「平準化」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 平準化とは

2015-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20150211121509

そうかもしれないけど、それは人間自然感情だし、そこを無視して少子化対策なんてできないと思うんだよね。

ノブレスブリージュを教えられなかった親の責任もあるし、おそらく親より優秀なのに親ほどは稼げないという時代のせいでもある。

本質的には、グローバル平準化でそれまで相対的貴族階級だった日本人は大幅に貧乏になるってことに集約されるのかもしれない。

そうだとすると、日本人戦時中みたいに一致団結して数千万人程度の人口をなんとかしたくらいじゃ生活は保てないかもな。

2014-11-25

民主党支持者としての執行部のアベノミクス批判への愚痴

タイトル記事内容に合ったものに変更しました。内容は変えていません。


http://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/535980176283566080

「円安が好きな人ってほんとーにわからない。自分の国を安く売って何が嬉しいのかな。」

http://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/534181673152565248

消費税が逆進的だ(所得の低い人に厳しい)という人は多いけど、円安もかなり逆進的だよね。円安で利益がでるのはトヨタなど大企業ばっかり。

その一方、格安な輸入食材商品が軒並み、円安で値上がりして、低所得者層は出費が増える。」


この2つのツイートへの返答をマクラにしつつ、アベノミクス(このダサいネーミングはなんとかならないのか)の良い点と悪い点、

民主党執行部への愚痴(これがメイン)なんかを書いていこうと思います

そもそもなぜデフレは駄目なのか


ここ15年ぐらいずっと言われてきた「デフレ不況」、デフレとは、物価が持続的に下落している状態を指します。

単純に考えればモノの値段が下がることはうれしいはずなのに、なんでデフレ問題なんでしょうか。

そんなことわかってるよと思われるかもしれませんが、順を追って説明するために書いておきます

物価が下がって企業の売上が減ると、企業収益が減ります企業利益を出すためには費用も減らさなければいけません。

新規設備投資を減らしたり人件費を抑えようとします。

今回はこのうち、人件費を抑える、というポイントにしぼって話をします。

物価が下落したのと同じ割合社員全員の給料を減らせれば何の問題もないのかもしれませんが、そういうふうにはできないですよね。

正社員給料は、物価が下落する割合ほどには下がりません。これを「賃金下方硬直性」と言います

じゃあどうなるかというと簡単です。失業者が増えるんです。

リストラされずにすんで定収入がある人たちはデフレで少しずつ得をしますが、その分をリストラされて収入が無くなる人がかぶるんです。

ただし、リストラをするには非常に煩雑手続き必要です。

結局この被害を一番受けるのは、これから社会に出て仕事をしようとする若い世代です。求人が減って有効求人倍率が下がります

企業はすでに雇用している人を解雇するよりも先に、新しく入ってくる人を減らすので失業率が高くなります。真っ先にこの影響を受けるのは若者です。

これがデフレ問題視するべき大きな理由です。若年失業者が増え、世代間格差が拡大していきます

物価上昇率失業率にははっきりとした相関関係があって、フィリップス曲線と呼ばれていますが、物価上昇率が低いと失業率が高くなります

過度のインフレデフレを抑えるための金融安定化政策


ここからは少しマクロ経済学のお勉強です。

ここまでに書いたとおり、景気変動によって不況時にはデフレによって失業という経済問題が起こります

また、好況時にはインフレーションという問題が起こってしまます。だから過度のインフレデフレも望ましくないのですが、

経済は常に循環してるのでほっておくと景気変動は避けることができません。

金融安定化政策とは、このような景気変動平準化するために政府がとる政策のことです。

インフレ時には世の中に出回るお金の量を減らすことで景気の過熱をおさえて、デフレ時には出回るお金の量を増やすことで景気を温めます

この政策効果がよくわかるのは、リーマンショック以降の各国の金融政策です。

リーマンショック以降の金融政策と円高不況


中央銀行日本だと日本銀行)が供給している通貨の総量をマネタリーベースと言います

リーマンショック以降、アメリカは大規模な金融緩和によってマネタリーベースが急増しました。

それに対して日本はあまり増えていません。不況下でも出回るお金の量を増やさなかったことでデフレ不況が加速していきました。

また、出回るドルの量が増え円の量が増えなかった影響で円高ドル安も加速しました。

ドルはたくさん出回っているから安くなり円はあまり出回ってないから高くなります

ここで大事なのは通貨の交換レートというのは出回っている量の比率で決まるものしかないということです。

最初に紹介したちきりん女史のツイートでの誤解はここにあって、円が高いかいかと、自国を高く売るとか安く売るとかはなんの関係もありません。

その国の通貨がどのぐらい出回っているか金融政策によって決まりますが、それは好不況の影響を平準化するための結果でしかありません。

通貨の交換レートは目的ではなくて結果なんです。

リーマンショック前には1ドル110〜120円だったのが、2011年には1ドル70円台というとてつもない円高ドル安に突入しました。

円が高くなったからと言って日本が豊かになったわけでないのはご存知の通りです。

アベノミクス(もう一度言うけどこのネーミングはダサすぎると思う)ではこのデフレ不況に対して、やっと金融緩和をして出回るお金の量を増やしました。

今まで金融緩和をしてこなかったのが異常なだけで金融政策に関してはごくごく普通政策なんです。

じゃあなぜ民主党政権では金融緩和をしなかったんでしょうか。

ここからが本題です。というか民主党支持者としてのただの愚痴です。はぁ…

日本銀行マスコミ知識人らの金融緩和アレルギー


日本銀行には、第一次石油危機の時の高インフレや、バブル経済時代金融緩和をしすぎた記憶からインフレは悪だという認識が根強くあります

デフレでも良いからとにかくインフレにならないような金融政策を行ってきました。

38度の熱を出してしまったトラウマが忘れられなくて体温を34度に保って体を鍛えようとしている人がいたらまず36度ぐらいまで体を温めろよと言うと思うんですが、

体温を上げるのは絶対に許せないと言う考えが日本銀行には強くあります

それと、マスコミ知識人に多いのがイデオロギー的に金融緩和アレルギーを持っている人たちです。バブル時代自民党政権好景気の中で金融緩和を進め

赤字国債を発行し財政支出を増やしていきました。この時期の「自民党的」な政策に対するアレルギーから金融緩和政策に対して脊髄反射的にバブルの再来、

という言葉を使いたがる傾向がありますバブルを知らない私にはこの感覚が全くわからないんですが、バブルトラウマはこんなにも大きいのか、と心から思います

ただ、ここまででも書いたとおり金融政策イデオロギーとは関係ない技術的な問題です。

インフレ時には引き締め、デフレ時には緩和する、それ以上でも以下でもありません。

金融安定化政策マクロ経済学の中での位置づけ


また少しだけ経済学のお勉強です。

国の経済政策についての学問であるマクロ経済学には、大きく分けて二つの考え方があります。「新古典派」と「ケインズ学派」です。

おおざっぱにいうと新古典派経済政策というのは、経済活動市場に任せていれば最適化されてうまくいくから国はなるべく介入すべきではない、という考え方です。

それに対してケインズ学派の経済政策というのは、新古典派経済学特殊環境しか成立しないから、国が環境をうまく整えるべきという考え方です。

金融安定化政策というのは、ほっといたら物価勝手に上がったり下がったりしてひどいインフレデフレになったりするからそれを安定させようとする政策なので、

当然ケインズ学派に属する政策です。ケインズという経済学者が書いた「雇用・利子および貨幣の一般理論」という本の中で提言されていて、

マクロ経済学の中で重要位置を占めています

アベノミクス(だからこのネーミングはダs(ry))が提示した3つの論点について民主党自民党比較


アベノミクス(ry)が設定した3つの論点は1,金融政策2,財政政策3,成長戦略です。経済学的にも妥当論点の設定だと思います

タイトルにも書いているように私は民主党を支持していますが、現政権政策経済政策に限らず私が唯一支持しているのが1の金融政策です。

