「美容師」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 美容師とは

2020-12-26

なんかいも 気に入らない色に おれの髪はそまった。誇っていい

から今がアル

失敗のない成功などない はじめてのヘアカラーは 無難かいろいろあるだろうが

失敗もあるんだよ 美容室でもある しょうがないんだ ひとりひとり髪質って違うから

それは覚えておいてくれ さいしょのうちは おっかなびっくり 美容師さんだって こわいんだろうよ

だんだん髪質になれていって 読めるようになる だいたい この色に染まるだろう だから はじめてのヘアカラーは 実験込み それを覚悟して

それがあって 髪の毛が染まるんだ カットも怖い カラーも怖い まずは 面接 わたしとあうかなぁ いやでもよ 5000円前後は チップいるだろ 3000円でもいいけど 1000円はきついよな

で お話をして 髪を触ってもらって どうですかー? じゃぁ ちょっとだけ 切ってみて 繰り返して じゃぁ いっぱい切ってみて  カラー すこしだけ 入れてみて もうちょっと 入れてみて

じゃぁ 全体いれてみて だんだん

それこそ オーシャンから手に入る おれは男性から

個人情報ではあるが コカ・マットアッシュというと おそらくほぼ俺になるだろう オーシャンがある地域で このいろの男性となると ほぼ俺

いちおう 確認はしてくれ だが俺の場合は 名前は伏せるという条件で 美容師同士で情報共有する分には 黙認している 美容師同士のモラルに任せている 常識範囲

から 聞けばわかる どうしてもの場合は 店名を併記して、美容師名前を添えてくれ 個別に 質問に答える さきに 答える そのあとに教えてくれ 答えられなかったとき匿名

これがおれたちのせかい 赤みのある マットアッシュ

美容師たちに つたえてくれ 赤みのある マットアッシュって

僕にとっては 傷も 思い出

むごたらしく 醜い傷も

きれいな傷も

でも おわっちゃった

でも ホームページをつくってたから 身元を探偵に調べられる そういうこともある

世界に向けて 配信したんだから

殺人気に見つかることもある それが インターネット

そりゃそうだ

たまたま殺人鬼に見つかった それだけのこと

ごめんなさい 殺して そうかもね

ごめんなさい ということばを 呪った人

申し訳ございませんも 呪われた

そうやって ことばに ネガティブな思い出を1つ1つ作って 言葉をつぶすひと

むかし 髪の毛を美容師に 嫌な色に染められた

あぁ コミュニケーションがきちんととれないと こんな色に 染められれうんだなぁと 勉強になった

 あなたが 染めたい色と 僕が染めてほしい色は違う

だけど 僕は テレビでもそめているから 僕が正しい 客の価値観が間違っている 僕が染めたんだからまちがいはない 客が間違っている 僕が基準だ 客の価値観など認めない

まぁ そうだろうな

 

立派な賞をいっぱいとったね

あなたを ほめたひと

僕を 見下した人たち

ハリウッドに 人生を こわされたのは 2度目 こんどは 生涯消えない 僕にとっては汚点

あなたにとっては 賞賛なんだろうね

わっちゃった 30年がんばった 無能だってさ 生涯 あいてを 無能と嗤える 事実をげっと

あなたは 生涯私を 嗤う権利をゲット

しょうがない それが 事実から ミスミス生涯 みとめるしかない 僕は ミスをして 会社に損害をだしました

何社転職しても そう答えるしかない

一生 そう答えるしかない

2020-12-25

男が「女らしくて優しい人」なんて言ったらドン引きされんのに

女が「男らしくて優しい人」って言うのは許されるというか、なんならイケメンとか男らしい人が好みっていう人最近増えてない?

テレビでよく言ってるの観るし、美容師さんも大体そんなこと言ってたわ。

もう女性の言う「男らしさ」って全くわかんないよな。

例えば吉本の闇営業問題宮迫と亮が会見してたけどさ、あの時に「男らしくてカッコいい」のは宮迫なわけでしょ?

もうぜんっぜんだわ。もうぜんっぜん亮のほうが好きだし。宮迫完全に嘘やん。女だったらぶりっ子やん。

あれを作ってるだけって思う女性ってやっぱ少数派なのかな。まあこれはてブで聞いても軒並み偏ってるからろくな情報じゃないんだよな。

キムタクカッコいいって言うけど、カッコよくしようとしてるとこがカッコいいってこと?

努力してるのがカッコいいってこと?

さっきMステKingあんPrinceが歌ってたけど、こういうのがカッコよくて男らしいの?もうおじさん目が点になったんですけど。うわもうこの表現おっさんしかしなそうだな。

今歌ってたKinKi Kidsなんかはカッコいいと思うよ?

男らしいって言われても納得だよ。

でもなんかそういうことじゃないよな。

V 6不気味なくらい老けてないな。

男らしさってなんなん?

なんかこう、アピールしてるのがカッコいいの?

もうわかんない。

2020-12-22

anond:20201222130102

  • 美容師はやめた方がいい。理髪師の方が安定している。

美容師と付き合う・結婚するときにやるべきこと

●平均月間売り上げ額を聞きましょう。できれば店側に聞くなど何らかの形で確認も取る

平均50万以下は働く努力もできないタイプからやめとこう

平均100万越えたらとりあえず美容師としては一人前

平均200万越えてれば大丈夫、店の中ではそこそこ売れてる人のはず。これから美容師やってける

平均500万越えてたらこ不況の中ではカリスマ美容師と言っていい。どこででもやってけるから安泰

●どうやって集客してるか、どうやって技術を磨いてるか、聞いてみていろいろ努力してそうだったら大丈夫

何もやってないし店の文句ばっか言う人は美容師続かないからやめといたほうがいい

●加えて、美容師として使っているインスタなどのSNSアカウントを聞きましょう。フォロワー1万越えなら安心

anond:20201222124154

いやいやいや、例えば婚活アプリプロフィールで「この人バンドマン美容師/ホスト)なんだ!素敵!」とはならんやろ

彼らが女にモテたり取っ替え引っ替えできてるように見えてるのは属性によるものじゃなくて個人資質によるものだよね

anond:20201222123125

別に矛盾してなくね?

女は強い男が好きだけど、確かな強さがない見てくれだけ偉そうな男は嫌いってだけじゃん

女が価値を認めるようなもんなんか一個でもありゃモテるホスト美容師とかバンドマンってそういう職種じゃん

金なくても女が価値感じてるだけでコスパ良くモテとるぞ

2020-12-19

女と男、同性に対する距離感が違う

・服屋の店員と仲良くなる→個人ノルマの足しになるよう意識してその人から買う(レジをしてもらう)

担当美容師ネイリストと仲良くなる→その人が退職するときちょっとしたプレゼントをあげる

職場の同僚同士で誕生日プレゼントをあげる

映画舞台ライブで隣の人に話しかける。気が合いそうなら終演後に流れでお茶をする(自分相手も一人の場合


自分の周りにコミュ強が多いだけかもしれないけど、女同士だと結構こういうのがある。

でも、男友達にこの話をしたら「店員なんてレジ打つ人としか思ってないし、同僚の誕生日なんかいちいち覚えてない。よっぽど仲良ければ『じゃあ飲みに行くかー』ってなる程度。ライブで隣が男一人だからしかけようとも思わない」と驚かれた。マジか。

舞台観たあとに見ず知らずの人と「めっっちゃ良かったですね〜……」「ですよね!?特に〇〇のシーンが」「わかる……っていうかお姉さん1人ですか?もしお時間空いてたら少し語りません?」「いいんですか!?ぜひ!!」ってならないの?

ちなみに上記のやりとりは今までに何回もしてる。自分から持ちかけることもあるし、相手から誘われることもある。まぁ気が合いそうだなってピンと来た相手しか誘わないけど。そこからTwitterID教え合って趣味友達になるパターンもある。

これらは女同士だから成り立つのであって、相手男性だったら基本やらないと思う。恋愛感情がまったくないからこそ、交流したい!あわよくば友達になりたい!って感情が生まれる感じ(相手セクシャルマイノリティ可能性もあるけど、その点はひとまず置いておく)。

そういう違いが不思議というか、謎だなぁと。

観測範囲が狭いだけで、いや男でもやるよって人も普通にいるのかもしれない。経験があれば教えてほしい。

2020-12-16

美容師ってまじで頭悪いよね

美容院で毎回毎回嫌な思いをしないといけないのはなんでなの?

やっと納得できる美容師さんに出会たから、モヤモヤを発散してみる。

美容院に求めることなんてそれなりの技術でそれなりに切ってほしいってだけ。勘違いしてる頭の悪い美容師多すぎない?

・毎回毎回髪の量が多いことを指摘してくる(毎日ドライヤーで乾かしてるし自分の髪の毛だし知らないわけないし、言われて嬉しいとでも思っているのか?)

シャンプーの湯加減が明らかに冷たすぎる

(普通気付くし言われる前になおせ)

・しつこくトリートメントや高いカラー材を勧めてくる

(その高いメニューにしたとして具体的に何の効果があるのか説明できないのに勧めてこないで)

雑誌を読んでいる時に話しかけてくる(雑誌読みたいから読んでるのがわからないのかな)

・この後の予定を聞く(スタイリングのためというなら、最初からそういう言い方をしたらいい。どこかお出かけされるならセットしてスタイリングつけましょうか?で済む話では?)

・前髪自分で切りましたか?ww(これ聞く意味ある?自分も大した技術なんてないくせに)

・こんなに伸ばしてどうするんですか?(2年以上通った美容師に言われた。毎日ちゃんケアして毎日アセットしてる人に向かってこの言い方。○ねばいいのにと思ったし、こんなにとかいうほど長くなかったので意味不明で殺意しかなかった)

正直まだあるけど思い出してるだけで嫌な気分になるからやめました。

服を買いに行ったり、ネイルをしに行った時、カフェ…それ以外の接客される店に行った時不快な思いをする確率と、美容院不快な思いをする確率、頭おかしいくらいに美容院の方が高い。

サービス業の筆頭と言ってもいいのに、どうして客を不快にさせないという簡単で当たり前のことができる美容師が少ないんだろう?

