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はてなキーワード: 最終回とは

2024-09-21

anond:20240921001434

のび太最終回にならないと、自由独立精神を己の中に見出さないから、それまでイライラしてそう…😟

2024-09-18

イワクラと吉住の番組最終回見た

https://tver.jp/episodes/ep1un7yb79

二人で家具屋行って皿買ったりしてる頃は毎回見てたけど、途中でテイストが変わってから(女性ゲスト複数呼んで女子トークみたいなのが始まってから)見てなかった

けど、合間合間にこの最終回みたいな回が挟まるのでソレは見てた

でもなあ

最終回、完全に乗っ取られとるやんけ

イワクラと吉住の番組なんだよな?

これはあまりにもあまりじゃないか

なんでこんなことになるんだ

ふたりとも悲しくはないのだろうか

結局、あの最初の頃のぼんやりして偶に毒吐く女子トーク番組(声小さい。二人の仲が不安)が良かったんじゃないか

偶に小籔千豊が来て女子トークに混ざるのも良かったな

でもそれじゃあ続かないかってことでテコ入れされたんだろう

個人的女性芸人タレントの生々しい本音トークなんて面白くもないし聞きたくもなかった

こんなに迷走する番組ってあったか

2024-09-17

アニメお気に入り

その話単体で何度も見直ししまう回がある

フリーレンのアウラ

フリーレンのこれが魔法の高みなんですね回

シンカリオンエヴァ

・やが君の体育倉庫

魔女宅デッキブラシパート

リトルウィッチアカデミア最終回

水星魔女最終回

ガールズバンドクライの全ての回

2024-09-14

さつま骨格矯正について

1年通った結果、不満たらたらになってしまったのでここに吐き出させてほしい。

通院を検討している人、通院中の人はぜひ参考にしてほしい。

私の場合施術効果は多少あった(横顔のバランスがよくなった)が、顔の左右差や顎関節症改善しなかった。

矯正施術自体は悪くない、むしろ良いと思う。

ただしコース内容が不明瞭、客対応が雑。

以下、通院中の人アドバイス

私のように不信感と不満で苦しむ人が1人でも減りますように。

表参道院に通え!経過観察をしてもらえ!

さつま骨格矯正渋谷院、広尾院、表参道院の3カ所ある。

初回にセファロ撮影(両耳の穴に棒つっこんで正面左右の3方向から顔の写真撮るやつ)をしてもらい顔の歪みを分析するのだが、表参道院のみ、通院中にも撮影して経過分析してくれるらしい。

私は初回からしばらく広尾院へ、途中から渋谷院へ通っていたが初回以外一度も撮影してもらえなかった。

たまたま渋谷院の予約が取れず一度だけ表参道院に行ったところ、「うちは他の院と比べて混まないので経過観察もやってます」と説明された。

それを知っていたら最初から表参道院を選んだのに…。

もちろんどの院に通っても料金は同じ。

「他の院も本来はやるべきなんですけどね」とのこと。

渋谷院or広尾院に通いたいが経過観察もしてほしい人は、自分から積極的リクエストすべし!

ちなみに広尾院のみに導入されているらしい3Dスキャン設備も、一度も案内されることはなかった。

公式ブログから察するに、どうやら自分から要求すればやってもらえたらしい。

求めよ、さらば与えられん

女性スタッフ指名するべし!

最初担当してもらった若い男性スタッフは、初回から私にタメ口をきいてきて不快だった。

そのスタッフを避けて予約すると今度は年配の男性担当してくれるようになった。

穏やかな接客施術も丁寧だったが、施術内容や説明は毎回ほぼ同じ。

現状分析や今後の施術計画についてもっと説明してほしかった。

ちなみに通院回数が決まっているのだが、あと残り何回です、次が最後ですなどの説明もなかったので、最終回当日に「今日最後です」と言われて驚いた。

最終回表参道院で女性スタッフ担当してもらったのだが、現状確認説明が細かく、施術普段より20分ほど長くしっかりやってくれた。(さらに追加で通院させることが目的だったのかもしれないが)