そしてこの点についてずっと民主党に不満をもっています金融緩和アレルギーの項で、金融政策を体温の上げ下げに例えましたが、とにかく36度ぐらいまで体温を

上げないと何も始まらないという現政権金融政策否定する理由特にありません。ただ、その上でどんな栄養を取るかだったりどういう風に体質改善するかについて

は全く支持できません。金融緩和短期的(2~5年)に企業収益を押し上げ失業率を低下させます個人的にはこの失業率低下が超重要!)。

そして長期的(10年以上)なスパンで考えると制度疲労がおきている仕組みを変更したり不要規制撤廃するための体質改善トレーニング必要です。

この体質改善の部分については民主党を支持しています。だからこそ民主党金融緩和をしてほしかった。そして実際にそのチャンスもあったと思っています

でも結局できなかった。なぜなのか私なりに感じていることを書いてみます

デフレ脱却議連民主党ガバナンス


民主党政権時代民主党議員を中心とした超党派デフレ脱却議連というのがありました。遅すぎるだろうという不満はともかくとして、

デフレ脱却のために金融緩和をすべきということを民主党内にも真剣に考える議員達がいました。2010年6月と7月にはこんな記事がでています

今見るとある意味衝撃的ですね。

政権金融緩和、円安進む-民主デフレ脱却議連事務局長http://www.bloomberg.co.jp/news/123-L3GOBZ0D9L3501.html

民主デフレ脱却議連インフレ目標導入など財務相提言http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-16524520100730

でも結局政策として実現することはありませんでした。民主党の最大の問題点ガバナンスだと思います人材がいても執行部のイデオロギー的な好みで実現しない

ことが多すぎるのではと思っていますデフレ脱却議連人達は今の海江田代表枝野バカヤロウコノヤロウ幹事長体制をどう見てるんでしょう。

三党合意不況下の増税の罪


2012年民主党野田首相自民党谷垣総裁公明党山口那津男代表が三党合意によって10パーセントへの増税をおまけみたいな景気条項つきで決定しました。

実際には景気の悪い時に増税して、財政再建成功した例は世界的にみてもありません。この後、年末の解散で安倍政権誕生して金融緩和が始まりましたが、

あのタイミング金融緩和をせずに増税してたらと思うと本当に恐ろしいです。

歴史的に見ても、名目GDPが増えない限り、財政再建には成功しません。日本でもかつて2005年から2008年くらいまで、名目GDPが多少増えた時には、

基礎的財政収支の対GDP比が減りました。

一番大事なのは、まず経済が成長することです。成長することで税収を増やしていく。

実際に2013年度に関しては、経済成長のおかげで3.6兆円ほど税収が増えています

リベラル政権長期政権にならない理由個人的に感じるリベラル傲慢さについて


こういう話をすると結局カネかよ、という反応をされることがあります。正しい政策を主張しているのはこっちなのに景気さえ良ければいいのかと。

リベラル一定数いるこういう浮世離れした反応が正直に言って一番苦手です。安倍政権は大嫌いだし自民党には投票しないけど支持が落ちない理由理解できます

自民党投票する人を見下して笑ってれば支持が増えると思うならそうすればいいですよ。安倍首相は表舞台からいなくなってる間、デフレ脱却のために真剣

マクロ経済勉強をしたおかげで、いまだに支持率が40パーセント以上あって長期政権になりそうです。このことを民主党政治家はを本気で考えてほしいです。

最初に書いたとおり定収入保証されていたり資産が十分にある人にとってデフレは得なんです。

そして何度でも言うけどデフレ下での金融緩和は直接的に失業率を下げる効果があります。実際に下がっています

まり報道されていませんが、中小企業景況調査報告書を見ると中小企業景況感も良くなっています

http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/137keikyo/137sokuho.pdf

収入がある人達賃金アップはその後に来ます金融緩和は上位3パーセントけが得をする政策だと一生懸命に主張している人達には

下位5パーセントは見えていないのか、それともイデオロギーのほうが大事なのかどっちなんでしょう。

私が民主党を支持する理由をあえてイデオロギーを強調して書くと、保守が再分配に興味を持つよりもリベラル金融緩和するほうが可能性があると

今でも思っているからです。それなのに、実際にこの二年間でデフレ脱却のための道筋をつけた現政権の支持者を馬鹿にしてる人とケンカになったりすると、

自分が何を支持してるのかわからなくなるんですよね。

金融政策イデオロギーに回収されないためにどうしたらいいんでしょう


一回まとめておきます。私が望む経済政策は、金融政策によって過度なインフレデフレを抑えつつ、子育て世代社会的弱者への厚い再分配や余計な規制の緩和、

同一労働同一賃金を実現して世代間格差の緩和や財政健全化を目指すことです。そんな政党があれば今すぐ飛びつきます。飛びつきたくてしょうがないです。

それなのに現状デフレ下で金融緩和に賛成している政党自民党以外だと維新の党次世代の党、もうなくなったけどみんなの党みたいに

再分配に興味がない政党ばかりで泣きそうです。どんなに失業率が少なくなっても失業者ゼロになることはないです。

この二年で雇用を増やして失業者を減らしたけど、それでもまだ失業している人への再分配には興味がないのが現政権で、

再分配に興味はあるけどその原資のために景気を良くしたり失業率を下げるための政策最後まで採らなかったのが前政権です。

今回の選挙で私はどの政党投票すればいいのか

知らん。誰か教えてください

2014-11-03

いじめゼロという数値目標は、強固で陰湿いじめを生み出す気がする

いじめゼロ」宣言は、いじめを温存する――「虐待ゼロ」「体罰ゼロ教育世界にあふれるゼロ信仰(内田良) - 個人 - Yahoo!ニュース

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20141103-00040454/

個人的に「数値目標自体はいいことだと思うのだけど、この記事が言っているという通り「それは本当の数字か?」というのが問題になってくると思う。

学生の頃は「数値目標」は適切に管理させるものだと思っていた。頑張れば数値は上がるし、頑張らなければそれなりだ。運もあるだろうが、長い事つづけていれば運も平準化される。

社会人になって「数値目標」は全く適切に運用されない。という事に驚いた。

私の会社ではお客さんの所で起きている問題特別チームにエスカレーションして解決するプロセスがある。

ある時、私はそのプロセス管理する担当者に任命された。

何十件もあるお客さんから上がってきた問題を解決するものなのだが、それまでは歴代の担当者は90日~120日くらいが解決のTATだった。解決までのTATが数値管理されいた。

システムで「いつから開始して」「いつ解決した」が記録されている。

上がってくる問題は全て技術的なもので、腕に自信があった私は次々と問題を解決していった。結果 TATは30日まで縮まった。前代未聞という事で表彰もされた。

個人的には全く気にしてなかったが一応、個人の年間の目標にもなっていた。

私がその立場引退して暫くした頃、現場からちょっと見てくれ」と言う事で、特別チームに再び参加する事になった。管理者ではなく一人の協力者として。

暫くして「何故か全体の動きが悪いな・・」という事に気づいた。協力部問の動きが遅い。

理由は簡単で、私の時代ではTAT 30日という前代未聞な TAT を達成していたため、後任者が同じ TAT を達成するために、システム勝手に書き換えて問題を解決した事にしていた。実際には解決していないのに。

なので、システムに登録されている状態を見て動くはずの他の舞台が、エスカレーションした案件として見なしていなかった。一般的問題として普通に他の問題と一緒にされて後回しにされていた。

この裏操作特別チームだけが知っていて、他の人はお客さん含め全員騙されている(エスカレーションプロセスとして特別対応を受けていると思っている)状態だった。

厳密なエスカレーションプロセスで、一部の人しか状態を確認できない事を利用した不正だった。

で「裏でシステムいじっているだろ?」と指摘した。返ってくる回答は「そんな事はない。適切に処理されている」でもうラチがあかない。

証拠を突きつけても「適切に処理されている」の一点ばりで、今度は身を守るために「XXさん(私)が勝手にお客さんと会話している」と言う(いや会話しちゃいけないのか?)というとにかくありとあらゆる難くせをつけてきた。誹謗中傷メールがあちこに出されまくった。

