はてなキーワード: 夏休みとは
元々酒が飲める体質ではないので晩酌をしたことはなかったが、最近コロナやら夏休みやらで仕事も早く終わって暇だから真似事をすることにした。
やってみてよく分かった。
これはまあまあ楽しい。
そして、絶対に太る。
乾き物のカロリーはまちまちだからこそ、カロリーオーバーのラインが見えにくい。
自分は基本的に炭酸水とダイエットコーラしか飲まないからまだいいが、本当の晩酌はビールでこれをやるんだろ?
大丈夫かよ。
こんなの毎日やったら身体、少なくとも食生活はボロボロになるだろ。
ああでも、コレで気持ちよくラリれたら本当最高だろうなあ。
飲めなくて助かったわ。
金もねえしなあ
夏休みが終わってしまった。夏休みにやったことといえば、DLSiteに新規登録して同人エロゲを買い、3本ほど遊んだだけだ。お金ないし、暑いし、コロナ怖いし。
で、ちょっと面白かったり良かったことを久しぶりにはてなブログにでも書くかなあって書き始めたのね。
でもこれ公開できないことに気づいた。
twitterさあ、オタク趣味の知り合い以外にも大学時代の同じオタクサークルだった奴らとつながっててね、そっちはエロゲもエロ本も、まあまず話題に出ないわけ。
そこに「いまさらteachingfeeling買ってみたけど時代作っただけあるわー」とか「孕姫なかなかでした」とか「いやー錬精術師、世の中の攻略情報が序盤以外雑なの、とりあえず全体HSkillできる防具購入して雑にぶっ放してると最初から持ってるけど恥ずかしくて装備できない防具が装備できてそれにすると攻略とかどうでもいいぐらい強いからだったわ」とか書けねえ。
7割超のコンビニ客がレジ袋辞退…大手3社、有料化の売り上げへの影響みられず
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200814-OYT1T50258/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62514220R10C20A8HE6A00/
しかし百貨店にしろコンビニにしろ売り上げ低下は長雨やコロナ禍の影響、レジ袋有料化は売り上げへの影響は見られない(キリッとか言い出しているのが面白い。
そもそも売り上げだけではなく案の定、先に行い海外の事例としてあった万引きが日本でも問題化し始め、前々から指摘されていたクレーム問題等が起こり始めたりしているからね。
それに普通に減収に関与している可能性があるのは現場が指摘しているじゃん。
コンビニに関しても現場と上層部だと視点の剥離が酷いのだろうなと読んでて思えるよね。
それに万引きに関してはその対策費用の方がヤバくなる指摘も当時あったし、今回に関してはコロナのドサクサと言う衛生面でも最悪なタイミング且つ、温暖化方面については当時から否定され、今回彼等が盾にしているウミガメシールドも0.3%に過ぎないとか色々ボロが出始めている上に消費者自体が不便さを強要され、一般人から見れば、その環境問題への対策とやらそのものに対しての印象最悪と化しているので、この一件は今後の彼等の環境対策(笑)とやらにも足を引っ張り続ける事になるだろうね。
それに小泉進次郎大臣はこの時期にも空気が読めずにマイボトルとか言い出す様だし、環境省自体、動物愛護とかその手のとも絡んで、おかしな方向に行っているし、日本に関しても色々な面でもうこの手の運動の終わりが見えだしたよね。
前々から判っているけどもこの大臣もただ世間に良いポーズをしたいだけの人だと言う事がこの一件でも良く判る。
しかしgotoと言い、この件と言い、やる事なす事全て、逆回りになって、政府自体へとヘイトが向かっているのだから面白いなぁ…。
旅行会社や遊園地等にしてもコロナ禍以前から小学校の夏休み短縮等の影響から稼ぎ時が減っていたのは事実だし、今回のgotoは世間の印象も最悪で旅行関係はガチでヘイトを買う事になったからねぇ…。
コロナ禍以前の夏休みの短縮は日本の学業や学力が低下したからとあの人達がやらかした結果だけど、そもそも学習時間自体無駄に増やしてもきちんと理解できる環境と教育をしなければ意味がないんだけどね。
その上教員への負担が更に増えて、人員も増やさないから余計に弊害が出ている格好。
それにあの人達が我欲優先で金も出さないケチ臭さの癖に良いポーズをしたいだけで深く考えずにやらかし、更に余計に事態を悪化させるのは今回のコロナ禍でも発揮されたからね。
夏休み明け初日の勤務だが、楽しいことが全くなかった長期連休は珍しかった。楽しみにしてた予定はすべて中止になりチケットが返金されていたり、都民ゆえに都内からで手遊びにいくのも憚られた。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 123 | 14597 | 118.7 | 46 |
01 | 78 | 6853 | 87.9 | 40 |
02 | 65 | 20837 | 320.6 | 83 |
03 | 50 | 8410 | 168.2 | 84 |
04 | 22 | 2752 | 125.1 | 62 |
05 | 18 | 2233 | 124.1 | 84 |
06 | 30 | 4580 | 152.7 | 92 |
07 | 32 | 6147 | 192.1 | 54 |
08 | 65 | 6714 | 103.3 | 61 |
09 | 81 | 7576 | 93.5 | 42 |
10 | 100 | 17481 | 174.8 | 54.5 |
11 | 216 | 22405 | 103.7 | 40 |
12 | 225 | 13468 | 59.9 | 31 |
13 | 200 | 17557 | 87.8 | 32.5 |
14 | 217 | 16372 | 75.4 | 28 |
15 | 202 | 16983 | 84.1 | 28.5 |
16 | 178 | 18359 | 103.1 | 40 |
17 | 130 | 15401 | 118.5 | 45 |
18 | 187 | 19255 | 103.0 | 41 |
19 | 160 | 21925 | 137.0 | 52 |
20 | 186 | 15441 | 83.0 | 31 |
21 | 178 | 14946 | 84.0 | 33 |
22 | 162 | 17092 | 105.5 | 35 |
23 | 263 | 22699 | 86.3 | 35 |
1日 | 3168 | 330083 | 104.2 | 39 |
TG(11), スタプリ(4), 川上氏(5), むう(3), モンドセレクション(3), 脳外科(6), 割り算(22), 小宇宙(3), 主賓(4), ドライアイス(5), 100ml(3), メールアドレス(18), トランス(20), generator(18), 湯(13), 匿名性(13), お盆(13), 予告(13), 短期間(11), 悪用(12), 奥さん(34), 手法(21), note(17), 暑い(17), 伸びる(10), セフレ(8), 身長(12), 異なる(23), 夏休み(10), 長文(24), ブクマ(39), 伸び(18), エンジニア(23), 計算(21), 登録(21), 婚活(17), 事前(15)
■割り算ができない専業主婦(追記 2020/08/16 14:49) /20200816024220(62), ■恋愛工学で人生上手く行くと同時に人間として軽薄になった /20200815021019(23), ■昔より確実に進歩してありがたいこと /20200816160855(19), ■今日初めて聞いた用語「ウルトラマン空白世代」 /20200816015438(16), ■キモくて金のあるおっさんと遊んで婚期逃した /20200816103953(14), ■工作用アカウント(複垢等)をメモしていく /20200816073717(13), ■シスがトランスの役を演じるべきじゃないなら女性BL作家は廃業すべき /20200816115435(12), ■フェミって強い女に憧れる弱い女なんだろうな /20200816142037(11), ■お前らにはセフレいる苦しみとかわからんのだろうな /20200816112021(10), ■anond:20200707214248 /20200708194638(9), ■共働き夫婦の家計知りたい /20200816114435(9), ■10代で岡田斗司夫、唐沢俊一の本にハマった人の精神史 /20200816114700(9), ■生きるのが向いてなさすぎるから、もう人生やめていいですか? /20200816183357(9), ■川上未映子さんの「性風俗店には行かないオレ」ツイートを読んで /20200815111332(8), ■家事しない増田だけど質問ある? /20200816002122(8), ■誕生日を迎えたが悲しく吐いた /20200816030311(8), ■MIYASHITA PARKで「渋谷が変わってしまった」とか言ってるエアプども /20200815092248(7), ■anond:20200816105223 /20200816160719(7), ■ガイジのジって何 /20200816185604(7), ■anond:20200816113700 /20200816114016(6), ■東京都心に家を買ったワイ無事死亡 /20200816140906(6)
SAOにはそういう「X年前に嗅いだ空気の匂いが突然頭の奥からやってくるような感覚」を持たせる力がない。
その点においては.hackは優れていた。
結局は時代を味方につけたんだろうな。
本気出したらもう出来そうなんだけど誰も本気出してないだけって感じがすんだ。
甘利氏、安倍首相を「休ませて」
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/667549412599268449
労働時間でいえば過労死ラインを超えているであろう安倍首相(150連勤くらいしてたよね?)が休みを取りつつあるのに対して
「辞めたらもっと休めるよ?」「疲れの原因はお前の無能さのせいだ」とか罵声を浴びせてるはてなー達の人権意識の低さよ。
あなた達は、仕事はできないが労働時間がやばい同僚が「休みを取りたい」と言ってきたら、
「辞めればもっと休めるよ」「疲れの原因はお前の無能さのせいでは」って面と向かって言えんの?
