「伊藤若冲」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 伊藤若冲とは

2023-08-04

香川文化

anond:20230731103637

ネイティブ香川民じゃなくて転勤で来た関東地方から移住者だけど、香川享受してる文化を挙げておく。

文化

割と多い。もちろん京都奈良の比じゃないけど、狭い県の割にはあちらこちらに文化財がある。やっぱりなんだかんだで讃岐国中央に近かったからかな。四国遍路もあるし。

国宝も、建物だけで2件ある。増田故郷の県は香川県よりずっと広くて人口も多いけど、建造物国宝がないので、正直羨ましい。近所にある国宝も見に行った。京都奈良で感じるような、荘厳! という感じではなく、地味な佇まいだったけど、ここで千年近くもの時を閲してきたんだと思うと自然と厳かな気持ちになる。

追記丹下健三香川県庁東館忘れてたわ! 何も知らずに県庁に行ったときに「やたらと作りがオシャレだな???」と思って調べたら重要文化財にもなってる丹下健三作品ビックリした。初めて行ったときには渇水注意喚起をする垂れ幕がかかっていてそこにインパクトを感じたんだけど、もっと建物自体を堪能すべきだった。

寺社仏閣神社仏閣

香川で外せないのはやはり金毘羅さん。参詣道にずらっと土産物屋が軒を連ね、色んな年代奉納記録に出迎えられ、途中に戦後掃海殉職した人たちの顕彰碑があったりする。そっか、金毘羅さんって海の守り神だもんな。参道の途中にある表書院には円山応挙作品もある! 応挙をじっくり見られるのは非常に嬉しい。そして奥社まで歩くとなかなかの運動になるし、何より奥社でしか売ってない限定お守りなんかもあるんで、ぜひチャレンジしてみてほしい。

屋島寺もいいよ。建物がすごい立派なのでそれだけでももう見る価値があるんだけど、宝物殿が地味に充実してて、立派な展示品に目を奪われてしまう。それに屋嶋城っていう、天智天皇時代に作られた山城も残ってて、地味に観光地としてのポテンシャルが高いんだよな(屋島といえば那須与一、と思うかもしれないけど、古戦場がまったく古戦場感しないので……)。

あと、津嶋神社レア度が高くてよい。沖に浮かぶさな島に作られた神社で、年に1度の夏季大祭(ちょうど今日だった! 忘れてたわ!)の日にだけ橋を渡って行くことができる。年に1度しか買えないお守りなので非常にレアだし、何よりその日だけは予讃線臨時駅津島ノ宮駅」が設置され、小さいお子さんを連れた親御さんと鉄道が大好きな大きいお友達がパシャパシャ写真撮影しまくっている。もちろん増田撮影したよ! ミーハーからね! 子供健康と成長の守り神だから子供たちがいっぱいお参りに来ていてほっこりした気分になるし、海の上に架けられた橋を渡って参拝するという体験がもうたまらないよね。

追記お遍路さんもいいよね。白い衣装着てお経唱えてる姿を見ると、信仰が生きてるなぁって思って感動する。増田信仰心薄いからお参りできれば満足なので……

大名遺産

香川県は、江戸時代高松丸亀にそれぞれ大名が封じられていた。なので高松丸亀のそれぞれに当時の藩主遺産がある。江戸まわりは天領のほかは小さい旗本領とかそういうのばっかりだったから、こういう「数万~十数万石の地方領主のお膝元」は逆に味わえないんよね。

高松名物はなんといっても栗林公園松平家のお殿様(水戸徳川家の親戚)が作らせた壮大な和風庭園で、「ザ・和風庭園!」って感じの景色が素晴らしい。秋ごろに行われる夜間ライトアップ絶景と言うしかない。園内にある掬月亭っていう茶屋には抹茶代を払えば入れるんだけど、ゆったりした畳の間で抹茶を飲んで菓子をかじりながら庭園を眺める時間幸せ。あと、予約すれば手こぎの舟で園内の池を巡れるらしいので、優雅な殿様気分にひたりたい人はぜひやってみよう。園内の土産物屋が充実してるのもいい。「どうだ明るくなつたろう」グッズも置いてあるよ!(あれを描いた絵師香川出身らしい。知らなかった)

丸亀城は……うん、遠くから見るとすごい立派だね! 松山城とか、他の天守閣と比べて明らかにサイズが小さいというか「大きめの納屋か?」という感じ。でも、よくよく考えたら香川西部っていう狭い地域統治してた藩の拠点なんだからこのくらいが適正サイズなんだろうな。全国各地にあったはずの小藩のリアルを今に残す貴重な建築だと思う。あとマジで実際のサイズと遠くから見たとき雄大さのギャップがすごいのでああいトリックアートじみた建築を作れた江戸時代職人さんすごい。登城しなけりゃ立派な城に見えるもんなマジで

離島

気軽に行ける離島が多い。そして離島にはそれぞれ独自文化や趣がある。八十八ヶ所巡礼の島ver.ってのがあって、小さな島でもいくつもの寺が残ってたりする。これまで行った島で良かったのは以下。

次は小豆島に行ってみようと思ってる。地味に『からかい上手の高木さん』の聖地でもあるんだよね。楽しみ。あと離島が点在する瀬戸内海景色美しすぎる。日本アドリア海だろマジで

博物館美術館

意外と充実してる。香川県立ミュージアムは香川史に関する展示をわかりやすく纏めてくれてて満足度が割と高い。廃藩置県の時期に一時期愛媛県併合されてたけど独立運動を繰り広げて置県を勝ち取ったあたりは溢れんばかりのパトスを感じられる。県庁松山だったのか……そりゃ独立したいよな、四国の反対側だもん。高松美術館はなぜか上田薫に力を入れていてよく展示している。デュシャンやらポロックやらはちっとも良さがわからん、という増田みたいな層にも魅力が伝わる絶妙なチョイスで良い。観音寺道の駅には「世界コイン館」という展示と大平正芳香川選出なんだね。知らなかった)に関する展示が両方あって、世界各地のコイン日本貨幣史を堪能したあと戦後自民党史が学べるという構成になっている。カネの意味が違ってくるでしょうが

そして「四国村」は絶対に外せない。屋島にあるんだけど、四国各地から伝統的な民家とか農業用の小屋とかを移築してきてて、ぐるりと巡ることで四国地の文化を体感することができる。一口四国といっても、山岳部から沿岸部まで色々あって、それぞれの風土生業に適した家屋の形があるんだな、という当たり前の学びをほんの数時間で得ることができるので、民俗文化とかが好きなら絶対に行くべき。

追記四国水族館のこと忘れてた。やっぱり地方水族館はその土地の魚を展示してなんぼなところがあるけど、四国水族館地元の魚の展示&解説が充実してるから好き。具体的には滋賀県立琵琶湖博物館の次くらいに好き。アカメ水槽インパクトあるよね。こんなでかい魚が日本河川に棲んでるのか……。あと琴平にある「金陵の郷」もいい。金陵っていう香川では有名な酒蔵が運営してるんだけど、日本酒の製造工程を原寸大の人形再現してあって実質的日本博物館金毘羅参詣の帰りにふらっと寄って日本酒の歴史製法について勉強したうえで美味い酒を直営価格で買ったり日本酒グッズを物色したりするの、最高ですよ。日本酒をあしらったマスキングテープ買っちった。

現代文

やっぱり何といっても瀬戸内国際芸術祭だろう。去年が開催年だったので増田も行ってみたけど、こんな小さな島にこんなに人が??? って感じになる。残念ながら増田にはあんまり魅力のわからない芸術作品もそれなりにあるんだけど、少なくともそれらが地元に根づいているのは感じ取れるし、国外からアーティスト呼んできてるのは率直にすごいと思うんだ。外人さんもそれなりに見るしな……

オタク文化でいうと、上で書いたように小豆島が『からかい上手の高木さん』の聖地になってるほか、観音寺が『結城友奈は勇者である』の聖地なので、観音寺観光案内所に行くとゆゆゆのパンフがもらえるしゆゆゆの絵が描かれた自販機もある。え? TVアニメは見れるのかって? 聞かないでください……(『プリキュア』『鬼滅の刃』『進撃の巨人』『水星魔女』は見れたよ!)。アニメ映画もなかなかやってないことがあるし、『プリンセス・プリンシパル』はわざわざ岡山まで見に行ったからね俺。あとやっぱり「仕事帰りにあの映画見てみるか」みたいなのは難しい。どうしても「今度の休日イオンモール映画見よう」になっちゃって、「空いた時間で試しに見てみる」的行動が取れなくなったから鑑賞本数は減った。

書店

まあ……これは東京大阪並を求めるのは無理ですわ。岡山と比べても明らかに書店の規模がショボい。書店めぐりはできるけど、池袋ジュンク堂みたいな大型書店めぐり不可能東京大阪なら確実に置いてあって岡山でもたまに置いてあるあのシリーズが置いてないのか~! みたいなのがあるからマイナーな本は諦めるしかない。もちろん売れ筋の本とか有名どころのシリーズを読む分にはなんも不自由はないわけだけど。

でもジュンク堂みたいな東京のチェーンよりも宮脇書店っていう地元チェーンの方が強いのは文化を感じる。ブックカバーデザインと紙質はすごい好みだけど、文庫新書ブックカバー上下が固定されてない形式のやつだからハードカバー選書を買うとき宮脇書店に行って文庫新書が欲しいときジュンク堂とか他の店に行ってる。宮脇書店は車がないと厳しい総本店高松市街地のド真ん中にある本店(いちおうビルがまるごと書店になってる)があるけど、総本店はまだ行ったことないんだよな。やっぱり総本店だと大都市顔負けの品揃えだったりするのかしらん。

あと、高松アニメイト、ラノベシュリンクが全ての本にかかってるわけじゃなくてすげえ牧歌的まさかアニメイトでラノベ立ち読みして買うかどうか判断できるとは思ってなかった。東京だとそんな性善説運用は無理でギッチギチにシュリンクかけちゃうからなぁ。

追記)ルヌガンガ、知らなかった! ありがとう! あと宮脇書店について書き忘れてたけど、地元チェーンだけあって香川四国岡山に関する書籍ものすごい豊富だし、県内のたいていの街に支店があるのもありがたい。香川文化を支えてる企業だと思う。品揃えについて補足すると、本当に普通読書ライフを送る上ではまったく支障はないよ! Y出版社から出てる◯◯学のガチ学術書シリーズが置いてない、とか、F社から出てる△△学のブックレットが見当たらない、とか、ぎゃああああ国内の××方言に関する本が2冊しかないじゃんジュンク堂書店池袋本店ならダース単位で置いてあるのに! とか、T大学出版会やH大学出版局最新刊をちっとも見ないな……とか、そういう話だから

飲食店

ご飯はやっぱり、うどん! あちこちにお店があって楽しいし、セルフサービスの店に入ったらうどん玉を湯がくのも客がやるタイプの店で「セルフってそういう……」となったりした。あと釜揚げ専門店以外では釜揚げうどんを頼むべきではないという暗黙の掟もある(調理時間がかかって他の客を待たせるので)。ただし基本的地元民向けのファーストフードなのでまったく旅行者には向いてない。

旅行者向けなのは、むしろアレだろ、骨付鳥とかそういうのだろ。骨付鳥はやっぱり丸亀本店がある「一鶴」。もちろん丸亀以外にも支店はあるけど、まあ一度は丸亀本店に行っておきたいよね。鶏は雛が柔らかくてオススメビール飲みながら骨付鳥食って、シメに鶏めしを食うのが最高。一鶴の鶏めしマジで美味いか香川に行ったら絶対食ってくれレベル一鶴以外にも骨付鳥の店は色々あるので、好きな店を開拓してみるのも楽しいぞ!

他にも、高松駅にある地元民向けの立ち食い寿司屋とか、三豊のラビオリ餃子屋とか(モチモチで超美味い。冷凍のやつを通販もしてるらしいよ)、香川産の食材を使った定食をお手頃価格で食べられるまいしょく家っていうローカルチェーンとか、色々美味しいお店があるので、ぜひ香川ごはんを味わってほしい。

そしてカフェ香川県でカフェめぐりをしたらもう東京カフェになんて入る気が起きなくなる。広々とした店内で好きに席を選べるスタバなんて初めて入ったわ……(丸亀スタバ市民交流センターも兼ねてるから店内に本棚があって自由に本を取って読めるんだよな。最高かよ)。店主にとっては嬉しくないかもしれないけど、香川県の人口が「カフェ複数ある」「混んでない」を両立できる最適の人口規模なんじゃねーの感もあるな。あちこちに落ち着いて座れるオシャレな喫茶店がいくつもあって嬉しい。あと高松商店街には和菓子屋さんが何軒もあって、そこの喫茶コーナーは和な甘味を堪能できてとてもよい。

イチオシ高松片原町商店街にある「了見」。センスの良い家具が飾られた落ち着いた雰囲気の店内で窓際から商店街の行き来を見下ろしながらお茶が楽しめる。お茶も、ポットで出てくる紅茶以外に、県内産の緑茶を冷やしたガラス製の急須に入れて出してくれたり、県内産の緑茶を使ったソーダがあったり、と、独自メニューが色々あって飽きないし、スイーツも美味しい。そして特に混んでないので長居しても怒られない! 東京とか札幌だったらこんな店並ばないと座れず時間制限とかかかるだろ絶対。こんな良い店でのんびりできるんだから、やっぱ地方都市は住みやすいわ~。東京は人多すぎやきん、落ち着いて座れないんよ~。

まとめ

とりあえず、東京暮らしが長い関東出身者だけど、香川文化を堪能してるよ、というお話でした。やっぱり東京メリットは集積にあるからマニアックな本がいっぱい並んでる大型書店に毎週通いたい! とか、東京国立博物館国立科学博物館国立西洋美術館を全部めぐりたい! とか、マイナー映画劇場で見たい! とかの逸般的な文化ニーズに応えるのは東京の方が上。仕事帰りにちょっと立ち寄る、みたいな気軽な消費もしやすいし。でも、忙しなかったり混雑してるのは嫌だ、ほどほどにのんびり文化享受したい、というなら、香川くらいの地方がちょうどいいんじゃないかなぁ、と思うのですよ、はい

追記)住み心地でいうなら、「雨が少ない」。これ。マジで水害がほぼ絶無。去年関東台風で大騒ぎになってたとき特に被害はなく「あ、なんか大雨降って早明浦ダム埋まったわw」くらいの感じだった(被災地の人には申し訳ないが)。もちろん雨が少ないから常に渇水危機はあって、一昔前は一般人取水制限とか受けてたらしいんだけど、少なくとも増田は住んでて水に困ったことはない。「水を節約してください!」っていう行政からのお知らせは色々来るけどね。雪も降らないから滑って転んでタブレット台無しにしたりしないので、気候で言うなら多分岡山の次くらいに住みやすいのが香川なんじゃなかろうか(岡山は水あるからね……)。

2023-07-31

anond:20230731103637

1.日比谷有楽町周辺に集まっている西洋式演劇劇場

もちろん西洋文化

2.国立公立美術館博物館

2016年に東京都美術館で「若冲展」が開催されて、私元増田も行ったが4時間待ちだったことを未だに覚えている。

伊藤若冲は生まれから死ぬまでずっと京都活動していた絵師

3.大企業が行う文化活動メセナ事業

サントリー運営している東京ミッドタウン内のサントリー美術館

東武鉄道創設者が作った根津記念館など。

サントリー大阪企業根津嘉一郎は山梨出身

4.大相撲歌舞伎落語・能・狂言などの伝統芸能

すべて東京江戸)で生まれ文化ではない。

5.秋葉原文化サブカルチャー

6.漫画アニメ産業

手塚治虫兵庫出身

自前の文化なんかひとつもないのにドヤ顔で「これが東京が持ってる文化だ!」は憐れすぎて笑えるんだよな。

2023-06-24

サンドウィッチ伯爵という偉人

その辺のコンビニでも売ってる、サンドイッチ命名元とされる、第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギュー現代日本ものすごい知名度だ。「サンドイッチって、サンドウィッチ伯爵からきてるんだよ〜」という、謎に広まっているトリビア

1718年生まれ伯爵、大体生まれ年の近い有名人与謝蕪村伊藤若冲マリア・テレジアアダム・スミスなど。街頭で知名度調査をしたら、ワンチャントップを取れる勢いだ。

しかも、サンドウィッチ伯爵が「賭博好きだったこからカード賭博を中断することなく続けられる食事としてサンドイッチを考案した」という逸話創作ではないかと言われているらしい。サンドウィッチ伯爵サンドイッチを好んでいた、という話すら特に記録に無いとか。

風説で300年後まで名を残すなんて、本人もビックリしているだろう。え、なにそれ知らない……怖い……ってなってる。きっと。

2021-05-20

anond:20210520181728

絵なら遅いということはないでしょ

伊藤若冲とか晩年から書き始めた画家いくらでもいるし

祖父引退したあとに、習字を初めて最終的に中国までいくことになった

今が人生の一番若いときなんだからてきとーにやってみたら?

2020-12-23

anond:20201222114015

小説じゃなくたっていい、絵画でもいい

江戸時代天才絵師伊藤若冲は30代で絵を習い始め、40代で本格的に絵を描き始め、50代で大成した

何事も始めるのに遅すぎるということはない

2019-01-30

anond:20190129172938

実はこの指摘は結構重要問題を孕んでいる。元増田は二―トなのかもしれないが、的確に博物館法の矛盾点を突いている。

ブコメでは、ニート割引を認めつつ、その基準としてニートであることの証明をどのようにするかに焦点が当たっている。

こうした論点に至るのは非常に説得的で論理的だ。

ところがだ。博物館法第23条を見てほしい。


(入館料等) 第23条  公立博物館は、入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない。但し、博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収することができる。




博物館原則では無料(キリッ

ヒャアアアアアアアアアアア!!!!! 無料ですってよ! 奥さぁん!!

この戦後に出たイキリ社会教育法律は、現行では後段の留保の方ばかりが実態として現れている。

特に都会の大きな公立博物館はそうだ。

蛇足博物館法の範疇

蛇足公立博物館とは、地方公共団体が設置するものを言う。だから国立の「博物館」は博物館法の範疇外にある。

23条は、私立博物館国立博物館は、対価を徴収してはならない、という規定範疇にない、ということだ。取ってもいいし取らなくてもいい。どっちでもいい。

サッカーで例えると、サッカールールを守ってもいいしコート野球をしてもいい。

理想論だが)無料であるべきというところから議論スタートするべきなぜなら法律がそのようになっているか

今回ニートが参った東京都美術館東京都と言う地方公共団体が持っているので、博物館法の範疇だ。だから原則無料にならないとおかしいのだ。

そしていいか? 重要なことは、ニートでも会社員でも大人子供もおねーさんも、老若男女全員が、全員がだぞ。全員だ。

全員が、無料であるべきなのだ博物館法は、戦後のあの頃、そう高らかに謳った。

実は議論はここからスタートしなくてはならない。

ニートから入館料無くせ、とか、ちゃんと働いているんだから会社員こそ入館料減らせ、じゃあない。

全員が、無料であるべきなのだ

けど、現状はそうじゃないよね

けど、もちろん現状そうならない。

増田諸賢も解るだろうけど、都美レベル博物館が全員入館料無料にしたらなんか「ヤバい」という感じはするだろう。

じゃあ何を考えればいいのか。それは、「条文の博物館の維持運営のためにやむを得ない事情」を突きつめることだ。これが重要だ。

ところで図書館法にも入館料に関して、博物館と同じようで、より厳密な条文がある。

図書館が有料だったらビビるよね。現状そうはなってない。その根拠図書館法に明記されている。

一方博物館法は歴史的な経緯もあって、後段に大切な留保が続いている。

ニートからカネを取るのは「やむを得ない」か?

東京都美術館の維持運営のために、ニートからカネを徴収することは「やむを得ない」のだろうか?

こうした観点から入館料金は捉えるべきなのだ

そしてもちろん、述べてきたとおり、元来全員が無料であるべきなので、

大人子供もおねーさんも、つまり私たち全員からカネを徴収することは「やむを得ない」のだろうか?

これを同時に考えなくてはならない。

このニートの方はここを鮮やかに疑問点として示しておられる。

支払われたお金と対価

なんかすげー抽象的な話になってきたと思っただろう。その通りなのだ

こういう文化に対するカネの投下と見返りなんてものは、解りやす物差しで測れるものではない。

から個人個人が気のすむまで、情報を整理して、それで納得してカネを支払って観覧するほかないと思っている。

考えるための材料は色々転がっている。

都美は指定管理者が入っていて公益財団法人東京都歴史文化財団だ。

展示(陳列)されるモノの向こう側

公益財団法人東京都歴史文化財団はどんなことをしているのか、ウェブサイトを見てみるといいだろう。

解りやすコラムからお堅い報告まで載っている。

ここの財団から展覧会の開催に当たっての資金や、それを企画運営する学芸員賃金が出ている。

https://www.rekibun.or.jp/

東京都美術館条例規則も見るとよい。ここでは使用料指定管理者に入るとある

なお入館料の規定は見えなかった。条例規則作ったやつはよくわかっていて、原則無料であるべきところに規則等で料金を設定しないように配慮したのだろう。

入館料は展示に応じて設定される。「必要な対価」を都度決める、という遵法の姿勢・工夫・配慮が見える。

https://www.tobikan.jp/outline/report.html

都美のウェブサイトには、東京都全然関係ない諸外国作品を展示する意義なんかも書かれている。


そして、歴史文化財団管理する他の施設に足を運んでみよう。庭園美術館個人的にお勧めだ。

料金高いとか、展示がしょぼい、とか。逆に、いい展示じゃん、とか昔来た時より良くなってるじゃん、とかまた来たい、とか思うかもしれない。

本来無料であるべきところだが維持管理にカネを払ってもいい、と思える仕組みを見つけられるかも。あるいは、逆かもしれない。

とにかく、設置主体運営がどうなのか。良いのか悪いのか、個人個人がそれぞれの足で稼いで納得するほかない。

他の運営主体場合でもそう。

まり何が言いたいかと言うと、どんどん博物館に行きましょう、運営がそれで良いのか、モノを見る延長線で眺めて行きましょう、ということだ。

運営がそれで良いのか、規模や設置趣旨にそぐわないか、一市民として観察していくべきということ。

おわりに

なお個人的にはニート全然無料でいいと思っている。

最近都会の展覧会はどんどん混み合うようになっている。伊藤若冲展あたりからひどいもんだ。

ムンク展も、目玉の展示作品の前はベルトコンベアみたいな感じでただ人々が作品の前を一定スピードで通りすぎていくだけ。

それでいいのか? と思っている。

メディアタイアップして、外国人観光客まで絡めて、そこまでしてガンガン人を入れるべきなのか正直わからない。

そこまで商売っ気だすならば、何らかの事情がある人の減免を強化するべきと思う。

なんか博物館から遠くなってしまう気がするけれども、ね。

2016-05-01

http://www.dailyshincho.jp/article/2016/04210515/?all=1

伊藤若冲がすげー安っぽく見えるのですが。。。 >嵐・大野くんが最も敬愛するアーティスト 伊藤若冲ってどんな人?

2014-04-01

伊藤若冲からもってかれるなや。宗教美術館に。身ぐるみ剥がされて美術品の購入費に充てられるぞ。新興宗教でまともなところはひとつもなし。合法的犯罪集団から。終わってるよね。日本

2012-05-20

MIHO美学院の認可がおりました。

日本最強の拉致集団

神慈秀明会学校なので注意してな。

http://anond.hatelabo.jp/20090504163059

http://www.geocities.co.jp/technopolis/9575/index2.html

協力

MIHO美術館

初代館長 梅原猛

現在 辻惟雄

伊藤若冲プロデュース

権力と結託してるから未だつかまらないところが

最凶だろう。

国はここから税金とれや。

スイス銀行に移してるかもしれんが。

MIHO美学院の認可がおりました。

日本最強の拉致集団

神慈秀明会学校なので注意してな。

http://anond.hatelabo.jp/20090504163059

http://www.geocities.co.jp/technopolis/9575/index2.html

協力

MIHO美術館

初代館長 梅原猛

現在 辻惟雄

伊藤若冲プロデュース

権力と結託してるから未だつかまらないところが

最凶だろう。

国はここから税金とれや。

スイス銀行に移してるかもしれんが。

2009-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20091007135457

いま美術館いくなら、上野国立博物館の「皇室の名宝」展がいいかも。

伊藤若冲の『動植綵絵』が、たしか全部でてる。

死ぬほど込んでるはずだけどね、、、平日夜なんかちょっとマシかもしれない。

2009-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20090504163059

1、まずは、物理的に立ちはだかられて逃げれなかったというのもあります。

10数人にすぐに囲まれました。宗教法人ではないともいわれました。


2、みなさんがおっしゃる甘さだと思うのですが「国」に対する信用が

当時はありました。

(これは、大学という権威に対するものも含みます。予備校生ですから。)

①変な団体に活動の許認可は与えないだろう。法人格なども。

警察交番近くで活動を許可するくらいだから害はないだろう。(伝統宗教なみか?など)

という認識です。また、これはコミュニティに対する信用だったのかもしれません。

道行く人は多いわけですから、まさか昼間から詐欺的行為は働かないだろうという認識でした。

これは幻想でしたね。学校建設許可まで与えてしまうのですから。


3、あとは人に対する信用です(田舎でしか通用しないですが)。

これはある意味生き方というか人間に対する挑戦ですね。

そうあるべきという。

神を語って悪いことをする人はないだろう。

大の大人大学生予備校生に悪いことはしないだろう。

そうあるべき、そう信じるべきだ。という当時の付き合い方ですね。

リスク高いですけど。結構礼儀なども重んじてたんでしょうね。

甘さというより、何か強いポリシーでしょう。

残念ながら、彼らの考えは、「学生学校いくな+借金してでも布教献金しろ」

という想定外思想でしたが。

良心を利用するとは思わない。

自身の親族の一人の若年での他界や、友人の父などの病気がありましたが、

そういうものを治せるという弱みに付け込まれたかもしれません。

もちろん信じていたわけではないですが。そういう心の部分をたくみ

ついてきます。

4、言いくるめ

今年は勉強だから無理だ。

→今しかない。入るだけ入っておくべきだ。

など。いろいろ数限りなく。(詳細省く)

親の承諾がいる

結婚就職受験も親と決めるのか?だから受からないのではないか?

など。

これは、若いので、甘さを露呈。軟禁されるとどうにもならない。


人間デリケートな部分、良心善意というを

利用して陥れることを許しているのが日本の現状ですよね。

だから今、不信の社会です。

冷笑的な無関心、モラルハザードが各所で起きていますが、

戦後反動から日本人が振舞うべき括弧たるポリシーを失ってるかもです。

モラル基準としてカルト宗教しかない、たんなる自己中心的な振る舞いしかない

というのであれば、早晩、国(という幻想なのですが、みなさんによると)

破綻してくると思います。(みなさんみたいなしっかりした人が多く安心しましたが)

着実に個人が一人一人破綻してきているわけですから(笑)

(こういう青臭いことは本来口にすべきことでなく、文にして強調する

こと自体カルトと似ているとも感じますがw。微妙な問題ですね。)


多少、論理が飛躍してるかもしれませんが、一人でも被害者が減れば。

コメントにある通り、かかわってしまえば、こちらが悪いということになります。

そして、団体は糾弾されることなく、自由意志に基づいたものだろ。

…と、一生個人の信用の負債となります。

団体は豪奢な生活、VIP扱いされても個人の信用(履歴)

は回復することはありません。美術館などで

かかわる時は十分気をつけてください。

伊藤若冲ブログも以前ありましたが、

あれも館長の辻さんの見出し作家です。残念ながら

美術館も完成度が高く、太鼓グラミーのはずです。)

