はてなキーワード: 何だかとは
ぶっちゃけDaiGo氏並みのラッキーに恵まれるケースは滅多にないので
DaiGo氏並のナルシズム(選民思想)を拗らせるには至りません
ただ、ナルシズム(選民思想)を拗らせていなくても、『予想判断能力』『人の気持ち・物事を理解する能力』に
DaiGo氏並みの深刻な問題を抱えている発達障害の人らはたくさんいると思います
そして、深刻な問題を抱えているが故に会社や学校でうまく行かなかったりするかと思います
『いろいろと面倒くさいので1人でなんでもやりたいな』
・・・そう考えると思うんですけど、その夢想を体現し大成功を収めているのが
自称している年収額の真偽はともかく経済的な成功自体は間違いなくしています
どうでしょう?運や理解者に恵まれ経済的な成功も収めた氏らが羨ましい感じでしょうか?
おそらくなんですけど、『人に嫌われても別に?』だったり『(自分にとって重要ではない)他者の評価に興味がない』までは共感しても
ホリエモン・DaiGo氏が羨ましいとなる人はまずおらんと思います
それは単純に賢く見えないから・お金があっても幸せそうに見えないからです
マーケティングの一環とは言え年がら年中バトルを繰り広げています
トニー谷 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC%E8%B0%B7)並に世間に嫌われています
どう贔屓目に見ても疲れそうです
信者がよちよちしてくれる・全肯定してくれるから何だかんだハッピー?
もしかしたら本人はそうかも知れません
けど、しょっちゅうバトルしてる・トラブルを起こしているグルになりたいか?と問われて
まぁ YES とは答えんでしょう
そもそも応援している人たちすら『氏らになりたいか?』と問えば言い淀むくらいなんですから
今回の事件で、思ったのは『人に嫌われても別に?』だったり『他者の評価に興味がない』のは強みではなくて、
やっぱり "障害" なんだなということ
他人の評価を気にしすぎて病んだり、行動が制限される人たちもいるくらいなので、強みのようにも見えるけど
今回のように軽々と一線を踏み外してしまう
あと運に恵まれ理解ある家族やら仲間やらに囲まれても自省がゼロだと
※あくまでも個人的な感想を書いたものであり、客観的な観点から論理的に論じられた文章ではありません
五輪や甲子園の開催に反対する声はあったけど、結局開催→終わったら「何だかんだ言ってたけど、まあ良かったよね」みたいな感じになってる気がする。世論調査でも、開催前は五輪反対派が過半数であったが、終わった今では五輪開催を評価する声の方が大きい。感染者数の増加と五輪の関連性を指摘する意見はあるが、政府をはじめ科学的な根拠がないとしてその意見を退ける人も多く、イベントを通じて多少感染者が出ても大きな問題にはなっていない。
しかしこのような情勢において、五輪などのイベントが開催されて得をした人たちがいる一方、その恩恵を得られず外出自粛などで我慢を強いられる人もいる。「感染対策に気を配りさえすれば、俺たち/私たちだって好きにしていいじゃん」という気分になる人も沢山いるのではないだろうか。
特に、実家から離れて下宿で暮らす大学生とかは当にそういう立場にあると思う。自らの感染リスクよりも貴重な大学生活が潰れることを強く問題視し、ワンチャンに掛けてサークル活動や外出、飲み会をしようとする学生は居そうなものだ。外出する人に対し、「大切な家族の命を脅かすのか?」と批判する人もいるが、一人暮らしなら家庭内感染は起こりえない。
五輪や甲子園の開催が、「気をつけてさえいれば外出はセーフである」というお墨付きを与えてしまっている気がする。五輪による感染拡大を否定するほど、「でかいイベント開いても大丈夫なら、外出くらい大したことないだろう」という印象を国民に与えているからである。
そして、現在の情勢は自分が自粛しても感染拡大は止まらないだろうという諦めにつながり、それなら自分も好き勝手やってしまえ、というやったもん勝ちの風潮が生まれるに至っていると思う。
ワクチン打たないで高リスク行動くりかえしてればそのうち感染はしそうだが、淘汰まではされないんじゃねーの
期待できるのはせいぜい後遺症で苦しんで、自分が間違ってたと気付く(これは後遺症が出る率より期待値低いかもしれん)あたりまでだろう
メダルの件などで「昭和のオヤジが気持ち悪い」というブコメをよく見る。
でもメダルを噛んだ件だけでなく、過去の発言を照らしてみても「こういう人平成の人にもいるいる」と思う。
思ったことを言わないと気が済まない。
思いついたらすぐ実行しないと気が済まない。
昭和のオヤジに限らず、そういう類の発達障害にはよくあることだと思う。
みんなに嫌がられながらも、何だかんだと愛されキャラに落ち着いてる人たち。
https://anond.hatelabo.jp/20210811141932
そう言われていた時代があったのじゃよ……。
なぜそうだったのかのう。
きっとあの頃は「テレビ」だとか「コンシューマーゲーム」だとかが今より強かったからじゃな。
一般文芸だって何だかんだ強烈だったしラノベも中々に売れちょった。
今と比べるとインターネットの海なんて小さくての。
そこに大量の犯罪者が救っておった。
敢えて言うがの、インターネットの発展を支えていたのは結局の所犯罪者共じゃよ。
パソコンをうまくなる最大の導火線と言われるエロも、結局は国内外のポルノの違法ダウンロードとアップロードが目的じゃろ?