その問題個人的にさくっと解決したが、特別チーム全体でそう言った数字操作を長らく続けていたようだ。そして恐らく今も続けているだろう。

特別チームにはマネージャーも含まれるので、マネージャーぐるみで、しか世界規模のプロセスで他の国に管理者グルだった。

お客様のためにそういう事はいけませんね」と言っていたので、私もはじめ知らないのかな?と思っていたら、完全にグルで私も騙されていた。綺麗事を言う人を信用してはいけないな。という事を学んだ。

特に「数値評価」というのは、人間の醜い所をいとも簡単に引き出すんだな。と言うのが個人的経験

数値による評価というのは、こう言った不正を強力に取り締まる警察みたいな組織を併設しないと上手くいかない。と思う。

「上手く行っている」というのは、こういう不正を平気でやる人達だけなんじゃないかな。という偏見を持っている。

2014-02-28

保険屋に頼らずに、保険を選ぼう

保険ってのは、実は掛け捨て型しか無くて、貯蓄型ってのは投資で、

保険会社投資保険をセットにして、「設計した保険」として売り出してる、

というところまで把握すると、次は、このリスク限定の話になるな。

kingshorses 保険

言葉は乱暴でもなかなか良い提案。ただ掛捨保険の本来の役割リスク平準化保険料分だけ損失の下限は上昇し補償分だけ上限は低下)。あと「お守り」のような数理的に不合理な行為合理性の有無も面白いテーマ

cider_kondo cider_kondo

割と真っ当だった。まあ本当は保険アクシデントを定量化できる(保険起源とはそういうもの)のが最大のメリットなんだけど、そんな話だと誰も分からないので、このぐらいが落としどころなんだろう。

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140226220704

次にしようと思ってた話を先取りするなんて流石はてブ

あ、繰り返しになるが、人間保険の話をすると、どうやっても養老保険だの年金型だの満期で幾ら返って来るだのっていう、投資の話をしてしまうヤツがいる。ここでは貯蓄とか投資の方は忘れてくれ。ここで言う保険は、全部掛け捨ての話だ。

まずは自動車保険の話で

さて、保険に入らずに自動車に乗ったときの「リスク」とは何だろうか。

ここで「リスク」は、「損をする可能性」と考えて欲しい。

具体的に言えば、「電柱にぶつけて修理諸々で50万かかる」とか「子供を轢いてしまって2億の支払い」とかそういうコトだ。

そうすると、保険に入らずに10年車に乗るリスクというのは、こうなる。

  • 10年間で、最低0円、最高2億円

まあ、ここでは人身事故は1回で最高額が2億だとしてるが、こんなの怖くて車に乗れないだろ。

ここで、保険の出番になる。

自動車保険が、年間5万円だとすると、リスクはこうなるわけだ。

  • 10年間で、最低50万円、最高50万円

こうすることで、保険料分だけ最低損失が増えて、その代わりに最高損失が減る。

まり、何時起こるか判らないカーアクシデントを、年間幾ら払えば良いという形に定量化して、損失を固定する事ができる。

アクシデントの可能性を、固定した損失に変換できれば、それはコントロールできる。

それがまあ、保険本来の役割というか、便利な使い方になるわけだ。

次に、人間相手の保険の話

で、まあ、掛け捨て型の保険人間相手の場合も、自動車と同じだ。

人間の幅広いリスクのうち、どのリスクを固定したいか、だ。

例えば妻(28歳)と娘(5歳)がいる男性(30歳)会社員は、自分死ぬかも知れないリスクを、せめて娘が成人するまでは固定したいと考えるかも知れない。

明日死ぬかも知れないし、無事に定年を迎えるかも知れない。

娘の成人まで働ければ家族はその間月25万の手取り収入があるが、明日死んだら家族は無収入なっちまう。損失はこんな感じになる。

  • 保険無しの15年間で、最低0円、最高4500万(手取り25万x12ヶ月x15年)

これを、4500万の定期死亡保険に入ることで、リスクコントロールしようとすると、まあ、毎月8000円くらいだとしようか。するとこうなる。

  • 保険有りの15年間で、最低144万、最高144万(8000円x12ヶ月x15年)

これで、少なくとも娘が成人するまでの父親が死ぬことによるリスクは、固定化できる。

リスク固定の仕方のコツ

さて、さっきの話で当然気がついていると思うが、15年の間ずっと4500万の定期死亡保険に入るのは、無駄が多い。

オヤジがすぐ死ねば最低損失って8000円じゃん?とか言うなよ、オヤジ泣くぞ)

まり保険期間ってどれぐらいが良いのかな?って質問は、自分計算して答えを出せる。

  • 最初の5年間4500万円保障、36万(6000円x12ヶ月x5年)
  • お次の5年間3000万円保障24万(4000円x12ヶ月x5年)
  • 最後の5年間1500万円保障12万(2000円x12ヶ月x5年)

こうすると損失額は、15年間4500万円保障時の144万円の半額、合計72万円で済む。

でも、どのタイミングオヤジが死んでも、手取り25万が無くなるって言うリスクは、掛け捨て保険料の損で固定されてる。

保険屋が、定期的に保険を見直しましょうって言うのは、(新規契約に入れ替えたいとかも勿論あるけど)そこそこ理由があるわけだ。

ここでは、期間の話をしたが、損失額も同じだ。

むやみやたらにリスクを高く見積もれば、その分だけ保険料は増えて、日々の生活で使える金は減っていく。

まり、多すぎる保障も、少なすぎる保障も、効率よくリスクを損失に変換して固定できてないわけだ。

結局、何がオススメ保険なのよ?

オススメ保険を聞くって言うのは、「で、どのリスクを固定したら良いの?」って聞いてるのと同じなわけだ。

そんなん、人によって異なるに決まってる。

例えば、病気リスクって言うのは、国保とか社保とかでだいぶん固定されてる。

んで、喪男で養う妻も子供もいないけど、同居してる母ちゃんには心配かけたくないとしよう。趣味に金使ってるから貯金は少ない。

ここで母親が「知り合いでガンになった人が、最初にまとまった金額を払ってもらえて凄く助かったって」とか言って、さりげなく不安に思ってることを伝えてきたとしよう。いま貯金が少ないままガンになったら、母ちゃんに迷惑かけちまう。

高額療養費制度があるから目が飛び出るほど高くはないけど、かなりの安月給だって毎月8万はかかる。抗がん剤治療になったら連続になるからさら負担は減るけど、それでも月4万5千円ぐらいかかる。治療であっさり派遣をクビになったら結構キツイ

と、いうヤツのリスク固定方法ってのは、ガンだって判ったら100万円の一時金が出て、以後通院とか抗がん剤治療してる間は毎月合計4万5千円程度もらえるようながん保険に入ることだったりする。まあ、月3000円ってところか。

フツーの怪我だの病気だのはどうせ大部屋で直して国保もきくしで、医療保険なんかいらんわーって喪男も、ガン保険だけは入っとくかな、心臓病とか糖尿病リスクも固定しとこうかな、とか考えられる。

この手の判断は、損得って言うよりは安心を買う部分であって、人の信念に関わる部分だ。

母ちゃんを安心させたいと払う月3000円は、彼の信念によるもので、無駄だと断じたり鼻で笑って良いもんではないと、オレなんかは思う。

どんな保険に入るか決めることは、どんなリスクがあるか探ることだ

結局のところ保険ってのは、タイミングの読めない不運に翻弄される運任せの人生を、多少の損を受け入れることでコントロールする手段なワケだ。

保険を選んで貰うってコトは、自分人生コントロールを他人に委ねることに他ならない。

保険屋にとって、所詮他人の人生だ。高い保険料を払ってもらえるにこしたこたない。

から保険屋に頼るんじゃなくて、保険屋を使うことが重要なわけだ。

「オレが死んだら毎月25万円分を遺したいと思ってたけど、遺族年金があるから、娘が18歳までは年100万ちょい出るわけか。じゃあ、月17万の15年で3000万保障があれば良いのかな」と、自分リスクを把握して、それに合う保険を見繕って貰うのが、使うって事だ。

そうなると問題は、自分人生にはどんなリスクがあるか見極めるってことになる。

車に乗らないのに、自動車保険には入らないだろう。

ゴルフをしないのに、ホールインワン保険に入ってもしょうがない。

じゃあ、今自分にとって必要保険は?と言う質問は、今の自分にとってのリスクは?という質問に置き換えることができる。

さあ、あなたにとって今一番固定しておきたいリスクは、なんだろうか?

