はてなキーワード: ハンカチとは
重い過去がある人に対して、どんな反応すればいいか分からない。
昔仲良くしてた女の子の母親が事故で亡くなった。その年の夏休みに二人で彼女のおばあちゃん家にお泊まりすることになった。気晴らし旅行みたいなものだったと思う。とにかく悲しいことは忘れて、ぱーっと遊ぼう!みたいな。(実際めっちゃ遊んだ。映画にプールに遊園地など) 私はなんとか彼女に安らぎを与えたくて(そんなの無理かもしれないけど)、とにかく無邪気に振る舞った。空回りしてたかもしれないけど、重い空気にしたらせっかくの精神回復旅行が台無しになってしまう。私は彼女の心の安寧であり、家族以外のなにか悲しいことを忘れられる場所でもあるのだ。そんな自負をもって旅を楽しんでいたのだが、やはり時折お母さんの話題がちょろっと出る。そのたびになるべく感情を下げないように「ふーん」「そっかあ」「そうだったんだね」と差し障りのない返答をしていた(じゃないと私のほうが悲しくて涙が出てしまいそうだった。彼女のお母さんによくしてもらってた)しかし帰りのお土産コーナーで「これね、お母さんが好きだったお菓子なの」とスフレを差し出されて、いつもの通り「そうなんだね、そっかあ……」と返答したら、ちょっと怒ったように言われた「なんでお母さんの話題を出すと急に冷たくなるの。別にわたしはお母さんのこと、悲しかっただけじゃないから」そこでハッとした。気を使いすぎていたのかもしれない。話すことで思い出す優しい記憶もあるのに、私は全て彼女の母=死んでしまったという事実でしか捉えられていなかったのだ。小学五年生の夏だった。小説にかじりつく本の虫である私は、親のいない主人公や登場人物が出てくる本をいくつも読んできたはずだった。そんな彼らに共感し(ちなみに私の両親は生きている)、そんな彼らが一番嫌がるのは「同情」だということも知っているつもりになっていた。しかし人間って複雑だし、小説みたいに上手くいかない。あのときは「ごめん」と謝ることしかできなかった。
彼女の母の葬式のとき、本当は身内しか入れない控え室みたいなところに入れてもらってボードゲームをしてた。私だけじゃなくてクラスの女の子も7.8人呼んで皆でワイワイやっていた。内心(葬式って悲しむべき悼むべき静かなところであって、こんなに馬鹿騒ぎするのはおかしいんじゃないの)って同級生に引いてたんだけど、彼女にとってはそんな馬鹿騒ぎでもしてないとやってられなかったのかもしれない。一歩引きすぎてたのかもしれない。そこで私がいの一番に盛り上げて彼女の不安をどうにかして紛らわせることができたら一生の友になってたかもしれないが、正直彼女を見るとお母さんを思い出してテンションがぶち上がれない。
葬式で配られたハンカチがあった。ご丁寧に葬式に出席した同級生全員に配られた。しかし私はそれを使うことはできなかった。ある日、学校の給食の時間に馬鹿男子が牛乳か何かをこぼしてハンカチを取り出した。例の葬式の引き出物だった。しかも彼女の目の前で。でも意外なことに彼女は笑った。「あ、それうちのお母さんのだ」「……悪かった?」「いや、使ってもらったほうが嬉しい。棚の奥にしまわれるより」私は完全に引き出しの奥に詰めていた。なんか、こういう考えないクラスメイトの行動のほうが、彼女にとっては嬉しいんだな──と、彼女と一番心の距離が近いと思っていた私は嫉妬のような不思議な感覚を持った。だってあの旅行に誘われたのは私だけだったのだから。そして、「あぁ、これが『いつも通り接して欲しい』ってことなんだなあ」って思った。私は考えすぎていた。今まで読んだ小説をサンプルになんとか状況を整理して、一番適切な行動、役割を全うしたいと思っていた。なぜなら彼女と私は親友で、親友がなにか危機的状況にいるときは相棒が助けなければならないからだ。しかしそれは、「同情」にも似た、そして、同情よりもたちのわるい「計算」をして彼女を支えたつもりだったのだ。
葬式で馬鹿騒ぎしたクラスメイトも、葬式のハンカチを日常で使う馬鹿男子も、「計算」なんてこれっぽっちもしてなかった。「いつも通り」だった。むしろ私はその場の空気を冷やしてしまっていたんじゃないか。私は感動しいである。感動ものの小説やドラマや映画は大体感動ポイントで泣く。感情豊かだと自負していた。だから相手の気持ちも分かる気がしていたのだ。今年お互いに成人の日を迎え、年賀状も届いた。しかし、毎年返せずにいる。
重い過去がある人に対して、どう接するのがいいのだろう。よく小説や漫画にあるのは、聞き手がはてなを浮かべて「だからなに? おまえがおまえであることに変わりはねえよ」ってさも当たり前みたいな雰囲気を醸し出すやつだけど、あれを柔らかく伝える瞬発能力はない。お家に帰って反省会すれば出てくるかもだけど。人の死に構えすぎなのか。でも人が死ぬのは悲しいことだし……実際に身内が死んだ経験がないから分からない。自分の親が死んだときどんな反応をされたら心が逆立たないのか考えても、今の時点では「……そっかあ」という差し障りのない返答が精神衛生上いいんじゃないかと思う。分からない。
枯らしたものも心が痛くて捨てられなかった
置く場所がないのに加えて使う機会がなかった
綺麗な形をしているので燃やしてしまうのは心が痛くてできなかった
ズボラだからこういうものってどうやって捨てたらいいのかわからないし、多分燃えないゴミの日とか週に数日しかないよね?
私には処理は不可能
そして前述の2点と同様にそもそも使えるもの、誰かが贈ってくれたものを捨てることに心が痛むのでできない
ズボラで物を溜め込むので貰い物のタオルハンカチは大量にストックがある
これ以上増やしたくない
ズボラ故にお湯を沸かす手間がつらい
日々ルーチンで生きているのでこれらを貰ってしまうと消費するためにタスクが増え、しかも大体結構量が入った箱などで貰うので精神的ストレスが大きかった
湯船を張る気力がないし、今日はこれを使おう、と覚えておくことが精神的につらい
仮に気分が良くて湯船を張った日もお湯を流した後で思い出したりする
その辺で売ってるお菓子の包み紙ならさすがに捨てるのだけど、これらは食べた後も包み紙を捨てられなくて溜め込んでしまい、汚部屋に拍車がかかってしまった
お返ししないといけないよね、どうしよう、カタログギフトとか?と悶々とするばかりで行動に移すことができず非常につらかった
いつも使うのを忘れてしまう
時々思い出すけど欲しいものがなかったり、思い出しただけで券の在処がわからなかったりでストレスが大きかったので最近はギフト券類を貰ったらすぐに几帳面な母にあげている
冊子の中から選んで注文という流れの手間が大き過ぎて行動に移すことができないまま1年経ってしまうことが多かった
マルチまがい商法にハマってしまった職場の派遣さんから激推しされ、なぜか使いかけのマスカラをいただいた
目の周辺の皮膚が特に弱いのでお古の化粧品は使う勇気がなかった
これはズボラな私もさすがに捨てた
あまり稼いではいないと思われる、かなり年上の男性が拾ってプレゼントしてくれた
私は普通に接していただけのつもりだったが好意を持っていると勘違いされてしまった
そして年上の男性相手に強い態度に出られずストレスが大きかった
決して一緒にライブに行ったわけではない
当時私は別のバンドマンと付き合っていて彼氏のライブを見に行っただけだ
なぜか駅で待ち伏せされて後を付けられていた
その場で彼氏が怒ってくれて、助かった
まあその後もアプローチが止んだわけではないのだけれど
その時の彼氏が今の夫です
正直言って私はプレゼントは何もいらない
欲しいものを我慢したことがあまりないため、欲しいものは大体なんでも自分で買って持っているから
それ以外に欲しいものは本当にないのだ
他人に物をもらったあとの精神的ストレスを考えても、自分で買った方が圧倒的にいい
でもそれを言ってもプレゼント好きの友人には理解してもらえない
「お返しとか気にしなくていいから」の言葉を添えてプレゼントを贈ってくれるようになっただけだ
そういうことじゃないんだ
まあお返しも気になることはなっていたけど
それ以上に自分の生活範囲に自分のコントロールの及ばないものが入り込むことがつらいんだと思う
どうぶつの森で謎のアイテムを拾わされて捨てることも地面に置くこともできなくなってカバンを圧迫されているように
本当にいらないんだよ
いらないけど今まで貰ったもの本当にいらなかったよってそのまま言えないし、今まさに贈られようとしているプレゼントを突っ返すこともできなかった
現金などはさすがに無理ですって突っ返そうとしたが相手の圧に負けて最終的にはいただいてしまった
そんな野田に国民最高ー!で(多分)アシストする形になったインディアンスが本戦のネタ以外のMVP。田渕の明るさが素なのが浸透してきて、いつどこで見ても機嫌よく周囲に分け隔てなく接する人の良さが大会を明るくしたと思う。事前PVでハハハと笑った直後に「敗者復活見てろよクソッ」と涙声で建物を出る姿も印象深かった。今回の敗者復活、そしてトップバッターはインディアンスが間違いなく適任だった。
正直この反省会、来年から後回しにしようかなと思ってる。笑い飯や川島、土屋に一人ずつ小藪が振っていく構成なのでディスカッションにはならず広がらない。講評の内容も正直そこまで深くないし。ファイナリストのインタビューも小藪じゃなくてミルクボーイと話してるほうが見たいし、中継のラグもないのに。各組の時間も短すぎて内容薄い。福徳が泣いたり川瀬が死にそうになってた時はめちゃくちゃ面白かったが、今の形式ならもういいや。MVPもなし。
今年はソーシャルディスタンスのためにスタジオなのもあってワイワイ感が少なく、そのぶんガッツリ掘り下げるようなトークが多かったかも。
みんな良かったけど本戦だけでなくその後に漫才の定義いるのかいらんのか問題に巻き込まれてアホの攻撃道具にされた見取り図にお疲れ様の意味でMVPをあげたい。全組漫才ですといち早く宣言したのカッコよかった。
M-1が「4分の中にできるだけ多くのボケを詰め込み終盤に伏線回収とかして盛り上げる漫才」だけを漫才だと定義するような大会だったらここまで人気は出てない。邪道と呼ばれるものを堂々と評価してきたからこそM-1は面白いのだ。そんな妖怪大戦争だった今回のメンツで冷静に戦略を練り淡々とコマを進めたマヂラブが最終的に披露したネタが床を転がり回るっていうカオスなのが最高すぎた。今年は野田脚本による壮大なミュージカルに知らぬ間に全員が巻き込まれてたんだろうな。運命を味方につけるってのは実はこういうことなのかもしれない。本当に凄いものを見せてもらった。
MVPとか偉そうでごめんね。マヂラブおめでとう!
兄は夜更け過ぎにユキエに変わるだろう
もう私はクリスマスイブは突然どころか、
この曲が頭の中を駆け巡る、暗いよ道をキラキラの赤い鼻のトナカイよ!
これって旧ソビエト連邦の曲?
脱ハンコ社会はどうなったのよ?
あざまる水産よいちょまる~よ。
どう?ドヤ風吹かしたの感じてくれたかしら。
わっさーって。
で
新しいお洒落朱肉買ってこなくっちゃ。
そして!
指サック装備!
紙めくり力がアップの抜群の効き!
てーててててててーててーててててーてーてててててー
ってそれは蒲田行進曲!
てててててーてててててーてててててててててーてててててててててててててててー
これはトルコ行進曲!
「て」で奏でる名曲どうかしら?
てーててててーててててててー
引っかけ問題よ。
じゃーじゃん!
ててて、てててーて、て、てて、てててて、てててててててててて、
楽しんでいただけたかしら?
でもきっと雪崩が起きたら、
首にウイスキーをぶら下げたセントバーナード犬が助けに来てくれて、
わんわん!ほれウイスキー飲め!って勧めてくれるのよ。
私おつまみ無くちゃウイスキー飲めない派なので何かスモークチーズ的なものでも気を効かせて持ってきてくれても良いんだけど、
遭難しているんだし、
そんな贅沢は言えないわよね。
寝たらアカン!寝たらアカン!って関西弁でたたき起こされて雪の寒さで眠たくなってきたところをたたき起こされるのよ。
ウイスキー入れを懐に仕込んでおいて、
あのスキットル的なやつ。
セントバーナード犬の首からウイスキー樽とはまた趣が違うわよね。
あんたもう飲みすぎだよやめな!
そう小料理屋を一人で切り盛りする女将から飲み過ぎだと止められるやつ。
うるへー!自分の身体は自分がよく知ってるんでい!って言い返すけど、
自前のウイスキーを店内に持ち込みは困るって意味で言ってると思うのよ。
それが分かった途端カウンターに酔っ払って伏せていた私はハッと気が付いて、
女将さんにすまねぇ~ってくしゃくしゃの顔で言うの。
で女将さんは
分かってくれたなら良いんだよ、はい!お芋の煮っ転がし!
うーん、おつまみお芋じゃなくてなんか肉っ気のが良かったんだなーって
口が減っても言えないわ。
子どもが喜ぶおかずではないわよね。
お芋の煮っ転がしって。
そんなお芋の煮っ転がしを食べきれなかったからって、
器に入れて持たせてくれる女将さんに胸撃たれるわ。
でもこれって、
また器返しに来るとき、
一杯でもまた器返しに来たときに飲んでもらおうって女将さんの作戦なのよ。
私知ってんだ、それ。
クリスマスイブだしね。
しゃんしゃん鈴鳴らしたいじゃん!