スタッフによってサービスの質に差がありすぎる。


③アフターサポート用の公式LINEアカウントがあるので教えてもらえ

経過観察の写真を送ってくれたり、個別で家でのセルフケアアドバイスをしたりしてくれるらしい。

私は最終回の帰り際にアカウント存在を知らされ困惑した。

これまでそんな説明切なかったよ…。

④あせって契約するな

通院する場合費用は前払い。

支払った金額に応じてポイント付与される。

毎回の通院時に、1回分のポイントが消費されるシステム

初回にまとめて大きいポイントを購入するほど割安になる。

初回のときは「期間限定で割引している。まもなく終了するので今日決めた方がお得」と説明された。

最終回に追加のポイント購入を勧められたときは「来月から値上がりするので今月中に決めたほうがいい」と急かされた。

決断を急かすのは詐欺師常套手段

今となってはどこまで本当か怪しいと感じてしまう。

数十万円規模の買い物なので、あせらず検討することをおすすめする。


マウスピース不明点があれば積極的質問しろ

初回に「コースの途中でマウスピースを作りますタイミングが来たら改めて案内します」と言われ、いつ作るのだろうと楽しみにしていたが最後まで案内はなかった。

なので私はマウスピースを作らないまま終わってしまった。

最後に「なぜ案内がなかったのか?」と質問すると「お客様場合オープンバイト(前歯が噛み合ってない状態)なので作成不要判断したと思われる」と回答があった。

それなら最初からそう言ってほしかった…。

判断基準もよく分からない。

噛み合わせが良い人だけがマウスピースを作るのだろうか?

とにかく、マウスピースを作る意義やタイミングなどに不明点があればすぐに質問することを強くお薦めする。

俺の屍を越えてゆけ






本来は、最初に設定した期間内に歪みを矯正して後戻りしないところまで持ってって、あとはたまーにメンテナンスで通えばいいらしい。

そうなるように期間中に経過観察やセルフケア指導もしてくれるらしい。

でも私にはそんなサービスはなかったので、期間内には中途半端効果しか出なかった。

費用の一部返金、もしくは追加費用なしで継続対応してほしいくらいだったが、そこまで交渉することを考えただけでも精神的にきつかったのであきらめた。


相手プロだし高いお金払ってるし、こちらが逐一確認しなくても適切にサービスしてくれると思い込んでいた。

何事も人任せではダメだね。高い勉強代になったなぁ。

2024-09-12

読者「このコミカライズおもしろいなぁ」

原作者漫画の展開が解釈違いなんですが」

編集サーセン!今後の展開描いて持ってくるんで監修シクヨロ!」

漫画家「そんな短期間で最終回まで描くの無理ンゴ・・・

原作者約束守れない人にはもう描かせませんので」

編集「ウチが悪かったですサーセン!」

読者「面白かったのに終わっちゃったなぁ」

2024-09-10

負けヒロインが多すぎるが人気になって思うこと

マケインが人気になって良かったなあってほんと思った。

男向けのハーレムラブコメって結局恋愛至上主義みたいなとこあるじゃん

美少女ゲームの影響が大きいのかどうなのかわかんないけど、フラレたら負けみたいな扱いで幸せじゃないみたいな。

ゲームであれば個別ルートがそれぞれあるのが前提で自分選択してフルわけだからまあありなのかなと思わなくもないんだけど、漫画とかラノベでそれだと窮屈だなあって思うところがある。

漫画とかラノベでフラれたらそれで不幸せ確定みたいな書き方するのは流石にあんまりないけど、サブヒロインがフラれるときってほとんど完結寸前でフラれたあとの描写ほとんど書かれないじゃん。

フラレる=不幸って書き方じゃないのは確かだけど、でもフラれたあとの彼女たちはどう立ち直って行くかっていうのは書かれないわけよ。ニセコイもそうだし、いちご100%もそうだし神のみもそう。

五等分の花嫁家族からヒロイン同士で支え合うみたいな感じで、これは確かにつの発明ではあるけど設定依存が大きすぎるから置いておく。

もちろんフラれたあとも書いてるのがないわけじゃなくて、古見さんとかアオのハコとかはその辺りちゃんと書いてる。

ただこれも結局新しい恋愛を見つけて幸せなるみたいな、そういう恋愛至上主義の中で立ち直って行くという恋愛の枠組みの中でしか幸せになれないって側面が残ったままで、

結局失恋=負け≒不幸みたいな価値観が残ったままなんだよなあって感じがするんだよ。

その価値観が極まったのがぼく勉で、恋が成就しないと女は幸せになれないみたいなノリで各ヒロイン個別ルートを書くとかやったのを見たとき

美少女ゲームの影響を受けたラノベから影響を受けた漫画がついに先祖返りを果たして行き着くところまで行ったなあって感じがした。まあこれはさすがに茶番感が強かったのか評判は悪いみたいだったけど。

別に良し悪しの話じゃないんだけど、フラれたあとの姿を描かないか過去の恋を吹っ切って新しい恋を見つけるかしか失恋後の扱いがないのが凄く引っかかってて。

こういう恋愛の枠組みでしかフラれたあとの立ち直りを書かないのは窮屈だなあって思ってたかマケインを見たときは新鮮だった。

フラれても好きなんだって気持ちを抱えたまま、それを吹っ切ったりしないで新しく友人を作って人生を楽しんで行くっていうところが、特別なことではないんだけどこれを中心に据えて書くのは意外と今までないタイプ面白い

