はてなキーワード: 小松左京とは
みんなー!Netfilxで先週公開されたアニメシリーズ「日本沈没2020」は観たかな?
「マインドゲーム」「四畳半神話大系」「ピンポン the Animation」「映像研には手を出すな!」など名作を生み続けてる湯浅政明監督が
日本SF界の巨塔である小松左京原作の名作「日本沈没」を2020年にアニメ化したという超話題作さ!
とはいえ、政治などを中心に描かれていた原作から大幅に変更され、「日本沈没の災害に巻き込まれた家族が生き延びるためのサバイバル作品」という、個人を描いていて、名作ディザスターアニメ「東京マグニチュード8.0」のような話になってるのが今作のミソなんだ。
・原作と話が違いすぎる。
・展開がバカバカしい。
など、原作ファンからも、SF好きからも、アニメ好きからも、右翼からも、左翼からもdisられる大変な状況なんだ!
実際に湯浅監督ファンとして自分も観たけど、湯浅監督の「アニメーションとして楽しませてくれる感」が先行しすぎて、
「沈没しつつある日本から生き残る」というある程度のリアリティが求められる作品ではしゃぎすぎちゃったのかな!という印象です。
「ストーリー展開で意味わからない部分も多いし、サバイバル術やキャラの死因等が謎が多すぎたけど、ツッコミながら観てたのでなんだかんだ楽しめた。」が大まかな感想。
湯浅監督が好きなら観るべき作品だと思うし、言っても25分×10話なのですぐ観れるのでネトフリ入ってるなら観ても良いと思います。つまらなかったら辞めても問題なし。
(要所で(実際の音ではないけど、)緊急地震速報のアラームが鳴る描写があったりするので、トラウマがある人などは要注意です。)
ツッコミどころが多すぎて感想や考察等いろいろ調べてるうちに、上述した「日本人を露悪的に描いている!反日作品!」といういわゆるネトウヨっぽい意見をかなり目にするようになった。
しかもその多くが「フォロワー数が多いネトウヨ系インフルエンサー(笑)が『これは反日作品だ!』と宣伝する→取り巻きが『見なくてよかった』『調べたら韓国人が作ってました!許せない!』『音楽が坂本龍一なら観る必要ないですね』」といういつものヘイトを煽るだけの愛国ビジネススタイルだったので流石に文句を言いたくなったのでそのアンサーを書くぞ!
ネトウヨ的批判の多くが一部分を切り出して誇張した誹謗中傷ばかりだで、湯浅監督が
「いわれなき誹謗中傷は
犯罪です
人として恥じない言動を
お願いします」
とTwitterで書く始末。
今回はその騒動の中心人物である深田萌絵さんのツイートを中心に文句を言っていくよ!
要参照
「Netflixオリジナルアニメ「日本沈没2020」が「プロパガンダアニメだ」(多数)と「日本を賛美してるアニメだ」(少数)と意見が分かれる」
「とりあえず、アニメ『日本沈没2020』は、どれだけ日本人が親切心もなく、スーパーから物を強奪し、助け合わず、人を貶め入れて生きてる旭日旗掲げた狂った民族だという様子が描かれていました。
ガセ!!!これが5000RTで1.2万いいねされてるのヤバすぎだろ!
強奪はしていない!
たまたま開いていた無人のスーパーで最低限の食糧だけ調達していただけで、結果としてオーナーに会って和解、食料を直接もらっている。
ほとんどガセ!実際にレイプ未遂といった「災害に乗じた犯罪行為」も描写されるが、ほとんどが「マナー良く助け合って生きている」ように描かれている。
食料配給のシーンでもきちんと整列しているし、その中で「あなた横入りしたでしょ!」といった小競り合いが数秒あるが、こんなの電車とか飲食店の列でいつでも見るんだけど??こんなんで揉めてるくらいならめちゃくちゃマナーいいのでは?
他には主人公が道で休憩している老人に貴重な飲料水をあげたり、スーパーのオーナーが食料をくれたり、外国人ヒッチハイカーを拾ってあげたり、カルト教団も何の見返りもなく助けてくれる、などほとんどが助け合う描写で、いじわるや犯罪行為などはほんの一部に過ぎないよ!
誇張!途中、メガフロートで脱出をしようとする極右グループが、外国人である主人公の母と、その子供たちの乗船を拒否する描写がある。
この描写もあったけど、先述の通りみんな助け合って生きているし、メガフロートは一瞬で大破するのでかなり批判的/皮肉っぽく描いている。これが分からんなら娯楽作品見るのやめた方がいいのでは?
実際派手な右翼カーで演説しまくってるグループなら絶対そういう差別すると思うよ!
Netflixは中国では観られないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!中国人をバカにするつもりが自分の無知を晒すのやめません?
「【日本沈没2020】
日本人は頭が狂ったカルトが金の為に銃撃、右翼は日本人だけを助けて外国人を見棄てる。
全て本当!
ただ「日本人」という雑なくくりをして、ネット右翼を扇動するのはやめて欲しい!
チームには中国人名がずらーッと入ってました。」
https://twitter.com/Fukadamoe/status/1281838334847840256?s=20
1つ目ガセ!
どういうことなの???脚本は吉高寿男さん、脚本協力に「中園勇也さん、伊藤崇さん、珠希けいさん」という3名が参加してるのはスタッフロール見て分かったけど、どうやって中国人とか情報を得たんですかね・・・?
メインスタッフの中に外国人スタッフは2人だけいて、1人はフラッシュアニメーションの方と、もう1人がプロデューサーと制作プロデューサーとして参加してる方なんだけど、
そのチェ・ウニョンさんは韓国人だし、制作会社の代表取締役をやってる方で、普通に制作会社の代表としてのプロデューサーと、スタッフの管理としての制作プロデューサーだと思うので、脚本に口出しとかほとんどしてない気がするんですけどね...。
何より「日本人絶滅シナリオ」って何??????いっぱい死んでるけど絶滅してないだろ!
2つ目もばかばかしいですね!ネトウヨの方が絶賛してるような最近のアニメはほとんど外国人アニメーター(特に中国、韓国)に頼らないとやってけない時代ですよ!日ごろからアニメとスタッフロール観とけ!でもただの動画マンがシナリオに口出せるわけもないぞ!!!
「日本沈没2020を観たアメリカ人と話しをしたけど、「日本があんなに人種差別をしていて、被災時に日本人以外助けないなら行きたくないと思った」と言われました。
東京オリンピックが開催されるはずだったタイミングで、この内容でリリースされるあたり社会的インパクトをよく計算しているね。」
まさかとは思いますが、この「日本沈没2020を観たアメリカ人」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか。
前述のとおり主人公たちは車が壊れた外国人のヒッチハイカーを助けてあげるし、観ているアメリカ人も「これは極右グループの犯行だ」って理解できるほどクドいくらいの演出してると思います。分からない奴の方がヤバイ案件だよ。
『#日本沈没2020』は
即刻 #公開停止 にすべきです
#ヘイト をやめて下さい」
https://twitter.com/shin_shr190506/status/1282295142863400961
多分前述の深田さんはまだ「作品を観た」感はあるんだけど、コイツは絶対に観てない。あいちトリエンナーレの時もそうだった。
観てない奴に語る資格はないし、少なくとも俺個人は愛国的な結末に思えたよ。日本を扱う作品だから敏感になる人がいるのも分かるけど、少なくともヘイトを煽ってるのはお前たちだよ。
最低です。僕は大震災を体験しました。みんな助け合って、協力しあっていました。このアニメは自分さえ良ければという人々の描写になっています。
九州豪雨被害、地震も頻繁な時に、不安を煽るアニメを放映するのか意味がわかりません。
https://twitter.com/Becda226Rainbow/status/1282229181602885632
震災にあった方はもちろん違う見方をされてると思いますし、実際にどういうことが起きたかを観ているので感じ方も違うと思うのですが、多分坂本龍一は反日!って言いたいだけ。
この作品をどう見たら「自分さえよければという人たちの話」と思えるんだろう?この人たちは「かちかち山」を読んで「こんないじわるな狸は日本にはいない!」とか「さるかに合戦」を読んで「日本の猿が自分の私利私欲を尽くしていて最悪です。僕の知ってる日本の猿はみんな仲良く餌を分け合ってました。」って思うのかな?
狸も猿も相応の罰を受けてるし、今作に出てきた悪人はみんな相応の罰を受けています。もちろん、そうじゃない優しい人たちも亡くなりますけど。
大体「公開」だから「放映」でもなんでもないし、自分が観たくなかったら観なければいいだけのNetflixに何を文句言ってるんだろうと思います。(ただ、この豪雨の時期にもテレビやYoutubeで広告を頻繁に流してるのはどうかなと思ったりはする。)
つ、疲れた。本当はこの作品について考察ついでに書こうと思ったけど、ただ考察は深まらず、こういった見方をする人の理解も出来ずでなにをやってたんだろうという気持ち。
見たい
ある朝目が覚めたら自分以外の人間が全員消失してたらどうしよう?って妄想を時々するんだけど、それのディティールを補強したい
小説。親が持ってたのを子供の頃読んだ。全世界の人類が突然消滅、数少ない生き残りたちが人類代表として今後を考える…みたいな話で、まさにこういうのが読みたい!
アメリカの放送局作成のドキュメンタリーらしい。見たことはない。消え残った主人公を置くとかはせずに潔く全人類消滅、科学的な目から歳なんかがどうなるかを考察するらしい。面白そう
調べてたら出てきた映画。観てない。人類が突然四人を残して消滅…というのは良い感じだが、キリスト教的世界観が絡んでたり低予算だったりするらしくクソ映画っぽい雰囲気が強い。
ゾンビ物とか人類滅亡ものも近いっちゃ近いんだけど、俺は人類の消滅というところだけにスポットを当てた作品が見たい。ゾンビものは常に襲撃なんかを気にしないといけないのがうざったいし、災害ものは大体逃げるところだけで終わってしまう。
発電所が止まる前にネットで有用情報を印刷!とかスーパーの生鮮食品が腐る前に缶詰だけ運び出す!的なところに純粋にフォーカスした作品はねえのか
地味すぎるのかな 確かに敵とかいないとまあダレる気はするが…
油断していただけなのに。
それでですね、書いた直後は少しは粘ってみましたよ。
コメントを書いてくださる有難い増田に返信したりしましたけど。
半日以上たっても動かなかったから、まあ釣れないでしょうね、と思っていたわけですよ。
話題性で攻めたけど文章が凡百なら伸びないのが分かっただけでも大きい、精進しようって。
ちょうどエントリからも消えていたタイミングでアクセスしていたらしく全く認知してませんでした。
何をどうしたら750ブクマまで行くんだ。こんなにコメントが付くんだ。どちらもあえなく自己ベスト達成ですよ。
何故ここまで炎上したのか、誰か教えてくださるのであれば幸いです。
いや本当に理解できないので。
追伸.同様の題材を扱った作品など皆さん挙げて下さっているので興味がわきました。
・マクロス
・『ラブ・シンクロイド』
これに関しては感謝しかありません。今度読んでみます。本当にありがとうございます。
萩尾望都と光瀬龍の組み合わせものとかどうでしょ?百億千億とか。
竹宮恵子も多いよね。「地球へ・・」のラストシーンも数百年後かなぁ
少年キングの2大SFの1つ、「超人ロック」もかるーく1000年超えてたな。
もう一つの「銀河鉄道999」もラストに出てくるメーテルが運んだネジ(になった少年)の数かぞえれば1000年クラスかも。
佐藤史生の「夢見る惑星」もラストで・・・ネタバレになるけど10億年超えかな。
以前、少年ジャンプでやってた「暗黒神話」(諸星大次郎)は56億7千万年(w。
今のジャンプで連載している Dr. Stone も2000年後の世界が今とつながっているというストーリーでいいです。
Dr. Stone を書いてる Boichi の日本でのデビュー作 HOTEL も10億年くらいだっけ。
スピリット・サークルは、作者の宗教観の結果ではあるけど、これも壮大なストーリーでおすすめ。骨太です。
ヤングキングつながりなら、六道神士の作品も結構スケールがでかい。エクセル・サーガとかデスレスとか。
あ、「みかルンX」もキリスト生誕からやってるから2000年超えですね。これは小松左京オマージュで多分「果しなき流れの果に」の影響受けてる。
同じキリストネタならば、佐伯かよのの「Quo Vadis」も2000年ものか。ただ面白さで言うなら微妙。同じタイトルのシェンキェヴィチの方を読んだ方が良い。小説だけど。
吸血鬼とかの不死者モノは、「周りが天寿を全うする中、死ねない自分に苦悩」ネタで結構あるはず。
でも、本当に楽しみたいならマンガじゃなくて小説の方がいいと思うよ。
とりあえず誰か一人挙げろ、といったら、萩尾望都がマンガ化やってた光瀬龍とかかなぁ。「喪われた都市の記録」とかは電子書籍無理だろwww
↑これ読んでて思ったのが、最近のラノベってつまらないというかテンプレ化が酷い気がするって事。(もうずっと言われてると思うけど)
何というか、ラノベは置いといて、小説なり、評論文なり、エッセイなり、文章って何か必ず根本に芯みたいなものがあると思ってる。その文章を書く上で、作者が1番伝えたいというか1番書きたい事が必ずあると思う。
もし仮にそれが同じだとしても人によって表現の仕方が違うから面白いんだと思う。
話が逸れるけど、
小松左京が書いた日本沈没ってあるじゃん。あれ同じ日本が沈むって題材で星新一が書いたらきっと、
みたいにすごく短くなると思う。(ふざけるなって思った人が居たらごめん)
これは決して星新一をバカにしてるわけじゃなくて、星新一らしさというか星新一の表現方法だとこんな感じだよねって事が言いたい。