これが間違いの始まりだった。
練習できるのは3年生だけだった。
1~2年は球拾い専門。
コートをぐるりと囲んで、飛んでくる球を回収するだけの雑用係。
拾うボールは飛び交っているのだが、球拾い要員の人数が多く(30人近く)、手持ち無沙汰。
明らかな過剰スペック。
ほぼ棒立ちの状態。
たまに飛んできたボールを、トスして回していたら「真面目にやれ!」と一喝された。
練習の最後は決まって、アタックを拾うレシーブの練習が行われる。
球拾いが最も忙しくなる時間でもある。
「早く終わってくれ・・・・」これが1,2年の共通した願いだった。
練習の末期が近づいたと安堵を感じる。
しかし顧問は力任せに思いっきりアタックするため、誰も取れない。
そんなこんなで、「ラスト」は永遠と思えるくらいに伸びに延び、他部活の生徒が完全に帰り、外が真っ暗になった頃に終焉を迎えるのが日常だった。
これが毎日続いた。
月火水木金土日。
平日は16時~19時までの3時間。
土日は弁当持参で丸一日。
問答無用で球拾いだった。
朝6時に起きてランニングして球拾い。
昼ご飯を食べて球拾い。
夜は9時まで球拾い。
1年の秋。
3年生は泣いていた。
でもボレは何とも思わなかった。
感情移入できなかった。
「早く帰りたい」と言う思いしかなかった。
しかし「来年は絶対に勝つぞぉ!!!」という顧問の一言で、その日は夜遅くまで球拾いさせられた。。
3年生が引退し。
2年生が練習できるようになった。
長きにわたり耐え抜いた彼らの顔は、とても生き生きしていた・・・
しかも球拾い要員の数が少なくなったこともあり、ボーっとしていると目立つようになった。
気の抜けた顔で突っ立っていると「やる気だせやぁぁぁああ!!!」、と横からボールを顔面に投げつけられた。
鼓膜が破れたかと思った。
それでも行く気になれなかった。
2年になるころには、全く行かなくなった。
同じような脱落者が何人もいた。
そしてボレ達は3年生になり。
2年間球拾いに耐え続けた英雄達(同期)は、試合で1度も勝つことなく、部活動を終えたと聞いた。
思い返せば。
ボレの人生は、あのバレーボール部の入部で歯車が狂いだしたように思う。
そして2020年。
家賃も払えず、来月末には退去を迫られている。
それでもボレは、文句も言わずただ粛々と生き続けようと思っている。
そう。
先⽇⾦曜ロードーショーで『打ち上げ花⽕、下から⾒るか?横から⾒るか?』を初めて観て、これがなぜ世間で酷評されているのかが私にはわからなかった。この作品に与えらえた不当な評価を少しでも覆すことはできないだろうか、インターネットの⼤海の中に⼀艘でも肯定的な感想を加えられないだろうか、と思いここに駄⽂を書こうと思う。
誰かに伝えるメディアを持たない私が、おそらく一番⼈⽬に触れる場所、⽅法として本来の⽤途とは違う、この場所、はてな匿名ダイアリーをお借りすることをご容赦いただきたい。
私がインターネット上で⾒た感想、この作品の⽋点としてあげられるものは⼤きく5つに分類される。
・主⼈公に対して都合の良すぎる物語
私は映画化された⼩説、ドラマ化されたアニメ、現代化された古典作品、どれにおいても原作が最も優れた作品だと思っているからだ。また以下の考察はすべてアニメ映画を元にしている。
⽣徒が先⽣同級⽣等に対してセクハラを行うことは、若いからと⾔って許されることではない。実際の教育現場で現在⽣徒たちがどのような発⾔をしているのかは学徒でなくなった私にはわからないが、実態とは関係なくそれを映画館という⼤衆の場で晒すということを、フィクションであるならばこそ考慮しなければならない。
