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はてなキーワード: 文部科学省とは

2011-06-29

日本人って視野せっま!

日本人って視野が非常に狭いよね。ちょっと腹立つぐらい。

別に外国人視野が広いって主張したいわけではないんだけども…。

ちなみに元増田は純日本人です


ランダムに列挙すると

平和故なんだろうけど死に対しての意識が低い。日本自殺大国って知ってた?自殺者だけでも1日100人近く死んでるってのw

 もしかして自分もしくは周囲の人が死なないなんて思ってる?それと比較して、メキシコ麻薬利権が無慈悲すぎてワロエナイ。

 戦時下より酷いかもw

日本って平和なの知ってる?国際テロ組織自爆テロを現地でおこなっていない、数少ない先進国じゃない?

西日本の人~。東日本のこと忘れないであげてw。個人的印象だけど、会話の節々から他人事or忘れかけてる印象を受けます

結婚幸せ、の固定観念が強すぎるような…。国としては結婚して子供産んでくれないと困るわけだからメディア洗脳するわけだけど、

 この固定観念に支配されてる女性多すぎ。そしてその観念をもって、赤の他人に干渉しすぎ。あと恋愛至上主義もかな

英語コンプレックスすぎワロエナイ。個人的経験だけども、英語ニュースを聞いててそれが他人に知られたときの否定的なリアクション多すぎ。

 「英語を理解できてるわけがない」の決め付け多しw。どれだけあんたは英語できないんだよっていうw。

 その根拠ゼロの非難に近いリアクションはわたしにぶつけないで、文部科学省英語学習しない自分にぶつけてください、お願いしま

●今の民主党を選んだのは、われわれ国民ですw。忘れないでください。えっ?政治に関心ゼロ? ……。

2011-06-21

奨学金制度

奨学金の条件「社会貢献活動への参加」追加へ

文部科学省は、国費を財源とする無利子奨学金の貸与を大学生らが受ける際の条件について、成績や世帯収入に加え新たに「社会貢献活動への参加」を追加する方針を固めた。

税金が入った無利子奨学金を受ける際の基準に社会貢献活動が追加されるというニュースだ。ツッコミどころがありすぎて何から始めたらいいかからない程のダメさ加減だが三点ほど。

名称おかし

まずは、何度も指摘しているが、「奨学金」という言葉遣いだ。無利子奨学金というのはあくまで貸与であって、政府の補助は「無利子」の部分でしかない。はっきり教育ローンと呼ぶべきだ。

目的に対して手段がおかし

次に、この政策はその目的を果たすと思えない。

同省は、公費で学ぶ学生社会還元意識根付かせたいとしている。

どうも希望現実が混同されているようだ。社会貢献活動を義務付けると社会還元意識が芽生えるというメカニズムを教えて欲しい。税金を払わせると寄付の心が芽生えるだろうか。

目的自体がおかし

また、目的を達成するかどうか以前にその目的の設定に問題がある。奨学金教育ローンの政策目的社会的に望ましい(教育投資に対して、補助金流動性提供することだ。決して「社会還元意識根付かせる」ことではない。条件・義務を増やすことはこの本来の目的に反するし、二つの目的があるとそれが達成されているかを測定するのも難しくなる。

ちなみにこのように一つの政策で複数の目的を達成しようという試みは、しばしばやりたいことがあるにも関わらず他人を説得できる策が思いつかないときに行われる。この場合であれば、「社会貢献活動を増やす」という目的があるのに、それを達成する有効な策がないために教育ローンという入れ物を利用している(どっかの外郭団体無料ボランティアをほしがっているのだろうか?)。

社会貢献活動がそんなに重要なら、兵役のように全国民に義務付けてしまうこともできる(みんなが社会還元意識をもったほうがいいだろう)。それをしないのはそれだと支持を得られないからで、かわりに立場の弱い教育ローン受給者だけに絞ったのだろう。

最期に一文だけ繰り返し引用する。

成績や世帯収入に加え新たに「社会貢献活動への参加」を追加する方針を固めた

貧しい家庭の出身で一定の成績を修めている人にたった今から(!)社会貢献をしろと言っているようにしか読めない。よくもまあそんなことが言えると思う。

2011-05-29

民主党川内博史衆院議員小沢派)のトンデモ放射能危険

被災地では家を追われ、未だに住むところも決まらない人たちが大勢いる中で内閣不信任・解散総選挙という実に「国民の生活が最優先」なことを実行してくれている永田町の「国民の代表」たち。投票所に使えそうな施設はことごとく避難所に使われてるのに選挙っていうんだからすごいよね。その中でも、「我らの最後希望 (ドイツ語にすればunsere letzte Hoffnungかな。どこかで聞いたフレーズだね)」として待望論がささやかれてしいオザーリン同志(ちなみにこの人の元の役職は幹事長英語にするとsecretary general。ちなみに関係ないけど「書記長」もsecretary general)。その右腕とささやかれる川内博史代議士地上波テレビですごいことを言ってくれてたみたいだよ。

下の動画をみてくれるかな。

http://www.dailymotion.com/video/xiwwdj_yyyy0-2ysvyyyyy100msvyyy_news

時間のない人のために一番香ばしい部分を抜き出してあげるからね。だいたい1:25あたりから観るといいと思うよ。

わたくしあの、衆議院科学特別委員会委員長ですから、先週の金曜日参考人質疑をやって、そこで専門家に話を聞きました。1ミリシーベルト(以下mSv)というのはですね、人間の体というのは60兆の細胞でできてるんですね、その1mSvというのは60兆の細胞すべてに放射線が1回突き刺さってDNA破壊することを1mSvというんですね。

内部被曝場合ですね、これは文部科学省の資料ありますけど、0.2マイクロシーベルト(以下μSv。念のため、0.2μSv=0.0002mSv)で外部被曝100mSvと同等だと。文部科学省の資料です(キリッ

な、なんだってー!(AA略

えーと、放射能放射線に敏感で、「ナポレオン孫正義の言うことは全て正しい」がモットーのはてな民の皆さんならおわかりだと思うけど、1つ目の発言、すごい言い方だよねー。「自然放射線」でぐぐればすぐわかることなんだけど、日本自然放射線の平均がちょうど年間1mSvくらい、世界平均で2.4mSvくらいなんだよね。世界各地の自然放射線にはばらつきもあるけど、だいたい年間0.1mSv-10mSvの範囲内におさまっていると考えれば間違いないねイランラムサールとかには局所的にもう一桁高いような極端な場所もあるらしいけどそういうのは除外)。1mSvがそんなに有害なら原発事故が起こる前に自然放射線で僕たちとっくに死んでるよねー。だって人類全て細胞破壊されちゃってるんだもんねー。

んでしかも2つめの発言、矛盾することを平気で言ってるからもっとすごい。「全ての細胞DNAが1回破壊されること」という形容が正しいはともかく(面倒なので検算しない、というかだいたい放射線といってもいろいろあるわけだから検算しようがない)、ともかくSvってのが「人体が受ける影響」を測る単位であるという認識は間違っていない。それなのに内部被曝0.2μSv外部被曝100mSvは同等ですって???要するに「内部被曝外部被曝では体に受ける影響は50万倍違っても体に受ける影響は同等」って言ってる訳ね。すごいね。すごすぎて全然意味わかんないよ。それって日本語?それ、どこの文部科学省が作った資料よ。まさか文科省文科省でもオウム文科省(こんなネタ、歳がばれるかな)じゃないよね?