つまり何が言いたいかって、同じ日本が沈むって題材でも、1行で終わらせられる人もいるし、何ページも書く人がいて、それぞれにそれぞれの表現の良さがあるから面白いよねって事。
話が逸れたけど、どんな文章にも、読者に伝えたい事や、作者が書きたい事があると思ってる。だから作家に求められてるのは、書きたい事の面白さ、書くときの表現の仕方の2つだと思う。(当たり前って言えばそうなんだけどさ)
で、話をラノベに戻す。
昔のラノベって言うとなんだろうって考えると、自分はハルヒ、ゼロ魔
、とらドラ!がパッと出てきた。少しマイナーな所だと断章のグリム、半月とか。
SAO、さす兄、アスタリスク、リゼロ、このすば挙げていくとキリがない。
昔は今ほどラノベが無かったというのもあるが、どれもそんなに題材が被ってないと思う。(というか思いつかなかった)恋愛ものって括りにすると被っているものは沢山あるが、恋愛のシュチュエーションまで被っているものはそうないだろう。あったら教えて。
次に今のラノベは多い。まず出版社が多くなった。それに所謂なろう系があるため更に本が出ている。
だから話が被るのは仕方がないよねとは思う。ただ、被る量が多すぎる。というより被らないもの、つまり全く新しい設定が出てくる事が減ったと思う。
なろうで異世界転生って調べて欲しい。多分想像以上にあるから。
SAOやさす兄、アスタリスク、キャバルディ、バハムートの頃はファンタジーで俺つえーものが流行っていたと思う。
それでもSAOはゲーム、さす兄は魔法がある世界みたいに(アスタリスクとキャバルディが同時にアニメやった時には笑ったが)、それぞれの主人公がオレツエーする世界観に違いを出していた。
ただ、最近のリゼロ、このすば、その他有象無象のラノベは、取り敢えずなんか異世界行って、地球というか元の世界の知識でオレツエーしてハーレムって言う流れがお決まりだと思う。そこに死に戻りだの、ほのぼの日常系でバトルじゃなくて金儲けに元の世界の知識使うだの色々変化を加えている。だか変化球とはいえ、どれもコースが一緒だと思う。お決まりの流れって言うコースは出ない。
SAOやさす兄とどう違うんだよって思う人が居ると思う。
違いを挙げていくと、1つ目はオレツエーする手段(SAOだとゲーム内、さす兄だと魔法使ったバトル)が元の世界の知識って決まっている。
2つ目は理由。SAOだとゲーム内にずっと閉じ込められていたからとか、さす兄だとなんか手術受けたとかそれぞれ一応ある。だが異世界ものは、元の世界から来たから、で全て解決する。
3つ目は世界観。SAOはゲーム内に入れる!って言う世界観を壊してない。さす兄は設定複雑すぎて分かりません。取り敢えず名前に数字が入ってる人は偉い?と世界が設定されてて、その世界内でオレツエーする。だけど、異世界ものはせっかく異世界(何かしら元の世界より劣ってる)っていう設定を作っても、結局元の世界の知識を使うから世界観を壊してる。
違いを例えるなら、
騎士道!とか言ってる中世で、ど田舎生まれなのになぜか剣の才能があって、戦で活躍するのがSAOとか。
中世にタイムマシンか何かでマシンガン持って行って、剣で戦ってるところにマシンガンで戦うのがリゼロ系。
さっきも言ってるけど世界観を壊してるか否かの違いだと思う。
しかも設定がモロ被りなうえ、そんなに表現力に差が無いからどれも似たような感じになってる。
最近のラノベは設定から話の流れまで殆ど同じで、表現力に差が無いから量産型なんて言われる。
最近、オカルトブームを振り返る人が多いけど、あまりに言っていることがあやふやなので、とりあえず調べられるだけ調べてみた。
さて、今回はそんなアメリカの「原爆を日本に落とす計画」に関してのTシャツです。
すみません、もう後ろの方で、ちらちら見えてるからわかるよね。
これね、サンフランシスコのお土産店で、僕が初めてアメリカに行った時に買ったんだけどね。
酷いよね。
「MADE IN USA TESTED IN JAPAN」って書いてあるんだ。
これね、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフっていうところのお土産屋で買ったんだけどね。
師範学校だから学徒動員にもひっかからず、このまま戦争に行かずに済むのかと思ってたら、
最後の最後の年に徴兵されて、広島の方の兵学校に行かされたんだ。20歳くらいだった。兵学校は、
原爆が落ちるような都心部でなくて山の田舎の方だったから、何とかギリギリ助かったという人間なんだよ。
こんな経験をしてる人って、僕だけでなくてすごく多かったんだよね。
僕と同じクラスの子でも、家族の誰かが戦死したり、身体障害者になってたりというのが当たり前だった。
だから、生まれて初めてアメリカに行って、サンフランシスコっていうすごく明るい街の明るいお土産物屋で、
こういうTシャツを堂々と売っているのを見てめちゃくちゃビックリした。
なんかね、ブラックジョークというにしては(笑)、ちょっと酷いなと思ってたんだけどね。
これ着る機会あるかどうかわかんないなぁと思いながらも、一応買ってみたんだよ。
一応買ってみて、SF大会とかに持って行ってみた。
さすがに着るのが怖いから、「こういうTシャツ持ってるんだ」って話したら、やっぱ真面目な人はね、
「やめろよ」とか言うんだよ。
でも、当時、1970年代後半のSF業界というのは、本当にあらゆる価値を相対化することが正しいという
すごく大きな流れがあった。
例えばね。堀晃さんっていうSF作家がいて、この人、書くものはハードSFなんだけど人格は本当に
デタラメという人なんだ。
かんべむさしさんと一緒に2大ちゃらんぽらん大阪SF作家だったんだよね。
ただし、かんべむさしさんの方は書くものはちゃらんぽらんなんだけど、人格は大真面目なんだけど(笑)
で、人格がちゃらんぽらんな堀晃さんは大喜びして、「それどこで売ってるの?」って、欲しがってくれたんだ。
でも、人格はまじめなかんべむさしさんには「そんなもの絶対に着るな!っていうふうに言われてしまった。
小松左京さんはどちらかというと喜んでくれた。
ということで、当時のSF界でも作家ごとに反応が違ってたんだよなぁ。
なぜこんなにSF作家の反応を覚えているのかっていうと、20歳くらいの僕にしてみれば、SF作家というのが、
その人たちがどう感じているのかというのを自分の価値観にしようとしていたんだよね。
今言いながら、めちゃめちゃ恥ずかしいんだけどさ(笑)。
かんべむさしさんが怒っているから、やっぱりいけないのかなとか。
そんなふうに、もうホントに、ワナビー君の恥ずかしい奴だったんだ。
筒井康隆さんにはすごい冷たい目で、「原爆ごときで過激ぶるな!ガキめ!」というような感じで
見られてしまったんだよね。
で、この間、捨てられないTシャツコーナー用に、「Tシャツどんなのがあるかな?」って掘り返したら、
これが出てきたわけ。
やっぱりその頃から30年以上たった今だから、それぞれの人の意見がわかるなぁ。
怒る人の意見もわかる。
そういうのは笑っていいかもしれないけど、人前で笑うもんではないっていう人の意見も分かる。
あと、堀晃さんの「いやそんなもんをTシャツにして売っているっていうアメリカ人の感性が面白いじゃん。」
というのもわかる。
なんかねぇ、いろんな人の意見がわかるようになったなぁって。
でも、逆にわかんなくなったのが、筒井康隆さんの「原爆ごときで過激ぶるな!ガキめ!」
「なんでお前、人のことをそんなに言えるんだよ!」(笑)って。
今に至るまでの筒井康隆の人生で(笑)、「お前そこで怒っちゃいけないんじゃないかな」って思いました。
という思い出のあるTシャツでした。
同じSFファンのポール・アレンによって、今朝、インディアナ・ポリス号が発見されたと報道されたのも
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「岡田斗司夫という時点で読むに値しない」という人もいるだろうし、別に読みたい人だけ読めばいいと思うのだが、
「日本の大半のウヨク(愛国主義)とサヨク(相対主義)は皆インチキだよな」というか
上記の引用で「アメリカ憎し」の感情に飲み込まれたら、またそれも違うと思う
それにサイコパス側面がアメリカの全てとは言えない、感情に流される側面というのも存在するのが現実だ
宮崎駿がアメリカを嫌う理由も分からなくはないし、「この世界の片隅に」がアメリカで上映された意義というのも
非常にあったと思うし(米国人が例え理解出来なくても)、反対に、日本に対する拘束具としての平和憲法に甘えて
自立しようとせずに、こういう目に遭わせたアメリカ自身に守られている立場に甘んじる日本というのも確かにある
あれだな、アメリカで講演する日本人が、上記のTシャツを着ていったら、どういう反応をするか?という社会実験が
見たい気分はあるな