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はてなキーワード: 武雄市とは

2015-09-09

イケハヤ記事が超つまらない理由

ぼくの考えは1ミリも変わらない、どころか、この確信は強固になっているので、あらためて書いておきましょう。

日中ブログばっかり書いてる人のブログはつまらない。

わかりますか。専業ブロガーブログダメなんです。もう、読んでて全然面白くない。

異論がある?異論は認めません。じゃあ面白いブログを教えてくださいよ。ぼくは本当に、ブロガー専門で生活している人のブログで「面白い!」と思った試しがありません。

なぜか。教えて差し上げましょう!

1. 守りに入っている

まさにイケダハヤトさんが書いてる「まだ東京で消耗してるの?」のブログ象徴的で、あれつまらないと思うんですよ。イケハヤさん見てますか〜?つまらないですよ、最近

いや、イケハヤブログは良くできてますよ。セルフメディアとしては日本一だと思います煽り見出しの選択もうまいし、それとは分からないようにこっそりとチマチマ稼ぐマネタイズうまいです。

でも、決定的に「面白くない」んですって。

何かと言うと、ブロガーは「攻められない」んです。自分の居場所であるブログを、自分を、守らないといけません。彼は自分ブランディングを傷つけることができません。

サラリーマンブログで生きているわけではないし、匿名でも書けるので、ブログには何でも書くことができるんですよ。他人に読まれなくても、自分にとって面白いことは何かと考えるエントリー自由に書くことだってできる。一方でイケハヤ記事炎上に溢れていますが、それは模倣可能で、もはやコモディティなんですよ。

最近流行ってるじゃないですか、毒のある炎上って。「ブログ芸人」はアートではなく、ビジネス領域の「テクニック」に堕しました。イケハヤは一つの時代を築き、今終わりかけているのです。勝手ながら、次の変化に期待しています

…と、イケハヤに対して愛の刃を振るってしまいましたが、要するに「もうつまらない」んです。専業ブロガー最高峰集大成ともいえるイケハヤですら、もう面白くない。小銭ねらいの炎上より本当に言いたいことを優先する覚悟が、これからメディアには求められるのです。

イケハヤには言わずもがな、守るものがありますブロガーであるイケハヤ文章を書くときイケハヤは「こんなこと書いたら炎上しないかも」という恐れが頭をよぎります。そしてイケハヤは、結論を変え、文末のエッジをねじり、「笑い」と「愛」を手放してしまうのです。ああ!

自分を燃料として炎上するセルフブランディングブログからは、もう「面白いもの」は生まれてこないんです。炎上テクニックを極める方向にしかいかない。あとは意識高い系とか社畜批判コンテンツツイッター大学生アカウントでいいじゃん、それ。あとは「◯◯が超つまらない理由」とかね。NAVERまとめでいいじゃん、nanapiでいいじゃん、それ。あなたの貴重な人生を割いてまで書く意味はない!

2. 変化が遅すぎる

イケハヤは、変化の速度が絶望的に遅いんです。

まぁそりゃそうで、「毎日10時間ネットばっかり見ているイケハヤ」と、「毎日3時間しかネットを見ずにあとはハード仕事をしたり美味いモノを食ったりしている田端太郎」がいたら、後者の方が経験値もあがるし女にもモテるんですよね。専業ブロガー経験値が少なすぎるんで、変化が見えないんです。

イケハヤのようなブロガーは、一日中ブログのことを考えていますデータを見て、PDCAを回しています毎日のように書いているので、ブログを書くスピードも上がります

イケハヤは今や、1日15本の記事生産できます毎日10更新を365日続けて、3,650本。兼業ブロガーはせいぜい1日に1本でしょうから、365本。そりゃ、記事の濃さは違いますよね。はい論破。…小銭稼ぐなら、薄い炎上記事を量産するより要領のいい方法がいくらでもあるのに。

読者は、イケハヤの変化を望んでいるんです。みんなドラゴンボールが好きですよね。孫悟空がいつまでたっても成長しなかったら、飽きるじゃないですか。

変化しなければ、成長しなければ、面白くないのです。ブログPVと、チャリチャリンと落ちてくる小銭ばかりが気になって、狭量な考えのブロガーに終わるんではなくて、多様な考えの人と沸騰的なコミュニケーションを取るような情報量の多い経験に徹底的に時間エネルギーを注いで、人生の幅を拡げるべきなのです。そうしなければ、イケハヤ主人公にはなれません。イケハヤはいつまでたってもイロモノか、懐かしのブログ芸人の域にとどまります

3. みんなと同じようなことしか書けない

ブロガーとして成功するために知っておくべき、真理を伝授しましょう。目ん玉洗ってよく読んでください。

クリエイターは必ず、環境の影響を受けます

クリエイターには、「人と違うこと」が求められます

この2つの真理から導き出されるのは「専業ブロガー他者との交流が決定的に欠如しているがゆえに、どれだけ頑張っても同じようなことしか書けない」という帰結です。

面白い文章が書きたければ、自分面白くならないといけません。面白い生き方をすれば、あなた文章能力が低かろうが、あなたブログは読まれます

あなた生き方薄っぺら独善的でつまらなければ、どれだけ技巧を凝らしても、ブログ面白くなりません。面白がられたとしても、一発ネタで終わりですね、せいぜい。テクニックレベルの話は、すぐに飽きられます