なんだかねー、これほど頭のいい人たちが国民の代表として一生懸命働いてくれちゃってるし、現首相は現首相サミットの公式記者会見孫正義のトンデモ自然エネルギー推進論を名指しでマンセーしちゃうしさ、本当に今の日本って美しい国だよねー。「大和魂があれば科学的な議論の裏付けがなくてもなんとでもなる、疑う奴は非国民!」なんて声が聞こえてくるようだよ。本当に僕、この国に生まれたことを誇りに思っちゃうなあ。

2011-05-02

キャリア官僚に苦言を呈することが出来ない

29年来の、中学からの友人で某省のキャリア官僚がいる。

彼は今をときめく民主党幹部E氏とは新人議員時代から親交を築き、

あるいは小党党首M氏とは大学時代からの子弟関係で、

その他現役政治家多数とコネクションがある。

そのような彼なので、福島の惨状、特に福島児童差し迫った危機について、

政府部内(文部科学省)に再考を促すように進言したいのであるが、

彼自身、本当に「安全」だと信じ切っていて疑っていない。

マスコミに散々追いかけられて来た過去トラウマからなのか、

政府公式見解が絶対、マスコミ誤報だらけでいいかげん」という先入観が強い。

うっかり「今からでも20ミリシーベルトを再検討すべきだ」と進言すると、

長年の友情が瓦解しかねないので、どうしても彼に苦言を呈することが出来ない。

本当は自分の友情云々よりも福島児童の安全を優先すべきなので、

その点では「卑怯者」という自分への批判は全くもって当然であり、返す言葉はない。

ただ、感じるのは、彼は結婚はしているが子供はいないし、今後も作るつもりもないという。

なので、幼児持ちの自分と、子無しの彼とでは、「原発への安全係数が違ってくる」、

これは致し方ないのかもしれない。

本当は子有りのキャリア官僚に知己があればいいのだが、そこまで親しい友人はいない。

先日もこんなことがあった。

原発について「煽るな」「そんなに危なくない」と報じている某週刊誌記者と、

彼の紹介で飲む機会が出来た。

彼はその記者のことを事前にこう紹介していた。

「この記者原発についてはド素人で、なのでゼロから原発を取材したから

 この雑誌社の記事は極めて客観的になっているんだ」、と。

しかし、自分は思うところがあったので、その記者に面会するやいなや、こう切り出した

「貴社の原発報道スタンス、あれは他誌が反原発に走ると睨んで、あえて逆張りに走っている、

 一種のポジショントークでしょ?」

そうするとその記者は悪びれずに「あはは・・・ばれちゃいましたか」とあっさり白状した

そう記者が白状したときの、彼の苦虫を潰したような顔を忘れない。

雑誌社の「ポジショントーク」を見破れない見破れない官僚って、相当ナイーブ過ぎるんだが、

それとも「役所発表は絶対」という原理主義世界観が、認知的不協和(=見たくないものは見えないことにする)を

引き起こすのか?

福島児童問題、児童自身はどう考えている?

  福島児童問題で、文部科学省教育委員会PTAや放射線医療関係者

  ケンケンガクガク議論をしているが、肝心の主体が議論に加わっていない。

  ずばり、児童そのものはどう感じているのか?

  今回の件で一番ストレスを感じているのは、誰あろう児童自身である

  低学年ならまだしも、高学年になれば、なんとなく

  「自分達の健康について、経済性等と天秤を掛けた議論が展開されている」

  ということに気付くはずである

  ネットリテラシーが高い児童であれば、「20ミリシーベルト危険」というサイトを自力で見つけ、

  その見解を親や先生に直接ぶつけるだろう。

  その際、教師は「安全だから安心してね」という政府公式見解しか話することができない。

  となると、児童は「先生の言うことだから、安全なんだ」と正直に信じるだろうか?

  恐らく、過半数の児童は、「先生のいうことはタテマエで、実は危険なんだけど言えないんだなあ」という

  「大人の事情」を察することになる。

  そのまま「大人の事情」を察したマセガキになって事が収まるか、

  それとも「大人なんてウソツキだ、先生ウソツキだ」として反抗児童になるか、

  いずれにしても「教師への全幅の信頼性が瓦解する」ことになる。

  あるいは親はどう話すか?

  この場合政府見解どおり「安全だから安心して」と話す親もあれば、

  「実は危険だけど、家の事情で避難できなくて・・・」と話す親もいるだろう。

  で、「安心して」と話した家の子供と「実は・・・」と話した家の子供同士で情報交換して、

  見解の相違がわかって更にひと悶着が発生する。

  小学校高学年だと兎も角、中学生ならそのまま非行まっしぐらになりそうだ。

  ということで、あまり議論されていないのだが、

  「子供自身がこの件をどう捉えているか」という視点で見つめ直すと、

  福島児童の「大人への信頼感」が瓦解する瀬戸際になっていることが良くわかる。

原子力ギルドより恐ろしい教育ギルドがフクシマの児童を殺す

  20ミリシーベルト問題だが、実は放射線医学専門家は引き下げを主張したが、

  文部科学省側が20ミリシーベルト維持を押し切った、という未確認情報がある。

  

  真相は未確認だが、私見では「さもありなん」という気がする。

  巷間では散々「原子力ムラ」「原子力ギルド」と批判されるが、

  実は文部科学省教育関係者らによる「教育ギルド」の方が、

  より深刻なんじゃないか、と思う。

  「自分たちが気付きあげた教育メソッドこそ最高」と固執して方針転換が遅れたり、

  「教育関係者以外の人に教育なんかわかるはずがない」として

  他学会から教育界の常識を否定」された際にも直視しなかったりする。

  

  例えば「教室天井高は高ければ高いほうがいい」と教育界では信じられてきて、

  文部官僚地方自治体から申請あった「天井高の規制緩和」をかたくなに拒否してきたが、

  しぶしぶ埼玉県で認めたところ、「かえって天井高が低くした方が、児童は心理的に落ち着く」という

  教育関係者赤っ恥な結果が出た。

  あるいは「教育効果を上げるには少人数教室が最善」と教育関係者(文部官僚日教組も)は主張し続けているが、

  経済学者から「少人数教室にすると、トップ層が切磋琢磨しなくなり、かえって全体の平均学力は落ちる」と

  異論を提示されている(クラスサイズパズル

  しかし、教育関係者はダンマリを決め込んでいる。

  今回の件についても、文部官僚は「屋外での体育活動が重要」とか

  「子を疎開させて親と別離することは精神的に問題」という「もっともらしい理由」で

  「できるのであれば20ミリシーベルトを貫いて、中通りで極力平常どおりの教育したい」という思惑を貫こうとしている。

  彼らは「体育活動が重要」「親子のコミュニケーション重要」という「従来から教育メソッドの固執」という発想しかできない。

  緊急時には、それこそ体育授業の1年間停止とか学童疎開という非常手段も求められるのに、

  そういう「従来の延長線上からかけ離れた措置」を文部官僚は非常に嫌がる。

  

  前例踏襲主義、という点では、文部科学省、もっと言えば旧文部省こそ、「官僚の中の官僚である

  福島児童の不幸は、官僚の中の官僚学校運営権を牛耳られたことである

   

2011-04-21

経済産業省エネルギー基本計画」より「原子力発電の推進」全文引用

経済産業省2010年6月に発表したエネルギー基本計画」のPDFファイルから「第3章.目標実現のための取組 / 第2節.自立的かつ環境調和的なエネルギー供給構造の実現 / 2.原子力発電の推進」(p.27-34)を引用。読みやすいようにフォーマットだけ変えました

PDF!

(1)目指すべき姿

原子力供給安定性と経済性に優れた準国産エネルギーであり、また、発電過程においてCO2 を排出しない低炭素電源である。このため、供給安定性、環境適合性、経済効率性の3E を同時に満たす中長期的な基幹エネルギーとして、安全の確保を大前提に、国民の理解・信頼を得つつ、需要動向を踏まえた新増設の推進・設備利用率の向上などにより、原子力発電を積極的に推進する。また、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する核燃料サイクルは、原子力発電の優位性をさらに高めるものであり、「中長期的にブレない」確固たる国家戦略として、引き続き、着実に推進する。その際、「まずは国が第一歩を踏み出す」姿勢で、関係機関との協力・連携の下に、国が前面に立って取り組む。

具体的には、今後の原子力発電の推進に向け、各事業者から届出がある電力供給計画を踏まえつつ、国と事業者等とが連携してその取組を進め、下記の目標の実現を目指す。

まず、2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す(現状:54 基稼働、設備利用率:(2008 年度)約60%、(1998年度)約84%)。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく。これらの実現により、水力等に加え、原子力を含むゼロ・エミッション電源比率を、2020 年までに50%以上、2030 年までに約70%とすることを目指す。

他方、世界各国が原子力発電の拡大を図る中、原子力平和利用を進めてきた我が国が、原子力産業の国際展開を進めていくことは、我が国の経済成長のみならず、世界エネルギー安定供給地球温暖化問題、さらには原子力平和利用の健全な発展にも貢献する。また、我が国の原子力産業技術人材など原子力発電基盤を維持・強化するとともに、諸外国との共通基盤を構築するとの観点から重要である。こうした認識の下、ウラン燃料の安定供給を確保するとともに、核不拡散原子力安全、核セキュリティを確保しつつ、我が国の原子力産業の国際展開を積極的に進める。

なお、我が国は、今後も、非核三原則を堅持しつつ、原子力基本法に則り、原子力研究、開発及び利用を厳に平和目的に限って推進する。

(2)具体的取組

①新増設・リプレース設備利用率の向上等を推進するための基本的取組

(ア)新増設・リプレース

事業者は、高経年化対策を着実に実施するとともに、既設炉の将来的な廃止措置や代替炉建設の必要性も踏まえた計画的な新増設・リプレースを進め、国はこのための投資環境の整備に努める。また、国は、発電所建設に伴う連系線や送電線の建設・増強等に係る環境整備等の対応について必要に応じて検討を行う。さらに、既設炉の有効利用を図るため、定格出力を含めた出力向上について、事業者は、日本原電東海第二発電所における導入を進めるとともに、他の発電所への展開も検討する。なお、将来的に、日々の電力需要の変動に合わせて出力を調整する運転の必要性が高まってくる段階では、そうした運転が安全かつ確実に実施されるための要件等について検討を行う。

(イ)設備利用率の向上

設備利用率の向上については、安全安定運転の実現・継続と立地地域等の理解が基本である。事業者は、自主保安活動等に取り組みつつ、新検査制度の下、段階的に長期サイクル運転の実現を目指すほか、運転中保全実施を順次開始する。

また、日本原子力技術協会による発電所の運営実績評価や国による保安活動の総合評価等を踏まえ、事業者間でのベストプラクティスの共有や運転管理等の改善を促進する。さらに、国は、熟練の技術豊富経験を有するシニア人材を活用すること等により、大学高等専門学校教育質的向上や民間企業研究機関との連携を強化するなど、原子力人材育成プログラムを充実させる。

以上の取組により、安全安定運転の実現・継続結果として、2030 年に、設備利用率約90%(例えば、平均18 か月以上の長期サイクル運転、平均2か月程度以内の定期検査による発電停止期間)となることを目指す。

また、国は、これらの事業者の取組を後押しするために必要な支援を行うとともに、エネルギー供給構造高度化法に定める判断基準の活用を通じ設備利用率向上や新増設等を推進することを検討する。

(ウ)リプレース需要の本格化に対応するための次世代軽水炉等の技術開発

また、我が国は、2030 年前後に見込まれる既設炉のリプレース需要の本格化に対応し、安全性・経済性・信頼性等に優れた国際競争力のある次世代軽水炉の開発に、官民一体となって取り組んでいる。これまで行ってきた概念設計検討、要素技術開発等を踏まえ、次世代軽水炉の円滑な開発・導入を促進する。

このため、次世代軽水炉開発に関する中間的な総合評価を踏まえ、国、事業者、メーカー連携し、新技術の具体的な導入計画を2010 年度中に明らかにする。国・事業者・メーカーは、中間的な総合評価において魅力的なプラント概念と評価されること等を条件に、次世代軽水炉を有力な候補と位置づけた導入見通しを2010 年度中に明らかにする。

②立地地域住民や国民との相互理解の促進と立地地域における地域振興

(ア)新増設・リプレース設備利用率向上等に向けた立地地域との相互理解の促進

新増設・リプレースの推進や設備利用率の向上に限らず、原子力発電の推進を円滑に行うに当たっては、地域の実情等に応じたきめ細かい広聴・広報などを通じて立地地域の住民や地方自治体との相互理解を促進する必要がある。その際、原子力発電施設等と地域社会との「共生」を目指して、国・地方自治体・事業者が適切な役割分担の下、相互に連携・協力することが重要である

このため、国は事業者と連携して、立地地域住民の声に耳を傾け知りたい情報は何かを把握し(広聴)、それを踏まえて原子力の必要性・安全性等について情報提供を行う(広報)活動の充実を図る。その際、立地地域住民との「信頼関係の構築」により重きを置き、双方向性を強化する。具体的には、国及び事業者は、地元オピニオンリーダーの活動支援、立地市町村はもちろんのこと道県庁所在地を始め立地道県の他地域視野に入れた立地地域向け広聴・広報活動を行う。

また、事業者は原子力発電施設等の運営の将来ビジョンを持ち、地方自治体の持つ地域の将来像に関するビジョンも踏まえ、地方自治体等との相互理解を得るよう努める。国は、地方自治体との間で、原子力が有する国家レベルでの政策的重要性について認識の共有を深めるよう努め、国、地方自治体及び事業者との関係について不断の取組により、より望ましい関係の構築を目指す。

(イ)情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動等による国民全体との相互理解の向上

原子力政策の安定的な遂行のためには、広聴・広報活動等を通じた、立地地域のみならず国民全体との相互理解の向上が必要不可欠である

国は、情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動による国民全体との相互理解の向上のため、国がより前面に出て双方向性を強化するとともに、事業の波及効果の向上を図っていくとの観点から、国の原子力広聴・広報事業のあり方を検討する。また、小・中学生などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判断するための基礎をはぐくむため、原子力教育支援事業やその他広聴・広報事業を推進する。

(ウ)電源立地交付金制度の更なる改善

電源立地交付金(電源立地地域対策交付金を始め電源立地地域地域振興を目的とする一連の交付金)は、次の二つの性格を持ち合わせている。第一に、立地段階については、設備の設置を円滑化するために、交付金制度が創設された経緯があり、現在も交付金額が厚めになっている。第二に、運転段階については、運転の円滑化を図るという観点から、より多く発電した立地地域に対して、より多くの交付金を交付することが基本であり、発電電力量の多い発電所の立地地域の一層の理解が得られる制度であることが重要である

今後、現行の電源開発促進税制度の下では、課税標準である販売電力量及び税収自体の大幅な増加が見込めず、電源立地交付金財源の大幅な伸びが見込めない中、安全確保を大前提としつつ、この性格をより明確化するために、原子力発電所の新増設・リプレース核燃料サイクル施設の立地を促進するためのさらなる方策検討する。また、発電所の運転段階において、設備容量及び発電電力量により交付金額を算定しているが、算定に当たり発電電力量に傾斜配分する見直しを検討する。なお、その場合も、自然災害等で発電ができない場合に交付金額が大幅に減少することとなるのは制度趣旨に反することから現在制度として存在している「みなし規定」は存続する。

科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

(ア)最新の知見やデータを活用した科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

原子力安全規制を充実させ、安全確保を一層確固たるものとしていくためには、安全規制の現状をしっかりと見据えた上で、新たな課題へ持続的に対応していく必要がある。そのため、安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化マニュアル化、トピカルレポート制度(*28)の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する。また、運転中保全について、安全性への効果と影響、リスク情報の活用の考え方等の整理を含め、速やかに検討する。

(イ)安全規制に関する国と利害関係者との対話の深化

さらに、国民の理解と信頼を得つつ安全規制を的確に実施していくためには、立地地域自治体・住民や産業界を含む様々な利害関係者との間のコミュニケーションを一層充実させることが重要である。このため、安全規制の効果的な実施規制課題への取組の推進等のため、規制当局と産業界との対話を継続的に深化する。国は、立地地域の関心が高い個別の安全審査検査等の案件については、規制活動の結果の説明にとどまらず、規制プロセスの途中段階における利害関係者とのコミュニケーションの拡充について検討する。

(ウ)原子力防災対策等

原子力防災対策については、引き続き、万が一の原子力災害に備えた対応機能に万全を期すとともに、原子力施設の防護体制については、最新の国際基準に沿った核物質防護措置を講ずる。

核燃料サイクルの早期確立と高レベル放射性廃棄物の処分等に向けた取組の強化

(ア)使用済燃料の再処理・貯蔵、プルサーマルの推進

使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する、核燃料サイクルは、限りあるウラン資源の有効利用と高レベル放射性廃棄物の減量化につながる、エネルギー安全保障重要な取組であり、我が国の基本的方針である

2009 年12 月に我が国初のプルサーマルによる営業運転が九州電力玄海原子力発電所で始まったことは、我が国の核燃料サイクル確立に向けた重要な一歩である核燃料サイクルは、それを担うそれぞれの施設の状況が相互に関連していることから、全体を俯瞰しながら、立地に要するリードタイム考慮し、個々の施策や具体的な時期について、状況の進展に応じて戦略的柔軟性を保持して対応していくことが必要である

このため、六ヶ所再処理工場の円滑な竣工・操業開始に向けて、国、研究機関、事業者等の関係者連携し、残された技術課題の解決に一体となって取り組む。また、使用済燃料の貯蔵容量拡大は、中長期的に各発電所共通の課題であり、中間貯蔵施設の立地に向けた取組を強化するとともに、国、事業者等の関係者は、貯蔵事業としての中間貯蔵(*29)という形態に限らず、広く対応策を検討する。さらに、プルサーマルの計画どおりの実施のため、国及び事業者が連携して、地元への申入れに向けた理解促進活動などの取組を推進する。また、MOX 燃料の輸送については、国及び事業者が、核物質防護対策や安全対策等に万全を期する。なお、六ヶ所再処理工場に続く再処理施設について引き続き取組を進める。

(イ)高速増殖炉サイクルの技術開発

高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省文部科学省とが連携して研究開発を推進する。

具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。

加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

(ウ)高レベル放射性廃棄物等の処分事業の推進に向けた取組の強化

原子力発電の利用を拡大していく上で、放射性廃棄物の処分対策は必須の課題である。高レベル放射性廃棄物の地層処分事業については、平成20 年代中頃を目途に精密調査地区を選定し、平成40 年代後半を目途に処分を開始することを予定している。国は前面に立って、原子力発電環境整備機構(NUMO)や電気事業者等と一層連携しながら、全国レベル及び地域レベルの視点双方で、国民との相互理解を進める。

このため、地域住民や自治体勉強のために専門家を招聘するための支援制度の創設、双方向シンポジウムの開催等の取組を通じて広聴・広報活動の充実・強化を図る。

また、高レベル放射性廃棄物等の処分事業が円滑に実施できるよう、国は高レベル放射性廃棄物の地層処分基盤研究開発に関する全体計画等にしたがって、必要な研究開発に着実に取り組む。さらに、研究開発の成果を国民に分かりやすい形で提供することにより、国民との相互理解を深める。

なお、研究開発等に伴って発生する低レベル放射性廃棄物についても、処分の実現に向け、国及び日本原子力研究開発機構(JAEA)は関係機関の協力を得つつ処分事業を着実に推進する。

(続きます)

2011-04-09

日本復興への課題(2/3)

http://anond.hatelabo.jp/20110409164209からの続き)

捏造される隠蔽

気象学会気象庁

今回の未曾有の原子力災害に関しては、政府災害対策本部の指揮・命令のもと、国を挙げてその対策に当たっているところであり、当学会の気象学・大気科学関係者が不確実性を伴う情報提供、あるいは不用意に一般に伝わりかねない手段で交換することは、徒に国の防災対策に関する情報等を混乱させることになりかねません。放射線の影響予測については、国の原子力防災対策の中で、文部科学省等が信頼できる予測システムを整備しており、その予測に基づいて適切な防災情報提供されることになっています。防災対策の基本は、信頼できる単一の情報提供し、その情報に基づいて行動することです。会員の皆様はこの点を念頭において適切に対応されるようにお願いしたいと思います。

不確実な情報で混乱させないように注意されたし、という日本気象学会から会員への呼び掛け。自粛要請はない。

火山防災に携わってきた小山真人静岡大教授は、かつて雲仙岳の噴火で火砕流危険を伝えることに失敗した経験をふまえ、「通知は『パニック神話』に侵されている。住民は複数の情報を得て、初めて安心したり、避難行動をしたりする。トップが情報統制を命じるのは、学会自殺宣言に等しい」と話している。

マスメディアや一部の研究者ネットユーザーはこれに猛反発した

また、気象学会の方針とは関係ないのだが、時を同じくして別の事実が発覚したIAEA要請により気象庁放射性物質拡散を連日予測していたが、国内には公表していなかったというもの。マスメディアなどはやはりこれを徹底非難した

日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。

被ばく医療に詳しい長崎大学の長瀧重信名誉教授は「国は、どれぐらいの被ばくが予想され、どれぐらいの危険があるかをもっと公表し、住民と共に避難などの対策を決めるべきだ」と話すなど、今回のような予測データの公表の在り方を巡ってはさまざまな意見があり、今後検討の対象になりそうです

本当にめちゃくちゃな話です。これは国民に対する裏切りであり、情報隠蔽と言われても仕方ないと思います。気象庁によれば「要望があれば公表したい」とのことなので、はやく公開して欲しいと思います。ていうか要望するに決まってますやん。

では、何故政府はこれを公表しなかったのか。

つまり、この予測は極めて精度の低く、しかも観測によって裏付けられていない机上の予測原発から数千kmとか数万km離れた外国では参考になるかも知れないが、原発から1000km圏内の国内ではあまり参考にならないので公表しなかった、という。これは納得できる説明だと思われる。

例えば、東大教授早野龍五はその1週間以上も前からprediction(予報)よりもpostdiction(検証)すべきだと主張している。

どこの誰だか分からないが、高エネルギー加速器物理が専門というbunogetoも同意見

東工大助教の辰己創一は気象学会気象庁を擁護している。

偏向報道

では、この政府による説明が如何に報道されたか

枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。

政府は公表しなかったことを反省した、というだけ。枝野の説明とか、予測はあくまで予測なのだからあまり信用すべきでないという研究者の声も全然紹介されていない。

つまり、本来はさほど重要でない、というよりも誤解を招き易い情報を公表しなかっただけなのに「隠蔽」と批判され、何故公表しなかったのかをちゃんと説明し、それを支持する研究者もいるのに報道されない。こんなバカな話があるか。

阪大教授菊池誠読売の記事を批判している。

というわけで、読売新聞の説明は不十分、というよりもミスリーディングで、これのために誤解が広まったようです。さて、読売新聞記者はこれをどういうつもりで書いたのか。本当に意味を知らなかったのか、あるいはわざとやったのか。単に説明不足では済まないように思いますが、どうでしょうか。

日本研究機関シミュレーションがなかなか発表されないのは問題なのですが、だからといって外国シミュレーションを見て「なんの目的で、どのように行なったか」を調べもせずに「大変だ大変だ」と大騒ぎするのも、まずいでしょう。それは結局「デマ」以外のなにものでもありません。これをなんの注釈もなく紹介したマスコミや「大変だ」と大騒ぎしたジャーナリストなどは、情報を読む能力がないだけでなく、「デマの発生源」にもなっているわけですから反省してもらいたいものです。訂正なり反省なりがない限り、僕ならその人たちの言うことを今後信じませんね。

次の産経の記事も大同小異。

ドイツ英国フランスオーストリアなどの気象当局や原子力当局が、福島第1原発から放出された放射性物質拡散状況を独自に予測ホームページ上で公開し、注目を集めている。こうした背景には、1986年に起きた旧ソ連チェルノブイリ原発事故放射性物質欧州に飛来し、飲料水野菜などが汚染されたことがある。国際原子力機関IAEAから要請を受け、日本気象庁放射性物質拡散予測を行っているが「仮定の数値のため、予測精度が低い」として5日まで非公表にしてきたのとは対照的。インターネット上では「日本政府は頼りにできない。貴重な情報源だ」などと評価する声が多い。

読売と異なり、産経では日本政府気象庁予測を公開しなかった理由も紹介している。ただし、専門家意見は紹介せず、「日本政府は頼りにできない」というネットユーザーの声を紹介。ド素人ネットユーザーからの評価なんてどうでもいいだろ、バカ。

安全と危険

切り捨てるべき可能

政府東電がより多くの情報を公表提供するだけならば、さほど問題はない。しかし、それを国民に周知させるマスメディアは、周知させるべき情報を精選しなければならない。

一例として、中部大教授武田邦彦提言を見よう。

このようなときに、「学問」の本質が判っている学者はどういうふうに発言するでしょうか。「学問的に、わたくしの研究では100ミリシーベルトぐらいまでは大丈夫だと思います。しかし一部に、100ミリシーベルトを浴びると1000人の内に5人から10人の人がガン(過剰発がん)になるという結果もあります。もともと学問は、真実が判っているわけではないので、皆さんはできるだけ放射線に被曝しないように気をつけてください。学者は新しい知見があれば論文を出すことができますが、皆さんの健康は損なわれると元に戻ることはできません。従って、国際放射線防護委員会で決められたように安全という意味では、「1年間に1ミリシーベルト」を目安に生活設計をされた方がよいと思います。お役所も市民を守るのが役目ですから法律に基づいた値で市民健康を守ってください。」今、福島市で行われていること、学問的に言えば「人体実験」ということができます。つまり学問は「100ミリシーベルトから大丈夫だ」ということを断定的にいう事ができないのですから学者自分の判断で勝手に被曝量を決めるということは、学問本質に反することなです

通説では人体に危険がないとされている100ミリシーベルとの被曝でも、人体に有害だとする研究が一部にあるという。しかしだからと言って、

従って、国際放射線防護委員会で決められたように安全という意味では、「1年間に1ミリシーベルト」を目安に生活設計をされた方がよいと思います。

などと忠告することは完全に間違っている。100ミリシーベルとの被曝ならば人体に危険がないと証明することは、悪魔の証明に近い。考慮する必要のない可能性まで考慮していたら、人は何も出来なくなってしまう。

例えば、被災地で「外国人窃盗団」「雨当たれば被曝」などのデマが広がっているという。

では、これがデマだと証明することが出来るだろうか。「外国人窃盗団が横行しているが、警察が把握できていないだけかも知れない」「雨に当たれば被曝するが、現在科学が観測できていないだけかも知れない」という可能性は決して皆無でない。しかしだからと言って、そのような皆無に近い可能性を警察や現代科学よりも信用するのは完全に間違っている。

これは原発事故についても同様だ。福島原発暴走して日本ブラジルを一つの穴で繋いでしま可能性も、月が明日地球に落下する可能性と同じく決して皆無でない。しかしそのような考慮すべきでない可能性を、たとえ「可能性」としてでも発信したならば、異常な状況にあって判断力の低下している人たちは少なからず混乱するだろう。

いや、彼らが言っているのは可能性の話なので。原発事故に関しては、必ず最悪の事態を想定して書いて、その上で現状はこうですよ、というのは正しい報道の仕方だと思います。日本のように「安心です、安全です。逃げなくていいです」って新聞テレビが言っちゃ駄目ですよね。海外メディアの取り上げ方は、全然問題ないと思います。不安を煽るのではなくて「ここまでになる可能性はあります。ただし、現状はこういう状態なので、今は安心してください」とやればいいわけですから

これも大いなる幻想によるものだ。毎日様々な事象について「これこれこういう可能性もあるが、しかしこれこれこういう理由により現在は安全だ」と報道しても、人々が正しく理解できるとは考え難い。

強調すべきは何か

プレゼン用語に「take home message」というものがある。「これだけは覚えて帰って欲しい要点」の意味だ。そして結局のところ、国民が覚えて帰りたがっているのは、現在自分は安全かどうかということでしかない。その要点のみを強調し、必要でない情報を強調しないことは決して間違いでない。

ベルリン弓削雅人】国連放射線影響科学委員会(事務局・ウィーン)のワイス委員長は6日、福島第1原発事故について「チェルノブイリ原発事故(1986年)と、米スリーマイル島原発事故(79年)の中間」との見解を示した事故の国際評価では「レベル6(大事故)」に当たる。AP通信が伝えた。

ワイス委員長は「(第1原発事故は)チェルノブイリほど大規模ではないが、スリマイルより深刻であることは確かだ」と述べた。チェルノブイリは「レベル7(深刻な事故)」と最悪の評価を受けている。

一方、第1原発太平洋に面しているため、「放射性物質の大部分希釈され、人体への影響は少ないだろう」と説明。事故の初期対応については「チェルノブイリの時とは大きく異なる」と指摘し、「妥当」と判断した

こういった報道を、ある福島県民は次のように批判する。

マスコミは「福島危険」「放射線は身体に悪影響」しか報道されていない節があります

後付で「このレベルでは身体に害はありません」と言うだけ。パニックを抑えるなら言う順序が逆では?「放射線の数値が通常より若干高い値を示していますが、体に影響のある数値ではありません。各地の数値は~」と言うのが報道仕事はないのでしょうか?

「ただちに健康に影響を与えるものではない」-。野菜飲料水などから基準(規制)値を超える放射性物質放射能)が検出されたとき枝野幸男官房長官が繰り返し使った言葉だ。この言葉に「ただちに影響がなくても、何年か後に影響が出るんだろう」と思った人も多いのではないか。実際は現在までに検出された値では将来的にも健康への影響はなく、「ただちに」という言葉を使ったことに疑問を投げかける専門家も少なくない。

政府は「ただちに影響ない」でなく「影響ない」と断言すべきだ、という他に類を見ない批判だ。しかし、もし「影響ない」と断言すれば、政府は将来における危険可能性を隠蔽し偽りの安全を演出している、と批判されることになるだろう。問題は政府が「ただちに」を使うかどうかでなく、マスメディアがそれを「安全だ」と報道するかどうかでしかない。

http://anond.hatelabo.jp/20110409165941へ続く)

2011-04-08

http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20110406_0007865216&cID=10305&pID=10300

槐山郡(クェサングン)、日本地震被害助け合い寄付募金中断

【槐山(クェサン)=ニューシス】カン・シンウク記者=忠北(チュンブク)、槐山郡(クェサングン)は日本文部科学省が'独島(ドクト)領有権'技術を強化した中学校教科書検定結果を公開したのと関連、国内地方自治体では初めて日本大地震被害助け合い寄付募金を中断すると6日明らかにした

クンは"日本政府は傲慢放縦した野心を直ちに中断して大韓民国国民歴史の前にひざまずいて謝罪しなければならない"と強調した

クンは先月11震度9.0の大地震津波被害惨事(参事)で失意に陥った災害民と痛みを分けて早急な被害復旧のための財源用意に軍公務員家族が同じ意向で参加して5日現在450万ウォン募金したがこれを全額返済した

日本文部科学省は先月30日教科用図書検定調査審議会を開いて独島(ドクト)領有権主張を記述した中学校社会教科書12種の検定を通過させるなど独島(ドクト)領有権侵奪企画(祈祷)を一層露骨化していて国内地方自治体寄付募金運動に影響を及ぼしている。

あの国はほんとに凄い。日本も見習わないといかんわ。

2011-03-27

政府対応真逆じゃないだろうか?

農産物が売れないから基準値引き上げ要求

 基準値を引き上げて出荷したら、ますます買い控えで売れなくなる

 他方 基準値を引き下げて、出荷自粛したあい、あとから東京電力損害賠償を求められる。

この場合損害賠償求めたほうが、出荷して売れないより得じゃね?

賠償したくないから、基準値が上がってるのに、さらに上げろとか、意味不明だと思った。

 

安全安全、って叫んでるけど 全く付着していない水と、混ざっている水 バカじゃなければ、同じだとは思わない。それを安全って言えば言うほど

嘘をついている。安全ではない。不正確な表現で売ろうとするCM表現だ!と 危機警鐘を鳴らす力を強めなければいけない。

つまり、安全だと叫ぶ人がいるほど、危険だと叫ぶ人が増える。

反面、文部科学省のように、淡々データーだけを出して、危険か安全かの判断をユーザーに任せれば、

データーの統計から見て、もう1度大きな事故がなければ、WHOの水質基準に照らし合わせても年間取得上限を超えない地域が大多数ということが分かり

わざわざ、危険だと  危機警鐘を鳴らす力を強める必要はない。

安全だと言わなければ、皆が安心するのに、 なんで、わざわざ、安全だと言って 危機感を募らせるの?意味不明すぎる。

安全だということばを信じろって、詐欺の手口だから、一番信用しちゃダメだろ。オレオレサギじゃないんだから兎に角データーに基づいて

レントゲン>>CTスキャンたいな、CM的手口を使わず、淡々データーや、複数の人の とくに 一番危険だと思っている人がなんと言っているのかを出さなきゃ。

現状、一番危険だと言っている人の水準にも届いていないということは、見ればわかるんだから

2011-03-26

東大早野龍五のtwitterはヒドすぐる

東大早野龍五のtwitterはヒドすぐる

こんなのもてはやしてるtwitter民はバカなの?死ぬの?

福島原発事故中国核実験よりマシだから大丈夫だぉ

【参考】1974年中国大気圏核実験を行い,東京に雨とともに放射性物資が降った.

学生だった私はガイガーカウンターで人々の頭髪や衣服などを測定.その数値は,

福島病院で被曝された方々と同程度以上,都民の多くが被爆したはずだが

それによる健康被害現在にいたるまで報告されていない.

http://twitter.com/hayano/status/46978697999286273

実は3倍も降ってますww

降下セシウム核実験時代の3倍 「早く沈静化を」と専門家

 福島第1原発事故東京に降り注いだ放射性物質セシウム137は、最大となった降雨の21~22日に、1960年代前半まで行われた大気圏内核実験で1年間に降った量の3倍近くに達したことが25日、分かった。

 放射線医学総合研究所市川龍資元副所長(環境放射能)の資料と、文部科学省の発表データ比較した市川さんは「今のレベルなら心配することはないが、これ以上(放射性物質が)外に出ないよう、早く原子炉を冷却し、沈静化させてほしい」と話している。

 市川さんによると、米国旧ソ連英国が63年に部分核実験禁止条約に調印するまで、米ソは盛んに核実験を繰り返した。63年に東京で確認されたフォールアウト(放射性降下物)のセシウム137は年間1平方キロメートル当たり52ミリキユリー。換算すると1平方キロメートル当たり1924メガベクレルになる。

 文科省によると、今月18日以降、東京で降下物として検出したセシウム137は、24時間ごとの値で最大だった21日午前9時~22日午前9時は5300メガベクレルで、63年の1年間の約2・8倍になった。降雨で降下物が多かったとみられ、翌日以降は400メガベクレル以下に減少した

 市川さんは「問題はどれだけ体に入ってくるかだ。長引くと農作物の濃度が高まりやすく、厄介だ」としている。

http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032501000755.html

水道水が成人規制値を超えた場合シミュレーション作りを急げ

 先日の金町浄水所の「乳児への水道水摂取規制」、あの数字って、確か200ベクレル超えていたので、

 もう少し数値が上がっていたら「対成人も摂取規制」(=300ベクレル)に達していたところだった。

 仮に300ベクレルを超えたとすると、どういう事態が発生するのか?

 原発の状態が不安定な状況下なので、今後再度ベクレル値が上昇して300ベクレル超えする事態も

 起こりえる事態なので、今のうちにシミュレーションしておくのも悪くないだろう。

 (暫定規制値改訂、という話もあるが、ここでは暫定規制値が変わらないものとして議論する)

 ・都内の飲食店はどう対応するのか?

  あっさりと「規制値に達しましたが、ミネラルウォーターが入手できませんので、営業を停止します」という飲食店は、

  恐らく少数派だろう。

  「飲料水と調理使用水はミネラルウォーターします(食器洗いは水道水)」という店も、少ない?

  「飲料水は頑張ってミネラルウォーターしますが、調理使用水は水道水にします」的対応が多数派になるのだろうか。

  「飲料水水道水」という対応は、逆に少数派?

  利用する方も、「多少のヨウ素はしょうがない」という割り切った気持ちで外食店に行くことが求められよう。

 ・中食業者はどう対応する?

  「オリジン弁当」「ほっともっと」「デパ地下惣菜コーナー」の類はどうするのだろう?

  やはり「申し訳ありませんが、水道水で調理しました」ということになるのか。

 ・食品会社はどう対応する?

  ビール会社とか清涼飲料水会社とか豆腐メーカーとか加工麺会社とかパン製造会社とか冷凍食品会社とか、

  首都圏にも多くの食品会社存在する。

  このうち、西日本にも工場がある会社は、

  西日本の増産で以って「東日本ヨウ素汚染工場での生産見合わせ」という選択肢を取りえる。

  しかし、東日本しか拠点を持たない会社は悲惨だ。

  生産中止か、「水道水利用であることを割り切って工場を操業する」この二者択一である

  問題なのは、「この加工食品飲料)は、どこの工場作りました

  「この加工食品を製造した時点でのヨウ素の量はこれだけでした

  という情報が開示されないまま、消費者のところへ行くということである

  心配性な消費者は「東日本本社がある食品会社加工食品は、東日本工場で製造された可能性が高いから、避けよう」ということで、

  西日本本社、もしくは中国産加工食品を買い求める、ということになる。

  あと、食品会社で独自の地下水源を持っている会社って、どれだけいるのだろうか?

  井戸のヨウ素汚染の状況は、どうなっているのか?

 ・学校給食

  実はこれが一番問題じゃないかと思っている。

  40人の学級があったとして、保護者40人全員が「多少ヨウ素数値が上昇していても、大勢に影響がない」と判断して

  「多少基準値をオーバーした水道水で調理した給食を食べさせても、まあ仕方がない」と判断すれば、そんなに問題はない。

  しかし、40人もいれば、数名、下手すれば十数名、「ちょっとでもヨウ素が入っている水で調理された給食を食べさせることはできない」と

  主張する保護者も現れると思われるので、その場合は「給食自体の取りやめ」も考えられる。

  (ミネラルウォーターを確保して、それで調理、というのは非現実的だろう)

  あるいは、「安全性が担保されないのであれば、わが子だけはお弁当を持たせる」ということで、

  自宅でミネラルウォーターで調理した弁当を持たせる保護者も続出すると思われる。

  そういう場合教育現場はそれを「拒否」できるのか?

  多分拒否できないと思われるが・・・・

 ということで、「成人基準値を突破した場合の取扱い」というのは、純医学的見地からというより、社会学的見地から

 さまざまなトラブルが多発すると思われる。

 少なくとも、給食の件とかは、文部科学省厚生労働省と今のうちに協議しておいて、マニュアルを作っておかないと

 大混乱になるのでは? 

2011-03-25

全国の水道水中のヨウ素131およびセシウム137の数値が見れる場所

全国の水道水中のヨウ素131およびセシウム137の数値が見れる場所

文部科学省/上水(蛇口水) 定時降下物のモニタリング

PC向けページ

http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303956.htm

携帯向け変換したもの

http://bit.ly/fFI3aJ

PDFから携帯からみれない~」って方はこちらからどうぞ。

2011-03-23

http://www.chosunonline.com/news/20110317000003

東日本巨大地震:「教科書問題、賢明対応を」

首相日本は危機状況、韓国の支援ムード壊さないよう」

 金滉植(キム・ファンシク)首相は16日、今月末に予定されている日本文部科学省文科省)による中学校歴史教科書検定の発表をめぐり「日本が(地震津波による)危機状況で自制し静かに済ませてくれたら、というのが韓国の望みだが、そうでなかった場合韓国も通常時とは違う、成熟し抑えた姿勢対応してほしい」と述べた。金首相は同日、「こうした状況で、日本が(例年通り歴史教科書に関する発表などを)行えるかどうか確答できないが、当初の方針通り行われる可能性もある」とした上で、このように話した日本では毎年3月末ごろ、検定が終わった中学校歴史教科書独島日本名竹島)は日本領土という主張が掲載されていることが発表される。

 金首相のこうした発言は、今回の東北地方太平洋沖地震で甚大な被害を受けた日本を救おうという動きが韓国国内で広範囲にわたり起きている状況で、日本独島領有権を主張する歴史教科書日本政府の検定をそのまま通過すれば、両国関係が急速に冷え込む可能性もあることを懸念したものとみられる。

 金首相は「(日本を救おうというムードが)非常に盛り上がっているため、一瞬にして変わってしまうかもしれないと心配している。寄付も援助もいいが、相手のことを思いやりながら、賢明管理していかなければならない」と語った。

 さらに、金首相は「『韓国一生懸命地震復旧支援を)したが、あなたたちは(独島問題でまた)どうしてこんなことをするんだ』という主張がネットを中心に(出回り、支援ムードが)一転するのでは、と心配している。もし、こうしたことが起きても、独島問題は重要だが韓国国民国家一貫性にかかわる問題もあるため、世界はどんな目で見るのだろうかと少々懸念している。(韓日とも)成熟した賢明姿勢で解決してほしいと思う」と述べた。

ほんとさーどーしてこーゆー国と仲良くしよーって人達が多いんだよーもういーじゃん無理に親交ムード盛り上げなくってもさーどーせあっちは俺らと本当に仲良くなりたいとか思ってないわけだしさー

2011-03-22

[][][][][][]

定時降下物の調査結果



I-131

新宿区40→2,900

さいたま市66→7,200

ひたちなか市490→93,000

平成23年3月19日9時~平成23年3月20日9時採取

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/21/1303977_19_20.pdf

平成23年3月20日9時~平成23年3月21日9時採取

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/21/1303977_20_21.pdf

文部科学省ホームページ http://www.mext.go.jp/

セシウム134、セシウム137、Caesium-134、Caesium-137

セシウム - Wikipedia

Caesium - Wikipedia, the free encyclopedia

セシウム134 - Wikipedia

Caesium-134 - Wikipedia, the free encyclopedia

セシウム137 - Wikipedia

Caesium-137 - Wikipedia, the free encyclopedia

ヨウ素131、Iodine-131

ヨウ素 - Wikipedia

Iodine - Wikipedia, the free encyclopedia

Iodine-131 - Wikipedia, the free encyclopedia

プルトニウム、plutonium

プルトニウム - Wikipedia

半減期プルトニウム239の場合約2万4000年(アルファ崩壊による)。

プルトニウムアルファ線放出するため、体内に蓄積されると強い発癌性を持つ。

反射体のない球状プルトニウム臨界量は16kgだが

中性子を反射するタンパーを用いると核兵器中のプルトニウムピットは10kg(直径10cmの球に相当)まで減らすことができる。

1kgのプルトニウムが完全に反応したとすると、20キロトンのTNT相当の爆発エネルギーを生むことができる。

アルファ粒子 - Wikipedia

放射線の一種のアルファ線α線alpha ray)は、アルファ粒子の流れである

電離作用が強いので透過力は小さく、紙や数cm空気層で止められる。

しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合内部被曝には十分注意しなければならない。





ガイガーカウンター

[雲母窓型][ガイガーカウンター][アルファ崩壊][アルファ線][プルトニウム]

[ガラス窓型][ガイガーカウンター][アルファ線][検出できない]

2011-03-21

ナイター実施理解して!蓮舫節電相説得へ、官庁行脚

ナイター実施理解して!蓮舫節電相説得へ、官庁行脚

ツイッターセ・リーグの日程変更について否定的な見解を示した蓮舫節電啓発担当大臣

Photo By 共同 

 球界は官庁行脚でナイター実施に理解を求めることになった。加藤良三コミッショナー(69)とセ・リーグの新(あたらし)純生理事長(58=ヤクルト球団常務)、パ・リーグ井上智理事長(56=楽天オーナー代行)は22日、文部科学省を訪ね、ナイター自粛など節電を強く求めた通達に対する報告を行う。この報告には選手会新井貴浩会長(34=阪神)の同行も決まっている。

 節電を強く求める通達を出した文科省日本野球機構(NPB)の監督官庁加藤コミッショナーが掲げた試合開催の条件の一つが「政府監督官庁の指示に従う」だけに、18日に鈴木寛副大臣名で届いた通達への報告は、開幕へ向けて極めて大きな意味を持つ。

 セは通達を受けて19日の理事会で、一度発表していた25日開幕を29日に延期。加えて全試合延長戦なしとするほか、東京電力管内では4月5日以降「減灯ナイター」を実施し、夏場にも極力デーゲームを組む節電対策を打ち出した。これらの節電計画は文科省幹部と連絡を取り合って決めたもので、巨人清武英利球団代表は「文科省にも理解を得られるようになったのではないか」と自信をのぞかせていた。

 パは21日の臨時オーナー会議で節電対策を検討球界一丸姿勢を示すべく、新井会長も同席の上で報告へ臨む。NPBの一行は文科省を訪ねた後、経済産業省蓮舫節電啓発担当大臣へも報告する方向で調整している。ナイター実施に難色を示す官庁を回って理解を得たい考えで、新理事長は「12球団姿勢を伝えるために行って参ります。ご理解いただけるように努めようと思っております」と話した

 蓮舫氏は自身のツイッターで、あらためてセの開幕日程変更に否定的な見解を示した。問題視したのは、やはりナイター。既に笠浩史文部科学大臣政務官電話協議したした上で「計画停電実施し、夕方の帰宅時にご不便をかけている東電管区内でナイター開催に私は慎重意見と伝えました」とした。「減灯ナイター」と言っても巨人東京ドームが発表した節電計画は約40%。1試合で1000世帯単位の電力消費は確実だ。「事業仕分け」で注目を浴びた蓮舫氏にとって、ナイターは見過ごせない「仕分け」対象と言える。

 セ、パで節電対策に温度差がある中、ナイター実施に理解を得られるか。22日の官庁行脚での成果が注目される。

 ◇鈴木寛副大臣による通達 東日本大震災の発生を受け、コミッショナー宛てに文書で通達された。「このような状況を踏まえて、電力の安定供給ができるまでの間、特段のご協力をお願いします」とあり、(1)東京電力東北電力管内以外の地域試合を開催(2)特に同管内の地域ではナイターの開催は厳に慎む――と要請。デーゲームでも消費電力量が多い東京ドームなどでの開催自粛を求め、東日本でのナイター自粛を求めている。

[ 2011年3月21日 06:00 ]

2011-03-20

1日あたりの放射線量まとめ 3月19日

概要

1時間あたりの放射線量(μSv/h)は文部科学省や各都道府県ウェブサイトで逐次報告されていますが、一日あたり(μSv/day)だとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、「観測地点に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるか」を計算したものです

3月19日

秋田県秋田市     0.82 μSv

山形県山形市     0.97 μSv

    .米沢市     2.46 μSv

新潟県新潟市     1.10 μSv

    .長岡市     1.16 μSv

    .阿賀町     2.09 μSv

    .南魚沼市    3.56 μSv

    .新発田市    1.37 μSv

    .上越市     1.52 μSv

栃木県宇都宮市    3.67 μSv

    .那須町     21.8 μSv

    .日光市     19.2 μSv

    .真岡市     2.52 μSv

    .小山市     2.62 μSv

群馬県前橋市     1.89 μSv

茨城県水戸市     4.17 μSv

    .北茨城市    21.6 μSv

    .高萩市     5.79 μSv

千葉県市原市     0.79 μSv

埼玉県さいたま市.   1.35 μSv

東京都新宿区     1.12 μSv

計算方法

24:00までを一日と見做して計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いましたSv/hをSvにするのは積分という操作ですので、基本的には各時間毎の計測値の足し算です掛け算ではありません一部の人はμSv/hの値に24hを掛けていますが、概算値としての算出としては有効かもしれませんが、必ず妥当性を検討しなければなりません

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月18日

1日あたりの放射線量まとめ 3月17日

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

2011-03-19

1日あたりの放射線量まとめ 3月18日

概要

1時間あたりの放射線量(μSv/h)は文部科学省や各都道府県ウェブサイトで逐次報告されていますが、一日あたりだとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、「観測地点に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるか」を計算したものです

3月18日

秋田県秋田市     0.81 μSv

山形県山形市     0.96 μSv

    .米沢市     2.45 μSv

新潟県新潟市     1.08 μSv

    .長岡市     1.15 μSv

    .阿賀町     2.14 μSv

    .南魚沼市    3.80 μSv

    .新発田市    1.42 μSv

    .上越市     1.52 μSv

栃木県宇都宮市    4.10 μSv

    .那須町     25.2 μSv

    .日光市     22.8 μSv

    .真岡市     3.02 μSv

    .小山市     2.80 μSv

群馬県前橋市     2.08 μSv

茨城県水戸市     4.61 μSv

    .北茨城市    23.7 μSv

    .高萩市     3.80 μSv ※1

    .大子町     2.83 μSv ※2

千葉県市原市     0.84 μSv

埼玉県さいたま市.   1.18 μSv ※3

東京都新宿区     1.16 μSv

脚注

※1 9:21 - 24:00 の数値です。それ以前に異常な数値がなければ、高々7μSv程度と思われます

※2 0:01 - 17:00 の数値です。それ以降同じような推移であれば、4μSv程度と思われます

※3 0:01 - 15:00 と 19:01 - 24:00 の数値です。異常な推移がなかったとすれば、1.41μSv程度(参考値)です

計算方法

24:00までを一日と見做して計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いましたSv/hをSvにするのは積分という操作ですので、基本的には各時間毎の計測値を足してるだけです。掛け算ではありません。

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月17日

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

2011-03-18

1日あたりの放射線量まとめ 3月17日

概要

1時間あたりの放射線量(mSv/h)は文部科学省や各都道府県ウェブサイトで逐次報告されていますが、一日あたりだとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、「観測地点に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるか」を計算したものです24:00までを一日と見做して計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いました

3月17日

秋田県秋田市     0.90 μSv

山形県山形市     1.21 μSv

    .米沢市     2.85 μSv

新潟県新潟市     1.09 μSv

    .長岡市     1.20 μSv

    .阿賀町     2.39 μSv

    .南魚沼市    5.99 μSv

    .新発田市    1.50 μSv

    .上越市     1.67 μSv

栃木県宇都宮市    4.49 μSv

    .那須町     30.4 μSv

群馬県前橋市     2.38 μSv

茨城県水戸市     5.19 μSv

    .北茨城市    27.8 μSv

    .高萩市     7.60 μSv ※1

    .大子町     4.32 μSv

千葉県市原市     0.90 μSv

埼玉県さいたま市.   1.28 μSv ※2

東京都新宿区     1.67 μSv

脚注

※1 0:01 - 21:10 の数値です。それ以降異常な数値の上昇がなければ、高々9μSv程度と思われます

※2 0:01 - 18:00 と 22:01 - 24:00 の数値です。欠測部分で異常な推移がなかったと仮定した場合は、1.54μSv程度(参考値)です

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

2011-03-17

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

概要

1時間あたりの放射線量は文部科学省などで逐次報告されていますが、一日だとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、観測機器のおかれている場所に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるかを計算したものです24:00までを前日と見なして計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いました

3月16日

秋田県秋田市     0.88 μSv

山形県山形市     1.74 μSv

宮城県仙台市     3.89 μSv

新潟県阿賀町     3.25 μSv

    .南魚沼市    8.72 μSv

    .新発田市    1.58 μSv

    .上越市     1.64 μSv

栃木県宇都宮市    6.09 μSv

    .那須町     34.8 μSv

群馬県前橋市     4.05 μSv

茨城県水戸市     8.28 μSv

    .北茨城市    47.8 μSv

    .高萩市     10.3 μSv

    .大子町     5.82 μSv

千葉県市原市     1.26 μSv

埼玉県さいたま市.   2.23 μSv

東京都新宿区     1.72 μSv

訂正(3月18日12:56)

栃木県宇都宮市の値が3月15日のままでした

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

概要

1時間あたりの放射線量は文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm)などで逐次報告されていますが、一日だとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、観測機器のおかれている場所に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるかを計算したものです24:00までを前日と見なして計算しています。

3月15日

山形県山形市     1.08 μSv

栃木県宇都宮市    9.07 μSv

茨城県北茨城市    32.7 μSv

    .高萩市     23.5 μSv

    .大子町     8.99 μSv

千葉県市原市     1.56 μSv

埼玉県さいたま市.   5.74 μSv

東京都新宿区     2.62 μSv

2011-03-16

放射線量測定所まとめ

放射線量測定所まとめ

公的機関

文部科学省     http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

北海道泊原発   http://www.pref.hokkaido.jp/soumu/sm-gensc/index.htm

秋田県秋田市   http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1300095644855

山形県山形市   http://www.pref.yamagata.jp/ou/kenkofukushi/090001/houshasen.html

宮城県女川原発  http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/onagawa/mp.html

新潟県        http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents/538/index.html

    .柏崎市   http://www.k4.dion.ne.jp/~ngtl-rad/

栃木県宇都宮市  http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/houshasen.html

群馬県前橋市   http://www.pref.gunma.jp/05/e0900020.html

茨城県        http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index2.html

            http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html

     つくば市.  http://www.aist.go.jp/taisaku/ja/measurement/index.html

千葉県市原市   http://www.pref.chiba.lg.jp/taiki/h23touhoku/houshasen/index-sokutei.html

埼玉県さいたま市 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html

東京都新宿区   http://www.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html

神奈川県横浜市  http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/saigai/

静岡県御前崎市  http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/index.html

長野県長野市   http://www.pref.nagano.jp/kankyo/kansei/houshanou/houshanou.htm

石川県志賀町   http://atom.pref.ishikawa.lg.jp/monitoring/Pages/Radiation/FormRadiationMap.aspx

京都府高浜原発  http://www.aris.pref.kyoto.jp/map_00.html

非公的機関,個人

北海道札幌市   http://geiger.maido3.com/

千葉県柏市     http://www.ustream.tv/channel/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB

東京都日野市   http://park30.wakwak.com/~weather/geiger_index.html

    .江東区   http://www.ustream.tv/channel/geiger-counter-tokyo

    .大田区   http://www.ustream.tv/channel/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF

放射性物質測定

東京都世田谷区  http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.html

2011-03-12

東工大入試って、今日やるのか・・・

こんな事態なのに、東工大入試やるのか・・・都心に行かなきゃいけない高校生が本当にかわいそう。スケジュールとか調整が難しいのは分かるけれども、他の大学のように、延期とかにできたらいいのに。

http://www.titech.ac.jp/exam/news/year_11.html

http://d.hatena.ne.jp/next49/20110311/p2

追記:

東工大は、8:10

12日(土)の本学の入試は下記のとおり実施する。

数 学:11時15分 ~12時45分

外国語:13時30分 ~14時30分

物 理:15時40分 ~17時00分

第6類:15時40分 ~17時40分

化 学:17時50分 ~19時10分

http://www.titech.ac.jp/prospect/news/detail_1766.html?id=prospect

と発表して、9:10

 文部科学省から要請にこたえ,今回の地震津波に伴う交通事情等により12日(土)の試験受験できない方には,別途受験機会を設けます。詳細は,後日できるだけ早い機会に発表します。

http://www.titech.ac.jp/prospect/news/detail_1767.html?id=prospect

と発表。

なんでもっと早く、明らかに適切と思われる対応をとらなかったんだろう。

11時の試験に間に合いたいとの一心で、既に交通混乱に巻き込まれている学生が多いんじゃないかと思う。

本当に不憫。

2011-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20110302154700

いやいや、ゲーム規制ってそういうことじゃないだろ。

ゲームの総量を規制するんじゃなくて、過激な表現とか、退廃的な表現とか、そういうものを「かそうとげんじつのくべつがつかないひとがいる」から規制しようって話じゃないかよ。

悪平等って話をするなら、文部科学省認定の健全ゲームだけにしようって話になる。

大人も子供もみんな文部科学省の決めた「正しく」て「健全」なゲームを、一家団欒笑いながらリビングでやるイメージ


おれは馬鹿馬鹿しいと思うけれどね。

ちなみに、元増田が言ってるような意味での規制を考えたときゲームの代わりになる「正しく」て「健全」な遊びってば、鬼ごっことかになるんかね・・・

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