高校生青春で、失恋したってそれでも人生は続くし好きなままでいたっていいし、それはそれとして高校生活を楽しめる。恋愛青春の全てじゃないっていう視野の広げ方が自由に感じていいなって思った。

美少女ゲームから一番遠そうなジャンプが旧来のオタクカルチャー象徴みたいなことやって、美少女ゲームライター大勢いるラノベからそのアンチテーゼみたいなのが出るのがまた面白い

ジャンルの幅広さと書き下ろしがゆえのチャレンジのしやすさがラノベの強みだよな。

マケイン世間的にも評判がいいみたいで、恋愛至上主義的な窮屈さを感じていたのも自分だけじゃなかったんだなって嬉しかった。(これは評判の良さとは関係いかもしれないけど)

この作品最後まで恋愛的な方面に進まないのか、それとも誰かとくっつくのかわからないけど、自分としてはフラれたあと恋愛に逃げずに日常を送ってるところが見られたので今の段階で十分見たいものは見れたかなって感じはしてる。

唯一無二の運命スピンオフじゃない主役な彼女らの生き様が見ていて楽しいって思うので、そこがブレずにアニメ最終回原作も楽しめたらいいなって思う。

2024-09-08

ジャンプSQで『魔女の怪画集』って漫画を連載していた晴智って漫画家が、カドコミで新連載を始める事を知った

こいつかー!嫌な記憶を呼び起こされたよ!

魔女の怪画集って元々Twitter(現X)に1話だけを『魔女と僕の約束』と題して上げていて、その1割がかなりバズったんだよね。

孤児院育ちの孤独少女が描いた絵に不思議な力が宿り、彼女魔女と呼ばれる。

主人公彼女が描いた絵が具現化した存在だが、彼女が生きているうちは一方的に見守るだけで彼女と話す事も触れる事も出来ず、彼女が亡くなって初めて人間の目にも見えるようになる。

とにかく1話ストーリー全体を通して、主人公魔女への一途な想いが痛い程に伝わってくる。

まり読者の大多数はこの漫画に対して、この主人公ヒロインである魔女純愛を期待していた筈だ

ところが連載の途中で、何故か生前魔女そっくり幼女が登場し、実はこっちが連載のメインヒロインなのか!?と読者に危機感を抱かせる。

幼女主人公に惚れているのは明らかで、その様子が気持ちいくらいにしつこく描かれる。とにかくあらゆる場面で幼女の健気さアピールに余念がなかったが、うっせーよ。とにかくこっちとしては心底どうでもいいし、主人公魔女純愛邪魔する脅威にしか映らない。

連載中はい主人公幼女に心変わりするかするかと戦々恐々としながらも、何とか最後まで主人公魔女に一途で、幼女を含めた人間達とはあくまで仲間として共に生きていくという終わり方だった。

良い最終でした!お疲れ様ハッピーエンドだ嬉しいなぁ!

そして単行本の最終巻となる8巻は、主人公魔女結婚式のように隣り合いその間に幼女がいて、まるで幼女が二人の娘であるかのような微笑ましい構図。

最高じゃん!と思ったよ。この時までは。

単行本でも最終回自体雑誌掲載時と同じなんだが問題はその続き。雑誌にはなかった後日談がある。

数年後、大人になった元幼女が、人間になった主人公ビジネスパートナーになっている。ていうか周りの人間の反応を見るにどう見てもそれだけではなく、主人公と元幼女カップリング成立を匂わせている。

8巻の表紙で幼女を二人の娘みたいに演出しておいてこのオチ

もうこの上なくキモい

本当に本当に最悪。

結局幼女の正体や魔女そっくりだった理由単行本でも判然とせず、推しカプを破壊された不快感けが残った。

雑誌の連載や単行本の表紙で釣っておいて、わざわざ金を出して単行本を買った読者に対してこの仕打ち

まりの不誠実さに呆れた。

たとえ成長したとはいえ出会った時には幼い子供だった相手、それも娘のような位置付けの相手に手を出す主人公気持ち悪くて仕方がない。

Xを見る限りではお子さんは息子が一人らしいが、もしも将来娘が産まれ旦那が娘に手を出しても平気なんだろうか。

2024-09-06

名作といわれるドラマおしんをみたので感想を書く

6月から見始めたおしん。ついに最終回に到達した。全297話を一気見して感慨深い。おしん明治に生まれ大正昭和と激動の時代をたくましく生き抜いた女の一代記である

これまでも2019年頃に再放送された際に断片的にはみていたのだが、フルバージョンで通してみたのは今回が初。全篇を通してみて、いろいろと誤解していたことも多いことに気が付いた。

おしん」に対する誤解、それはおしんは辛抱する女であり、苦難に耐えて自らの努力と才覚で成功する物語であるという誤解である

全く違った。もちろん困難に負けないといった不屈の精神みたいなテーマもあるし、海外ではむしろそこが受けたのだろう。しかし、おしん本質はそこだけではないというのが全話みた感想である