イケハヤ社会的には珍しい立場でもなんでもなく「新卒で入った大企業を1年で辞めて」「次に入ったベンチャーも1年で辞めて」「社会人3年目に独立して」「ブロガーとして生計を立てており」「東京を捨てて高知の山奥に家族で住んでいる」という、割とオリジナリティの高いバックグラウンドを有しているつもりのようですが、この程度のドロップアウトした人間などいくらでもいますし、書く文章など大して面白くないですよ。

イケハヤ程度の人間なんて無数にいるんです、この日本において。その立場を選ぶかぎり、イケハヤは「その程度のこと」しか書けません。ニートブロガーの方がよっぽど面白いですよ。ニートの方が珍しい存在ですから

クリエイターなりたければ、まずは環境を選べ、ということです。あなた他者の相反する利害に揉まれるような混沌とした環境にいればいるほど、生み出すもの面白くなります。専業ブロガーに甘んじているかぎり、差別化ができないのです。

4. 応援したくならない

イケハヤブログって、あんまり応援する気にならないんですよねぇ。だって別に誰が応援しなくてもイケハヤは生きていけるわけですから

一方で、たとえば宮森さん。いろいろ捨てて実家に戻り、ブログを書きまくっているようです。これはもう、応援したくなりますよね。たまにブログを見て、面白い記事を見つけては拡散しています。でもいつか家を出るような気がしますし、ぼくはそれを勧めますね。ブログで食うのはいいけど、イケハヤのマネはして欲しくないものです。

イケハヤ現在ブログ活動していますが飯は3食食ってます。食欲の問題は別ですから。月収もやっと3万円超えた程度なのにね。しかし、イケハヤはあのブログで生きていこうと決めたようです。それは自分が生きるために、他人生き方をけなしながら炎上しつづけるということです。そんな生き方価値が、他の人よりそんなに高いものなのでしょうか?

メディアづくりにおいて「応援される」という要素は超重要です。面白い存在であれば応援されるし、応援されればさら面白いものを作れるようになりますしかイケハヤのような拙い炎上芸も、かなり飽きられています。だからこそ彼にも焦りがあるのでしょう。

住宅ローン記事なんて、自分さえ儲かれば他人をだましてもいいという領域まで行っちゃってます。あれには呆れました。これまで珍獣を見るようにして面白がっていたまともな大人たちも、あの記事で読むに値しないブログだと決めたことでしょう。個人的には謝罪エントリーがあってもいいと思うレベルです。

もちろんイケハヤは「安全立場にいる以上、あなたは応援も、期待もされません」というはずです。そりゃそうでしょう。彼はそれでしか生きていけないんですからしかし、あん記事を書くような危険を冒すことに何の合理性もありません。

普通の人は「これから起業して社会を変えてやろうと思っているんです!」なんて浮ついたことは口にしませんよね。言ったとしたらアホ扱いされます。そもそも社会とは、他者との齟齬が渦巻く空間なのですから。だれか一人がコントロールできる社会の、どこが豊かなのでしょうか。そんな貧しい社会を願っているなんて、よほどのコンプレックスがあるか、あるいは何も考えていないかどちらかでしょう。

まあ「でも、リスクヘッジのために会社は辞めませんけどね(てへぺろ)」とか言ってたら、それなりに考えている利口な人なのかもしれないなと思いますが。これと一緒です。

武雄市公務員を辞めて高知に来たイケハヤアシスタント・里本さんは、「公務員辛すぎて辞めました。ブロガーになりたいです」と、なんか死にそうなメールイケハヤに送ってきたそうです。イケハヤは手を差し伸べて、応援してあげないといけないと思い、彼が公務員を続けていたら、イケハヤは応援していませんからね、と言ってるそうですが、ぼくにはどうでもいいです。ただ里本さんには、しばらく世話になったら丁寧にお礼を言ってイケハヤの元を去った方がいいと思いますマジで

アルケミスト」でそんな表現があったと思いますが、後ろのドアを閉じるから、前のドアが開くんです。…なんて言いますが、そんなの詭弁ですよ。後ろのドアを閉めたら、前も閉まって閉じ込められる可能性の方が高い。前のドアが開く保証なんかないですって。

そんな詭弁を弄しているうちは、誰もイケハヤに注目しないし、応援もしてくれません。誰でも自力だけじゃ面白いものは作れませんよ。

…なんて、自分利益のために他人を煽ってアフィリエイトを踏ませようとするなんて、しょぼい商売じゃないですか?

ブログアフィリエイトはサギなんですよ

本来的に、ブログはチラシのウラ文脈に属するんです。

イケハヤはそれをわかっちゃいない。

イケハヤはあちゅうはサギを突き詰めるために、引っ込みがつかなくなって、全裸になっているわけですが、そろそろ目を背けられるときが来るでしょう。今はもう、そういうサギが求められている時代じゃないんですよ。ぬくぬくコタツに入って読むに値する本物の作家の本でも読んで、ネット作家気取りをバカにして過ごしましょう。以上、サラリーマンのみなさまにはどうでもいい話でした。騙されるなよ。

2015-08-14

武雄市の樋渡元市長しょっちゅう市の借金100億返した返したって言ってるけど

どうやって返したのか未だに分からなかったのでググったらこんなのがあった

https://twitter.com/keikuma/status/546237241777864704

https://twitter.com/keikuma/status/547052028027863041

公的資金補償免除繰上償還

これは何?「ちょっとおまけしてあげるからこの機会に借金返す?」と国に言われておまけして貰ったって事?