労働環境悪すぎて性格歪んだのかな?頭弱いやつ多すぎ。

同級生美容師になる人なんて正直お察しなひとばっかりであることはもうみんな気付いてるけど、それにしたって酷い。

デリカシー教養もなくて、かといって技術もない。頭悪いって言葉が似合いすぎる。

人を不快にしないってことは、美容師には難しすぎるんだね。

あんなに近い距離で他のサービス業比較すると長めの接する職業で客に気を使えないなんて、さすが美容師

ここ1年ほど行ってるところは職人気質みたいな男のオーナー1人で経営してるからか一度も不快な思いをしなかった。

多分色々とシビアから真剣にやるしかないんだと思う

気に入ってる点↓

・量が多いねと言わない

・無理に商品や高いメニューを勧めてこない

技術もそれなりにうまい

・仰々しいお見送りはしない

・やたらと話しかけてこない

マッサージなど専門外のいらないサービスをしない

ドリンクサービスは紙パックで衛生的

金額が変わる時は最初に伝えてくれる

雑誌タブレットで読めるので、雑誌選びで傷つけない

シャンプーの時に蒸しタオル首に置いてくれる(極楽です)

並べてみるとものすごいサービスがいいってわけじゃないけど、ただひたすら客が嫌がることをしないっていうのが徹底されているなと。失礼だけどなんでこの人美容師なんかやってるんだろうと思ってしまう。

どうして客を不快にしない美容師を探すのはこんなに大変なんだろう。

おいしい飲み物とか気持ちいいマッサージとか、美容院に求めてないのよ。

ただ不快な思いしたくないの!!

おしゃれな空間毎日いて何か勘違いしてるかもしれないけど、いい加減目を覚ましてほしい

美容師って頭悪いよね

美容院で毎回毎回嫌な思いをしないといけないのはなんでなの?

やっと納得できる美容師さんに出会たから、モヤモヤを発散してみる。

美容院に求めることなんてそれなりの技術でそれなりに切ってほしいってだけ。勘違いしてる頭の悪い美容師多すぎない?

・やたらと話しかけてきて、反応が薄くても空気を読むということをせずお構いなしに話しかけてくる(察するということができない。)

・毎回毎回髪の量が多いことを指摘してくる(毎日ドライヤーで乾かしてるし自分の髪の毛だし知らないわけないし、言われて嬉しいとでも思っているのか?)

シャンプーの湯加減が明らかに冷たすぎる

(普通気付くよね?)

・しつこくトリートメントや高いカラー材を勧めてくる

(その高いメニューにしたとして具体的に何の効果があるのか説明できないのに勧めてこないで)

雑誌を読んでいる時に話しかけてくる(雑誌読みたいから読んでるのがわからないのかな)

・この後の予定を聞く(スタイリングのためというなら、最初からそういう言い方をしたらいい。どこかお出かけされるならセットしてスタイリングつけましょうか?で済む話では?)

・『前髪自分で切りましたか?ww』(これ聞く意味ある?自分も大した技術なんてないくせに)

・『こんなに伸ばしてどうするんですか?』(毎日ちゃんケアして毎日アセットしてる人に向かってこの言い方。○ねばいいのにと思った)

・思い通りの色に染めてくれない(落ちたらいい感じになるんじゃなくて、今綺麗にしてほしいんです)

正直まだあるけど思い出してるだけで嫌な気分になるからやめました。

服を買いに行ったり、ネイルをしに行った時、カフェ…それ以外の接客される店に行った時不快な思いをする確率と、美容院不快な思いをする確率、頭おかしいくらいに美容院の方が高い。

サービス業の筆頭と言ってもいいのに、どうして客を不快にさせないという簡単で当たり前のことができる美容師が少ないんだろう?

労働環境悪すぎて性格歪んだのかな?

同級生美容師になる人なんて正直お察しなひとばっかりであることはもうみんな気付いてるけど、それにしたって酷い。

デリカシー教養もなくて、かといって技術もない。頭悪いって言葉が似合いすぎる。

人を不快にしないってことは、美容師には難しすぎるんだね。

あんなに近い距離で他のサービス業比較すると長めの接する職業で客に気を使えないなんて、さすが美容師

ここ1年ほど行ってるところは職人気質みたいな男のオーナー1人で経営してるからか一度も不快な思いをしなかった。

多分色々とシビアから真剣にやるしかないんだと思う

気に入ってる点↓

・量が多いねと言わない

・無理に商品や高いメニューを勧めてこない

技術もそれなりにうまい

・仰々しいお見送りはしない

・やたらと話しかけてこない

マッサージなど専門外のいらないサービスをしない

ドリンクサービスは紙パックで衛生的

金額が変わる時は最初に伝えてくれる

雑誌タブレットで読めるので、雑誌選びで傷つけない

シャンプーの時に蒸しタオル首に置いてくれる

並べてみるとものすごいサービスがいいってわけじゃないけど、ただひたすら客が嫌がることをしないっていうのが徹底されているなと。失礼だけどなんでこの人美容師なんかやってるんだろうと思ってしまう。

どうして客を不快にしない美容師を探すのはこんなに大変なんだろう。

おいしい飲み物とか気持ちいいマッサージとか、美容院に求めてないのよ。

ただ不快な思いしたくないの!!

おしゃれな空間毎日いて何か勘違いしてるかもしれないけど、いい加減目を覚ましてほしい。

2020-12-12

美容師養成する大学

美容師調理人を養成する大学ないよな。。

小説の書き方を教える大学はあるのに。。。

2020-12-10

生活における自己との乖離

自分の生きづらさ、自殺願望の原因の一つが最近分かった

その原因は、生活している中での自己内面・心情)との乖離である

  

私はかなり暗い人間であるが、接客業をしている(暗い人間接客をしてはいけないということではない)

そのため、暗いなあと客に思わせない程度の接客をしているが、仕事中のほとんどは自分死ぬべきだとか陰鬱なことを考えている

明るい接客と暗い自己の間に激しい乖離が生まれ、ここを意識してしまうと日常がすごく苦しくなる  

  

友人と飲み会で話している時、美容室美容師さんと話している時、家族団欒を過ごしている時など、

様々な場面で違和感や苦しさを感じていて、その正体にやっと気がついた

   

この乖離を減らしていくことによって、生きづらさや死にたい気持ちが減るかもしれない、確証はないけど

まあ私は今すぐ接客をやめるべきだろう

2020-12-08

anond:20201208163835

店員とか美容師に聞きゃいいのに。

金払えばFBカウンセラーなんていっぱいいるよ

2020-12-07

オドオドしたブスが嫌い

卵が先かニワトリが先かは分からない。

ルッキズムを語りたいとも思わない。

とにかくオドオドしたブスが大嫌いなのだ

知り合い、同僚、友達関係性はどうであれ、見目麗しくない、ちょっとしたことでモタついたりオドオドしてる女(ブス)を見てるとイライラする。

もちろん容姿が美しいことだけが正義ではない。

見た目が美しくても、性格最悪…という人も中にはいるだろう。

ただ、私の周りの美人達は皆性格が良くハキハキしている。

人のことを気遣える。人に優しくできる。協調性がある。趣味が多い。

周りで、オドオドびくびくしたり、卑屈な考えを持ってたり、(明らかに間違っていても)自分の考えを正当化しがちで「ぼっち」になる人に、不美人が多いのだ。

オドオドしたブスは、何も悪いことはしていないのだから堂々と振る舞ったり、聞かれたことに対して適切に答えればいいだけなのに、

あっ、あの、えっと、んー、えー、うーんと…

このワードを文中に何回出せば気が済むのか。

事の発端は、知り合いが私のヘアカラーファッションメイクネイルなど、美容に関することに興味を示してきた。

知り合い自身は悪い子ではない。「少し優柔不断気味?」「今まで美容あんまり興味がなかったのかな?」という印象だった。でもよく見てみると、

謎のパーマ(全然似合ってない)、手入れがされてない手元、しま○らで390円くらいで売ってそうな服、ボロボロスニーカー、「整えている」とは言い難い雑に剃ってチョンチョンと描いた眉、ガタガタふにゃふにゃのアイメイク。もちろん口紅なんか塗らない。

はっきり言って、「ダサい」と思った。

そんな彼女が、先月、「いつも(美容関係は)どうしてるの?」と聞いてきて、私が通っているヘアサロンエステサロン、まつ毛エクステネイル、服や小物を買う商業施設などザッと説明したら、非常に興味深く聞いてくれた。

ヘアカラーネイルのオーダー方法など、「そうなんだね!」「素敵だね」「どんな物があるのかな?」と、会話も弾んだ。

そして、

ヘアサロンは私にも似合うカラーカットあるかな?」と聞かれた。アウトバストリトメントすらしていない髪の子に。

メイクちゃん勉強したこといから教えてほしいな」と言われた。乾燥しているのにリップクリームすら塗らない唇に。

でも嬉しかった。綺麗になって一番嬉しいのは彼女本人で、彼女自身性格も明るく、素直な子だったから、楽しくなってほしかった。

見た目が綺麗になれば自分テンションが上がることを一番知っているのは、女である私と、きっと彼女だ。

そうと決まれば話は早く、メイクファッションヘアケアなど一連の流れを教えた。

もちろん私が簡単メイクを施したり、コーディネートの考察に付き合ったりした。

眉毛はこの角度で今より濃くした方がいい。ファンデーションはこうやって肌にのせるんだよ。

体型のバランスがこうだから、こんな形のジャケットが似合いそう。色が白いかインナーの色はコレがいいんじゃないかな。とか、着せ替え人形みたいで私自身も楽しかった。

自慢じゃないが、私は相当なマセガキ小学生の頃から化粧の知識を学んでいた。(母が読んでいた雑誌の影響もあるが)

高校生になれば付けまつげやまつ毛エクステ社会人になってからエステ脱毛など、美容に関しては歴も長く、そこそこ自信があった。

一通りメイクファッションを教え込み、完成を見せたら、なかなかに垢抜けていて、彼女の素材を引き出した自分にも賞賛を送りたかった。

変わりように一番驚いていたのは彼女だった。

すごく喜んでくれて、メイクで使った物を自分も買う!と言ってくれ、「一緒に綺麗になって、これからいろいろ覚えていけたら楽しいね」「オシャレしたら一緒に色んなところに行くのも楽しいし、気分がアガるね」と2人で話した。

そして今月、美容院に誘った。

服装メイクは教えたつもりだし、髪型で印象がかなり変わるのだから、今度は髪の毛も気にしてみようよ!というような話だった。

でも、待ち合わせに現れたのは、以前と変わらない「ダサい彼女だった。

メイクの時に教えたアイシャドウファンデーションは?と聞くと「買ったけどまだ開けてない」

ファッションコーディネートの時に買った靴は?と聞くと「履く場所もないし…」と。

いや、今日してこいよ。今日が使う場所だよ。

美容院だよ?都内一等地の。こぎれいな格好が似合う場だよ?

と思ってしまった。

美容院に行ってからも散々で、本人はカラーをしたい。パーマをかけたい。いろいろ要望を言っていた。

美容師さんが「最後カラーパーマをしたのは?」「どんな髪色にしてみたいですか?」「普段服装は?」いろいろ質問を投げかける。

それに対して、「えーっと、、、忘れました」「あっ、あんまり希望はなくて…どういうのが似合うのかも分からなくて…んー…」「普段…?うーん…普段は外に出ないから…」

いやいや、聞いている方が困るだろ。

っていうか、要望を言うなら調べてこいよ。どんなスタイルにしたいとか、少なくても誘ってから2週間以上あっただろ。

普段あんたがずーっとうつむいていじってるその手にあるものはただの板か?いくらでもググれただろ。

そして普段懇意にしてる私に恥をかかすなよ。

2人して一緒に入った美容院。

私は、普段からケアした髪を少しカラーをしてもらって、トリートメントもして女性らしくなるデザインカットを施してもらった。大満足だ。

彼女は、正直いつもと変わらない、似合っているとは言えない、真っ金髪パーマ

店を出て、カフェ感想

彼女は「増田は髪が綺麗だね。そんなに似合うカットしてもらえていいなあ」

「目が本当に大きいね。羨ましい」

「その服似合ってるね。今日髪型(カット後)にぴったりだね」

いや、普段からヘアケアしてるし、やりたい髪型調べてきたからね。っていうか教えたよね?

そして、目も自然に大きく見せられるようなメイク勉強してるからね。っていうかメイク教えたよね?

服装も似合いそうなものをチョイスしてきたからね。っていうか選び方教えたよね?

以降、私は「ありがとう」普段やってるからね」くらいのことしか言えなくなってしまった。

その瞬間から私の中で、彼女は「オドオドしたブス」と思うようになった。

聞かれたことにオドオドびくびくして、

行動しないくせに一丁前に「羨ましい」だの言って、せっかく買ったものタンスの肥やしにしてる人と、これから一緒に出掛ける気も失せる。だって、教えてもやらないじゃない。

いつもダサい格好してるのは自分なのに、それでいて「私なんか新宿ルミネなんて行けないよー」って言ったり、「銀座ネイルサロンなんてとても…」って言うなら、教えを乞うな。

だったら「羨ましい」なんて言うな。

ダッサい服着て家族だけと会話してれば?

家族しか話せなくて、いつまでもオドオドしてればいいじゃん。

からぼっち」になる人に、不美人が多いのだ。

2020-12-04

50歳、老いと哀しみ

もうすぐ自分も50歳になる。男。家庭持ち。低所得気味。

40歳からのこの10年は、老化を感じることの多い10年だった。

30代までは何かあっても、最近摂生だったしなあ…とか、運動不足だしなあ…で済んでたが、40代では不可逆な老いが確実に始まっていることを痛感する。

まだ20代30代の人間は、以下のことを覚悟しやがれください。

老眼

ほぼ確実に来る。

40代前半で満員電車でのスマホが見づらくなる。

遠近両用メガネマジ快適。

加齢臭

普通にシャワー浴びても落ちなかったりするので、マジで落ち込む。

対策は、お湯の温度ギリギリまで上げること、風呂に入ってすぐと、暖まって出る直前の2回シャンプーすること。

出先ではアルコール入りのボディペーパーで後頭部をガシガシやるとリカバーできる。

加齢臭対策シャンプーやらなんやらは、ある程度しか効かないので期待しすぎないこと。

自分遺伝的にはハゲないはずだが、はっきりと頭頂部のボリュームが減った。

サイドはそうでもないので、中途半端に紙が伸びると、おっさんしか言いようのない髪形になる。

なんとなくで同じ髪形を続けている人、たまに美容師相談確認しよう。

機能

これもかなり泣ける。

リビドーはめちゃくちゃ減り、気が付くと何もせず1週間とか経っている。

快感ピークはぐっと低くなるのに、長持ちするどころか早くなっている感がある。

量も飛距離めっちゃ減るので、まとめると、弱い、飛ばない、少ない、気持ちよくない、早い、だ。

内臓

寝る前に冷たいものをガブ飲みすると、内臓が止まるようになった。

朝起きると、胃袋の内容物が食後1時間ぐらいしか経ってない感じ。

ものがあまり食べれなくなる、酒に弱くなるのは言わずもがな

下手したら10年前の半分の酒量で二日酔いになる。

煙草も美味しく吸えなくなってやめた。

色々な数値ももちろん悪化していくが、これはさほど急激ではないように思う。

骨とか関節とか筋肉とか

これは努力で何とかなる割合も多いけど、運動不足による影響があっという間に出てくる。

特に今年は在宅勤務で悪化した。

ぎっくり腰もあるし、驚くほど体が動かないし、関節が固くなる。

開脚しても鋭角にしか開かない、頑張って直角ぐらいなんですよ。

ハイキックを出そうとしても、ローキックもどきしかならないと言えばその情けなさかがわかるかしら。

その他

俗に、老いていく順番は目鼻チンという話があるそうだが

今のところ鼻はあんまり気にならない。

また、歩くだけだなら長時間でも意外と老いは感じないが、ちょっと全速力で走ると、本気で命の危険を感じる。

  

しょぼいけど、普通に生活できるし、すごく辛いわけではない。

ただ、思った以上にショックだったことがある。

自分人生に対する期待感だ。

  

一応自分起業をもくろんでいるんだが、この先起業がうまくいって、それなりに金持ちになったとしても、体力的に、もはやアグレッシブに遊ぶことができないだろうと思うようになった。

例えば、ゴルフだったら、金が出来たらしょっちゅうコースに行ってシングルを目指そうと思ってたのが、もう無理だなとなる。

自転車だったら装備整えて海外遠征とか、他にも車やバイクだったらレースとか、ログハウス自分で建てるとか、全部無理。やれたとしても低レベルになるだろう。

グルメや酒も若いころの半分ぐらいしか楽しめない。

女遊びをやったとしても、せいぜい風俗。たとえ若い女が向こうから寄ってきても、もう自分が情けなくて逃げ出してしまうだろう。

哀しい。  

今まで金が無くて遊べず無駄遣いせずいたが、たとえ金が出来てもあまりいい思いができないということだ。

自分が枯れていき人生の幅が狭まりつつある予感は実感に変わりつつある。

2020-12-02

通っている美容室で、いつも指名しなくても、同じ人が切ってくれていた。

非常に人との接点が希薄で、美容師が唯一私の身体に触れる異性だと気付いたことがあった。

その日は全身で、美容師の触れる感触を味わっていた。

次、予約したら、別の担当の人になった。あれ?とは思ったが、指名して切る人もいるのだろうと思った。そしたら、その次も、その次も別の担当になった。その人は、両日とも出勤はしていて、別の人を切っていた。

顔に出さないようにしていたのに、全身で触れる感触を味わっていたことがばれたのか?

2020-11-29

村上春樹小説に登場するヒロイン図鑑

 ギャルゲーのオープニングムービーのノリで紹介していきたいと思う。含ネタバレ


ノルウェイの森

ミドリ

「私なんかね、髪の長い下品女の子二百五十人くらい知ってるわよ、本当よ」

 ノルウェイの森はご存知ダブルヒロインシステムで展開する物語であり、正ヒロインの直子に対する反ヒロインミドリであるミドリは深い自己反省を行う直子とは正反対キャラクターとして描かれているものの、要所で当を得た優れた知性の持ち主でもある。物語の途上、直子との恋愛に疲れ果てていく主人公のワタナベに対して次第に親しみを募らせていき、最終的には恋に落ちる。明るくユーモラスだが苦労人でもあり、「人生ビスケットの缶のようなもの」という独自哲学披露する。

・直子

「たぶん私たち、世の中に借りを返さなくちゃならなかったからよ」

 正ヒロインヤンデレの先駆け。高校時代に亡くなった恋人記憶を延々引きずり続けており、その代償行為としてワタナベとの関係を求めた結果、人生が取り返しのつかないほどこじれてしまった。曰く「自分自身が二つに分裂して木の周りで追いかけっこしている」。物語の中盤から京都サナトリウムにて療養生活を送ることになるが、最終的にワタナベの魂を深淵へと引きずりこむこととなる。

レイコさん

私たちがまともな点は、自分たちがまともじゃないってわかっていることよね」

 ダブルヒロインと銘打ちつつも、中盤以降登場するサブヒロイン

 若い頃は有能なピアニストであったが、演奏ストレスにより精神に不調をきたしてしまい、それ以来人生に振り回れされ続ける。挙げ句の果てに、教師としてピアノ指導していた美少女レズレイプされそうになるなど、人生が取り返しのつかないほどこじれてしまった。主人公とのラストシーンで読者を激しく混乱させる。


海辺のカフカ

さくら

「なんかさ、うまく言えないけど、本当の弟みたいな気がしてるんだ」

 『海辺のカフカ』はドイツにおける「フランツ・カフカ賞」やイスラエル文学賞であるエルサレム賞」の獲得への原動力となった作品であり、ギリシャ悲劇の色彩とインスピレーションを帯びたポップな文体が特徴である主人公は十五歳の少年で、田村カフカという偽名を名乗っており、作中においてその本名は明かされない。

 作中一番最初主人公が邂逅する他者さくらであり、彼女もまた苦労人。幼少期から両親との折り合いがつかず、一刻も早く自立し一人で生きていくことを人生方針にしていた。職業美容師

 主人公はかつて姉と両親の四人暮らしをしていたが、その途上で母と姉は家を去っている。主人公はその、顔もろくに覚えていない姉の姿を、さくらへと重ねるのであるヒロインというか擬似的な姉とも言うべき存在

佐伯さん

あなたは誰なの? どうしていろんなことをそんなによく知っているの?」

 正ヒロイン。五十代の美しい女性であり一切が知的に洗練されているが、巨大なオブセッション強迫観念)によって人生を摩耗させている。

 彼女人物設定は『ノルウェイの森』をなぞる形となっており、先に紹介した直子の鏡写しのような存在である彼女が勤めている私立図書館は、かつての恋人父親の所有であり、話がややこしくなるのだけれどこの父親物語中には登場しない。問題はその恋人とのことで、彼女は幼少期から恋人と親密な関係を築くのだけれど、最終的に死別する。それから三十年以上もの間、彼女自身空虚人生に苦しみ続けた結果、主人公出会う。

大島さん

「いつそれを言ってくれるか、ずっと待っていたんだ」

 ヒロイン欄にこの人物名前を記すこと自体が既にネタバレなのだけれど、とにかくヒロインの一人。ボーイッシュ枠。


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

・美しい太った娘

「お願い、このままじゃ世界が終わっちゃうのよ」

 美しい太った娘。村上春樹1979年デビューして以来、1987年に至るまで十年近くキャラクター名前を付けるのが恥ずかしかったとのことで、一部の例外あだ名を除いてキャラクター無名である。よって1985年出版された本作においても、一切の登場人物名前は明かされない。

 幼い頃に家族を全て交通事故で失って以来、祖父である天才科学者の「博士」の元で純粋培養された少女。十七歳。教育方針によって学校には通わず英才教育を受ける傍ら、適度に脂肪を取らされ、適度に太らされている。性欲一般に関してあまり理解しておらず、主人公に何かと性的質問を向けては困らせる。

 「博士」による教育の結果、語学などの現実生活を送るための技術複数習得している才女。決断力というか胆力があるが、どこかしら世間知らずな面は否めない。

図書館の娘(表)

「それが何かはわからないけれど、どこかで昔感じたことのあるもの空気とか光とか音とか、そういうものよ」

 多重世界の表の側であるハードボイルドワンダーランド』に登場する娘。なお裏の世界である世界の終り』においても、同一存在として主人公の前に現れる実に因縁深い存在でもある。図書館リファレンス係をしており、主人公一角獣に関するテキスト請求したことから親しくなる。大食漢であり給料の大半が食費に消えるが、上記の娘とは違い極めて均整の取れたスタイルの持ち主である

図書館の娘(裏)

「――私の心をみつけて」

 多重世界の裏の側である世界の終り』に登場する娘。リファレンス係の娘の多重存在。「古い夢」と呼ばれる一角獣の頭蓋骨を、図書館管理している。

 『世界の終り』においては心は動き回る影の形で存在しており、影は人が大人に成長する前に特殊器具によって切り離され、埋葬される。その儀式を経た後は全ての人間は「完全」となり、年を取ることもなく何かに怯えることもない。彼女もまたそのようにして心を喪う中、やがて外の世界からやってきた主人公出会う。

・影(主人公

「俺は君をどうしても外につれだしたかったんだ。君の生きるべき世界ちゃんと外にあるんだ」

 おまけ。

 『世界の終り』に登場する主人公の影。頭の回転が速く機転が利くが、主人公と切り離されてしまったため大きく体力を奪われており、ほぼスペランカーと化している。

 『世界の終り』において門番の男に幽閉され、真綿で締め上げられるような虐待を受け続ける。


などなど

 俺は『騎士団長殺し』を除いて全ての長編読破しているんだけれど、まだまだヒロインはたくさんいる。あるいは続編を書くことになるかもしれない。

 村上春樹ネットで言われてるほどひどい作家じゃないので、皆も読もう。チャオ。

2020-11-28

おねいちゃん、まってぇやぁー

あのJTのコマーシャルって

小さい頃から美容師目指してるような姉妹はヤニカスやねんで

ということなんかな?

髪切ったあと、2人で仲良く一服してそう

あれ日本タバコ産業は何を訴えてるの?

2020-11-24

リーゼント」は後頭部のみを指すのか?

一般に「リーゼント」とは、ポマードなどを使って前髪を盛り上げ、側面の髪を後ろに流して固めた髪型のことを指す。

英語圏では、前髪を盛り上げる髪型をポンパドール、側面の髪を後ろに流す髪型をダックテイルと言う。

そのため三つの解釈流通している。

  1. リーゼント」とは「ポンパドール」のことである
  2. リーゼント」とは「ポンパドールとダックテイル」の組み合わせのことである
  3. リーゼント」とは「ダックテイル」のことである

特に近年では「3」が正当で「1」や「2」は誤用だとされることが多い。

事実は奈辺にあるのだろうか。

疑問を持った我々はインターネット大海に漕ぎ出した。

まず「リーゼント」は戦前から存在したようである

以下のブログ引用されている1964年新聞記事には、理容師増田英吉によるリーゼント誕生秘話が書かれている。

http://mudamuda.hatenablog.com/entry/regent

むかし、リーゼントスタイルというのがあった。戦後一世を風びした、流線型のあれ。これを二十代で考案したのが増田さん。

(中略)

ヨーロッパ人にくらべ、日本人は髪がかたいこと。もう一つは「ひたいから頭のうしろまでの距離が短いこと。まあ顔面角のせいなんでしょうかねえ」。あとの方のハンデを克服しようと考案したのが、リーゼントスタイル。前面をいったんふくらまして、うしろになでれば、髪が落ち着く距離が長くなる――これがそのヒントだった。

リーゼントについて詳しく調査された以下の英語記事でもほぼ同じ説が採用されている。

https://neojaponisme.com/2014/10/09/history-of-the-regent/

1920年代後半、東京モダンな街・銀座には、スタイリッシュ若者たちが集まっていた。モボ(モダンボーイ)はワイドパンツにかっちりとしたスーツを着こなし、モガ(モダンガール)は洋装和装ミックスしたスタイルだった。彼らの髪型として、モボはポマードで髪を後ろに流しており、その見た目からオールバック」と呼ばれていた。

