はてなキーワード: エセ科学とは
母親に
とかなんとか言ってて
俺が「そんなエセ科学を出してくんじゃねえ!」ってな感じのことを言ったら
とかなんとか言ってて、俺はこいつら馬鹿かとキレた(その場には妹もいたが話には出てこないので割愛)
とはいえ、俺もちゃんとした知識があって否定してるわけじゃない、ちょっと前に血液型性格診断が流行ったときに散々そういうのは否定されてただろ!!ってことを根拠にしてただけだ
(ちなみにそれを言うと性格は関係ないのはわかるけど、体質はまた別じゃんみたいなことを言われた、馬鹿か?)
仕方ないのでその場でネットで調べて
「ほら見ろ20年前にダダモって研究者の人がちらっと言っただけじゃないか、その後の検証じゃ否定されてるし、そもそもこの人も自信があって言ったわけじゃないっぽく論文すら出してないじゃねえか」
って話をしたのだが
「君はもう女の子の話に関わらないほうが良い」
なんなの?
それでじゃあおまえらもう(男女の)職業差別に文句垂れるなよ?みたいなことを言ったら
「それは関係ないじゃん」
なんなの
肉屋を襲う過激派のニュースのせいで勘違いしてる奴がいると思うんだが、ビーガンはそもそも過激派でなんでもないからな。
ビーガンは頭おかしい滅ぼせって言ってる奴らは、イスラム教徒は全員テロリストだ滅ぼせって言ってるのと変わらないからな。
欧州じゃ人口的にも数%はいて、お前らがやってるのは、「ユダヤ教の教義ヤバイ、全員改宗か殲滅しなきゃ」ってのと同等。こっち来てビーガン滅ぼせ表明したら逆にナチスレベルの過激派扱いされても不思議じゃない。
ヨーロッパの大学の学食じゃ必ずビーガン向けメニューが提供されてるし、若い人にはかなり浸透してきている思想だ。(ビーガンと書かれた食べ物は必ずしもビーガンだけが食べるわけではなくて、欧州では肉を食べる量を減らそうと考える人は多い)
典型的な批判で動物を食べるなら植物を食べるのもおかしいってのがあるんだが、そういうのはあくまで線引きの問題で、「自分と近い命をどこまで尊重するか」という話に帰結される。歴史をたどればほんの少し前まで白人と有色人種の間に線を引く人間もいたし、戦争状態ともなれば自国民とそれ以外の間に線ができかける。
それにしてもビーガンは極端に思えるだろうが、伝統的にも欧州で言えば修道士、日本で言えば厳格な僧侶は実践すべきと教えられてきたことだ(実際はよく破ってたんだが、それは現代のビーガンにもいえるかもしれない)。歴史的にも何一つおかしい話じゃない。(ビーガン滅ぼせって言ってる奴らはもう一度比叡山でも焼くんだろうか?)
肉食わないと生きてけないみたいに言う人間もいるがビーガンよりマイルドなベジタリアンは卵とか乳製品食えるから栄養的には問題ないし、ビーガンも大豆由来のタンパク質なら食い放題、タンパク質の加工技術が上がってビーガン向けの肉料理もどき加工食品もラインナップが充実したことで、栄養学的にも健康に実践できるようになった生き方なんだよ。(多少平均寿命が縮むかもしれんが、こっちは肉の食い過ぎで太り過ぎてる人も多いのでなんともいえない。)植物由来でタンパク質をとれることを知らないレベルの議論してる人間がビーガンの栄養認識馬鹿にするとかどんな地獄なんだか。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/newsphere.jp/national/20181019-2/
このブクマは偏見に満ちてるが、犬だって肉食性ではなく人間と同じ雑食性だと記事で説明されてるし(実際日本では犬に肉由来のペットフード食わせるようになったのは最近の話。)、動物愛護の観点っていうのは「現状ビーガンのドッグフードが栄養が足りていないor高価であり保護されるような貧しい犬に行き渡らないという」極めて論理的でまっとうな指摘であって、お前らが表明してるような「犬が肉食えないのかわいそう」みたいなそれこそ人間視点の見方じゃないわけ。
あと肉の生産に関する議論を補足すると、肉の生産には飼料コストがかなりかかっていて、地域によっては食料よりも飼料生産が優先されるせいでそこの貧困層の人間が飢えているって指摘があるわけ(実際肉の生産止めたところでそいつらに食料がまわるかは知らんけど)。実際ペットフードの生産地で餓死者が出てるんだとしたら、動物殺すのも植物殺すのも変わらんお前ら風に言うと、お前らの犬は途上国の貧困層の人間食い殺してるのも変わらんってことになるな。
ちなみに自分はビーガンじゃないし、欧州じゃ価格が安いのをいいことに毎日肉食ってるけど、自分がユダヤ人でも黒人でも朝鮮人でもないから差別してる奴らを無視するっていうのは違うと思うから怒りの増田を書かせてもらった。
追記:誤読している人がいるようだが、普通のビーガンは肉屋を襲わない。お前らの見てた海外ニュースには肉屋を襲う過激派をビーガンと呼ぶって書いてあった?度々引き合いに出してイスラム教徒にはすまないが、それは9.11の直後に「テロリスト=イスラム原理主義者」って誤解を広めたメディアがいたのと似たような問題。最近だと一部メディアの「インセル」の使い方もそうか。それにしてもいつもはマスコミ不信決めこんでるのに、何かを悪く言うレッテルのときだけは簡単に信じて扇動される層よくない。
もっといえば普通のビーガンは鬱陶しい街頭活動もしない。まあそれは言論の自由だけど。肉食について過剰に批判する層は表現規制フェミと一緒で一部の過激派という認識でよろしい。
ブコメに少し返信
ketudan
統計は知らんが欧州では明らかに多い。出羽守という指摘は正しい。
「我が国の事情も知らない物知らずが説教するな」っていうのは、ミャンマーやサウジアラビアや中国も弾圧する側は同じようなこと思ってるだろうね。実際のところほとんどの人はそのあたりの国の歴史的背景について詳しくないでしょ?
mori99
ビタミン剤が健康によくないという考えは、味の素が健康によくないというデマに近接するところにあるんだが、逆にそう思ってるエセ科学層とビーガンが被るところもあってそのタイプの人間が無知なまま子供育てると虐待まがいの結果を招くということはあるので難しい問題だとは思う。
verda
一応主語ははてブではなくて偏見のはずなんだが。はてブを場所ととるか人の集合ととるか。人の集合にしても思想が統一されてないのが当たり前だしなあ。タイトルで煽らないと人が釣れないと思ってたところは残念ながらある。
maguro1111
犬の幸せを特別視する思想いいと思う。やっぱり恣意的な線引きの問題ではある。犬は歴史的にも人にとって特別といえると思う。対立はいいと思う。非難されるべき偏見と無理解。あと自由主義を前提とすれば他人の自由を奪う押し付けもよくないとはいえる。そういう意味で嫌われるビーガンがたくさんいるのは知ってるが、おかしいのは押し付けあるいは個人の自由を軽んじる姿勢であって肉を食べない思想じゃない。犬が肉を食べる自由は、その犬の飼い主の自由なのか犬自身の権利なのかという議論はあるだろう。
https://t.co/zm9KyBt2BR 疑似相関の可能性が高い論文を経済学者が平気で発表し、右翼が大喜び。— 本田由紀 (@hahaguma) 2017年5月14日
本田先生、はじめまして。宗教社会学を専門にしています、橋迫といいます。この論文、いろいろ問題がありますが、宗教、宗教施設(神社仏閣)、地域共同体、宗教レベルでの共同性(スピリチュアリティ?)を一緒にして、ソーシャルキャピタルにしてしまっています。これはせめて分けて欲しかったです。— MizuhoH (@_keroko) 2017年5月14日
論文を読んで方法を吟味することすらせず、なぜこのように決めつけるんでしょう。もし、結論が気に食わないから方法もエセ科学的だと推論しているとしたら、研究者の看板を下ろされたほうがよいと思います https://t.co/KFrHiioJYg— 'Yuki' Kamitani (@ykamit) 2017年5月14日
東大教授ともあろう先生が操作変数法などの計量経済学のセオリーすら理解しないまま脊髄反射的ツイートをしてしまうと、良く似た名前の別の社会学者の先生にまで風評被害が及ぶんじゃないかと心配になります…。
「イオン飲料」という言い方は初めて聞いた…普通、清涼飲料水とかスポーツドリンクって言わない?一部の人達だけが勝手に定義して使っている言葉に見える。
https://www.asahi.com/articles/SDI201705276506.html
リンク先の記事も読んだが、この記事、わざと誤解を招くように書いてあるように読める。はっきり言って、ひどい。ほとんど、エセ科学に近いよ。
この記事をぱっと読んで、「記事の書き方がひどいな」と思えなければ、あなたには科学的記事をきちんと理解できるだけの能力がない、と自覚したほうがいい。
あなたは中学校の先生らしいが、「この記事を参考文献に挙げてしまう自分は、エセ科学みたいなのに引っかかって子供を殺す可能性がある」と自覚してほしい。
何がひどいかって、イオン飲料について「カリウムやナトリウムなどの電解質が入っている飲み物のことです」と定義しておいて、「虫歯がある子は、ジュースやイオン飲料を飲む習慣があることが多いと、医学雑誌で繰り返し指摘されています」とあり、いかにも「カリウムやナトリウムが虫歯の原因?」と思わせるように誤読を誘導している。
ところが、その直後に「イオン飲料には砂糖が含まれおり」とあり、最初の定義にはない「砂糖」がイオン飲料に入っていることが前提になっていると後から分かる。
結局、砂糖が多いものを取ると虫歯になる、と言っているだけで、カリウムもナトリウムも電解質も何の関係もない。
カリウムやナトリウムなどの電解質は、硬水には普通に入っているよ。硬水は、ヨーロッパとかのミネラルウォーターに含まれているのは有名だけど、それ以外でも、沖縄、熊本、埼玉、東京、神奈川などの地域の一部の水道水は、比較的硬度が高いよ。
この記事をリンク付きで引用して自分の意見を述べている時点で、あなたは、「硬水はダメ」、「ヨーロッパの子どもたちは虫歯だらけでないとおかしい」、「日本の一部地域の水道水は硬水だから子供が虫歯になる」と主張しているのと同じなんだよ。エセ科学に引っかかっているよ。
結局、健康に悪いのは砂糖であって、甘さとか硬度とか電解質は関係ない。今は砂糖ゼロの人工甘味料を使った清涼飲料水が大量に売られているよ。カロリーゼロのコーラとか、カロリーゼロの三ツ矢サイダーとか。そういう、「健康に良い清涼飲料水」を作ろうとしている人の敵だよ、あなたは。あなたは不正確な科学的知識をもとに、子供に無駄な苦役を強いているんだよ。
小学生の頃の話です。(十数年前)
4年生の9月か10月くらいかな?ある日いきなり「米の研ぎ汁2リットルを持ってきてください」と担任に言われた。
なんでだろうと思って担任に聞いてみると「プールをキレイにするためです」って言われた。
「?????」ってなったけれど、担任が言うからそうなんだろうくらいに考えてた。
次の日、言われたとおりに米の研ぎ汁を持っていった。
そしたら担任が「これが○○菌(記憶が定かではないがたぶんEM菌だったと思う。)です!これは素晴らしいものです!」みたいなことを言いながらまっ黒い液体の入ったペットボトルを持ってきた。そしてみんなの持ち寄った米の研ぎ汁にちょっとずつ入れた。研ぎ汁の栄養ですばらしい菌が増えるみたいなことを言ってた気がする。
それから1ヶ月くらい経ってそれのことをすっかり忘れた頃に「プールにEM菌を撒きます!」って言われてみんなで撒いたっけな。発酵して膨らんでいびつになったペットボトルを開けるとシャンパンみてえな感じでくっせえ汁が出てきて最悪な気分になったのは覚えてる。
しばらく忘れてたんだけど「くそ暑いなプール入りてえ」って思ってたら思い出して、あれEM菌か!教師があんなエセ科学に乗せられてたのか!って気付いてなんか嫌な気分になったし、EM菌って思ってた以上に広まってたんだなって思いました。
僕は低能先生と呼ばれている人から低能とののしられたことはない。
一度、偶然、宗教はエセ科学か?というネタで増田でレスバトルをした相手がいわゆる低能先生と言われている人だと最近気づいた(数週間前)。
で、その後、意識からは完全に消えていたのだが、昨日の事件でその時のやり取りを思い出した。
T先生(ここではこう呼ぶことにする)は論理的にはかなり隙の多い論を展開していたのだが、宗教というものに対する期待と失望みたいなものを内包した、複雑な感情を抱いているのかなと感じさせるものがあった。
正直、色々と知識不足だなと思わせるところはあったのだけれども、こちらとしても科学と宗教の線引きみたいなものを再考するまぁいい機会となったのを覚えている。
さて本題はその話の内容ではない。
僕が彼と議論もどきをしている間に、彼の事を低能先生と揶揄するレスがいくつかあったのだ。
ウォッチャーからすれば一目瞭然だったのかもしれないが、少なくともその瞬間の議論からすれば、彼はそのような揶揄を受けるようなことは言ってなかった(表現は攻撃的だったかもしれない)。
ここで僕が思うのはやはり、T先生に対するネットリンチ的なものは自業自得の部分を多分に認めるにしても確かにここに在ったのだと言う事だ。
彼をそうやって瞬間瞬間追い詰めていた人々(一人かもしれない)は僕から見ればT先生の悪しき部分を同様に発露している人々だと思う。
だが、T先生を揶揄していた人々はT先生の様になってしまう前に自省してほしいと僕は思う。
心の中でひっそりとでいい。
中学校からやり直したほうが良いぞ。それっぽいこと言っておけば騙されてしまうというのは、エセ科学信奉者と変わらん。
いや、例の記事が他人を騙してやろうという信念の元に考えられたエセ科学だとは言わないし、パラパラ度合いは油の量にも依存するという結論も正しいと思うんだけど、細かい記述がデタラメばっかりで全然科学的じゃないから、これを科学的って言っちゃうやつは気をつけたほうが良いぞ。
http://d.hatena.ne.jp/lettuce_chan/20140608/1402221281
この記事には「トリアシルグリセロールはエマルションを形成することからもわかるように両親媒性だ」と書いてあるけど、そもそもトリアシルグリセロールは、水に対して熱力学的に安定なエマルションを形成しない。瓶に水と油を入れて全力で振れば一時的にエマルションになるけど、ご存知の通り、10分も放置しておけばすぐに分離してしまう。
そもそも両親媒性とは、ざっくり言えば油に対しても水に対しても溶解する物質のことだ。トリアシルグリセロールは油そのものなんだから、油には溶解するかもしれないけど水には溶解しない。だから両親媒性ではない。
仮に油が両親媒性だったとして、その後の「両親媒性なのでご飯の表面に馴染む」という記述もおかしい。両親媒性とは、先述した通り「水にも油にも馴染む物質」のことだ。ではご飯の表面は何で出来ているかというと、水でも油でもない。この人も書いている通り、グルコースの重合体であるデンプンだ。さらに言うとデンプンの結晶構造の隙間に水が入ったものだ。なので水を含んでいるといえば含んでいるが、その水は、でんぷんの結晶とコロイドを形成しているので、隙間に入った水はもはや水としての性質を持たない。そういうわけで、両親媒性であればご飯に馴染むというのも誤解だ。確かに我々がバター醤油ご飯を作るとき、ご飯と油は一見馴染んでいるように見えるかもしれない。だが、ご飯と油が馴染んでいるように見えるのは、両親媒性物質がご飯と馴染むからではなく、油が流体だから重力にしたがって米の空隙を埋めているからに他ならない。油を弾くテフロンコーティングのフライパンだって、少量なら油を弾くかもしれないが、たくさん油を入れれば油を弾かなくなったように見えるだろう。
仮に両親媒性物質でご飯を炒めたら、おそらくパラパラにはならないだろう。俺はやらないがジョイで期限切れの米でも炒めてみてほしい。おそらくベチャベチャになるだろう。油でご飯を炒めるとパラパラになるのは、炊いた米が親水性で、トリアシルグリセロールが疎水性だからだ。馴染むからではなく、弾くからこそパラパラになるのだ。
そういうわけで、「両親媒性」も「トリアシルグリセロール」も「でんぷん」も中学か高校で習う言葉だから、この記事を読んで科学的な説明だと感じてしまった人間は、それっぽい単語で効能を説明されれば、磁気で水道水を浄化する謎の機械をマンションに導入してしまう可能性があるということを自覚しておいたほうが他人に迷惑をかけないだろう。トリアシルグリセロールとか両親媒性とか、カタカナや漢字で解説されれば科学っぽいと思ってしまうのはわからないでもないが、油が両親媒性だなんていう意味不明な記述に、ブックマークが400件あって誰一人ツッコミを入れていないというのは驚きだ。
追記1
おそらく、でんぷん 疎水性 とかでググってその記事が出てきて、おっこの学者様は増田言ってること違うぞ、増田の首とったり、と嬉しくなって貼ってしまったんだと思うけど、120度で2時間乾燥処理された小麦デンプン粒とフライパンで炒めた米の間にはなんの関係もないよ?チャーハンで炒めてる時間なんてせいぜい5分くらいだし、フライパンに接してないバルクの部分はおそらく100度にも達していない。粒子径だって絶対違うだろうし。そもそも親水、疎水っていうのが連続的な概念だから、どっかにデンプンは疎水性って書いてあったからデンプンは疎水性だ、って思うのはやめような。あとこれは俺の書き方が悪いんだけど、後半で議論しているのは界面が微視的にどうなってるかじゃなくて、炊いた米が溶媒とゲルを形成するかどうかなんだわ。これに関しては俺がテフロンの話とかしたのが悪いわけだから気にしなくていいよ。
追記2
こんだけレベル下げて説明してもよくわからんとかついていけないって言ってる奴多いし、なんとこのエントリをきっかけに安倍政権の話を始めるやつすらいるようだけど、そんなに難しいこと言ってないぞ
②両親媒性物質とは洗剤のこと
これだけ噛み砕けばわかってくれるか?
ツイッターやブログでも「香害」に関する記事が昨日から多いです。
「アロマなら安全!天然由来のエッセンシャルオイルを選びましょう!」
エッセンシャルオイルにしても自然物を人工的に凝縮した物。
とにかく化学物質過敏症に無知なアロマテラピストさんが多くてとても困ります。
アロマテラピーが万能でないこと、ヨーロッパではエッセンシャルオイルが原因で
ホテルでアロマディフューザーを使う人がいますが、それも立派な香害です。
「うちの整体は香害でお困りの方も治療出来ます!完治します!」
血行が良くなったりして頭痛等の症状が一時的に軽減したとしても、
医者の中には「化学物質過敏症はアレルギーと中毒の中間にあるものではないか」と
「整体で化学物質過敏症が完治できる」と言うのは同等のことを言っているわけです。
他にもアヤシイ健康療法が次々出てきますが、まずはネットで調べてみてから実践して欲しいです。
アヤシイ商品については、ニセ科学・エセ科学というキーワードで調べてみるといいかも知れません。
「誰」が効果があると言っているのか?それは公的に認められている効果なのか?
研究機関によるデータがきちんとあるのか?もチェックしてみて下さい。
くれぐれも言いますが、原因物質から離れない限り、改善はしないし、
化学物質過敏症の症状が軽減しても完治したという報告は残念ながら聞きません。
もしそういう療法があるというのなら、きちんとデータを取って、
世界中に発表すればいいのではないでしょうか?
「本質的な意味や目的が同じであれば、一つの体系にこだわらなくてもいい。むしろ拘ることこそ、視野を狭くする要因になる」
宗教という体系から生活の意義を教えたくて、立ち上げたらしい。
だけど、周りには「ただのウザい奴」だと思われている。
生活教に入信していることを自称する人間たちも、9割は面白半分でやっているだけだ。
なぜなら俺たちの町では……いや、現代社会において宗教は時代錯誤だから。
長い歴史によって文化として根付いたケースもあるけど、その隙間を新興宗教が入り込む余地は全くない。
科学で大体のことは説明できるし、俺たちはそれを深く理解していなくても生きていける。
おんぶに抱っこだと、たまにエセ科学に引っかかることはあるけど、それは別に科学が悪いわけじゃない。
体系にそういった“ノイズ”が入り込んだり、未熟な人間が邪魔をするのは他のことにも言える話だしね。
「さあ、皆さん。生活をより良くするためには、何が必要だと思いますか?」
「健康ですか」
「正解です。より厳密に言えば、この“健康”とは身体と精神の両方を指しています。まず身体に必要なものは何でしょう?」
「野菜とか、ですか」
「そうですね、野菜。身体に良いとされているもの全般。ですが、それだけでは足りないですよね」
教祖は、相も変わらず二流ブロガーのライフハックみたいなことを説いていた。
信者たちも面白半分で付き合っているのに、良くあんなの笑わないでいられるな。
「さあ皆さん一緒に、目を瞑って。森羅万象に宿る精霊と魂で共鳴し……おっと、呼吸をすることを忘れないで。愚か者は呼吸することを忘れます」
けど、これに真面目に付き合う人は誰もいなかった。
信者の間では、教祖がこれで目を瞑ったら一斉にその場を離れる、という遊びが密かに流行っていたからだ。
ガキの俺が言うのもなんだけど、ガキくさい遊びだ。
まあ、大真面目に付き合ったなら、それはそれでどうかって気もするけど。
「花の精霊が、皆さんの目や鼻、口から入り込むのが感じるでしょう……」
恐らく気づいているだろうに、それでもやり続ける教祖も大概だよな。
「……さて、今日の布教活動はこんなところですかね。あまり悪目立ちすると通報されかねないですし。私個人のせいで、生活教に泥を塗ってしまっていけない」
教祖は、いそいそと退散を始めた。
この教祖が世間では「ちょっとウザい奴」で済んでいるのは、こんな風に謙虚なところもあったからだ。
大仰に場所を占有したりだとか、商売紛いなことをしているわけでもない。
普段は地域のイベントに精力的に協力したり、善良な市民であることをアピールしているのも効いている。
ただ街中で声高に叫ぶ、ストリートミュージシャンみたいにしか思われていないってことなんだろう。
教祖的には不服だろうけど、これが生活教の、俺たちの街での日常だ。
……だけど、その日は違った。
「え? 自治体って……どこのです?」
「ここら辺の自治体です」
「いや、『ここら辺』と言われても、たくさんありますし……」
教祖は警戒している。
なにせ、この町には自治体が多い。
中にはヤクザに片足突っ込んだようなのまでいる。
「我々のことはいいんです。こちらの質問に答えていただきたい。生活教が最近、“寄付”という名目で商売紛いのことをやっていると連絡を受けましてね」
「ええ!?」
おおっと、いつかはやると思っていたが、とうとう馬脚を現したか新興宗教。
自分は女性なんで聞きたいんだけど、男性的には、「お前らの属性(例えば「オタク」や「理系」でもいい)はタマタマのサイズが小さい」って言われたらどんな気持ちなの?
エロゲやその手の漫画でも、うだつの上がらない主人公やら汚いモブ親父だとしてもビッグマグナムさえあれば、男としてっょぃ!あたし逆らえない…!みたいになるじゃん。
これさ、この研究?、素直に「リベラル男性のペニスは小さい」って言いたかったかもしれないのに言わなかったのって、正論のお客さんにめっちゃ配慮してて面白い。
日本会議系JC系保守オヤジも、思想のマッチョイズムに反して加齢による男性機能の低下を気にしてそうだし、実生活の不遇拗らせてアンチフェミ兼ネトウヨになっちゃった系の若者もそっちに自信ない人いると思う。
棒の大きさって、銭湯やAVで見比べたりしてなんとなく集団の中での自分の大きさをある程度客観的に把握してそうだから、「偉そうな糞リベラルどもはちんこ小さいのか!俺たちはデカいそうだ!ガッハッハ!」と無邪気には喜べないよね…。
やっぱり疑問を覚える治療法がちらほらありました。
ホメオパシーは昔、化学物質過敏症支援センターがサイトに記載していて
「うっわー、なんつーものを記載してるんだ…」と思っていたけど、
ホメオパシーが原因で乳児が死亡する事件があった後あたりに削除されていて
心底ホッとしました。
「症状への直接のアプローチ」としては個人的に疑問に思うのです。
こういう解明が遅れている症状って、いろんなものが誘いをかけてくるわけで。
波動がどうたらとか。なんたら還元水だとか。なんたら菌だとか。
化学物質過敏症になったら、ぜひこういう誘いには気をつけて欲しいと思います。
それは自分を守ることでもあり、そして、過敏症への偏見をなくすことにもつながりますから。
だいたい化学物質が原因で起きているのに、そういうので治るのは科学的に考えておかしいでしょう?
その先生の持論は「中毒の一歩手前みたいな状態なんじゃないかな?」でした。
ごく薄いガスに何度も曝露して、体の中はガスの有毒物質まみれで飽和状態。
そんな状態だったら健康な人が感じない程度のガスでも飽和状態の人は体が「もう無理!」ってなっちゃいます。
その理論で行くと、体の中から有毒物質を排出したり、澄んだ空気の中で養生するしかないよね?
医療機関でも、今有効とされている治療はこのあたりを押さえてる。
解毒剤のタチオンを使ったり、ビタミンを使用する試みもされている。
もちろん汗をかくことも毒素を出すのに「ある程度」有効だから、お風呂・サウナ・運動出来るほど元気な人は運動するのもいい。
けれど、先に挙げた疑問を覚える治療法は果たして毒素を出すのにどれだけ有効なのだろうかと思ってしまうのです。
タチオンは薬物中毒とかに使ったりするんだけど、薬物中毒に気功やホメオパシーって有効なの?って思っちゃいます。
逆にそういうので完治したと言うなら、それは本当に薬物中毒だったの?って疑問になる。
そういうのが、科学的に考える人々から見ると「ほら、やっぱり化学物質過敏症ってないんじゃないの?精神的なものなんじゃないの?」
と言われる原因になる。
そういう治療をやっている人々には申し訳ないけど、化学物質過敏症患者の私だってそう思います。
だから、化学物質過敏症の患者一人一人が科学的に物事を考えてくれたらいいなと思っています。
それから、長年この症状で苦しんできた自分から、もう一つ言いたい。
周りのいろんな声なんか無視していいと思う。
「前向きでいろ」「明るくほがらかでいないと良くならない」
苦しいときは苦しいって言えばいいと思う。
無理矢理ほがらかでいなくてもいいと思う。
ガス中毒で苦しんでいる時に明るく前向きで笑っている人なんているわけないじゃん。
周りの人も、そうやって苦しんでいる人をさらに追い詰めないようにして欲しいと思う。
綺麗な空気の中にいれば、症状も楽になって、自然にほがらかに戻るんだから。
今、健康な人にとってもね。
髪の毛整えに美容院に行ったら担当の美容師さんからミドリムシのサプリの話をされて、話半分聞いてたら別の人からもサプリや腸内環境改善やはては酵素の話をされて、その話っぷりがちょっと宗教勧誘っぽかったから店替えを検討してる。
10年以上通ってるお店だし施術に文句はないし、他のお店を探すのも骨が折れるから迷ってる。
最初は最近腸内環境の改善にハマってる、発酵食品がいいらしい、くらいの世間話だったのに、だんだん変な方向に持って行かれた。
強く薦められたわけじゃないし購入にも至らなかったが、ちょっともやった。
正直美容院でサプリってなんで?と思うし、「いいものだから薦めたい!」「自分もこんな感じに変わった」っていう2人のお話がなかなかに宗教っぽくて怖くなった。
ミドリムシがスーパーフードらしいのは知ってるけど、貰ったパンフも怪しいし、やはり店替えを考えたほうがいいのかもしれない。
3/10今更追記。
もともとヘアケア商品なんかは(単価上げもわかってるので)普通に買ってる。
試供品についてはそういやなかったな…てことはないんだろうな。
協力できるならしたいけど、流石にエセ科学っぽいのを信じて、ふわふわした内容しか書かれてないサプリを客に善意で薦めてくるっていうところに違和感を感じたのと、ああこういうお店になっちゃったんだなってちょっと幻滅したのがあるのかも。