2014-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20140116112124

タスク平等じゃない→タスク平等にしよう という元増田の考え方はまっとうだと思う。

一方で、女性特有なんだけど、本当に言いたいことは別にあるという場合もあると思う。本人が分かってない場合もあるのが厄介。

(男の俺にはよくわからないんだけど、女性は物事と向き合って整理し自分なりに解決するということを日常的にやらない。追い詰められるとする。

普通感情の発露で止まる)

からタスク平準化しようっていう提案は、もしかしたら奥さんの本意じゃないのかもね。

奥さんは育児が苦手なのかもしれない。ものすごい頑張って現状なのかも。

あるいは奥さんにしか知り得ない理想家族像があって、それに沿わない現状があるのかもしれない。

周囲に愚痴が言える人がいないのかも。親や友達は近くにいる?

元増田への愛情子供に移動したので、元増田分の愛情マイナスになっている。

元増田が嫌いなタレント毎日意見を言われてる感じだと思ってもらえれば近いか。

議論のテーブルにつくためには、まず嫌いなタレント立場から夫の立場に戻らないといけない。

これが正直、一番難しいような。何かのきっかけが必要かなあ。簡単な事でいいから思いやりを”自然に”感じさせないといけない。

アピール感満載でケーキ買ったりすると逆効果だ。

有名店でケーキ買って、疲れてるみたいだけど大丈夫?美味しそうなケーキあったから買ってみた。一緒に食べようよ。とか言って甘いモノを与える。

時間でもいいから一人で子供を世話して、その間奥さんを一人にさせてあげる。奥さんが好きそうな映画チケットあげて「見てきたら?」っていうとか。

俺の貧弱な経験からだとこんなものなんだが、女子は甘いモノを与えるだけで期限が良くなる。育児に疲れてる女は一人になると楽になる。というのはあながち間違っていないと思う。

2013-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20131126134937

誰もが同じ基準できれいなわけじゃない。ごもっとも。

から本来は皆が身体をボディソープやら石鹸やらで洗ってから、湯船に入るべきなんだよ。

そうすることで、各人の洗いレベルの強弱は(ある程度)平準化される。

湯船が実際は汚いと言うんであれば、上記は合理的じゃないか

湯かけしろってじじいに怒られたのは、身体を洗うというマナーを知らないなら、せめてその姿勢を示せって言われたってこと。

次回は、身体洗ってから湯かけせずに入ってみ。絶対怒られないから。

2013-10-29

まぁこれまでのやり方は絶対変えない!!とかいう制約を付けつつ少子化解決するなんて無理に決まってるよね。

これまでのやり方の結果少子化になったんだから

グローバル平準化給料は下がるしかないのに、格差は広がって教育コストうなぎ上りなんだから

もう潔く現実を認めて「社会奴隷になってくれる子供が沢山いないと困るんです。生産よろしくお願いします。」と言って、

そのための制度を作るしかないんじゃないかね。

2013-09-11

新任管理職の苦悩

なんちゃって課長に昇格して半年たった。

うちの会社課長レベルは基本的にプレイングマネージャーとして働いていて俺も同じような感じで働きつつ、今まで自分が感じていた課長への不満を感じないようにはどうしたらいいかを考えて行動。

・・・間違ってたみたい


自慢じゃないけど、俺は仕事できるのね。

そして仕事できるから昔の課長は俺を野放しにして、判断も決定権も責任もすべて俺に振ってたわけ。

それが納得できてなかったから部下の判断の一部と責任課長(俺)にまわしてきて、報告義務与えたら・・・・失敗。

俺がブレブレのオペレーションしたせいもあるし、正義感あふれる業務の平準化したせいもあるしで下記結果。

・1名うつ休職

・1名おっちゃんは適当ごまかして会社来ないこと多し

・1名エースクラスが俺に反発・・・一番これが痛い





アスペかと思うほど空気立ち位置が読めなくて絶賛悩み中。

2013-08-14

日本中小企業って社会主義

自分とか部署単位でがんばっても、会社全体で見たときに全体を平準化されてしまう。

マイナス部門の補填とかに使われて自分給料全然反映されない。

成果主義会社転職しろよってだけか。

2013-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20130806221912

既にあるのですが更新してないので誰も読んではくれません。

ということで、時たま更新するなら匿名ダイアリーに同時に載せた方が見てくれる人がいるだろうという点と

あとは匿名ダイアリーまとめサイト存在があるので拡散効果が期待できるからです。

もともと、発言力の平準化ができる2ちゃんねるのようなメディアが好きなので

はてな匿名ダイアリーも個人的な優先度が高いのです。

2013-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20130621144205

国家間の搾取がなくなって賃金水準平準化したら、先進国民の賃金水準が低下していく一方になる。

なぜわざわざ自国民生活を苦しくするような政策を支持する必要があるのか。

現状の生活水準を維持するために、国家間の搾取既得権益として堅持する必要があるのではないか

もちろんこの方針は全然有りだ。

でもその場合国内格差を縮小する政策に対して、倫理であるとか人権主義であるとかの背景を語る根拠を失う。

富裕層貧困層搾取がなくなって賃金水準平準化したら、富裕層賃金水準が低下していく一方になる。

なぜわざわざ富裕層生活を苦しくするような政策を支持する必要があるのか。

現状の生活水準を維持するために、富裕層搾取既得権益として堅持する必要があるのではないか

って話と倫理的には同一だから

しろ搾取を堅持していくべきではないか

国家間の搾取がなくなって賃金水準平準化したら、先進国民の賃金水準が低下していく一方になる。

なぜわざわざ自国民生活を苦しくするような政策を支持する必要があるのか。

現状の生活水準を維持するために、国家間の搾取既得権益として堅持する必要があるのではないか

2013-06-09

センター試験廃止は世界経済ルールが変わったか

今までの大学教育改革と今回の大学教育改革では本質が違う。

本質大学を取り巻くゲームルールがかわったということだ。

もっと正確に言うと経済ルールが変わるからそれに合わせないといけなくなったという事なのだ


昔のルールは;お金を稼ぐのは日本国内で日本語を話していればいいよって言うルール

これからルールは:国内お金だんだん少なくなるからお金を稼ぐのなら英語を使って海外で稼いでねーっていうルール


ルールが変わったかゲームプレーヤー(この場合国民とか産業とか小さな意味では先生とか学生)はこれに適応しなければ生存できなくなるかもっていうこと。

それを分かっていないと、小手先の議論になってしまって、入学試験制度大学が自由に作れるはずとか、高校生の基礎学力が落ちているとか、今の大学制度に問題はないのに

なせかえるんだとか、入試制度を変えれば問題が解決する訳ではないとか (おもにここに書いてある事だが(笑)http://blogos.com/article/63882/?axis=&p=1

みたいなイシュー無視した話をする人が出てくるんだと思う。


今までのルール

1)戦後復興日本経済発展

2)経済発展に伴って人口爆増

3)内需経済万歳


と言う形。日本は確かに輸出で儲けたがそれでも経済内需型。2010年の対GDP比で輸出依存度は11.4%で先進国ではアメリカに次いで低い。

ちなみに韓国は43%、ドイツ33%、中国でも24%。2010年でもその程度なのでそれ以前はもっと低い。一桁だったときもある。

そのような経済状況で必要教育内需経済のために必要教育でいい。

から国内大学同士を競わせ、優劣を付け、教育レベルをあげるというのでよかった。英語教育もいらない。英語は優劣を付けるための手段であり、

英語を話せる人材を育成する必要がなかったのだ。


では、これから20年後どうなるのか?


1)日本人口減少

2)内需の縮小

3)経済グローバル化、知識のグローバル化による日本産業競争力の低下


が見込まれる。っていうかもう始まってる。

日本経済を成長させ続けるためには本格的に外需で食べる事が出来るような体力をつけないと、

本当に日本はだめになってしまう可能性があるのだ。


そうなると日本国策として国内大学同士を競わせて内需向けの労働者大学で育成しても

貴重な外貨を稼ぐ事が出来ない。

また、人口が少なくなる中、海外からの優秀な頭脳を取り入れなければ競争力を持続できないが、

日本語が壁になって流入する研究者が少なくなる。

インターネットをつかったコンピューターネットワークが出来てしまった事によって英語の優位性は

もう既に決まってしまった。今後300年くらいっていうか未来永劫英語世界言語になってしまった。

それ以外の言葉はあまりにもお金を稼ぐのに不利になってしまったんだ。


お金を稼ぐルールが変わってしまった以上、プレイヤールールに従ってお金を稼ぐしかない。

で、いままでのルールでは日本国内だけで競っていれば良かったものが、国外経済と競わなければならなくなった。

内需ならばいくらでも保護貿易できたんだけど、外に行くとなると保護できない。それどころか排除される側。

しかも輸出したい国は中国韓国はじめとする新興国から欧米先進国まですべての分野で競争相手がいるのだ。

また競争するためには時には相手とくむ事だってある。そのときの相手も日本語話してくれない。

まり英語使って交渉できなければ売る事も研究も、つまるところ仕事ができないのだよ。


今回の入試改革によって入学試験学力の面では圧倒的に緩和されるだろう。

そして大学に入るのには、勉強するに足りる基礎学力特に理数系)、仕事に使う英語、交渉の際に必要論理性の3つにおいて

ある程度のレベルを達していればよいとなるはずだ。

またそのためには勉強スコアだけではなくて面接特に英語論理性)が試されるようになるに違いない。

入学試験学力学生を選抜する試験ではなく、学生の適正、能力、伸びしろをみるための試験となる。

一部の一芸に非常に優れた学生(たとえば数学オリンピックに出るような才能)はその枠で、

それ以外の学生に対しても可能性という枠で席を与えていかねばならないのだ。

ある意味アメリカ大学入試システムに近いものになるだろう。


そしてここが一番大学関係者に心して欲しい。

勉強のできる学生が選抜されて入ってくる従来の制度では大学入試大事であとは学生勝手勉強してくれた。

これからは可能性のある学生が入ってくるのであとは「大学が育てる」という形になるはずだ。

故に大学は本当に勉強も教えなければいけなくなるだろう。また勉強だけではなくてコミュニケーション論理性を育てる場所である必要がある。

これまで大学国内学生の選抜システムという形で機能していたが、これからは本当の意味での「学びの場」にならねばならぬのだ。


これはある意味多くの大学に取っては大きなチャンスだ。

ルールが変わったのだから今までの国内ランキングなど関係なく東大を抜かす事だって出来るのだ。

この変革によって大学レベルはより平準化され、専門化される。そしてその事が日本大学のへきんレベル底上げするだろうし、一部の学校

世界レベルでのエリート校になりうるのだと思う。


最初に話したようにセンター試験ルールがかわったからだ。

変わったルールにいち早く適応したものが勝者になる。文句いってるやつは間違いなく遅れていく。絶対だ。

2013-05-13

成人男性ほぼ全員に「権力者体験」をさせることで、権力者の美味しさを体験させ肉食志向させる韓国社会

中公新書韓国軍隊」という本を読んだが、これが実に面白かった。

ご存知の通り韓国軍隊徴兵制を敷いているが、このことにより、韓国の成人男性は、様々な体験をしていて、

様々なリテラシーを身に付けている。

例えば、いろいろな設営作業に従事するので、土木関係者でなくても土木リテラシーが身に付くし、

「対民支援」ということで、過疎地の農作業支援に従事するため、

ソウル生まれのソウル育ちの都会っ子でも、農作業リテラシーが身に付いてしまう。

韓国軍が、一見軍事とは縁のない過疎地の農作業支援を行うのは、

過疎化が進行してしまって、限界集落無人化してしまうと、そこが即ち北朝鮮の工作基地になってしまうため、

 国防的には最低限の農村集落居住を維持させたい」という国家の意思が働いているようである

しかし、韓国徴兵制の最大のメリットは、「権力者リテラシーを、ほぼ全員に身に付けさせられる」という、巧妙な仕組みにあった。

韓国徴兵期間は24ヶ月間。

最初二等兵で入営するが、早くて8ヶ月程度経ると一等兵に昇進し、更に早くて6ヶ月程度経ると上等兵に昇進し、

更に早くて5ヶ月程度経ると兵長に昇進するらしい。

まり、早くて19ヶ月程度経ると、兵長に昇進する。

逆に、よほど「素行が悪い」「体力的に劣っている」ということがなければ、大体の男性は、除隊までの24ヶ月の間の最後の方で、

兵長にまで昇進するらしい。

通常、兵長は10人程度の下等兵を束ねることになる。

まり、「10人程度の組織リーダー」を、徴兵期間の最後の数ヶ月間、体験することになる。

こういう仕組みが成立する前提としては、

徴兵入営のタイミングが、月によって「平準化」されている、というカラクリ」が前提となる。

例えば第99兵団で、2013年4月入営の徴兵兵が1人、

5月入営の徴兵兵が1人、6つき入営の徴兵兵が1人・・・と、

常に毎月1人入営のペースを維持していれば、

「2011年6月入営、2013年5月除隊兵士から見たら、

「2013年5月時点では、自分の周囲は23人の後輩兵」ということになる。

「入営時期を平準化させ、コンスタントに後輩兵が誕生する仕組み」を作っておくことで、

徴兵期間の最後の時期に、下等兵を指揮するリーダー体験を味わうことができる」という仕組み。

そして、徴兵体験者が異口同音に口にするのは、

徴兵当初はキツかったが、除隊直前の兵長体験が非常に心地よかった」という体験。

兵長を体験したことで、権力の魅力がわかった、除隊後一般社会に出ても、権力者を目指したい」という男性が、結構多いらしい。

まり韓国徴兵制度は、最後兵長経験させることで、

リーダー経験権力者経験を、等しく成人男性に積ませることで、

 市民の上昇志向権力志向を植え付け、「肉食系韓国市民」を多数育成し、

 よって韓国社会権力志向社会にする」という「権力経験装置」の役割果たしている、ということになる。

2013-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20130323031104

プログラムが好きで、でも地方ぐらしだったので、県内の電算センターと名のつくところに務めた。

業務プログラムは非常に面白くない。何が面白いのかわからない。でも誰かが作らないとダメなんだろう。OBCのなんとか奉行とか作ってる人は楽しいのだろうか。チャレンジはあろうのだろうけど、少なくとも勘定奉行を触って「プログラムを学びたい!」なんて思う人はいないだろう。自分は引き金のプログラムから遠くはなれてしまった。もちろんゲームなんだけど、地方じゃゲームメーカーなんてなかった。東京だけの出来事なんだろう。こんなところにも地方格差存在する。iApp、アンドロイドアプリが隆盛になって、個人でも、といわれるけれど、インタビューに出てる人はみな関東暮らしている人ばかりだ。関東で暮らす個人ならアプリを作っても楽しいのだろう。地方じゃ無理だ。ネット情報交換は平準化され、場所関係ない、という人だって東京にいるのだから説得力はない。おっとまつもとゆきひろを持ってくんなよ。極端な例で反証するのは低能のすることだ。

増田がどこで暮らしているのか知らんが、関東というか東京近辺でなければ、プログラムに関するモチベーションなんてオブラートにお湯をかけるように消えてなくなるよ。

2012-12-19

ものの値段が安すぎる!」のは当然の帰結、とマルクス先生は仰った

(2012.12/19 17時頃、ブクマコメントへの返信などを末尾に追記致しました)

http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2012/12/19/112633

↑こちらのエントリを拝見しまして、なるほど現場の危機感はリアルに伝わってくるなと感じる半面、「そこはカール・マルクス先生が150年前に通過した場所ですよ」と思わずにいられなかったので、ここで簡単に解説してみようと思います

まず、「どうして商品の値段が下がるのか?」ですが、これは資本主義社会において工業化が進めば不可避の現象である、とマルクス先生は言います

理屈としては単純で、かつては作るのが難しかった製品でも、大量生産が可能になればそれだけで安価提供されるようになりますし、やがて生産技術陳腐化して他社も似たような製品を作り始めれば、さら価格は下がっていくわけです。これは恐らく、多くの方が直感的に理解できると思いますし、今の日本ですと家電業界が、正にこの値下げ競争世界レベルで直面し、息も絶え絶えになっているわけです。

マルクス先生が偉かったのは、ここまでで話を終えず、「じゃあ工場で働く労働者はどうなるのよ?」という問いを立てたところです。

先生は、普通労働者を、「自らの労働力を〝商品〟として市場提供しているのだ」と考えます。これは工場労働者に限らずホワイトカラーでも同じですが、

「自らの体力・時間を勤め先に〝切り売り〟して、対価として賃金を得ている」

と考えれば理解しやすいでしょう。

で、「資本主義社会においては、商品の価格は下がっていくのが当然だ」ということは既に触れた通りですが、これは「労働力」という〝商品〟についても同じ現象が起こります。要するに、放っておくと(←ここが重要)、労働者賃金労働条件も下がっていきます。分かりやすく言えば、「本当は嫌なんだけど、低い時給でも我慢して働かなくちゃ」という状態です。実際に日本でも、「サービス残業」「ワーキングプア」という形で、賃金の低落傾向の長期化は頭の痛い問題であり続けています(※以下に注釈)。

さて、これで話が済めばいいのですが、ここで問題になるのは、「労働者もまた人間である」ということです。

人間人間らしく生きるためには、家に帰って飯を食って寝るだけでは不十分です。例えば旨い酒を呑むとかエロゲを楽しむとか嫁さん子供を連れて遊びに行くとか、それぞれのやり方で活力を取り戻すことが必要になりますしかし、賃金が際限なく下がっていくと、こういった「労働力再生産」に充てられるお金も減らさざるを得ない。こうなると人心が荒んでいきますし、資本家との経済格差も広がる一方ですから、「放っておくと暴力革命危険も出てきますよ」とマルクス先生は指摘しました。

まあ、ここから一気に飛躍して「どうせ暴力革命が不可避なら自分たちでやってやるぜ、共産主義ばんざい」等と言い出した人々がいたのも事実ですし、私としても「それはどうなのよ」と思います。が、だからといって何もしないと、「失う物の無い人」が暴発してえらい事態が起こることも、我々は既に経験しています秋葉原加藤さんとか電車人身事故とか、頻発すると困ったことになりますね。

ではどうするか?ですが、有効方策は、ある程度はっきりしています

一つは、あくまで経済成長を追求することです。そのためには基幹産業へのテコ入れ必要になりますしかし、ここで日本特有の「急速な少子高齢化」という問題に直面します。産業を拡大させようにも、労働人口が減っていくのですから、どうにもなりません。しか高齢化が進みますから、将来的には医療介護部門に労働力を割かねばならなくなるのですが。これらの部門は当然ながら高成長は望めません。

もっとも、この解決策は簡単で、「積極的に移民を導入する」という手がありますOECDなんかからも、しきりに焚きつけられていますしかし、日本では移民導入政策がスムーズに進んでこなかったのは皆様もご存じの通り。特に安倍氏に代表される自民党の路線では、「日本を取り戻す」のだそうですから、政策としての食い合わせが悪い。そもそも戦時中朝鮮中国から連れてきた労働者に対し、戦後しかるべき対応を怠ったため今なお続く禍根を招いている、という件を蒸し返される可能性もあります

他には、北欧型の社会民主主義という路線もありそうです。但し、「社会民主主義」というのは、語弊を恐れず言えば「ソフト社会主義」です。「働かざる者食うべからず」というスローガンは有名ですが、主婦だろうが老人だろうが働ける人はみんな労働力市場に出てもらう、税金ガッツリ納めて頂く、その代わり「働いてくれるなら」各種の社会保障でしっかり面倒は見るよ、と。何だかかなり厳しそうな世の中ですが、しか北欧などではこの路線でまずまず上手くやっているわけで、政策として真面目に検討する余地は十分にあるのでは、と私は思います

但し、こうした路線を代表してくれるかも、と淡く期待していた民主党ドジョウ野郎の「純化路線」とやらでさっくり御破算と相成りましたので、当分は巻き返しも難しいでしょうね。

まあ、やっぱり民意ですよ民意、ってことで。

(※)なお、ここまでで説明した「商品価格労働賃金の低落傾向」を「デフレ」と称する方々も散見されます。繰り返しになりますが、この低落傾向は資本主義社会なら不可避の事態であり、国全体の財政がどうとかいう話とは本質的には無関係です。「世の中全体としてはインフレだし商品価格賃金も見かけ上は上がっているが、相対的には伸びてない」という事態も十分に起こり得るわけです(というか、マルクスが生きていた頃のヨーロッパはそんな感じでした)。ですので、この文章では「デフレ」という単語はなるべく使用を避けました。

率直に言えば、お腹の緩さは薬でマシになったらしいけどおつむの緩さがマシになったかひとつ信用ならない安倍ちゃんの「リフレ政策」とやらに私が全く期待していない理由も、ここにあります。そもそも、十数年にわたって量的緩和をやっても現状程度の成果しか得られていないのに、「逐次投入だからダメだった」と今更になって宣える神経が分かりません。景気が上向かなかったのは、「新たな産業セクター確立に失敗した」ことや「賃金水準が上向かないので内需が活発になってこない」ことも理由としては大きいはずで、ここを放置したままでは、せいぜい一時的な景気テコ入れに終わるのではという危惧もあります

(以下、12/19追記)

ちなみに「ハード社会主義」がどんなものかというと、例えばソヴィエト連邦場合、「働かざる者食うべからず」と同時に「失業者存在しない」という大前提がありましたので、労働が可能な状態なら「働かない」という選択は許されず、検挙の対象となりました。それでも労働を忌避するなら、刑務所ラーゲリ(=強制労働キャンプ)か精神病院に送り込まれるわけです。なお現在では、ラーゲリでの強制労働があったからこそ、特に戦後復興期のソ連経済は維持できたのだという見解が主流です。

id:yubnyuさん

前半では労働力大量生産による価値低下が問題、後半では労働者不足が問題と言ってて矛盾してる

労働力を「大量生産する」という言語感覚は私には理解できかねますが、別に労働者の総数が増えなくても、例えば労働者それぞれの技量平準化すれば〝商品〟としての価値は下落します。例えば、昔はWordExcelを使えたり英語が喋れたりできれば給料に色を付けてもらえたものですが、今ではそうでもありませんね。それは「誰でも使えて当たり前」になったから、即ち技術陳腐化したからです。

当然ながら、移民の導入etc.労働者が大量供給されるようになれば、やはり賃金は下がります

id:humidさん

先生仕事してください。誰かしらんけど。

過分なお褒めを頂き光栄ですっ!

実は仕事小説を書いてたんですけど編集者ケンカして切られちゃいまして(・ω<)

いい人紹介して下さいよー(`・ω・´)ノ ヨロシクー

id:angmarさん

途中からそれまでの論旨と関係ない「ぼくの考えた社会改革」の宣伝になっていて全然解決策になってない。

いやいや、私の妄想などではなく、社会政策としては既に実例があります。例えば「あくまで経済成長路線」の代表は米国ですし、それを踏まえてこそ「とにかく規制緩和」のシカゴ学派などが登場したわけでしょう?

だいたい、「ぼくのかんがえたしゃかいかいかく」というのは、原始共産制に基づいた太陽光無農薬コミューンを形成して云々」みたいなヤマギシ会も裸足で逃げ出すようなことを宣ってる方にこそ相応しいと愚考しますが。

id:Yagokoroさん

マルクス本当に読んだのか疑わしいレベル

いくら初めての増田からって、「命がけの跳躍」とか大事キーワードを省いちゃったのはダメダメですね……

やっぱりセンパイからしたら、大月書店版なんかじゃ物足りないですよね? この際だからセンパイみたいな凄くできる人に、原書の講読を手取り足取りお願いできればなー、なんて……(チラッチラッ

id:raituさん

その議論自体、テイラー科学生産管理で爆発的に生産性をあげて以来、陳腐化して久しいよねと。

さはさりながら、生産管理技術のものも、いずれ陳腐化は避けられません。おおもとのブログエントリにあった「効率化はもう限界」という叫びは、謙虚に受け止めねばならないでしょう。

id:blueboy

完全な間違い。機械化で商品価格低下なら、買い手には有益。商品価格の低下の量が、賃下げの量よりも大きいので、機械化は善。

21世紀になれば単純労働は全部ロボットにお任せ、人間様は時々ボタン押すだけでラクラクウマー、そんなふうに考えてた時期が俺にもありました……

それはさておき、実際には「新たな機械を開発・導入するよりも、労働者を使い倒す方がコスト面で勝るので機械化のインセンティブが働かない」職場というのも珍しくありません。

また、仮に単純労働をどんどん機械化していったとしても、その後に残るのは接客や介護など「機械化できない」仕事であり、それは人間が引き受けざるを得ません。「労働力も〝商品〟である」という前提は変わりませんから、いずれ労働賃金の低落化に直面することは避けられないのです。この点においては今の所、「移民労働力の活用」あるいは「高負担・高福祉社会の実現」以外に、有効方策は描かれていないように思われます

2012-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20121002114857

他の点はともかくとして、地域価格についてはそれ程悪いこととは思わんがなぁ。

東京在住だけど。

だってテナント全然違うだろうし、バイトの時給だって都会のほうが高い(高くしないと集まらない)んだから、都会のほうがコストかかってるわけじゃん。

コストの分を価格転嫁するのは、別に悪いことではないでしょう。

その分を平準化したら、逆に地方利益出しすぎってことにもなるかも知れないわけで。

日本人はそういう見せ掛けの平等を好むのかも知れないけど)


…まぁでも、それを隠すのは良くないな。やるなら堂々とやれば良い。

東京家賃いからです。って言えば、東京人間普通に納得する気がするけどな。

2012-05-05

今回の措置は第一弾ということで、今後更に詳細な規則が設定されるとのことですし

コンプガチャ定義をどのように定めるかもよくわからないのであれですが

現在一般に認識されている形のコンプガチャ規制してもあまり意味無いですよ。

仮に「ガチャ経由で特定アイテムを揃えると特別なアイテムプレゼントされる」という形式が禁止になるとした場合

1. ガチャしか手に入らないアイテム数種を素材として合成を行うことで、特別なアイテムを手に入れることができる。

2. ガチャしか手に入らない特定アイテムを使用しなければ倒せない敵を出す。その敵を倒すと特別なアイテムが入手できる。

3. 通常のアイテムを用いたプレイでは一定以上の強さになれないように調整する。ガチャらなければゲームを進行させられないので、特定アイテムも入手できない。

などなどいくらでも迂回策を考えることができます

本気で規制しようと思ったらガチャ確率の基準策定しか手はないわけですが

パチンコパチスロ場合最終的に手に入るものメダルか玉であり、それらの交換レートも管理下にあるため

機械割や最大獲得数を基準として大当たり確率を一意な基準で定めることができるところ

ソーシャルゲームではアイテム価値が各ゲームゲームバランスによって著しく異なるため、基準というものが定めにくい実情があります

ここを厳密に設定する場合ゲーム内における強さのようなもの平準化しなければならないですが現実的ではないですね。

無理やり基準を考えるとするならば

1. ガチャとは関係なく、普通にお金を払えば手に入るタイプ課金アイテムを設定する。(お金ゲーム内の強さのレートを明示する)

2. ガチャで手に入るアイテムと上記アイテムパラメータベース比較し、入手確率と強さが一定の比率に収まるよう、勧告を行う。

という形が考えられるでしょうか。スキルとか特殊効果付きのアイテムはどうすんだって感じですが。

まあ上記の様な形にしろ、また別の形にしろ、確率に関する一定の基準を定めることができたら規制を徹底するのはそこまで難しいことではないでしょうね。

第三者機関監視サーバを経由して通信を行うか、GREEやMbga側でAPIを用意するかなど何らかの形で確率管理下にあるということを保証しさえすれば、SAP側での確率の明示とかは特に必要ないでしょう。

アプリスタイルとかの雑誌ガチャごとに独自調査という名目でリークされた確率を掲示したりするかもしれませんが、ユーザ側としてはそれほど意識しないはず。

2012-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20120402151005

たぶん実話

高校大学会社なんかだと、ある程度人間の質が平準化されるから

マジキチと遭遇する事は少ないのだけど

子育てのために地域社会と密接に関わると、マジキチ率の高さにびっくりするよ。

高級住宅地でもないかぎり、中卒高卒マジョリティになる社会なのだから

2011-11-02

出会い系攻略法

以前知り合った縁のある方から出会い系攻略について聞かれたので

自分なりに編み出した攻略方法を整理して書き出してみました。

長くなったし、メールには残したくないし、もしかすると誰か他の人の

役に立つかもしれないと思ったので、ここに書いておきます

どなたか一助になれば幸いです

【目次】

・まず決定しておくべきこと

 →目的ターゲット自己分析

・行動する上で心がけること

 →顧客志向、活動期間を区切る

・具体的に何をすべきか

 →プロフィール日記掲示板)、メール

・その他配慮すべきことはあるか。

 →サバ読み、一人か複数か、狙い目

【ア】まず決定しておくべきこと

1.目的

 無目的で海に行っても、ぼーっと海を眺めて終わるだけ。

 楽しみたいなら目的をはっきりさせる。

 釣りサーフィンナンパ日焼け目的ははっきりさせる。

 出会い系も同じ、目的メル友なのかお茶友なのかセフレなのかはっきりさせる。

 後述するように、目的が明確だと行動にブレがなく効率的攻略が可能となる。

2.ターゲット

 仮に目的を「釣り」として、ありきたりな竿、ありきたりな仕掛け、

 ありきたりの餌で堤防から糸を垂らしても、魚が釣れるわけがない。

 よしんば釣れたとして、①効率が悪い②なぜ釣れたのか分からないので

 再現性が悪い、という問題がある。

 なので、例えば「クロダイ「マグロ」等、何を釣りたいのかはっきりさせる必要がある。

 そうすれば、適切な竿、専用の仕掛け、最適な餌と釣り場を選択することが出来る。

 出会い系も同じ。「JK」「主婦」等、誰を狙うのかをはっきりさせておく。

 ターゲティングは4つの変数を使ってセグメントする。

 ■地理変数:どこに住んで(働いて)いるか

 ■人口動態変数:年齢、所得婚姻、あるいは人種

 ■心理的変数好きな音楽、本、映画、食事、ファッション

 ■行動変数倫理観、価値観性格など…

 例)『東京23区内もしくは神奈川東部在住の30代後半の独身OL、親元から離れて

 一人暮らしをしている。彼氏はいるが惰性でつきあっており、割と時間がある。

 好奇心が強く、危ないと分かっていてもつい踏み込んでしまうことが良くある。

 好きな作家酒井順子最近上野千鶴子も手に取ってみるようになった。』

 ターゲットをこう決めたら、それ以外の女性はすべてスルーするのが鉄則。

3.自己分析

 目的を「釣り」、ターゲットを「クロダイ」と決定しても必ずしも釣れるとは限らない。

 なぜなら、出会い系において針に付ける餌は「自分自身」だから

 自分の強みと弱みを明確に自覚し、ターゲットニーズを満たせるか考える。

 もし、あなたの強みがグルメなら「スイーツ()」のニーズを満たしやすい。

 もし、あなたの強みが平日昼間休みなら「主婦」のニーズを満たしやすい。

※これら3つをを決定しておくメリット

・「○○だから上手くいった(いかなかった)」等、分析が出来る→次回に活かせる

・行動がブレない→無駄が無い、上手くいけば確率が上がる

・結果が平準化される→いつでもどこでも使える。ビジネスにも、リアルナンパにも。

結局のところ出会えない人というのは、この3つの事柄に対して無自覚、なのだ。

【イ】行動する上で心がけること

1.顧客志向

 「クロダイを釣る」と決めたなら、心がけたいのは「良き釣り人」であること。

 良い釣り人とは、魚の習性を熟知し、魚の好む竿さばきが出来る人のこと。

 相手を良く知り、相手の好む行動が出来る人、ビジネスではそれを顧客志向と言う。

 相手を知るつもりがなく、自分の好みを押し付ける人、それはたんなるわがまま

 例えば、読めない名前や口にしにくい名前プロフィールに設定している人

 「GSXR1000」とか「メルルのアトリエ」とか。

 第一に、ターゲットに訴えかけないよね?

 第二に、会ったときになんて呼ばせるつもりなの?

 常にターゲットのことを意識して行動すべきである

2.活動期間を限定する

 「良き釣り人としてクロダイを狙え」ば、かならず釣果を得ることができる。

 しかし同じ場所でずっと釣りをしていると、いずれ魚はあなたに慣れ、釣果が

 あがりにくくなってくる。つまりスレる」というやつ。

 同様に、いずれアカウントは飽きられ、反応が悪くなる。

 てっとり早いのは退会して新しいアカウントを新しく取ること。

 これなら同目的、同ターゲットでも新鮮味を演出でき、釣果が戻ってくる。

 では新規登録〜退会までの期間はどの程度か?経験則では3ヶ月がメドだろう。

 3ヶ月経過したら、釣果を確認し、反省点を踏まえ新しいアカウント作成する。

 もちろん、素晴らしい相手を見つけたならば、退会してそれで終わりも良いだろう。

【ウ】具体的に何をすべきか

 使うツールは基本3つしかない。「プロフィール」「日記掲示板)」「メール

1.「プロフィール」は、転職で例えるならこれは履歴書

 見栄えが悪くなければそれで良し。名前アバターもごく普通で構わない。

 たまに派手なアバタープロフィールを見かけるが、そんな「ドヤ顔」は必要ない。

 自分ターゲットが誰なのか、自分の強みは何か、さらっと書いておくと良いだろう。

 例)『はじめまして。新しい出会いを求めて登録しました。

 仕事がら全国いろいろなところへ行きますが、そういったところで

 出会う美味しいもの美しい風景日記に書いていこうと思ってます

 一人暮らしをしているので、同じように一人暮らししてる方と仲良くなりたいです^^』

2.「日記掲示板)」は同じく転職で例えるなら職務経歴書

 最も難しく、コアな部分と言えるだろう。ターゲットの心に響かなくてはならない。

 何を書くかよりも、書く内容をブラッシュアップさせる方法を見つける必要がある。

 指針とすべきは「閲覧数」と「閲覧数に占めるコメントの率」。

 過去日記の数値を確認し、良かった日の日記のどこが良かったのか

 分析しながら次の日記に活かすべきだろう。

 なお、ハッピーメールではコメント率10%、ASOBOならコメント率4%が目安。

3.「メール」は、同じく例えるなら一次面接

 相手と仲良くなることは意識しない。自分の望む条件かどうか、相手が

 望むことは何か、またそれを自分は満たせるか、を意識する。

 駄目なら続けるのは時間無駄、すぐ次のターゲットへ移る。

 もちろん、相手を楽しませることを忘れてはいけない。

 仲良くなることを意識するのは、「直メ」「電話フェーズである

 サイト内でのメールは、1回の量にもよるが、10回前後だろう。

 直メへ移行すれば、会う確率はかなり高まる。

【エ】その他配慮すべきことはあるか。

1.サバを読むべきか

 サイトでは、年齢をサバ読む人が非常に多い。男女問わず若い子が好まれるためだ。

 半数程度の人間が、自分プロフィールをサバ読みしていると考えて差し支えない。

 自分がやるかは目的による。継続的な関係を望むならやるべきではない。

 「偽証」は女性もっとも嫌われる行為の一つだからだ。

2.一人に絞るか複数を狙うか

 これは複数が良い。一人だとつい入れこんでしまうし、リスクヘッジになる。

 お手玉ジャグリングのように、リズム良く進めると良いだろう。

3.どんな人が釣れやすいか

 はじめたばかりの人がもっとも狙い目。観察していると「初日記」「初書き込み」

 は非常に人気が集まっている。前述したように、自分アカウントは常に始めて

 3ヶ月以内なのだから、「私もはじめたばっかりなんですよ^^」と、

 相手との共通項を作れるメリットもある。

以上、私なりの攻略法でした。

2011-08-25

教育マッチしなかったのか、その後輩はどこへ行ってもだめなのか

タイトル書いたら本文で書くことがなくなっちゃいましたが。

仕事と関係ないところで「こいつ足りねーなー」と思うことが多かったのなら、どこへ行ってもだめなのかもしれない。

しかしそれでもなにかの仕事をしてもらうほうが社会としてはありがたいよね。

昔はたとえば活字拾いのような、他人とあまり接することなく黙々とこなせる資質が求められるような仕事があったが、最近は求められる能力比較平準化してきている、という話をどこかで読んだ。

参考にならない話ですいません。

http://anond.hatelabo.jp/20110825190850

あとこれ:

http://anond.hatelabo.jp/20110825191755

プログラマ仕事と元記事には書かれていないということは、プログラマ的ななにかを引き合いに出しただけだと思うのだけれどそれがなにかわからない。

「あまりにもプログラミングが全てと思いすぎてる感じ」というのをもうちょっと詳しく知りたい。

2011-03-29

代休

複数の業界工場の交代休業を検討しているようだけど

いっそのこと休日分散化を進めてしまおうよ

電力需要の分散のみならず、各種インフラ観光業サービス業

負荷平準化が出来るんだから

2011-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20110228131427

再配分による平準化ができるんなら、(金持ちだらけにならない限りは)人数はどうでもよくないか

たとえば1000万人が10ずつ消費してるとして、1000万人が15ずつ消費するようにするのと、10ずつ消費する人口を1500万人にするのとなら、後者が望ましいの?

それとも前者は後者より困難だということ?

2010-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20101201112904

特殊な収集なんてする必要ないよ。だれかそういった形式にこだわっている人がいた?

夫婦でなく個人単位での納税(ただし、結婚による税額の減免はあってもいいと思う)

出産した年でもその翌年でもどっちでもよくね?

子育て負担の平準化を考えているので、出産をするであろう年齢から子供が自立するであろう年齢まで納税すればいいと思う。たとえば、30歳から55歳までとか。

これに対して、こんなことするくらいなら、一律増税でいいって話。

このシステムやら確認やらを、どのようにするのか考えたら、バカバカしいよね。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん