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はてなキーワード: ビジネスモデルとは

2019-04-02

ガチャギャンブル比較されるけどガチャの方が酷くない?

自分の「好き」を人質に取られて出なかったら何も残らないの虚しすぎる。

こんなビジネスモデルは早く規制されろ

2019-03-31

anond:20190321100307

社員残業しなけりゃ回らないような日本企業はどんどん潰れたほうがいい。そんな残業しなけりゃ生存できないようなビジネスモデルマネジメントがイケてないのに社員しわ寄せがいくとか頭が悪すぎ。

2019-03-17

コンビニのせいで移民が入ってくる

ローソン社長人手不足からコンビニ店員を技能実習制度にしたいとか言ってる。

コンビニドミナント戦略は狭い地域にたくさん建てて客を独り占めするというもの

しかし、コンビニいくら増えたところで住人の需要が増えるわけでもない。

オーナー疲労させ、地域から多様性を奪い、本部けが儲かる愚かなビジネスモデルだ。

こんなものを維持するために移民必要だとか言ってるんだぜ。

人手不足なんて嘘だ。

2019-03-15

ITエンジニアが65万って妥当じゃないの?

少し前にはてなで安いって話題になってたけど妥当しか思えない

ずっと受託Webサイト作ってるんだけど大抵1人日当たり4~5万くらいで見積もってるのね

4万円なら4×20人日で80万円になるし、5万円なら5×20人日で100万円になるよね

仮に80万円で1か月見積もったなら、65万でエンジニア雇ったら利益は15万だよね

100万円なら35万だけど、それでも会社粗利率は35%でそこまで高くない

残業されたら粗利率はどんどん低くなるし65万円ってかなり妥当じゃないの?

はてなエンジニアレベルが高い人ばっかで感覚がずれてる気がする

実際レバテックとかのサイトみても100万超えてる案件プロジェクトマネージャーとかで

普通の手を動かすエンジニアは80万あたりが限度のように見える

まあ受託と自社サービスビジネスモデル全然うからなんとも言えないけど

65万円はそこまで安くはないと思うんだよなあ

2019-03-05

anond:20190305223834

からそういうことをいったつもりなんだけど

安い価格しか売れないのはビジネスモデルとしてよくないよね

そのビジネスモデルを作ってるのは労働者消費者ではなく経営者

まり経営者責任ということ

anond:20190305220909

人雇う責任を考えない、

健全事業継続可能ビジネスモデルを考えられない方が屑なのでは?

東京 SWE 争奪戦 2019 概況

三強

Google

数年前まではハイクラス人材にとってほぼ唯一の選択肢だった。黙っていても優秀な人がとれていたが、昨今の情勢に焦りを感じたのか最近 HR露出が多く、他社に負けまいとしている。

Indeed

数年前から頭角を現し始め、今や三強の一角へ。新卒年収 1000 万円がバズったのが記憶に新しい、東京 SWE 争奪戦仕掛け人。激化する競争にひるむことな利益人材突っ込み続けている。

メルカリ

国内での圧倒的な基盤から得た利益海外投資中。給与レンジ上記 2 社をも上回るとのもっぱらの噂で人材がどんどん集まっているが、一方で日本企業ならではの社内文化を未だ引きずっており、アメリカテック文化に慣れた人材を引き留められるかがキモ

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三強同士は互いに人材の行き来があり、獲得競争も熾烈を極めることから、5 〜 6 年かけて三社を一周したら、年収が倍になるんじゃないか説あり。

番手グループ

Amazon

旧三強のひとつ。現三強への人材流出がみられる。世界的に見れば見劣りする会社ではないので、東京市場の過熱について行けていない、あるいは本社が本気になるのが遅れているだけではないかと思われる。

Microsoft

こちらも旧三強と言って差し支えないが、あまり大きな人材の動きは感じられない。技術スタックMS で固められており、ある種ベンダーロックイン的にエンジニアが動きにくくなっていることが想像される。

金融外資

ハイクラス人材東京で働く場合の有力な選択肢だった。やはり最近では人材流出元となっている。ただ、金融知識必要となりそれが高く評価されるポジションにおいては業界内での移動の方がメインになるのではないか

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番手グループハイクラス人材を惹きつける高いポテンシャルを維持しているものの、東京エンジニアリングオフィスを持つことについて、どこまで本気なのか分からない感じがする。

他のGAFA

Apple / Facebook

東京エンジニアリングオフィスがないため、いたとしても SWE は多くなさそう。現在東京の状況をどう見ているのだろう?

日本企業三強

楽天

楽天市場の UI/UX槍玉に挙がることが多いが、技術的な課題は多く、特にバックエンド活躍したいエンジニアにはやり甲斐がある。一方で英語公用語化が裏目に出たのか、東京給与水準高騰に際して外資並びそれに準ずる企業への優秀層の流出が止められない。

リクルート

リクルートIndeed保有しているのでここでは国内グループ企業を指す。国内テックカンパニーとしては後発ながら、ちゃっかりと三強の座に滑り込んだ。国内有数のビッグデータを持ちデータサイエンティストの引き合いも強い。人材採用に関して Indeed との使い分けが可能で非常に面白いポジション

Yahoo!

ザ・日本企業。未だに高い技術力と高度なインフラを持ち優秀な人材も多い。近年の人材獲得競争積極的に参加している様子はなく、さりとて流出している様子でも無い。旧来の年功序列終身雇用的な空気感の中で、そこそこ悪くない給与をもらいたい人達にとっては安住の地か。

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日本企業三強の中でも特に赤い R と青い R で人材の行き来が多い。これはエンジニアに限らずあらゆる職種でみられる。やはりビジネスドメインビジネスモデルが被っていると流動性が増すのだろう。

ソシャゲ会社

DeNACAGREE など

一時期、高給の求人を全面に出して開発者を集めまくっていたが、いまやそれらは高給ではない。お金で集めた人材お金で離れて行く。構造的に不安定ビジネスを持つため、比して安定感のある国内三強とお金だけではない会社の魅力で戦っていく戦略が求められている。

国産ギーク会社

Cookpad

一時期はギークほいほい的な名を欲しいままにしていた時期があったと思うが、いまのポジションRubyist の受け皿という位置付けか。政治的なゴタゴタで会社イメージが傷ついてしまったのが痛い。ドメイン知識を生かしつつ転職したい人はクラシルあたりに行くと良いと思う。

SmartNews

東大スタートアップの雄。エンジニアリングに振った経営で優秀な人材を多く惹きつけるも、近年ビジネス寄りの判断が増えエンジニア求心力を失っていると聞く。時代が一巡し程よく育った良いエンジニア供給元になっているのでは。

Hatena

東京では大きな存在感を感じない。京都で働きたい人は是非。

その他国大手

通信

傘下の SIer から人材流出は認められるが、スキルセットが違いすぎて転職後に苦労する話も聞く。そんな事情があるので SWE 争奪戦という目線では大きな動きがなく、これと言って特筆する点が無い。退職エントリが目立つのは、まあそういう人が珍しいからであろう。

電機大手

同上。

国内スタートアップ

いずれ世界に打ってでる勢いで超ハイクラス人材を高給で採用している会社中小スタートアップでも実は結構ある。東京 SWE 争奪戦と呼ぶには採用規模が小さいため本稿では除外した。

2019-02-28

あ、これはいい記事

漠然と感じていたけどはっきりとは分からなかった、どこが駄目なのか(の一つ)が分かった。

作品数と作者の数が多すぎるんだ。とにかく数を出して回してなんぼ、そのうち一つでも大当たりすればしばらく潤う

というビジネスモデルは昔からだと思うけど、最近はその数が増え過ぎなんだ。

そして、勤め人の編集はともかく作者や漫画家は売れないとミニマム分以上の稼ぎはない、たまにある大ヒットから

業界の維持のためにと分け合うシステムもない。そりゃあ磨り減っていくし粗製乱造になっていくわけだ。

もうこの先はアタリ・ショックが如く、粗製乱造に嫌気した読者が安牌な大ヒット以外には金を出さなくなる将来しか見えないね

電子書籍への対応が不備だとかまし海賊版だとか、そういった問題じゃないねこりゃ。

そのうち、海賊版なんて惰性でダウンロードされたきり読まれさえしない状態になるんじゃないの。タダでも時間もったいない状態

anond:20190228022726

2019-02-24

クリエイターもっとビジネス書を読んだ方がいいよ

食えないって悩んでいるクリエイターは単にビジネス知識を知らない場合が多い。

ビジネスモデルとマーケティングブランディングを一通り勉強したらたいていは食えるようになるよ。

ビジネス書をバカにしてるのかもしれないけど、クリエイターふつうビジネスから

依頼もらって納品してお金をもらう、ってどのビジネスとも変わらない仕組みで動いてるから

それを無視して「クリエイターが食えない社会おかしい!」みたいなこと言ってる人見るとバカだねぇとしか思わない。

食えてる人はみんなビジネス勉強してるんだよ。

ビジネスの仕組み知らない人がビジネスできるわけないじゃない。かわいそうに。

なんにも勉強せずにブーたれちゃって。子供だよ。早くビジネス勉強して大人になりなさいな。そんなに難しくないから。

なんでこんなにもビジネス勉強しないクリエイターが多いのだろう。バカだねぇ。

2019-02-23

anond:20190223171428

Amazonの隣に倉庫作る

Amazonと同じウェブサイト法律を塗って作る

もっと言うと、Amazonビジネスモデル法律に引っかからないようにコピーしてやる

それだけだ

Amazonビジネスコピーをする国には進出しないでいたが、俺が目にもの見せてやる

そういうことだ

2019-02-19

anond:20190219155252

いかゴミ情報押し付けるかっていうビジネスモデル作ってる奴らがいるんだよなあ

今思えばアプリはそういう奴らを締め出したか平和だった気もする

2019-02-12

「家」についての色んな誤解

ブコメを見てて興味が出たので。

基本的には「売りたくなった時に買い手がいそう」な家であれば、自宅購入は、払うはずだった家賃の代わりとして考えればそんなに大きく損だとは感じないと思う。もちろん現在の住居費やどこに住んでるかにより異なるので、おのおの支払ってる住居費で計算してみたらいいとは思うが。

災害等で、それなりにまともに建てて、それなりにまともに管理された鉄筋コンクリート造の建物が全壊するケースは少ない。これは戸建も築年数が浅ければ同様だが、戸建はメンテナンス個人責任になるので選ぶのに見る目がものを言う。あと基礎杭が入ってる戸建なんてのはないので戸建は津波には弱い。散々映像で見たところだとは思うが…。辛い。あん津波二度と来ないでほしいが、最低限人命・財産保全するには杭が打ってある建物(中高層建物)の方が確率は高い(ただし低層階はだめなんだよなぁ…まぁこれは何造だろうが同じだ)。

災害で半壊したとしても建て替えなあかんやろ、というのは当然。でもこれも戸建も同様。ここ数年の災害生地で見ても「戸建だから楽」ということは考えないほうが良い。というか災害発生リスクに関しては工法はどれであれリスクは同程度と考えたほうが良い。要するにカネだ(後述するが、カネが寄ってくる場所であれば何とかなったりもする)

・「埼玉一戸建て買うわ」のブコメが人気だが、埼玉が好きなら良いと思う。こんなもん好き好きだ。

ただし駅から結構距離がある場合は要注意。首都圏郊外には昭和50年代~80年代後半までの時期に笑うほど「郊外ファミリー住宅」が出来ていて、これが東京圏労働人口を支えてきたわけだが、「たくさんある=売れ残りやすい」ということでもある。超人口減少時代に売れ残るのはぶっちゃけコレ。素人適当メンテナンスしたプレハブ住宅とか普通に15年も経てば建物リセールバリューゼロだ。

ぶっちゃけ一番ヤバいのは東京都下、神奈川埼玉千葉の駅から10分以上の古マンション実家がこういう家だったら、いっそこの1年ぐらいの間に売って両親にも引っ越してもらうぐらいでもいいと思う。モノによっては「ぜんぜん売れない」可能性すらある。親が倒れて老人ホーム代でお金必要、なんて駆け込み売却は足元見られるしなぁ。

問題は、将来売りたくなった時に「それなりに売り手が付く」ということ、すなわち不動産開発業者デベロッパーが好んで選びがちな場所(駅から近い、高い建物が建てられる、都心、など)であれば、「その場所にカネを出してもいい」という輩がいるので、例えば古くなっても不動産屋が「わてらの会社と組んで建て替えしましょうやー、売上折半にして建て替え費用にしたらよろしいやんかー」と誘ってくる。マンション建て替え、大規模修繕なんかもビジネスモデルになりつつあるので、「場所が良けりゃ」そういう業者が出てくる。

・建て替え時期を待たずに売却することも、場所ゴリラなら大丈夫。立地ゴリラ増田のように立地にカネ出す人が現れやすい。不動産は、オンリーロケーションである

賃貸派は、ご両親の実家がそのまま手に入るような良い環境であれば無問題。ただし兄弟が居る場合は自宅はんぶんこにするのすげー無理なので兄弟仲を良くしておく&ちゃんと親が元気なうちに話し合っておくように。揉めるぞぉ~~

・もしくは、賃貸派は、老後のすまい用の貯金をしっかりしましょう。我が家貯金をしっかりできる気がしない浪費型家族なので家を買って住居費を固定した。ローンは6年で完済。35年ローンを35年かけて払うのは論外。半分~1/3ぐらいの期間でで繰り上げ返済できるスケジュールを組んでおく。ローン返し終わったら急に家計に余裕が出て笑う。貯金のペースが2.5倍になった。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190212091153

2019-02-11

まさに一皿300円時代の始まりに立ち合っている

ネット叩きによる、クロネコ佐川日本郵便の「物流」で起こった現象が今まさに始まろうとしています

くら寿司企業姿勢としてアルバイトなどという安い労働力を雇っているから、社員リテラシーが低くなる

管理者監視強化と正社員雇用増強、くら寿司に止まらず、100円回転寿司業界全体を揺るがす

賃金の増加により業界構造全体の収益悪化

一皿100円ではビジネスモデルが成り立たなくなる

業界全体が会社及び組合の労使共々の総意により、クオリティ重視の名の下に1皿300円から1000円の時代

2019-02-08

転職するしない話

自分 26歳男

24歳まで某有名国公立大で何も勉強せずフラフラしていた挙げ句中退し、

何もスキルがなかったが勉強すればなんとかなりそうなIT業界を目指す。

とはいえ経験なのでヤバそうなところしか内定がもらえず、どうしようかと思っていたところでたまたま知り合った方に紹介してもらい、今の会社へ。

ぶっちゃけそこまで良いわけではない、ありがちな数十人規模のSES企業だが、

現場ガチャで当たりを引くことができ、未経験だったのに開発・クラウドなど色々させてもらえていて、1年半かけてそれなりの技術を身につけることができた。

んでまあ、ある程度スキル面で生活の見通しが立ってきたところで悩みどころなのが給料

自分場合社会人としては2年目だが年齢は20代後半なので、基準が難しい

今の年収20代後半であることを考えると少ないが、社会人2年目としてはエンジニアなら平均的な額。

ただまあ高校時代同級生とかと会ったとき、なんとなく収入差があるのを感じるのが辛い

というわけで転職活動をすることにしたのが今年に入ってからの話

転職アドバイザーはよくわからないまま選んだらクソだったが、

自分登録したGreen希望に近い年収(同年代の平均程度)で内定を得られた。

自分くらいの経歴の人が中小IT企業転職したいなら多分Greenオススメできると思う。

んでまあ上司転職意志を伝えたら、その場で同額まで給料上げるから残ってくれと言われる。

SES企業給料って基本その社員契約単価ベースなので、契約単価が上がれば給料が上がる。

そこを交渉するから待ってくれと言われた。

んで、この交渉だが、多分成功する。

それだけの成果を上げているという自負はあるし、現場でもお墨付きを頂いている(むしろ安すぎると言われる)。

そしてインフラ出来る人がチームに自分以外いないので抜けた場合ダメージがでかい

自分しかわかっていない仕様とか結構あるし。

というか現場でもその話少ししたら同じ様に単価上げるから辞めないでと言われた。

そうなると自分転職を志した理由がほぼ待遇面のみなので、どうしようとなっている所さん

転職先もビジネスモデル自体はやってることそんなに変わらないんだよなあ…

そうなると企業実態がまだわからないというリスクがあるし

あと本社が今より遠い。

ただ、一度転職話をした以上、引き止めに応じて給与が上がっても今後は冷遇される可能性もあるし、どうしたものか。

んでまあ似た事例をググるとだいたい「転職したほうが良い」みたいな記事が出るんだけど

こういう記事場合転職理由待遇以外に重きを置いているか微妙に違うし。

あと記事の発行元が、転職サイトとかアドバイザー企業で、こいつら転職させることで金を得てるから、そりゃ転職推すんだよね

なんか自分ドライだ思っていたけど、いざこういう場面になると

「いや完全未経験だった自分雇ってくれたし、お世話になったしからなあ」とか思ってしまものなんだなあ

2019-02-04

また1つベンチャー企業が死んだ

先日とあるベンチャー企業を辞めた。

ベンチャーの失敗はよくある話だしツイッターでもよく見かけるが、実際に自分の目の前でベンチャーが死んでいく様子を見た。

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僕が働いていたその会社は、入社当時は社員数は数十人くらいの規模、創業してまだ数年ほどのいわゆるベンチャー企業だった。

数年前からとあるブームの波に乗り「最先端領域ベンチャー」というラベルが付いた会社だった。

僕の入社当時は非常に勢いがあった時で、仕事の引き合いも多くきていたし、市場の成長と共に会社が伸びていっている空気を感じていた。

そんな勢いに乗っていた状況だったが、社長を始めメンバーほとんどはエンジニアで、ビジネスをつくれるセンス能力のある人がいないことが課題だった。当時の会社経営状況がどんなだったか詳細は知らないが、潤沢に利益があるわけではなかったと思う。VCから調達した資金を消費しながらムーンショットを狙っているような感じだった。

そしてある日、某大手コンサルティングファーム出身の人が入社するということを知った。ビジネス課題があることは分かっていたし、上場を目指してもいたので、それを実現するために獲得したであろう人というのはすぐに分かった。

自身はいわゆる本物の経営コンサルタントという人と人生で一度も関わったことがなかったので、新しく入った彼がコンサルタントとしてどうなのかは全くわからなかったが、自信に満ち溢れたオーラが出ていることは感じた。

そしてその彼は入社後すぐにある重要プロジェクト成功させ大きな成果を出したらしい。

気づけば役員となって経営全体を指揮するようになっていた。もちろんそういう役割の前提で獲得した人なわけなので、実力を認められた上で登用されたということだ。

それはそれでいいとして、そのあたりから仕事プロセスが急に堅苦しくなった。

分かりやすいところだと、基本的お金がかかることは全て詳細を説明して許可を得なければいけなくなった。ただ1ステップ増えるだけならまだ許せるが、その彼に却下されることが明らかに増えた。他にもちゃんとした組織図を書いてそれぞれの部署ポジションに仰々しい名前を付けていった。自分名刺の見た目や肩書きにはとてもこだわっていたらしい。

お金がかからない事については大いに自由にやってくれという感じだったし、そもそも明らかに無関心だった。

それらの変化に伴って会社空気が全く変わってしまった。以前は何でも自由やらせてくれる空気があったがそれは消え、何となく殺伐とした雰囲気を感じようになった。

いつからか正確には知らないが、そのコンサル会社代表権を持つようになったらしいという噂を聞いた。

この頃になってようやく気づいたが、この時点でもう会社を完全に乗っ取られていたのだ。

当然ながら優秀なメンバーから辞めていき、気づけばピーク時の半分まで人が減っているらしい。かくいう僕ももう辞めているからいまの状況は知らないが、キーマンといえる人はもう誰も残っていない。

かつて僕が面白さと未来を感じて入社したベンチャー企業が「死んだ」と感じた瞬間だった。もちろん僕が間違っている可能性は十分にあるし、これからその会社大成功するのかもしれない。

もはや成功しようがしまいがどうでもいいが。

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さて、最後になぜ会社がそんなにいとも簡単コンサル野郎に乗っ取られてしまったのか?について少しだけお気持ちを残しておく。

これまでの書きっぷりだと昔は良い会社だったかのように感じるかもしれないが、全くそんなことはなかった。

会社が何を目指して何を解決しているかは全く分からなかったし、社長とそれを話しても的を得た回答はなく、すごく遠い未来理想の話ばかりだったように思える。社長はとにかく大企業実験的な仕事をすることしか考えていなかった。

社長の中にあるビジョンはおそらく、大企業や国にかかわる機関など大きな権力を持つ組織と対等に話したい、みたいな事だったんだと思う。何かの課題解決したいわけではなく、権力を持つ人に対して自分意見をして相手の行動に影響を与えている状態になりたいのだ。

現実で起きていたことと言えば結局は一過性ブームによって期待値が膨れ上がった中で、景気の良い大企業の余剰資金が一部流れ込んで来ただけに過ぎなかった。「最先端領域ベンチャー」というラベルがあるだけで世間は注目してくれた。

実際に僕が辞める頃にはブームも徐々に陰りが見えていて、新規事業予算の使い道に困った顧客からの引き合いしか来ていなかったと思う。

改めて振り返ると「死んだ」のではなく、初めから「生きていなかった」んだと感じる。

社長カリスマ性のある人柄で、何を言ってるかわからないが何かをやってくれそう、と感じさせる生れながらの才能を持っている。そこにたまたま張っていたポジション (実際には大企業の顔を立てるためにたまたまその技術をやっていた) の価値一時的に上がったことで社長を含めて多くの人が勘違いする羽目になった。

一方で、経営コンサルタントをしている人にはありがちな悩みらしいが、自分事業をやったことがないというのをマイナスに感じるものらしい。コンサル野郎にとっては自分事業をやったといえる実績が手に入れば、これまで突かれると痛かったロジックの穴を埋めることができ、全人類に対して完全にマウントを取ることができるわけだ。

そんなラッキーマンコンサル野郎の組み合わせは、もはやお互いにとって相互補完となる幸せ関係なのかもしれない。ラッキーマンは実務は全てコンサル野郎が面倒みてくれると思っているし、コンサル野郎社長自分の盾として置いておくだけで充分でなるべく空っぽの方が好都合だからだ。

そして本来ならそういう暴走悪循環を止める機能をしてほしい経営陣たちでも誰も止めることはできなかったようだ。それぞれの言い訳を並べているようにしか見えなかった。

決して社長ワンマンという感じではなかったが、要は彼らもまた「ボードメンバー」というラベルが欲しかっただけなのかもしれない。

こんなことを書いている自分自身もまた「最先端領域ベンチャーで働いている」というラベルが欲しかっただけなのかもしれない。

世の中にはきっとこんな会社が星の数ほどあるんじゃないかと思う。

僕は早々に損切りしてしまったが、そんな喜劇を目の前で見れただけでとてもお得だったと思える。

しかしこんな会社で働くのは一生に一回だけで充分だ。

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予想外に反響がありものすごく驚いている。

それぞれに思うところはあると思うが、あくまで末端の当事者意識の低い人間現実を知らずに愚痴っていると捉えてもらえればいいと思う。

そもそも実在する会社の話かどうかもわからないんだから

ちなみに、当時の会社バーンレートを考慮してもあと2年以上は生きられるキャッシュはあったらしいよ。

事業収益化できていなかったのはあるだろうが、そもそも何を事業としていてどんなビジネスモデルでなぜ勝てる理由があるかを会社の誰も答えられないくらいだったからな。

会社である以上金を稼ぐというのは大前提であり、人間で言えば息をするとか心臓を動かすとか血液の循環とかのようなものだ。それをなくしてカルチャーだの働きやすさだのやりたいことだのとほざいても何にもならない。

今回の件はそういう当たり前のことに気づいたいい経験だった。

こんな記事をわざわざ読んでぐだぐだ言ってないで、それぞれ自分仕事人生を楽しんでくれ。

2019-01-30

anond:20190129131509

安全性の差を決めるのが技術力で技術力は安心感資本に伴わないって認識が浸透してなさすぎる

だいたい事故やらかすのって大手新規事業ビジネスモデル先行の会社なんだよ

2019-01-27

「本当の危機」は10年遅れの指摘だということ

新聞部数が一年で222万部減…ついに「本当の危機」がやってきた

そう、新聞が滅びると、真っ当なジャーナリズム日本から姿を消してしまうかもしれないのだ。紙の新聞を読みましょう、と言うつもりはない。だが、タダで情報を得るということは、事実上、タダ働きしている人がいるということだ。そんなビジネスモデルではジャーナリズムは維持できない。誰が、どうやって日本ジャーナリズムを守るのか。そろそろ国民真剣に考えるタイミングではないだろうか。

どっかで見たことあるなと思ったら、アメリカ新聞業界に対するクレイ・シャーキーの指摘を思い出した。

クレイ・シャーキー「新聞、考えられないことを考える」:Clay Shirky's "Newspapers and Thinking the Unthinkable"

新聞業界人はよく「新聞社会全体の利益になる」と言う。それは本当にその通りなのだが、今さしあたっての問題には関係ない。「俺たちがいなくなったら寂しくなるぞ!」 という台詞がかつてビジネスモデルだった試しはないからだ。となると問題はこうだ。新聞社が今雇ってる相当数が解雇になった場合、そのニュースは全部これから誰がカバーしていくのか?

興味深いのはクレイの指摘は2009年のものだということ。しかも、「誰が、どうやって日本ジャーナリズムを守るのか。そろそろ国民真剣に考えるタイミングではないだろうか」との問題提起に対して、『「俺たちがいなくなったら寂しくなるぞ!」 という台詞がかつてビジネスモデルだった試しはない』と10年前のクレイが回答しているのだ。

10年遅れの指摘に対して10年前に既に回答されているという点に、日本ジャーナリズムの「本当の危機」が滲み出ている。

2019-01-26

anond:20190126193656

人件費比率が高く薄利多売のビジネスモデルだと価格交渉力がない体力のない所から潰れてく。運輸なんて典型ヤマトは最高益なのに倒産も多い

2019-01-19

若者漫画ゲーム離れについての若者としての意見

漫画ゲームを作るクリエイターやそれを売るサラリーマンが『買いましょう!』と言われれば一回目は買います!二回目も頑張れば買います!三回目も踏ん張って買いますしかし四回目は頑張れないですよ。

漫画離れやゲーム離れを悲観する人たちは、今のビジネスモデルを残した場合の先のビジョンも何も語られていません。

モノを買うスタイル権利(月額料金制やアイテム課金制)を買い続けるスタイル手段なんですから、適した手段が残り適さなものは消える運命で、「残そう」と言っている人は、「着火にライターは許さない。木を擦って火を起こせ」と押し付けているようなものです。 状況が手段を決めるのであり、手段が状況を決めてはならないのです。

2018-12-25

anond:20181225211030

バブル時代出版社は、雑誌を出せば「広告収入」がばんばん入る仕組みだった。実売がそれほどでなくてもとにかく採算が取れたんだ。それでとにかくばんばん新創刊された。

で、バブル崩壊後の1990年代後半あたりからそのビジネスモデルは危うくなってくるわけだが、それに代わりうるビジネスモデルを確保できなかった

でも広告収入のため中味のない記事乱発ってWEBメディアでもさんざんやってるから人間進歩ねえな

***

ちな、おっさん世代現在48歳)の自分20代のころ(1990年代)に金出して買って読んでた雑誌って、アニメ誌じゃ『ニュータイプ』(スタッフのインタビュ記事とかが目当て)、週刊誌なら『SPA!』たまに『AERA』と『Newsweek』、ジャーナリズム系なら1995年に爆死廃刊した『マルコポーロ』、たまに、これも今はなき『諸君』あたりか。ネット普及以前には洋物エロ雑誌も金出して買ってた、週刊マンガ誌はほぼ立ち読みか、電車の網棚に捨ててある奴、たまに行く銭湯かに置いてある奴を読んでたな

2018-12-24

anond:20181224032047

どんまい。まあ悪いのは自分というよりも、ソシャゲ的な悪質な心理的ビジネスモデルゲームを作り続ける企業スマホゲーム業界の側だよ。悔いても仕方ない。

でも、FGOくらいのビッグタイトルなら、ストーリーなんてきっとYouTubeに誰かがアップしてるんじゃない?そういうので十分なんだよ。

自分人生の貴重な時間お金をかけてフル体験プレイをすることに、今の時代そんなに意味はないよ。そもそも引けなかった分の体験は得られないんだからさ。

自分で、という事にこだわらなくていい。他人が楽しんでいる様子を見て「おおっあれ持ってるとああなるんだ」って間接的に楽しめばいい。

しろそのスタンスの方が、作品楽しいポイントをより網羅できるとすら言える。ゲーム内の作業に追われる時間を、感動の収集に充てた方が幸福の総量は増える。

別に無課金を勧めるわけじゃないけど、運営開発への感謝として、あくま常識的範囲お布施程度の額を定期的に入れるくらいでいいと思うね。

そのお布施課金で入手した石とかを使うことにはあまり執心しないほうがいい。そういう付き合い方をする人が増えれば、きっと業界の売り方も変わってくるはずだし。

 

ただね、微課金だけど俺が似たような感じでストーリーに魅入られて惰性で続けてるゲームは、音と魔法の学園RPGなんだけど、

自分プレイしてなきゃストーリー動画アップするどころか撮ってる人もいないような状況で、アクティブプレーヤー4000ないだろうというレベルなんで、辞められない。辛い。

まあそれでも3,4タイトル掛け持ちで遊べる程度には時間負担は少ない方なんだけど。

2018-12-18

まずは14万からっておかしくない?

アイドルマスターSideMモバゲー版の話。

アイマスシリーズそもそもゲームから飛び出したコンテンツからなにもゲームソシャゲ含む)をやれとは言わないけど、SideMが好きだって言ってくれるならまずはモバゲー版触れてみたらどうかな。って思う。お金関係なければ。

楽しんでくれたら課金してくれたらいい。そうは思うけど、限定ガシャが欲しかったら14万を覚悟しなきゃいけないのきつくない?

そんなコンテンツおいそれとオススメできねんだわ

上位走るのもおすすめできない。自分らはレベルもあるし資材もあるから無課金で走り切れるかもしれないけど新規はきつくない?

こういうやつって新規お断り多くない???増えなくない?????

もちろん古参をないがしろしろってわけじゃないんだけど、

「まずはモバゲーからどうかな!」→「もし上位orガシャカード欲しかったら5万~14万は覚悟してください」

ってちょっと、ねぇ?

ソシャゲってそんなもんだよとか言われたら元も子もないんだけど、そんなんビジネスモデルとしておかしいでしょ。

いわゆる課金煽りの"ソシャゲ”第1人者を怪盗ロワイヤルだと仮定させていただくけど、あれはあくまユーザー同士の対立煽り用の課金だったじゃん。

なんでJPG欲しいのに14万出さなきゃいけないんだろ。

欲しいとおもっちゃいけないのかな

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