11月の第3月曜日、緊急事態宣言を翌週に控えた商店街は活気に溢れていた。
自宅待機に備えた買い物をする人々や、居酒屋から弁当屋に衣替えする店員など、それぞれがこのシーズンの準備を行っている。
個人向けオフィス用品、子供向け自習教材、簡易調理グッズ、業務用のテイクアウト用包材。自宅で楽しむアクティビティとして映像配信事業、キャンプ用品、個人向けカラオケルーム。ケータリング事業もピザや寿司はもちろん、フランス料理や焼き鳥、焼肉、本格的なスイーツなどさまざまな種類がある。
これらの業種にとっては、来週の12月の第一週から来年5月の最終週までの緊急事態宣言期間が勝負の時期だ。
11月の末から12月といえば、一昔前はクリスマス・年末商戦だったがパーティー需要の低迷ですっかり影を潜めた。
町行く人々は来週に向けて少しウキウキしているようだ。
私も、この緊急事態宣言期間にはお楽しみがたくさんある。去年は家のカーテンをすべて手織りした。織り機のリースを利用して6枚のカーテンを織った。今年は思いきってテレビを自作する予定だ。先月SHARPからテレビ自炊用キッドが発売されたから、それを利用しようと思う。