読んでもググっても分からん

高学歴増田教えてplz・・・

2015-08-13

週刊朝日8月21日号の記事を知った樋渡啓祐武雄市長の反応

本文も強がり満載ですが、ともかくはFacebook (魚拓 : https://archive.is/1glsC ) でのコメント欄

樋渡啓祐しかし、この牧野記者さん。会ったことも無い人なのに、僕の携帯に、夜中電話掛けてくるし、時間が無いと言っているのに、しつこく、メールやら電話やら、鬱になりそうでした。朝日新聞社記者人権意識を疑います発行部数が激減してるのも分かるわ。

このコメントを読んで思い出すのは3年前のとあるブログ魚拓 : http://archive.is/2iuO )で書かれていたこと。

武雄市役所職員が自殺した事件は、まだ記憶に新しい。
彼の携帯には、休日深夜問わず、樋渡啓介武雄市から
着信が鳴り響いた。
武雄市長は、アイディアが浮かぶと、時間お構いなしに
彼を叩き起こし、呼び出し、用事を言いつけた。
周りの人間は、彼が律儀に市長の言いつけに従うのを心配した。
彼は、度々周りの人間に、武雄市を良くしたいと夢を語っていた。
市長となら、それができると。
彼にはやる気があった。
市長電話で、眠れない日が続いた。
ずっと、ずっと続いた。
彼は、自殺した。

残された彼の携帯には、武雄市から着信履歴
ずらりと並んでいた。

彼の葬式に、樋渡啓介武雄市長は、
「がばいばあちゃん」のTシャツ姿でやってきた。

「がばいばあちゃん」の宣伝をして帰って行った。

潰せるなら恫喝行為で相手を黙らせる彼も、さすがに情報が広がりすぎると開き直るしかないらしい。ちなみに聞いた限りでは、武雄市図書館蔦屋書店に今週発売の週刊朝日は置いていないようだ。まだ入荷していないだけかもしれないのだけどね。

2015-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20150810113730

図書館必要なことは、今では入手困難となった古い本が読めること。

>すなわち、

2012年4月に『仕事に使えるExcelの便利ワザがマスターできる本』「Excel2003/2002/2000対応」が置かれているからこそ価値がある。

公立図書館必要なことは下記を読んだ方がいい。

https://www.jla.or.jp/portals/0/html/yunesuko.htm

>質の高い、地域要求や状況に対応できるものであることが基本的要件である

だよ。武雄市市民が、「Excel2003/2002/2000対応」の書籍を欲しい、といっていたのであれば、そりゃその通りだが、

普通に考えると、サポート切れのexcel解説書なんて使わないので、置かれる価値はないよ。

古い本をのべつくまなく集めるなんて使命は地方図書館にはない。予算場所も。

2015-06-12

大学関係者社会に絡むとき

論文にならないような仕事に絡まざるを得なくなるとき大学関係者の態度は二つに分かれる。

(1)諦めて手を抜く

(2)意地でも研究の体裁に落とし込んで論文をでっちあげる

武雄市で起こっているのは多分(2)

2015-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20150222100352

まず、あなたの言ってることは、「バカもっとバカのままでいい気分にさせろ」という主張に見えるが、それはあまり「知の再配分」にはならないのではないか。

また、「知」というものを、まるでセンター試験の点数のように一元的階層化されたものとして捉えているようにも見えるが、それは大きな勘違いであり、人が求める「知」というのはあくまで多様なものなのだから一元的所得で割り振った「再配分」とやらにも残念ながら説得力がない。

最後に、図書館価値を「利用者数」で測るというのは、行政図書館ダメにする最大の誤った発想の一つだと思うのだが(売れて儲かっている本屋がいい本屋とは限らない…というのは、本読みなら誰でも知っていることである)、そこから一歩も出ていないから武雄市の取り組みを無邪気に称揚しているといった点も、極めて救いがたい。

昨今、非常によい図書館改装事例などがある一方で、どうも、これまでの人生で余り本を読まず「教養」といったものコンプレックスを抱いている人が聞きかじった知識で始めたような図書館改革をしてろくでもないことになる例も見聞きする。あなた提言はどうも後者に限りなく近づいているようである

2014-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20141231031032

ネット上では見えないけどリアルでちゃんと動いてるんだよ(`・ω・´)キリッ

共産党の爺さんしか出てこず樋渡氏圧勝

になった前回の武雄市長選は面白かったな

http://anond.hatelabo.jp/20141230155153

佐賀県民ではないが、樋渡啓祐武雄市長のネット上の言動を見て来た限り、とうてい行政の長として相応しい人物であるとは思えない。

立場を盾に一般人恫喝したり、意見を送った人の名前をあたかネット上でバラそうとしたり、行き過ぎであると感じるが、そのような人物が次は知事になるのかと思うと恐ろしい。

これらの言動がもう少し人目に触れれば、考えてくれる人もいると思うのだが....

anond:20141230155153

樋渡啓祐の功績は、平均年齢60歳超の武雄市スタバTSUTAYAを呼び寄せて中学生批判され、鎌倉市提携して鎌倉市天下りを紹介して鎌倉市に損害を被らせたという、竹原信一そっくりさんに見えるんだけど。

2014-12-30

佐賀県知事立候補者である樋渡啓祐氏がTwitterでの発言を消している

2014/12/30未明より、一旦アカウントを消したはずの樋渡啓祐https://twitter.com/hiwa1118 が鍵垢で復活し、これまでのツイートの削除を行っている。削除前は25,000ツイートほど書いていた。

彼は「武雄市にすべてを捧げる」的な発言を行っていたはずなのだが、前佐賀県知事の国政出馬に伴う離脱により発生した翌年(2015年)の佐賀県知事選挙出馬表明(当然武雄市長の座は降りた)したことでいろいろと云われることになっている。どうも支持団体関係者?)より「過去発言を消せ」であるとかそのようなことを強要されたのではないかという憶測も飛んでいたりする。

彼は一時期自身を「ツイッター学会長」と名乗り、つい最近では「武雄市スティーブ・ジョブズ」とまで云われた(これを言い出した奴は本当に頭が悪いと思っている)人物であるが、すでに発した言動がアーカイブされて検索までできるようになっている(樋渡啓祐総合検索 - nantoka.com)ことには気が付いていないようだ。

今回の佐賀県知事選挙において、樋渡啓祐氏へ対する発言を「ヘイトである」とか「風説の流布である」と言って擁護している人たちがいる。が、樋渡啓祐自身が発した言動や行動を指摘することがヘイトになったり風説の流布になったりするわけがなかろう。これは「事実提示再確認作業」である。どの口がそれを言うか。

過去発言を消していくという作業を行っているという事実だけで、何をしようとしているかわかる。すでにアーカイブされた発言、あちこちで公開されたブログエントリ、いろいろな人が関わったまとめサイトネットは怖い。発したすべてが残る。

今回の行動ほど「後の祭り」感が漂うものはない。これほどまでにみっともない元公人を、私は初めて観た。

2014-04-11

文系理系って何だよ!

やまもといちろう文系なの?理系なの?

hagexは?

トピシュは?

高木浩光vs武雄市長は理系vs文系って感じがする!

2014-03-06

食育」よりも「資本主義育」「競争育」としての給食競争制度

http://anond.hatelabo.jp/20140305234103

の「学校給食の美味しさ競争制度」の暴論書いた増田だが、一晩考えたら、

この「児童に美味しさの投票をさせる」という制度自体が、「教育的にもプラス」なように思えてきた。

おそらく、一部の教育委員会では、給食業者の競争入札なんかもやっていて、

栄養学的観点コスト観点安全性観点から選考がされていると思う。

あるいは、実際に「大人」が試食してみて、美味しいかどうかも選考ポイントに加えている自治体もあるかもしれないが、

この中に「本来のお客様である児童の声」が入り込む余地がない。

というか、「児童はお客である」という観点のものが許されていない。

自分提唱する学校給食美味しさ競争制度の「キモ」は、

「(本来の受益者であり、「お客」である児童自らを、競争制度メンバーに加える」ということである

児童意見で100%決まるものではないが(例:栄養学的観点)、児童意見無視しては、成り立たないようにする、そこが肝心。

そして、

競争によって、味がよくなります」「競争に敗れると、業者から外されます」という「資本主義大原則」を、

子供の目の前で「わざと」可視化させること、それ自体が非常に重要なのではないか?

よく「給食食育として重要」という意見があるが、

給食業者を競争で選定し、競争に敗れた業者は外す」という過程を「わざと子供の前で可視化させる」ことが、

資本主義育」「競争育」の効果が出るのではないか?

人々は幼少時の経験に左右されがち。

小学校時代に、「競争学校給食がよくなった」と体感した子供は、「資本主義競争」を体感的に「是認」するようになって、

競争肯定な大人に成長」すると思う。

学校世界というのは、資本主義世界から隔離されていて、というか、「資本主義世界を持ち込むのは悪」ともされている。

一方で日本人証券投資は少ない、金融リテラシーが少ないからだ、と「出前金融教育」みたいなのをやってたりしている。

学校給食というのは、子供たちが小学校で目にする、数少ない「財」の分野であり、唯一「資本主義社会との接点」でもある。

であれば、出前金融教育みたいなのをやる以前に、この「唯一の資本主義社会との接点」を活用しない法はない。

ブコメに「栄養バランスは?」的質問が多かったが、栄養バランスを維持するのは当たり前だ。

1か月トータルで栄養バランスが維持されながら、その制約の中でいかに美味しい給食を出せるか、その辺が業者の腕の見せ所だ。

それに、そこで得た「どういう味が児童に受けるか?」という経験ノウハウは、

一般外食チェーン店が子供向けメニューを開発する際に生かすことができる。

本来なら、すかいらーくロイホが参入してもおかしくない。

ツタヤ図書館で議論を巻き起こした武雄市辺りが、実験してくれないかな?

2014-03-01

MIAU祭2014」Session2

https://twitter.com/suzukimasatomo/status/439344106506960896

津田大介って高木浩光犬猿の仲武雄市長と仲良しさんだろ

http://togetter.com/li/419403

会議ならモデレータが議論に加わるわけには行かないが

祭りなんだし即吊り発動しないかな

2014-02-22

元増田ですが

http://anond.hatelabo.jp/20140222212613

武雄市問題はずっと追ってますが、時間がたってしまったので旬じゃないかなと思って触れませんでした。

当然に認められる権利を「気持ち悪いと思う人は行使できない」状態は権利侵害されている状態で、図書カードをTカードに完全移行と聞いたとき正気を疑いました。

図書館を使う権利侵害からです。

あとはアレ完全に特定企業への利益供与で、公共理念から離れていると思います

それに市長の著書をヒラ積みしたりやたらとプッシュして広告の前面に出したり、贈賄(金銭その他の利益供与)とみなされないんですかねえ・・・

どちらかというと僕はプライバシーよりも、もっと一般的権利だとか、公共のあり方だとかそっちの方を専門にしていたので、そちらばっかり目に付いてしまってこの問題の例としては弱いかなという意識も有りました。

高木先生とも着眼点が違うなーと思っていたのであんまりきちんとは読んでいませんでしたが、オススメされたのでもう一度読んでみます

2013-12-09

武雄青陵中の武雄市図書館への対応異議あり

武雄市長物語 http://hiwa1118.exblog.jp/20081898/

確認の結果、武雄青陵中の生徒指導部名のお触れでペーパーにもなっていますが、全時間帯で、飲食コーナーは、保護者同伴じゃなきゃ利用はできないとのこと。それじゃ、スーパーなどの商業施設保護者同伴になるのね。

はい、その通りです。(併設型中高一貫教育校)



あわせて、市立の小中学校を所管する武雄市教育委員会にも確認しましたが、市立の小中学校では、「武雄市図書館商業施設から立ち寄り禁止」なんて指導はしていない。というか、もともと学校では(どんな施設でも)まっすぐ帰宅するようにしてるんですね。だから、青陵中も「道草無しに帰るように」という指導をするのだったら、分かる。

武雄青陵中学校は県立なので関係ありません。武雄市教育委員会??なにそれ美味しいの?



既に生徒が誤解しているように、「武雄市図書館商業施設から立ち入り禁止」

誤解ではありません。



僕は自由を一方的に抑圧することは一番嫌いです。青陵中学校にはもちろん武雄市の子どもたちもたくさん通ってるわけで、こんな学校側の対応子どもたちの図書館へのアクセスの機会を奪われる、あるいは抑止と思われるのは残念です。

尾崎豊のファンなのは分かりましたが、校則はご存知ですか? 居住地関係ないでしょw



私はあくまでも武雄市長ですし、県立の中学校に対して何か言える権限はありません。

炎上商法はやめてもらえませんか。

2013-10-05

学校タブレットPC必要

   タブレット端末で予習、佐賀県武雄市の市立小学校で「反転授業試行へ http://biz.bcnranking.jp/article/news/1310/131002_134681.html

   墨田区教育委員会NECWindows 8タブレットを300台導入 http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20130905_614221.html

  「進研ゼミ」にタブレット一斉導入 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/04/news121.html

 教育機関へのタブレットPC導入のニュースがちらほら。

 よく分からない。

 タブレットって基本的にはViewer.

 AppleはiWorksタダでリリースして「Editorとしても使えますよ」と言ってるけど、真に受けちゃダメ

 メーカーハード売りたいから何でも言うけど、パネルちょんちょんつついてドキュメント作るの?

 私、Pages落としてiPadで使ってみたけど、しんどくて30分でギブした。NumbersKeynoteも無理だった。

 ……ラップトップPCじゃダメなの?

 ノート取ったり、資料閲覧したりするなら、1.5kg以下のB5ノートPCが便利だと思う。

 大学ではノーパソ講義ノート取ってる奴普通にいる。

 スリープからの起動は数秒。SSDなら電源落ちてる状態からの起動にもそんな時間からない。

 Editorとしての利便性拡張性、コスパ考えたら、ノートPCじゃない?

 正直、IT企業学校をカモにしているようにしか見えない。

 一時期、日本中の学校に作られた『コンピューター室』を思い返さずにはいられない。

パソコンは温度変化、特に夏の暑さに弱いんですよ」なんてメーカーに言われ、冷暖房完備の教室を作っちゃった。

 それでほとんど使わないゴミソフトが多量に詰まった、馬鹿高いパソコンをしこたま買わされた。

 で、生徒は空調のない暑くて寒い教室で紙と鉛筆使ってお勉強

 あのパソコンたち、今はどうなってるんだろう?

 この先数年間、盛大にバラまかれるであろうタブレットが、10年後どうなっているか見物。

2013-09-25

いい加減こういうのやめたら?

まずこんなリンクべたべた貼って増田意見するって相当なことだと思うんだけど

http://anond.hatelabo.jp/20130924195213

明らかに武雄市周辺の行政やらそのへんの人間自演してるようにしか見えない。

それでそのあとの醜いトラバ

2013-09-24

佐賀って先進ICT活用教育県だったんだな

少し前に県立高校入学生に強制的タブレットPC配るとかニュースに流れていたので気にはなっていたが、以下のニュース小学校でもいろいろ取り組んでいることを知った。

 朝日新聞デジタル:家で動画見て予習、「反転授業」試行へ 佐賀・武雄市 - 教育

反転授業」ってスタンフォード大学でも取り入れている手法のようだね。

 【授業から”講義”をなくす】東大も試行する「反転授業」で教師の役割が変わる - NAVER まとめ

ちょっと教材の準備が大変そうだね。武雄市、ってのもちょっとひっかかるけど。でもうまくいくことを祈ってますよ。

高校全教室に電子黒板があるそうで、これまた驚いた!

 【EDIX2013】全教室に電子黒板設置、佐賀県の先進的ICT利活用教育(1/2) | リセマム

佐賀県ていつの間にICT活用教育先進県になったんだろう。まったく知らなかった。例えばこの組織なんか佐賀県所属してないんだよ。

 http://www.zenkojoken.jp/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/

 一つの例で判断しちゃいけないな。一部のメーカの思惑に従って…なんてことが絶対にないとは思うんだが、 一応ないことを祈るよ。

2013-09-01

地方自治体個人情報を任せられるのか

武雄市図書館が貸し出しカードにTカードを利用し、ポイントを付与する――。この件の発表以降、書籍図書館の団体や、セキュリティ専門家から厳しい指摘が数多く寄せられている。

図書館で本を借りると、Tポイントと引き換えに利用履歴がCCCに蓄積されるなんてけしからん」……その気持ちが私には理解できない。

武雄市の樋渡市長は「貸出情報個人情報には当たらないというのは僕の持論」と説明しているし、図書館読書事実、利用事実秘密を守ることを定めている、図書館の自由に関する宣言も「一般社会には何ら法規性はない」とブログ等で述べている。

武雄市個人情報CCCに渡している」とは、いわれなき批判だ。本件は「個人情報に関する理解が社会根付いていない」という現実を明らかにした。

武雄市CCC提供しているデータは、Tカード番号、図書館の利用年月日、時刻、ポイント数だ。これらは個人を特定できる情報ではない。

武雄市図書館ではTカード番号を図書館カード番号としても利用しているが、Tカード番号は武雄市図書館及びCCCの外には出ないから、図書館利用者の特定はできない。

自分が関わったデータ」に過敏な人たち



ここまで対策をしても、市民に「自分データを売られたようで気持ち悪い」と思わせてしまった。これはもう理屈ではなく感情であり、武雄市CCCとして予想外の反応だろう。その部分で、いわれなき批判を受けた武雄市CCCは気の毒であるしかし、消費者の心理を見誤った結果とも言える。

個人情報保護法の制定後も情報漏えい事件があったので、消費者のなかには「自分が関わるデータ」に過敏な人々が多い。個人情報ではないデータであっても「自分が関わったデータ」を勝手に使われたくないのだ。

7月9日の発表によると、武雄市図書館歴史資料館の3ヶ月間の来館者数が一昨年の1年間分にあたる26万人を突破したという。

併設されているスターバックス書店CD/DVDレンタルへの来店者を含めての延べ26万人だから、本来の図書館の利用者数はもっと少ない。

そもそも武雄市人口は約50000人と、古いExcelでも扱える規模の人数である

また、周囲は顔見知りばかりで、プライバシーなどそもそも存在しない。

図書館の利用事実はおろか、今日スーパーでの買い物や、子供の成績まで、瞬時に情報を入手できるのである

そんな環境でわざわざビッグデータ活用して個人を特定する理由が見つからない。

地方自治体安心して個人情報を任せられるか



武雄市図書館CCCTポイント騒動は、ビッグデータビジネスとする企業も注目したことだろう。一方で「個人情報管理に自信があるから同じ轍は踏まない」と考えた自治体もあったはずだ。

個人が関わるデータを集積したビッグデータを扱う企業が、個人情報に過敏な人々に理解を求める方法はある。その企業個人情報について正しい見識を持ち、安心してデータを渡せる存在になることだ。その具体的な取り組みのひとつとして、「プライバシーマークPマーク)」がある。

Tポイントを運営するCCCはすでにプライバシーマークを取得している。

自治体Pマーク取得はゼロ



しかし、JIPDECが公開している「プライバシーマーク付与事業者一覧」の中に、武雄市どころか地方自治体ひとつもない。

それもそのはず、武雄市自治体であるため、プライバシーマーク認証対象ではないのである

仮に武雄市プライバシーマークを取得すれば、日本初のプライバシーマーク取得自治体としてアピールできるが、それもむずかしそうだ。

だが、どんなお墨付きがついたところで、実態が伴っていなければ、結局はただのマークである

そこで、市民の信頼を確固たるものにするために、武雄市には、武雄市図書館の給水機の水でモンドセレクション特別金賞受賞を目指してほしい。

ペットボトルにつめた水道水で、モンドセレクションを受賞している自治体は数多くある。

しかし、図書館の給水機から飲める水でのモンドセレクション受賞はまだないため、武雄市図書館は、再び自治体初としてアピールでき、もてはやされることであろう。

武雄市には、引き続き他の自治体ロールモデルとなってもらいたい。

2013-08-25

武雄市程度にスタバが来るんだったら俺だったら大体のことは許すけれ

田舎に住んでみるとスタバなんて憧れだよ。僕の現在住まいからだと、車で1時間ちょっとはかかる。列車だと3時間くらいかな。それが市内にできるんだったら、大体のことは許しちゃうな。

市長は人としてはとても好きにはなれないが、スタバが市内にできたって1点だけで支持しちゃうね。

2013-08-24

なぜ武雄市図書館はすごいのか - 見えてるものをちゃんと見よう

武雄市図書館について、慶應大学総合政策学部教授上山信一氏が非常に興味深い考察記事を公開されている。

なぜ武雄市図書館はすごいのか――ツタヤスタバとのコラボ(下)

http://www.actiblog.com/ueyama/304221

樋渡市長図書館職員、運営受託者のCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)へのインタビュー取材で得たことをもとに、武雄市図書館がなぜすごいのかが分析されている。

しかし、上山信一氏は、見えないものを見ようとするあまり武雄市図書館の本当のすごさが伝えきれていないと感じた。

僭越ではあるが、見えていることをもとに上山信一氏の記事を補足し、この武雄市図書館プロジェクトの意義を考えたい。

CCCと共同で投資



最初プロジェクトの内容を確認したい。これは武雄市CCCとの共同事業である

武雄市は、リニューアルを機に、入り口のすぐ横にあった蘭学館と称する歴史資料館のスペースと、同じく入り口近くにあった子供向け読み聞かせコーナー及び子供トイレ授乳室のスペースを、CCCの営業スペースとして貸し出した。

CCCは、歴史資料館だったスペースにはレンタルDVD店を、子供読み聞かせコーナーだったスペースにはカフェ(スターバックスコーヒー)を開設した。

歴史資料館は会議室転用したスペースに、子供読み聞かせスペースは館内の最も奥に設置し、子供トイレ及び授乳室は入り口すぐの1箇所に集約された。

CCC武雄市に営業スペースの賃料を年間600万円(月額50万円)支払うことになるが、同時に図書館指定管理者となることで、向こう5年間の間、年間1.1億円(月920万円)を受け取ることができる。


リニューアルに際しては、市は4.5億円を、CCCは約3億円を投資した。

市の投資額4.5億円には、一般財源から1億7500万円、合併特例債から2億7500万円があてられている。

合併特例債の70%にあたる2億円は国から交付される仕組みのため、武雄市の実質負担額は4.5億円のうち2.5億円で、残りの2億円は国が負担する形となっている。

CCC投資額は約3億円とされているが、武雄市から「新図書館空間創出業務委託料」として約1.3億を受け取っているほか、営業エリア商品仕入れ代金などの流動資産を含まれるとされているため、実質的投資額は抑えられている。

図書館スタッフは市の職員が3人、CCCが16人(館長1名、司書15人)である。直営時代司書は引き続きCCC契約社員として継続雇用し、書店部分の選書POP作成などの業務も兼務している。

このように、武雄市CCCが手を取り、両者の費用負担を軽減するためのモデルを共創しているといえよう。

官民提携の成果



成果は顕著だ。蔵書数は19万冊と変わらないが、高さ3m以上の高層本棚を利用して全面開架としたことで、すべての本をただ遠目に眺めることはできるようになった。

もちろん、手の届かない所にある本も司書に依頼すれば5分~15分ほどで取り出してもらえる。

公共図書館予算の制約から雑誌の品揃えに苦労しているが、ここではCCC店頭にある雑誌の最新号が自由に読める。もちろん欲しくなったら買って帰れる。雑誌バックナンバーは蔵書しないが、必要な際には他の図書館より相互貸借を受ければよい。

開館時間は4時間も伸びて午前9時から午後9時までとなった。閉館日がなくなり、年中無休となった。午後6時に閉店するDVDレンタル店は論外であるが、仕事帰りにレンタルDVDを利用する層を考えると、午後9時の閉店でも早すぎる。他のCCC店舗同様に、深夜0時までの延長が期待される。

カフェは、楽しい、人と会い、語れるという雰囲気をかもし出し、若者子連れ母親達が集まるようになった。

コーヒーを飲みながら、ワイワイガヤガヤと語らっていても、館内に流れる大きめのBGMで打ち消すことで、気にならないよう工夫されている。

また、公共図書館に良く見られる、持ち込み学習をしている学生も全く見当たらない。それもそのはず、学生は2階に設けられた学習室を利用している。これは図書館が定めたものではなく、地元学校が自主的に定めたというルールにより実現されている。学習はいささか手狭ではあるが、1階のカフェコーヒーを購入すればカフェ席を利用することもでき問題ないであろう。

結果的に、これまでも決して少なくはなかった入館者数は今年のリニューアル後、激増している。

これまで、スターバックス佐賀県には4店舗しかなく、しかも2店舗高速道路サービスエリア内のため容易にアクセスできなかった。

武雄市図書館におけるスターバックス集客力は高いと言わざるを得ないであろう。

財政面では、市はCCCに年間1.1億円の委託料を払うが、これは従来よりも年間1億円の経費削減となると見込んでいる。

武雄市は、現在武雄市図書館相当の運営を直営でおこなった場合、年間2億円を超える費用がかかると試算。これをCCCは年間1.1億円で行うことができることから、少なくとも、年間1億円の「経費削減効果」が見込めると見積ったのである

市長は、毎年1億円の「経費削減効果」があるのだから、4.5億円の初期投資を行っても、5年間の指定管理期間中に取り戻せると説明。それを武雄市議会承認したわけである

しかしこれは、あくまでも、構想時点の見積である

武雄市図書館が開館した今、改めて雇用者数や書店部分を含めた蔵書数、レンタルDVDなどの品揃え、武雄市宣伝効果等などの経済波及効果考慮すると、私の見立てでは直営で運営した場合費用は、年間2億どころか、年間60億はくだらないであろう。

これをCCCは年間1.1億円で実現しているのだから武雄市は年間59億円の「経費削減効果」を得ることができ、5年間では約300億円の「経費削減効果」となる。

武雄市長は就任時400億円あった借金を7年で90億削減した。

今回のCCCへの指定管理で生まれた「経費削減効果」300億円を借金返済に当てることにより、残り5年で武雄市借金ゼロにできるであろう。武雄市議会承認するはずだ。

イノベーション本質



表面的な効果は以上のとおりだが、本件は官民連携の先駆事例の意義を秘めている。

第1に社会教育施設としての本来の使命を果たしている点である

本離れ、特に若者のそれはどこでも大きな問題だ。それは図書館にとっても課題だし、書店にとっては死活問題だ。本件はそれに対して図書館書店書店カフェさら書店レンタルDVDを組み合わせることで対処した。

全てを同じ場所にまとめ、多様な選択肢を用意する。そのことで市民の興味と関心を喚起し、集客成功した。

書店カフェレンタルDVDで客を呼び寄せ、図書館の入館者数としてカウントしたことがすごい。

こうすれば図書館の入館者数を飛躍的に増やすことができ、社会教育施設としての図書館の使命を果たせていると示すことができる。

ここまで踏み込んだ意義はきわめて大きい。

第2に利便性の飛躍的な向上である

もとはごくごく普通図書館だった。多くの公立館と同様に、書籍数は限られ、来訪者も限られ、開館時間も短い。それでいて運営費はかさんでいた。また広い面積を事務スペースが占めていた。

リニューアルでは、スペースを営利部分の顧客のために最大活用することにした。顧客ニーズ真剣に突き詰めた結果、カフェの併設やレンタルDVD店と書店の併設という"ワンストップサービス"化のアイディアに至った。

顧客志向の発想は開架の本の並べ方を従来の10進法の図書館分類(哲学などが入り口に来る)から営利部分利用者利便性を考えた順番に配列する工夫にもつながった。(市長の著書が入り口近所に平積みされるなど)。

第3に生産性改善財政効果である

営利事業との並存は、スペースの生産性向上だけでなく、来館者数の拡大、賃料収入をもたらした。また、指定管理者市役所から収入だけでなく営利収入も使ってサービスの充実が図れる。最低限の運営費用は指定管理料として支払われるため、営利収入利益率は高い。店も併設しているから、普通の指定管理だとありえない数のスタッフしか図書館部分には確保されていない。

第4に武雄市を有名にした。

文化教育を重視し、改革に挑んでいるという姿勢が全国に伝わり、武雄市の知名度とイメージ向上に寄与した。

武雄市長は率先して武雄市図書館をアピールした。

マスコミ積極的露出する一方で、ソーシャルメディアを通じて寄せられた感想意見は「ゴミのような意見」「君はゴキブリ以下」と一蹴するなど、武雄市イメージ形成には今や欠かせない存在である

また、実名意見を寄せた人物に対し、職場上司国会議員を通じて圧力をかけたり、勤務先の企業名連呼し不買を公言したりするなど、ソーシャルメディア特性を十二分に活かした、武雄市の知名度向上策を実践している。

全国へのインパクト



今の時代インターネットの普及で図書館はもちろん、紙の書籍存在意義すら問われている。

また、CCC運営する店舗は全国に約1500店舗あり、スターバックスも約1000店舗ある。

今やTSUTAYAスターバックスも、ほとんどの人が簡単にアクセスできる時代である

レンタルインターネットで頼めば自宅のポストに届き、淹れたてのコーヒーコンビニ店頭で買うことができる時代になった。

ファミマの隣にファミマができる時代である。今後はレンタルDVD店も淘汰されていくから企業も新たな業態を見つける必要があるだろう。

そういう時代であるにも関わらず、武雄市図書館は、書店レンタル店とカフェを併設し、それらの利用者図書館利用者としてカウントした。

武雄の例は全国の公立図書館にショックを与えている。

武雄市図書館は数多くの問題点が指摘されている。

だが、武雄市武雄市図書館擁護する人々は、図書館法や司書制度既得権益で、既得権益者が「いかがなものか」と批判していると言う。

しかし、指定管理制度を含めた民間活用全体に関する否定的意見は、武雄市図書館に関しては見当たらない。

批判の多くは、議会を含めた武雄市政が行った決定プロセスや、指定管理者であるCCCに固有のものである

特にインターネットでやりとりされる、単純な感想や素朴な疑問に対する、武雄市長を含めた武雄市の過剰なまでの反応と、その対応のまずさが、批判の声をより大きくしていることは否定出来ない。

既得権益者が騒いでいるという武雄市や識者の批判はあたらない。

武雄市の事例に刺激を受けて、全国の公立図書館の見直しが始まることを願う。

2013-07-31

武雄市図書館の垢抜けないところ

図書館という客寄せパンダとそこで扱ってる個人情報で儲けたいんなら、カフェにも書店にもがっつりセンサ類組み込んで連動させろや。

カフェ席に持ち込んだ図書のRFID読み込んで主題ごとに違うドリンク勧めるとか、読むの長くなりそうなページ数なら普通より固めの氷使うとか、同じ作者の読んでるやつ同士を近くの座席に案内するとか、逆に飲みもんの残量と減りペースをコースターとかの重量センサで測って次のおすすめ図書推薦するとか、タブー破り気取ってんならいろいろできることあるやろ。

今のままじゃ技術に使われとるだけやぞ。

2013-06-25

suicide

ブログ炎上した岩手県議が自殺したという。

リアル攻撃の嵐が来ると常人ではそうそう堪え難し。自宅や親族メディアスクラムされるとなおさら

ただ、政治家の人は大阪市長武雄市長などは特別にしてもそういうところはかなりタフだと思っていた。

病院で番号で呼ばれるのは個人情報を守る意味では助かるのでわたしなら怒らない。とはいえ、ここまで追い込むのはやりすぎの感。

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