非インターネットネイティブな我々は、 SNS で戦争の話題を出す危険性を知っている。
だから誰とも共有しないでいたが、いろいろなことを思う。
イラク戦争だって記憶に浅いベトナム戦争だって消化できていないけれど、戦争を起こしたアメリカは一度も謝罪すること無く今回の戦争を批判している。
個人の意見の発信地である SNS で話せないならどこで話すべきなのか。ネイティブならもう少し感覚は違うのか。
個の力の「今まで」と「これから」の違いをどの世代よりも認識している我々は口をつぐみ、ごはんおいしいと言う。記録伝達容易な言葉にしたら世界が変わる可能性を誰より信じながら、桜きれいとだけ言う。
名前のついていない我々は「インターネットが間に合わなかった厨二」の酒鬼薔薇を近く思う。犯罪者の名乗りを受け入れるべきではないと思えない。名乗った名前が自分の名前で認識した性別が自分の性別であると思い始めた時代だから、少年 A と呼べない。
インターネットが世界を変える。プロパガンダだけじゃないでしょ。あの人はテレビだけでもうまくやれた。
個人個人がそれぞれの意見を表明できる時代だからこそ変えられる未来があるでしょ。それを心から信じられた名前のない世代はインターネットでは固く口をつぐむ。