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2020-05-26

anond:20200526151433

2月3月頃によく聞いたな、それ。

手首のベアリングにはちゃんと油さしとけよ。

第2派くるだろ…

道民なんだけど、2月末に知事が出した緊急事態宣言から3月三連休前に解除した流れとめっちゃ似てて、これ第2派来るんじゃないの?って思ってる。

北海道は第2派が長引いてるのかすでに第3派になってるのか…ってとこだよ。

Nスペで第2派が来るとしたら今のピーク時の2倍の感染者がでて期間は長びくっていってたよ。これ全国に向けての話だったけど、その通りになってるよって道民は思ってたよ。

あのな自粛疲れたときやばい

ダイエットでも体重減ったなって思って食べたらすごく増えるじゃん。あんなかんじだよ。

最初自粛よりよっぽどキツい生活になるよ。

今のうちに緊急性の高いものやっといたり調べといた方がいいよ。

もの買い占めろとかいう話じゃなく)

2020-05-25

今年も緊急事態宣言の季節が来た

11月の第3月曜日緊急事態宣言を翌週に控えた商店街は活気に溢れていた。

自宅待機に備えた買い物をする人々や、居酒屋から弁当屋に衣替えする店員など、それぞれがこのシーズンの準備を行っている。

いま、緊急事態宣言市場右肩上がりだ。

個人向けオフィス用品子供向け自習教材、簡易調理グッズ、業務用のテイクアウト用包材。自宅で楽しむアクティティとして映像配信事業キャンプ用品、個人向けカラオケルームケータリング事業ピザ寿司はもちろん、フランス料理焼き鳥焼肉、本格的なスイーツなどさまざまな種類がある。

これらの業種にとっては、来週の12月第一から来年5月の最終週までの緊急事態宣言期間が勝負の時期だ。

11月の末から12月といえば、一昔前はクリスマス年末商戦だったがパーティー需要の低迷ですっかり影を潜めた。

町行く人々は来週に向けて少しウキウキしているようだ。

私も、この緊急事態宣言期間にはお楽しみがたくさんある。去年は家のカーテンをすべて手織りした。織り機のリースを利用して6枚のカーテンを織った。今年は思いきってテレビ自作する予定だ。先月SHARPからテレビ自炊キッドが発売されたから、それを利用しようと思う。

手話ワイプでは出来ないみたいなブコメ3月にあったけど、普通にワイプ緊急事態宣言解除してたじゃん!!嘘つき!!

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

まずもって

「今年の都内の死者数」と、

「16〜19年の都内の平均死者数」の

1月3月の合計についての差分を見てみると、

今年の方がむしろ106人少ないんだが。


まりこれ、医療崩壊がなかったということ。

‪超過死亡、都内にも見られるが…「コロナ死者」なのか:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN5S7H31N5PULBJ00P.html

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

赤ブーブー通信社イベント延期問題

https://w.atwiki.jp/abhurikae/pages/1.html

 

とうとうこのようなまとめが作られてしまった

非難しているわけではない。

ただ、みんなが、どうなんだろう、と思っていたことが、結局これだけ長い期間放置されるとこういう声も出てくるわな、という印象

 

赤ブーブー通信社というのは、同人誌即売会イベントをやっている会社である営利企業である

オールジャンルイベントとしてはほぼ女性向けはここ一択となっている

コミケの一週間くらい後に、大阪イベントを開き(コミケの本を関西で売るために&買うために人が来る)

コミケのないGWビッグサイトで大型イベントを開き

コミケのない103月くらいにビッグサイト東を埋めるくらいのオールジャンルイベントを開き、後の期間はオンリーイベント複数同日同場所で開催しているのがほぼ大きめの収入源といえるだろうか

 

当然コロナでそれが吹っ飛んだ

3月からイベントは全部「延期」になっている

他のイベント主催会社もあるが、だいたい延期ではなく中止だ

https://www.jgarden.jp/html/48announce.html

https://www.comitia.co.jp/html/132henkou.html

 

上記はそこそこの規模を持つ老舗のイベント運営だが全部中止&返金である

だが赤ブーだけはほぼ全部延期だ。中止になったのはコミケと共同開催予定だったGWだけだ

https://www.akaboo.jp/

 

3月からイベント参加が全部延期、延期だから返金はない。しかも延期日程が分からいから参加できるかどうかもわからない

3,5月頃なんて、みなコロナから申し込んでいる。

とはいえみな、女性向けオールジャンルを開催するのがここしかないこともあり、声高に、返金&中止にしてくれとはいえなかった

潰れたら困る、というのがあるんだろう

だが、あんまりにも長いこと放置な上に他社と違って延期連発では、不満が渦巻くのもわかる

とうとう噴出したんだろう

延期にして、返金をしない=金がないのでは、とみなうすうす思っている

返金をしたら潰れるんじゃないの、という危惧があるんだろう

赤ブーは赤字だろうな、というイベントも開催してくれていたので、その分の赤をでっかいイベント補填していたと思われる

地方イベント時季外れのイベントなんて人全然いなかったし。

ただ補填できる巨大イベントが潰れてしまい、そこそこ儲かりそうな旬ジャンルオンリーも潰れたら、しゃれにならない損害なんだろうという予想はつく

まあそうはゆうても3月からこの状態では流石になにか一言欲しいわな

管理下手になった

趣味を楽しそうに公開できる人がうらやましい。

輝いて見える。

そんな思いを続けて、数年になる。

SNSアカウントを最小限にして離れるようになったけど、トレンドに置いて行かれるのが怖くて見ては後悔している。

別に時間が無いわけでない。

サボってる時間を充てればいい。

ようは怠けてる。

でも、頭が切り替わらないんだ。

前みたいに今日も頑張ろう、今日はこれくらいにして明日もまた頑張ろうって気持ちにならないんだ。

明日時間を確保するために、今日はやり切ろうって気持ちが変わってから思考が上手く回らなくなってる。

一日終わりそうなあたりに連絡が来て、朝までに対応するっていう仕事の仕方が数か月続いてからだ。

夜も頑張らないといけないし今頑張らなくてもいいよねって思考に代わってエンジンが掛からない。

こんな簡単な切り替えもままならない。

でも、その波が終わったのは3月の話だ。

それ以降は朝方に切り替えても問題ないはずだった。

でも、変えられない。

今楽しないとまた忙しくなるって思考に縛られて徹底的に生産性がないサボり方をする。

一気に全部やり切らないと次の事が見えなくなってる。

雰囲気にのまれやす性格を直さないとこの生活は心身が動かなくなるまで続く。

でも、大人になってから染みついたこの忌まわしい習慣が変えられない。

呪われているって自分呪いながら仕事するこの悪循環はどうやったら断ち切れるんだ。

どうしたらいいんだ。

どうしたら。

2020-05-23

anond:20200523190749

4月の本当に死亡者が少ないとすれば、もうすでに集団感染して2月3月に死にまくった後なんだろうね

友達がなんだかうるさい。

それにモヤモヤしてしま自分にもモヤモヤする。

友達3月末に大きめの会社転職した。

が、時期的に入社しても出勤させられないからそのまま自宅待機になったのだと思う。

だけどこれをテレワークと呼んでいる。

…盛ってない?

あと、どう考えても派遣先での面接だろうに「今日新宿で打ち合わせ!仕事仕事ぉ!」と言う。

…盛ってない?

それとsns大企業勤務って書いてたけど、それ書いちゃう

書いてるうちにほかにもいろいろ思い出してきて、そりゃモヤモヤするよって思った。

転職が決まった瞬間から鼻高々で、バカにされたもんなぁー。

リモートワーク知らないくせに」って言われたり。

リモートワークくらい知ってるよ…

リモートワークくらい知ってるよ………………

3月中旬に収録しました

3月中旬にどんだけ収録しとんねん。

あやしい

2020-05-22

[]2020年5月21日木曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
008610604123.329
018512565147.828
0269441964.031
0332289890.628
041180573.257
058871108.9122
0647375779.937
07749905133.940.5
08127663052.236
09110953786.738.5
1016626505159.754
1112812921100.938.5
121291256897.443
1311117302155.933
148127658341.540
1594563860.033.5
16769011118.641.5
179012517139.155.5
181971131557.437
19109901782.737
2011712867110.042
21959840103.636
2210021035210.448.5
23727516104.447.5
1日2214257701116.439

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2020-05-21

政府による布マスク生産調達に関する質問にお答えしま

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

ニュース捏造ぐらいで騒ぐ必要あるか?

ニュースVTR3月に取られたものだったとかいうけどさ

そんなつまらない事を叩く必要性はなくない?

日本人もっと寛容になろうぜ。こんなつまらないことで騒いでたらまた報道の自由下がるぞ。

日本人マスメディア捏造フェイクニュースを許せるようになろうぜ。

小池吉村

コロナに対する基本的スタンスは、都民府民に目立つこと。行動力のある政治家という印象を位置づけること。

吉村自粛解除路線小池自粛路線吉村選挙は先だが、小池はすぐにある。選挙までに、首都圏感染が爆発したら小池の再選は難しいので、どうしても慎重にならざるえない。

経済悪化はどのみち起きるし、選挙とは関係ないのでどうしても慎重にならざるえない。

吉村3月中旬には、コロナはだいたい分かっていたかイベント再開と言っていたが、現実はどうも分かっていなかったようだ。


吉村路線小池路線かどっちがいいかは知らん。

anond:20200521084048

3月に延期決定した五輪が今から再開できると思うわけないじゃん

でも甲子園は別だろ

在宅勤務と家庭保育は両立しない

コロナ禍のピークが過ぎ、在宅勤務は家庭保育というルールけが残ると、夫婦ともフル在宅勤務に移行したエリート家庭は家庭円満となる一方で、非エリート・片方だけ在宅勤務の家庭は不仲が極まる。