そもそも持ってる事自体が今じゃやばくなるようなポルノも流行っておったと聞くがまあワシはストライクゾーンが違ったのでよー分からん。
エミュの知識があればテレビゲームなんてやり放題じゃったし、YOUTUBEに上がってる曲で著作権者が上げとるのなんて1%もなかったじゃろ。
そんなゴロツキだらけのインターネットでWAREZと掲示板と個人ニュースの次に流行っていたのがネトゲとエロゲじゃった。
結局は現実逃避先を求めていたんじゃな。
そんな場所に天国はないと知っていながらも、現実から離れるために夢を見たんじゃ。
エロゲがなんであんな流行っておったのかと言えば、結局は増田の言う「凄いものを見てしまった!」がしたいからだったんじゃな。
ベストセラーの本や映画が面白いのなんてもう分かりきっとるじゃろ?
ドコまでいってもエロゲはエロゲじゃからどこかで軽んじることが出来る。
だからどんなに売れていても「凄いものを見た!」と踊れるんじゃな。
思ったより嵌まれん買ったら即返却でええ。
金を出しちまうと人間正常性バイアスが働いちまうし、そもそも期待してるから金を出すのを金が財布から出た瞬間にリピートされてハードルが上がる上がる。
ネット回線からゲームを落とすのなんざ勢い余ってアップロードしすぎてプロバイダに怒られさえしなきゃノーコストじゃよ。
そんでもってなあ割ったゲームをやるんじゃが……まあ最初はクソじゃな。
みるみるうちに期待値が下がるわけだ。
折角落としたからでやり続けるんだが、ひたすらチンケな紙芝居が続く。
もはやコンコルド効果だけを頼りにランニングコストは払われ続け期待値はいつしかマイナスにさえ近づく。
だがその間にも着々とプレイヤーはゲーム世界との波長の調整が行われとるわけじゃよ。
ぶっちゃけコンテンツが楽しいかどうかなんて波長があうかどうかじゃ。
昔好きだったものに似てたら懐かしくて好きになるが、エロゲはその昔好きだった懐かしいって状態を日常パートで無理やりその場で作っちまうわけだな。
キャラクターはいつの間にか顔見知りみたいになってるし、BGMや絵柄も耳目に馴染んでくる。
そうした頃に突然それまでのクソどうでもよくて女の子が可愛いだけだった世界に物語性が生まれるわけだ。
これで大体のやつはコロっと言ったもんよ。
カメラを止めるなと一緒じゃよ。
最初の退屈な30分間を前評判と折角始めちまったしのコンコルド効果で乗り切ると、その場でフォアグラ作りみたいに雑に押し込まれた伏線が次々回収されるわけだ。
伏線の準備をめっちゃ雑にどんどんやれる上にハードルはめちゃんこ下がってるんだからそりゃ面白いわけだよ。
んで終わってからふと思うんだよ。
「これエロゲじゃん!エロゲなのになんかめっちゃすごかった気がする!凄いものを見ちまった!」ってな。
そういう時代があったんじゃなあ。
今はどうなんじゃろうなあ。
エロゲなんてもう抜きゲーをたまにやるだけじゃが、抜きゲーをやっても「凄い!」となることもなくなったのう……。
しかしまあよくよく考えると皆がエロゲをちゃんと買うようになった時代でも、結局は著作権侵害にインターネットは支えられとるんじゃなあ。
これはこれで「凄いものを見てしまった!」と驚くべきなのかも知れん……いや全然驚かんわ。
この一ヶ月ぐらいルックバック経由でOASISの曲を聞きまくった。
ジョジョに初めて触れた頃にもいくつか聞いたが、そのときはありがちな曲調だなとしか思わなかった。
今あらためて聞くと分かる。
俺の知っている曲の中でOASISの影響を受けている曲が多すぎる。
Pillowsやその前後にいる大部分のロキノンの類なんてOASISのパチモンがそこら中にあふれている。
レッド・ツェッペリンなんかを訴えてる場合じゃないだろってぐらいのパチモンの群れがこの世界にある。
だが、それは日本語で無数のOASISの偽物を聞けるという幸せな世界も意味している。
俺が好きだった映画音楽、知り合いのオタクがやたら勧めてきたから曲だけ聞いたエロゲソング、そういった色んな場所にOASISが広がっていた。
だがどうなんだ。
アンサーソングっていうのも世の中にはあるし著作権持ってる側がセーフ判定出せばそれでいいのだろうか。
分からん。
パクリってなんだ?
著作権の侵害だと作者に訴えられて初めてパクリが始まるのだろうか。
ザッハ・トルテの偽物がこの世界に溢れた結果ザッハ・トルテはそういったチョコケーキの名前になった。
パクリで溢れた世界は何だかんだで幸せに満ちているように感じる。
表層を取り替えただけの作品たちは、果たして世界を不幸にしているのだろうか。
処女のままで世界で最初に生まれた王子様と出会うことが幸せなのか?
あの人の顔で、この人の性格で、自分との関係がアイツと同じだったら、最高の恋人なんじゃないかって妄想をするじゃないか。
それと同じでガワと中身を入れ替えてツギハギしていてもそれで誰かにとってより刺さるならそれは良いんじゃないのか?
パクリってなんだ?
でも彼のつまらなさは、あきれるほど無邪気で突き抜けているから何だか好ましいんだよね。天性のタレント。
無闇に郷土色を出したり磊落な人柄を気取ったりしてるところが本当につまらないし、そこには浅ましい自己愛が見える。
よくガリ眼鏡のエリートが「勉強しかしてこなかった人」などと揶揄されるが、
7か月前に旅行の計画を立てた時には、こんなことになってると思ってなかった。
2020年の夏みたいに、感染者は熱気と湿気で抑えられてると思ってた。
***
インターネットの上でなら何とでも言える。「知事だから何だ」。
昔っからある、手堅い仕事の大きな会社や官公庁からほそぼそと仕事をもらって生きている、そういう会社だ。
信頼を得るために社風もお堅くなった。
そんな社畜小屋の社畜、お堅い系47人連合+その前からの諸々の声明に逆らえなかった。
よって、言えなかった。
そして、旅行中止を決めた。
***
……あれ、これ、言わないで行っちゃえばいい話だったかな? うん、そう考える人もいるよね。
でも、色んな理由でそれは出来なかった。
①は言うまでもないと思ってる。本来なら①だけで十分だと思ってる。
ただ増田は、①を大事にしつつも映画館とかショッピングモールとか行ってしまってる。
ストイックにネットスーパーだけで済ませればいいものの、それが出来てない。
①を突き詰めて行動できてない。だから①だけではたぶん理由にならない。
万が一発症したら? 旅先でだ。
「このご時世に飛行機で旅行して、発症して、1ヶ月ほど仕事に戻れなくなりました!」となったら?
コロナ禍で世の中の仕事が減ってる中だから、次の転生先はなかなか見つからないかもしれない。
パートナーとの稼ぎは半々くらいだから、これは家族の生命線に直で響く。
(ちなみにサツ処分を免れても窓際っすね。牧草あんまりもらえないとこ。)
①より②を気にしている時点で愚かだよね。
***
「デルタ株が蔓延しています。まだ旅行は我慢しましょう。ご家族の方にも言ってあげてください」
増田は言う。
旅行を止めさせたら、パートナーは別の意味で病んでしまいます」
「それに、私は近場の映画館や美術館に行きました。私もまた自分の楽しみを優先する人間なんです。
ワクチンを済ませた両親との会食も、この前久しぶりにしました。
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行った先では
「こんなことをずっと気にしていたら、
国もろとも倒れる! 皆倒れるぞ!
万が一だけ考えるな! 一生この生活を続ける気か!」
(増田にはマクロ経済学がわからぬ。だから増田の中にいる経済学者は似非である。
「わかるんだ、わかるんだ。
増田と、増田の家族と一緒に、地面の底に沈んで無くなってしまうのと同じなんだ。
緩やかにではなく、すぐに。」
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フリーランスエンジニアが、膝の上にMacBookを載せて増田を嘲笑っている。
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畜産農家が言う「助けてください」。
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小さい頃からパイロットに憧れていたのに、今年ついに採用試験を受けられなかった若者が来る。
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心の中がずっとそういう争いの渦中にあるので、
このエントリだって「決心しました!」と胸を張っては書けない。
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パートナーは小さなパソコンがあれば仕事が出来るようになっている。
しかも今回の旅行は仕事的な実益も兼ねているはずなので、②には該当しない。
①は気になるが、心の中の医療者に言ったのと同じ理由でついに止めなかった。
パートナーは「急に旅行をやめて、子供がかわいそうだ」と言った。
まだ小さい子供は、別れの前にギュッとしがみついてきた。泣きはしなかったが。
ずっと「これで良かったのだろうか」と増田は考えていた。
***
すっきりしなくても、腹は減る。
それだけの話。
***
こんな件名にしてしまった時点で多分パートナーを恨んでしまっているし、尊重できてないんだろうなあ。
鉢巻をしてメガホンを持って白いワゴン車の屋根に乗った増田「こんな事がありました! 皆さんどう思いますか! 旅行行かなかった私が正しいんじゃないですか!?」
上記の増田に石を投げる増田「うるせー黙れ!」「正しさを押し付けるな!」「おまえ一生旅行行くなよ!!!」
ほんとこれ。
( anond:20210805095803 の続きです)
rag_enさんはこの「社会的コンセンサス」についても言及されていたので、少し補足します。上の社会的コンセンサスというのは、あくまで「現在の社会において」そうなっていると考えられているだけであって、時代の変化、社会情勢の変化とともに変容していく可能性は十分にあります(それがrag_enさんの期待している方向に進むかどうかは別ですけど)。本多議員の件で話題になった「性交同意年齢の引き上げ」という政策議論も、社会的コンセンサスの変化を受けつつ、議論を通じて再帰的にそれに影響を与えていくものだと言えるでしょう。
別の分野で言えば、たとえば夫婦別姓制度に関する議論でも、与党の一部議員やその他の反対派は「国民的なコンセンサスが醸成されていないから認めるべきでない」と言っています。これは裏を返せば、夫婦別姓制度に反対する人々も、世論の盛り上がりによって「国民的コンセンサスが醸成された」と認めざるを得ない状況に到れば、それに応じた立法措置を取ることはやぶさかでない、ということですよね。ですから、rag_enさんの以下の文章:
問題は、真っ当な理屈がないにも関わらず、それがさも普遍で不変の常識(≒“社会的コンセンサス”)であるかの様に鎮座する事であって、まさにその問題点そのもの
の中で、「普遍で不変の常識(≒“社会的コンセンサス”)」という風に〈普遍で不変の常識〉と〈社会的コンセンサス〉をニアリーイコールの記号で結ばれているのは、とても奇異なことに感じます。ここで再確認したいのですが、rag_enさんにとって「コンセンサス」というのは「普遍で不変の常識」のことなんでしょうか。でしたら、私達が日常的に使う「コンセンサスを取る」とか「コンセンサスが醸成される」というのはどういう意味だとお考えなんでしょうか。自分は、社会的合意の形成というのは社会環境や集団意識の変化を受けて継続的に進んでゆく動的なプロセスだと思っていますが、rag_enさんにとっては、それは一度確定したら揺らぐことのない、普遍的で変化しない常識なんでしょうか。
さすがにそんなはずはないよな、と思って繰り返し考えていたのですが、もしかしてrag_enさん、先の増田をお読みになったときに、「コンセンサス」を「コモンセンス」と読み違えられていたのではないですか?(それなら話の辻褄が合いますので。)もしそういう単純な読み違いだったのなら、本件についてはこれ以上書きませんので、そうおっしゃってください。
そして妊娠。多くの未成年女子が正しい避妊の知識を持っておらず、また力関係的に性行為の場で避妊を求めることができず、その結果として性的交際により妊娠しています。未成年の人工妊娠中絶数は、2014年の厚労省データで約18,000件/年です。https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/19/news017.html このように未成年で中絶に到る妊娠が突出して多いのは、妊娠リスクに関する未成年の判断力の未熟さの傍証だといえるでしょう。
と書きました。それに対してrag_enさんは、厚労省資料の「人工中絶件数及び実施率の年次推移」を引用しつつ、以下のように書かれています。
中絶に関して言えば以下の通りで(表)成人の方が圧倒的に多いですよね、と。『中絶=判断力の無さ』という基準を採用するなら、成人の方が判断力が無いという結論になりますよね、と。更に言うと、約1万ウン千件の中絶未成年と言っても、そのうち18・19歳が2014年で6割強、2017年で7割弱、15歳未満なんて約1.5%なわけです。
件数で言えば、未成年のそれはおおよそ40~44歳と同程度です。実施率では未成年の方が多くなりますが、19歳を抜けば(つまり18歳以下)40~44歳とやはり同程度です(2017年)。“未成年で中絶に到る妊娠が突出して多い”とはいったい…?
rag_enさんが引用された資料は、その年齢コホートの女性人口全体における中絶件数や中絶率を示していますね。そして、その数字が「成人の方が圧倒的に多い」「件数で言えば、未成年のそれはおおよそ40~44歳と同程度」と仰っています。ところでrag_enさんは、自分が元増田で「中絶が突出して多い」ではなく「中絶に到る妊娠が突出して多い」と書いた理由がおわかりになりますでしょうか。元増田では、リンク先記事を読めば当然理解できることだと思って逐一引用はしませんでしたが、上記記述の裏付けになるのは、リンク先記事の以下の部分です。
「厚生労働省・衛生行政報告例 2014」によれば、2014年の10代の人工妊娠中絶件数は1万7854件。一方、10代の出生数は1万3011人(うち43人は14歳以下の母からの出生)である。つまり、陽の目を見ずに死んでしまう子の方が、陽の目を見る子より約5000人も多い。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/19/news017_2.html
自然流産などを除いて「出生」と「中絶」だけの比率で考えれば、10代の妊娠のうち57.8%が、出生ではなく人工妊娠中絶を選んでいるということです。自分はこの部分を指して「未成年で中絶に到る妊娠が突出して多い」と言っています。
一方、rag_enさんは先ほどの表を用いて「件数」の比較をされていますが、これはあくまで年齢人口あたりの人工中絶件数と実施率のデータなので、それぞれの年齢コホートで性行為を経験している人の比率も、性行為の頻度も、妊娠数も、出生数も、わかりません。「中絶に到る妊娠」が全ての妊娠のうちどれぐらいの割合を占めているのかも、それが20代未満と20代以上でどちらの方が多いのかも、わかりません。ですので、rag_enさんがお示しになったデータは、「未成年で中絶に到る妊娠が突出して多い」という自分の記述への反証にはなっていないと思います。
(rag_enさんはクラミジア感染率に言及した箇所で「未成年妊婦の感染率の高さについては、恐らく成人と未成年とでは妊婦の絶対数に差がある、つまり『分母』の差があるだろうという事を考慮すべきです」とおっしゃっていて、この「分母」の圧倒的な差についてはご理解されているはずなので、中絶件数の部分で「分母」の話をされずに絶対数の話だけをしているのは何だか変な感じがしますが、まあそれはよしとしましょう)
では、どうすれば10代において「中絶に到る妊娠が突出して多い」かどうかを検討できるでしょうか。衛生行政報告例の「母体保護」の項目でわからない出生数は、人口動態統計を見ると確認できます。以下、最新の人口動態統計の「第4表 母の年齢(5歳階級)・出生順位別にみた出生数」を見ると、2019年には母親が19歳以下の出生数は7782人、母親が20〜29歳の出生数は293725人でした。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/dl/08_h4.pdf
これを、rag_enさんも引用されている衛生行政報告例の最新版と突合してみます。2019年には、母親が19歳以下の中絶件数は12678件、母親が20〜29歳の中絶件数は71197件でした。それぞれの年齢コホートの中絶数を、「分母」(出生数+中絶数)で除してざっとの「中絶率」を計算すると、母親が19歳以下の中絶率は62.0%、母親が20〜29歳の中絶率は19.5%と、実に3倍以上が中絶をしています。この方法だと自然流産のように「人工妊娠中絶でも出生でもない数」が抜けてしまいますが、全体的な傾向を掴むにはこれで十分でしょう。データの読み違えがないよう、同じ2019年の衛生行政報告例を元にした、日本家族計画協会のソースを以下に示します。
厚生労働省が2月18日に公表した令和元年度衛生行政報告例によると、人工妊娠中絶件数は15万6430件で前年度比5311件、3.3%減であった。45〜49歳を除く年齢階級で減少が見られた。人工妊娠中絶実施率(15〜49歳女子人口千対)は6.2で、前年度から0.2低下し、過去最低を更新。19歳以下では4.7から4.5に低下した。
出生数に中絶数を加えた妊娠数中の中絶割合は、15.3%(前年度15.0%)となり、なかでも14歳以下は82.3%、15〜19歳は61.7%、45〜49歳は46.8%と高い割合を示した(令和元年人口動態統計、令和元年度衛生行政報告例をもとに算出)。
https://www.jfpa.or.jp/kazokutokenko/topics/001066.html
自分の計算と同じく、10代未満は60%を超える中絶割合を示しています。これを踏まえれば、「未成年で中絶に到る妊娠が突出して多いのは、妊娠リスクに関する未成年の判断力の未熟さの傍証」の、少なくとも前半部分については、ご納得いただけるのではないでしょうか。もしrag_enさんに、後半部分について「妊娠リスクに関する未成年の判断力の未熟さ」以外の要因によるものだ、というご主張があるなら、それは傾聴したいと思いますし、その要因が先のパターナリズム的論理によって保護すべき問題かどうかという点も、自分の気が向けばご一緒に考えてみたいと思います。
他にも細かいことはいくつかありますが、上の3点に比べれば枝葉末節の類だと思いますので、これぐらいにします。それではまた。
タイトルこう書いちゃいましたが、実際は「書け書け」とは言われてはいませんでした。正確にはこんな感じでしたね。
それ(いっぱい書けましたね!というmuchonovのコメント)は「もう反論できません」「私(muchonovさん)の主張が全面的に間違いでした」という宣言なのですか?その事実さえ明確にして頂ければもう結構なので。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4706376774348735330/comment/rag_en
という言われまして、当方はblogで書かれたのならコメント欄で返答するのがいいかなあと思って
https://b.hatena.ne.jp/entry/4706377186128935426/comment/muchonov
とお返事したところ:
ブログでもお得意(?)の増田でも好きな所で書けばよいのでは?別に強制はしませんが。少なくとも今はmuchonovさんの主張が間違いだという事実があるだけなので。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4706379101148530466/comment/rag_en
と言われたので、増田に書きました。「少なくとも今はmuchonovさんの主張が間違いだという事実があるだけなので」という表現は、正直意味がよくわかりませんけども、「反論を書かないなら主張が全面的に間違いだということを認めるのですね、それが事実として確定しますよ」と、何らかの形で反論を促すニュアンスなのかなと思いました。よく考えてみると、rag_enさんの中でそれが確定することで自分が何か困るというわけでもないんですが、もしかして「パターナリズム」や「社会的コンセンサス」などについてrag_enさん側に誤認や取り違えがあったのであれば、そこは老婆心ながらお伝えして誤解を解いたほうがrag_enさんにとってもプラスかもしれないし、自分の側に何か見落としや理解不足の点があるならそこはご指摘いただくのも悪くないということで、つらつら書かせていただきました。
女も男もメイクだの垢抜けだのと声高に叫ばれる昨今の風潮はよく分からない。そもそも垢抜けとは何だろうか。誰も教えてはくれないが、お洒落をしなければどうやら人権が無いらしい……という訳でGoogle先生に聞いてみると出るわ出るわの精神論。一応添えられているアドバイスも何だか心許無い内容な気がする。結局のところふんわりとした概念なのかなぁ?
とりあえず眉毛を剃るといいらしいので剃った。垢抜けたのだろうか、自分ではよく分からない。ついでに顔の産毛も剃った。これはなかなかいい感じかもしれない。
そうこうしていたら、見かねた母親にメイク教室に連れていかれた。頬のファンデーション(?)がおかめさんみたいで気持ちが悪かった。不細工はメイクで変わると言われているがそれは嘘である。パタリロと日本人形の悪い所を併せ持った人間はどう足掻いてもブスであった。惨い現実を突きつけられたが、親から見ると違うらしく褒められた。反吐が出そうだった。あと単純に顔が痒い。逆に肌に悪い気がする。
次いでに眼鏡も外せと言われたが、眼科の先生にコンタクトを断られるくらいの目の狭さの人間に何を求めているのだろうか。
今度は服を買えと言われた。
ファッションサイトによると、ユニクロではダメらしいので勧められていたブランドのサイトを覗いてみる。……値段が高い。その割には個人的な感性には引っかからないオフィス・ファッションが並んでいる。生憎、此方は女子アナウンサーでも事務職でもない。仕事場に着けば作業着に着替えるだけの肉体労働者である。汗を吸って作業着からはみ出さない服が欲しいのだ。実用性の無い服に五千円も出していられない。なぜみんなあんなに高い服を買えるのだろう。白いフリルの様なものが付けられたシャツ(この名称も多分違う)が四千円、私が着れば肩は増強されることは確実。真っ黄色なスカートが七千円、原色だがたしかに可……愛い……?(よく分からない)
これらを買える人間はブルジョワを通り越して最早貴族であり、きっと華奢で可愛らしい子なのであろう。実際モデルもなんか女子アナっぽくて合コンとか行ってそうだし。なで肩チビ短足太足には着こなせないのは伝わってきた。南無三。
うだうだしていても埒が明かないので、とりあえず可愛いなと思った服を買ったら「懇談会の母親」「相も変わらず30代経産婦のまま」の称号を得てしまった。10代後半なんだけどなぁ。一応、平均体重未満だけどスタイルが悪いからこうなるのかもしれない(腹出てるし猫背、直らない)。辛い。
このあとも色々調べたけれど、やっぱり分からない。美人は美人で不細工は不細工だし、可愛い子が着ている服は不細工が着るとダサくなることが分かったことしか収穫がなかった。私は地元のサティに入っている適当な店で買ったシャツと三千円のジーンズと安売りしてた花柄のスカートで事足りるのだが、世間様はそれを「人間ではない」「社会不適合者」と嘲笑っているという余計な知識まで得てしまった。TwitterとInstagramのファッション垢は怖いこともよくわかった。お洒落な店にはそんな格好で来たら迷惑だし雰囲気が壊れるのだとか。それじゃあ服を買うための服が必要ではないか。お洒落とは資本なのか、と1人で納得する。
いやほんとに垢抜けわっかんね~!!!!もう体裁とかどうでもいいや。世界には可愛い女の子が沢山いるんだから私が別に可愛い服着て周り満足させる必要なくね????わからん!!!!毎日服洗ってるし風呂入ってるし働いてるからそれでよくね???多分清潔だと思う!!!なんか損してるらしいけどわからん!!!!お洒落って何……?ほんとにわからん。
まさか知らず知らずの内に人権守る価値すらない下等生物扱いされててるとは。
「生存権?お前生きるだけで権利が必要なの!奴隷じゃん!生殺与奪権が人に奪われてるじゃん!」
多分だけど、政治家にしたって同じなんだよね。
『健康で文化的な最低限度の生活』という言葉は知っているけど、それを目指す気持ちなんて無い。
障害者は野垂死ねばいいし、優秀であっても自分に逆らう人間は鎖に繋がれて死ぬまで拷問でも受けていて欲しいと思ってそうですらである。
人権宣言から既に二世紀半弱たってるわけだけど、日本人が人権を天賦のものだと理解しだしたのは本当につい最近なんじゃないだろうか。
いや、理解したと言うよりも「理解は出来ないが、そうしないと何故か世界の笑いものになるらしいから、分かっているふりをするようになった」が正しい気もする。
でも形だけでもやるだけで何だかんだ効果があるのか、今の若い子を見てるとなんだかんだで「人間というものは皆基本的人権を持って生まれるらしい」ということが精神の根幹にはうっすらと敷かれているように思える。
虐めや暴力と行った行為を全く行わいわけではないが、それらが「基本的人権を侵害している」という意識がどこかにあるようには見える。
これが昭和生まれのアラフォーより上になると「そもそも人権なるものは偉い人間が弱者にくばるものであるからして、弱者が最初から人権を持っているはずなど無い。つまり社会的弱者を痛めつけることは、単に人権を最初から与えていないだけであり、与えていない人権が侵害されているはずなどないのだ」といった考え方をしている者が未だに多く見える。
なんとも情けないものだ。
いや、日本以外の国であっても、人権というものを理解したのはここ100年ぐらいであって、日本の遅れなどせいぜい半世紀にも満たないのかも知れない。
だが確実に遅れているだろう。
日本人は大日本帝国の影をなぞることを正しいと信じてきた時代が長すぎた。
だから大日本帝国のやりかたをなぞれば基本的人権を理解することなど一生できないのだ。
日本という国の世界的な立場が弱ってきて、内向きな前例踏襲主義が幅を利かせることが出来なくなったことでようやく日本人は基本的人権を知るようになったのである。
ふ と つ い や に苦渋の糾
2021.8.2コミケ99
私は、オタク君は何だかんだいって頭がよくて先のことが考えられる人たちだと思ってたんだよ。
特にコミケスタッフみたいなオタク全体の行く末を決めうる旗振り役は。
スタッフ迷言とか作っちゃう姿に、ヒーローとか正義とか世の中の理想とかやっぱ追いかけちゃうのかなと思ってた。
でも違ったんだね。
君たちがやってることはバッハや森やコカ・コーラやCATVと何も変わらないんだって気づいてほしい。
時間はあったよね?
少なくとも既にIOCや日本政府が同じことを繰り返して、皆呆れ果てていたのを見ていたはずだよね?
むしろ君たちはコミケが潰された腹いせにとこぞってその姿に野次を飛ばしていた側なんじゃないだろうか。
それなのに、コミケの準備を薦めるんだね。
それが1年後なら私も少しは納得した。
来年のことを言うと鬼が笑うと言うしね。
半年後、日本中でワクチン接種が終わっているかなんて分からないんだよ?
ワクチン接種が終わったからと言って、それが万能のバリアにならないことは、頭でっかちで机上論にだけはバリバリに強いオタク君達ならよく分かってるはずだ。
デルタ株がやってきてることも3回目の接種が必要だと噂されていることも、開催について審議してきたなら流石に仕入れてるはずの情報だよね?
それなのに今年度中にコミケを開催したいと。
呆れ果てたよ。
流石にもうこれは呆れ果てたよ。
「準備だけでもしておきたい」なんて口にしたら、「準備しちゃったからやっちゃおう」になりうることは、既に見たばかりだよね?
じゃあ準備なんてしちゃ駄目じゃないか。
君たちが好きなヒーロー達は、そうやって口にするとき他人を平気で犠牲にしながらそういった口ぶりを使うのかい?
辞めなよ。
辞めるべきだ。
オタクとして楽しく生きていきたいなら辞めるべきだ。
こんなことを繰り返したらヒーローに対して感情移入なんてできなくなる。
チンケな小悪党に感情移入すればいいやなんて割り切った所で、そういったキャラクターの活躍なんてのは多くの場合は主流への逆張りでしかない。
主流に乗れなくなったらそれらを楽しむのだって難しくなると思うよ。
ヒーローに憧れたり、ふと自分を重ねたりすることが、一生できなくなる。
呼吸器が一生まともに機能しなくなることよりも辛いかも知れない傷をキミのオタクとしての魂が受けるかも知れない。
辞めておけ。
私はただそれだけが言いたい