上記は台詞による登場⼈物間で⾏われるセクハラである。そしてもう1つ、映像を通して⾏われる観客へのセクハラも問題だ。それは必要のないシーンでの性描写である。もちろん場合によってそれが必要とされるシーンも存在する。主⼈公である中学⽣男⼦が、ヒロインの揺れるスカートに⽬を奪われることはあるだろうし、後述する都合のいいヒロインは主⼈公の意のままに動くことも肯定される。
しかし、ヒロインが部屋の中で着替えるために下着になるシーン。これは物語にとってこの作品にとって必要だろうか。ローアングルでスカートの中をのぞくシーン、これを誰が求めているのだろうか。せっかく⼈格を与えられて動きだした登場⼈物を、お⼈形遊びによって再び創作物へと叩き落す⾏為は、この作品に限らず、こうした作品においてあまりにも散⾒される。これは私が多くのアニメを観るのが好きでない理由でもあり、⼤衆映画として成功するジブリなどのアニメ映画作品と、ただのアニメとの⼤きな境界でもあると私は考えている。
これは主⼈公が新たなストーリーを始める、過去を巻き戻す、ようにみえる、際に起こる、映像の揺れ、歪みを指す。はっきり⾔って邪魔である。主⼈公の既視感の整合を表現しているのだが、この作品中都合3回も繰り返すのだから、いい加減主⼈公も慣れてくれ。初めの1回で観客は慣れている。この表現の過剰さ、強弱の無さがこの作品をやや分り⾟くしている要因であると私は思う。
以上3点においてこの作品を酷評し、つまらないと思っている⽅はもう少し我慢してこの駄⽂を読んでいただけないだろうか。これから4つ⽬について反論し、5つ⽬のわからなかったという⽅のために私なりにこの作品を解説したいと思う。
好きな⼥の⼦が夏休みの間に転校することを知った、主⼈公はその最後の1⽇を⼀緒に過ごすために、うまくいかなかったこと、失敗したことを、もしあの時こうしていればと、何度もうまくいくまで繰り返す。
確かにこの作品は都合の良すぎる物語である。主⼈公は意のままに時を戻すことができ、ヒロインはいつの間にか主⼈公を好きになる。この作品にはハラハラドキドキという⼭場、⾼揚感が⼀切ない。壁にぶつかっても努⼒無しに乗り越えてしまえば、観客たちは何のカタルシスも得られない。感情移⼊も出来ない。
しかしここに⼤きな誤解がある。この作品はタイムリープものではない。主⼈公は好きなように時を戻すという能⼒は与えられていない。彼は主⼈公だからといって特別な能⼒を⼿にしたわけではない。私たち観客も皆持っている能⼒を使って物語を作っている。それは「もしも」である。
この作品はすべて主人公の妄想である。実際に時を戻しているわけでも、本当のヒロインが主⼈公のことを好きになったわけでもない。ただ妄想の世界で主⼈公が願った通りに物語が進⾏しているだけなのだ。すべてが都合良くいくのはこれが理由だ。
⼀般に妄想で物語を終えることは、くだらない、夢オチかよ、などと⾔われるが、この作品においてはそれが許される。なぜならくだらない妄想への批判こそがこの作品の根幹であり、テーマであるからだ。
単⼑直⼊にこの作品を述べると、
【好きな⼥の⼦が⾃分を好きになってくれない現実を受け⽌められずに、妄想の中で⾃分のことを好きな彼⼥を作り上げる、という思春期の愚⾏】
を丁寧に描いた作品である。原作が、恋愛と友情との天秤を主題に据え主⼈公に⼩学⽣を置いたのに対し、思春期の始まりである中学⽣を主⼈公としたのはここに意味がある。
ではどこまでが現実でどこからが妄想なのだろうか。いつからヒロインは主⼈公に都合良くなっていったのだろうか。この作品の現実はこうである。
主⼈公を差し向けるという形でライバルに振られたヒロインは、親に無理やり⼿を引かれて引っ越す。それを⾒た主⼈公はライバルを殴る。新学期が始まり、先⽣が名簿を読み上げる。そこに転校したヒロインの名前はなく、主⼈公は学校に⾏っていない。
つまり「もしライバルに⽔泳で勝っていたら」からラストシーン⼿前までがすべて妄想である。
妄想であるという根拠は後述するとして、この作品をわかりにくく、かつ魅⼒的にしている謎について先に解説していきたい。
ヒロインは花畑で主⼈公に何を語ったのか。そして主⼈公はなぜライバルを殴ったのかである。
このシーンを境に妄想が始まっているので、妄想の動機、この物語において最も⼤事な出来事であるといっても過⾔ではない。
この物語の中で唯⼀、意図的に観客に隠されているシーンがある。それはライバルの代わりにヒロインを病院へと迎えに⾏った主⼈公と、ヒロインとの会話である。
「なんで島⽥くん(主⼈公)が勝つと思ったかわかる?」
その後に続く台詞は省略され、次のシーンではヒロインは主⼈公から⾛り去ってしまう。これを聞いたことで主⼈公はライバルへと怒り、結果として殴ることになる。ではその内容はどのようなものであっただろうか。
ヒロインがライバルにプールで告⽩をし、花⽕を⾒に⾏こうと誘ったこと。しかし振られてしまったこと。再婚で転校しなければならないこと。そのために「家出」をしたいこと。その後の妄想の種となる部分を聞いたのは間違いないだろう。ただそれだけではないのは明確である。それだけのことなら省略する意味がないからだ。
ここで妄想前後のライバルの変化について注⽬したい。プールで勝ったライバルは、主⼈公がヒロインを好きなことを知っていて、それを応援している。主⼈公とヒロインが⼆⼈きりになるようくだらない理由をつけ、また逆に⾃分とヒロインが2⼈きりにならないよう振舞っている。しかし、プールで負けた彼の態度は⼀変する。主⼈公とヒロインが2⼈きりでいることに苛⽴ち、主⼈公への不満を露⾻に表す。後者は主⼈公の妄想をもとに作られているということは重要な点だ。妄想後にプールで負けたライバルは妄想前にプールで負けた主⼈公と同⼀なのである。
ライバルは⾃分へと向けられているヒロインの好意に気付いていたのではないだろうか。しかし、⾃分はヒロインのことを、少なくとも主⼈公がヒロインを想うよりは、好きではなく、告⽩されても振ると決めていた。なぜならそれに対して主⼈公が苛⽴ち、ライバルへ不満を持つことをわかっていたから。そしてライバルがそのように思っていることを、ヒロインも察知していたのだろう。それが上述の発⾔「(主⼈公)が勝つと思った」につながっている。
転校前に最後の思い出が欲しかったヒロインは、ライバルへの告⽩を決意する。その結果はライバルが⼿を抜くという形で、主⼈公の勝利という形で、実際に想いを伝えることなく、判明する予定だった。しかし、実際には主⼈公のアクシデントによってライバルが勝ち、主⼈公の⼝からヒロインは⾃分がライバルから振られたことを告げられる。
そのことを聞いた主⼈公は、親に⼿を引かれるヒロインが「助けて」と⾔った相⼿が本当は⾃分ではなかったこと、ライバルのヒロインへの適当な態度に対して怒り、ライバルに殴りかかったのだ。
そして主⼈公の妄想が始まる。もしあの時⽔泳で勝っていたら、ヒロインがライバルに振られることはなかったのではないか。ヒロインを助けるのは⾃分だったのではないだろうか。ヒロインは⾃分に対して告⽩してくれたのではないか。
妄想であり、ヒロインは⾃分のことが好きではないとわかっているから、花⽕⼤会へは誘われるものの、告⽩は⽔の⾳にかき消されて主⼈公の⽿へは届かない。
