2019-07-09

[]山口つばさブルーピリオド

リア充だけど空虚日常送ってた主人公が絵に覚醒して美大受験合格目指すマンガ

既刊全部とアフタヌーン最新号の受験全日程終了まで読んだ

期待を裏切られた

読む前は、絵柄とテーマ掲載誌からめっちゃスカした意識高い系雰囲気マンガだと思ってた

でも違った

しろ意識低い系マンガだった

絵柄に合わないわかりやすすぎる内容

美術テーママンガ文字で語りすぎてるのは、わかりやすくてありがたいけど、それってどうなん?逃げじゃないん?と疑問

キャラクターも序盤主要キャラっぽく出てきたやつが今後もよくからんでいくのかと思いきやずっと出なくなったりでバランスちぐはぐ

モブキャラほとんど掘り下げないまま出て消えて

主人公は作中時間で長く関係つくってるっぽい話をしたりするけどついてけない

時間経過が早いのはいいけど、あまりにも途中過程をすっとばしてるから主人公の成長が都合よすぎるように感じられる

崖っぷちで毎度覚醒するのも都合よすぎて白ける

主人公自分を才能ない凡人だって何度も反芻するのも鼻につく

いやお前そんだけできててどこが凡人だよお前はすでにいっぱしの天才の一部だよとなんど鼻で笑ったことか

フィクションにそれ言っちゃおしめーよってなもんもあるかもだけど、

リアリティに準じた美大受験絵画テクニックをうんちくとして具体的にレクチャーするくらいのマンガで、

リアリティに欠ける展開されたら、そりゃーおかしーんじゃねーのと突っ込みたくもなります

やけにホモ臭い描写が多いのもうんざりするし

ピックアップされる女はやたら巨乳だし

あ、受験とき主人公鏡割っちゃった女の子めっちゃかわいかったっす

ともあれするする読めはするけど、アオリにあるような熱さは感じないし、画力けが大半を占めるようなマンガだったなあと

マンガ力が足りない・画力を活かしたマンガになってないなあもったいない

というのが感想

あ、あと気づいたとこでこまけーんだけど気になったとこ

受験ときチャイムがわりにハンドベル?みたいなのをガランガランって何度も鳴らす描写が何度もあるんだけど、

そのとき効果音が全部コピペなのが気になる

スピーカーで録音したのを何度も鳴らしてるって設定ならそれでもいいけど、

人間が手に持って鳴らしながら廊下を走ってたよな?

それなら1回1回が違う「ガラン」になるだろう

それなら効果音の書き文字の違いでそれを表す、とかやってもいんじゃないの?

ページ半分の大ゴマをガランっていう効果音で埋めるのは面倒かもだけど、そういうとこ気がつかないんかなーと

同じ絵っていうならそういう気遣いしてほしい

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