はてなキーワード: 低学歴とは
素朴な疑問なんだけど、この増田みたいな、とりあえず結婚出産だ!結婚出産こそが善であり普通!みたいな洗脳めいた思い込みってどういう育ちの人が持ってるんだろ。地方出身、片親、低学歴とかだろうか。
結婚出産より先にまず職と病気のほうがやばいし早くなんとかした方がいいと思うんだけどそれより先に結婚出産でなんとかなると思ってるのがなんかすごい。
首都圏育ちの高学歴層の子女はまずそんなこと考えないし、安定した職もないのに結婚出産を躊躇いなく堂々と言えちゃうってのがなんかものすごい文化の違いを感じる。
30歳(もうすぐ31歳)、非正規労働者、双極性障害、デブス。
8年付き合った彼氏に何度も何度も結婚の話をはぐらかされ、ストレスで太り血栓リスクのためピルをやめると同時にセックスレス(ピルは私の負担で彼はゴムをつけたがらなかった)。からの挙げ句の果てに浮気。
「増田が生きてるだけで、それでいい」という母の言葉に救われなんとか生きてる。
が…従姉妹の結婚や兄弟の出産への反応を見て、上記の言葉は建前であることに気がついた。
私は母のおかげで悪い大人にならずにここまで来れた。
恩返しは結婚・出産だし、私自身がそれらを経験したいという気持ちもあった。
ようやく新しい仕事にも慣れて、病状も安定してきて(ふられたのがむしろ良かったのかもしれない)
デブで低学歴で非正規労働者なのをプロフィールカードや面接のはしばしに盛り込んで「これでもいいよな?!」ってのを重々確認しながらやってきた。何人も何十人も会った。
するとすごく運がよく、数少ない趣味の8割が一致する気の合う人と出会えた。
見た目は私のような冴えない感じだけどすごくいい人だ。
猛アタックして向こうもまんざらではなかったようで、告白されて付き合ってもらうことになった。
その際ラブレターをもらったのだが、私への褒め言葉が羅列されててすごく嬉しかった。
最後の数行に度肝を抜かれた。
「お願いが2つだけある。1つめは、ダイエットしてください。2つめは、正規雇用を目指してください。」
1つ目に関しては健康のためもあるしわかる。巨デブだからそれは仕方ない。でもデブ専じゃなかったんだーとがっかりしたくらい。
2つ目が結構心にきた。
共働きをしながら彼氏を私立の中高一貫校→大学→大学院卒業まで育て上げたことがあげられるようだ。
今どき共働きなんて全然珍しくないし、むしろ私も彼氏が旦那になってその収入に依存して生きるつもりはない。
だから働き続ける気は満々だった。
ただ非正規労働者ゆえこのご時世で社員登用してもらえるかは定かではなく…でも収入があればパートでも契約社員でも派遣社員でもよくない?っていうのが本音。
ただ、挑戦する前に文句言ってやらないのは1番よくないのでダメもとで頑張ろうとは思う。
彼氏のことは好きだし、この人となら結婚・出産を乗り越えられると思っているから。
そんな話を既婚の友達に話したりsnsや掲示板で書いてみたら9割が「それモラハラの気があるね」という回答だった。
マジで?
なんで?
いや、なんとなくわかるよ。
私は貧困家庭に生まれて低学歴、1度正社員のレール外れてしまってからずっと正規雇用してもらえずに非正規でここまできた。
それに対して彼氏は裕福な家庭に生まれて高学歴、新卒で入った会社にずっといて役職もついてここまできた。
私が非正規なのは私の努力が足りないからだと思っているんだと思う。
だから簡単に「正規雇用を目指してください」とか言えるんだと思う。
そんな簡単になれたら苦労しないし、世の中の約半分の非正規労働者もいないわ!って言いたくはなる。
でもモラハラというよりただわかってないだけなんじゃないかなと思ってて。
私が非正規労働者だろうがなんだろうがわかりあえる部分はたくさんあるし。
私が正規雇用になったら1番だけど、なれなかったとしてもそのわかりあえる部分を大切に一緒に歩んで貰えたらなと思ってる。
でも、私も彼氏の期待に応えられるよういろいろ活動はもちろんする。本気で取り組む。それくらいには好きだからね。
でも結果は知らん。
って言うと「モラハラ被害者が自分を正当化してる」とか言われてもう八方塞がり。
皆も読んでてそう思ったかどうかを知りたくて書きました。
あと、彼氏はダイエットと正規雇用を目指せといったのと同じ口からお菓子を与えたりブルーレイやサブスクのファミリーアカウントを分け与えたりオススメの映画、アニメをすすめてくるのをやめてください。
私はそこまで器用じゃない。
【18:03追記】
色々なご意見ありがとうございます。
やっぱりモラハラとは言い難いという意見があって安心しました。
これまでの経験上、本当〜〜〜に非正規雇用から正社員になるのって簡単ではないので
ただ、今からそのときのことを相談するのは「保険かけて、やる気ないんじゃない?」と思われるのが怖くてできないです。
それは友人も口酸っぱく言ってたのに8年も別れられなかった私はアホですね。
私は彼が正規雇用だから、金持ちだから好きになったんじゃないです。
年収とかは正直どうでもよくて、借金さえしてなければ何でもいいって感じです。
もうちょっというと相対的なものであり、その相対値は客観的に決まっていない。
あらゆるものはあらゆるものを差別しているが、日本では差別は一方向のものである。
男性が女性を差別することは大問題だが、女性が男性を差別することはさして問題にならない(または差別として取り扱われない)。
高学歴が低学歴を差別することは大問題だが、低学歴が高学歴を差ベルすることはさして問題にならない(または差別として取り扱われない)。
日本に今もいる左翼筋の人々にとっては、差別は一方向のものでないとつじつまが合わない。要は社会的な強者が弱者を虐げていないと彼らの最終目的は達成できない。最終目的は要は世界同時革命なんだが、それが起きていないということは問題はまだあるはずだ、というふうにも理解しようとする。
そして、もう言いがかりとしか言えないような差別問題をどんどん生産していく。
今の一線で活躍しているフェミニストたちを見ればマルキストが多いことはすぐにわかる。
こういった基盤をもとに差別を論じるので、一方の差別ばかり拾い上げてもう一方の差別を無視する、とか、無いものにするとか、大したことがないものにしてしまう。もっと言うなら成り立たないガバガバな理屈を無理やり作り上げてしまうか、なにか言っているようで何も言っていない正論を飾り立てたことしか言えなくなる。
最終的に今差別を受けていると言われている人々が暴力的な行動で異論を封じ込めるしかなくなるが、これすらも「自分たちを守るために仕方なく行われる防衛だ」ということにしてしまう。
フェミニストたちが言う男性社会というのがある。男性が有利らしい。だが、男性が有利な社会の延長線上に男性が一生懸命働いて家族を養うのがあることに誰も違和感を感じない事に驚きを禁じ得ない。
男が有利な社会の延長にある究極は、男は働かないで女性が一生懸命働いて家族を養う、体力的に限界がある女性たちなので一夫多妻だ。男性は用途ごとに女性を嫁にし、その用途を満たせなくなった女性はポイだが男性が罰されることはない。だけどすべての家庭や社会における権限は男性が持っている。ヒイヒイ言いながら身を粉にして働く女性を尻目に男性は趣味だのレジャーだのに興じていて「人々は時間をもっと有効活用して創造的なことをするべきだよ!」とか平気で言えてしまう社会ではない。
一方海外では、ベクトルではない。誰が言ったかやったかは全く関係がない。絶対値として差別が定義される。当然当人に戦う気概が求められるが。
だがこういうことをいえば「お前らは差別する側だからわからない!」とか言っちゃうんだが、だめだ怒り始めたのでここまでにする。
*文学以外も入っている。個人判定があやふやなので全部入りにした。すまん😭
*「書いた記事が圏外だった😢」と呟いたそこのあなた!当ランキング、はてブ数上から順で決めただけなので、おすすめ記事があれば
新規投稿⇒タイトル「anond:20210114162908」で本文に自薦他薦紹介を。みんなで増田文学2020をブラッシュアップできればとー✏️
叩きたいだけの増田やアンケート等は除外するとか
建設的な意見。明らかに増田文学でない投稿は「増田文学でないランキング」を作ってそっちに載せるか🤔
ただ気力がない+加えて2019ランキング作成に気持ちが移っている
順位 | ブクマ数 | タイトル | 日付 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
432 | 512 | anond:20171010083534 | 12/24 | 3年前の私へ | ||||
519 | 479 | 高速道路のトンネルで漏らしそうになった話 | 10/29 | |||||
不明 | 307 | 足立区が滅びた日 | 09/04 |
|592| |451 | |anond:20200606114353| |06/06| |どこからか腐った肉の臭いがする|
不明 | 395 | anond:20200808105038 | 08/11 | どーも、あのときのトビウオです。楽園に行く夢は叶いましたか? |
参考:個人的にランキング入りしてほしい増田(解説付き)
酷い人生だったと思う。
母は毎日酒乱の父と祖父に殴られ怒鳴られていた。祖母は大事な長男を奪った母が憎かった。
母のあとは子供が殴られた。父に蹴られた妹がサッカーボールみたいに弾んでいた。
その母も私が小学生になった頃ガンで亡くなり、私達は父と祖父と祖母に殴られ家具を壊されランドセルを捨てられ拾った仔猫を川に流され、お前たちも母親のように悪い女になって早死にする、汚い、臭い、母親そっくり、1日中怒鳴られた。
それでも時々、父親は私達姉弟を連れて遊園地や外食に出かけたりして可愛がったので、少し乱暴だけど愛情深い良いお父さんなんだと私達は信じていた。
間違っていたが、それ間違ってるよと教えてくれる人はいなかった。
小学生のころ面白がって車や重機の運転もさせられた。父親は怖くて叫ぶ私を見て喜んでいた。大人になっても夢に見る。今でも運転免許は持っていない。
家で出たゴミは車で遠くに持って行って窓からポイ捨てさせられた。公共の場所でゴミをゴミ箱に捨てると「いい子ぶるな」と叩かれるような家庭だった。
高校生のころ祖父が死に祖母が認知症になり、私が家で介護した。父は「女が学校行ってもしょうがないだろう」と言った。
数年で祖母も亡くなったが父親が働かなくなった。借金とパチンコがやめられず、私と弟がかけ持ちで働いた給料で家族を養ったが借金はかさんだ。
父は「俺がこんな風になったのはお前達のせいだ」と毎日暴れた。私達は父親が壊したタンスや割れた食器を片付けながら自分を責めた。
やがて借金に限界がきて家を手放すしか無くなり、廃人のようになっていた私は父方の叔父に引き取られた。弟と妹はいつの間にか行方不明になっていた。妹とは数年後に連絡が取れたが、弟は今もどこにいるのか分からない。
叔父は殴らなかったがギャンブル依存症で、私を低学歴の肉体労働者と呼びお金を要求した。私は断らなかった。
断るという選択肢がある、断る選択をしてもいいのだということすら知らなかった。
それに我慢していれば周囲の大人に「我慢強くて偉いね」と褒めてもらえた。褒めてもらえるのは嬉しかったのでずっと我慢した。我慢していればうまく行くはずだと思っていた。うまく行かないのは私の我慢が足りないからだと自責した。
ほとんど休みもなく働き、得たお金をほとんど父親と叔父に渡した。監禁されていた訳では無いからいつでも逃げられるのに、逃げられなかった。逃げるという選択肢も思いつかなかった。
叔父の家ではキッチンや風呂トイレなどを使うことは許されず食事も自分で調達して部屋でこっそり食べていたので、寝る場所があるという事以外はほとんどホームレスの人と同じような生活だった。
そんな生活を6年も続けた。
2013年の冬、叔父は睡眠薬を飲んで深夜の線路に横たわり、電車に潰されて死んだ。
私のスマホには直前に「もうすぐ返すよ。ごめん」というメッセージが残されていた。
叔父の死後、無一文の私は別の親類に頼み込み半年ほど部屋に転がりこませてもらい、どうにか貯金して部屋を借り一人暮らしを始めた。
この親類の強い勧めで何度か心療内科にも行ったが、自分に治療を受ける価値があるとも思えず続かなかった。
我ながらろくでもない環境で生きてきたと思うが子供の頃から救いになっているものがあった。
二次元。
家ではアニメを見れたし学校に行けば漫画も読めた。学校にはオタク趣味の教師もいて色々な漫画を読ませてくれた。同人誌を出している人もいて、イラスト原稿を描かせてもらったりもした。
スマホを持ってからはボカロにのめり込み、ピアプロに登録して初めてネットに拙い絵を載せた。コメントをもらえた時は認められたような気になって嬉しかった。
叔父の家に引き取られてしばらく経ったころ、Twitterを始めた。
自分の境遇を話す勇気は無かったので普通に仕事をして普通に生活しながらオタク活動する普通の女子に見えるように無理しながらも、同じ趣味の人と語り合うのは楽しかった。
叔父が死んで翌2014年の冬、一人暮らしの部屋で相変わらずTwitterでオタク話をしながら私はもう死ぬしかないと感じていた。
ようやく自分で働いたお金を自分のために好きに使える環境になったのに、すぐに眠れなくなり食事の味も感じず好きな漫画も辛くて読めず、絵も描けなくなった。
父親とは離れて暮らしていたが、叔父が死んでも相変わらずお金をせびられていた。一生続くんだと思った。一生逃げられない。
Twitterの楽しそうなタイムラインに楽しげにリプライしながら死にたい死にたい死にたいと声に出していた。
というツイートを見たのはそのころだった。
2015年1月、サービス開始と同時にタイムラインは刀剣乱舞の話題で埋まり、ものすごいスピードで流れていった。
あまりの勢いに「私もやってみようかな」と呟いたら、オススメ刀をプレゼンしてくれたフォロワーさんがいた。
どうせ死ぬし、最後に流行ジャンルの空気味わってみるのもいいかも、どうせ死ぬし。と思っていた。
ゲームをやってるうちに新しい刀が来た。土方歳三の刀。新選組の羽織を着てる。歳さんみたいなきっぷの良い話し方。
もう一振りの土方さんの脇差くんと出陣してみたら回想が始まった。
びっくりした。
えっ?泣いた…?
泣くの、こんな人が、元の主を思って?
びっくりした。
かわいい。いじらしい。いとおしい。
感情が爆発して何か知らんが兼さんと一緒に私も泣いてた。
わんわん泣いた。もう号泣した。
ゲーム進めて、絶対にこの刀たちを幸せにしてやるからなと思った。
5月、刀剣乱舞が初めてご当地コラボイベントをするという。茨城県。行ける距離だ。当然行った。
こういうイベントに行くのも初めて。
綺羅びやかな他の男士に比べるとスッキリした出で立ちで本丸ではのんびりした口調、公式プロフィールの解説は「…良いヤツ!」。その頃は一部のユーザーに「一般人」なんて揶揄もされてた。
コラボ先の結城市には御手杵のレプリカがあり、普段は蔵を改装した小さな施設でこじんまりと無料展示されている。今日は蔵からおろして、実際に御手杵に触れるようにしているという。会場で御手杵のコラボ酒も販売するという。何それテンションあがる。
ソワソワしながら「握手会」の列に並ぼうとしたら、コラボ酒の列から「完売です!」と声があがった。同時にあちこちで拍手が起きた。皆口々に良かった!売れた!と感激していた。
御手杵は他の男士に比べるとちょっと地味…なところもあるので、売れ残るんじゃないかと心配されてたらしい。自分も欲しいのに買えなかったけど、嬉しくなって拍手した。
年配の男性グループが「うちの槍は人気者だね」とニコニコしていた。うちの槍。いいなうちの槍。
握手会で待ってる間に他の審神者さんと仲良くなって、初めてリアル審神者仲間ができた。
なんだかフワフワしながら帰って、久しぶりに絵を描きたいなと思って、御手杵の絵を描いた。
新しい刀が本丸に来るたびに来歴を調べ、歴史と刀そのものにも興味が湧いた。博物館に行き、初めて本物の刀を見た。綺麗で美しくてびっくりした。
体験会で持った刀の重さに背筋が伸びた。色々な所に行って色々な人と話した。初めて見るものがたくさんあった。
死にたいという気持ちはまだあるが、生きてもっと色々なものを見たいという気持ちも増えた。
運転免許を持てないので、コラボや博物館や展示を見に行くのも鉄道が頼りだった。仕事でも毎日電車通勤だ。
鉄道は好きだった。カッコいいので。
電車がスピードを落として通過していく時、車輪の下でひき潰されていく叔父を想像する。
これも一生治らないのかもしれないと思っていた。
2019年、刀剣乱舞のミュージカルに御手杵が出た。2.5次元というやつ。
Twitterのタイムラインでは御手杵役の役者さんを紹介するツイートやミュのレポートが連日流れてきた。役者さんの身長・年齢・どんだけ股下が長いか・どんな演技をするか・どんだけ可愛いか……楽しそうだなと思って楽しく見ていた。
その中で何人かが役者さんの出演作で「鉄ミュ」というものをオススメしていた。
「青春鉄道」という鉄道路線擬人化漫画の2.5次元ミュージカル。とにかく見れば分かるので見てほしい!原作もとても面白いので読んで!と熱く語られていて、気になった。
原作はweb連載で、無料ですぐ読めるという。リンクも貼ってくれてる。親切。
読みました。
めちゃめちゃ面白い。
びっくりした。
サクッと読める時事ネタ、見やすくてかわいい絵柄、全然知らない路線ネタでも面白く読ませるネーム、ツッコむ時のセリフの言葉選びのセンス……そしてそこに見え隠れするキャラクター同士の深い関係性。
めちゃめちゃ面白い。びっくりした。
青春鉄道は商業連載版(鉄道ネタ)の他に原作者様が自分で出してる同人誌版(鉄道ネタ以外・キャラクターの掘り下げ話など)があるという。すごい。
読めるだけ読み尽くした私はすっかり「東海道本線」推しになっていた。
刀剣乱舞でも何度もコラボしてくれている三島の佐野美術館や静岡の久能山東照宮に行くときに欠かせない路線。お世話になっております。
これからは「推しに会うために推しに乗って行く」事になるのか。楽しそうだな。
「鉄ミュ」もDVDを購入して見た。
とんでもなかったです。
詳細は省くがとんでもなかった。
こんな舞台初めて見ました。何これ?
何を見せられたのかよく分からないけど面白かったといことは分かりました。めちゃめちゃ面白い。びっくりした。いやびっくりした。
青春鉄道には通勤で毎日使っている路線のキャラクター(かわいい)も出ている。
原作漫画を読んですっかり「青春鉄道」にはまった翌日の帰り道、いつものように駅の改札を通った。
いつもはすぐにホーム階に降りず、構内のコンビニで特急電車の通過を待って落ち着いてから降りる。
すごいスピードで近付いて来た電車が轟音でホームを通過し、弾丸のように駆け抜けていった。
あっという間に小さくなる電車を見送りながら、私は(○○線さんめっちゃ速いな。かわいいな)と考えていた。
手足も震えなかったし汗も出ていない。呼吸は落ち着いていた。
そのまま後続の各停に乗って一人暮らしの部屋に帰って、コートも脱がずベッドにつっぷしてめちゃめちゃに泣いた。
いなくなった、と思った。
あの電車が追い出してくれた。
電車と刀が。
まあなんかそんな話です。
自分の中で気持ちに整理がついただけで現実はもう手遅れかもしれない。相変わらず車は苦手だし多分一生弟とも会えないし頼れる家族もいないし明日突然死ぬかもしれない、でもほんの少しでも前を向けたっていう事実があるだけで修復できる傷もある。と思う。
日本でどうなるかは分からないが、米国では1970年代から選択的夫婦別姓が取り入れられているためデータの蓄積がある。
米国では約70%が夫婦同姓を選んでいる。概ねこの割合は高く保たれてきたが、最近は夫婦別姓を選ぶ夫婦が増えている。
※ ちなみに日本の調査でも、未婚男女の3割が夫婦別姓を希望していることから、同程度の割合になると予想される。
https://www.watabe-wedding.co.jp/company/press/rizokonlab/kekkontomyoji/
米国で夫婦別姓を選ぶ女性は「高学歴」「高収入」(「晩婚」)である傾向がある。
また男性については、「低学歴の男性ほど、別姓を選んだ女性を罰する傾向がある」という調査結果がある。
つまり米国では、夫婦別姓を選ぶ夫婦は共に高学歴である傾向があり、世帯収入も高いと考えられる。
「高学歴」「世帯収入の高さ」「晩婚」は離婚率を下げる因子になっている。
学歴、晩婚:https://familyinequality.wordpress.com/2015/07/17/no-you-should-get-married-in-your-late-40s-just-kidding/
学歴:https://www.fastcompany.com/3058534/see-how-your-likelihood-of-divorce-changes-with-age-education-and-ethnicity
収入:http://www.randalolson.com/2014/10/10/what-makes-for-a-stable-marriage/
晩婚:https://www.mckinleyirvin.com/family-law-blog/2012/october/32-shocking-divorce-statistics/
「夫婦別姓を選ぶと離婚しにくい」という訳ではなく、「夫婦別姓を選ぶような夫婦は、離婚しにくい夫婦の特徴を持っている」。
・出生率
出生率については、関連するデータを見つけられなかった。もし何か情報を知っていたら教えてほしい。
根拠のない推測では、子育てがよほど贅沢品にならない限り、同姓夫婦の方が出生率が高いのではないか?
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以上のデータは、決して同姓または別姓夫婦をおとしめるものではない。
また、米国に関するデータであるから、異なる文化を持つ日本では異なる傾向を示す可能性が十分にある。
大事なことは、例え夫婦別姓/同姓を選ぶ夫婦が少数であったとしても、その選択を確保すること。そして異なる選択をした夫婦を非難しないことだ。