この告白のシーンは主人公自身だけでなく、観客をもごまかし誤認識させている。プールで勝った方を誘うと言うヒロインの言葉をそのまま信じてしまえば、主人公が勝ったことをヒロインが喜んでいるかのように、まるで現実では主人公のことが好きだったのに負けてしまったから不機嫌になったかのように誤解してしまう。制作者は上述した会話の意図的な省略により、ここで主人公と共謀して観客を妄想の中に引き摺り込んでいるのだ。
妄想が進むにつれて、主人公はヒロインを自分の都合の良いものへと作り替えていく。「家出」であったはずのヒロインの⼩さな反抗は「駆け落ち」へと変わり、浴⾐から⽩いワンピースへと⾐装が変わる。
主⼈公は⼀度は変な花⽕の形を⾒てこれが妄想であると気付くものの、妄想の中のヒロインに2⼈でいられるならどっちでもいいと⾔われ、世界を好きなように変え始める。海の上を⾛る電⾞、レンズに囲まれた世界。
「これは典道くん(主⼈公)がつくった世界なんだね」
世界のおかしさを気にする主⼈公に対し、同じおかしな存在である妄想のヒロインは世界をおかしいとは気にしない。その後主⼈公の望み通りにキスをしたヒロインは
「次会えるのはどんな世界かな?」
という⾔葉を残していなくなってしまう。
そして主⼈公は妄想の世界から抜け出せないまま、現実が始まる。主⼈公が今も妄想の世界を渡り歩いているのかは明らかにされずに物語は終わってしまう。
上記の論の根拠となる、妄想の開始位置を示す手掛かりは3つある。
1つ⽬は⾵⼒発電のプロペラの回転方向である。現実では時計周りに対し、妄想が始まると反時計回りに回り始める。おかしな世界になってからはプロペラが回転を止め、妄想世界が破綻すると再び時計回りに動き始める。
2つ⽬は「茂下(もしも)」という駅名、町名である。駅舎や標識などで度々映り込むこの地名は、現実世界では⼀度も登場しない。
そして3つ⽬、ヒロインの表情である。同じシーン、プールサイドでの告⽩で比較するとその差が顕著であるが、現実のヒロインは感情を顔に出さないのに対し、妄想のヒロインは常に笑顔で表情が豊かである。これこそがこの世界は主人公の妄想である明確な根拠と言える。今⽬をつむり、頭の中にあなたの好きな⼈を思い浮かべて欲しい、おそらく彼、彼⼥はあなたに対して微笑みかけているはずだ。
『打ち上げ花⽕、下から見るか?横から見るか?』は、誰しもが思春期の始め、クラスメイト、芸能⼈、またはアイドル等々を相⼿に、通ってきた道、妄想という愚行を再体験させる、素晴らしい⻘春映画だ。もちろんこれは私なりの解釈であり、皆さん⼀⼈⼀⼈の考えを否定するものではない。ただ私のこの⽂章を読んでいただいた⽅が⼀⼈でも、もう⼀度この作品を観返そうという気持ちになって頂けたのなら、幸いである。
屋外で蝉がせわしなく鳴いている。
懐かしい、夏の記憶だ。
PCでゲームをするきっかけはマインクラフトだった。(この時、すでに製品版になってた気がする)
家族共用PC(メモリ2GBでやばい)で満足できなくて、初めてした大きな買い物だった。
そんで、それを手にした俺は、夏休みの大部分をマインクラフトのマルチプレイで過ごした。
マルチプレイといっても、共同で建築したり、経済圏を作ったりいろいろあるが、俺がとびきりハマっていたのはPVPであった。PVPとはいっても単純に武器を作って戦うのではなくて、相手の陣地にある特殊なブロックを壊したり、あるいは持ち帰ったりする攻防戦である。最前線でひたすら殴り合ってもよし、武器をひたすら作ってもよし、防壁作りに勤しんでもよし、自陣のパトロールをしてもよしととにかく自由で、みんながみんな好きな方法でその戦いに挑んでいた。
そして、当時の俺はそうやって数十人が一丸となって攻防するこのPVPの虜になっていた。この手のPVPを扱うサーバは当時たくさんあったけど、俺が通っていたのは最大手のような所で、常に100人近くが接続していた。常連の人と仲良くなったりはなかったけど、いつもワチャワチャで、殺伐としてる雰囲気が好きで、よく入り浸っていた。
こうやってキーボードを素早く叩けるのも、当時戦況をチャットで使えたり、レスバトルしたのが大きかった気がする。
(何事もそうだが、練習するよりそれが必要な場面に遭遇することを多くする方が、なんだかんだ上達につながるものかもしれない)
俺が通っていたサーバは他にもあって、専用コマンドやテクスチャを適用してガンシューティングが出来るサーバとか、ひたすらアスレチックするだけのサーバとか色々なお気に入りがあった。
こっちは小規模なとこも多くて、何回か通うとIDを覚えてもらえてたりした。そのサーバの人たちとどうでもいい世間話をしたり、飯落ちを見送ったり、送られたりした。
夏休みになると湧いてくる、いわゆる夏厨だったわけだが、その住民やサーバ主はきさくな人たちで、殺伐したインターネットの中では温かい空間だった。
年月が経ち、俺はマインクラフトを遊ばなくなって、その熱はOverwatchやR6S、Splatoon(Wii Uの方)に移っていった。一般に語られるゲームの流行り廃りに沿うように、俺も色々と遊び、そして現在に至っている。
それで、この前Overwatchを惰性でプレイしていたわけだが、重なるタンク弱体化などの謎調整+運営の異常なマクリー推し+必ず遭遇するスマーフィングなどでさすがにつまらなくなって辞めた。
ちなみにタンク専で、ラインハルト専(盾張る役目しかしてない)である。(どうしようもない)
それでふと、マインクラフトのことを思い出した。
ひさびさにランチャーを開くとアカウントは古くなってて(別サービスへの引継ぎ必須)、くそデカいダウンロードを終えたのちに立ち上がると見覚えがあるも違うマインクラフトになっていた。いつの間にかダンジョンモードとかも追加されていて、ちょっとびっくり。起動するバージョンも選べて、高校当時の古いMOD入りのバージョンも表示されていた。懐かしい。懐かしいが、だいたい古いやつを起動すると不具合が起こる気がしたのですべて削除した。最新バージョンは当時より番号が大幅に進んでいた。
そして、マルチプレイヤーを選択して、サーバ選択画面に移って、絶句した。全てのサーバが接続不可の赤マークになっていた。
あーアドレスが変わった系かな?と思ってアドレスを専用サイトで調べなおすと、大手は引っかかったが、小規模のサーバは見つからなかった。なんとなく察してしまった。サーバ選択画面に戻って、各サーバの対応バージョンを確認した。どれも、最新バージョンよりはるか手前で、力尽きたかのように止まっていた。
そしてアドレスが見つかった大手サーバは、バージョンが近かったが、閉鎖されていた。公式サイトも確認しにいったが、更新は止まっていて、掲示板は時間が止まったかのように、静かだった。最新の書き込みは数か月前で、「新規は来ず、チーターしかいない。どうにかしてくれ」のような内容だった。
書き込みも数人で、おそらく攻防戦はもう出来なかったんだろう。
唖然とした。
100人規模、数十人規模で毎日盛り上がった、そんな記憶が色濃く残る場所は、いつのまにか廃墟となっていた。
廃墟ならまだいい。もはやその場所を見ることすら出来ない。崩れ去って海に消えてしまったかのようだった。
呆然とした。あんなに盛況だったのに、こうもあっさりと消えるのか。
バージョンに対応するのが大変だったから?管理人が忙しくなったから?人が来なくなったから?
分からない。分からないけど、どれであっても仕方がなかったのかもしれない。
運営するのはタダじゃないし、労力が掛かるだろう。だから、仕方ない。
でも、ここまで全て無に帰しているとは、思ってもいなかった。思いがけない展開で、俺の夏の思い出は終結していた。
もしかしたら、ワイワイしたその思い出のままの記憶に留めておいたほうがよかったのかもしれない。
なんとなく感じる寂しさと、当時の運営者への感謝をなんとなく片隅に書きたくなったので、こうして書き残しておく。(いつかここも消えるかもしれないけどね)
娘が大きくなってきたんで、夏休みの思い出作りに、と思って車借りて家族3人でドライブに行った。
が、久々のドライブなんで忘れてた。妻はめちゃめちゃ車酔いする人間だった。
妻は出発後30分で無口になり、目的地ついた頃には完全にグロッキーで、俺は1人で娘を水着に着替えさせ、2人で川遊びをした(めっちゃ楽しかった)。
かなり強い酔い止めを飲んでたが全く効かなかったそうで。
でも、親が教育熱心でなく、中高公立で、大学も早慶行けそうだったのに女だからって女子大。
上に行くなって言われる人生ってストレスで、大学生活は目いっぱい羽を伸ばそうって思って。
いちばんイケてた男子のお誘いで新歓コンパ(当時はそんなのがあった)の毎日。
最終的に某有名私立大学のスポーツ&イベント系サークルに落ち着くことになった。
スポーツ&イベントは単なるネタで、活動のメインは飲み会。ほぼ毎週。
GW明けの飲み会で3年生の先輩から付き合おうって言われて2人で泊まりの旅行に行った。
初めての彼氏。そのころから先輩と付き合う女子がぼちぼち出てきて、6月にはほぼすべての女子に彼氏がいた。
そのころ、彼氏に過去カノのことを聞いたりしたときにやや違和感があった。
異変が起きたのは夏だった。
夏休みに入って、先輩に振られた。たいした理由もなく喧嘩して、そのままもう付き合えないって。
私にとっては初めての男性だったし、夏は彼と海に行こうとか楽しみにしてたから凄いショック。
飲んで泣いているところで、別の2年生の先輩に慰められて、その日のうちに抱かれ、そのまま流れで付き合う。
ふと周りを見ると、夏休みに先輩から振られる1年生の子が次々に。
私と同じように、傷心の女の子を、別の先輩や同級生が慰めて、流れで付き合っちゃってた。
夏休みが明けて、またその2年生の彼氏に振られた。飲み会で(略)別の2年生の先輩と付き合うことになった。
だいたいみんな1年生の女の子は、そういう感じで付き合っては2~3か月で振られて、別の男子と付き合ってた。
そうやって何人かの男の子と付き合って、心が燃え尽きた女の子からサークルを抜けていく。
男の子と付き合ったこともない子が、大学でたった半年で2~3人の男子と付き合い、振られるのは精神的にきつい。
ちなみに1年生の男の子は、早々に彼女を見つけた男子はサークルから抜けてくか、2か月ほどで別の子と付き合うサイクルに入る。
要は、このサークルは、男子が計画的に何人かの女子をシェアするシステムだった。
女子大の1年生を勧誘し、3年生の男子から優先的に手を付ける。
ずっと付き合う気にならなければその子を2年生→1年生と払い下げるシステム。
どこかで男子が気に入って長く付き合う彼女にしたいと思ったらそうなる仕組み。
でも上位の男子から下位の男子に払い下げる際、女子のいろいろなことを話して、
下位の男子がどの女子に行くかドラフトみたいに調整してたらしいので、
まあ、普通の感覚を持った男子なら、長く付き合う彼女にしたいとは思わない。
だって、話される内容はほとんど身体の特徴とか寝たときの反応とかだったらしいから。
そんなのを知られてる人を真面目な彼女にする男性は少ない…らしい。
男子のその辺の感覚っていまいち理解しがたいところもあるけど。
私は、3人目に付き合った男子と気が合って、長く付き合うことになったのでそのサークルに居残った。
世渡り上手くて高校まで運動部で、サークルの中でも顔の効く、いわゆるアルファメールですな。
なんだかんだで有名大学の男子と付き合うのは自慢だったし「上に行った」感がある。
その彼氏も1年生のつまみ食いとかしてて、牽制したかったってのもある。
私はそれまでの3人だけだったけど。
あ、ウソウソ、彼氏の浮気の仕返しに一年生をつまみ食いしたことはある。3人ほど。
在学中に例の早稲田の事件が起きて、彼氏とかは「早稲田のあの連中は合意なしでやるからダメなんだ」
って言ってたけど、本質的には変わらないじゃんって思いながら話を聞いてた。
実際、うちの大学の中では、うちのサークルは「やや危ないところ」って評判あったし。
結局そのサークルは4年生で引退して、就職して、大学時代のことはなかったように真面目に過ごし、仕事一筋。
うまく乗って、周りはエリートちゃんばかりの大企業で総合職やってます。
それで職場結婚しました。東大卒。クッソ真面目でいい感じの出世系。