1933年東京モダン理髪店は、現代紳士のための次のスタイルを求めていた。銀座とある気鋭の美容師が、サイドを後頭部に流し、高島田花嫁のように前髪を押し上げるスタイルを考案した。エキサイティング外国語名前を探していた理髪師は、それを「リーゼント」と名付けた。

これらの説明によれば、この時点ですでに「リーゼント」は単なる「ダックテイル」ではなく、「膨らませた前髪」と一体になった髪型を指している。

ただし、ここでの「膨らませた前髪」はポンパドールと言えるほど大きなものではなかっただろう。

ちなみに「オールバック」も和製英語で、英語ではスリックバックなどと言う。

一方、Google Booksで検索すると「ポールグラウス」という人物が浮かび上がってくる。

三省堂アメリカンカルチャー』より

1934 (昭和7 )年ごろ、日本リーゼントが紹介された。正しくはその前年1933年6月のこと。当時発行されていた専門誌『美髪』の口絵写真掲載された。これをもってリーゼント流行は'33年に遡る、とするむきもあるが、それは正しくない。リーゼント型、という名前とその写真がのっただけで、はやったわけではない。いや、はやらそうにも誰もその仕上げ方を知らなかったのだ。再びリーゼントが紹介されるのは1936年3月。同じく『美髪』誌上で、イギリスの理髪師ポールグラウスなる人物技術解説を試みた。

グラウス1932年ごろにイギリスの理容雑誌で「リーゼントスタイル」を発表しているらしい。

まり、このグラウスが「リーゼント」の生みの親であるという。

命名者がイギリス人なら「撫で付けた横髪がリーゼントストリートのようにカーブしているから」という日本人離れした命名センスにつじつまが合う気もする。

このグラウスリーゼントは「前髪を横分けにして、横髪は長く伸ばして後頭部へ撫で付ける」というものだったようだ。

「ダックテイル」に近いが、やはり「前髪」の形とワンセットで説明されている。

いずれの人物が考案したにせよ、二十世紀初頭に世界的に流行したオールバックのバリエーションとして、日本では1930年代に「リーゼント」が登場したということになる。

さらに言えば「ダックテイル」が発明されたのは1940年アメリカだというので、むしろ誕生リーゼントのほうが先である

まあ、元となったオールバック自体シンプル髪型から、当時似たようなアレンジは多かったのだろう。

当時の日本で、リーゼントで有名だった人物としては榎本健一灰田勝彦岡晴夫あたりが挙げられるが、いま見れば「前髪を横分けにしたオールバック」といった感じである

ただ、前髪をぺったりと撫で付けたオールバックと比べると、この「リーゼント」の前髪はボリュームがあると言えるのかもしれない。

https://www.amazon.co.jp/dp/B001BBXG4Y

https://www.amazon.co.jp/dp/B01M5DHEU9

さて、リーゼントポマードを大量に使うので戦時中日本では禁止されて退潮したが、戦後すぐにアメリカ兵のファッションを真似るかたちで復活した。

いわゆる「アプレ族」である

https://danshi-senka.com/archives/191

リーゼントヘアで頭を固め、サングラスアロハシャツ姿で第2次大戦後の街中を闊歩するアンチャンたち。無軌道な行動をとるこのような若者たちを、当時のマスコミフランス語アプレゲール(戦後という意味からこのように呼んだ。(中略)彼らのファッションのお手本となったのは、日本に進駐してきたアメリカ兵隊たちのカジュアル服装で、つまり戦後まもなくのアメリカンスタイルの真似をしたに過ぎない。

リーゼントアロハシャツ岡晴夫の影響だともいうが、要するにアメリカかぶれの不良少年といったところである

どちらかと言えば紳士向けの髪型だった「リーゼント」が、この時期から不良文化と結びつけられるようになったのだと思われる。

ちなみに欧米でも「戦争ポマードが統制され短髪が奨励される」→「髪を伸ばしてポマードを大量に使う俺ってワルだろ?」という流れで、ポンパドールやダックテイルが不良の象徴となったという面はあるらしい。

さら1950年代に入って大きな変化が起きる。

イギリスではテディ・ボーイ、アメリカではエルヴィス・プレスリージェームズ・ディーンと言ったように、欧米流行していた「ポンパドール+ダックテイル」というスタイル日本に輸入されてきたのである

特にエルヴィスの影響力は凄まじく、日本でも1958年デビューした「ロカビリー三人男」などがエルヴィスを真似たスタイルで人気を得た。

このときに「ポマードで固めた前髪と後ろに撫で付けた横髪」という共通点で括られて、エルヴィス的な「ポンパドール+ダックテイル」のことを、日本では「リーゼント」と呼ぶようになったのだろう。

まとめてみよう。

以上からすると、「リーゼントとはダックテイルのことである」とは言えないように思う。

少なくとも「ダックテイル」のみをリーゼントと呼んでいた時期は存在しなかったのではないだろうか。

2020-11-23

anond:20201123111514

ブリーチしないダークマットアッシュイルミナでいまプリンを目指してあと2cm髪の毛のばすと美容師相談して決定

シャンプーミルボン

ラスターゼのオレンジの洗い流さないトリートメントが今切れていて、ワックスがオーシャントリコオレンジキャップチューブ

 

※もちろんパーマ感をだしたメンズウェーブ無造作ヘアだよ

※一番最後に イルミナハイライトカラー1万円コースは動かないぞ(決定事項)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん