はてなキーワード: 拘束時間とは
選挙開票バイト、労働力を考えると、メチャクチャ楽に稼げる仕事だったと思う。
大勢で黙々と紙を振り分ける。
そしてそんなのに時給1000円近くじゃなかった?
(日給1万3000円)
人の顔見て、バーコード読んで、名前呼ぶだけ。(今は同じかどうか知らないけど、10年近く前はそうだった)
開票のバイトは、体育館みたいに広い場所で、でかい机を20人くらいで囲んだ。それが20くらいあったかなぁ。だいたい400人くらい居た?
誰かが持ってきた表をちまちまちまちま開いてくだけ。
誰が何を書いたか、無効票かとか色々見ていくだけでも面白かった。誤字とか、笑わせに来てるものとかもあった。
それで日給1万くらいだった気がする。拘束時間短いのに。
で、そんな事に毎回金を使うんだったら、いい加減ネットに移行してもよくね?
このまんまでも別に構わないが……
ところで、文科省の新庁舎は課ごとの仕切りがなく、近くの打ち合わせスペースでの会話も聞こえてくる。最近、どこかの教員の団体の方だろう、「教員は本当に忙しいんですよ」と繰り返し説く声が聞こえた。
正直に言うが、私は聞いていて「恥ずかしい」と感じた。「教員は忙しい」とは良く聞く言葉だ。私も学校関係以外の人に対しては、教員を代弁あるいは擁護するつもりでそういう話をする。けれども・・・。
教育が忙しくないとは言わない。真面目にやればやるほど仕事は増えるし、人間相手だから自分で時間をコントロールするのが難しい。仕事を精選する必要があるのも事実。だが、それは教員だけでなく、他の多くの仕事に共通する話だ。あまり言いたくはないが、例えば中央省庁や企業でそれなりの立場にいる人の労働時間、拘束時間は、おそらく学校の教員より長い。 最近、経済界の中では非常に教育に理解の深いある方と話した時のこと。3人のお子さんのうち1人が教員、2人は企業勤め。教員はご多分に漏れず、「忙しい、忙しい」と言うが、どう見ても3人の中では一番時間に余裕がある。「なんで学校の先生は『忙しい』と言いたがるのかねぇ」と笑っておられた。
私は、教員の仕事の難しさ、大変さが世の中に十分には理解されていないと思っている。また、もっと子どもに向き合う時間を増やせるように、学校の仕事の範囲を整理すべきだとも考えている。その点はこれからもその時々の立場で努力する。しかし、教員が自ら「忙しい」と声高に主張するのは、もうやめた方がいい。誰の共感も得られないし、言えば言うほど「世間知らず」に見られるだろう。
カネカの件が炎上しているのを見て、自分の思うところを書いてみる。ネット上に長文を載せたことがないので、稚拙な文章申し訳ない。
家族の事情で日本を離れて数年経つが、日本に住んでいる間は一部上場企業のメーカーで技術総合職として10年近く働いていた。
その時に自分の中で考えていた事や出来事を思い出しながら書いてみる。あくまでも1例に過ぎないけれど。
8時台に帰るのも「もう帰るんですか、今日早いですね」みたいな会話になる。
そんな状態なので、キャリア的に過渡期の30代から40代の男性社員が1か月でも育休取るというのは本当に難しそうに見えた。
それでも全社で2,3人くらい取ったらしいとは噂で聞いた。
ではなぜ同じポジションでも女性が育休を1年取れるか考えてみると、結局、数の問題もあるかと思う。
女性総合職自体が全体の10%程度、技術系総合職に限定すると数%で非常に少なかった。
女性の産休育休は割とすんなり取れて、時短勤務の申請も出来たが復帰後が地獄。
実家サポートがないと子供に何かあった時、母親が保育園に急遽迎えに行くパターンになるが、周りがその人の仕事を全カバー出来るような人的リソースもない。
なのでどんどん仕事が積み重なって、心折れてしまいそうな彼女たちを見て、自分は話を聞くことしか出来なくて悲しくて暗い気持ちになった。
自分は女だが、そうゆうのを見ていると、結婚はまだしも出産後の自分の生活イメージが全くもって描けなかった。
女性の先輩方から、産休育休取得回数(要は子供の数になるが)が多いと密かに人事評価が下がってしまうという話も聞いた。
男性社員だったらなおさら年単位で育休を取るイメージなんて掴めないだろうなと思う。1か月ですら難しいのに。
せめて子供が生まれたばかりの頃に時短勤務とか取って早く帰れば、奥さんだって助かるだろうに、とさえ思っていた。
定時にすらなかなか帰れないしなぁ。そりゃ少子化にもなるよって思う。
自分の退職時には普通に未消化分の有給は貰えたし、年度末までいたのでボーナスも貰えた。
海外移住が想像以上にお金がかかったため、本当に助かったし今でも会社に感謝している。
私は転勤辞令がなかったので、同僚の話からにはなるが2週間後に突然辞令というのはなかったように思う。
国内の場合、少なくとも数か月くらい前から上司からいくことになりそうみたいな話はされるようだった。
海外の場合は1年から半年くらい前からっぽかった。赴任手当は結構貰えるらしいけど。
やっぱり転勤って家族にとって本当に物理的、精神的、金銭的にも負担になるよね。パートナーが同等に稼いでないと拒否は出来ないし。
色々あって今は現地のスタートアップ企業で働いてるが、ほぼ毎日定時で帰れている今の方が出産に対して少し前向きな気持ちになったような気がする。
私が働きだした頃はまだ家庭を顧みずにワーカーホリックであることは美談だったけれど、少しずつ変わりだしているような気がしている。
やっと問題だと世間が認知しだしただけだから、全然道のりはまだ長いけど。
個人の人生のターニングポイント(結婚、出産、介護、etc...)でお互いにもう少し寛容になれたらいいのにと思うけど、そんなに単純じゃないよね・・たぶん
やっぱり件の会社の対応は、自分たち労働者にとって厳しい方向に向かっているような気がする。
とりあえず日本社会が良い方向になることを願って、今年の夏(だったっけ?間違ってたらすみません)の選挙は在外投票を必ずしようと思う。
おやすみなさい。
癌で闘病している父がいよいよダメそうだ。
6年前に「次の正月は迎えられない」と宣告されたことを思えば長く生きたと思う。
理由は割愛するが、私は父のことが人間として嫌いで、(育ててもらった恩は感じているし、返さなければとは思っていたけど)
父が死ぬとなっても「ああ、死ぬんだな」としか思わなかった。むしろ、残される母と自分のことが気がかりでならない。
父は癌が発覚したのと同じ時期に会社を事実上クビになった。1年ほど後にありついた雇われ店長の職は、朝から晩まで店を開ける必要があった。母はパートを辞め、両親揃って朝から晩まで店にいる生活になった。(しかも休みは平均月1回)
収入は生活に困らないくらいにはあったようだが、私の学費や無職期間のまとまった出費、店長になるために本社に払った金などで作られた借金を返せるほどではなかった。
父は闘病しながら働いたが、段々入院している時間の方が長くなって、私は同時期に大学を卒業して就職して家を出て、1日14時間以上の拘束時間の店の仕事は母にのしかかっている。
父が死んだ後、母は店をそのまま続けて借金を返すと言っている。
実家は持ち家で残ったローンは父が死ねば無くなる。が、そもそも父の地元に建てた家だ。
村八分があるレベルのクソ田舎で私はともかく母にとっては完全アウェイの地。父がいなくなれば住み続ける理由もない。
そんなところで1人で暮らしながら半日以上を働いて減らない借金を返すなんて馬鹿らしい、もっと人間らしい働き方をしてほしい。
相続放棄してすべて帳消しにすればいい、と母に伝えたが、母が行けるのは海外しかない。
母は結婚を機に日本に来て現在は日本国籍を取ったがもともとは外国人である。
母は私が結婚するまでは帰る場所が必要だし、借金を返す、と今の実家に居ようとするが、もう60代に差し掛かるし、今みたいな働き方をしていたら身体がいつまで保つかわからない。
今後母が死んだ後に家を相続したとしても絶対に住まないし今無くなってもいい。
私は新卒2年目に入ったばかりでなんのスキルもないし、自分が細々と生きていくだけは稼げても母が体を壊した時に支えられるほどは稼げない。溜まった借金を抱え込むのもごめんだ。
せっかく国公立大学を出てそれなりの給料と待遇を得たのにそれを捨てて帰っては、お金もない、
職もないでそれこそ母と共倒れだ。今の会社に居続ければ父と母がやっていた店よりは割りのいい給料がもらえる。
なんてことを堂々巡りしているのだが、私が考える私と母の身の振り方を以下に挙げておく。前提として、借金の方がデカイので相続は放棄する。
1.母は故郷に帰る。
→幸いにも母方の親族とは仲が良すぎるくらいなので、衣食住に困らないくらいには面倒を見てもらえるだろう。
母は今のところは働ける程度には元気なので、向こうで細々と暮らしていけるのではないだろうか。(向こうの親族に色々押し付けてる感はあるが)
→現在住んでいるのは借り上げ社宅でギリギリ2人住めるくらいの広さ(規定的にもOK)だが、実家で10年飼っている犬が飼えないので新しく部屋を借りることになるだろう。
社宅から引っ越して家賃補助が無くなるのは痛いが、母もパートで助けてくれるだろう。今よりずっと労働時間も短くて済むから、体を壊すリスクは減るだろう。
3.母はどこか住みやすいところに部屋を借り、犬と住む。(私の住んでいるところにできるだけ近いとベター)
→母はとにかく就職したてで満足に稼げない私に負担をかけまいとするので、2の妥協案がこれだ。この場合もパートかなにかで最低限暮らす分は稼ぐことになるが。
今書き出してみて、結局私って自分が一番可愛くて、自分に辛いことが降りかからないような選択肢ばかり見ているなって思った。就職で家を出たのも、地元に働き口が無かったの半分、嫌いな父から離れたかったの半分だったな。
母を説得するには、「母に何かあったら私が全てを被ることになる」「そんなに稼げない」とか言えばいいのかな。
結局お金があれば解決できることばかりで、貧乏って本当に辛いな。
私より厳しい生活してる人や、明日の食べ物に困る人がいるのもわかってるけど、感情はそうはいかないからな。
「親 死んだ後 お金」とかで調べてるけど、世の中の人みんなどうしてるんだろう。こういうことって誰に聞いたら教えてくれるの?私と母が取れる最善の選択肢は何なんだろう。
「派遣エンジニア」「フリーランスエンジニア」をしている人って、要は「能力だけを時間単位で売ります」ってことですよね?
裏を返せば「社員としての煩わしい付き合いとかは一切不要なので、エンジニアとしてのスキルを時間いくらで売る」事を選んだ人のはずです。
としたと時に、業務契約においての休憩時間外は「一切休むことなく、8時間だったら8時間、集中して働く」ことが求められるであってます?
・SNS見る
・プライベートの携帯電話に出る(ただし、自身の近親者の不幸を除く)
Web系の制作会社にいる社員なんだけど、隣の派遣エンジニアが上みたいなことをしていて、そのくせ、
みたいなやり取りが結構多くて、正直「お前Facebook見まくってて、遅れるってなに?」っていいそうになってます。
派遣エンジニアとして「時間の切り売り」を選んでるんだから、会社の休憩時間以外は一切休むことなく集中して仕事しろよ、ましてやSNSとか見てて何言ってるの?と思ってます。
「うわー、きっつい会社だなぁ・・・そんな会社嫌だわ・・・」って言う人がいるかもしれませんが、それ間違えてますよね?
せめて分かりやすい仕事以外のことを「していなかったら」、単純に「能力が足りないのね」と評価します。
能力が高いって言う=単金も実際高いのに、ギリギリまで仕事しないくせに何割か「遅れてます」とか言ってくる。
要は「金もらってるんだから、契約している当たり前のことしろや」ってことでしか無いと思うんです。
Web系の会社だと就業時間中にSNSを見るのは「情報を取得するため」とかってよく分からない大義名分がである程度許容されています。
ですが、それは「社員」だったら「無形の情報収集」としてまだ許されるかもしれないですけど、「派遣エンジニア」「フリーランスエンジニア」は「就業後の自分の時間でやれよ」となると思うのですが、間違ってます?
なお、社員でもその「情報収集」が成果に結びついてなかったら、当然半年とか一年後にある評価面談でマイナス評価くらいます。
派遣エンジニアとかフリーランスエンジニアは「自分で了承した納期時間を守る」ことをしなければ、雇用側は意味がないので、無価値な気がしているのです、間違えています?
男は働いてないと周りの接し方がきつくなるぞ。
働いていてすら、ある程度の稼ぎがないと。
おれは彼女と同棲しているけど、家賃から水道光熱費、スーパーとかで買い物する時のお金とか全部自分で出している。
少しでもお金出させると本当にうるさい。
以前、家賃と水道光熱費はおれが出して、スーパーとかの買い物の時のお金を彼女に出してもらってた時があったのだけど、うるさいのなんの。
近くのマミーマートはレジ袋有料(3円)だからダメ、駅前のマミーマートはレジ袋無料だから駅前まで行けとか。
ガソリン代が無駄だから近くのマミーで買い物すると、本来ならレジ袋三枚くらいないと入らない荷物量なのに二枚でとかやるわけ。
15分くらいかけて荷物をぴっちり袋詰めする、仕事で疲れた体で。本当に心から惨め。
自分がお金出してるんだから自分の勝手だろ、というのが彼女の言い分なわけ。
髪の毛が薄くなってきたので発毛剤のリアップを使っているのだけど、このリアップの使いかたにもケチをつけられる。
頭皮の前の方だけ薄くなっているのだから前だけ少しつけて、一ヵ月分のリアップを二ヵ月に分けて使えとか、こうやって書いてるだけで腹立ってくる。
だから拘束時間が長くて仕事もキツイけど、稼げる仕事に転職したわけ。
収入少なかった時期は親にもきつくされてたよ。
車が親の名義なのだけど、車の税金が払えなくてさ、一時的に親に立て替えてもらったのだけど、やっぱり払えとなって親に車の税金払ったら、今度は市民県民税が払えない。
市民県民税を払わないでいたら今度は貯金を差し押さえるぞという督促が来た。
少し腹が減ったからコンビニでファミチキ的なものを食べるにも本気でどれにしようか悩むよ。
たった200円のチキンを買うために本気で悩むよ、自分の自由になるお金が無いとチキンも買えない。
それが現実。
ブラック企業という言葉が市民権を得てしばらく経ちますね。毎年、ブラック企業大賞なるものが発表され、だれもが聞いたことのあるような企業が名を連ねます。それに対し、ブラック研究室という言葉も有名なものの、どこの研究室がブラックだとかいった情報は大学内部の学生でないとなかなか知りえないものがあります。ましてや研究室の内情は所属している学生しか分かりません。
今回は、そんな研究室の中でも異質なケースとして、自分が修士課程の2年間過ごした研究室の話をみなさんに紹介したいと思い、筆を執りました。必ずしも拘束時間が長く、人格否定を行うような研究室だけが悪い環境ではないということ、メディアなどでよく見かけ、有名で人気な研究室が良い環境であるとは言えないということだけでも皆さんに覚えていただきたいです。後進の方々の研究室選びの参考に少しでもなれば幸いです。
第一に、とにかく人員が不足していたというのがあります。まず、先生(教授・講師)はあまり研究室にいませんでした。先生たちは予算の獲得や大学内外の事務に追われるため、多忙になります。基本的に助教や研究員・博士課程の方が下の修士・学士課程の学生の面倒を見ることになります。これだけなら普通なのですが、先生が後先考えずにどんどん仕事を受けてしまうことにより、プロジェクトに対して人間が足りていない状況が常に生じます。(先生曰く「断るの苦手なんだよね~」とのこと。)その仕事は研究だけではなく、各メディアの取材や研究室見学など多岐にわたります。自分が研究室に配属されて一年は、講義を受けるほかに、(詳しくは後述しますが)研究室の立ち上げ用に物を発注したり組み立てたり、見学者対応をやる日々で、ほとんど研究はしなかったように思います。さらに、月一くらいの頻度で(今はだいぶ減りましたが)先生のお友達を呼んで講演兼パーティーをやる準備や、先生の思い付きで増える仕事などに日々忙殺されていました。また、インターンやアルバイトといった形で外部の学生を呼んで研究してもらうこともあり、その人達は雑用をする義務はなくお金をもらいながら成果を出していたのに対し、学費を払っている学生は雑用に追われるといった状況もありました。事務スタッフも教授が所属している社団法人の経理をさせられたり、共同研究先の企業から出向(?)の形で来てた研究員の方も、後述の巨大予算の運営周りの仕事をやらされたりとひどい状況でした。
第二に、新設の研究室で、研究を行う環境づくりをゼロから始めなければいけないことがありました。これは事前からわかっていたことではありましたが、自分の想像以上の大変さでした。情報系の研究室なんて机と椅子とPCを発注すれば、あとは個々人の研究に応じて必要なものを買い足していくだけだろうと思っていました。しかし、先生の方針で、リビングラボという生活空間と研究室が融合したような形態でラボを運営することが決まっていたため、それを満たすような研究室の構築に修士の最初の一年は消えました。なぜ一年もこのようなことをしていたのかというと、9月ごろに先生がとある巨大予算を獲得し、学生・スタッフを増員するとの方針でキャンパスを移動することに決まったからです。一度ゼロから作り上げた研究室をもう一度ゼロから作り上げることになりました。自分としてはキャンパス移動ですら最初に聞いていた話と違うので、とても不満に思いました。通学時間も10倍以上増え、それだけでも大きな負担となりました。(授業は元のキャンパスでやることがほとんどで引っ越すわけにもいきませんでした。)
このような状態でまともに研究が回るはずもなく、助教(自分の所属する学科・専攻で博士までとった唯一の人)はやめてしまいました。そこから、特任研究員の方に学生指導の仕事が集中します。(本来、特任研究員は助教とは違い、学生の指導ではなく自分の研究に専念するという名目で雇用されます。)そして、社会人博士の方がその有能さゆえに研究室内の仕事を一手に引き受けこなしてくれたおかげでなんとかなっていた(?)のですが、当然彼らも自分の研究は進みません。
第三に、教授・講師間でうまく連携が取れていなかったようにも感じました。二人とも物事を放置・後回しにしたり散発的に進んだりと、計画性とは無縁の進行でした。ミーティングでもその場の思い付きのアイデアで話を発散させるばかりで収束には向かわず、学生はどうしたらいいか当惑することが多かったです.
さらに、二人の共感性の低さも研究室内の人間関係に大きくヒビを入れていました。特に事務の方々への接し方や飲み会の席(講師は酒を飲まないので主に教授ですが)での学生に対する発言は聞くに堪えないものがありました。(詳しくは後述)
また、学内の期限(修論の題目の提出など)を過ぎてから学生に通知したりと時間・期限に非常にルーズでした。そのことを詫びる様子もなく平然としている様子も腹が立ちました。その結果、学生や事務員が期限を守らない印象を外部に与えていたのではないかと懸念しています。
オーサーシップ周りに関しても不満が残りました。これは自分ではないのですが、大して面倒を見てたわけでもないのに、camera readyになって急に講師が「見るからオーサーに載せろ」と主張してくることがありました。 教授もゴーストオーサーの常連だからかそれには強く言わず結果的に受け入れられる形となりました。学生側としては教員陣の命令に背くわけにもいきませんしね。(この話に関しては、この研究室に限らず、分野としてそういう傾向があるのかなあと思います。他研究室の話は詳しく知りませんが。)
このように研究室としての体を全くなしておらず、自分を含め最初3人いた同期修了出来たのは自分だけで、1人が休学、1人が留年という形になりました。(もう一人修了者はいますが、別の研究室がなくなった結果移ってきた人です。)
次に、研究室の主である教授の性格が合わず、人間として尊敬できなかったということについて話したいと思います。上司と合わないということはよくあることだと思いますが、よくあることだからこそ、記しておきます。
初めに、衝動的な発言や暴言が多く看過できないということがありました。衝動的気質に相まって、酒癖の悪さがそれを助長していました。例えば、論文を提出できなかった学生に対して「負け犬じゃん」といったり、昔自死した学生に対して「勝手に死んだんじゃん」などといったことがありました。(なお、これらの発言は学生や職員に窘められ即座に撤回しましたが、そう思っていたという事実は消えないと思います)。その他にも配慮のない発言が多くありました。
また、自己顕示欲の強さとマウンティング(いわゆるイキり)が挙げられます。「君たちは潤沢な資金のあって、待遇のいいこの研究室に来てラッキーだ」などといった身内へのイキりを聞いた時は、上で書いたような現状に疲弊していた自分の感情を逆なでするのには十分でした。また、自分は偉く、自分が言ったことはどんな無茶でも通ると思っているきらいがあり、無茶な予算申請で事務の人を疲弊させることが多くありました。それにあきれ果てた事務の人が次々とやめることがあり、その結果事務仕事が逼迫することもありました。怪しい予算の使い方をしていて、機構の人に怒られたみたいな話を聞きました。大学に目をつけられているのはいわずもがな。
内弁慶というわけではなく、外部の人間に対しても自分を良く見せようとしていることが多く、鼻につくこともありました。自分にはこのような先生の在り方が、いわゆる口だけの軽薄な人間に感じられてしまいました。いい環境を作りたいとは口では言いつつも自分は何もせず下の人間が苦労したり(「然るべきとき然るべき場所」というアイバン・サザランドの言葉をよく引用しますが、これが「然るべき場所」なら笑止です。)、自分は人脈のハブだといいつつスタッフをなかなか引っ張って来れなかったり(前の大学にいるときこの業界で悪評が立ち、人が来たがらないとの噂)とあきれかえることが多かったです。他にも「教育が最優先」と口では言いつつも後回しにしたり、下の人間に任せているようなことなどとにかく「口だけの人間」というイメージです。隔月で1回20分ほどの面談で教育したということなのでしょうか。
専門用語を拡大解釈して援用することで知識人を気取るようなスタンスが多く見受けられたのも癪に障りました。例えば、「インピーダンスマッチング」という、高周波の電気信号の伝送路において、入力と出力のインピーダンス(電圧を電流で割った値で直流回路では抵抗にあたります)を合わせるという意味の言葉があります。この単語は力学などでも用いられます(こういった多分野に共通する背景理論を研究しようという思想を持っているのが我が学科・専攻です)が、これを特に理論的背景もなく「折り合いをつける」くらいの意味で使って、さも各分野に精通している感を醸し出すことに長けていました。他には「バウンダリーコンディション」とかもありますね。微分方程式で言うところの境界条件です。これを前提・条件みたいな意味で使います。(こちらについては検索すると若干引っ掛かりますが。)これらにツッコミを入れた学生は以降食事会に呼ばれなくなりました。自分に媚を売らない用済みな人間は簡単に切り捨てるようです。こういった拡大解釈した単語を用いてアナロジーを使い、自分の分野に話を引き寄せるのは上手いなと感じていて、知識がない人を煙に巻いたうえで自分の得意技を披露するのは、非常に参考になると思いました。
3つ目に研究分野であるHCI研究(と研究者コミュニティ)との不適合について書きたいと思います。これは研究室自体の問題というより、自分との相性の問題ですが、研究に着手できなかった大きな要因のひとつです。
そもそも、自分はどちらかというと、巨大で合ったり高性能であったりするものを着実に組み上げていくのが好きで、アイデア勝負だったり、プロトタイピングといった手法だったりが受け付けなかったというのがあります(同じような人のエントリ https://swimath2.hatenablog.com/entry/2018/07/30/205255)。
また、この研究分野は、一見役立たなさそうなおもちゃのようなものに、理屈をこねくり回して正当化させるのが多いように感じ(もちろんすべての研究がそうというわけではありません)、興ざめしてしまったのも要因の一つです。元々内向的な性格なのもあって、自我・意識などに興味があり、ならば「人に興味があるということであり、工学的なアプローチで人の研究をやれるのはこの分野だろう」という薄い理由で選んだのもあって、この不適合はモチベーションに意外と大きく関わりました。学部時代の成績は良い方で(必要な進振り点はそこそこの学科でしたが、コース内ではトップクラスと周りには言われていました)院試も第一希望で通りましたが、勉強ができるということが研究できるというわけではないという言葉を痛感しました。ただ、この研究室を選ばなければ、自分ももっと研究が出来ていたのではないかと思い、研究室の選択を毎日後悔しています。
それではなぜ、このような大きな問題点が数多く存在しながら、この研究室に進学してしまったのでしょうか?
第一に、自分の所属していた学科は、院試が卒論の研究室配属より前に存在し(実質4か月で卒論を書かないといけないのです)、自分の研究および研究室への適性がいまいちわからないまま、修士で進学する研究室を決めなければいけないという点が挙げられます。(一応研究室に配属されてプチ研究のようなことをするのですが、研究室生活とは程遠いので参考にするのは難しいです) それに加え、卒論の研究室と修論の研究室を別にするという慣習があり、卒論配属後合わないから冬入試を受けようというのも難しいです。
第二に、サークルの先輩(同じ研究室ではないです)にこの研究室を勧められたというのがあります。サークルの飲み会の時に、同じ分野で研究をしている先輩に、「この研究室はいいところだし、一期生として面倒を見てくれる」と勧められたというのがありました。当時は若く、盲目的に先輩の話を信じてしまいました。悪い噂が流れてこないなら大丈夫だろうと。それに先生の記事はネット上で見たこともあり、先生の研究も科学雑誌を通して知っていたこともありました。学科内でも新設の研究室に関わらず人気があり、これは安パイだろうと考えていました。今考えると人気・有名だから自分にとっていい環境だろうと考えるとは愚かなことです。(ちなみに、この先輩はD取得後うちの研究室の内定を蹴り、他の研究室のポストに就くそうです。)
第三に、一番重要ともいえる点ですが、上でも書いた通り自分の大学では新設の研究室で、情報が流れてこなかったというのがあります。今思えば前の大学のOBの方などに話を伺うなどをすればよかったとも思いますが、学部の勉強やサークルに追われていてそこまで気が回らなかったし、回っていたとしてもする余裕まであったかわかりません。しかしながら、新設の研究室に進学するというのは大きなリスクをはらんでいるということはもっとしっかりと自覚するべきでした。これを読んでいる方でもし新設の研究室に行くという人がいれば、もう一度自分の選択をよく考え直してほしいです。
ブラック研究室といえば、拘束時間が長いとか日常的な人格否定などがやり玉に挙げられやすいですが、最近では放置系ブラックなどという言葉も耳にする通り、劣悪な環境というのは色々な形で存在しています。また、他人にとっての良い環境が自分にとっても良いとは限りません。トルストイは著作に「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」(望月哲男訳、光文社古典新訳文庫)との言葉を残しています。研究室も一つの小さなコミュニティであり、同じことが言えるのではないでしょうか。これから研究室に配属される人には慎重に自分の進路を考えていただきたいと思います。このエントリを通して構成員がみんな幸せになるような運営に変わってくれると嬉しいです。
なんか営業の人が「あ~~~じゃあ20%引きします~~~これでA社さんよりちょっとお安くなりましたが~~~どうでしょう~~~」みたいな事言うから「それでオナシャース」と言っちゃったんだけど、よーくよく考えたら最初に20%以上ボッタ値段設定にしてただけな気しかしねえし、多分A社の方もまだまだボッテてて結局は引っ越し業界全体による暗黙の了解みたいなやつのなかでぼられたんやろなーって
実際見積もりみると「うーん……人件費はともかくトラック代はもうちょい安く出来るな……つうか人件費もこれ話に聞いてる拘束時間で考えると……移動工数とか考えても……高いな……これ絶対高いわ……」とはっきり分かるし……。
いやまあ繁忙期に仕事頼んでるからキャンセル回避のために札束ビンタ積んだと考えれば……いや……2回りボラれてるな……少なくとももう10%下げても客扱い出来る範囲だわ……やべーな……死んだ……