辛抱する女であるという誤解。

いや、もちろん少女時代奉公先での過酷な試練は、おしんイメージともなっているし、全編通して苦労が絶えなかったのは確かである。それに耐えようとする根性もみせた。しかし、おしん最初奉公である材木問屋からは逃亡しているし、佐賀豪農の嫁となってからは、姑の嫁いびりに耐えきれずに幼い一人息子を奪うようにして家出している。7歳のおしんが座木問屋で受けた仕打ちにしても、24歳のおしん佐賀の田倉家で受けたイジメにしても、視聴者から見るに堪えないとのクレームがあったほどのもので、おしんが耐えきれないのも無理はないものである特に壮絶だったのは、妊娠したおしんに対する佐賀の姑の仕打ち。まかり間違えば自分が命を落としかねない危険死産経験したおしんはついに、佐賀の家を離れ東京行きを決意する。朝ドラとしては、佐賀時代は1ヵ月以上もあり、視聴者にとってもきつかっただろう。なにせ毎日いびられ、佐賀時代おしん笑顔を見せることはなかったのだから。朝から気持ちを明るくさせるという朝ドラの使命を真っ向から放棄した凄まじく理不尽な展開だった。

後年、佐賀の姑・清を演じた高森和子は、こんなことを言っている。

佐賀編で、田中裕子さん演じるおしんをいびる田倉家の姑・清を演じた高森和子さんも「私はさほど厳しいと思っていなかった。きついといえばきついけど清から見たらおしんのことを我慢できない部分も当然あっただろうし。だからまれ役のつもりはなかった」という。ところが、まず舞台地の佐賀からどっと清に対する反発の声が上がった。「役者冥利に尽きるとも言えるけど、そんなに怒られると思わなかったので、最初は少し落ち込みましたね(笑)」。とはいえ高森さんもおしん役の田中裕子さんの熱のこもった演技に、いびる立場でありながら「あまりにかわいそうで」思わずしたこともあったようだ。(NHKアーカイブより)

さほど厳しいと思っていなかったという回想は、放送から40年後に、おしんを視聴した私にとってはむしろ衝撃である。なるほど、あの姑・清の行動にリアリティがあるのはそのためか。清の役柄を完璧理解してこその発言であるプロしかいいようがない。おしんの娘が死産した際、ほぼ同時に出産した娘・篤子には乳が出なかった。困った清はおしんの乳をもらえないかと頼む。清は授乳するおしんの姿に慈母観音をみる思いだと感動し、死産した娘に愛と名付けていたことを知った清は、自分の孫に愛という名前をもらうことにした。もとはと言えば、おしん死産は田倉家での嫁としての過酷な日々により体力が奪われていた結果である自分の孫に愛と名付ける姑の無神経さもさることながら、こんなところにいたら殺されてしまうという思いがおしん東京行きを決意させた。その際、一粒種の息子・雄を清の手から盗み取って、自立しようと家出するおしんを手助けしてくれたのは、田倉家長男の嫁・恒子。恐らく当時の日本全国の農家の嫁たち(視聴者)は恒子の行動に大きな共感をもっただろう。誰しもおしんのように行動はできない。つらくても長男の嫁として根を張って生きてゆくしかない。真の意味で辛抱する女は恒子である

おしんに対する二つ目の誤解は、自らの努力と才覚で事業家になった、というもの

これは半分は正しいが、半分間違っている。確かにおしんは、9歳から16歳にかけての酒田の米問屋加賀屋奉公した際、大奥から見込まれお茶料理裁縫などありとあらゆる花嫁修業のみならず帳簿の分析の仕方など商いのイロハを徹底的に仕込まれた。これは加賀屋を継ぐことになる孫娘加代が商売に何ら関心がなく、将来とても加賀屋を任せられない不安から、加代をバックアップしてくれる存在としておしんに期待していたかである

しかし、全編通してみると、おしんの才覚はむしろ夫の事業や息子の事業サポートするために発揮されていることがわかる。10代の頃に加賀屋奉公時代に培った経験は、のちに田倉商会の旦那結婚し、田倉商店を支えようとするときに力を発揮する。帳簿をみて夫の田倉竜三の経営能力の弱さを見抜いたおしんは、そのを不安を源じいと相談する場面がある。源じいは佐賀本家から三男・竜三のお目付け役として東京で同居していた使用である。夢ばかり膨らみがちな竜三の経営には源じいもハラハラしており、おしんの商才を見抜いていた源じいは、おしんが竜三坊ちゃんを支えてくれるもの安心していた。しかし竜三は甘く世間知らずだった。田倉商店詐欺あい、あっけなく倒産してしまう。

