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はてなキーワード: 著作物とは

2024-03-18

anond:20240318174848

エルフドワーフ北欧民間伝承に登場する種族でトルキンが創作したキャラでは無いです

古くからあるもの著作権が発生しません

妖怪日本民間伝承に登場する存在で水木が創作したキャラでは無いです

古くからあるもの著作権が発生しません

水木オリジナル妖怪として 鬼太郎や、ねずみ男がいて、それらは水木の著作物ですがそれらはほかの作品では登場しません

クトゥルフラブクラフト創作したキャラですがすでに著作権がきれています

著作権有効時代ラブクラフト作品は1作を除きすべて死後に出版社から発行されていますクトゥルフを利用した他作品著作権者の出版社から発行されています

他の創作ベースになるような作品の条件はなにか?

世の中の作品には二種類ある。

普通に消費されてく作品と、そうでない作品

後者は、その世界観部分的に後続に受け継がれ語られていく。

具体例を出す。

例えばトールキン

エルフドワーフといった種族の設定は今広く日本創作で使われている。

クトゥルフもそうだ。

まるで聖典のようにこれを原作にした作品がたくさん生み出されている。

日本発だと、水木しげる作品が該当する。

妖怪テーマにした作品は多い。

エルフも、クトゥルフも、妖怪もいずれも特定の作者による著作物だ。

無料から伝承から著作権のないフリー素材だからという理由で使われているわけではない。

ではなぜこれら作品の設定は受け継がれ、拡張されていくのか。

世にある多くの作品にも、魅力的な世界観種族などの設定は存在する。

作品の設定がベースとして使われるか使われないか、違いはなんなのか?

これらの条件を加味したとしても、トールキン等に匹敵するような作品はあるはずだ。

どうしてナメック星人は他の作品で登場しないのか?

2024-03-16

AI規制派の気持ちマジで理解できない

趣味で絵を描いてる人間です。

ツイッター上で好きだったイラストレーターさんや漫画家さん、絡んでもらってたフォロワーさん等々が続々AI規制発言をするようになっていってて辛い。吐き出させてくれ…

SNS上で見かける規制派の意見マジで理解できない。何あれ?


規制派が「これは絵描きの総意です!」みたいなノリで言ってることに全然共感できない。

あの人たちは自分の中の絵描き像が大事で、自分の想定するようなスタンスでない絵描きのこととか想定もしていないんだろうな。

インターネット上の主張は主語デカくなりがちとは言え、「この属性の人たちはみんな同じ気持ち!」みたいな態度キツいっす。

私も趣味で描いてる絵描きだけどあの人たちと同じ考えは全然持てない。


あの人たちはイラスト生成AIのことしか見てないっぽくない?

絵画著作物でとりわけアニメ調や漫画調の人物イラストを別格の存在と思っていそうって言うか…


規制派の人がよく訴えてる「絵は我が子のようなもの機械学習にかけられることは我が子をミキサーにかけられるような気分になる」みたいな例え話に一ミリ共感できない。

何故なら私は私の描いた絵に対して生まれてこの方一度も我が子だとか思ったことがないので。

絵は絵じゃん。

自分の絵を見て「よく描けた」「好きだ」とか思うことはあっても「これは我が子だ」みたいな感覚は湧いたことがないのであれ系の例えに全然共感できない。

絵を描く人間がみんな自分の絵に対して「我が子」と認識すると思わないでほしい。


と言うか、私が今までネット上に公開した絵について機械学習された可能性があることについて私は特に何の感慨も抱いていないんだけど。

「ふーんそうなんだ」くらいにしか思えないって言うか…

何も思ってないことについて「絵描きは怒るべきだ!」みたいな圧を感じるの怠い。

怒ってないことに別に怒れないよ…

思ってもいないこっちの感情勝手に代弁しないでくれ…


イラストであれ写真であれ、画像データである以上はピクセル一つ一つに色の情報が乗ってるだけって性質は引き剥がせないじゃないですか

私は機械学習技術的な仕組みとかよくわからないけど、あれは「『人間』というタグが付けられた画像ではこの色情報を持つピクセルの横にこの色情報を持つピクセルが配置されている傾向にある」みたいなデータ配列偏向学習してるだけなんじゃないの?理解が間違ってたらごめんね…

そう考えると生成AI学習段階でやってることは別にコラージュでもミキサーでも単純な複製でもなくない?

いや、機械学習データ解析の過程で複製が伴うとしてもそれは権利侵害に当たらないと規定しているのが著作権法なのだろうけど…(法律理解ガバってたらすまん)

未だに「生成AIコラージュだ」みたいな誤情報を信じている人がいるのよくわからん

データ配列の偏り方を学習してるだけであって盗んでもいないし切り刻んでもミキサーしてもいないよ。


あと「権利上の問題がある」「著作権的に違法だ」みたいな主張も謎すぎ。

学習権みたいな権利日本著作権法には規定されてないと思うんだけど。

どこの国の法律を見て言ってるんだろう?

私が不勉強なだけで実は日本法律存在するとかだったらマジで教えてほしい。勉強したいから。

著作権って単語を「自分の作ったものを好き勝手されない権利」って雑に理解しているのか?

かに著作権は強力な権利だけどそんなに万能でもなくない?

権利限定列挙されてるし権利制限規定もある。

あらゆる形での他人の利用を拒否できる権利ではないと思うんだけど…

たぶん「著作権」って単語相手が怯む魔法言葉だと思って使ってるんだろうな…


外国では集団訴訟されている問題のあるツールだ」みたいな訴えもよくわからん

外国で起きた訴訟はその国での法律で争われるのであって、外国裁判で出た判決直ちに日本にも適用されるとか無くない?

日本でも新たな法が作られるとかの時には海外の事例も参考にはされる可能性もあるだろうけど、日本の外で起きている事柄根拠に「日本も倣うべきだ」みたいなノリがよくわからん

と言うか日本での訴訟があるなら是非知りたいんだけどどなたかご存知ないですか?

私は日本に住んでるので日本判例が知りたいです。


著作権路線で生成AIを責めるならSNS運用ちゃんとしてほしい。

生成AIに反対している人のツイッターアカウントを見に行ったら、著作権が切れていなさそうな漫画の切り抜き画像映画アニメTV番組スクショ画像引用要件を満たさずに投稿していたりするのを見て頭抱えた。

生成AI他人著作物蔑ろにするものと主張しながら自分バリバリ他人著作物権利侵害行為してるのはダブスタすぎるでしょ。

普通にそれ複製権とか公衆送信権侵害行為だと思いますよ…

それなりの主張をするならマジでちゃんとしてくれ…


あとpic it upとかの「自分で描け」的な主張に本当に賛同できない。

私は自分で描いたイラスト素材をwebサイト販売している。

もし仮に私が「自分で描け」的な思想賛同したら、それはありがたくも私のイラスト素材を購入し使ってくださっている方々に対して失礼じゃないですか。

自分で描く力や時間がない時、描き方がわからない時とかにそういうツールを使うって点で考えれば、手描きのイラスト素材も画像生成AI役割として変わらないじゃん。

求めるイラストを作るためのツール適法に使うことを悪だとする思想には私は賛同できないです。


というか、「自分で描け」「手描き詐称するな」みたいなご意見をお持ちの方々は、職務著作という制作体制存在することについてどういう理論でその意見との整合性を取ってるの?

要は、その絵を自分で描いていないのに自分著作者だという名目でその絵を発表することを非難なさっているんですよね?

でも例えば、漫画家さんが作画アシスタントさんを雇用して漫画制作に参加してもらう…みたいな制作環境はよくあるわけじゃん。

で、そうやって漫画家さんが指示を出してアシスタントさんに描いてもらった背景や効果モブ等々は漫画原稿の一部となり、最終的に漫画家さんの名義で漫画雑誌webページ単行本の形で発表されるわけじゃん。

そうやって作品が発表される際に作品表記されるのって漫画家さんの名前だけですよね?漫画家さんが自分で描いていない部分もあるのに。(時々単行本の本文内でアシスタント名を掲載されている場合もあるけど雑誌掲載時はその限りでないですし)

自分で描いていないのに自分の名義で発表するというケースはこういう漫画制作現場の例に限らず世に無数にある。

著作権法では職務著作という名目一定の条件下でそれを可能にする規定もあるんですが、「自分で描け」「手描き詐称するな」みたいなご意見をお持ちの方々はその辺の法律とはどういう風にそのご意見との整合性を取ってるの?

自分で描け」「手描き詐称するな」という主張を通すなら職務著作についても非難することにならない?

つーか職務著作存在自体を知らなそう…

知ってる上であんなめちゃくちゃな主張を言っていたとしたら主張のロジックガバガバすぎるでしょ…


生成AI使用者を盗人、犯罪者呼びするのもやめといた方がいいと思う。

前述した通り機械学習データ解析は窃盗ではないと思うし。

お手持ちの画像データはご自身画像フォルダネット上のサーバーからひとりでになくなったりしてないでしょう?

マジでお手持ちのデバイスから画像データが盗まれて消えたとかならサイバー犯罪だと思うから警察かに相談した方がいいですよ。

第一ネット上にアップロードした絵を複製されることが嫌って言うならネット上に画像アップロードしない方がいいと思うのですが…

誰かがネット上にアップした画像他人ネットを介して閲覧する際にはその他人が使ってるデバイスにその画像データが複製されるのはネットの仕組みとして当たり前にあるって言うか…

インターネットってものがそういう仕組みをしていて、尚且つイラスト投稿サイトやSNS等を利用して画像アップロードする際に「あなたアップロードしたものはこういう風に使いますよ」って規約同意した上でサービスを使っているわけじゃないですか。

適法かつ契約内容に則ってネット上にアップロードされたデータが使われることに対して盗人、犯罪者呼ばわりするのは筋違いじゃないか…?

と言うか、どんなに正当な怒りがあっても他人に対して暴言を言うのは誹謗中傷とか侮辱になる可能性があるからやめといた方がいいですよ。


特定イラストレーター風のLoRAが作られるのが嫌って気持ちも分からなくはないけど、絵柄や作風ってものには著作権保護は及ばないし…

と言うか絵柄や作風にまで著作権を及ばせようとする規制派の主張は怖いっす。

著作(財産)権は著作権者の死後70年も効力を発揮する強力な権利じゃないですか。(団体名義での公表であれば公表後70年だけど)

著作者人格権は死後何年経っていようが関係ないし…

そんなに長い期間似たような作風、絵柄での作品制作規制するのはだいぶ無理筋では?

制作過程AI使用してもしなくても私は自由に絵を描きたいよ。

絵柄や作風にまで著作権保護を及ばせようとする意見には賛同できないっす。


いわゆるimage to image手法でご自身イラストが加工されたことに関しては、加工の結果の生成物が依拠性と類似性があると判断できるならば複製権等の侵害として使用差止請求損害賠償請求をすればいいのでは…?

そうした上で使用をやめてくれないのであれば裁判しかいかなぁとは思うのだけど…

生成AIに関連する判例は私もマジで知りたい。

裁判費用に関するカンパとかするなら私も多少は出すから裁判頑張ってほしい。

頑張って!頼む!


規制派の人たちって、法律AI普段自分が使っているネットデジタルツールの仕組みへの無知無理解から、新技術に対して不安不快感を抱いている印象がある。

自分作品を守りたいという気持ちがあるのなら、法律では自分たちにどのように権利が与えられ保護されているのかや、自分たちが普段使ってるツール技術がどんな仕組みをしてるかについて知っておいた方がいいよ。

でないと守りたいものも守れなくなってしまうと思う。

文化庁ホームページなら無料でそれ系の知識を漁れるし、もっと体系的に知りたいなら知的財産管理技能検定テキストを読むのとかおすすめ。3級なら内容もだいぶ簡単だし。


つーかこの1年程SNS上で見てきた規制派のプロイラストレーターさんやプロ漫画家さんたちが著作権法に関する基礎的な理解も無さそうな様子にぶっちゃけかなり驚いている。

プロでしょ?

職業にしてるなら著作物ご飯食べてるんでしょ?

我が子とか魂に例える程に大事なんでしょ?

なら頼むからしっかり知識をつけてほしい。


これが最後愚痴なんだけどさ。

グレイズとかえまもりってサービス提供するノイズフィルターがあるらしいじゃん。

そのノイズフィルターかけてない画像ネット上にアップロードする行為を「(これをしていないと)あなたも無断学習による加害行為の加担者になります」みたいな非難規制派の誰かがツイートしてるの見てだいぶキツかった。

私は自分で考えた上で別にそういうフィルターかけなくても問題ないと思ってるからノイズフィルターかけてないだけなんですけど。

それを加害への加担?はあ?言い掛かりすぎない?

前述したように私はネット上に自分アップロードしたもの機械学習されようが特に何も思わないし、仮に機械学習されたくなかったとしても、元画像が肉眼で容易に判別できる程度のうっすらしたノイズをかけたくらいで機械学習防止の効果があるとは思えなかったかノイズ加工してないだけなんですけど。

効果があると信じてご自身でご自身画像にご使用になるのは何とも思わないけど、他人自分と同じように行動していないことを加害への加担とか言うのは失礼すぎない?

してない人間だってしてない人間なりの感情や考え方があるんだよ。

そこを無視されているようで件のツイートはハア?って思った。


愚痴だいたい書き終わったな。

規制派が絵描き代表面してるのがマジで嫌。

彼らの思想では私のような絵描きがいることは想定されてないっぽいし。

何が嫌かって、私自身が何も思ってないし問題視もしてない物事について絵描きって属性だけで雑に規制陣営から味方認定されて同士として振る舞え的な圧が感じられるのが嫌。

規制派の言ってることは創作自由度を狭めることに繋がると思う。

この1年ちょっとで好きなイラストレーターさんや漫画家さんが続々そっち方面になってしまったのは本当に心の底から残念。悲しい。


私は「適法であったり個別に結んだ契約等に反しない範囲であるなら自由に好きにどんなツールを使って描いてもいいじゃん」ってスタンス絵描きです。

からこそ、自分の描いたイラストが誰かの役に立てばいいなって思ってイラスト素材の販売もしているのだし。

生成AIの登場や広まり特に何も反対してない絵描きもいるってのだけ覚えていってもらえれば…


まぁこんな場所匿名愚痴ってるのは規制派によるネットリンチが怖いからなんだけどさ。

自由に好きなツールを使って絵を描いて公開してもネットリンチを受ける心配のない世の中になってほしいよほんと。

私が怖いのは生成AIではなく先鋭化した規制派の攻撃性です。


長々と書いたけど私も法律とか技術的な知識をその道のプロほど十分に知っているわけではないです。

技術法律に関する記述が間違ってたり不足してるなって思ったら適当コメントしてください。拝読いたします。

私もまだまだ勉強したいんで。

参考になる文献とか判例とか教えてくれると嬉しいっす。よろしく

2024-03-12

画風に著作権を!

RGBずらしは私の著作物よ!」

「厚塗りは俺が最初に始めた!」「いや、オレの方が先だ!」

「額のハイライトを白くするのは私の著作物なのに勝手著作権者としてお金を盗まないで!」

anond:20240311160449

当たり前なんだけど。AI学習拒否してる人って文化の発展とか無視してて、自分半径50cmの権利しか見えてないから、理論武装も何もないただのワガママになってんのよな。

そもそも絵画文芸みたいなものになんで著作権をわざわざ作ったのかの背景も考えずに、これは権利であり絶対的ものだ!という謎の信仰心なんだろうね。

そして著作権自体理解してないか著作物じゃないアイディアや絵柄にまで著作権があると思いこんでるのもな。

さすがに著作権著作権も言うやついなくなってきて、更には違法学習っていうアホ丸出しの言葉も見かけなくなってトーンダウンしてるの受けるw

まぁ受けるも何も、当たり前なんだから当たり前だよなってう感想

しかし、初手で著作権法律むしして画像生成を利用してるだけの人たちを吊し上げて犯罪者扱いして大暴れしたからな。そりゃ馬鹿にされるわ。

2024-03-11

悲報】反AI絵師さん、文化の発展に寄与しないとばっさり斬られる

画像生成AI著作権問題文化庁議論で争点はっきり(https://ascii.jp/elem/000/004/188/4188529/)

 興味深かったのが、東京大学田村善之教授は、生成AIの登場で、著作権保護範囲を拡大するべきではないと述べられた点です。「高品質創作物の出現を、プロクリエイターなどの少数の卓越した者に大きく依存した創作文化からアマクリエイターなどの多数の者が高品質創作物作出しうる以上、従来以上に保護範囲を拡げて、創作者にインセンティブ付与する必要はないのではないか」と話しました。「少なくとも保護範囲は従前のままとしておいたほうが、AI活用した新たな創作が促され、著作権法の究極の目的であるはずの文化の発展に資するのではないか」としました。現在は過渡期でもあり、将来的にはほとんどの創作者がAI活用する時代の到来が見込まれるため、それを見越した法制度の設計必要性も述べられていました。

 パブコメに対する文化庁の返答で、非常に重要に感じた文言があります。「本考え方では、新たな著作物などのコンテンツ創作する活動を行うものとして、クリエイター用語を用いています」という表現です。生成AIを利用していようがいまいが、著作権上はクリエイターとして区別をしていないという姿勢が感じ取れるところがあります

anond:20240311120834

著作権法でいうところのアイデアは、抽象的な思想感情のことを指します。

アイデアを人が認識できる形に表現したものが、著作物になるのです。

作風画風はすでに表現されたものの一部なので、著作権法の及ぶ範囲ではないかと、

世間一般には捉えられています

ただし、創作が容易であるもの著作権が及ばないため、誰でも容易に思いついてマネできる作風保護されません。

生成AI議論で一番厄介なのは

今まで創作が容易でなかった表現が、AIにより容易になってしまうところにあるのです。

創作が困難であるがために著作権を認めていた画像のはずが、

AIによって創作が容易になってしまい、著作権をみとめられなくなる。

から絵描きさんは、自分著作権侵害というか、著作権自体喪失してしまうから恐怖してるわけです。

享受目的利益享受目的意味しない

著作権法第30条の4の享受目的とは

著作物表現された思想又は感情享受 と明文化されており、

著作物により得られる利益享受 を意味しない。

なお、思想又は感情享受とは

著作物等の視聴等を通じて、視聴者等の知的又は精神欲求を満たす

という効用を得ることに向けられた行為であるか否かという観点から判断される」

https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/h30_hokaisei/pdf/r1406693_17.pdf  (p7)




https://b.hatena.ne.jp/entry/s/ascii.jp/elem/000/004/188/4188529/

この程度のことも勘違いしてるやつが議論してる気になってるのアホらし

享受目的の開発学習って何だよ

思想又は感情享受目的学習段階なんてありえないだろ

生成AI議論でいっつもわからないのがアイデアの扱いの違い

[B! AI] 画像生成AIの著作権問題、文化庁議論で争点はっきり (1/4)

この記事を読んだ感想としては

アイデア著作権では保護されないが大前提

アイデアとは作風や画風のことで AIだろうと人であろうとアイデアがパクられることはどんな場合でも問題ない

と私は捉えた

一部ブクマカの捉え方

享受目的が成立する場合AI利用者AI学習者が兼ねる類の追加学習はほぼクロだと読んだ

享受とは「著作物表現された思想又は感情享受する」ことなのでここでもアイデアは含まれていない

しかし絵自体には表現が含まれているのも確かだ

では学習における「享受」とは何かと考えるとこの文言に辿り着く

当該創作的表現の全部又は一部を生成AIによって出力させることを目的とした追加的な学習を行うため、当該作品群の複製等を行うような場合は、享受目的が併存すると考えられる

結局ここでまたアイデア表現に含まれない=保護されない がでてくる

アイデア(作風画風)の複製を行う目的であれば追加学習であっても享受にならないと私は捉えたのだが違うのだろうか?

「単にLoRAで作風が似ているというだけでは著作権侵害が成立しない」それは生成段階では? 享受目的でなければ利用(開発学習)出来るのだから享受目的なら利用(開発学習)出来ない。分けて考えるんじゃなかったの?

この意見も同じくこの文の辿り着く

当該創作的表現の全部又は一部を生成AIによって出力させることを目的とした追加的な学習を行うため、当該作品群の複製等を行うような場合は、享受目的が併存すると考えられる

アイデア表現ではないからね

アイデア創作的表現との区分は、具体的事案に応じてケースバイケースで判断される」

とあるので、出力されたものが(公開された場合だと思うけど)表現侵害にあたるのであれば出力されたものは当然違反になるし、

遡って学習享受目的判断され、追加学習行為から違反になるよという話なのかなと私は捉えたんだけど、よくわからなくなってくるね

アイデア著作権では保護されないが大前提

であるならば作風画風のコピー問題ないはず…

まり作風画風コピー目的の追加学習自体も何も問題がないはず…

よって特定絵師作風画風コピー問題ないはず…

でも絵自体には表現が含まれているのも確かだ(ループ)

よって絵自体学習(というか分析に近いと思うけど)はやはりダメという話なのか

わけわからん

追記

許可してない絵を学習させんな

これも絵自体には表現が含まれているので著作権があるが

絵に含まれアイデアには著作権がないのでアイデア学習許可もなにもないって話になるんだよな

そうじゃない場合は見るのも禁止する権利を作ってくれって話にならないか

そうなったらなったで結局「アイデアにそこまでする価値があるのか」って話になるんだよな多分

で、アイデアコピー禁止するような法律を作ると

文化の発展に寄与する」目的が阻害されるので無理って話にループしていく

2024-03-06

anond:20240306185628

著作権保護される「表現

保護されないもの表現」ではない

なんかやたらと絵柄は著作権外とか意味のわからないことを言っているけど、構図や模様のデザイン、素材を組み合わせて作り上げたもの表現なので、著作権保護される。

一方、作風や画風というのは、表現されたもののものではないので著作権保護されない。

ここで論点

さて、単体では表現じゃないか著作権は発生しない、といわれる「作風」や「画風」だが、これが出せる様にプログラミング、あるいは学習させた生成AIには権利が発生する。

有名漫画家の画風や作風再現できる特化型AIなどはそのAIのものプログラム著作物となり、権利が発生する可能性が高い。

すると、その有名の漫画家の画風や作風を真似ているけれども、それに対して元の漫画家権利は発生しないのか? については今後の重要論点だと思われる。

まぁこれは故人の再現AIなどそちら方面問題かもしれないが。

誰がりもーく(ゆるぽ)を殺したのか

作業通話サービスRemork(現yurupo、以下りもーく)が正式版開発の中止、β版提供の終了を発表した。

全ての事柄タイミングが悪すぎて地雷原歩いとるんかとしか思えない。

人は自分がよくわからんもの自分と違う考えのもの排除する性質を持つ生き物だ。

これは人類が種として今まで生き残るために獲得した性質である

そして、大半の人間規約というものを隅から隅まで読まない。

だって文字が多いし難しい言葉で書いてあるし長いし。

規約を読むのはめちゃくちゃ頭のいい奴か、法律関係に詳しい奴か、今まで規約を見なかった事で痛い目を見たことがある奴だけである

何より、法律について詳しい奴は日本人の1%もいないし、IQ120以上は全人口の6.4%しかいない。

大抵の人間は目の前の与えられた情報だけで判断して生きている。

そして現在何故生成AIはこんなに反感を買っているのか。

無断で人の絵や声、生成物を学習してしまうということは、元の絵柄の人間に成り代わり仕事を受けたり悪事に利用することができるからだ。

実際海外でも生成AIへの学習規制についての議論が始まっている。

ふわっとしか知らないオタクは、絵とか声勝手にパクって利益得ようとしてるゴミカスきもい!!!死ね!!!と思っている。

これを前提に誰がりもーくを殺したのか考える。


りもーくは同じく作業通話サービスであるもくりの提供終了発表とほぼ同時に公開されたこサービスはもくり終了後の移行先として期待されていた。

しかし一方でもくり終了発表直後にほぼ同じようなサービス提供タイミング、もくりをアナグラムで並び替えたりもーくという名前

これがめちゃくちゃまずかったと思う。

何故か。

利用者の大半であるオタクはひねくれているので大手サービスが終了?!ビジネスチャンス!!成り替わったろ!!としか受け取れないのだ。

開発者がもくりがなくなるってみんなが困ってる!よし!喜んでもらえるよう即開発しよう!と本気で思っていたとしても、開発者の二人の為人を知らないので邪推してしまう。

勿論真理がどちらだったのかは私も知らないが。

次に、開発者の一人が生成AIを作っていたという過去

作業通話サービス提供する人間が、今大半のオタクが毛嫌いし怖がっているものを作っていた過去というのは非常にまずい。

もう敵が自分たちを搾取するために造ったサービスなのでは?!としか受け取れない。

しかもその発表の場の写真が明らかにアニメ系のイラストを生成している事実

また、真偽は定かではないがオタク大人にじさんじ四コマ漫画の生成AI運用しようとしており、そのXアカウント現在鍵がかかっている。

大半のオタクからダウト判定待ったなしである

そこに先月の漫画ドラマ事件でも話題に上がった著作者人格権~が規約に書いてあったという事。

規約の書き方もまずかった。

著作者人格権行使しないという文言は他のサービス規約にも明記してある。

実際もくりの規約にも書かれている。

しかし、りもーく上に上げる画像簡単に言うと自分著作物著作権フリーのものに限ると書いてあった。

これが生成AI過去に造った開発者サービスということを合わせて考えたらもう生成AI学習に使うのでは?と邪推されてもしょうがないと思う。

仕事で使っていたクリエイターもいるだろう、鍵のかかった部屋で身内との通話で発表前の画像を上げて切磋琢磨していた人も多いに違いない。

二次創作だってグレーな同人活動の一つであるのだから勝手画像を使われたら困る、となることも分かる。

たいーつ運営者の言葉拍車をかけただろう。

上の文言がなかったら多分頭いい人が著作者人格権云々は書くのが普通やで!もくりも書いてあるやろ?と言って半分位のオタクは納得したと思う。

丁度生成AI支持者vs生成AI反対者の対立が白熱しているという事。

これがXという140文字しか打てないサービスによりコマ切れで論争が伝搬し超絶拗れている。

生成AI支持者には二パターンいて、

無断で学習はいけないと思うけど、生成AIというものは今後のテクノロジー発展に欠かせないよ!という人。

生成AI許可取りとか面倒な上金がかかりそうだし学習であるイラストレーターとかい引きこもりオタクがうぜえなと思っている人。

後者が反AI無能フェミと一緒!きもい!!と騒いでいる。

そうやって生成AI反対者を全てのAI反対者として批判することで、自分たちに有利な状況を作ろうとしているのである

そして次にAI反対者も二パターンいる。

AIという技術は今後不可欠になるが、現状無断でクリエイターの生成物を学習している生成AI規制すべきであるという人。

AIとかなんかよく分からん怖い!!反対!!!推しもやめろって言ってるし…という人

後者が生成AIという言葉を見ると、なんかわからんけどヤバそうだし怖いので使うのやめよ…となっている。

このオタクちょっと法律やら詳しそうな頭良さげなポストを流すと、ヤバい!使うのやめよ!?RTして同じタイプオタクに広がって炎上する。

実際、りもーくのサービス終了の引用RTRT先を見ていると、

AIのせいで今後のAI発展が遅れます無能共が!と言う者、

残念だけど生成AI作ってたってだけで怖いから使わんかったと思う…という者も多く見受けられる。

最後に、りもーく運営者の出したサービス中止のタイミングとお知らせ文の書き方について。

過去生成AIを作ってたという事実オタク炎上させたので、印象も悪いし今後も利益が見込めないので終了します。

というのをとても丁寧に綺麗な文章で書いている。

まぁそうである

実際早く見切って次のサービスに切り替えた方がいい。

作業通話サービスというのは課金必須な部分が少ないので、もくりも利益が見込めずサービスを終了する。

広告収入などを当てにしないと運営していくのは難しいと思う。

だが、この書き方と割り切りの早さのせいで上記の生成AI支持者vs生成AI反対者の火種になってしまっている。

AIが一つの会社を潰した!集団リンチと変わらん!と生成AI支持者は今後もこの件を武器に語るだろう。

大半の怖がっていたオタクは先に出した謝罪文で、誤解が解け利用を考えていた人が多い印象だ。

まぁ本当に~???と疑っているオタクもいたが。オタクは身内以外の人間不信なのでそう思うのもしょうがない。

結局のところ、りもーくを殺したのは全てのタイミングの悪さである

あと多分もくりが終了して数か月後に作業通話サービスは何かしら出ると思う。

頭のいい人がりもーくの失敗を糧に、収益が見込める素晴らしいサービスを開発するだろうから

誰がりもーく(ゆるぽ)を殺したのか

作業通話サービスRemork(現yurupo、以下りもーく)が正式版開発の中止、β版提供の終了を発表した。

全ての事柄タイミングが悪すぎて地雷原歩いとるんかとしか思えない。

人は自分がよくわからんもの自分と違う考えのもの排除する性質を持つ生き物だ。

これは人類が種として今まで生き残るために獲得した性質である

そして、大半の人間規約というものを隅から隅まで読まない。

だって文字が多いし難しい言葉で書いてあるし長いし。

規約を読むのはめちゃくちゃ頭のいい奴か、法律関係に詳しい奴か、今まで規約を見なかった事で痛い目を見たことがある奴だけである

何より、法律について詳しい奴は日本人の1%もいないし、IQ120以上は全人口の6.4%しかいない。

大抵の人間は目の前の与えられた情報だけで判断して生きている。

そして現在何故生成AIはこんなに反感を買っているのか。

無断で人の絵や声、生成物を学習してしまうということは、元の絵柄の人間に成り代わり仕事を受けたり悪事に利用することができるからだ。

実際海外でも生成AIへの学習規制についての議論が始まっている。

ふわっとしか知らないオタクは、絵とか声勝手にパクって利益得ようとしてるゴミカスきもい!!!死ね!!!と思っている。

これを前提に誰がりもーくを殺したのか考える。


りもーくは同じく作業通話サービスであるもくりの提供終了発表とほぼ同時に公開されたこサービスはもくり終了後の移行先として期待されていた。

しかし一方でもくり終了発表直後にほぼ同じようなサービス提供タイミング、もくりをアナグラムで並び替えたりもーくという名前

これがめちゃくちゃまずかったと思う。

何故か。

利用者の大半であるオタクはひねくれているので大手サービスが終了?!ビジネスチャンス!!成り替わったろ!!としか受け取れないのだ。

開発者がもくりがなくなるってみんなが困ってる!よし!喜んでもらえるよう即開発しよう!と本気で思っていたとしても、開発者の二人の為人を知らないので邪推してしまう。

勿論真理がどちらだったのかは私も知らないが。

次に、開発者の一人が生成AIを作っていたという過去

作業通話サービス提供する人間が、今大半のオタクが毛嫌いし怖がっているものを作っていた過去というのは非常にまずい。

もう敵が自分たちを搾取するために造ったサービスなのでは?!としか受け取れない。

しかもその発表の場の写真が明らかにアニメ系のイラストを生成している事実

また、真偽は定かではないがオタク大人にじさんじ四コマ漫画の生成AI運用しようとしており、そのXアカウント現在鍵がかかっている。

大半のオタクからダウト判定待ったなしである

そこに先月の漫画ドラマ事件でも話題に上がった著作者人格権~が規約に書いてあったという事。

規約の書き方もまずかった。

著作者人格権行使しないという文言は他のサービス規約にも明記してある。

実際もくりの規約にも書かれている。

しかし、りもーく上に上げる画像簡単に言うと自分著作物著作権フリーのものに限ると書いてあった。

これが生成AI過去に造った開発者サービスということを合わせて考えたらもう生成AI学習に使うのでは?と邪推されてもしょうがないと思う。

仕事で使っていたクリエイターもいるだろう、鍵のかかった部屋で身内との通話で発表前の画像を上げて切磋琢磨していた人も多いに違いない。

二次創作だってグレーな同人活動の一つであるのだから勝手画像を使われたら困る、となることも分かる。

たいーつ運営者の言葉拍車をかけただろう。

上の文言がなかったら多分頭いい人が著作者人格権云々は書くのが普通やで!もくりも書いてあるやろ?と言って半分位のオタクは納得したと思う。

丁度生成AI支持者vs生成AI反対者の対立が白熱しているという事。

これがXという140文字しか打てないサービスによりコマ切れで論争が伝搬し超絶拗れている。

生成AI支持者には二パターンいて、

無断で学習はいけないと思うけど、生成AIというものは今後のテクノロジー発展に欠かせないよ!という人。

生成AI許可取りとか面倒な上金がかかりそうだし学習であるイラストレーターとかい引きこもりオタクがうぜえなと思っている人。

後者が反AI無能フェミと一緒!きもい!!と騒いでいる。

そうやって生成AI反対者を全てのAI反対者として批判することで、自分たちに有利な状況を作ろうとしているのである

そして次にAI反対者も二パターンいる。

AIという技術は今後不可欠になるが、現状無断でクリエイターの生成物を学習している生成AI規制すべきであるという人。

AIとかなんかよく分からん怖い!!反対!!!推しもやめろって言ってるし…という人

後者が生成AIという言葉を見ると、なんかわからんけどヤバそうだし怖いので使うのやめよ…となっている。

このオタクちょっと法律やら詳しそうな頭良さげなポストを流すと、ヤバい!使うのやめよ!?RTして同じタイプオタクに広がって炎上する。

実際、りもーくのサービス終了の引用RTRT先を見ていると、

AIのせいで今後のAI発展が遅れます無能共が!と言う者、

残念だけど生成AI作ってたってだけで怖いから使わんかったと思う…という者も多く見受けられる。

最後に、りもーく運営者の出したサービス中止のタイミングとお知らせ文の書き方について。

過去生成AIを作ってたという事実オタク炎上させたので、印象も悪いし今後も利益が見込めないので終了します。

というのをとても丁寧に綺麗な文章で書いている。

まぁそうである

実際早く見切って次のサービスに切り替えた方がいい。

作業通話サービスというのは課金必須な部分が少ないので、もくりも利益が見込めずサービスを終了する。

広告収入などを当てにしないと運営していくのは難しいと思う。

だが、この書き方と割り切りの早さのせいで上記の生成AI支持者vs生成AI反対者の火種になってしまっている。

AIが一つの会社を潰した!集団リンチと変わらん!と生成AI支持者は今後もこの件を武器に語るだろう。

大半の怖がっていたオタクは先に出した謝罪文で、誤解が解け利用を考えていた人が多い印象だ。

まぁ本当に~???と疑っているオタクもいたが。オタクは身内以外の人間不信なのでそう思うのもしょうがない。

結局のところ、りもーくを殺したのは全てのタイミングの悪さである

あと多分もくりが終了して数か月後に作業通話サービスは何かしら出ると思う。

頭のいい人がりもーくの失敗を糧に、収益が見込める素晴らしいサービスを開発するだろうから

anond:20240306000026

新しい法律なんて要らないよ。

判例でいい。

 

AI製作したものが、著しく別作品酷似し、従来の著作権侵害商標権侵害範囲に当てはまるように見た目で確認できた場合、たとえそれが数学的に1から精製されたものであっても、同一著作物と見做して著作権商標権侵害を犯したと認める。

その責任は、AI命令文を入力した者にあるとする。

 

これでよし。

最終的には、「どんな既存イラストにも似ていない絵を出力できるAI」が覇権を取る。そうでないといけない。

2024-03-05

創作倫理として、無断利用をできるかぎり認めることが望ましい話。

最近AI問題に絡めて、創作者として。

著作権とは何か。

著作権本質情報の独占である著作権者に著作物を独占する権利を与えるものである。一方、この独占は、表現の自由に反する。すべての人は著作物を使って表現を行う権利がある。

文化の発展に寄与することを目的として、著作権法では、表現の自由著作権保護バランスをとっている。

ここで、創作活動について考えたとき、先発の著作権者が強く著作物を独占することは、当然に、後発の表現の幅を狭め、文化の発展を妨げるものであると考えられる。

また、既に著作権である先発側は、後発側の著作物利用に対し、一方的かつを優位な立場である

よって、現在活動している創作者(先発の著作者)は、文化の発展に寄与することを目的とする著作権法の理念に則るならば、著作権者として他者に、著作物に対する権利を主張し、著作物の利用を制限するとき、それが行きすぎた権利行使でないか慎重になることが望ましい。

ここで、現代著作権法やその解釈(昨年から更新を続ける文化庁のAI著作権に関する考え方について(素案)などの資料から)から、「生成AI開発企業個人による同意の無い著作物の利用」を著作権者として禁ずる行為は、著作権法の理念から利用による利益のほうが大きいと判断されている。

これを覆すほどの論理的理由を挙げる、反AI側の著作権者は出るのだろうか。

anond:20240305170114

文化庁のあれで大幅な尺とっているRAGならともかく画像生成AIほとんど問題ないと思うよ。

文化庁のあれの注釈にもあるけれど、権利制限は主に学習時点の条件のであり、「当該著作物表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人享受させることを目的とする」はRAGと違って学習させた絵を直接出力するわけではないから「当該著作物享受」になるにはコピー機レベル過学習意図的に行う必要になるし、「目的とする」となっていて結果ではないから例えばピカチュウの絵を出す目的学習するとNGだけれど、いろんな画像学習した結果ピカチュウが出力される場合もあるはOK。目的なんて学習した奴以外わかるわけないじゃんとかいくらでも嘘つけるじゃんって話は、著作権法以外での「目的」と同様に状況証拠から推認することになって、たとえば文化庁のあれだとキャラクターLoraは「享受させることを目的とする」ことが推認されうるNGパターンとして例にあげられてる。SDみたいな汎用のやつはある特定著作物享受させることを目的推認できることを証明するのはかなり大変じゃないかな。

著作権者利益を不当に害する」も学習段階の問題でやデータセット販売などが念頭にあり、例えば、学習目的なら無断で複製できるといっても有料で売ってるもの故意に割るのはNGよの為にある。むりやり生成時点の話にしても、30条4に限らずまだ存在しない著作物権利特定個人保障するなんてのがないから、例えばJOJOの画風生成AIによって JOJOの既刊が売れなくなったならともかく、まだ描いていない新しいJOJOが売れなくなるはずは通らない

anond:20240305165542

著作物表現された思想又は感情って何

こういう主張でいつも曖昧にされてるんだけど

機械学習の結果、得られた出力物が元著作物思想又は感情享受できる状態とは何か、だれも教えてくれないんだけど

anond:20240305122244

機械学習合法です。

機械学習= 合法ではないで

当該著作物表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人享受させることを目的とする機械学習違法だし

著作権者利益を不当に害することとなる機械学習著作権侵害違法やで

著作権権利制限対象なので、著作権者拒否権はありません。

元増田の「無断学習」とか「機械学習」とかあるけれど

そもそも学習許可禁止する権利」なんてもの存在しないか

学習に関して権利制限規定関係ないで(許可禁止自体存在しないか無断学習存在しないで)

機械学習(享受目的としない利用)の際の権利制限規定学習画像ダウンロードする時の複製権とか

学習画像画像データセットとして販売する時の公衆送信権などが主な対象やで

anond:20240305095242

許可なく学習するのがアウトなら、どうして他人著作物許可なく学習したGoogle画像検索を使って他人著作物許可なく学習した絵師が絵を描くのはセーフなんですか?

絵師たちは、盗人だという自覚がない

 AIを使っていると、反AI誹謗中傷嫌がらせを受けている個人企業をよく目にするようになった。

やれ「無断学習」やら「泥棒」やらAI利用者について好き放題言っているけれど、

絵師さんたちって自分たちはその「無断学習」や「泥棒」してるって自覚ないんだよね。

自分たちがその「盗人側」だっての、忘れてるでしょ。

.

 絵師さんも他の人が発表した作品を模写して自分もそれが再現できるように訓練したりしてるし、

.

 こういう話すると、手書きの無断学習AIの無断学習と違うって言い始めるんだけど、

今の法律ではAIだろうと人間だろうと一緒の扱いなんだよね。

現在法律では公開されてる他者著作物学習するのは手書きAI自由にやっていい。

これによって、絵師さんたち自身ものすごく恩恵を受けてきたんだよ。

AIは「無断学習やめろ」って叫ぶけど、そもそも学習許可なんかいらないんだよ。

それに絵師さんはさんざん他人著作物を無断学習して無断利用してきたでしょ。

絵師さんは無断学習してよくって、AIは無断学習やめろって叫んでるの、流石に無理筋でしょ。

.

 それに反AI自分たちが何を言ってるか分かってないみたいだけど、

「無断学習」を禁止したときには、絵師たちも無断学習できなくなるけど大丈夫

上にも書いたけど、AI人間もおんなじ扱いされるからね?

AI絵師利益還元しろとか言うけど、

絵師たちは他人著作物から学習するのに許可なんか取ってないし、

同人誌作って著作権侵害したコンテンツ利益還元したりなんか、一度でもしたか

原作や関連商品を買ってる」とか言うのはやめてくれよ?

商品お金を払うのは「当たり前」のことだろ。

「いつもこのスーパーで買い物してるからたまには万引きしてもいいよね」みたいな話じゃないんだよ。

原作愛っていうのは著作権侵害免罪符じゃないんだぞ。

絵師さんは昔からゲーム漫画キャラクターを脱がした絵で金儲けしてたし、

他人著作物勝手に改変して同人誌つくって金儲けしてたよね。

自分たち学習したりし利用してきた著作物利益還元する覚悟、ある?

本当にある?本当に?本当に?

絵師さんは、合法AIお気持ちいちゃもんで盗人盗人言う前に、

自分たちが盗人側だってことについて、もっと自覚してくれないか

.

 クリエイターAI未来を考える会とかいう反AI組織が、

AI著作権侵害するな!クリエイターを守れ!

って言いながら代表二次創作ガイドライン禁止してる

ぼっちざろっく」の主人公のおもらしイラストをFANBOXで公開して金儲けしてたし、

なんならぼっちざろっくの海賊版グッズを制作して全然関係ない自分のおもらし同人誌抱き合わせ販売してたりした。

AI同人ゴロ絵師さん、そういうところだぞ。

2024-03-04

生成AIによって仕事が奪われる

COBOLVBDSL、ノーコードetc.

ほとんどのプログラマ(ソフトウェアエンジニア)は開発ToolAIに変わるだけで

プログラマ仕事はなくならないと思ってるやん?

仕事のやり方は変わるだろうけれども



ソースコード著作権法でも保護された著作物であり、美しいコード芸術でもある。

からこそ手入力タイプした方が魂が伝わってくる...コーダー仕事死ぬだろうけど

2024-03-03

AI絵師への疑問

概要

AI絵師はなんでそんなに特権意識強いのよ?

というかじゃあ君らはChatGPTとか使わないということでいいの?

うるせえ反AI絵師検索エンジン使うな(過激派

本文:

前提として,反AI絵師は「自分著作物を生成AI学習には使うな」という主張をしているように見受けられて,それ自体別にいいんだけども他の著作物に対して目端が効いていないように思える,という認識がある.

そもそも人間が生成した全ての創作物には著作権が生じるもので,この観点からは絵も音楽文章も等しく尊重されてしかるべき.

なんだけども反AI絵師は絵だけを過剰に特権化しているように思える.

この文脈での「反AI」のAIは,ほぼ「生成AI」とイコールという認識なんだが,となると文書生成に対しても反対しなければ筋が通らない.

なのだけれども,ChatGPTに代表されるテキスト生成やGithub Copilot代表されるソースコード生成(提案)に対しては何も言っていない.

Whataboutismじゃねえか,と言われるかもしれないが,生成AI代表であるChatGPTにおいてテキスト生成部分と画像生成であるDALL-Eが並列にメニュー上に存在している以上,そこを完全に別物だと主張するのは無理がある,と考える.

というかChatGPTに「こういう画像を作りたいのでDALL-Eに渡すプロンプト生成してくれ」って指示も可能だしな.

というわけで,この文脈で「反AI」と言った場合画像生成とテキスト生成の両方に対して反対の立場に立っている,立っているべきである,というのがここまでの話.

で,生成AIは何もないところから生成できるわけではなく,学習するデータ必要になる.

AI絵師はそこで「自分画像を使うな」という主張をしていると理解している.

別にそう主張しても構わないとは思う.

思うんだが,じゃあテキスト生成もソースコード生成も,さらに突き詰めると検索エンジンも使うなよ,というのがここからの話.

テキスト生成も画像生成と同様に学習するテキスト必要になる.

で,そのテキストをどこから持ってきているのかいえば,インターネット上に存在する文書となる.

そして(大抵の場合において)インターネット上に存在するテキストには作成時点で著作権が発生してて,それを勝手学習してテキスト生成に使っている,というのが現状の生成AIテキスト生成を行う場合の振る舞いとなる.

上記の文における「テキスト」を「画像」に置き換えたものに対して反対の立場を取っているのが反AI絵師,という理解なんだが,であれば当然テキスト生成に対しても反対すべきだろう,と思う.

思うんだが,本当にその辺は反AI絵師はどうでもよいらしく,ChatGPTとそれに付随するDALL-Eも特段の問題としていないように思える.

一貫性観点からは,著作物に対して同意を得ていない学習に基づく生成全てに対して反対の立場を取るべきでだろうと思えるのに,反AI絵師画像生成以外を問題とせず,よく分からない特権を振りかざしているように思える.

絵を描く人間から画像生成以外に対しては放置する,という主張なのかもしれないが,生成AIの生成対象が拡大している現状,その主張は「彼らが最初共産主義者攻撃したとき」と変わらんのではないのか.

そもそもGoogle検索最初バージョンPageRankベースだったわけだが,これは「多くのWebサイトからリンクされているページは価値が高い」という尺度に従って構築されている.

この評価尺度って,人間脳みそフリーライドしてるよな?

あるページにリンクを張る,つまりリンク先のページに価値があるのかを評価するのは,リンクを張った人間であり,つまりその価値を生成しているのは人間なわけだ.

そして人間が生成した価値をもとにリンク先のページの評価を決める,というのはつまり複数他人脳みそのいいとこどりをしているに他ならない.

生成AIに反対するのが「自分が描いた絵にフリーライドして価値のある絵を生成しているのは許されない」という主張であるのならば,他人脳みそフリーライドしてページに価値を付けている検索エンジンも同様に許されないものであるべきだ.

これは「生成AIの反対するならば検索エンジンも使うな」という主張の根拠になる.

別に本気で言ってるわけではないんだが,反AI絵師がどこまで考えて主張してるんだろうか,という疑問はずっとある

上記議論問題点は以下の通り:

1. 反AI絵師の主張を丁寧に拾ったわけではない雑な話なので「藁人形論法」と言われたらそうかもしれん

2. 「反AI絵師」の「AI」が指し示す対象が「生成AI」ではないかもしれん

ただし著作権適用対象公平性観点から画像生成AI」に限定した議論特別視できる理由はない

個人的には画像周りへの対応は,検索エンジン避けみたく「画像生成の学習に用いられることに同意しません」みたいなタグを埋め込む形での対応になりそうな気がしてる.

そしてそのタグが普及せずになし崩し的に画像についても生成AI一般化するんじゃねえかなあ.

あと,「現状,PageRankそのままでは使われなくなってねえか?」という主張は妥当なんだが,だからといって何もかもが変化したわけではない.

結局人間脳みそフリーライドするのが一番効率いいのには変わりないしな.

Github Copilotは優秀だけど,だからといってあれがpilotになるわけではない(正解「案」を提示するのと正解を提示するのとの間にはマリアナ海溝よりも深い溝がある)のと同様に,画像生成も人間のそれを(少なくとも完全には)代替できねえんじゃねえかなあ,と思う.

上記文章最近うだうだ疑問に思ってたんだけども,「絵師立場から言いたい「反AI」の人の態度について(https://note.com/magic_clover2991/n/n0ec2827346af)」読んで,頭の中の整理も兼ねて書くか,という気持ちになったので書いた.

リンク先の人に感謝を.

2024-03-02

絵師さんは何もおかしなことを言っていない

もう分断を煽るのはやめませんか

現在混乱を招いている要因は、おそらく以下の二つ

   

1. 著作権法第 30 条の 4 ただし書き解釈

2. それぞれがAIを異なる意味で使っている 

 

 

著作権法第30条 4 ただし書きの解釈

AI利用に向けて改正されたとされる著作権法30条の4は AIならなんでも許されるというわけではない。以下のように条件がついている。

  

著作物は,次に掲げる場合その他の当該著作物表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人享受させることを目的としない場合には,その必要と認められる限度において,いずれの方法によるかを問わず,利用することができる。ただし,当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者利益を不当に害することとなる場合は,この限りでない。

 

 

この辺りの解釈について紛糾している様子。

同30条の 4 は平成30年当時、事業者研究者によるAI利用を想定していた。現在では一般市民AIが広く普及し状況が変わってきたこから、同条の適応範囲について再整理を図るという趣旨で公開されたのがAI著作権に関する考え方について(素案)」

そして素案に対するパブリックコメント募集した、というのが現在の流れ。

 

 

  

それぞれがAIを異なる意味で使っている

 

 

 

それぞれは別におかしなことは言っていないと思う

 

 

反反AIネット上にある全ての絵をクロールしているんだよ!お前の絵だけ除けるか!」

 

たぶん、CLIPのこと。テキスト画像翻訳を行う。犬の画像を見て「犬」識別することができる。

ネット上のあらゆる画像テキスト学習することで作られた。OpenAIによって公開。画像生成だけではなくいろんなところに使われている。

  

  

  

PixivAI学習禁止です」

たぶん、画像生成器(拡散モデル)のこと。

画像生成AIテキストエンコーダ(CLIP)と画像生成器の組み合わせでできている。stable diffusion等は拡散モデルを使っている。

   

拡散モデルこんなかんじ

1. イラストを用意する

2. イラストノイズを振って汚す

3. 汚れたイラストから元のイラストを予想させる

 

学習を繰り返しノイズを増やしていくと最後ただのノイズから画像を出力する 連想ゲーム絵師誕生する。連想ゲーム絵師連想しかできないので自分が描いたものが何かわからない。犬を描いてといっても車を描いてくる。なので CLIPが誘導したりダメ出ししたりする。

 

拡散モデル学習に使われるイラスト

どこかのイラストサイトデータベースを使っているはず。「著作権的に安全な〜」みたいな触れ込みのやつはどこかのデータベースを購入して使っているんだと思う。

Pixivの主張は別におかしくない。このあたりはAI著作権に関する考え方について(素案)p7」(エ)において解説されている。"robot.txt"への記述によりAI学習を行うクローラーアクセス制限しているにも関わらず、勝手学習に使うことは「データベース著作物潜在的販路を阻害する行為」として著作権違反になる(Pixivが将来的に本当に販売するかどうかは置いておく)

 

 

絵師AI学習禁止です」 

追加学習RoLA)のこと。

既存モデル数枚のイラストを追加学習させることで絵柄を模倣ファインチューニング)する。

特定絵師さんのイラスト勝手に使う者がいるようでトラブルになっている。

 

絵柄に著作権はないのでは?

絵柄に著作権はない。学習の際に行われる複製が著作権侵害にあたるかどうかが争点になっている。

 

著作権法30条の4 より

  

この辺りは「AI著作権に関する考え方について(素案)」及びパブコメの返答に現状の解釈が示されているので興味のある方はどうぞ。

(p6. 特定クリエイター著作物のみを用いてファインチューニングを行う場合〜を参照)

※ここははっきりとは断定していないので自分で読んだ方が良いと思う。

  

(私の読解:)

程度問題ぽい。よくある画風なら問題にならないけれどはっきりと特定絵師さんとわかる感じだとダメそうですね

(私の読解終わり)

絵師さんのプロフィールを叩いている人は意味わからん

別にプロフィールなんて「トイレから出たら手を洗ってください」でも「フォローする際には五体投地してください」でも好きに書いてよいだろう。

それが法律に記されているかどうかは関係ない。ただのお願いだ。

AI学習禁止」と書くなと騒いでいる人は何を考えているのかよくわからん

  

AI著作権に関する考え方について(素案)」にも再三出てくるがAI学習技術的に回避することは禁止していない。30条の4は権利制限であって、イラスト差し出せという強制ではない。

分断煽りうんざり

パブリックコメント

 

見ればわかります個人よりも一般企業による意見が多く、返答とあわせてとても読み応えのあるものです。

このファイルを読んで個人の頭の悪そうな意見だけ抜粋してくるのは非常に違和感があります

 

技術創作への興味を失い、ただ相手サイドの頭の悪そうなやつをみつけて叩く人たちとは距離を置きたいところです。

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