超えてきている。
http://www.sankei.com/politics/news/170221/plt1702210046-n1.html
いろいろバタフライエフェクトめいてはいるけれども、一人の女性の悲しい死が労基法、ひいては国を変えようとしている歴史の転換点にいるってことははてなユーザーのみんな、覚えておけよ。
今、ADHDの人と残業反対派で、話が噛み合っていないことが問題になっている。まだやってんのかと思うころかもしれない。手斧とスター手裏剣の投げ合いを見ていると疲れてそこから離れたくなるよな。
だがもう少し聞いてほしい。続く過労死や運輸業界の疲弊を経て、今ようやく「さすがに労働環境について検討し直さないとまずい」という認識が広まってきたところだ。すぐには解決するわけがないので焦らず妥協案を探る話し合いをゆっくりとでも続けてほしい。
今回主語が大きくてすまない。二者択一ではないということは承知している。
ただ、本来「労働者 対 会社」という枠組みで協力し合っていいはずの労働者同士が、現在「弱者 対 強者」もう少し正確には「ADHDに多様な働き方を派 対 それでも残業ダメ派」が争点となっている。どうしてこうなった?
と、せっかくの話題が膠着してしまったことが悲しかったので、一連の流れを見返してみたら原因が分かった。
と考える。他方、
発達障害者の切実な状況について気を遣いながら書かれたエントリに対して、定時帰りを絶対善視する人たちのブコメの酷薄さが恐ろしい。「残業禁止は強者のルール」というのが図らずも証明されてしまってるのでは。
とADHD側に主眼を置いたコメントにも多くのスターがついており、「交渉決裂」の様相を呈している。が、そうではない。単にハテブが100文字しか記入できないからお互い齟齬が発生しているだけなのだ。ここで諦めずに折衷案を探していけば、仕事ができる人もできない人も今よりずっと働きやすい環境になるので、長くなるが聞いてほしい。
一連のトピックを追う。昨年10月頭の長谷川秀夫教授「残業100時間超で過労死は情けない」等の話題を通過した後、このあたりから始まる。
という内容だ。同時に
とも書いており、お?分かってる人か?と一瞬思わせるが、この人はその少し前に、
問題は105時間という残業量それ自体にあるわけではないのです。自分が心から打ち込め、周りともいい関係を築き、素晴らしい人に囲まれているような環境であれば、残業を何十時間しても苦にはなりません。http://www.outward-matrix.com/entry/2016/10/08/113552
という言葉を残している。ワタミ等多くの例があるが、このような人は「自分ができることは人にもできる(できない奴は無能)」と考える傾向がある。疲弊している人や弱者に寄り添う方針とは相容れないように思う。そこでブコメ欄は次のようなものとなる。
これらは先のブコメを追認しており、残業反対派の言いたいことをうまくまとめてくれている。
そして先日、上記を引きとる形で次のエントリが書かれた。
まず「無能はやめろという方向のブックマークコメント」はごく少数でしかない。先の2エントリ計、約750コメントの内7つ前後(判断が難しいコメントがあるので)。獲得★スター合計、TOP10の1,800個に対し10個前後。
同様に先の2エントリ中にこの方向のブコメは同750中24前後。獲得★スター合計、TOP10 同じく計1,800個に対し16個前後。
ここで『残業禁止は強者のルール』という重要な言葉が出たわけだけど、上に書いたように「無能は辞めろ」「効率上げろ」といった個々人の弱さを責めるコメントはごくわずかだった。
(「残業をしないということは弱者はクビにされる。つまり無能はやめろと言っているのと同義ではないか」という方向からの意見かもしれない。しかし私はこの前提が正しくないと考えている。理由は最下部に書く)
とあるように、このエントリには自身の別記事のやり取りでの経験が尾を引いているようだ。(あの記事かな?と思うものはあったが特定できなかった)
であれば当該記事との関連をもう少し明確にしないと、やはり「何の話をしている?」となりついて行きにくい。
- 根本的なとこ勘違いしてるが、時間内に作業が終わらないのは作業者の問題でなくマネージメントの問題。
- 「すごい人」と「すごくない人」両方いても回る会社・社会を作るのが管理職・強者の役目。そのルールを作る。なのにあなたは「それは弱者の自己責任で負うべき」とわざわざ自身を鎖で縛り強者に逃げ口上を与えてる。
- 個人的には、働きたい人は長時間労働できる自由があっても然るべきだと思うけど、その権利は『生産性の高い人』だけに与えられるべきで、無能な人には家に帰ってゴロゴロして貰ったほうが良いと思う。(筆者注:この発言は良くない。ただこれは、このエントリ自身が発した「効率」「無能」等の言葉を受けて、そんなに卑下すんなよ、できない人は無理しなくていいんだよ。休め。というツンデレ発言のようにも思う。または「できる奴だけ勝手にやれよ、私は帰って寝るぞ」かな。)
これらのコメントを受けて
発達障害者の切実な状況について気を遣いながら書かれたエントリに対して、定時帰りを絶対善視する人たちのブコメの酷薄さが恐ろしい。「残業禁止は強者のルール」というのが図らずも証明されてしまってるのでは。
とのコメントが付く。これは大事な一文なので、続くエントリのあとで合わせて追記する。
先に記載された通り「労働ダンピングは許せない」は一連の流れにおいて主内容ではない。ダンピングに言及したコメントは先の2エントリ計12個前後/約750コメント。獲得★スター合計、50個前後/TOP10計1,800個。
「噛み合っていないんですよ」と言うのであれば、まず自身が噛み合わせてから話し始める必要がある。
「"仕事が遅いからといって労働ダンピングは許せない"というコメントに対する反論」とするならば正しい。だが、その一部分を主題とせず「一律の残業禁止は是か否か」という大元の流れを自身で呼び寄せたにも関わらず「(全体の話は置いておいて)私は今回ADHDの特性をより詳細にお伝えすることで"労働ダンピングは許せない"という人への反論とします」という内容でしかないのであれば、そちらがズレている。
はてなで”普通”の人を守るためならマイノリティは黙殺しても仕方がない、それが労働規則だ。という多数意見を見るとは思わなかったね。
「残業禁止は強者のルール」でのブコメ。発達障害者の切実な状況について気を遣いながら書かれたエントリに対して、定時帰りを絶対善視する人たちのブコメの酷薄さが恐ろしい。「残業禁止は強者のルール」というのが図らずも証明されてしまってるのでは。
「マイノリティーにも多様な働き方を」という主張は正しい。だがここで使うのはズレている。システムとしての安全策を構築するのではなく"弱者の自己努力でなんとかしよう(時間はあげるから)"と言っているようなものなのだから。
ADHD側の話題が徐々にずれてきているから「主題は残業に例外を認めるか否かだよな?答えは、ADHDでも例外は認めない。個人に責任を負わせてはいけないから」と主題への返答をしたのに「私は全体のことについて話しているのではない。私自身のことに目を向けてほしいのだ」「マイノリティーを黙殺するのか」という方向にもっていっている。
全体の流れを追って話をしている人たちからすると、いきなりポンと話を支流へ飛ばされてしまうと面食らうんです。えっと…今急にその話題に飛ぶの?その話も確かに大切だけど、主題をもう少し詰めてからでないとややこしくなるよ、と考える。
なぜ話が飛んだんだろうか?カドカワさんに「めっちゃいっぱいPV集めたら書籍化」って言われたから無理やり話題を引き入れたのかな?と一瞬勘繰ったが、いや違う、思い出した。
ADHDの人って「途中から話に割って入ってしまう。今言わないと忘れるから」という傾向があることを。ああそうか、と自分の中では納得がいって、別に喧嘩するほどのことじゃないなと安心できたんですが、どうでしょうか。
そうでなくても、いちいち全体の流れなんか把握してらんないのでちょっとずれたこと書いてしまうということは誰しも思い当たるふしがあると思う。だから「自分の話も聞いてほしい」と思ったり、話がポンと飛んでしまったりすることがあるのは仕方がないけど、同時に、いきなり話題が飛んだことについていけない人がいるのもまた仕方のないことであり、そのことをもって「心無い人たちだ」と思うのは間違い。
このポンと飛んだ話から「言いたいことは発達障害者の切実な状況についてである」を第一に考えられた人はえらい。一方で、他の人がそのことを本当に理解できていなかったかというとそれもまた違うと思う。
話がずれているな、と感じるとき人がすることは二手に分かれる。話題を元に戻すか、一旦主題は置いておいて副題へ移るかだ。しかしこの時点では主題が煮詰まっているとは言い難く、このタイミングで副題へ移ってしまうのは主題が疎かになる可能性があった。こうした理由とハテブの100字制限もあり、「ADHDの置かれた立場という副検討課題」よりも主題に対してのコメントが多くなってしまったのだと思う。
残業禁止は個人の仕事の進め方の話をしてるんじゃなくて、「赤信号は止まりましょう」位のルールの話で。赤信号で止まるのは視覚障害者に厳しいから止まらなくても良いことにしてくれという事にはならないだろう。
そう。視覚障碍者への対応を考えなければいけないのは明らかだが、まずは主題「赤信号は止まる必要がある」という原則を皆が共有する必要がある。しかし「全員が止まるなんて無理」という意見が出ているので「いや、やはり赤信号では全員が止まらなければいけない。なぜなら」という話を進めていく必要がある。
ADHD側が阻害されたと思うのと同様に、根幹の話し合いを疎かにすると以前から話を進めていた残業反対派も進行を阻害されたと感じてしまう。
このエントリでせっかく素晴らしい知見が得られているのに
と、内容に直接触れたものではないコメントが最多の支持を得ることになってしまった。この反応は、率直に言うと「"過労死を防ぐ"という核心部分のために残業規制を話し合っていたのにADHDの人に全部持っていかれてしまった……」という"悔しさ"みたいなものかもしれない。そして「ADHDの人にも関係あること話してるのに黙殺だって言わないでよ」と。なぜなら、その残業問題の主題にはADHDや仕事ができない人も当然内包されているから。どういう意味だろうか?
つまり、こう。
「仕事ができない人はクビになる」と怖がってるけど逆だよ。現状「周囲に助ける時間的余裕がないから、仕事ができない人に厳しい」んだよ。全体の残業が減って時間的余裕がある世の中の方ができない人へも優しいよ。
夢のある予想だが、しょせん理想に過ぎないだろうか?
ここで一度話を切ります。次の増田では、上記理想論を含め当初から出ている多くの疑問点について一つ一つ答えてみる形で進めます。続けて読んでもらえたらうれしいです。→http://anond.hatelabo.jp/20170310204122
もうひとつ。
一番最後のエントリは1000ブクマを超えている。ハテナ民がブクマをする理由はこうだ。「うわー長文だしなんか難しそうだな…でも"知らないままで置いておくわけにはいかない"。ポチっとな(後で読む)」。そう、後で読まない。ともかく、皆発達障害の人を見ないことにしてれば良いなんて考えてないんだよ。知っておかなければいけないと分かってるんだよ。
残業規制問題の盛り上がりはまだ始まったばかりで、発達障害、その他沢山の課題を順次考える必要がある。そのときはADHDについて日々書いてくれている人たちが強力な助っ人になるので、どうか焦らず、でも止まらず書き続けてほしい。