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はてなキーワード: 出資とは

2024-09-29

かつての仲間が化け物になってしまった。

学生の頃の仲間たちが地方零細企業やってる。

社長やってるのは仲間内ダントツ勉強できたやつなんだけど、氷河期世代典型みたいな人生

工場倉庫番やってたとこを別の仲間(こいつはめっちゃ成功してる)が救いの手を差し伸べた。

そこまでは良い話なんだけど、そのあと出資して会社つくって仕事任せたら、だんだん変なことになってるらしい。

あいつ(社長)は勉強はできたが、仕事段取りコミュ絶望的、数字も読めない、計画も立てられない、実行力もない、と散々だと。

倉庫番から一気に社長クラスチェンジ、他の仲間たちによる無償で手厚いサポートもあり、また田舎での起業ということで

ローカルメディアイベントでの取材などをうけて、「何者かになれた実感」を得てしまい、仲間や支援者をおろそかにし始めた、と。

外面は良いものの、内部はぞんざいな態度や発言を撒き散らすなど内弁慶になっている。化け物だとも言ってた。

この状況でお前(私のこと)ならどうする?と相談きた。

私自身は事業投資経営支援など、いわゆるコンサル業界の隅っこにいるので通り一遍アドバイスはしたものの、もはやこれは終わりの始まり

やはり仲間同士での事業立ち上げは簡単ではない。数字ロジックでは通じない、しがらみ。どうしても情が入ってしまう。

きっと彼らの関係値は近いうちに大きく変化し、仲間たちは散ることになる。当然、会社も先細るだろう。

自分は何者かになった」感覚に呪われ、忘れられず、再び倉庫に戻るのだろうか。

2024-09-24

anond:20240924120025

PFNも高級受託開発企業になってしまった😂

大企業がPFNに出資する

PFNが大企業案件を開発する

PFNが上場する

大企業が開発費を回収する

2024-09-19

任天堂ファンとして今回の訴訟は残念

※補足を追記しました(+誤字指摘いただいたので直しました)

任天堂は保持している権利行使しただけなので、これは一任天堂ファン、そしてゲームファンとしてのお気持ちしかない。

任天堂世界的な大企業に育てた山内溥言葉に『遊び方にパテントはない』というものがある。これは各社で技術を真似し合って業界を発展させて行くべきと言う趣旨発言だった。実際当時の任天堂はスペースフィーバーというインベーダーゲームの(パルワールドより余程悪質な)パクリゲームを売っており、そこから現在オリジナリティ溢れるゲーム会社に成長していったのである

そう言った思想を受け継いでなのかそうでないのかはわからないが、任天堂はこれまで防衛目的特許運用していたように少なくとも傍目には見えた。またコロプラとの訴訟についてもコロプラぷにコンのライセンス商売をしようとしたことに対して、オープン文化を持つ任天堂が対抗したという見方があった。

しかし今回の訴訟は違う。他のインディーゲームにはお目こぼしを与えておきながら、パルワールドポケモンっぽいデザインで気に入らないし意匠権では戦えなさそうだから特許で殴ったという風にしか見えない。そしてこう言った訴訟が起こったと言うことは、今後も任天堂デザインを真似して任天堂の機嫌を損ねると(デザイン合法であっても)訴訟を起こされるリスクインディーゲーム市場全体が負うことになる。しかもその基準権利侵害有無ではなく、任天堂仁義とか面子かいったウェットな判断依存してしまう。

冒頭で書いたとおり、根本的には任天堂権利行使しただけの話であるしかインディーゲーム開発者権利的に全てクリアゲームを開発することは事実上不可能であるし、基本的にはお目こぼしがある故に、どこに埋まってるかわからない任天堂逆鱗を気にしながら開発せざるを得ない状況はあまり健全ではないように思える。

長々と書いたが、ゲーム人口の拡大を掲げる任天堂過去自分達を忘れて歪な状況を作り出そうとしていることが、任天堂ゲームファンとして非常に残念でならない。

以下、補足

権利的にクリアインディーゲームの開発は事実上不可能

例えばコロプラぷにコン訴訟では、ぷにコンの他に『他のプレイヤーフォローしてメッセージを送ったり協力プレイを行う』、『障害物に隠れたキャラクターをシルエット表示する』、『スリープモードから復帰した際に即座にゲームに戻らず確認表示をする』と言ったような白猫に限らず様々なゲームで見たことのある機能侵害対象となっています。また任天堂をはじめとした様々な既存ゲームメーカーがこう言った広範な特許を取得しています

インディーゲーム開発者が『よくある』機能実装するとそれはどこかの会社権利を持っている可能性がありますし、機能実装にあたって弁理士特許調査を依頼するような資金インディー開発者にはありません。

またインディーゲームに限らず様々なゲームメーカー相互権利侵害している現状があり、他社を訴えた所で自社も同様に訴えられてクロスライセンス等の形に落ち着くためメーカー間で訴訟に至るのは相当こじれたケースだけと言われています。一方新参であるインディーゲーム開発者クロスライセンスに持ち込むための特許も許諾を得る資金も持っておらず、訴えられるとアウトだけど基本的には既存ゲームメーカーお目こぼしを貰っていると言う立場にあります

パルワールドの規模や資本関係は既にインディーゲーム範疇を超える

規模や資本関係問題ということであれば、任天堂フォロワーインディーゲームは売れて規模が大きくなったり出資を受けると訴えられるリスクがあるという話になります

既に述べたとおりインディーゲーム市場大手企業お目こぼしなしでは成り立たず、また良いゲームが売れれば出資を受けて規模を拡大するのは当然のことです。

出資後の製品であればいざ知らず、このタイミングでパルワールドを訴えるのには単に出た杭を打ったとも捉えられかねず、(インディー市場恩恵を受けている)任天堂には慎重になって欲しかったというのがゲームファンとしての偽らざる重いです。

著作権意匠権で叩けないか特許権というのは増田想像

これが想像であることは否定しませんし、事実だと書いてもいません。そして任天堂真意について今後真相を明らかにすることは無いと思います

しかし多くのインディーゲーム権利侵害されているであろう任天堂があえてパルワールドを、しかも自社IP酷似しているデザインではなくシステム特許侵害で訴える理由として最もそれらしい推論ではあるからこれだけ話題になっているのではないでしょうか。

本当は任天堂ファンじゃないのでは?

5歳の息子とゲームで遊びたいおじさんが任天堂ファンにならない理由があるなら知りたいですね。

ポケモン大学院生時代(ORAS)に研究そっちのけでレート最終2桁取った程度には好きです。

2024-09-16

ある人間信者になってしまった話

数年前、身内がある男(A)の被害に遭った。

Aと身内は同じ学校とは言え面識は無かったが、身内が所属していたグループ活動に対し一方的ケチをつけて

学校側に根も葉も無い嘘を一方的通報されたり、学校外にまでの同様の通報公的機関にまでグループ悪事告発する、という体の怪文書を送りつけられるという

嫌がらせしか思えない事をされた。身内の所だけで無く、複数グループサークルに対し同様の嫌がらせをしていたらしい。

怪文書の方は、身内の所についてはさすがに相手にされてはいなかったみたいだが(他の所では相手から問い合わせが入ったケースもあったという)

学校側については学生から通報があった以上、何もしない訳にはいかず、身内らは対応に追われる羽目になった。


この時点では、通報者がAという同じ学校人間らしい、という事は認識していたが、Aとは全く面識も無かった上にやった事も動機意味不明過ぎて

本当に気味が悪いと身内はスルーして関わらない様にした。

その際身内からは「同じ学校に凄い気持ち悪い奴がいて怖い」「目をつけられても嫌だから無視するしかない」といった相談というか愚痴を聞いてはいた。

私もAの話を聞いて直接どうこうするよりは関わらない方が良い類の人間だと思った。

最初嫌がらせ通報の時点では無視する事にした身内だが、その後、同様の事をやられた別のグループがAに対し直接文句を言った所

身内らの名前を出して「あの人達自分のやる事には同意している」「彼ら(身内らのグループ)から依頼されて通報した」

「彼らから情報提供を受けて(通報を)やっただけ」などと言った嘘を吐き、そのグループから身内らがクレームを受けて事態が発覚した。

話し合って何とか誤解は解いて貰ったが、直接面識も無い相手勝手名前を出された挙げ句に、Aの粘着嫌がらせしか思えない行為に加担している

などと嘘をつかれて人間関係を滅茶苦茶にされそうになり、さすがに身内らも頭にきたらしくAに対して直接文句を言ってしまった。

こういう事は止めてくれ、あなた行為はハッキリ言って迷惑だし嘘をついて名前を出すのも困ると。Aは渋々といった感じで、その時は一応謝罪はしたらしい。


もし仮に、その時に相談を受けていたら、当時の自分はどう答えていただろうと思う時がある。

今の私ならば、そんなヤバい人間無視した方が良い、悔しいと思うけど世の中には関わってはいけない人間がいるのだから、と答えたと思うが

当時にそんな事を言って冷静に身内を制止出来た自信は無い。その事が非常に悲しく悔しい。



程無くして、Aによる「被害告発」と共に、恐らくAと思われる人物によって大量の迷惑メールが身内のアドレスに送りつけられたり

身内の個人情報特定出来る様な中傷匿名掲示板に書き込まれるなどの被害が発生した。

身内らの(少なくともこちからすれば)正当な抗議は、Aには「何も悪い事をしていない自分への攻撃」と受け取られた様だった。(事実、後で送られる事になる書類にはその様な主張が書かれてあった)

身内も含めた複数名(最終的には数十名の被害者が発生した)の個人情報と共に事実無根の中傷を「被害告発」という体でA自身個人ブログで公開される様になった。

告発という名の誹謗中傷も相当酷い行為だったが、Aの「(自称)被害告発」、Aが周囲に生徒らの悪口を言い回っていた時期、身内も含めた様々な人物犯人不明嫌がらせが発生したタイミングが余りにも一致していた為、当然周囲はAを疑った。

悪意を持って拡散された個人情報の内容は、Aによる学生権限悪用して収集したであろう個人情報が大量に含まれていた。状況的に犯人はAとしか思えなかった。

しかし悪質な事に、基本的ネットを使った手口なので、当然確固たる証拠は無かった。Aに問い正した人間もいたが、当然Aは否定した。証拠が無いからと。

俺が犯人だと思うなら証拠を出してみろよ、出来ないならそっちが犯罪者ですよ?などと半笑いで煽ったりもしたらしい。

学校側にも相談したが、やはり当初は同様の事を言われた。

個人情報掲載された中傷ブログについてはともかく、証拠も無い嫌がらせについては、例えAが疑わしくともどうしようも出来ないと。

話を聞く限り、学校側もAの異常な行動に対し、どう対処して良いかよく分かっていない様だった。

身内が別の学生と良から行為を繰り返している、等という真っ赤な嘘の中傷も、A自身による一方的な他生徒への話しかけやブログコメント欄等を介して拡散された。

その頃にはAが異常な行為を繰り返しているとんでもない人間という事が被害である身内らやその周囲には知れ渡っており、悪質な噂を信用する者は殆どいなかったのが不幸中の幸いだった。


しかし、この様な気色の悪い嫌がらせ事実無根の中傷をされて、身内は相当精神的にダメージを受けた。

いくら客観的に見てもちょっとおかしサイトで、まともに相手にする人間の方がおかしいと言える様な代物とは言え

個人情報と共に根も葉も無い中傷ブログに書かれているのも、就活を控えた身だった身内としては相当堪えていた様だった。

身内からヘルプが入り、私や両親らも何とかしようとしたが、結果だけ言えばどうにも出来なかった。

なにせネット書き込み一つにしても証拠は無い、当時はあまり情報が無く開示請求をしようとしても

弁護士に依頼すると多額の費用時間がかかるというハードルがあるという思い込みもあった。

仮に開示に成功したとしても、ネットカフェ等で書き込みをしているとまず書き込み者は特定出来ませんよと、相談に行った弁護士の人にも言われて愕然とした。

「この程度の中傷」は無視した方が良いです、と言った弁護士もいた。世間はそんなものかと思ったが、身内も私もまだ若く、それがおかしいと否定出来る根拠は持ち合わせていなかった。

こんな事をしでかすAの動機がただの逆恨みしか思えないのも、Aという人間から感じる理不尽な悪意を更に強くさせた。


自分や両親にも仕事生活があり、出来る限りの事はしたつもりだったが、同居親族では無かった為身内へのサポートにも限界はあった。

身内も就活を控え何かと不安定な時期で、ストレスは傍から見ていても辛そうだった。

そんな折、身内は当時勤めていたバイトから自主退職を促された。実質クビだった。

身内を名指ししたクレームメールや身内の根も葉も無い「悪事」を通報する怪文書バイト先の親会社人事部に届き

説明を求められた身内はAの名前こそ上げなかったもの学校トラブルに巻き込まれ以来不審嫌がらせが続いていると弁解した。

身内にも怪文書の詳細な内容は伏せられたが、警察沙汰にもなる様な問題を起こしている、といった内容が通報されたと暗に示唆されたらしい。

会社とは関係無い所で面倒なトラブルに巻き込まれている人間など、面倒なだけだったのだろう。

こんなおかし嫌がらせをされる様な人間とは関わり合いになりたく無かったのかもしれない。

弁解は受け入れられず、身内は結局職場を追われる羽目になった。


追い打ちをかける様に、身内宛にAから内容証明が届いた。Aに対し身内がやった抗議は「名誉毀損である」として、示談に応じない場合訴訟検討しているという。

書面には弁護士名前もあった。遂に身内は心が折れてしまった。Aに対し頭を下げて何とかして貰うと言い出した。

自分最初反対したが、両親とも話した結果、もう身内のメンタル限界だしこれ以上Aの様な異常者と相対するのは無理だろうと。

悔しいが多少の金を払ってでもAに嫌がらせを止めて貰って、泣き寝入りをした方がマシだと。

弁護士にも相談したが、やはりAの様な相手全面的に争うのは難しいと言われた。

多額の費用がかかり、仮に勝ったとしても弁護士費用を考えると完全にマイナス

またAの様な「無敵な人」なタイプが(弁護士言葉を濁してはいたけど)素直に賠償をするとも思えず、従わない場合更に手続き費用が…と言われた。


今思えば相談した弁護士はどちらかと言えばハズレだったが、こちらは法的知識もあまりない一般家庭の一般人で

弁護士さんが言うのだから、世の中はそういうものなのだ愕然としてしまった。

どうしてこちらは何も悪く無いのに一方的被害に遭って、明らかにであるAが得するばかりなのだろうと、社会理不尽さを痛感させられた。


結局一応こちらも弁護士を立てて示談をする事になった。示談金としては少額だったが、弁護士費用も考えると自分の月給が飛ぶ程度の費用がかかった。

お金は両親が支払った。悔しいが身内を守る為の勉強代だと思うしかないと言っていた。

Aみたいな太い家の出身と違い(A自身が自慢していたという)決して安くは無い出費だった。

父や母が普段から真面目に働いているのは、Aみたいな人間に金を差し出す為では無いのにと、本当に悔しかった。

Aと示談した途端、嘘みたいに嫌がらせはパタリと止まった。中傷ブログの方は駄目だったが、どうしようも無かった。


この中傷ブログに関しては、後で知る事になるのだが、別の被害者がブログ記述を削除する為に裁判を起こし

100万程の費用をかけて削除させたらしいが、即座にAはコピーブログを立ち上げ内容を転載裁判は完全に無駄に終わったという。

この胸糞悪い話を聞くと、あの頼りないハズレの弁護士の言う事もあながち間違ってはいなかったのかと思った。

Aは結局中傷ブログの件や他の問題(異性絡みで警察沙汰になる様なトラブルも起こしていたらしい)もあり、遂に学校側も対処して

結果的には限りなく退学処分に近い形で自主退学したというが、それでも私達の気は全く晴れなかった。


それでも身内は就職活動を頑張ったが、結局不本意な結果に終わった。

まともな企業人間なら、怪文書に近い中傷ブログや、仮に匿名真偽不明メールが送られていたとしても相手にしないだろうと言ったが

身内自身ストレス不安による不調もあったのだろう。元の志望した業界への就職は叶わず、異なる職種就職する事となった。

就職してからもしばらくは精神科に通い、カウンセリング等の治療を受けていた様だった。

この事は自分達にも最初は隠しており、ある程度状態が落ち着いた時に初めて「実は…」と打ち明けられた。

Aとの一件で多大な迷惑をかけてしまい、更に心配までかけさせたく無かったから、と謝罪された。

こんなにも身内を追い詰めたAを、改めて憎んだ。

何も関わりが無かった筈なのに、勝手に関わってきた挙げ句一方的逆恨みして嫌がらせや虚偽の事実を振りまいて中傷した挙げ句

いざとなったら被害ぶってこちらを加害者呼ばわりして攻撃する卑劣さ。

ギリギリ違法にならない様な嫌がらせや、証拠を取る事が難しい違法なやり口で相手を追い詰めて苦しめる異常さ。

まさに悪意の塊の様な人間だと思った。



やっとAとの嫌な記憶も少しは薄らいできた頃、再びAの姿をネット上で見かける様になった。

彼は退学後も、(恐らく太い実家とやらの金を存分に使って)華麗な経歴を引っ提げ、有名なネットメディアや

テレビに出演したりある有名人らと絡むなど、所謂知識人的な立ち位置としてネット上で活動していた。

当時の嫌な記憶フラッシュバックを起こしたのか全身が冷えて血の気が引いていくのを感じた。

当時同じ学校だった身内含めた多数の人にあれだけ迷惑をかけ傷つけておいて、よくこんな堂々としていられるなと思った。

よっぽど文句の一つでも言ってやろうかと思ったが、その頃にはAにも既にある評論家など似た様な同類取り巻きも多数いて、結局諦めた。

所詮自分普通に働いている一般人で、相手は少なくともネット社会では多数のフォロワーを従えているネット有名人

数に押されるのは目に見えていたし、身内を追い詰めた様に今度は自分が訴えられるかもしれない。

身内だってAにはもう今後一切関わり合いになりたく無いだろう。ブロックして忘れたフリをするしか無かった。本当に悔しかった。


それからまた時は経ち、今度は別の方向からAの名前を聞く様になった。

あるインフルエンサー人間喧嘩を売ったAは(割とそういう事を以前から各所で繰り返していたらしいが)

ある人間らに過去言動や経歴の矛盾点等、恐らくAが知られたく無かったであろう事まで掘り返され暴かれて、笑い者になっているという。

Aや取り巻きは、ある人間や支持者によるネットリンチだ!などと被害者面をしていた。

何も事情を知らぬ第三者であれば、自分もそう思ったかもしれない。

けれど自分は、正直「ざまぁみろ」と思った。Aが身内らにやった事を思えば、これぐらいの被害など因果応報だろうと。


ある人間所謂政治系のインフルエンサーで、Aはその対立する相手方の勢力に元々属していたんだか後で取り込まれたんだかで

Aとある人間らは本格的に対立する様になった。その過程を追って行く内に、様々な事を知った。

Aによる被害者は、身内や個人情報を晒された他の学生達だけでは無かった事。

身内も知らなかった様な、結構トラブルを在学中に既に起こしていた事。(警察沙汰になる程の事をしでかしていた事は、この時に知った)

金で買ったであろう自称の経歴は大半が虚飾に塗れた代物だった事。

違法中傷嫌がらせ以外にも、多数の人々を挑発し愚弄する様な数々の酷い暴言を吐いていた事など。

近しい人にコロナで亡くなった人は幸いにもいなかったが、親類の一人はコロナが原因で持病が重症化してしばらく入院していた。

会社にも、コロナにかかった後、後遺症でしばらく苦しんでいた人がいた。

例えばAは、コロナ患者を「ざまぁみろ」などと愚弄していた。本当に鳥肌が立った。

彼の様な人間が、平気で人の心が無い様な暴言を吐けるのだろう、と思った。

自分もAが苦しんでいるであろう光景を見て同じ事を思ったので、同じ穴の狢かも知れないが。


対立過程で、Aの被害者の一人が声を上げた。自分はAの被害者だと。

被害を受けたので訴訟も起こしたが、Aは判決無視して逃げ回っていると言った。

当時私が懸念した通り、被害者はAやAの取り巻きらに攻撃された。

取り巻きはAの言動をどこまで信用しているのだろうかと思った。

Aの言動被害の現状を知っていれば、一緒になって被害者をセカンドレイプなど出来ないだろうと。

しかしながら、党派性の強い人達の異常な言動を見ていれば、答えは自ずと分かった。

Aの取り巻きをやる様な人間にとっては、Aの言動の真偽などどうでも良く、ただ対立相手攻撃する、叩き棒の様な理由があれば何でも良いのだろうと。

度合いが違うだろうが、取り巻きらもAと同類なんだなと思った。

そんなAを公然と支持する(していた)、所謂知識人界隈の人間法曹関係者がいる、という事実にも面食らった。


被害者はAの取り巻きらに攻撃されネットから姿を消したが、その後、どういったやり取りがあったかは定かでは無いが

ある人間は、被害複数支援しAを再度訴える事になった。裁判過程で、Aはどんどんと追い詰められていくのを感じた。

ある人間動画もたまに観る様になった。Aが様々な方向から合法的に詰められ、追い詰められていく過程に、涙した事もあった。

やっと、被害者が報われる様になったと思った。

身内はAの言動を直接見るのはトラウマが蘇るから無理というので、自分がある程度まとめてから時折連絡している。

ある事でAの嘘や実像が暴かれた事を知った時には、身内も本当に安心した様に泣いて喜んでいた。



多少フェイクも入っているが概ねこんな事があった。

正直な所、ある人間賛否両論が激しいインフルエンサー系の活動家だ。

ここはてなではハッキリ言って否の方が多く、少なくとも観測範囲では否定しか見かけた事が無い。

その否定派に対し異論するつもりも無い。党派性がどうこうにもその手の話題には関わりたくも無い。

ある人間のメインの活動には正直興味が無いし、人間的にはちょっと色々と生理的に無理…とすら思っている。リアルでは関わりたく無いかフォローもしていない。


けれど自分は、ある人間活動により結果的にAが表舞台にはもう戻れない様なデジタルタトゥーがついていく事には

率直に言って良かったと思っている。あの様な悪意の塊の様な人間が、被害者を踏み躙ってまで表舞台に立つべきでは無いだろう。

ある人間活動には興味無いが、感謝意味も込めてたまに課金している。

累計すると自分的に結構金額課金しているかと思うが、ある人間被害者の裁判支援に数百万出資しているというのだから

それについては素直に頭が下がる思いだし、泣き寝入りしてしまった自分達の悔しい無念を晴らす意味でも応援する思いで課金している。

支援意味も込めて本も買った。内容には正直興味が無かったので、読んでみたいと言っていた知人にプレゼントした。


客観的に見て、自分賛否両論激しい、悪く言えばカルト的なインフルエンサー感謝して課金している、信者しか見えないだろう。

しかしそれでも、ある人間活動によって結果的には救われた思いがあるのも事実なのだ

その感謝の念を、声を上げられない被害者の無念を晴らしてくれた礼を、ささやかながらにしているだけだと自分では勝手に思っている。

宗教には大して興味が無かったけど、これが信仰とか信者とか言われるものなのだろうかと思った。

まあそれで良い。Aが完全に再起不能になるまでは、社会の片隅で頑張っている身内の分まで応援をする予定だ。

2024-09-14

グッドウィル社はなぜ潰されたか 2/3

part1はこちら https://anond.hatelabo.jp/20240914181511

 

GW社は元は雨後の筍の一つに過ぎなかった

GWを興した折口雅博ジュリアナ東京ベルファーレを興した有名人物。防大卒で、任官拒否して日商岩井就職、同社在籍中にイギリスディスコジュリアナライセンス経営元の出資を受けて芝浦ジュリアナ東京開店し、社会現象ともなった。次いで六本木ベルファーレオープンするが、共同出資者のAVEXクーデターを起こされ社長を解任されてしまう。

AVEXは元はダンス系の輸入レコード卸で、ディスコレコードというのは六本木坂下のウイナーズレコード六本木WAVEくらいしかわず、スモール商売だったが、英国ダンス音楽メジャー化してきて市場が大きくなって来ていた。そこでAVEX自社レーベルを作り、更にダンスユニットタレントを売り出すなど商売を大きくしている最中であった。日商岩井退職して同社とのスジが切れた折口カリスマの下で商売するつもりはなくなっていた。

 

解任された折口独立し、小さな人材派遣業を始める。

労働基準法では人材派遣は基本禁止である。だが1985年派遣法が施行されると事務職のうち技能職、ガイド、受付係など一部の職種のみが解禁され、終身メンバーシップ組織に属さな自由な働き方と持て囃された。

だがその一方で、建築現場工場引越し事務所移転物流など、許されていない業務への違法派遣が増えて行った。これらは業務請負の形を取っていた。偽装請負と呼ばれる。

そもそも禁止業務への派遣からブルーオーシャンであるノウハウ蓄積も資本も資材も必要なく、口八丁だけで営業可能だ。

最初GW社もこれら取るに足らない違法零細偽装請負の一つでしかなかった。

だがGW社が違うのは、折口氏が経営者であった事だ。経済誌によくインタビューが載った名物経営者の新ビジネス、という事で、リクルートなどが度々インタビュー掲載した。

折口氏のもう一つの特長が、日商岩井時代に築いた銀行とのコネ、信用である1997年介護保険スタートを受けて、介護事業者のコムスンを買収。ただの偽装請負会社に買収資金を出してくれる銀行はない。折口氏のコネカリスマがあってのものであろう。

 

GW急成長

1999年派遣法が改正され基本自由化、ネガティブリスト方式になる。禁止業務港湾建設、警備、医療製造製造は後の2004年自由化。このうち警備は警察監督事業で、やはりヤクザ企業舎弟排除歴史立法趣旨がある。

 

偽装請負だった業務一般派遣業として運営できるわけで、ここでGW社は急激に事業を拡大している。

その方法はやはり事業買収で、既存偽装請負事業者を買収しまくり、従業員設備事務所賃貸物件ごと吸収している。

次に2000年オープンした六本木ヒルズの1フロア契約(賃料1000万円/月)。

都市圏事務所を借りまくり支店を次々オープン

CMを打ちまくり携帯電話だけで短期バイトが出来る「モバイト」として労働者を大量募集した。

 

支店オープンしまくったらその店長が大量に必要だ。その店長は、買収した業者バイト正社員希望の者を募ってあてがった。オープンしたては営業してないか仕事も無いしバイトも来ない。

仕事は買収した業者既存支店から回して貰う事にして、バイトも増えて仕事が回るようにるまでは店長ワンオペとした。朝6時から22時くらいの勤務となるのでずっと泊まり込みとなるが、ブラック企業ではそれ以上の会社も多いし正社員をエサにしたらそれくらいの激務で音を上げる者は居なかった。

 

この事業資金銀行から借りていて、その金額は400億だという。

90年代から銀行中小零細や個人経営商店取引しなくなっていて、それらの法人客には子会社ノンバンクを紹介していた。夜間金庫も撤去最近、小銭の両替料を取る様になったのも同じ理由で、小さい会社は客ではないのだ。客として有用に考えていれば両替商売必要からコスト銀行が持ちにする。偽装請負だった日雇い短期バイト派遣事業に400億とはべらぼうな話で、零細経営者だったら頭にくる話である

これも折口しかあり得ない融資であろう。

 

例えば買収された業者の一つには「ラインナップ」社がある。ここは都内城西城北地区事業をしていた。基本、偽装請負なのでイベントの設営、引越し事務所移転内装など色々な業種へバイト派遣するのだが、勤務歴が長いフリーターが多いので半職人化して、作業内容説明したら放ったらかしで養生などの準備から始めて、他の業者との作業のカチ合いを調整、作業完遂、片付けまで出来たり、内装では工具を持参して図面を見て指示通りに工事をしたりと、請負業務に近い事が出来る。

ここの買収額は10億であった。工具や台車養生材など資材込みの値段だが、元が偽装請負結構いい加減な会社10億出すのが適当か、そもそも値段がつく業態なのか、という気がする。

この会社社長は今でいうFIREして悠々とした生活をしていたそうである

 

こういう業者は他にも多く、客先には「モバイトじゃない方です」と案内していた。モバイト急募されたノンスキルバイトなのでいちいち説明必要だが、そうじゃない半職人で指示と監督が最低限の方です、との意だ。

 

店長会議六本木ヒルズ

バイトから昇格させた支店長を含め、買収でGW社員となった支店長の意識age意思疎通の為に月に一度六本木ヒルズ本社に少なくとも関東支店長を全て集め、店長会議を行っていた。人数が多いので実際は経営方針の訓告目標訓告が中心であった。

これで顔を会わせて意思疎通が出来ていた…と思っていた事が後の悲劇を生む。

 

労災事故

急成長していたが、元が偽装請負違法業務でありその構造や客先などはそのままだった。派遣自由化されて業態一般派遣業にした為に融資を受けたのだが、禁止業務だった建築港湾への派遣はそのまま行われていた。しか建築はその数が非常に多い。

 

また労働契約日雇いとしてその日で労使関係清算されるのだが、その場合労災事故が起きた時の休業補償をどうするかというのは決めていなかった。事故が起きない事を前提にして経営していたのだ。

そこに2005か2006年頃に、建築現場事故が起きる。製品からロングスパンとかピアットとか呼ばれる現場エレベータが墜落し、載せていた貨物の下敷きになって派遣バイトが死亡した。

現場エレベータラック(平歯車)にモーターで駆動されるピニオンギアが噛んで登っていくという簡単な仕組みで、暴走時の安全装置がない。組むのもエレベータ会社職工ではなくて鳶職がやる。これに大量に貨物を載せて荷揚げしている時に落下し死亡に至った。

 

禁止業態である土建派遣して事故に至ったのでGW本社は立入検査を受け、一部営業禁止処分が下された。

一般的に派遣会社は客先からの引き抜きを警戒し、「毎日来てるから打ちで直接働かない?」といった事を言われたら直ぐに会社に伝えろと労働者に厳しく言うものである

だがこの時のGW社は、土建客先常駐のようなバイトをその派遣先の会社社員として直接雇用出来るように尽力している。

土建業への派遣はもう出来ないのでそのバイトは他の仕事に移るか辞めるかなのだが、だったら派遣先で雇ってもらえないかと話を付けて無償職業斡旋していたのだ。

この辺から風向きが向かい風になって、世間良しを意識せざるを得なくなったようだ。

この時点で全土建現場への派遣廃止ヘルメット安全帯装備が必要現場は全て断り、常駐のようなバイトが居たら上記のように就職斡旋をした。

 

遵法を意識するようになったのだが、見落としによってこの先に決定的なミスをするのだった。

 

東和リース

東和リース社はその名の通り、リース会社であった。ローラーコンベアなどの物流用、荷役用機械リースしていたが、一番需要が多いのはフォークリフトである倉庫業必須だ。

ところで、フォークというのは操作するのに免許必要だ。フォークオペの免許持ちを常に確保しておくのは結構難しい。

そこで、同社はオペレータ込みのリースをしていた。これはちょっとグレーな派遣だが、これをやっているリース業というのは多い。

 

偽装請負一般化すると、同社は妙な事を始めるようになった。

フォークオペが必要会社では流動的な需要に対する人も必要なことが多い。季節により貨物数が増減して必要仕分け人の数も増減する。海コンが到着する日にはバン出し(コンテナからバラで出してパレットに積む事)の人数も必要だが、コンテナが来ない日には要らない。

そこで、それらの人間調達しますよ、という営業をするようになった。最初は自社でバイト募集していたのかもしれない。だがそのうちに他の派遣会社派遣を取るようになった。つまり二重派遣である

当初、同社の仕事を取ったのは先例に出したラインナップ社だったと思われる。客はそのまま受け継いだのでGW社に変わってもそのまま二重派遣は続いていた。

作業終了後、作業伝票をきって貰うが、実派遣先の会社東和リースから派遣と思っている。その伝票で二重派遣がバレるといけないので、伝票の社名(GW社)の部分をハサミで切っておくという姑息な事をしていた。

 

 

part3→https://anond.hatelabo.jp/20240914181822

2024-09-11

anond:20240911031444

一族経営してる会社が外部から出資を受けるケースって本当に潰れかけてる場合しか見かけないし(サンプル数は少ないけど)、歌舞伎も本当にヤバくなるまで世襲を重視して存続し続けるでしょ

2024-09-10

新人の方が俺より給料高い問題

なんか話題になってたけど、高卒から見るとそれ当たり前なんだよ。

年下の大卒初任給の方が自分給与より高いのは当たり前。

それをショックと言われても、世の中そんなもんだろうしか思えないんだが、感覚おかしいのだろうか。


まぁ、分かる。同じ学歴場合だと言いたいんだよな。

高卒初任給よりは流石に俺の方がもらってるけど、初任給は2万円違う。俺は20年以上前だけど、ここ数年で一気に上がって差が付いた。

初任給が上げられたとき初任給以下の若い従業員初任給上昇分と同じ金額現在給与に加わるという処置がとられた。ただしパート契約社員関係ない。

が、昇給会社の成果に連動して同"率"で上がっていくので、彼らが俺の年齢になる時には、今の俺の給与よりも数万円は多くもらう計算になる。

もっと言うと、日本は基本給を一定にして、できるだけ平等に見せる一方で、ボーナスで差を付けるという慣行が行われてきた。そこまで入れると、ただ指示に従って作業してりゃよいライン作業者と、それを動かす激務の生産企画の連中とは、ボーナスで1ヶ月分は違う。そう言うもんだ。


実は、それよりも理不尽だと思う事がある。

勤務先は昔(俺が入社する前)はある有名なコンピュータ屋の100%子会社が直接所有する工場だったそうなのだが、その後、人材派遣会社コンピュータ屋の合弁会社人材派遣会社が51%出資)が立ち上げられ、従業員ほとんどが移籍した。

ただ、その中でも元のコンピュータ会社の子会社100%子会社)に残った連中がいる。工場設備建物の所有と、コンピュータ会社が他の企業との契約関係でやらなければならない仕事を表面的に引き受けるためだけの会社だ。

実は100%子会社に残った連中と、それ以外の人たちとの間で、年収200万円近い差があるらしい。仕事移籍した人たちが実質的にやっている。子会社の連中は生産に関わる事は一切ないため、伝票処理や、たまに外から来るお客の対応と言った仕事だけをしているにもかかわらず、だ。

そうやって先輩たちが嘆いている。

とは言っても、ここそのものが、地域の平均よりはそれなりによい給与を得られているし、他に転職先などないのでみな黙って働くだけなのだが。


何が言いたいのかというと、一般労働者初任給新人という小さな所でガタガタと争うのではなく、もっと幅広い視点で考えた方が良いのでは無いかと言う事だ。

分かりやすいから分かりやすく不満が溜まるのだと思うが、もっと大きな理不尽があるのではないか? そちらのことを考えて、そしてどうにもならないと諦めることが出来れば、そんな小さな不満などに感情を揺さぶられることはなく、優秀な社畜として人生を終える事ができる。

2024-09-05

anond:20240905104017

とりあえずウォール・ストリートジャーナルUSスチールCEOが「買収してくんなかったらヤバい本社移転せなあかんし、工場も潰すわ。」って言ってるのが印象的よね。

例えが古くて悪いけど、例えば経営危機に陥った日産に対してルノー出資して再建しようとするのを日本の政治家が激烈に拒んで日産倒産、みたいなパラレルストーリーがこれから実際に起きうるってことなのよね。まぁゴーンが来て日産ゴンゴンぶち壊してったかルノー出資したのが本当に正しかったのかどうかはさておきね。

そういえばさ、セブンイレブンとかヨギボーってアメリカ企業日本の支社が成長しすぎて買収しちゃったりとかしてるんだよね。これでセブンイレブン北米企業に買収されたら北米日本マトリョーシカごっこやってることになるの面白いよね。

なににしろね。俺は面白いのが好きだからね、セブンも買収してもらってUSスチールも買収阻止してもらって、どっちも事業破綻してしまったらさぞかし面白いだろうなと思ってみてるわけね。その点で言うとここ数年の東芝面白くてたまらいね。母の地元栃木なんだけどね、シャープ撤退して工場とか建屋をそのままにして出てったわけね。あれは見た目が汚いか面白くないね。なのにアクオスR9とかい巨人兵みたいなスマホ出してるからね、面白くないね

2024-09-01

anond:20240901165001

過去恋愛弱者男性アドバイスしたことなんだけど、子なし女っけなしなら、子どもがいる他人の家庭に出資するというのはどう?

子育てしてる人たちにカネを注いであげれば、社会明日に貢献してることになる。

それって人生希望になると思わない?

2024-08-30

anond:20240830200051

たんぱくな感じ、めちゃ分かる。新興企業だとそうでもないんだけど、JTC系だと特にそんな感じかも。

なんだかんだで意思決定者は親会社の偉い人だったりするし、コミュニケーションや決定に慎重になりがちでもある。直接の担当者会社の命によって業務としてやっているから、スタートアップ側とは温度差があることも多いかも。「ガツガツしてますよね」みたいに言う人もいたりする。

もし増田サラリーマン経験があるなら、相手はやらされているのだな、やらされてる中でも真摯対応してくれてるかもなあぐらいに思っておくのがちょうどいいかも。やらされてる仕事って温度下がるじゃないですか。

でも、JTC系は特に、いざ出資融資してくれるとなったらかなり安定感のある関係が作れると思う。あと別にスタートアップ側が色気を出す資金先は1つにする必要もないわけで笑

anond:20240830160254

頂き女子も「新規事業出資💖してもらったんです」と言い変えればお咎めなし、まで読んだ

anond:20240830081759

お返事すごく遅れてごめんにょ。

CVCは、相手企業がどういう性格企業かによるので一概には言えないのですが、割とかなりいい話だと思ってもいいと思います

そもそも、どんな話にせよ、「資金」の方からスタートアップに興味を持たれるというのは悪いことではない。もちろん、詐欺もいるのかもしれないから要注意ではありますが。

CVCをどういう風に考えればいいかには、起業家自身がが自分スタートアップの「その後」のイメージをどう持っているかにも寄りますね。自分会社として大きくしていきたいのか、上場したいのか、EXITしたいのか。

割とよくあるケースだと、CVCによる調達が出来るかもという時に、金主となる企業がが考えていることは、スタートアップ技術サービス自社商品サービスに取り込みたい、重要取引先として支えたい、合弁会社を作って一緒にショーバイしたい、買収したい、などであることが多いです。

CVCに限らずですけど、出資が実際に決まるまでには段階があるのと、結構な労力と時間がかかることが多い(半年~年単位)ので、もしそういう話がちょっとでもあるなら

  1. 声をかけてきた人が信用できる人かをしっかり確認する
  2. 相手企業がどんな会社かをしっかり、すごくしっかり調べる
  3. 実際に会って話をしてみる。自社のカウンターパートになる担当者部門が、その会社でどんな立ち位置なのかなども探っておきたいが、まずは仲良くなるのが重要。その企業自分たちのどこを買ってるのか、今後の計画をどう考えてるかなどを、仲良くなりながら時間をかけて探り合う
  4. いい感じでお付き合いできそうなら基本合意→そっから色々契約業務融資実行、phase4だけでも半年ぐらいかかるかも…

一方でなんかすごいとんとん拍子にお付き合いが始まってあっという間に上場、なんてこともあるし、2年も3年もグダグダおつきあいしてるうちにスタートアップが体力尽きて、なんてこともある。

スタートアップ業界事情増田ですが追記

蛇足するつもりはなかったが、https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240829230604 これの

develtaro 意識高いスタートアップ意識高いリベラルってことだから同一視してるようには見えんが。意識高かろうが金や権力を持つと誰だって性欲に負けるってことでしょ。広河なんとかとか

これに呆れたので追記します。

広河はセクハラレイパーだがスタートアップ界隈の人ではなくジャーナリスト社会活動をしてきた人なので、id:develtaro は何を突然持ち出してるんだろう?論理的思考ができないタイプかな?どうせ本編に何も関係ないジャーナリストレイパーを持ち出すならバランスとる意味でも山口敬之氏の名前も一緒に添えるとよいんじゃないかなと思います。ま、意図としては本編と全く関係なく「女が偉そうに何かを言っててイラっとしたかサヨクを貶めてやろう」ぐらいの下らないもんだろうとは思うので余計なお世話ですかね。

その他についても少し追記

政策投資銀行やら信金やらのありがたいご提案について

政投銀の「若い人・女性シニア向けスタートアップローン」あるんだけど、あれは半分は運転資金(つまり事業開発資金は半分)かつ最大金額は数千万なので、増田および増田の見聞きする界隈だとシード期ぐらいまでの狭いターゲットかと思っています。あれを借りてる人は当然わりと見かけますが、今回増田説明した「スタートアップ支援まわり」とはフェーズが違う。あとあれは「女性専用」ではなく、20代や中高年もターゲット商品があったかと思います

businessart 「女性起業家のみ」受けられる融資とか補助金とかあるんよね。予算使い切るのが目的からバカみたいなゆるふわ事業計画でもオッケー。大学女性枠と同じでバカにされる元凶の一つではある。

n_vermillion あの辺の話を根拠女性起業家専用補助金みたいなのが出てきたらさらなる地獄なので、それは止めて欲しいなぁとは思っている。

いつもの常連ミソジニーおじさん」がこんなこと言っててていちいちウザいこと極まりないですが、この融資枠は「若者」や「おじさん」もターゲットなので安心してください

実はスタートアップ向けの融資支援補助金などは「若い人向け」 「女性向け」 「シニア向け」だけじゃなく色んな人をターゲットにしたものがありますので、興味があるなら調べると良いと思います

まぁでも「中年男性向け」ってあんまりないんだよな。そこは不公平な気もする。その一方で多くの中高年男性はすでに既存会社機構のなかでそれなりの地位を持っている人が多いので、起業する余裕も起業したい気持ちもない人が多そうではある。ただ中高年サラリーマン男性は、社内起業制度新規事業コンペなんかを会社でやってたりするところが昨今とても多いので、そっちからチャレンジすると良いと思います。その辺が実質的には「中年男性向けのスタートアップ支援」を担ってそう。

その他、信金はどうだとか創業融資簡単だろうとか言ってるブコメも含めてなのですが、そんなさらっとブコメする程度のことは、当然すでにやっています

ipinkcat 女性起業家はマジな話日本政策金融公庫女性向けの開業資金融資枠を使えばいいんだよ。そしたらセクハラされない。スタートアップとかギラギラした世界ではなく地に足をつけて創業してくれや

政投銀の資金は受けて返済+追加融資を受けられて、それでもまだ足りなくてVCにというケースもよく見かけますウエメセキラキラで地に足付いてないとか決めつけるの、相当かなりあんま良くない。

あとそもそもセクハラはする奴だけがとにかく悪い。

「される奴も悪い」は痴漢の件でさんざんインターネットにいる女たちが怒ったたと思うんだが、いちいち説明しないと分からんですかね…。

ちなみに、増田が今回説明したのは、スタートアップ業界の中でも、割と硬め・大きい目のスタートアップ支援まわりで見聞きしたことなのでかなり限定的なのですが、そういう場だと、君らが言ってることは起業事業拡大しようとしてる人がやってないわけないじゃん…って感じですね。あとそもそも信金金融機関の一つなので「金融機関スタートアップに金出してくれにくいよ」と言ってるのに信金あるじゃんってのはちょっと面白かったです。

まぁ、信金地元の「新しく店出すんだよね」 「地元独立するんだよ」みたいな新規融資には強いですが、増田言及しているスタートアップとは少しかなり生息範囲が違います。あと面白いついでで言及すると、「士業だからローン楽なんだよな半分は不動産だけど」にも笑いました。不動産に付けるローンは不動産という担保があるのでとても簡単だと思います事業資金貸付とは窓口も融資基準も違いますね。

とは言え、私は、商店街の新しい店に信金が金貸すみたいなスモールな界隈については分からないので確かなことは言えない面は正直あります何となく、ガラが悪そうな感じもするし(偏見)、私のよく知らないスタートアップ界隈では、「キラキラワナビーガール」がセクハラ上等で金を集めている界隈もあるのかもしれない(偏見)ので、私が話している限りではもちろんありません。ま、大金を動かせるエスブリッシュでネオリベラリストなおじさんたちも決してガラの良い人たちばかりでもないんだよね。うーんこの

要するに、「これだから女は」 「「これだからキラキラスタートアップは」とセカンドレイプに勤しむ前に、「とにかくハラスメントダメ絶対!」を、なぜ言えないんでしょう。それをぜひ考えてほしい。


■一方でスタートアップ業界ネポティズム縁故主義)の嵐ではある

なぜセカンドレイプちゃうのか、ということで…その理由邪推してみると、「あいつら俺の知らないところで良い思いをしてそう」というのが根っこにあるのでしょうか。だから妬みや嫉みか生まれて、自分の中のネガ感情を消化したくて平然とセカンドレイプできちゃうんじゃないか。と勝手仮定してみます

実際、スタートアップには、場合によっては人の嫉みを受けやすいようなネポティズムがとても有効に働くのは事実です。「徒手営業にいっても儀礼対応だった企業が、〇〇さんが事前に一報入れてくれて再訪したら契約できた」みたいな話は山ほど転がっている。でもこういうのはビジネス世界なら、大企業に勤めてる人だろうが自営業だろうが、みんな多かれ少なかれ「そう」でしょう?

ピンポン営業が忌み嫌われるのは、ビジネス世界は信用によって関係が構築されることが多くピンポン営業には意味がないからで、何千万、何億のお金を貸すかどうか、自分大事な人脈を分かち合うかどうかは、やっぱり信用=縁故一定有効になってしまう面がある。

ネポティズムにはそういう「信用」を取り結ぶ良い面もあるけど、一方でうっかりすると関係が閉じがちだったり、「信用してほしいならさぁ」というハラスメントが生まれやすい土壌にもなる。だから、まぁハラスメントの発生度合いが一般社会よりも増えるのかもしれないと思います。あと「閉じない」ようにするためには、前の文章にも書きましたが、由来のしっかりした(可能ならそれなりに規模の大きい)スタートアップコミュニティに参加しておくのは大事かなと思う。

とはいえ、前の文章でも書きましたが、スタートアップおじさんがすべてハラス野郎なわけではないし、やっぱり「どんな場合だろうがハラスメントダメ絶対!」でいいよね。

ikaironic 見返り要求されてるってことはその程度の事業ってことなのでは男女問わず

repunit やってる事がひととき金融だもんなぁ。

融資出資の見返りは金利配当なので、セクハラは「見返り」には当たりません。「ひととき金融」と言って貶めるのも典型的セカンドレイプですね。

shira0211tama わかりやすい。そんでハラスメントダメというのはご尤もだがどうにもならんでしょ。金出す側も慈善事業じゃない。能力落ちたとはいえ体力はある銀行組織すら金出さな社会リスク遭遇ゼロにしたいは無理ある

金出す側は慈善事業じゃないからこそ、色んな知恵を絞って伴走業務します。出資者は当然そこのリスクを取りリスクをヘッジするために働く。VCスタートアップ敵対関係ではなく並走関係になるのが理想なので「セクハラが条件」になるのはあり得ませんね。新規事業リスクは色々あるけど「セクハラ」って一番意味がないリスクだし、天変地異とか市況変化とかと違って幾らでも減らしようがあるリスクだと思います。まずはあなたが「どうにもならん」と思わないようにするところから始められませんか?

あと「銀行すら金を出さない」については文章ちゃんとご理解を頂いていないようなので、お時間のある時にもう一度読んでいただけるとありがたいかもです。現代日本金融機関は、融資する金がないわけではなく直接融資審査する能力がないのです(なのでVCファンドなどを通じた融資は割と積極的にしていたりします)。


id:miscmiscさんへお返事

miscmisc コメント拾ってもらえて説明もされたんだけど、やっぱり「スタートアップ業界」は日本語として違和感あるな。ベンチャーキャピタルエンジェル投資家=スタートアップ業界ですって言ってる?業界じゃなくね?

ベンチャーキャピタルエンジェル投資家=スタートアップ業界ですって言ってる?>言ってません。

例えばVCも、資金調達する人、出資した会社へのコーチング監視財務管理、新たな出資先の発掘・営業、新たな出資先の発掘・営業などの様々な「仕事」が内包されていてそれぞれの専門家が働いています。また、前述した「スタートアップコミュニティ」は、コミュニティ自体運営イベントや何かの運営事業支援サポート研究大学研究所との協力体制構築、スタートアップシーズの発掘・発見補助金の応募申請運用広報PRなど、それぞれ異なる仕事をする人たちが集まっていて、まぁ新しい業界なだけに、いろんな異業種から人を集めてやっています。こういう全部が「スタートアップ業界」だと考えていますスタートアップ支援VCけがいれば出来るわけじゃないなという感じですね。VCも、専門系のVC(例えば医薬品金融サービス、とか専門ジャンルを絞っている)もあれば、ノンジャンルVCもあったり。専門系VCはまぁ対象ジャンルに詳しい実業界大学から人が集まっていたりもしますし、ノンジャンルVC場合は外部から対象スタートアップに関して知見がありそうな人をスポット招聘してきたりもしていますので、広がり続けてたりします。スタートアップ自体も、その段階(シードとかアーリーかいうやつ)や業界や最大成予測事業規模など、本当にかなりさまざまあるんで、それを支援する人たちも、金も人もかなりバラエティ広く必要になってきてると感じています

https://anond.hatelabo.jp/20240829230604

どのスタートアップに金を貸そうかな

とか

金を貸しつつ事業成功に向けて伴走もする」ビジネスが要するにベンチャーキャピタルVC)業である

VC融資をしてくれる銀行と同じように書かれているが、銀行などから借りた場合は返済しないといけないが、VCから出資してもらったお金は返さなくてもいい。

銀行融資をする場合、返済が行われる堅い事業計画にしか貸してくれないので、返さなくてもいいお金が欲しいときには金融機関を頼ればいいというわけにはいかない。

VC事業計画を見て成功可能性を判断はするが、銀行より高いリスク承知の上でお金を出すので銀行とは役割分担が別だと思う。

本当は銀行仕事のはずなのだが、前述のとおり銀行にもうそんな人材はいない。

と書かれてあるが、VCは返さなくても良いお金を出すので、これが「本当は銀行仕事」とも言えないと思う。

2024-08-29

女性起業家の半数がセクハラ被害” スタートアップ業界で何が - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nhk.or.jp/minplus/0026/topic132.html

本件、一部ブコメの知らないっぷりが割とすごくてで驚いたので、知ってることだけだけど注釈を。

追記がありますhttps://anond.hatelabo.jp/20240830160254


銀行から金を借りるのは難しい

会社を新しく作ってその運転資金の一部を銀行などの金融機関から借りるというのは一般的で、最低限のお金なら今時はどこの銀行も貸してくれる。しかし一方で、幅広く新規開発をしたい、広く実証実験したい、事業を拡大したいなど、そこそこ大きい資金必要になった時に、担保もなしに新しい会社ノンリコースローン付けてくれる金融機関あんまりほとんどない。

これは一つには、都市銀行などには「その新規事業事業計画が成功を期待できるものかどうか」を判断する能力がないから、という理由が大きい。銀行は30年間で事業の質や領域シュリンクし続けていて「これまで取引のある企業へ手堅い資金融資しかできない」状態が長く続いている。不動産などの分かり易い担保があれば別だがスタートアップに億を超える融資はまずしてくれない。失われた20年はデカかった。

ryun_ryun なんで謎の投資家にみんな頼るのだろう?金融機関に頼ればいいのに。博打リスクは当然では

tikuwa_ore 真っ当なトコからお金を借りられない人が、個人投資家の懐を当てにしたら代価を要求されたってだけの話。そも借りた後で要求されたのならセクハラだが、借りる前ならセクハラ成立してねえだろ。アホか。 繊細チンピラ これはひどい 社会 企業 うーん

上の2つのブコメ代表して目についた2つだけ、ごめんね)は、この辺の資金調達基本的なところが見えてない感じがある。まぁ調達銀行との折衝なんて、それなりの会社サラリーマンでお勤めだと全然見えないところなので、まぁ仕方ない。悪くないよ君たちは!知らなかっただけ!あ、でもid:tikuwa_ore さんのやつはちょっとあれだなセクハラは借りる前でもセクハラじゃないかな?「黙ってサせないと金出せないよ」って脅されるケースも有り得るわけで。

■だからまれた「スタートアップ業界

doroyamada 「○○業界スタートアップ」はあっても「スタートアップ業界」というのはないのでは(金融業界内のサブ業界としてはあるかも)

miscmisc 正直どうでもいい。辞めて正解。おっさんに頼らなければいいだけの話。それにしても「スタートアップ業界」って何だよ。何の業界スタートアップなんだよ。

2010年代までは孫さんや、ホリエモンさんや、ZOZO澤さんや、そういう「ひと財産築いた人」が投資家として、お気に入り起業家や気になる業界好きな界隈などに投資していた時代。その流れを汲んで色んなスタートアップ企業が生まれたりジュっと消えたりしていったのだが、その波の中から「新しい事業を作る人や会社サポートする」というショーバイが生まれた。銀行不良債権をひーひー言いながら貸し剥がしたり税金補填したり、貸し先に困って投資信託や保険商品を売らされて疲弊してた間に、「新しい事業成功するかどうかを見極めつつ金を出す」仕事をする人は別の場所で別のショーバイラスタスタートアップ業界」を作っていたというわけだ。

その人たちの内訳は、「成功した元スタートアップ実業家」だったり「コンサルファーム出身のやり手」 「コンサルファームスタートアップ部門」だったり「大企業で何やら良く仕事ができていて独立したおじさん」だったり「元経産省官僚」だったり「大企業新規事業部門」だったり、まぁそういう人や企業たちだ。

id:miscmiscさんの「何の業界スタートアップなんだよ」という問いはちょっと外れていて、どんな業界にもその業界からまれスタートアップがあるのだ。多くの場合、彼らは自分たちにとって明るい業界(孫さんならイットやDX、とか)の周りで、新しいビジネスを思いついた人に、お金を貸したり、事業がうまく行くように人脈を使って有益会社を紹介したりといった「伴走業務」をする。金を貸したからには成功してもらわないと困るので「伴走業務」をする。この「金を貸しつつ事業成功に向けて伴走もする」ビジネスが要するにベンチャーキャピタルVC)業である。本当は銀行仕事のはずなのだが、前述のとおり銀行にもうそんな人材はいない。銀行事業計画書を出しても収支表の足し算引き算が合ってるか確認する程度しかできない行員がほとんどなんだよね…。

というのが「スタートアップ業界」の成り立ちである

スタートアップ回りの資金調達環境への認識が薄い

id:doroyamadaさんの「金融業界のサブ業界」というのは割と合っているんだけど、今やもう少し複雑になっていて「ベンチャーキャピタルに金を出すファンド」があるのが一般的銀行スタートアップには直接の融資はせず、ベンチャーキャピタルに金を貸すわけでもなく、「ベンチャーキャピタル資金プールしてるファンド」に出資をする。銀行ファンドベンチャーキャピタルスタートアップ、という順番で金を調達するケースが増えている。

VCには、まぁ基本は専門色の強い人や成功者がいたり協力体制があったりするので、銀行は金を貸しやすい(実績があると稟議が通りやすいから)。またこの「VC資金プールファンド」には銀行以外にも「そのギョーカイの老舗企業新規事業部門出資」とか、「その事業成功すると潤う自治体出資」ということも起こる。だからこそ「資金プールファンド」を作る意義があるとも言える。多様な人がステークホルダーになれるから。あとファンドを作っとくと資金使途の透明性が担保されやすくなるというメリットもある。

スタートアップ業界」はこの5、6年で政策にもすっかり取り込まれていて「スタートアップ支援する場を作りました!」みたいなことを国や自治体大学大企業がやっている。

例えばこんなの

内閣官房 スタートアップ育成ポータルサイト https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/su-portal/index.html

東京都スタートアップ・国際金融都市戦略https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/

起業大学発ベンチャー支援 - 東京大学 産学協創推進本部 https://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/activity/venture/index.html」」

このように、ベンチャーキャピタル銀行などから金を調達し、「どのスタートアップに金を貸そうかな」というセレクションを行う。この辺でハラスメントが発生しやすくなるんじゃないかと思う。選ぶvs選ばれるの構図でスタートアップからしたら生殺与奪権を握られてるから。あとは、「新しいことに金を出す余裕があるのはおっさんだけ、それも過剰にバイタリティが有り余ってる(結果セクハラする人も混じっている)おっさんしかいない」というのも、まぁ遠因ではあるかもしれない。社会構造はそんな簡単に変わらない。おっさんに頼らなきゃいいじゃんと言うが、おっさんしか金持ってる人間がいないのが現代日本なのだから仕方ない。おっさんから調達しなきゃいいというなら、おばはんに金を預けてくれよな!おばはんも人によってはセクハラするかもしれんけどな!

SanadaSatoshi スタートアップ界隈に顔を出す自称投資家山師ペテン師も紛れてる。投資家ヅラしてるけど金持ってない奴もいる。そういう様子がおかしい奴の目的なんか分かったもんじゃないし、残念ながら排除する仕組みもない。

sionsou 陽キャバンドマンやるのは女にモテセックスしたいからって理由が9割と一緒で、陰キャもそうなれる可能性があるスタートアップも結局金儲けて権力と金マウントしたいだけっていう。世の中のためなんて嘘だよ

この辺は、まぁ中にはそういう人はいるかなぁ…というのは正直あるけど、そんな屑ばっかりでも全然ない。多くのスタートアップ理系分野における新しい発見などがシーズになっていることも多く、そのシーズ研究の確実さや「稼げそうさ」をスーパーバイズしたり伴走したりできるのは、かなり深めの専門家大学先生企業研究所をあちこち渡り歩いてるスーパーマンだったりもする。更に「金勘定もできる人」なのだからもう頭が下がる。そういうデキオジたちはめっちゃ面白い人だらけだし、私の知ってる限りだけど皆さん愛妻家だったりすることが多いね

スタートアップ界隈は全然リベラルではないしむしろ

一番びっくりしたのは人気ブコメになってるこち

knzm_img 意識の高そうなスタートアップリベラルの連中も、金と権力を持った途端に性欲と支配欲に抗えないのは人間って感じがする。

これまで述べた通りで、スタートアップ界隈は「賢くて生臭い(稼ぎたい)」人たちの集まりなのは確かなので、むしろリベラルとは真逆な人がほとんど。

スタートアップ側がゆるふわSDGs題目を唱えてたら鼻で笑いつつ「まぁゆるふわな方が話題にはなるかもねhahaha」って感じである。そしてスタートアップ側も意識の高さよりは稼ぎたさの方が大きい人の方が多いです。そりゃそうだよリスク取って稼ぎたいんだから

■じゃあ起業家はどうしたらいいのか

一つは、上に上げたような、比較公的セクターに近かったり堅そうな大企業が参画してるような「スタートアップコミュニティ」にコミットする、というのは大事だと思う。変なのにあたる確率を少しは下げられる。前述した通りシゴデキすぎて愉快おじさんたちもいるし、女性の伴走者も少数ながらいる。なによりも「コミュニティ」なので、それが大きいコミュニティなほど周囲の視線が気になるものなので。

あとはシンプルに「一人で誰かに会いに行かない」のも実は大事。たった一人でやってるんです、ということであれば、スタートアップコミュニティにはだいたいマネジャーなどの相談できる人がいるので、そういう悩みごと相談してもいいと思う。あとはたった一人ではできることは限られるから仲間を作ろう。

「変なのに近寄るから悪いんだ」的なブコメは完全なセカンドレイプで本当なら許せる発言ではないのだけれど、起業するというのは危険リスクを取ってでもやりたいことがある・稼ぎたいネタがあるからなので、その勇気やパワーをセカンドレイプ糾弾に向けるなんてもったいないから若い人はああいうのは無視しよう。

親戚にお金を貸した結果、自殺をほのめかされている

[追追記]

朝起きたら、さらに伸びていてびっくり。

https://anond.hatelabo.jp/20240830051316

[追記]

思いのほか注目してくださって感謝


[本編ここから]

どうすればよいかアイデアください。


私: 39歳男性お金を800万円貸した人。

親戚: 44歳男性。私からお金を借りた人。


出資詐欺にだまされて、サラ金まみれとなり、金銭的に行き詰ってしまった親戚。

私の母親が、この親戚の父親に昔、たいそう世話になったため、母からの依頼もあり800万円を貸す。

返済条件はかなりゆるくて、返済開始まで1年間の猶予金利ゼロ、返済期間13年。

その代わりに、毎月のサラ金返済状況、住宅ローンの返済状況、その他借入の返済状況の報告を義務付けた(契約書にも記載)。


が、この毎月の報告が本当に嫌らしく、毎月月初にメッセンジャーで「報告してください」といっても無視される。

何度か連絡してようやっと報告が来る。

これを8か月繰り返している。

あと4か月で返済開始なのだが、今月の報告では「「毎月しつこく報告しろ、報告しろ、と私に恥をかかせたいのか。毎日恥まみれでもう苦しい。●●さん(私の母)が勧めたので借りたが、どうしてこんな思いをしなければならないのか。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい...」と送ってくるようになった。どうやら、私が貸したお金ほとんどを闇金返済に充ててしまい、手元のお金ほとんどないうえに、体調不良で遠方の病院へのタクシー代など想定外の出費が生じているらしい、ちなみに闇金から借りていたことは今月初めて知った。


ここでアドバイス欲しいのは2点

1,この「死にたいメッセージにどう対応すればよいか。私は「契約書の義務なので、引き続き報告ください」とだけ返信して、死にたいという彼の言葉無視している。ただ、もし死んだら、大変に後味が悪い。私の対応で人が死んだ、ということを背負いこみたくない。

2,逆切れして、私の父母に被害が及ばないか心配している。父母はA県B市、親戚もA県B市在住。そして私はそこから遠く離れたC県にいる。親戚は、父母の住所を知っている。父母に矛先が向くことを防げないか

2024-08-28

anond:20240827164915

開発(子どもの育成)とするなら夫は出資者やん

開発がものを完成させた後に、出資者に我々の製品がやっと完成したなって言われてギャオったら出資されなくなって終わりよ

出資者が一番偉い当然の話

出資者ギャオギャオする馬鹿が女

2024-08-23

麻生太郎を叩き辛くなった

ネトウヨリベラルも嫌いだし立憲共産党自民党も嫌いだけど

麻生塾グループSFLや再春館に金出してくれてるし叩き辛くなったんだがどうしてくれんのや

鳩山ブリジストンSFL出資して対抗しろ!!あ、リベラル鳩山追い出したから無理か……

2024-08-20

昔勤めてたブラック企業社長ブログ

昔勤めてたブラック企業社長ブログ毎日監視してるくらいには恨みを持っている。

俺がやめた翌日くらいに、やれ、使えない従業員定義は〜だの、恩を仇で返されただの、ブログにつらつらと書いていやがった。

他のヤツがやめたときもそうだ。闇落ちしただの、最近の若者根性がないだのって散々書いてやがった。

うるせぇ。勤怠切る前からオフィス掃除させたり、終電まで働かせて割増賃金残業代払ってなかったくせに何を偉そうにいってんだ。

だけど、そいつ会社が大型の出資を受けたのをプレスリリースに出したときからブログ大人しくなってきたんだ。

書いている内容はポジティブ宣伝ばっかり。自慢の奴隷扱いはどこにいったのか、もう見る影もない。丸くなったのか、出資から釘を刺されているのか真相はわからねぇ。

いずれにしても「こういうニュースで取り上げられました!」「こことコラボします!」といった投稿しかされなくなって見る価値がなくなってしまった。

あんなに虐げてきたヤツを許しているわけでもないし、墓に入ってからも恨み続けてやろうと思っていたやつへの関心がなくなったんだ。

矛盾しているかもしれないが、心に穴がポッカリ空いたかのように虚しさを感じる。肩の荷が降りたような感覚もありつつ、複雑な心境である

2024-08-19

anond:20240819173005

外国人相手差別しまくってる不動産屋が言うのもあれだが、中長期滞在人向けの外国人価格はやめたほうがいい

外国人相手に割高な値段で貸したり、まったく貸さなかったりと永住権持ち外国人出資したうえで日本人代表者にして法人を立てて、法人経由で外国人に割高な値段で二人部屋として貸す糞ヤローが出てくる

こういうヤロー本国にいる低所得者層や頭がアレすぎてどこも雇ってくれないお金持ちを日本に呼び寄せて、そのせいで治安悪化したり、差別されたせいで社会敵対心を抱くようになり…

ろくなことが起きない

治安部隊がある程度は何とかしてくれるけど、治安部隊を動かすのただじゃないんだ

2024-08-18

anond:20240818182009

客ではない!

と言いながら出資先の派遣が責めたててくる話しはリアルでありそう

2024-08-16

anond:20240816155454

ディズニーリサーチで表に出したらぶん殴られて即解雇されるようなクッソしょぼい人形ロボット作って出資集めようぜ 日本はこのロボット革命を指を咥えて見ているつもりなのか

2024-08-09

親友バンドに66兆2000億円の出資をした

イベンターの夢ですなこれは

親友バンドに20万円の出資をした

前回:親友のバンドに10万円の出資をした【追記有り】

親友Aのバンド新曲が痺れるほどに格好良かったので、また10万円の出資をさせてもらった。

前回はYouTube広告を出したけど今回は増田希望を聞いてもらい、Xで以下の広告ポストを出した。

予算のうち3万円ほどを使ってRTが395、いいねが2374。

アカウントフォロワー1000人ほど増加した。

昨今SNSでの広告に対するヘイトが高い中で、この伸びはなかなか成功の部類ではないだろうか。

増田が彼らを自慢できる日もそう遠くはないかもしれない、楽しみだ。

 

以下では広告効果について分析してみたいと思う。

 

まず前回広告を出したこちらのMV

https://www.youtube.com/PompadollS - 日の東、月の西(MV)

動画再生回数は4.9万回、高評価は1897。

広告による再生回数は約3万強。

この時の広告視聴単価、つまり1回視聴してもらうための単価は、概算で3円強だった。

(ちなみに増田記事からの視聴は約1万ほどだった)

視聴した人たちの4%ほどが高評価を押してくれたわけだが、Aからすると悪くない割合だったらしい。

 

これに対して、今回広告を出したMVこちら。

https://www.youtube.com/PompadollS - スポットライト・ジャンキー(MV)

再生回数現在6万回、高評価は5599。

視聴回数に対する高評価割合は約9%と「日の東、月の西」の2倍を超えている。

こちらもAたちがYouTube広告を出しているらしく、視聴単価は概ね1.0円程度であるらしい。

広告形態は、インストリー広告という動画最初最後差しまれ形態が選ばれている。

 

増田個人は「日の東、月の西」も非常に気に入っているのだが、これらの結果を踏まえ、「スポットライトジャンキー」単体で広告ポストを出すこととした。

広告形態は、ポストに埋め込まれ動画を数秒見ることで課金される形態選択した。

結果、広告視聴単価はなんと約0.1円だった。

広告視聴単価の結果だけを見るならば、YouTube広告を出す10倍の効果をXで出していることとなる。

 

ここから考察になるが、恐らくXの広告視聴単価はImpressionでの表示に対する単価だろう。

まり、Xのタイムラインで1回の表示当たりに対する単価であると考えられる。

広告ポストImpression数は約30万であり、実質的広告単価がYouTubeと同じである仮定すると、実際に動画再生された回数は1/10の約3万回であると推測される。

このうち2400人がいいねを押した、つまり8%の人がいいねを押したと考えると、これはYouTubeの高評価率9%とよく一致する。

このことからYouTubeで高評価率が高いMVは、Xでも同様に高い評価を得ることが期待できると考えられる。

 

いかがだっただろうか。

増田の所感としては、いかに数秒という短い時間視聴者の興味を引けるかどうか、また興味を引くことができた視聴者の心を掴めるかどうか、これらの指標となり得るのが広告視聴単価と高評価なのだろうということを素人ながら実感できて大変興味深かった。

このような機会を与えてくれた友人Aに改めて感謝したい。

 

以下、はてなーの皆へのお礼です。

 

前回の記事では多くの方に好意的コメントいただきありがとうございました。

予想以上の反響いただき本当に夜も眠れないほどに興奮しました、めっちゃめちゃ楽しかった。

増田を褒めてくれるコメントももちろん嬉しかったのですが、MVも見ていいねと言ってくれた方々には特に感謝をお伝えしたいです。

なぜならそれらは、広告を出すことによって増田が最も見たかったものなので。

 

増田が前回10万円を出資した理由に、将来彼らが売れた時に自慢したいということと、彼らに「自分たち応援してくれる人がいる」と感じてもらいたかったという二つがありました。

 

創作活動って本当に大変だと思っていて、彼らがどれだけ良い音楽を作っても誰にも気付いてもらえないことの方がきっと多くて、それでもただひたすらに活動を続けるしかない、もし立ち止まったら誰にも気付かれないままそこで終わるだけ、そんな世界なのかなと思う。

彼らにバンドを続けてもらうために増田ができることは応援しかなくて、でも「メンバー友達ベタめしている」くらいの事実では応援の本気度を伝えられなくて、それでは多分、彼らがバンドを頑張る理由にはならない。

から10万円を出すことで、増田応援価値を付けて、本気で応援してくれる人がいると思ってほしかった。

 

とはいえ、変な奴が一人なんか10万円出してくることよりも、100人にいいねと言って貰えることの方が絶対に彼らの原動力になるはず。

から広告を出すことで彼らへの応援が少しでも増えればいいなと思っていたところ、前回の記事では100人以上の方にコメントを残していただき、あぁこのバンドきっと大丈夫だなと思えました。

間違いなく前回の記事だけで10万円の元を取ることができました、さらには自分まで褒めていただき感無量です、本当にありがとうございました

 

新曲イントロからめちゃめちゃに格好いいのでよかったら見てください、Aのギターも変わらずキレッキレです。

https://www.youtube.com/PompadollS - スポットライト・ジャンキー(MV)

いつか彼らのドーム公演で関係者席に行って記事を上げることが増田の夢なので、ぜひ応援してもらえたら嬉しいです。

 

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