そんなしゃんしゃんやりたい前に
うふふ。
もうこのお店にはハムタマゴサンドしかないのかしら?って不安になるわ。
サンドイッチだけに。
なーんて。
2つほどおこぼれ頂いちゃいました!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
4℃のオルゴール贈ったらSNSに晒された諸君!じゃあ何贈れば良い!?って逆ギレしてることだろう。
まず大前提、
ヒット率はほぼ0。上手くいくのはイケメンだけ。要はプレゼント<貴方じゃない限りは失敗だ。鏡見ろ。芸能界でやっていけるか?どうせムロツヨシくらいの作品に欠かせない次世代バイプレーヤーな顔立ちだろ。諦めろ。
マジで止めろ。相手の素肌に使うものは全て止めろ。バスソルトとかも危険。入浴剤も。化粧品なんて推しあるから失敗しか無い。事前調査で好みのブランド調べていても色が気に入らないかもしれない。もう面倒だろ?止めちゃえ。天然オーガニックなタオルやハンカチくらいならギリOKだけど、プレゼントというより引越しの挨拶間出るので盛り上がらない。
サイズ分かるんか?好みもある。素肌に使うものは止めろ言っただろ。下着の上だからノーカンじゃない!付き合ってから買ってやれ。付き合う前は100%キモい言われる。
消え物だし無難言うよね。でも甘いもの嫌い。珈琲・紅茶は好みが激しい。以前話した時に食べたい言ってた店でもNGだ。それは『その時食べたかった』だけでクリスマスに食べたいかは別だ。付き合ってから一緒に食べろ。
お前のセンスで相手のセンスの塊である部屋を汚すな。そんな闖入者を喜ぶ家主は居ない。そもそも部屋入ったことあるのか?
お前が作ったものは誰も欲しくない。以上。
あとプレゼントの鉄則を2つ書く。
いつまでも残ると付き合ってもない貴方の事が頭を過るので、使い終わったら消えるものや外食くらいが一番です。思い出だったら勝手に風化されます。アロマキャンドルじゃなくアロマスプレー。でも匂いも好みあるので避けるのが無難。
いつも使ってるもの。消えるもの。亡くしても良いもの。それの数段上の物をあげるのが一番の無難。亀の子束子を使っているなら亀の子束子極をあげる。そんな感じ。文房具やメモ帳でも少し高くて自分じゃ買わない。でも使い切ったら捨てれるもの。それくらいならSNSで「大学生か!」とか30代に吠えられない。もちろん「クリスマスに文房具w」とか晒されるかもしれないが、それはそれまで彼女になってあげても良いかもな~アピールしてこなかった相手の問題。いいプレゼント貰えるのはそれなりにちゃんとアピールした人だけです。
最後に花束について。ゴミ箱に差し込まれた花束が話題になったが、花束は決して悪くない。嫌な人は居ないはず。じゃあ何で世間で嫌がられるか?それは2点守って無いからだ。
当たり前だがデカい花束は邪魔だ。家にデカい花瓶ある家は無い。水差しに入れるだろう。そしてそれは凶器に使われる。相手のことを考えるならプレゼントの入った袋に入れられるサイズのミニブーケが良い。ミニブーケ自身も袋入りが良い。袋の中に袋入りのミニブーケ。環境に配慮してない過剰包装だけど、トラウデン直美もこれにはニッコリ。
あと青山フラワーマーケットは決して悪くない。むしろ困ったら店頭のミニブーケが一番。でもどうせならそのまま頼んでミニブーケ作ってもらおう。意外と金かかるけど先に予算言えばそれなりのを作ってくれるしリボンも付けてくれる。サイズだって言えば合わせてくれる。向こうはプロだ、少ない花で見栄えの良いブーケ作ってくれる。季節ハズレも無い。
もちろん世間には花でアレルギーを起こす人も居るとは思うが、クリスマスにプレゼントあげる間柄でそのアレルギーを知らないのは少ないと思うので心配は少ない。
ミニだろうとブーケなんて要らない!って人はゴミ箱へどうぞ。プレゼントだって捨てちゃって構わない。ぶっちゃけあげた方はプレゼントのその後とか全く興味ないので見えないところでどうなろうが言われない限りは傷つきません。
良いクリスマスを。
「気持ちが分かる」というのは比喩的表現であって、正確に言えば「人の気持ちが分かっている(かのように行動することができる)」というのが正解である。
例1)「Aさんは人の気持ちが分かる人だ。(比喩)」=「Aさんは人の気持ちが分かっているかのように行動することができる人だ。」
つまり、それは決してESP能力のように誰かが考えていることを察知する能力のことを指しているわけではなく、単に「経験」と「推測」によって適切な行動をとることができる能力のことである。
例2)〈泣いている人がいる〉→〈なぜ泣いているのかを知る〉→〈悲しみに共感する〉→〈共感を求める気持ちを察知する〉→〈慰めの言葉をかける〉 (ESP能力)
例3)〈泣いている人がいる〉→〈ハンカチを貸す〉 (経験と推測による適切な行動選択)
「気持ちが分かる人」というのは例3であり、例2のようなことを言うのではない。例2のようなことができていると思うのは、エスパーでなければ単なる誤解だ。
1 | キラキラ星の涙 | 1989/03/11 |
2 | ばいきんまんの逆襲 | 1990/07/14 |
3 | とべ! とべ! ちびごん | 1991/07/20 |
4 | つみき城のひみつ | 1992/03/14 |
5 | 恐竜ノッシーの大冒険 | 1993/07/17 |
6 | リリカル☆マジカルまほうの学校 | 1994/07/16 |
7 | ゆうれい船をやっつけろ!! | 1995/07/29 |
8 | 空とぶ絵本とガラスの靴 | 1996/07/13 |
9 | 虹のピラミッド | 1997/07/26 |
10 | てのひらを太陽に | 1998/07/25 |
11 | 勇気の花がひらくとき | 1999/07/24 |
12 | 人魚姫のなみだ | 2000/07/29 |
13 | ゴミラの星 | 2001/07/14 |
14 | ロールとローラ うきぐも城のひみつ | 2002/07/13 |
15 | ルビーの願い | 2003/07/12 |
16 | 夢猫の国のニャニイ | 2004/07/17 |
17 | ハピーの大冒険 | 2005/07/16 |
18 | いのちの星のドーリィ | 2006/07/15 |
19 | シャボン玉のプルン | 2007/07/14 |
20 | 妖精リンリンのひみつ | 2008/07/12 |
21 | だだんだんとふたごの星 | 2009/07/04 |
22 | ブラックノーズと魔法の歌 | 2010/07/10 |
23 | すくえ! ココリンと奇跡の星 | 2011/07/02 |
24 | よみがえれ バナナ島 | 2012/07/07 |
25 | とばせ! 希望のハンカチ | 2013/07/06 |
26 | りんごぼうやとみんなの願い | 2014/07/05 |
27 | ミージャと魔法のランプ | 2015/07/04 |
28 | おもちゃの星のナンダとルンダ | 2016/07/02 |
29 | ブルブルの宝探し大冒険! | 2017/07/01 |
30 | かがやけ! クルンといのちの星 | 2018/06/30 |
31 | きらめけ! アイスの国のバニラ姫 | 2019/06/28 |
32 | ふわふわフワリーと雲の国 | 2020/06/26→2021/06/25 |
初期作の一部を除き7月に公開されてきたアンパンマン映画ですが、数年前から公開日が52週(364日)ずつズレていき一昨年から6月公開に。
この間、「小学校は洗濯機の使い方を教えずにハンカチを手で洗わせている!時代遅れだ!」という意見を読んだ。
おいしいフレンチトーストの作り方を指南したツイートとともに、家庭科で教えてほしかった~とかいう意見もあったりして、ネットでは今の家庭科が不評のようだ。
家庭科は調理実習や何かしらの製作をする教科と思っている人ほど、そのような勘違いをしている。
これにはいくつかの意味があるが、ざっくり言うと、「石鹸を使ってこすり洗いをすると、汚れが落ちる」ことを目で見て観察し、手を使って体験するため、である。
この前後に、汚れを観察するとか、石鹸を落とすためにすすぐとか、水を含んだハンカチをしぼって干す、といったことも体験する。
電子レンジの使い方を教えないのと一緒で、説明書を読めばできる”操作”については教えない。代わりに管理の仕方や操作の理由を教えている。
学校の家庭科は、料理教室ではないし、家政婦養成講座でも、良妻賢母を育てるための科目でもない。
調理実習は、料理の楽しさを教える意味もあるが、生きるための知識や技術を勉強することの意味が大きい。なので、必要な栄養の摂取が優先される。
他の科目との関連付けも重要で、家庭科の教材作りは理科と社会がベースである。
タンパク質の凝固や、脂質との相溶性、多孔質材料への水の浸透について習った後なら、あのフレンチトーストが教えられるだろう。