若さゆえの甘さと弱さと馬鹿さの反省として書きました。

2009-05-04

日本が終わっている本当の理由

日本が終わっている理由を個人的に書きます

名乗るまでもない者なので、匿名ですいません。

ちょっと勇気がいりましたが、偉い方、若者

一人でも読んでくれれば幸いです。

ブクマを期待してるわけではありません。

司法行政マスコミとも解決できない問題であるので

こちらに書かせて頂きます

問い合わせる機関相談する場がないんですよね。

誰も問題に対処しない…長年。

問題あったらすみません

予備校生として上京した中、3日で宗教団体につかまりました

白昼堂々、交番もある高田馬場という駅です

相手は早大生だったので、何度も断りましたが、弱い立場の予備校生

信用したというか。押し切られた感じですね。田舎出身の未成年なので、人間的にも未熟でした

信仰をしてる人で悪い人はいないだろうみたいな。警察の前で堂々と悪いことしないだろうみたいな。

その後、入るのになんだかんだとお金が20万くらい、かかりました

滋賀に行こうとも言われました

お金がないなら、「予備校の講座を取ると言って送ってもらえ」

などども言われましたが。

滋賀に行った際に、学校行かないで仕事やめて

布教しなさい」とかいわれ、学校に行かない決意、仕事しない決意

ができるまで、滋賀の山奥からバスが出発しないことにまで

なりました。(この団体では自己放棄という)

世界平和とかの大義、自分をとるか困っている人をとるか

情や人間関係良心や弱みなどにつけこんできます

何かしら悩みを持ってると、さらにつけいられます

有名商社出身の方も活躍してました伊藤忠商事

全員たたせて、自己放棄を決意したから座っていく。

最後に一人立ってたら、「なんでこいつ立ってんの?」

とか、いわれましたね。



結局、予備校にはほとんどいけないまま、入試を迎えました

その後、なんだかんだとつきまとわれ、

借金を抱え、禁治産者にされそうになり、地方に戻りました

逃げ切れないのは、なんでか?いろいろ手法・理由はありますが…。

ここでは割愛します。

借金献金でも有名な団体です。この団体は。それで建った美術館滋賀にありますよ。

ミホミュージアムっていいます。

http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20071016.html

http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0117/index.html

だまされないでくださいね

ドロップアウトした状態のまま、ワープアになるか破産しますよ。

(ちなみに、そういう宗教にかかわったとなると

自分が悪いとされるんですよね。)

被害者加害者にして自己責任

ほんとの加害者は、蓄財し評価されてメディア活躍

そして、また被害者連鎖をつなぐ。

もうやめにしませんか?

こういったことが、白昼堂々、交番のいる前で、

起こっているわけです被害者は数百人を越えると

います。

そして、長年裁かれることなく、今年、学校建設許可が先日おりたそうです

政治家献金して集票マシーンになってるから変わるはずもないですが。

http://zara1.seesaa.net/article/114267878.html

文科省は何をしてるんでしょう。すごい国ですよね。


なんで滋賀県に行ったのかって?

なんだか、有名な建物があるんですよ。

NYワールドトレードセンター(9.11で無くなったビル

を作った人が、本部を作ったり、設計東大の人がしてたり。

芸能人、お偉いさんが来てたり。

最近では、美術館がありますよね。ルーブル作った人みたいです

そこも東大名誉教授が館長で、NHKの爆笑学問にも出てましたよ。

伊藤若冲がお好きな辻さん。ミホミュージアム 館長。

ミシュラン日本ガイドにも出てますフランスではカルト指定されてるのに?

白洲正子展とかもしてましたね。元首相細川氏来訪などもあった

ようですデザイン経産省の賞などもらったりしてます



そういう権威付けをうまく利用するんでわからないんですよね。

そういえば、初代館長は、京大出身の某有名思想家した

梅原猛

ここまで有名人とお友達ということは裏で何か

あるのかもしれませんね。

犯罪を犯しても裁かれない仕組みが。怖い国です

もう少し国というものを信用してました普通に安全に

暮らせるもんだと思ってましたけど。

気をつけてください。若い人たちは。

私みたいにならないように。消費者庁がんばってくださいね


できれば、その宗教団体の人も謝って補償してほしいですね。

偉い方々には丁重に謝ったという話は聞きます

本気で世の中よくしたいと

思ってるなら。

神慈秀明会

わけないですけど。

もう少し、普通若者普通に生きていける国になればいいですね。

借金を繰り返して経済的な余裕がないことを知りながら献金させたのは不当として、川崎市40代女性宗教法人神慈秀明会」(本部・滋賀県甲賀市信楽町)と代表者らに約2000万円の損害賠償を求めた訴訟判決が25日、京都地裁であった。中村哲裁判長は「(献金の)勧誘行為は社会的に相当な範囲を超えて違法」として660万円の支払いを命じた。

http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2008/01/post_e65d.html

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん