はてなキーワード: アフタヌーンとは
そこそこブクマをいただいた。これだ。
https://anond.hatelabo.jp/20180823115109
そこで最初に取り上げてるのが篠房六郎先生のおやすみシェヘラザードだ。漫画の出来については決して誉めてはいない。篠房先生個人については期待している。そんな感じが伝わるレビューだと思う。
要するに私は今回急に軽薄に篠房先生を持ち上げているサヨク達よりはよほど昔から篠房先生を知り、その作品と作家そのものとに視線を向け続けているということだ。
先生がムサビ在学中で同級生ネタの漫画描いてた頃から知っている。先生が近年漫画やアニメについて先走り気味なレビューをするたび先生よりずっと物知らずなオタクたちがめちゃくちゃ叩くのを苦々しく見てきた。
それはそれとして先生の漫画家としてのキャリアや能力の停滞具合にはもどかしい気持ちをずっと持ってきた。四季賞をとった作品はよかったのに、そこから全然伸びない。
わたしはこれを乱暴に一口にすれば「パンツ脱げないから」だと思っている。同じアフタヌーンの歳の近い作家で、木尾士目は四年生五年生のあとげんしけんを描いた。ひぐちアサはヤサシイワタシのあとおおきく振りかぶって!を描いた。
二人とも、あえて慎重さを欠く言い方をするけれども、「成長した」のだ。自意識の中をひたすらぐるぐるするところから外に出た。
四年生もヤサシイワタシも若い人にしか描けないその頃の傑作ではあるが、その後に描いている漫画のほうが他人がいる。他人のことを無視しなくなっている。弱々しい臆病さがなくなり、他人にはだかを見せられる大人になっている。
篠房先生はいつまでたってもこれができない。二十歳そこそこの頃に空談師という閉じきってるのに社会をわかった気になっている漫画を描けたのはよかったのに、40代になってもそこからの成長がない。
描く漫画はますますバカらしいほど読みにくくなり、出てくるキャラのしゃべり方や呼吸は全部当人の脳内だけを材料にした貧しいもので、友達のいない人が自分の中で煮詰めすぎてしまりのない味になったものをデロデロと皿に垂らすような作品になっている。
たぶんこの人は幅広い友人を持たなかったのだと思う。友人が居なくても客観的で余裕のある妄想を出来る人もいるが、篠房先生はそのタイプではなかった。描く絵も描くネームもすべてが自家中毒。こつこつ頑張る性格が悪い方へいっている。
いつもお絵描き講座のような自分のためのメソッド開発に勤しんでいるが、この人ほど「努力」をしてなくてもこの人よりいい絵を描く漫画家はごまんといる。
最近も新しいメソッドを開発したとはしゃいでいたが、独特の癖のある首のつきかたなどは全くなおっていない。彼のキャラはみんな首に変な緊張感があり、肘のはりかたや手首の角度まで全て強烈なくせがある。
絵を進歩させたかったらメソッド開発という自家中毒鍋を煮詰めつづけるより他の漫画家の絵をたくさん模写してみればいいのに、ずっと自分の絵を見て絵を描いている。
お分かりのように私は異常者だ。それほど売れてない漫画家にこんな風に余計なお世話の勝手な検討をし続けている人間だ。
他にもこんちき先生についてもかつて余計なお世話のエントリを書いた。https://anond.hatelabo.jp/20180327221003
おりたたぶの新連載はとても嬉しい!テレたこなし感がない全力を一般で見せてくれていて感無量だ。みんなも読んでほしい。よい漫画だ。
それで本題に戻るけれども、私はずっと篠房先生がパンツを脱いで、他人を受け入れて、時代遅れな「うまくやれないオタク」自意識の言い訳の世界から飛び出して、面白い漫画を描いてくれる日が来るのを待っていた。
元々若くして四季賞を取るほどの麒麟児だったのだから、問題は素質ではないと思っていた。
くっだらない。
こんな下らない、おまけにへったくそな絵で賞賛されて。おまけにきちんと仕上げてすらいない。(それすらわからない目の人は少し拡大してみればよろしい)
自分の本業でくすぶってる人間ほどTwitter政治にのめり込む現象の理由も理解できた。
コツコツ頑張ってきた本業よりはるかに激しいレスポンスという飴がもらえるんだもん。自制心が強くない人間は政治戦士になってしまうだろう。
どんなにつまんない人間のままでも、成長なんかなにもしなくても、くっだらない絵でも、その絵すらきちんと描いてなくても、アスカの首がどうかなっちゃってても、誉めてもらえる。
コツコツ仕事で頑張る時の百分の一以下の労力で。出来なんかどうでも同じ党派の人から全肯定されて、人格まで誉めてもらえる。これはすごい飴だ。
百歩譲ってなんの才能もない見込みもない作家は政治戦士になろうが白ハゲ漫画家になろうが当人の勝手だとしても、篠房先生にはこんなイージーで腐った飴の味を覚えてほしくなかった。
notomatanotomata 拗らせた父親「性的嗜好と現実女性の好みはまた別なんだから//コレクションのタイトル見ただけでわかった気にならないでよね//」
それにしちゃ一貫性ありすぎですわ!!顔の系統とか体型の微妙な違いとかも一貫性めっちゃあるぽっちゃり巨乳の中でもいろいろ細分化されるからね
harsh88harsh88 こっちの父親は元増田の父親と全然タイプが違うっぽいのに(片やAV等の存在のみ、片やリビングで全裸)、元増田と比較してこの増田を称賛してるのがいるのがちょっと。
意図してなかった、申し訳ない。私だったら別にリビング全裸でも「おいおいw」ってだけだけど、それって父親のことをよく知ってるからなんだよね。あの増田にとっての増田父が不気味な存在なのは娘だけのせいじゃないでしょう。
sputniksrecsputniksrec これこそ寛容!
こういうことですね
makopanmakopan 子どもからエロを排除するよりも、ちゃんとエロに触れさせる方が健全に育つって事が良く分かる。
私が健全かどうかがこの文章だけで判断できるのだろうか?父との関係がある1面においては良好であるというだけなのだが。
うちの父が特別パソコンに弱いというのもあるが、集める気がする。あと、やはり年を取れば女優も古い女優さんのほうが好みだったりするので、VODになってなかったり。
tastastotastasto 単体ではすごくいい話なんだけど、あの増田に対してのトラバとして見ると分別のある父親を持つ子が分別のつかなくなってしまっている父親を持つ子に対して結果的にマウントを取っている図になってしまっていてうーん
いやほんとそれなの申し訳ない。それぞれの家庭の事情次第だよこんなん
iteite ジャンプの次にアフタヌーンがでてくるあたり、漫画好きな家族だな。この増田自体も四季賞にありそうな内容だと思う。
うわあ四季賞わかりますわ。アフタヌーンほんと好き。あなたと仲良くなりたいぞ。
poliphiluspoliphilus 無言でブクマ。
無言じゃないですやんw
kagecagekagecage 素晴らしい。最近は男性生理に対し無理解な女性も目立つけど、そういう人ばかりではないんだよな…。
fujihiro0fujihiro0 父子家庭だからこそこの関係を築けたのだろう。娘にとって大抵は父親のオナニーは嫌悪の対象だろう。
おかーさんいないから一般的女性の感覚を持ち合わせてないってのはあるね正直
readmemoreadmemo 紆余曲折あってこうなったとかではなく自然にここまで尊重できるのは人間できすぎでは?すごい!
正直父を尊重してるってよか本や映像作品が好き過ぎるってのもある
みごとなまでの中肉中背
krkryuseekrkryusee これはいい話だと思うんだけど、あの父親の自慰に拒絶感のある彼女も正しいよ。父親に父親の姿勢を常に求めるような考えも肯定するべきであるだって父親なのだから
そうなのですよ、うちの父は父としての役割は果たしてないですあんまり。だから親子じゃなくて戦友なんですよ。それが自慰行為と言う面ではいい方向に働いたのだ
tsukarukatamadetsukarukatamade いい話だ。いい話なのだが、ぽっちゃりで貧乳はいない。だから「ぽっちゃりで巨乳」という言葉は、「麺がある、ラーメン」と言っているようなもの。って、お父様おっしゃってたよ。
koonyakoonya 親子ともにえらいわ。こんな子を育てる親に俺はなりたい。さりとてワンオペ育児は厳しいから長生きしてくれ嫁。
ykktieykktie 父親がエロ雑誌を隠し持っているのは知ってるけど(洗濯物をタンスに入れるとき気づいた)、親近感があり不快ではなかった。なんでだろう。普段接するときは普通の親だし。
お互い人間やんね
hiruhikoandohiruhikoando そういえばぽっちゃり巨乳って具体的に誰なんだろうなと考えて、佐山愛かなと。 AV増田趣味人生 4 clicks
こういうことよく言われるんですがマジで余計なお世話極まるのでもし身の回りに親族と死別した人がいたら絶対言わない方がいいですよ(そういう事情がなくても余計なお世話だが)。家族の関係ってそんな単純なものなんですか?家事ができそうとか言われるのもすっげえイヤだし、幼少期に妻代わりをすべしという類のことを言われたのも本当に嫌でした。私の父はブコメで祭り上げていただいているようなできた親では全然ありませんが、そういう何かの役割を押し付けることは一切言わないのが本当にいいところです。
vanillayetivanillayeti これ女は男の生理現象尊重しろ!!!の話になってるけどそもそも増田と父親は女と男である前に大人と子どもなんだが…大人が子どもに配慮するのは当たり前だろ。その配慮の姿勢を見て子どもは尊重の仕方を学ぶんだよ
それ
mutinomutimutinomuti “私は絶対に帰る数日前に連絡する”オナニー関係なく普通するもんだろう(´・_・`)
実家近所なんよ
家事だいたい私やってたからね、お母さんが息子のエロ本見つけるのと同じよ
私の薄い本は読んでた
roirrawedocroirrawedoc だから元増田もそれを許容しなくちゃいけないって暗に強制するのは危険だし、定年お自慰ちゃんはガチの心療内科案件の可能性だってあるわけだし…
あの件はほんといろんな問題絡んでそうですね家族関係とか、あの感じでお父さんを心配できる増田はむしろ偉いと私は思った
ヨコハマ買い出し紀行と時を同じくして生まれ、それを絵本代わりに育ちました。岩明均、鶴田謙二、沙村広明、小原愼司、本当に本当に本当に好き。そういうものを教えてくれた父だから好き。
KariumNitrateKariumNitrate 右手(左手かもしれないし床かもしれないが)とイチモツは各種メディアに委ねつつも、心は奥さん一筋だったのかな(そうではないかもしれないが)。
大人になって、うちの父がいかに純粋に母を愛しているかがよくわかりました。ごく簡単な当たり前のことのように夫婦はずっと一緒にいて助け合うものだという。それはきっと死者を美化しているからでもあるのだろうけど。母は幼少から苦労人で早逝しましたが、最後によき伴侶をもってよかったんだと思う。
VR難しいよね、個室ビデオみたいな普及のさせ方が必要な気がする
ほんそれ
pptppc2pptppc2 「私たちは家族であり親子である以前に、大事な存在の喪失を乗り越え社会を戦い抜いてきた戦友なのだ」早めに家族を一人失うとこういう意識が共有されるのって珍しくない気がするんだよね。
そうなんですよね、家族は解体されてしまう気がする。だから死別経験者は死別経験者とつるみがち。小学校時代の友達は片親の子ばかりだった
父子家庭で育った。
母30、父40、私3の時に母が死んだ。
まじめで無口な人で職場にも女性は少なく、友人関係自体ほとんどなさそうなので、あまり考えられないと思う。
また収入面や生活リズムを考えると風俗に行っていたとも考えにくい。
朝早く会社へ行き定時でまっすぐ帰宅し、趣味といえば読書とちょっとした旅行くらいで、仕事と私の世話に父の後半生は費やされた。
父は漫画が好きで、私とも漫画の趣味がよく合い、ジャンプやアフタヌーン、モーニング、ガンガンなどを共有して読んでいた。
一方で父は甘い生活などの過激な漫画から本気の成年漫画まで多数持っていたし、私もそのうち過激な少女漫画やボーイズラブも読むようになった。
家に数多くの官能小説やアダルトビデオがあるのにもいつからか気づいていた。
趣味が合う部分がある一方で、狭い家で隠しきれるわけもないその類の蔵書に関しては、お互いに存在を知りながら絶対に言及しない、見えていても見ない、公然の秘密となっていた。
父の自慰行為を目撃したことはないが、それにかなりの時間を費やしているのはよくわかっていた。
私は足音を立てて階段を上がったり、帰宅前に電話をかけたりするようになった。おやすみと言ったあと、夜中に部屋を出るときは一度大声を出すようにした。
それができたのはたぶん小さい時から父のおかげで青少年向けの漫画に慣らされていたためだろう。
1人を満喫しているらしく、最新のAVが多数コレクションされている。
私は絶対に帰る数日前に連絡する。
私たちは家族であり親子である以前に、大事な存在の喪失を乗り越え社会を戦い抜いてきた戦友なのだ。
リア充だけど空虚な日常送ってた主人公が絵に覚醒して美大受験合格目指すマンガ
期待を裏切られた
読む前は、絵柄とテーマと掲載誌から、めっちゃスカした意識高い系の雰囲気マンガだと思ってた
でも違った
絵柄に合わないわかりやすすぎる内容
美術テーマのマンガで文字で語りすぎてるのは、わかりやすくてありがたいけど、それってどうなん?逃げじゃないん?と疑問
キャラクターも序盤主要キャラっぽく出てきたやつが今後もよくからんでいくのかと思いきやずっと出なくなったりでバランスちぐはぐ
主人公は作中時間で長く関係つくってるっぽい話をしたりするけどついてけないし
時間経過が早いのはいいけど、あまりにも途中過程をすっとばしてるから、主人公の成長が都合よすぎるように感じられる
いやお前そんだけできててどこが凡人だよお前はすでにいっぱしの天才の一部だよとなんど鼻で笑ったことか
フィクションにそれ言っちゃおしめーよってなもんもあるかもだけど、
リアリティに準じた美大受験、絵画テクニックをうんちくとして具体的にレクチャーするくらいのマンガで、
リアリティに欠ける展開されたら、そりゃーおかしーんじゃねーのと突っ込みたくもなりますよ
あ、受験のときに主人公の鏡割っちゃった女の子はめっちゃかわいかったっす
ともあれするする読めはするけど、アオリにあるような熱さは感じないし、画力だけが大半を占めるようなマンガだったなあと
マンガ力が足りない・画力を活かしたマンガになってないなあもったいない
というのが感想
あ、あと気づいたとこでこまけーんだけど気になったとこ
受験のときにチャイムがわりにハンドベル?みたいなのをガランガランって何度も鳴らす描写が何度もあるんだけど、
スピーカーで録音したのを何度も鳴らしてるって設定ならそれでもいいけど、
それなら1回1回が違う「ガラン」になるだろう
それなら効果音の書き文字の違いでそれを表す、とかやってもいんじゃないの?
ページ半分の大ゴマをガランっていう効果音で埋めるのは面倒かもだけど、そういうとこ気がつかないんかなーと
同じ絵っていうならそういう気遣いしてほしい
基本的に好きだから、アフタヌーンにヴィンランドサガのやつがのってて楽しみに読み始めたんだけど、
クッソつまんない・・・
普通に書いてくれればいいのに、変にギャグっぽく誇張したりしてすんげー画面がさわがしくて見づらいし、ほんと最悪
どこの馬の骨だよと思ったら、作者んとこに幸村誠の愛弟子とか書いてあってまじかよ、と
まあ作者オッケーは当然通ってるんだろうけど、読者からしたらすんげー白けてつまんないクソマンガでした
名前ぐぐったら去年の四季賞のなんかにひっかかってたみたいでモアイで読めたけどまったく読む気にならない
数ページ飛ばし読みしたけどすぐ興味うせた
あーもーまじ最悪だわ
まあ原作で十分ってのはあるけど
元増田は漫画家だし、知ってる話かも知れないが、”女性の生き方を描いた漫画”が人気を博し、多様になったのは比較的最近の話だと思う。
元増田が挙げてた「凪のお暇」(2016年~)の登場・ヒットの前に
「逃げるが恥だが役に立つ」(2012年~2017年)や「東京タラレバ娘」(2014年~2017年)のヒットがあると思う。
ヤマシタトモコはBLの頃から人気だったが、『違国日記』の前段階となる作品は多々あるように思う。
フィールヤングで連載した「HER」が注目され(2009年~2010年)、「このマンガがすごい!2011」オンナ編は「HER」だった。
「アフタヌーン」で連載していた「BUTTER!!!」(2010年~2013年)でも少年少女の様々な想いを描いていた。
それとは別に、育児休暇後の女性漫画家が描いた「37.5℃の涙」(2013年~2014年)が、
雑誌連載時は不人気で打ち切られたのに、WEB広告と電子配信をきっかけにヒットし、ドラマ化、連載再開したり、
TwitterなどSNSで「深夜のダメ恋図鑑」が話題になり、ドラマ化したりしている。
他に、33歳高齢処女を描いた「きょうは会社休みます。」(2012年~2017年)もあるし、
干物女を描いた「ホタルノヒカリ」(2004年~2009年)もあった。
長くなるので割愛するが、2000年代には「働きマン」のような働く女性を描いた作品もあったし、
「ハチミツのクローバー」は女性が恋愛感情ではなく自分の夢の為に男性を選ぶ物語でもある。
”女性の生きづらさを描いた漫画”として高野文子や萩尾望都の作品を挙げる人も多いので、
”女の生き方を描いた漫画の歴史”は”少女漫画の歴史”にも近いように思えてくる。
ただ、現在は少年漫画、少女漫画、青年漫画といった縛りも緩くなり、性別も年齢も問わず読まれる時代だと思う。
出版社に期待せず、個人で電子書籍配信したり(ナンバーナインとか電書バトとか配信代行業者は何社かある)、
同人誌にしてコミティアで販売してみたり(BOOTHで通販も出来る)、
Kindleインディーズマンガで発表して、報奨金を狙ってみたりのもありではなかろうか。
元増田が描きたい漫画を読みたいと思っている男性はいると思う。
応援してる。がんばれ。
マンガです
本が好きだけどエルフ?との混血のせいで嫌われ、貧民街に住んでて本が読めない主人公の男の子が
森薫や三浦建太郎ほど、とまでは言いませんが、現代のマンガとしてはかなりの書き込みがなされています
CGも上手に使われているのでしょう おそらく
そのおかげで異世界の世界観がぐっと現実味を増し、読者をマンガへと引きずり込みます
見せ場をがっつり見開きで見せたり、そこで見開き使っちゃうの!?というのもあり、感情移入度はかなり高いです
原作の文章を引用して語られる世界設定も緻密で底が知れません。
※架空の原作を元に、作者がコミカライズした、という設定のマンガになっているので、その文章も当然作者が考えたものです。
ライトファンタジーがあふれた昨今、その魅力にひかれた人が多かったようで、まだたった2巻しか出ていませんが、15万部も売れているそうです
たった15万部と思うなかれ
グッドアフタヌーンというマイナーな月刊誌のマンガで、アニメ化もしていないのにここまで売れるオリジナル作品というのがどれだけすごいことか、
少しむずかしいかもしれませんが、小学校高学年、中学生くらいにぜひ読んでほしい内容にもなっています
月刊誌ということもあり、物語のペースにどうしても限界があることだけが玉に瑕ですが、
プロローグとなる1巻、助走となる2巻からまだ単行本になっていない1章の終わりまでの範囲では、絶対に損はしないクオリティです
ありふれた異世界転生、俺つええに読み飽きていても面白く読めると思います
正直申しますと、あの花のコミカライズ担当した作者だとは知っていたのですが、所詮画力だけで抜擢された漫画家だとあなどっておりました。
それをいい意味で裏切られた気分です。
https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156652911821
http://lty.hatenablog.com/entry/2019/05/02/135439
要はコンプラ的にどうなのよという事なのかもなーとも思うけども。以下ネタバレですが最初に自分の結論から言うとこれはアリだと思ってます。
妹と姉の関係(イチャイチャ)を描きたかっただけであり、それ自体がやや気持ち悪い偏執的なものだとしてそれはまた別の話、ともかく必要だったのは姉の動機づけで。
姉の事が異常に大好きな妹と、その妹に絵の才能であっさり抜かれた事で傷ついた姉のプライド。2人の間の溝は妹が異常なほど無垢で鈍感なので姉が自分で解決するしかない。
姉が動くしかないのだけど姉には妹の絵に対抗するための強い動機付けが必要だった。それは公に妹に対してムキになってる自分を認める素直さは持ってないから。単純なライバル視ではない別の理由が必要だった。
でここで設定としてヌードと校内への張り出しというのが出てくる。自分のヌードが玄関にドーンと飾られる、それは恥ずかしいから自分の絵でそれを塗り替えてやるとう動機づけ。さらに言えばこの展開により、妹よお前の脳内で美化された私ではなく、本当の私をちゃんと見なさいという意味も含まれることになり、この辺は妹への愛情表現と姉自身の成長も一発でかましていてすごい効いてる。正直これを思いついた時点で作者はよっしゃと思ったんではないだろうか。
じゃあヌードなかったら話にならないからやっぱ重要じゃん、というのはそうだけどヌードでなくても成立はするのだ。例えばこれがヌードじゃなくて普通の着衣座り絵とかだとしても、その才能に嫉妬し自分の絵を描くという展開はできる。むしろそれならよりストレートに感動的になったと思う。ただその厚みをつけるには読み切りではややページが足らず少なくともドラマ構成に前後編くらいにはしないと難しいと思う。
この作品に全体的にややコミカルな軽いノリが残されてるのも、カウンターパンチ的に最後のオチにテンポよく持って行きたかったからだと想像する。
手放しで絶賛していいかと言われると自分もちょっとどうかなと感じた。
その違和感はブコメにある「アフタヌーン感」や「四季賞っぽさ」というのがすごくよく表してると思う。
単純明快な良い話の端々になにか作者自身の精神みたいなのが見え隠れする感がある。少年誌なら作者の顔なんてまったく見えないくらい徹底して娯楽的なものにする場合が多い。実のところ少年マンガというのは青年誌にあるマンガとかよりずっと「大人な」マンガなんだよなと改めて感じた。
なのでこの作品が少年マンガのように万人受けするタイプとはならないとは思うんだけど、どちらかというと手放しせずに大事にされる系のマンガだと自分は感じた。
きれいな姉の絵を描く妹、その絵が高く評価される、そして姉は(妹の絵ではなく)自画像を描く~という展開が素晴らしすぎる。
これがヌードでなかったらもっと良かったのになともったいない気持ちもある。ヌードのほうがインパクトがあるけどやっぱ安易になってしまうからだ。まあそれを差し引いても自分は色んな人が読めばいいと思った。
絵のタッチ含めてなんとなく香る沙村広明臭。ではこの方が同じ話で描いたらどうなっていただろうかと想像した。
たぶん、ヌードの絵は容赦なくエロい絵になる。なんなら姉が妹のヌードを描くシーンは妹の頬を赤らめさせ吐息すら漏れさすだろうと思う。絶対にやると思う。
しかしながら、全方位的に言い訳しながら描いてると思う。なんなら小さいコマで姉に「お前なんでそんなエロいんだよふざけんなよ」とか言わせてると思う。
そういうノリツッコミ的な細かい描写を必ず入れることで「許してね」と言う確かな技術が沙村広明にはあるのだと思う。これはいわゆる第四の壁の破壊というやつでこれは扱いがとても難しい。へたに入れると一気に白けて作品世界に入り込めなくなる。極端な例としては「いや読者が引くだろさすがに」みたいなのを登場人物に言わせちゃうやつ。「妹の姉」はやや軽いテンポはありつつも基本はシリアスなのでこの手はあまり使いたくはないだろうと思う。ただなんとなく登場人物がご都合主義な設定に対して軽いつっこみを入れておく、くらいはできたんじゃないだろうか、沙村広明ならそれは入れてきそうだなと感じた。
といっても沙村広明版の「妹の姉」ならあーおもろかった、で終わっちゃいそうな気もした。それくらい軽く、しかしテーマ性は感じさせることができれば一流なのかもとも思うけど。
以前ワンピースがやり玉にあげられていたりしましたが、ジェンダーバイアス(性的な偏見)が無いor少ないと思われる漫画、何がありますか?
小説や映画と比べて、漫画は明確に男性向け / 女性向けが掲載誌で分けられている為か、たとえ時代を代表する名作でもターゲット外の人が読むと大きな違和感や不快感を覚える事が往々にしてある様に思えます。
あなたがジェンダーバイアスが無いと思われる漫画(定義がムズいので主観でいいです)、教えて下さい。
ちなみに私は、
今読んでるのだと「左ききのエレン」が該当する様に思いました。
女性誌はあまり読んでないですが「ちはやふる」は殆どバイアス感じなかった。
青年誌だとアフタヌーンの「おおきく振りかぶって」とか。
皆さんの考えを聞きたいです。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 115 | 16824 | 146.3 | 46 |
01 | 93 | 4711 | 50.7 | 30 |
02 | 79 | 8442 | 106.9 | 45 |
03 | 49 | 4817 | 98.3 | 38 |
04 | 19 | 1694 | 89.2 | 56 |
05 | 38 | 1734 | 45.6 | 27 |
06 | 59 | 5976 | 101.3 | 40 |
07 | 97 | 9405 | 97.0 | 32 |
08 | 134 | 8731 | 65.2 | 34 |
09 | 158 | 8687 | 55.0 | 33 |
10 | 122 | 9663 | 79.2 | 40 |
11 | 96 | 11551 | 120.3 | 51 |
12 | 114 | 12711 | 111.5 | 52.5 |
13 | 132 | 11182 | 84.7 | 47 |
14 | 112 | 6281 | 56.1 | 31 |
15 | 83 | 8218 | 99.0 | 35 |
16 | 123 | 9745 | 79.2 | 34 |
17 | 85 | 10170 | 119.6 | 49 |
18 | 115 | 19169 | 166.7 | 47 |
19 | 137 | 19947 | 145.6 | 48 |
20 | 135 | 10631 | 78.7 | 34 |
21 | 134 | 11650 | 86.9 | 44 |
22 | 103 | 10624 | 103.1 | 45 |
23 | 92 | 11193 | 121.7 | 62 |
1日 | 2424 | 233756 | 96.4 | 40 |
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