田倉の再起をかけておしんは自ら稼ぐことを考えた。おしんは手先も器用だった。17上京した当時、日本髪に弟子入りした経験から、出前の洋髪を始めるとたちまち客がついた。一方、竜三は堕落した。会社員の月給の何倍も稼ぐようになったおしんしり目に、竜三はカフェを飲み歩く日々。完全に髪結いの亭主化してしまう。日本髪のお師匠さんに相談すると離婚してしまえと助言を受けるが、ここでおしんのとった行動がすごい。夫を再起させるために、自ら稼ぐことをやめてしまうのであるおしんが働くのをやめ、ついに貯金がつき、明日の米を買うお金も無くなった。お金が尽きたとお師匠さんに報告した際にいったタカ言葉ダメは男はどこまでいってもダメなんだよ」は自分の胸に突き刺さっていたい。どん底理解した竜三はプライドを捨て勤め人として働きだす。それからおしんは、再び商売を始める竜三に対して、どんなに商売センスがなくても温かい目で見守ることにした。先行きに不安でも、それを表には出さずヨイショを欠かさなかった。夫と一緒ならどんな苦労でもすると明るく振舞う。黙って俺についてくればいいんだと竜三に言わせることで、おしんは夫の背中を押していた。やがて子供服需要に目をつけ、竜三は工場建設に乗り出すも、関東大震災で多額の投資をした工場は瓦解、田倉商店の夢も泡と消えた。失意の竜三は佐賀に帰ろうと言い出す。そもそも三男坊である竜三は実家資金東京事業を始め、失敗し、夢破れて、太い実家をあてにして舞い戻ってしまうような根性なしだった。前述のおしん佐賀地獄はここから始まる。

それから数年、佐賀地獄から幼い息子を連れて脱出したおしんは、東京山形転々とし、最終的に伊勢に落ち着き、魚屋として地道に商売をする日々が続いた。いずれ夫と家族ともに暮らせる日を夢見て。最初の3年は一人で魚屋を切り盛りしていたおしんっだったが、夫の竜三から手紙を出せどなしのつぶて。そんな折、有明海干拓の夢破れた竜三が、満州で一旗揚げると別れの挨拶にひょっこり伊勢に現れた。渾身のタックルで、逃げようとする竜三をつかまえるおしんの演技は、天才女優田中裕子のすごさがわかるシーンである。竜三は自分には甲斐性がないことを承知していた。おしん行商した金で店を開くのに亭主面して乗り込めるかと、あくま干拓に拘っていたのであるしかおしんには会いたい。干拓の夢破れた自分を恥じて、おしんに顔を向けられない。おしんに見つかった途端に逃げ出してしまう竜三。そんな旦那にしがみついて、プライドを捨てて魚屋から一緒にやり直そうと説得するおしんの行動には、ある意味、全篇通して変わらないおしん本質がある。田中裕子の猛烈なタックルをみるだけでも「おしん」を見る価値がある。マイベストシーンといってもいい。

やがて伊勢根付いて20年が経ち、この伊勢の小さな魚屋軍部お抱え業者としての水産加工工場にまで事業拡大させたのは竜三の手腕である

しかしそれも敗戦でなにもかもを失い、夫は自殺する。

竜三と長男・雄を戦争で失い、おしんはもう一度魚屋として再出発する。魚屋を手伝い始めたおしんの息子たちはやがて魚屋アメリカ式レジを導入したセルフサービスの店に転換しようと奮闘する。それがのちのたのくらスーパーの出発点となった。今日ではどんな店でも当たり前のレジによる精算が当時は画期的な仕組みだったというのも興味深い。それまでは品物の中央に座りザルをぶら下げて、商品の受け渡しと代金の受け取りをするのが一般的だったのである

魚屋として地域に根差し、身の丈に合った商売をしたかったおしんは当初は反対していたくらいであり、事業原動力となったのは次男の仁であるおしんは夢ふくらむ仁の行動に不安を覚えつつも、その後の事業拡大を支えていたのは間違いなくおしんであった。しかし、情熱をもって会社リードしていたのはおしんというより次男の仁であったというのは間違いない。

こうしてみてくると、おしん実業家として全く野望を持っておらず、本心は堅実に地域根付いた商売をしたかっただけである

おしんに対する三つ目の誤解は、おしん立身出世成功物語であるという誤解である

極貧の小作の娘から、女一代でスーパー16店舗をかまえる地域実業家になった、というのは筋としては間違ってはいない。しかし、大正戦前戦後とその時代時代おしんがしてきたことは、成功しようと夢見みて危険なかけにでる夫や息子の行動を冷静に分析し、正しく軌道修正しようとすることであった。事業拡大をしようと竜三や仁がいうときおしんはいつも反対してきた。これまで大切にしてくださったお客様など義理人情を捨ててまで商売をしようという考えはおしんには全くない、ある意味とても保守的人間であり、実業家によくある野心家では全くなかった。野心家は夫の竜三であり、その血を引いた次男の仁のほうだった。

もちろん、おしんにはおしん商売に対する信念があった。それは人のつながりを大切にすることであり、恩を大切にすることであるおしんは昔から自分を育ててくれたり支援してくれた人たちへの恩を忘れず、いつでも義理人情に生きようとする人なのである

大正時代に縫製工場を拡大したときも、従業員をこき使おうとする竜三に、社員健康福利厚生の大切さを説いていたおしん。ここにはかつて製糸工場結核になったおしんの姉・はるが使い捨て同然に実家に戻され亡くなった経験がにじみ出ている。伊勢魚屋店舗を構えることになったときおしんはお世話になったお客様を忘れず、なかなか行商をやめようとはしなかった。

またおしんをめぐる当時の関係人物にはそれぞれやはり、一宿一飯の恩義という観念がつよく働いていた。それを象徴するのが、息子・雄の戦友である川村である。雄は南方戦線で亡くなってしまうが川村は戦友に報いるために自分が取得した駅前土地を田倉家に譲渡するという行動に出る。そしてなんといってもおしん人生最大の恩人は16歳のとき初恋相手・浩太である。浩太にとってもおしんは恩人であり、かつ激動の時代を共にしてきた戦友のような存在だった。

おしん物語は、事業家としての成功の一代記というより、ひとの縁と恩を大切にする人生観がより胸に迫ってくる物語である。いってしまえば浪花節である。いやそもそも成功などせず、ほぼ失敗して物語は終盤に向かう。その失敗についても、その救済についてもいろいろと誤解していたことがわかった。

https://anond.hatelabo.jp/20240908082812(その2)へ続く

https://anond.hatelabo.jp/20241010224911(その3)へ続く

2024-09-02

anond:20240902223930

もうプロットを残して死ぬしか完成させる道はねーよ。

ベルセルク三浦建太郎生きてたら絶対終わらなかっただろうけど、作者死んではじめて最終回まで行ける道筋ができた。

2024-09-01

anond:20240831102517

地球破壊されるような最終回であれば

結果的ニシンが消えているのではないだろうか

2024-08-26

ガッチャード最終回

錬金術で全部金になったけど主人公だけ動ける

冥黒の三姉妹は全員消えた

つの間にか主人公が新しい世界作っててケミーはそっちに移動

  

結局「人間ケミーが仲良く暮らせる世界って無理だから別の世界作ってケミーに優しくする人間けが行き来できるようにした」ってこと?

2024-08-23

水ダウの最終回詐欺って絶対週刊誌が食いつくまで放置してたよね

そうじゃないと2ヶ月放置する必然性がない

結果的には食いつかなかったからそのまま放送したんだろうな

最終回デマの原因も週刊誌が食いつきそうな内容だったし

2ヶ月経ってそろそろ限界から放送したんだろうな

2024-08-21

漫画最終回を見てそんなに近場でくっつくのはおかしいって言ってる人達って多分

当人コミュニティ内で浮いてて情報が入って来なかっただけだと思うんだよね

自分小学校大学同級生やら職場の同僚やらが結婚して初めて彼等が付き合ってた事を知ったって場面が非常に多い

でも自分以外は普通に知ってたりしたし

何なら結婚したカップル以外でも知らないうちに付き合って離れたりしてた

要は自分が誰から恋愛対象に見られてなかったからそのチャンスがなかったし情報も入って来なかったってだけで

人は当たり前のように狭いコミュニティ内で恋愛するものなんだっていう

2024-08-19

呪術廻戦の連載があと5回だと告知されて驚いた

僕のヒーローアカデミアの時もあと5回で最終回告知だったか

ヒロアカの方が結局主人公は敵と何ら対話をせずに問答無用でぶち殺した一方で妻子に虐待していた毒親は許されて終わったのに対し

敵とも個人として向き合い毒親には容赦なく死を与えた呪術には結構な勢いで癒されていたので残念だ

しかネットの声は概ね真逆で、自分が少数派なのを思い知らされる

ヒロアカの方が絶賛一色なのに対して呪術廻戦の方は叩き一色なので、結局主要キャラが全員生存で男女カップルが不成立ならば、それだけで持て囃す読者が多いんだろうな

呪術既視感満載なのは確かだし、色々とギリギリ完璧とは程遠い作品だったと思うけれどそれでも個人的には割と満足できているのは

要所要所で作者が社会個人に対して真摯に向き合う姿勢が見て取れるからだと思う

勿論最終回までにはまだ間があるし、最後まで見たらがっかりする可能性も大いにあるけどさ

2024-08-16

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2024-08-10

定年退職する瞬間になっても「何かを成し遂げた」と感じることはないだろう人生

ヤバイね。

障害者とかなら「定年退職まで働いたから偉いんだじょ!」で周りもおめでとうおめでとうめでたいなエヴァンゲリオン最終回なんだろうけど、健常者に生まれておいて何も成し遂げることな歯車サラリーマンとして使い潰されて死ぬのは辛いぜ。

2024-08-08

今まで見た中でひとがった正直アニメランキング

殿堂入り

5億年ボタン 菅原なんとかのショートショート

原作者が作ったアニメ

マジで早く原作者〇ね。

って今でも最終回思い出すと呟きたくなる

SSS

けものフレンズ2

たつきうんぬん抜きでゴミ以下なんだよ全てが

SSS

シャニアニ(一期)

pixiv二次創作見返したらアニメより百倍内容あって泣いた

SS

蜘蛛ですがなにか?

作画ストーリー意味不主人公がかわいくない。

ピーチボーイリバーサイド

アニメとして成立してないし、時系列順に見たけど…つまんなぁ

S

PJMASKS

朝にやってた子供向けアニメ子供騙しにもなってなかった。ただひたすら退屈だった

おでかけ子ザメ

いい話と見せかけて冷静になると「これ…何が面白いの?」となる

ていうか都会編以前はつまらない

話もありふれてるし

A+

まえせつ

最終回に全く似てないNONSTYLEが出てくるとこだけは面白い

2024-08-07

僕のヒーローアカデミアって漫画最近最終回を迎えたのでまとめて読んでみたんだけど。

どうも全体として違和感というか、構造的な問題があるように感じる。

この漫画では大多数の人達が個々人によって異なる特殊能力を持ち、それは「個性」と呼ばれている。その「個性」を用いて救助活動をする職業ヒーロー、「個性」を犯罪に用いる人間が敵(ヴィラン)と呼ばれている。

で、敵の親玉としては表向きのラスボスとして立っている若い男性と、その背後にいる「個性黎明期から黒幕がいる訳だけど。

このうち黒幕の方は本当に絶対悪とでも言うべき存在で。世界最初に「個性」に目覚めた人間であり、生まれた時から奪う事が当たり前で、他人を殺し、奪い、利用、支配し、双子の弟への執着も自己の所有物としてのもの。一応、生まれつき身寄りのない孤児で不幸な境遇ではあったものの、彼の人格形成にそういう環境要因を読み取る事は困難。本当に同情の余地など何一つない絶対悪として描かれている。そしてその黒幕は一旦、主人公幼なじみによって倒される。

一方、ラスボスの方はそれに比べれば同情すべき人間として描かれており、彼を救う事が終盤の主人公動機になっている。

しかし、主人公ラスボスとの戦いのクライマックスにて、黒幕ラスボス意識を乗っ取る。

ラスボスは触った対象崩壊させてしまう「個性」を持ち、幼い頃にその「個性」の覚醒によって家族全員を皆殺しにしてしまった過去があるんだけど。結局彼にその「個性」を植え付けたのは黒幕で、最終的に乗っ取るための仕込みだった事が発覚する。しかも幼少時のラスボスを苦しめた父親すらも、黒幕によって誘導されていた。これは重大な真相の筈なのに、それを知った(と思われる)主人公の反応が特にない。主人公黒幕を倒した後、改めて精神世界ラスボス対峙するものの、やった事は許さないと言って倒して終わる。重大な真相の扱いがあまりにも軽い。

仲間達に励まされて最後の力を振り絞る主人公の姿は、感動的ではある。しか主人公ラスボスの対比構造を強調し、ラスボスを救いたいと言わせてきたのに、最後の戦いはあっさりと、本当にあっさりと終わってしまう。そのせいか主人公の影が薄く感じてしまうというか…。元々、主人公クラスメイト父親に過ぎないキャラクターに、多くの筆量を費やした漫画だった。そちらでは彼の虐待の結果として敵に回った長男瀕死状態で生かして確保していた。それと比べると主人公ラスボス顛末は雑というか。ああい真相があったならば主人公ラスボスを生かして救おうとして、ラスボス黒幕もろとも自死するとかの方が王道なんじゃないか


最終回近くのエピローグで、ラスボスに焦点を当てた回がある。しかしその中で黒幕との関係は何故か語られない。専ら大衆マスコミが愚かで何も分かっていない、といった描写。いや社会がどうこう以前に、悪意を持った特定個人誘導された結果だし、その特定個人はどう見てもナチュラルボーン絶対悪だったんだが…!?主人公ラスボスの仲間の一人に面会し、最期言葉を伝えるが、やはり黒幕との関係特に語らない。その仲間はラスボス自分達のヒーローだったと言い、獄中で本を書いて出すんだけど、真相を知らずして本が書けるものなんだろうか。


まり物語全体としては明らかに絶対悪たる黒幕がいて、そいつが大体悪い事になっているのにも関わらず、エピローグでは何故かその存在が触れられず、世間から主人公から殆ど無視されるという不思議な事になっている。この漫画全体のテーマとしては、社会全体に問題があり、皆の努力で少しずつよくして行こうという方向性なんだと思うんだけど、それにしてはどうにも黒幕存在邪魔。まあ黒幕以外にも自然発生的な「敵」は大勢いて、それに対処する必要があるのは確かなんだけど、それにしても黒幕が作中でやった事が大きすぎてノイズなんだよね。

2024-08-01

anond:20240801120517

ずっと戦いが続いているあいだは恋愛なんて考えられない状態なわけで

平和になってから落ち着いて恋愛できるようになりましたという描写になるのは当然だろ

第二次大戦後ベビーブームが起こったのと同じだ

ただジャンプそもそも恋愛要素が薄いか最終回発情期はむしろ少ないほうだぞ

anond:20240801010201

奇面組はい漫画だよ

最終回のせいで夢オチ漫画だと思われてるけど

下ネタが少ないので現在でも読みやす

続編もあるようだが誰も読んでないよな

大学生編・社会人編と進んでいくのを見たかった

作者が腰とメンタルをやってるっぽいのでもう無理かな

anond:20240731133140

「◯◯する(キャラ名)が見たい!」は二次創作原動力なのだけど、素材を原作に寄せすぎると「(二次創作ではなく)公式作品であると誤認されるリスク」が高くなって怒られか発生すると思う

人間がやったのだとドラえもん最終回とか

自称クィア界隈は何で『奇面組』を再評価しないの?

自称クィア自称クィア研究リベラルライター達が『3年奇面組』『ハイスクール!奇面組』を評価している所いままで見た事無いんだけど、なんでいつまで経っても『奇面組』を再評価してやらないんだろうか。

だってあれこそまさにクィア肯定してクィア性を開放するための漫画だったじゃん。

だったらクィア自称する連中は『奇面組』を聖典として崇めてないとおかしいじゃん。

初回の一堂零の「我々は世の中の歯車となるよりも、世の中の味付けをする調味料になろうではないか!」ってセリフクィア達は咽び泣いていないとおかしいじゃん

「人と同じことができなくたっていいじゃないか。人と同じになろうなんて

自然きわまることだ。えっ、そうじゃないか。頭が悪けりゃその分、頭のかたいことでも

自慢しろ!人に迷惑をかけん限りは自分の好きなようにやれ!どんな不細工な顔でも

慣れれば見れる!笑われて恥じるな。そういうときはいっそのこといばってみろ!」

そもそも人間とは、ひとりひとり別の個性を持って生まれてきたものではないか

これからはそれを隠すような不自然なことをせず、

それを磨き、堂々とさらけだしてやればいいのだ!」



これ『奇面組』のセリフだよ。

これを80年代ジャンプで書いてるんだから自分クィアだって言い張る人達は全員『奇面組』読んでないとダメだろ。

でも年がら年中「クィア、あクィア、あクィアクィアクィアクィア!」って吠えてるクィア連呼リベラルライターが『奇面組』を評価してるとこいまだかつて見たことが無い。

欺瞞なんじゃねーのか。

恐らくはヘテロだろう昔の漫画家が描いた昔の漫画は意地でも再評価したくないのかな。

常に新しく出てきたものしか評価したくないのかなあの連中って。



「人に合わせて器用に生きる人達がいる。自分を偽らず不器用に生きる人達がいる。

どちらが幸せなのか今の私には分からない。だけど…できるものなら、

たった一度でいいか自分を輝かせてみたいと思う」

ハイスクール!奇面組最終回より

2024-07-29

JUMP呪術廻戦は、まっとうに考えるとあと数話〜10話くらいで最終回という展開なわけだ。

しかし、作者はBLEACHHUNTER×HUNTERに強い影響を受けている。そうすると、もしかして

来るのか?呪術廻戦の「フルブリング編」「選挙編」が。

たとえばBLEACHでは、藍染惣右介と主人公の戦いを通して「強きもの責任孤独」について語られる。強さのインフレはその時点を頂点として、後は別の語り口を用意したという見方もある。

たとえばHUNTER×HUNTERでは、キメラアントの王とネテロ会長が強さの頂点として、後は人間同士の心理的駆け引きの話に移行したとも言える。

強きものの力と孤独と、もしかしたらちょっとした救いを描くことで、呪術廻戦の強さインフレは頂点を迎え、その後に物語解体・再構築を計る次章に突入する…

可能性はあるだろうか。

 

しかし、JUMP漫画ではパワーインフレ後の物語再構築は成功した試しが無い気がする。

インフレ高潮最終回成功なんだろうな、やっぱり。

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