辛い人に、自ら死ぬ自由をください。

今すぐ死ぬと、払込済みの個人年金iDeCo、掛け捨て死亡保険600万円しか家族に残らない。

11月待てば月5万円の収入補償保険プラスされる。

来年3月まで待てば住宅ローン残債もチャラになる。

何とか3月までは現状維持を死守しよう。

普通会社員仕事キャリア資金計画に悩むなら、経営者もっと深く悩んでいるはず。

いったい何のための休校・休園・登園自粛要請だったのか。

感染症の新型コロナは人を殺さず、新型コロナ感染拡大防止策は人をどんどん殺す。

少なくとも生きる気力を失わせる。キャリアを奪う。

2020-05-20

日本でCOVIDの死者が少ない理由のまとめ」のまとめ

https://anond.hatelabo.jp/20200518004632

ダイアモンドリセンス号をめぐる報道日本国民全体に危機感をもたらしたことで、初期の対応がきわめて迅速だった。日本があらゆる大規模イベントを止めて一斉休校に踏み切った3月初めは欧米ではまだ危機感が乏しく大規模イベントが開催されていた。

政府感染拡大防止対策専門家会議に完全に丸投げし、検査の拡大や軽症者の隔離入院を求める世論マスコミ野党から批判や疑問をほとんど黙殺した。安倍政権説明不足やパフォーマンス稚拙さで大きな不評を買い、対策への不信感を招くというマイナス面も多かったが、ポピュリズムに陥る愚だけは決して犯さなかった。

③元々病院の病床やCTの数が世界の中で最多で(これは長らく日本医療の歪さの象徴として批判の的になっていた)、患者の急増に対応可能な余力があった。また、医療従事者が平時から激務に慣れており(もちろんこれは改善されるべき点)、患者が急増しても混乱してパニックになることがなかった。

④手洗い、うがいや消毒、マスク着用など、国民の大多数に例年のインフルエンザ対策生活習慣が日常的に身についていて、新型コロナ騒動に迅速に適応できた。他にも、清潔なトイレ大皿料理直箸NGマナーなどに象徴されるように、諸外国に比べて過剰に清潔さを求める国民性が形成されていた。

今後の課題

①休業補償所得補償を迅速に行うための行政の非効率性と深刻な人手不足

日本医療体制における民間病院感染対策への協力を取り付けるのが困難)の過剰。

政治家リスクコミュニケーション能力の欠如と、マスメディア報道およびそこで解説する専門家の質の低さ。


https://anond.hatelabo.jp/20200518004632への疑問点

アジア人特に東アジア人)はそもそもコロナウイルスに強かった

→初期における武漢韓国での感染爆発や犠牲者の急増が全く説明できない

アジア人は別種のコロナウイルスによって既に免疫を獲得していた

→同上

日本話者は他の言語に比べて会話の際に感染源となるような飛沫が発生しづらかった

→濁音の少ないフランス語こそ、当てはまるように感じる。むしろ話し声の大きさの方が重要ではないか

集団接種を行っているBCGワクチン免疫力を高める効果があった

→これは既に否定する研究が出ている。ロシア感染拡大の理由説明できない。

高齢者と若年層の同居が少なかった

→これは完全に間違い。日本欧米に比べると明らかに三世代同居率が高い。

ワイドショーが四六時中恐怖を煽った

→他方で、検査数の少なさを繰り返し批判することで、保健所病院に問い合わせの電話クレーム殺到し、医療現場の深刻な混乱を招いた。

リモート飲み会に一度も参加しないまま、リモートワーク期間が終わる

4月6日から来週まで、リモートワーク期間だった。

会社が、世間から比較的遅かったかもしれないが、全社員リモートワークを命じてしてくれた。


およそ1.5ヶ月の間、リモート飲み会には一度も参加しなかった。

たまたま、本当にたまたま、酒を断っていた。


3月下旬から我が家愛猫の体調が悪かった。

深夜に容態が変わってしまうことに備えて、

夜間でも冷静に判断することに備えて、

酒を飲まないようにしていた。


リモート飲み会に何度か誘っていただくことはあった。

新卒入社者の歓迎会、チームの親睦会、役員から突発の誘い。

すべて断った。

仕事が終わっていない、頭が痛い、明日早起きをしなければいけない。

適当理由をつけて、すべて断った。


ある日、中学時代の友人10名強と、LINEテレビ電話で集まった。

皆の顔が見たかったし、田舎の様子を聞きたかった。

しかしその時も、僕は酒を口にせず麦茶を飲んだ。

麦茶とともに、昔話を楽しんだ。


リモートワークを奨励してくれた会社には感謝しかない。

生産性が下がるリスクを顧みず、政府要請に応えてくれた。

私は愛猫と過ごす時間まで得られた。


愛猫の体調は無事に快方に向かっている。

体調を崩した当初とは比べものにならないほど元気で、食欲もある。激しい運動もできる。


リモート飲み会とはなんだったのか。

今般の非常事態象徴か。

そんな事態を笑いのける姿勢だったのか。

参加しなかった私にはわからない。


いま思えば、リモート飲み会に参加していたらよかったかもしれない。

いや、リモート飲み会など、必要なかったかもしれない。

参加しなかった私にはわからない。


次、リモート飲み会があれば参加したい。

いや、もうリモート飲み会など、なくていい。

参加しなかった私には必要ない。

anond:20200520084223

いまでも資産調査不可能じゃないし即時性とトレーサビリティが増すってだけなんだけどな

政府から自由隠れ蓑に、わるいお金を本当に貰ってる人が調べられると困るから騒いでる状況はアカンと思うわ

今回3月くらいに10万与えるべきのはずが6月7月になってる時点で何人か死ぬマイナンバーの口座紐付けは充分に公共の福祉範囲だと思うわ

コロナ疎開

所属する会社コロナ対策に素早くて、3月上旬からずっとリモートワークだった。

3月中の生活

朝 :子供保育園に預け、自宅にトンボ帰り

午前:仕事

昼 :店でランチ帰宅して夕食の仕込み

午後:仕事

夕方:定時前にサボタージュ保育園にお迎え

夜 :家事育児、就寝

通勤不要恩恵謳歌していた。

しかし、3月末に、政府緊急事態宣言を発令するだのしないだので事態急変。

我が家流行りの住職近接を実践しており、会社は徒歩圏だ。しかし、家は狭い、古い、高いの三拍子揃ったジャパニーズウサギ小屋

子供の遊びは公園児童館。家は食事睡眠だけ。家事家電課金して物理で殴れ。こんまり最強と割きっていた。

そんな状態で、非常事態宣言保育園休園になったら、仕事子供邪魔され、ストレスから家庭内が険悪になるのは目に見えていた。

迷うことなく、非国民の謗りを受ける覚悟疎開スタートコンクリートジャングルから限界集落一歩手前の実家へ。

老親だけで暮らす実家は広い。1階は車庫と農作業場、2階は生活空間、3階は使用者のいない子供部屋。そして離れの倉庫。かつては酒を密造していたらしい。この広大な空間に3人ばかりが増えても何のことはない。

そして家に潜む沢山のモノ。それは、私が昔遊んでいた汽車飛行機トラックオモチャだったり、小学校の教材だったり、五月人形だったり。今の自分なら間違いなく断捨離しているモノたちが、子供達に娯楽を与えている。

さらに家の周囲は、山の裾野まで広がる田畑に囲まれている。仕事息抜きがてらに少し家から出ても、他者との濃厚接触や3密など望むべくもない。まあ、疎開者に厳しい目を向けられているのは感じるが。

しかし、これらの環境は老親による維持の賜物である長男の私をはじめ、兄弟全員が都会を選んだ我々は、早晩訪れる親の死によりこれらを失う訳である

田舎を出た時点で取るに足らないと切り捨てたはずの価値を今、見せつけられている。

私は、何もない、閉鎖的で、陰険風土田舎を憎んで、都会に出たのではなかったのか?そして良い学歴、良い職歴を得るために努力したのではないのか?

しかし、僅かばかりに高い給与を得るために、狭小で閉鎖された都会にひしめき合い、消費を強要されながら生きている。

コロナが終息した後には快適で便利な都会は戻ってくるのだろうか?

2020-05-19

3月評価額2000万切ってた株式口座、3000万円台まで戻る

ビビって手放さくて正解だった

2020-05-18

コロナ禍が他人事に感じる

世の中には経営がうまく行かなくなって廃業する人がいるらしい

飲食業だったり観光業だったりはクビになったりする人もいるらしい

また当たり前だけど感染して症状が出て大変なことになってる人もいるらしい

でもおれは仕事をクビになってないし、もちろん症状も出てない

業務委託プログラマから月15,000円自腹切ってた交通費が浮いたし

まだもらってないけどなぜか10万円ももらえる

3月までは電車に乗ってて感染怖いなって思ってたけど

なんだかんだで4月からリモートワークをずっと続けてる

最初は戸惑いつつ最近はかなり慣れてきた

金ももらえて会社にも行かなくていい

しろコロナのおかげでいい生活を送れてる気がする

身近に困ってる人がいれば実感するかもしれないけどやっぱり他人事だよね

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