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2017-03-23

サバサバしている女子と本気で向き合う

いわゆる『自称サバサバ系』を愛そうと試みて三ヶ月が経過した。

ちなみにこの自称鯖系とは以下と以下に近いの発言をする人々をやんわりと含む。



「私性格が男なんで」「男脳の持ち主です」「根はオヤジなんで」「黙ってればモテるっていつも言われる」



この手の発言をされると、そこそこ好印象を抱いていた人物に対しても熱がヒューっと下がるようにウンザリしてしまうので、

そっと距離感をとるように心がけて生きてきた。

何故なら、このセリフを吐く奴らが超高確率地雷から

20代ならばこの発言を許そう。

だが30過ぎてこれを主張するのは、男性寄りに自分ポジション自称して置くことで実は過剰な女としての性を意識している他ならず、

その過剰な自意識が見ていて痛々しい。何故そこまで、自分本質客観視できないんだ…。

で、かなりの高確率サバサバしてるやつは他人なり身内なりとすぐモメる。

で、「本当、ドロドロしてるヤツってメンドくさい。自分サバサバしてるからそういうヤツってすぐ切っちゃう」とかいう。

メンドくさいって言ってるオメーが一番メンドくさい要因なんだよ、とは誰も言わない。みんな大人から

そうやって、自称鯖は自分さらに鯖だと盲信を深めていく。



だが、とある日ふっと

何故ここまで自分自称鯖を憎んでしまうのか。

親の仇のごとく自称鯖を蔑んでしまうのは、自分にも近い部分があるからではないのか。

自称鯖によく分からない因縁つけられ絡まれたりした経験もあるからだと漠然と思っていたが、

しかしたら自分の中に『自称鯖』と同じ魂というか、近い性質を抱いているので、

ここまで無邪気という名のアケスケの下に、サバサバを名乗れる彼女達がどこかで羨ましいのではないか

彼女達はある意味本物の〝天然〟だ。

全くサバサバなどしていない、むしろネチっこい性質全開なのに、自分合理的と称し得体が知れない「男脳」と名乗れるほど。そんな自分をつゆほども疑ってはいない。

ある意味「なりたい自分」になっている。自己申告で。

魂は限りなく自由だ。

そんな姿を見ていると、自分がもしかしたら…万が一その橋を渡って彼岸に行ってしまうのではないか…または既にそう他人から思われているのではないか…と恐れ、

身震いし、彼女らを憎んで蔑んでしまうのではないだろうか。



一大決心をして、その手の人を憎むのをやめてみた。

たまたま仕事で知り合った自称鯖のキャリアウーマン(同い年)と積極的距離を詰めてみた。

飲みにも行ってみた。

「酒飲めない女の子とはさ、結局本当の友達になれないよねー」

みたいな痛々しい発言にも、穏やかに微笑んだ。



三ヶ月の検証結果を知りたいかい?

LINEブロックされたよ。

一緒に飲んでてベロベロに酔っぱらった彼女をとりあえず何とかタクシーに押し込んだが、その後どうやらタクシー内で暴れた彼女を、運転手さんがすみやかに最寄りの警察連行したらしい。

彼女警察で身柄を確保され、警官監視下で一晩を明かすことになる。

友達なのに泥酔してる自分を見放して放置した。ひどすぎる」

が、自分LINEブロックされた理由だ。

でもLINEブロックしていただいて、むしろものすごくホッとしてる自分がいる。

人を愛しぬいて得た結論だ。

清々しい朝だ。

2017-03-21

[] #19-1「謝罪謝罪

父が働く会社での話だ。

父の会社にはシューゴという人がいて、この人は会社の顔とも言うべき立場にある。

ただ、この人の言動ヘイトを広めやす性質があった。

大抵の場合はこの人の性質だとして見過ごされることも多いのだが、今回は少々大事になったらしく弁明の場を設ける必要があった。

だが、その必要性に疑問を抱く人もいたのである

当事者であるシューゴさんだ。

はいっても、もはや場は設けられており、今さらなかったことにするのは難しい状態だった。

周りから囲み、そういう状況を作り出さなければ、シューゴさんは世間という漠然としたもの謝罪など一生しないだろう。

父の同僚のフォンさんはそれを分かっていたために強攻策に出たのだが、予想以上にシューゴさんは頑なであった。



「俺にはよく分からない。確かにクライアントには申し訳ないことをしたと心から思っているが、そのクライアントに対しての謝罪と賠償は済んでいる。この場を設ける意味が分からない」

シューゴさんは、別に謝罪すること自体が嫌だと愚図っているわけではなかった。

ただ、わざわざ不特定多数人間に向けて謝る必要性が、彼には理解できなかったのだ。

そんなシューゴさんを、フォンさんは必死に説得する。

シューゴさん。謝罪ってのは必ずしも当事者だけにするとは決まっていないんです」

しかしこの期に及んでも、シューゴさんは頑なであった。

頭を抱えながら、フォンさんは父に目配せをする。

説得を手伝ってほしいのだろう。

だが父は静かに首を振って見せた。

ただ、安易に誰の味方をするわけでもない。

シューゴさんが最後まで頑なであるならそれは仕方ないとも思っていたし、結果として考えを曲げるなら、それもまた意思の一つとして尊重するつもりだったのだ。




「俺は一体、誰に対して、何の意味があって、あの場に立って謝るんだ? そしてクライアントでもない彼らは、一体何に対して怒っているんだ?」

シューゴさん。そんなことはワタシにだってからない。というよりあの人たちも、本当のところは誰も分かっていないんです。分かっていないから怒っているんです。だから謝らなければいけないんです」

「滅茶苦茶だ」

「そうです。滅茶苦茶です。でも、そういう滅茶苦茶なことの帳尻を合わせるのも社会の在り方なんです。その帳尻あわせが“謝罪”なんですよ、シューゴさん。何かをやらかしたら、謝る。それが誰であっても、何に対してでも、謝る必要がなくても、です」

父もフォンさんの言っていることが大した理屈じゃないことは理解していた。

しかし、それでも父はシューゴさんの味方も、かといってフォンさんに追従もしなかった。

それを何度か繰り返すうち、とうとうシューゴさんは折れたと言わんばかりのため息を吐き、それと同時にフォンさんの言葉を静止した。

「もういい。酷い理屈だが、それで納得しよう。だが、覚えておいてくれ。俺は申し訳ない気持ちだとか、そんなものは微塵もない状態であの場に立つ。というより、実際問題そうせざるを得ない。傍目には分からないよう臨みはするが。それでいいんだよな、マスダさん」

はい、それで構いません。あーいう場での謝罪ってのは誰も言わないだけで皆そんなもんです」

こうしてシューゴさんの謝罪ミュージカルが幕を開けた。

(#19-2へ続く)

憎悪と一緒に人生への執着もなくなってしまった話

父への復讐人生の目的だった。

父はキャパが小さく、自分問題で手いっぱいになるとパニックになって家族に当たり散らすタイプだった。

中高生時代毎日死ねばいいのにと思っていた。

最近、昔ほど親への憎悪自分の中にない。

一番ひどかった中学生の頃はいつでも胸の内にマグマのような怒りが煮えたぎっていたのに、あの強烈な感覚を感じなくなって久しい。

昔よりいろんな事情が見えるようになって諦めを覚えたのか。怒りを燃やし切って勢いがなくなって、もういいやという気持ちになったのか。

大人になったのかもしれない。でも、今、自分人生を占めていたそれがなくなった分、自分空っぽさが痛烈に身に染みて、痛い。

今まで親のことにエネルギーを割いていたが、他の子自分人生エネルギーを注いで、充実させてきたのだろうか。

私は自分人生をさぼっていたのだろうか。親のことを言い訳にして。

漠然と、父を殺して自分死ぬ将来のイメージが頭の隅にあった。働くとか結婚するとか、そういう幸せイメージじゃないのが自分でも悲しい。

それでも一つの目標ではあった。今はそれがなくなった。

なんとなく20歳そこそこで死ぬと思っていたけど、結局死ななかった。

恐らくこれから先も生きる可能性のほうが高そうだ。

から前向きに人生検討しないといけない。

でも今まで人生って苦行だと思っていた(そのほうが辛い目にあったときダメージが少なくて済むから人間にとってはくそ難しいぞこれ。

しかしだからと言って父への恨みつらみを原動力にしていた頃には自分はもう戻らないだろうな。

人生振り返った結果虚無感に襲われているなう

2017-03-20

漠然と文筆で食べていける人になりたいと思ったことがある。文筆で食べていくとはどう言う事であるか、その為には何を知識として蓄えるべきか、そんな事は何も考えずただ漠然とだ。

クラスちょっとおもしろ児童がおだてられて「あれ?俺ってばこんなおもしろいんだから将来お笑いで売れるんじゃない?」と自身過大評価してしまうそれのようなものかもしれない。

今の世の中、インターネットの様々な場面で「文章おもしろい人」に出会う。

そのおもしろい人に(何千何万と言う人数ではなく数人の方々からだけれども)私もカテゴライズされた事がある。しかしそんな事で文筆業に向いているなどと思ってしまったら大変な事だ。

私は頭が良くない。では頭が良くないからと言って文筆業は無理かと聞かれたら、それもまた分からない。ただ、自分の伝えたい事をまとめる頭、人の言っている事をきちんと咀嚼できる頭、何かを探ろうとする頭、振り返る頭、そう言う意味での頭の良さは必須だと思う。学力的な頭の良さは勿論無いよりはある方が良いだろう。でもそれよりもその前に挙げた諸々の方が備わっている方が良いような気がする(しか学力的な頭の良さはその挙げた諸々に結びつくものであると言うのも事実ではあるのだが)

これを書くにあたっても思った事を書いているだけだ。かもしれない、と思う、気がする、憶測しか物を言っていない私は逃げをどこかに作っている意気地なしだ。さすが冒頭の通り「漠然と思っている」だけの人間だ。

文筆で食べていくには足りないものだらけの私は、何をその空間に補えば良いのか整理が出来ないまま今日も大いなる勘違いをしてツイッターの140文字で何かを語っている。

それは間違った考えである可能性は高いのであろうが文筆業の気分を気軽に味わえる事に私は図々しくも感謝をしている。

2017-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20170318154548

金儲けの方法漠然としすぎだ

もっと具体的なのはないのか?

俺には思いつかん

あと個人的には学問とは金儲けの手段ではないと思っている

機械によって人間が異形にされるSF

エイリアンとか未知の生物侵食によってではなく、人間が造った機械によって人間が異形の存在にされるSFはなぜか非常に恐怖を感じる。

エイリアンとかだといくら怖くても「ま、そりゃエイリアンなら攻めてくるだろうし怖いよね」と納得してしまうが、人間の造った機械意図せずこの世にはありえないものを生み出してしまうというギャップに恐怖するのかもしれない。

パッと思いつくのが『ザ・フライ』だ。テレポッドハエが紛れ込んで人間遺伝子レベルで融合するというのが、妙な説得力があり恐怖を現実レベルまで落とし込んでくる。テレポッド杓子定規で無情な対応が怖いし、テレポッドもなんかいつかは実現するんじゃないかという漠然とした想像も恐怖を後押しする。

他に思いつくのが『酔歩する男』という話。時間を逆行するために時間の流れを感知する脳の機能を粒子線癌治療装置破壊するが、結局時間の流れを制御できず永遠に時間の流れの中で漂うことになるという設定だが、癌治療装置という実際にあるものによって人智の届かぬ世界を開いてしまうというギャップが恐ろしい。

他にもそういう設定のSFがあったら教えてくだしあ

http://anond.hatelabo.jp/20170318021717

医学系なもんではっきり言ってよく分からん

分からんが、こういう感じのものもっと漠然空想にふけることはある

例えば、三段論法とかってのは人間の脳が物事理解やすいように(というかできるように)したロジックだと思っているんだが、

まったくよくわからん宇宙人みたいなのがやってきて、人間ロジック理解できるか?そいつらには人間には理解不可能ロジックがあるんじゃないか?とか

じゃあ、ロジックって何だ?とか考える

まあ、そっから先は踏み込まないが、自分仕事じゃないし、趣味空想にふけって遊んでるだけだし

増田のすごいところは、俺と違ってその先を踏み込んでいったってところだろうか

的外れなこと言ってたらすまんが

2017-03-16

夢小説個人サイト中心なのがそろそろしんどくなってきた

追記:

主語省いたせいでめちゃくちゃ分かりにくい文章になってることにあげてから気付いたごめん。「私」と言っているところや明らかに主観で話している(思うとか)ところ以外は所謂「大きな主語(書いた人の偏見思い込みによる一般・みんな)」で読んでくださいな。

※サーチからたまたま見たサイトブログ記事がわりとあれ(詳細書いちゃいそうだからぼかし)だったのにカッとなりつつ書いてる。せめて説明文は更新してくれや。


夢小説読んだり書いたりするのが好きだからHTMLタグを打つのも好きというわけではないんだよなぁと改めて実感してしまうなど。

サービス規約違反ロックの厳しさえげつなさはもう何年か前からホット話題だし、移転するなり有料に切り替えるなりする方がいいよと言う人は言うし、移転する人はもうとっくに移転してるし、これから移転するよという人もいるだろうけど、人には限界というものがあって。

それが「このサイト規約違反ロックされています」というメッセージひとつでぷっつりキレてしまう人もいるわけで。

そうなる前に「楽しく続けるために」「なるべく早く」なんらかの行動をしてほしいけれど、そうまでして「続けよう」とは思わない人もいるわけで。

そういうことが突然めちゃくちゃ切なくなってしまった。

私はなんとかサイトを作ったし、今もなんとかやってるけど、時々漠然とどうでもよくなるというか、もういいかなとなる時もあるし、それを「せっかく頑張ってサイトを作ったんだから」「もったいないから」となんとかもたせたりもしている。

個人サイトはわりと「頑張って」作らなきゃいけない。

「頑張れる」程度はその人の性質によるし、「個人サイト」や「夢小説」への思い入れにもよる。

「気楽に」「なんとなく」サイトを作ろうかなと思いたって、すぐに簡単に作れるものではない。残念ながら。本当はそうしてほしいのだけど。

かつては「携帯サイト」がそういう「気楽にサイトを作らせてくれる」サービスだったはずなのに。今やその役割は完全に逆転してしまっている。

サービスごとの煩雑独自タグ独自機能、気を重たくさせる過激広告基準の分かりにくい「規約違反への厳しすぎる制裁。何より、他のサービスPCサイトへの移転のしにくさ。

最初携帯サイトサイトを作ってしまたから、余計にめんどくさくなっている、なんてこともあるんじゃなかろうかと思うぐらい。

作品投稿SNSなら、大体は内容を入れさえすればめんどくさいタグをいれたり調整をすることなくすぐアップできるのに、夢小説は未だにその波に完全には乗り切れてない。

名前変換がついているところでも、そこまで流行ってないような気もする。

個人的に某作れるサービスはあれはあれでまた独自文化を作っているように思われるから個人サイトからあそこに引っ越すのは難しそうな気がする)

(あとSNSだと夢小説ってラベルつけない人もいて探しにくい)


神サイトの神作品を浴びるほど読みてぇ~~~~。

日々数が減ってはいいかと怯えたくねぇ~~~~。


移転の為のガイドみたいなものを作って啓蒙すればいいのか、SNSに引っ越せばいいのか。

どうしたらいいのかよくわからないのもしんどい

というか初心者向けのPCサイト作り方ガイドはわりともうあるよ。探してくれ。

愚痴ってる場合じゃないことだけは分かるけど愚痴らないとやってられない気分だった。


神サイトの神作品を浴びるほど読みたい……。

http://anond.hatelabo.jp/20170316095239

人によりけりでどちらも可能しか言えないですが、その認識が傾向として正しいかどうかの二者択一であれば、むしろ逆な気がします。

また、「受託開発」と世間一般表現した場合、いわゆるSEを様々な現場派遣していたり、SIなどをやっているような会社も含まれますので注意して下さい。

自社開発と言っても漠然としているので、分かり易い極端な例として、「新規Webサービスアプリを開発しているベンチャー企業」と定義しますと、

そういったところでやっている仕事と、SE仕事は、(SEとして就く現場によっては)職業として別物レベルで違ったり、共通する点があるにせよ、その濃さがまるで違います

そのため、SEになってしまい、実際に手を動かしてバリバリ開発するよな場所にいなかった場合は、上記における自社開発の現場ではあまり役に立たない可能性があります

受託開発」でも、中にはSE派遣とかではなくて、本当に技術レベルが高いエンジニアリング集団みたいな会社もあるので、そのようなところであれば、両者で行き来できます

就活されている方である場合、このあたりの選択ミスると、自分想像とまるで違うところに行ってしまうので、よく注意して下さい。

私はベンチャー企業で開発&採用(小さい会社なので・・・)していますが、若い方の場合、このあたりのミスマッチ転職理由にされている方は多いです。

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.あなた動物好きではないのはレイシストからですか。

私がレイシストかどうかはともかく。

まず前提として、レイシズム人種民族などの差別を指す。

まり動物人間などといった種の違いはレイシズムには該当しない。

から私がレイシストであろうがなかろうが、動物好き嫌いとは関係がない。

君が動物好きだったとしても、レイシストである可能性はなくならないぞ。

もしも君がそこにレイシズムを感じるなら、それは君がファーリーからだ。

そんな奴は友達ではないな。

行くなよ、動物の森。



Q.あなたの言うことが時に非現実的すぎて理解できないことがあります

誤解しているが、そもそも言語というもの現実を語るのに適さない。

だが人は言語しか現実を語れないので、その手段を使わざるを得ないのだ。

まり漠然とした現実という概念に対して、近いかいかだけの差である

もし君が私の言語を非現実的だと見るならば、それは君が現実言語といったものを正しく捉えていると自負しているつもりなだけである

2017-03-11

漠然とした不安感が消えない

その原因はちょっとした人間関係で、しか自分自身気持ち問題。いま 2 つの仕事を掛け持ちしていて、ひとつフレックスタイム制、もうひとつ就業時間固定。しかし前者のフレックスタイム制のところは、もうひとつ仕事時間枠と同時間コアタイム

その時間の不在については何となく許してもらえているようで誰も何も言ってこないのだが、罪悪感がハンパない。また自分の中では現状続行で決心ついているものの、罪悪感で押し潰されそう。こういう時どんな心構えでいたらいいのだろうか。

2017-03-08

同性の先生が好きだったわたし美男高校地球防衛部LOVE!の話

女子高生だった頃、学校先生に恋をしていました。

先生は一回り以上年の離れた、けれどそんなことは感じさせない、お茶目で可愛らしくて、取っつきやすくて優しくて、それでいてどこか陰のある女性でした。

いわゆる百合BLにも触れてきたオタクわたしは、だからそういう、同性への恋心に対する嫌悪感のようなものはありませんでしたが、戸惑いもあまりなかったのですが、苦しみはありました。

世間の「当たり前」から大きく外れることが、存外、孤独で辛かったのです。

相手先生というのもまた、その恋の認められなさに拍車をかけ、わたしの心を暗く染めていきました。

授業などで会えるうちは、むしろ好条件でもあったのですが、学年が変わり、担当教員が変わってしまうと、必然的に会う機会はほぼ消滅し、相手迷惑も顧みずに会いに行くことなど出来ないわたしは、せいぜい廊下駅前で偶然すれ違うことを願って、行動パターンに多少の工夫を加えるくらいで、あとはただ、行き場のない思いを抱えながら、一人鬱々とするばかりの日々を送っていました。

暗い青春でした。

三年生になり、今の恋とこれから人生と、そして大学受験までが心にのしかかり始めた頃には、正直何度も死にたいと思っていました。それでもそれを実行に移さなかったのには、いくつも理由があったのでしょうが、そこに先生存在があったことは間違いありません。

先生が好きだから辛くて、先生が好きだから幸せでした。




オタクわたし受験中も、なんだかんだでアニメを見ていました。

その中で出会った『美男高校地球防衛部LOVE!』は、随所にBL的要素を含むギャグ作品で、疲弊しきった精神も手伝ってか、あっという間にどっぷりとのめり込みました。

のちに特に好きな話数となった八話の録画を、朝に見た日の昼に第一志望の合格発表があったのですが、無事合格したことよりも、八話の内容のほうに興奮していた一日だったことは、今でもよく覚えています

受験に追われる日々にも、受験を終えた空虚な日々にも、迫りくる卒業に怯える日々にも、防衛部を見ていました。進路は決まってもまだ、先生への想いという問題を抱えていたわたしにとって、防衛部は恰好の逃げ場所でした。



ギャグアニメとして面白かったという点のほかに、作中における「愛」の描かれ方に、知らぬ間に精神を救われていた点が作品にはまった理由なのだろうと、後になって思いました。

タイトルにも「LOVE!」とあり、メインの五人は「愛の王位継承者・バトルラヴァーズ」として変身ヒロインまがいの格好で敵と戦い、そして物語の主軸にはキャラクター(男)からキャラクター(男)への特別な思いが関わっていて、その特別な思いのことを、作品のすべての楽曲の詞を手掛けた作詞家の方が二期の放映中にブログ「恋」表現されていたので、それは恋だというのが公式見解と言っても過言ではないのですが、その「恋」が、この作品では良くも悪くも特別視されていなかったのです。ただの一つの愛の形であって、それ以上でもそれ以下でもなかったのです。

同性同士だからといって貶めることもなく、かといって無闇に美化したり祭り上げることもないその姿勢が、まさにその同性同士の恋の渦中にあった自分を受け入れてくれているようで、その心地良さにきっと、当時のわたしは救われていました。

そして今でも救われているのでしょう。





先生への恋は当然成就していません。卒業の日に勇気を出して手紙を渡したわたしは、その後幸福なことに返事を貰い、振られ、そしてまたその辛さを掻き消すように、防衛部に深くはまっていきました。

あの頃防衛部に出会っていなかったら、と考えると恐ろしくなります自分自分肯定することの出来ないまま過ごして、卒業して、そして特にのめり込めるものもなくただ漠然とした悲しみや苦しみを抱きながら春休みを経て大学生になって、キャンパスライフを過ごして。……過ごせていたでしょうか。それすらも不確かです――というのは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも今、大学二年生の春休みを過ごしている今、ここまで日々が充実してはいなかっただろうというのは、それなりの確信を持って言うことが出来ます

防衛部のおかげで楽しい時間を過ごすことが出来ました。

防衛部のおかげで、今、楽しいです。

ファンがそれぞれ思い思いの言葉作品を人に推そうと努めるそんなジャンルですが、わたしはこんな言葉で、それが刺さるかもしれない誰かに向けてこの作品を推したいです。



様々な愛の形を温かく描いている、美男高校地球防衛部LOVE!と、その続編の美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!を是非見てください。






今月13日と14日にはニコ生で一挙放送があります。18日には両国国技館イベントがあり、チケットは各プレイガイドにて一般販売中です。

わたしの恩人である作品を、どうかよろしくお願いします。




ニコニコアニメスペシャル美男高校地球防衛部LOVE!」全12話一挙放送 http://live.nicovideo.jp/gate/lv292218619

ニコニコアニメスペシャル美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!」全12話一挙放送 http://live.nicovideo.jp/gate/lv292217383


美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!ALL STARチケット

ぴあ http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b1755041

ローソン http://l-tike.com/search/?lcd=73256

e+ http://eplus.jp/sys/main.jsp?prm=U=14:P1=0402:P2=218276:P5=0001:P6=001

母と娘

私の母は幼少期に実親を亡くして以来育て親に精神虐待を受けて育ち、50代になった今でも自称「心が子供のまま」な人だ。

母は十数年前にスピリチュアル世界出会って以来どっぷりハマってしまった。当時小学生だった私は、その時こそ母の言うことを疑いもせず受け入れていたのだが、多分、中学生になったあたりからは話の胡散臭さと母への嫌悪感と、本来あるべきはずの母親像でなくなってしまったことが苦しくて悲しくて何度も泣いた。

小学5年生のある日、母にこう言われたのを覚えている。

「ずっと私に愛されてなかったの、気付いてたんでしょう?」

確かに昔から私が何かを言った時には否定的な返事をされることがほとんどだったし、常に兄弟と比べられたり行動を責められたり、そんな毎日だった。

ただ、私にとってはそれが当たり前で母からそう言われるまで気付かなかったので(もしくは気付かないふりをしていただけかもしれない)大変ショックだった。




歳をとるにつれて、年上の人に可愛がられたい甘やかされたい子供扱いされたいと思うことが増えて、自分大人になっていくのが怖くて仕方がなくなった。

そして、恋愛対象として好きになるのはいつも年上の人だったけれど、好きな人に酷いことを言って傷つけて自分も傷つきたいと心のどこかで考えてしまうようになった。

こういった「子供のままでいたい」「自分幸せになってはいけない」気持ち子供時代の育ち方が原因なのだろう。

自分がこういう風に育ってしまったことも、今では、母も辛かったのだろうと察することが出来てしまうことも、ただただ虚しい。

昔はあれだけ母のようにはなりたくないと思っていたのに気付けば母の投影のように生きてしまっていて、将来への漠然とした不安が拭えない。悲しい。

2017-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20170306004820

はじめて抜いたAVが洋物無修正で、金髪白人女性が背面騎乗でハメてるシーンだったんだけども、そりゃもうはじめてみた無修正だし、洋物だし、ションベン漏れそうで漏れそうでたまらないんだけど我慢して無我夢中ちんちんこすってたらしてたらザーメンが大量に出てきて、でも手が届く範囲ティッシュがなくてめっちゃ焦って、それでもはじめての射精に達成感を覚えた、とても強烈な体験だった。当時小4。もう20年も前のことだが自分の中のエロい出来事の中でも圧倒的にインパクトがでかいシーンだ。

AVは親父のだったんだけど、リビングにあったあまり使われてない棚にしまってたら棚自体処分されるアクシデントが起きて、そのAVとはそれっきりだ。

そのAVオムニバス形式白人以外も出てたと思う。VHSで当然画質はひどかったものの、それがまた裏モノ感があってよかった。未だに低画質だとグッとくる。問題のシーンだが、女性金髪ロングでスレンダー美人だったと思う。アヴリル・ラヴィーンを薄めにした感じか?正直ぼんやりしてるが、抜群に好みの顔だった。喘ぎ声もソフトでよかったと思う。確か(プレイ中がどうだったか正確には覚えていないが)ジーンズを履いていて、ジーンズ脱がしかけでハメてるAV出会えるとやはり気持ちが高ぶる。レンガ造りのロッジの中で、ウッドチェアに座った男の膝に乗っての背面騎乗位だ。これがセックスだと言わんばかりだ。これもやはりその後の性癖に多大な影響を及ぼしていることは言わずもがなだ。

だがしかし、それ以来洋物が好きなったかというと特別そんなことはなかった。観ることは観るが、特に響くようなものには出会えていない。無修正なんていくらでも手に入っちゃう世の中で振り返ると、なんというか「裏モノ」という特別感に引かれてたのであって、基本的に嗜好が白人女性には向いていない感覚なのだ。そこは指摘の通りなのかと思う。

ただ、そのAVに出てきた女性については、はっきりいってその人物に惹かれていると思う。今でも好きだし憧れを抱いている。なんていうか、日本人が好きな女性像に近かったのかなって漠然と思う。単に俺のタイプだったのかもしれないけどな。

まり何が言いたいかというと、日本人男性白人女性間の交流ハードルが高いのは理解しつつ、とはい主語の大きい話ばっかしてないで、「個」としてどうかって視点もっと考えてみてもいいんじゃないのかってことと、結論差別にいきなりくっつけるんじゃなくて文化的な嗜好とかにもっと目を向けないと解決しなくねって思うわけよ。

はぁ、死ぬまでにもう一度、あのAVで抜きてえなあ。

2017-02-28

会社帰りに

今日はいつも通り、終わらない仕事明日があるさと切り上げて会社を出た。

いつも通りの帰り道、橋の上を歩いているとき急に頭の上が明るくなった。

雲の合間から月が顔を出したにしては明るいなあと、夜空を見上げると目の前が真っ白に。

立ち眩みかっ、とりあえず頭から倒れないようにしゃがまねば……



気がついたら自宅の汚い部屋のいつもの座椅子に座っていた。目の前にはいつも通りのコンビニ飯。

どうやら気付かないうちに帰宅したようだ。そんなことあるのか?

修学旅行前夜に感じるような、何か忘れているような漠然とした不安を感じつつ、

いつも通り晩酌しながら増田を眺めている。

一つだけ気になるのは、いつもは発泡酒なのに今日はなぜかビールを飲んでいること。

2017-02-24

あるTV番組のヒトコマ違和感を覚えた

時短家電特集をしていた。

調理時間を短くする家電などが紹介されていた。

そのときアナウンサーが「仕事育児に追われる『女性』にありがたい」って言ったのさ。

時代は変わったとはいえ、公共電波が「家事(料理)は女性がするもの」っていう情報を流してるんだな。

そういう私自身は男で、結婚はしていないが、料理はやはり彼女や妻にやってもらいたいと願っている身ではある。

しかし、公共電波でこのようなサインを流しているのでは、女性活躍とかなんとか言ってもうまくいかないんだろうなぁ…と漠然とだが違和感を覚えた次第である

せめて「仕事育児に追われる『人』にありがたい」ってニュートラルな言い方だったらこうは思わなかったろうなぁ。

主夫主婦、どっちでもいいのでいっそのこと完全分業で十分生活できる世の中になってほしいものだ…。

もしかしてプログラミングって英語学習的なポジションになりつつあるのか?

とくに具体的な目標はなくて漠然とした自己実現を夢見て英会話教室に行ったり、英語習得記事ブクマし続けたりとか、そういう感じで。

子供プログラミングをさせるのに熱心な人もいるみたいだし、さっきプログラミング習得に年齢は関係ない(おっさんでも習得できる)みたいなエントリもみたわ。

正直プログラミングなんてやめとけって感じだわ。

2017-02-18

スーツを着た大勢人間がいる空間を見たり、その集団に近づくと

本当に泣きそうになる。

怖くて、気持ち悪い。

その空間にいることもままならない。



数週間後に自分はその現場にいなければいけないらしい。

卒業式なら欠席すりゃいいんだけど、そういうわけにもいかない。

しかも、結構真面目な場。




プレッシャーとか、失敗したらどうしようとか、色々あるけど

それ以上に、スーツだらけの空間に耐えられそうにない。

誰かわかってくれねーかな。




特に同級生スーツ着てるのが、死ぬほど辛いんだ。

自分も同じ格好していてもしていなくても、本当に辛い。



何なんだろうな。




追記

もっと批判されるかと思ったけど、温かいコメントありがとうございます



トラックバックでも言ったけど、能面ピエロなども恐怖症。

マトリックスは見たことない。逃走中も苦手だけど、知っている人が真剣なことをしているのが怖いんだろうな。



実は工業系の学生で、卒業研究の発表会や学会の出席が決まってる。

就職スーツじゃない方がいいなとか漠然と思うけど

目の前の卒業式卒研学会がもう辛すぎて、卒論書くのはいいけどそっちの方が辛くて本当に泣きそう。



別件で心療内科はかかってたことあるんだけど、これ行った方がいい?

なんていうか、いい誤魔化し方ないかな。



こんなんでへこたれてちゃこの先生きていけない…なんて言われるんだよ。



追記2



様々なお言葉、本当にありがとうございますありがとうございます…。

ホッテントリ…。

賛同して頂ける方々、勇気をもらいました。



制服はまだ大丈夫だったけど、同じ方向に向かう同じ学校の人々を見るのが辛い。

私服選びがめんどくさいのはよく分かるし、スーツの「ちゃんとしてる感」に拒否しているのだろうか。

今でも登校がすごく苦手。小中学校大丈夫だったのだけど。

幸い今の学校徒歩圏内なので助かっているけど、それでも大勢人間と登校が本当に苦手。

たまに通勤ラッシュに巻き込まれると、焦っている人々を見て足が竦む。

進路やインターンシップ説明会とか、真面目にならなきゃいけない雰囲気というか。



普段ふざけて遊ぶ同級生が真面目になっているのも見ていられないし、お世話になっている先生がご飯を食べているのも見ていられない。

怖い、気持ち悪い、その場から消えてしまいたい、みたいな。



でも、決してスーツ嫌いなわけではなく、素敵なスーツもたくさんあるし、それを着こなす方々は男女問わずかっこいい。

スーツ否定をしているわけではなく。

ただ、普通にそういう空間に馴染んで、こういうことを思わずに、普通に生きたいな、とか思う。

2017-02-17

うらやましい

http://anond.hatelabo.jp/20090923013046



半分は分かる。私も恋愛感情がわかないから。

元増田の抱えている灰色のような漠然とした不安もわかる。



自分が、誰かと付き合ってデートしている姿がしっくりこない。

なんだかすごく間違ったようなことをしている感じがする。ちぐはぐで気持ち悪くなってしまう。



から、もう誰とも付き合わないことにしている。

やっぱり、何で誰とも付き合わないの?って聞かれるし、うまく濁したつもりでも色々突っ込んできかれるし、もう嫌だ。



それで、何で「半分だけ」わかるのかというと、

私は恋愛感情がわかないけど性欲だけわくタイプからだ。

うちも、元増田んちみたいに性的なことがタブーな家庭だった。

でも、私の場合それが余計に性欲の昂進に拍車をかけたような気がする。



悩んでいるところ悪いんだけど、恋愛感情なくて性欲だけあるのっていうパターンもそれはそれで結構地獄だ。

忙しいのに朝オナニーしないと日中エロいことばっかり考えて集中できなくなるし、ストレスが全部性欲につながるからいくらやっても収まらない。

街でカップル夫婦を見たりするとこいつらどんなセックスしてんだろーなと想像するのをやめられない。

そんなことが思春期からずっと続いている。

普段理性的に生きているのに、こうして自分がただの動物なんだと思い知らされて嫌になる。

だけど、さっき書いたように性的なことがタブーという家庭で育ったか倫理に外れたことはできない。



こういう種類のマイノリティもいます

おおおおおおおおおおい

今日って平日だよなあ?俺は何やってんだ?わかんねえ。眠い。頭がぼーっとするよ。お金が減ってくよ。エアコンがついてるから気温は暑くもなく寒くもないよ。でも体中が熱い気がするよ。眠い。むかつく。金がほしい。眠い眠いけど眠りたくない。だってまだお昼だぜ。飯食いたくない。金が減る。それ以上に飯食うのめんどくせ。エアコンつけたくない。金が減るから。でもエアコンつけないと辛すぎてマジでむかつきそう。何がやりたいかからない。今日は朝、映画を見た。面白かった。でもそれで体力を使い果たしたみたい?。周りに人がいない。いたらいたで鬱陶しいけど。ネット友達がいない。いたらいたで気を遣うけど。とにかく眠い。けれど寝たくない。生活リズムを直したい。ネットもうやりたくない。疲れた。何もしてないけど疲れた眠い。けれど寝たくない。寝たら人生時間が減る。金がない。金が毎日減っていく。体力がない気がする。精神的に弱くなった気がする。ネットやりたくない。眠い。金がほしい。金がほしい。眠い眠いけど寝たくない。何もしてないけど疲れた。何かしたいけど何もしたくない。何もしたくないけど何かしないと焦る気持ちやばい。体が熱くなる。眠い。金が減る。金と体力が問題だと思う。一歩踏み出す勇気はじめの一歩愚地独歩国木田独歩。そういうのがない。恐ろしい。疲れた眠い。昼間がつらい。深夜帯は気が楽だ。しかし深夜帯はじわじわと消耗する気がする。とにかく眠い漠然としている。何もしたくない。ネットもしたくない。ネットはしたくないが何かしたい。何かしたいけど何かすることがめんどくさい。何か。どうなっているかからない。眠い。金が減っていく。つらいというより漠然としている。眠さで頭が弱っている。寝たのに。眠い。金が減る。金がほしい。金に困りたくない。眠い。何をやってる。散歩でもしたい。ほんとこのままだと。散歩とかしたい。喫茶店に行って一日中本を読んでいたい。そんな毎日を送りたい。なにかをはじめたい。変化が恐ろしい。このまま生きていくのも嫌だが。そんなの嫌だが。眠い。とにかくねむい。最悪だと思う。眠さと金は最悪だと思う。むかつく。腹立つ。何かしたい。ネットやめたい。ネット以外の何かがしたい。ネットしたくない。漠然と体力が減る。金は減らないが。眠い。とにかく眠い時間も惜しい。時間が一番惜しい。だが。眠い疲れた。何もしてないけど。わからん疲れた。何かしたい。精神的体力と金がほしい。眠い。ああ。。この前タクシードライバーという映画を見た。社会に居場所がない、精神的に余裕のない男が自己顕示の発露を求めて行動するみたいな話だった。なるほどと思った。しかし俺には体力がない。やる気がない。金がない。だが、良い映画だと思った。

2017-02-16

ブルゾンちえみのネタは働く女性応援歌になり得るか

ブルゾンちえみが好きだ。

ようつべで何度も何度も繰り返し見ては大笑いしている。

そんなわたしを、旦那はいつも不思議そうに見ている。

「ごめん、俺にはちょっとよくわからん

と言っている。



自分記憶の中では柳原可奈子がまず思い浮かぶけど、女性からこそわかる「いるいる!こんな女」という笑いは結構いろんな女性芸人がやっているけど(男性バカリズムがやっていたネタも大好きです)、ブルゾンちえみも大枠ではその中に入るのかなと勝手に思っている。ただの印象で語っているだけなので詳しい人間違ってたらごめんね。



彼女が受けているのは「キャリアウーマン」という言葉から大衆が想起する漠然としたイメージに、彼女ネタがよく合致しているからだと解釈している。自分は少なくともそういう動機で笑っている。もちろん現実にあそこまで振り切れた人はそんなにいないけれど、一人の女として、自分自身の中にもあの「キャリアウーマン」さんと重なる部分がないとは言えない。「男は手玉に取ってなんぼ」「自分らしく生きる」「周囲に流されない強いアタシ」みたいな、なんかそんなセルフイメージを大切にしたがっている部分。そしてそれを体現した彼女を見てなぜこんなにも笑えてしまうのか、ちょっと考えた。ほんとはわたし、そういうのあんまりきじゃないんじゃないだろうか。



あの「キャリアウーマン」さんは、女性誌をはじめとする昨今のメディアガンガン押し出している「あるべき女性像」の権化だ。

正直ね、もうそういうの疲れてるのよね。突っ張って、気合い入れて、周囲の人との関係性を巧みにコントロールしながら生きていくのって、大変なのよ。もっとのんべんだらりと、ときには流されたり、理不尽と戦わずして負けたりしながら、それでもえっちらおっちら、なんとかかんとか生きていくぐらいでもね、もういいんじゃないかと思うのよ。要するにメディアがあの「キャリアウーマン」さんのような女性像をゴリ押しするのは高い服やら化粧品やらをたくさん買ってほしいからだし、それに踊らされることに疲れた女性彼女の姿に癒しを見いだしているのではなかろうか、と、自分がそうだからみんなそうだとは限らないけれど、そんなふうに思う。



一方で、突っ張って、気合い入れて、まだまだ強い逆風と戦いながら働いている本物のキャリアウーマンに、彼女はどのように映るのだろう、とも思う。

一時期そのような生き方に憧れて頑張ってみた時期もあるけれど、わたしには無理だった。心も体もついてこなかった。

今は家事の傍ら、週2日もしくは3日ぐらいのペースで細々と自営業をしている。

から男性と肩を並べて大きな仕事に取り組む女性はすごいと思うし、そういう女性もっと働きやすい世の中になってほしいと常々思っている。

しかし、あの「キャリアウーマン」さんがネタとして成立するということは、正直まだまだ、真の男女平等には遠い世の中なのかなあ、と思ったりもした。

考えすぎなのだろうか。

ブルゾンちえみのネタは働く女性応援歌になり得るか

ブルゾンちえみが好きだ。

ようつべで何度も何度も繰り返し見ては大笑いしている。

そんなわたしを、旦那はいつも不思議そうに見ている。

「ごめん、俺にはちょっとよくわからん

と言っている。

自分記憶の中では柳原可奈子がまず思い浮かぶけど、女性からこそわかる「いるいる!こんな女」という笑いは結構いろんな女性芸人がやっているけど(男性バカリズムがやっていたネタも大好きです)、ブルゾンちえみも大枠ではその中に入るのかなと勝手に思っている。ただの印象で語っているだけなので詳しい人間違ってたらごめんね。

彼女が受けているのは「キャリアウーマン」という言葉から大衆が想起する漠然としたイメージに、彼女ネタがよく合致しているからだと解釈している。自分は少なくともそういう動機で笑っている。もちろん現実にあそこまで振り切れた人はそんなにいないけれど、一人の女として、自分自身の中にもあの「キャリアウーマン」さんと重なる部分がないとは言えない。「男は手玉に取ってなんぼ」「自分らしく生きる」「周囲に流されない強いアタシ」みたいな、なんかそんなセルフイメージを大切にしたがっている部分。そしてそれを体現した彼女を見てなぜこんなにも笑えてしまうのか、ちょっと考えた。ほんとはわたし、そういうのあんまりきじゃないんじゃないだろうか。あの「キャリアウーマン」さんは、女性誌をはじめとする昨今のメディアガンガン押し出している「あるべき女性像」の権化だ。

正直ね、もうそういうの疲れてるのよね。突っ張って、気合い入れて、周囲の人との関係性を巧みにコントロールしながら生きていくのって、大変なのよ。もっとのんべんだらりと、ときには流されたり、理不尽と戦わずして負けたりしながら、それでもえっちらおっちら、なんとかかんとか生きていくぐらいでもね、もういいんじゃないかと思うのよ。要するにメディアがあの「キャリアウーマン」さんのような女性像をゴリ押しするのは高い服やら化粧品やらをたくさん買ってほしいからだし、それに踊らされることに疲れた女性彼女の姿に癒しを見いだしているのではなかろうか、と、自分がそうだからみんなそうだとは限らないけれど、そんなふうに思う。

一方で、突っ張って、気合い入れて、まだまだ強い逆風と戦いながら働いている本物のキャリアウーマンに、彼女はどのように映るのだろう、とも思う。

一時期そのような生き方に憧れて頑張ってみた時期もあるけれど、わたしには無理だった。心も体もついてこなかった。

今は家事の傍ら、週2日もしくは3日ぐらいのペースで細々と自営業をしている。

から男性と肩を並べて大きな仕事に取り組む女性はすごいと思うし、そういう女性もっと働きやすい世の中になってほしいと常々思っている。

しかし、あの「キャリアウーマン」さんがネタとして成立するということは、正直まだまだ、真の男女平等には遠い世の中なのかなあ、と思ったりもした。

考えすぎなのだろうか。

2017-02-15

普通が一番いい

友達には話してないけど案の定ADHDだ。うちの母親父親もその気があるので遺伝率ぶっ高い。前々からwebとかのセルフチェックやると「気になるなら通院」とか言われるし、時間などの約束を守るのがなんかツラいので時々すっぽかすのはよくある。いや、つらいって言うか、単純に感情云々の前にスイッチが入らない。スイッチが入らないか仕事納期とか結構遅れるし、部屋は汚いので時々テレビゴミ屋敷特集やってたらいつか自分がそうなるんじゃないかと思ってゾッとする。他にもいろいろあって毎日憂鬱になる。同じく怒りのスイッチが入っちゃうとキレたら止まらないのも時々ある。母親ちょっとアレなのでこの間、


「もう少し自立してください。」


って何も考えずに言われたので何十年ぶりに大喧嘩したけど、母親はどうして俺が怒ったのか一生理解出来ないと思う。何も考えてないし、昔からそういう人だから何も考えずにズケズケ言うのでなるべく一緒に居たくない。



からお金管理死ぬほど出来ないので酷い時には一日の食費が300円以下になる。どこの国の貧困層だよ。あまりに困ったのでいろいろ調べて近所の区役所にある福祉課みたいなところでお金管理してもらうサービス探して登録した。元々年金暮らしとかの身寄りが居ないお年寄りサービスなのにお年寄りじゃない中年が来たからはじめは向こうも半信半疑だった。担当の人に状況を話すと向こうもエキスパートなので話は聞いてくれて献身的にやってくれるが、約束した事が全く出来ない。だけど状況は改善してる。ついでに話すと図書館で借りた本も1年以上返せなくなくて漠然と困ってる。毎月電話が来るけど本が返却できないし、こないだも担当者が返しに行こうか?って言ってくれたけど、いい年した大人なのに本も返却できない自分は人として足りなさすぎてその後少し悲しくなった。最近は毎月交通違反徴収警察がやってくる。



ただ一つだけ長所があって、測ったらIQ自分もびっくりするぐらいに高くてRPGのアビリティの振り分けが失敗したおかしな突出したキャラが出来てしまったが感がすごくある。中学生の時に担任先生プライバシー問題から言っちゃいけないけど、お前はクラスで突出してIQいからがんばれって言われたのを思い出す。誤解されると嫌なので言っておくと別に自分特別存在とか思った事一度も無い。

人の顔と名前を覚えるのがとても苦手だけど、仕事の打ち合わせとか、バーで人と話しても顔と名前は思い出せないけど、会話の内容はかなり記憶していて次会った特に半年前ぐらいだと誰がどこに座っててどんな会話したとかほぼ忘れないので時々気持ち悪いって言われる。



基本的に誰にも言ってない。言ったところで理解されないし、してもらおうとも思ってないし、どうせ偏見になるので誰にも話したくない。こないだも心優しい友達



自分も少なからずそういうところがありますよ」



って慰めてくれた。優しい。でもきっと根本的に伝わってないって思うからやきもきするし、なんか自分短所を押して話すのもちょっと違う。レイヤーがずれてて疲れるし、友達が悪い訳じゃないか申し訳無い。結局最終的に根性論になるし、精神病んじゃう人がネットアウトプットしてるの見ても誰徳なんだろう?って思う。逆の立場なら心ないか絶対努力問題とか上目線で言っちゃう理解がないってこういう事だ。だから僕の周りは僕のADHDを知らないので「基本ポンコツだけどやればすごく出来る人」みたいな評価になってる。社会人に求められるのは野球に例えると「2割でも打てばいいか毎日バッターボックスに立つ人」だけど、僕は基本1割未満の5分ぐらいでたまに10割に近づくので普通に会社は使いにくいのは自分でもよく分かる。結局フリーランスになってスイッチオンオフ活用する生活してる。



そんなこんなで通院してた事があった、病院でもらったクスリをもらうと自分の中で変化が起きた。

まず、数日に一度部屋でほうきとちりとりを持ってて部屋でニヤニヤしちゃった事がある。ゴミ屋敷に近づいてる僕の部屋がいままでより"は"きれいになってた。床が見えてるんだもの



あと、昔から疑問になってる事があって、怒りがやって来た時に友達

「寝て起きたら忘れるよ」

って言ってくれるけど、そんなやついるのか?って思ってた。そうなったらもうダメ。寝ても覚めても何年経っても怒りなんて収まらない。未だに何十年も前の怒りとか簡単によみがえる。だから最終的に当事者トラブルになる。上にも書いたけど、嫌なやつは無神経なので何言ったか覚えてないだろうけど、言った本人が忘れてても、僕は場面状況から思い出すからムカつく奴はきっと死ぬまで忘れない。嫌な奴と会わないようにしてたら友達ほとんど居なくなった。だったけど、クスリを飲んでたらイライラしなくなった。まーいいやみたいになった。ホントに寝て起きたら怒りが結構収まってる。自分でもブレイクスルーみたいになった。ちょっと感動して主治医に、



先生!今までマイナスだったのがクスリ大分プラスになってるんですね!」



と興奮気味に話したら主治医が、



田中さん。言いにくいのですが、世の中の人普通レベルがここぐらいですね...」



って悲壮感出して来たのでそこが何となく切な面白い感じだった。お笑い面白いのは切なさが含まれるところだ。同じく、別の日も自分性格的にハッキリわかっていた方が楽なので率直な意見を聞こうと思って自分の程度が5/10ぐらいかな?と思って聞いたら



「大変申し上げにくいのですが、8か9です」



ってまた切な面白いがきた。



結局、何となくいつもの億劫がやって来て病院に行かなくなったけど、自分の中では答えが出てて、クスリを飲んでるときには真人間に近づくけど、別人になって毎日頭がぼーっとする。頭の回転も悪くなってるのがわかる。実はそこが一番悲しくて、鬱病の人がマイナスになって健常者の時のプラマイ0に戻るのと違って、何十年もこれでやって来て急に別人になったら今までの自分は何だろう?大層な話だけど、アイデンティティって何だろうってすごく悩んだ。クスリを飲んでる今後の人生自分人生なのだろうか?ってなったのが大きい。だからいろいろ諦めて自分人生を受け入れることにした。クスリで踊らされる人生は僕の人生じゃなくて他人人生だ。



から頭の回転が人より抜群に速い。でも当たり前の事ができない。すごく困る。

自分問題点なんて俯瞰で見える。初見の人にはすごく頭良さそうって言われる。実際頭"だけ"良いし。だけど問題解決するための行動ができない。問題解決方法がわかるのに。車で例えるとエンジンフェラーリなのに足回りが竹馬レベル

美人が困るって意味ちょっとわかる。好きで美人に生まれた訳じゃ無いのに男から襲われそうになったり、ちょっと優しくしたら童貞勘違いする。毎日油断できない。ちょっと似てて頭良いって褒められるけど、頭良い"だけ"のポンコツなんて何もハッピーじゃない。人を見下してるんじゃなくて本当に普通がいい。毎日解法がない数学解いてるみたいだ。地獄ってそばにある。



最後に】

どうせブクマとかで心ない奴に、

「そんなこともできないなら頭悪いだろ」

とか謎の上目線で言われるだろうけど、そういう人はそういう認識で。利口なフリして揚げ足でも取ってろww


案の定文章の読解力の無い奴からの謎のコメント来たけど、じゃお前が俺と代わってくれよ。



【追記】

id:supu6000 こいつのコメントホントバカ医者で診断されたから書いた”だけ”なのにね。カミングアウトできない環境ってこういうバカいるから。

僕は診断もしてないし専門家判断がないのに勝手アスペ呼ばわりしたり、それって差別って理解してないのかな?



http://anond.hatelabo.jp/20170217144516

こういう考え方しかできないのって本当にかわいそうな人ですね。

単純に心優しい人に感謝を述べただけなんだけど。勝手につけあがる呼ばわりとかウケる

別に文筆業じゃないのに、事実だけを書いてもネガな事しか考えられないって人として欠落してるなw

この人は問題認識ができない気の毒な人なんだろうな。読解力とか弱そう。



id:IvoryChi

上にも書いたけどさ、言語理解が高いっていうなら文筆業でも無い俺にそこまで求めて、勝手副作用呼ばわりすんなよw

そっちの方が問題だよ。こういう頭良いフリしてるバカが一番苦手。



キリが無いからやめよう。

こいつらが健常者なら僕は永遠に障害持ちでいいし、一生リアルでもカミングアウトしなくてもいいやww

こういう奴らが世間にはたくさんいるかぎり差別とか永遠に無くならない。

2017-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20170202144732

元増田あんまりオススメするから読んだよ、『ソシャゲライタークオリアちゃん』。

これ、普通につまんなくて出来悪くて、普通につまんなくて出来の悪いラノベってなんなの、ということを考えるのにすごくいい素材になってしまっているように感じた。

ラノベなんてみんな同じだろw」というような声がどこからともなく(というか元増田ブコメあたりから)聞こえてくるんだけど、そんなことはない、『クオリアちゃん』はかなり出来が悪いよ、ということをしっかり言っておきたいな、と思って、エントリを起こす。

小説としての出来云々じゃない部分、ソシャゲシナリオライターとしての主人公たちの生き方については

http://hishamaru.hatenablog.com/entry/2017/02/09/003000

http://anond.hatelabo.jp/20170203190941

この批判が当たっていると思う。

とりあえず俺はクララ先輩には機を見て空売りを仕掛けていくことをオススメしたい。

さて。

漠然と出来が悪い、と言ってもわかんないと思うので、サンプルを用意する。

と言っても、ここで新城カズマとか古橋秀之とか秋山瑞人とか石川博品とか出してもそういうのは例外と流されるだけだと思うので、もっと普通っぽい奴を見繕いたいところ。

例えば、商業性があると評価された実績のある人が書いた作品、すなわち「アニメ化作家の新作」と、ラノベ業界作品を送り出す人たちが評価して世に出した「新人賞受賞作」……と考えて本屋ラノベ棚を見てたら『勇者セガレ』((アニメ化作品はたらく魔王さま!』の和ヶ原聡司の新作))というやつと『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』((第29回ファンタジア大賞大賞受賞作))というやつが目に入ったので、買ってきた。増田のために『クオリアちゃん』と合わせて2000円くらい課金した計算である

http://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-631161-8

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892615-7/

http://fantasiataisho-sp.com/winners/mother/

作品とも試し読みがあるので読み比べてみてほしい。冒頭だけだけど、それでも出来の良さの違いが見て取れるから

一見して『勇者セガレ』のレベルがとびきり高く、『お母さん』がその次、『クオリアちゃん』は論外、と俺は思うけれど、そう思わない人もいるだろう。

説明する。

小説には、概ね、お話が付き物だ。もちろん、お話で引っ張る小説は低級、みたいな話もあるんだけど、一般的エンタメ小説(多くのライトノベル一般的エンタメ小説である)においては、そういう議論はあまり考える必要はない。一般的エンタメ小説じゃないラノベに出くわす可能はいつでもあるので頭のすみっこにはおいておいたほうがいいけれど、でも、今回の三作品は全部一般的エンタメ小説志向なので大丈夫

さて、一般的エンタメ小説にはお話がある、という話だった。

勇者セガレ』なら、父親に異世界を救った勇者過去がある、と知ってしまった少年が、異世界での魔王復活を巡る騒動に巻き込まれお話。『お母さん』なら母親と一緒にMMORPG世界ダイブして冒険しながら親子関係を見つめなおす話。『クオリアちゃん』なら平凡な男が惚れた先輩に巻き込まれる形でソシャゲシナリオライターになる話。

んで、さっき示した試し読みで、そういう話だ、とわかるまでにかかる文字数は大体どれも同じ、5ページくらいなんだけど、その最初のとっかかりまでに与えられる情報無駄のなさを見てほしい。

勇者セガレ』は単刀直入お話全体像テーマ、というやつだ)を提示し、そのテーマについての主人公の開始時点での認識提示し、そして、それが揺るがされる場面が、いい意味で突然始まる。

『お母さん』はそれに比べれば随分もたつく印象だが、それでも母親と息子の関係物語だ、ということは十分手早く、一直線に提示されている、と言っていい。

クオリアちゃん』は無駄だらけだ。同級生に平がからかわれる話とか、いらない。

そもそも主人公の平凡さに何故ここまで言葉を費やすのか。クララ先輩にソシャゲシナリオライターの道に誘われる場面から入っていい。主人公が平凡さを脱して何者かになるお話なんだからスタート地点を明示しなければいけないのでは、というのは罠だ。平凡だ、とは、平凡という特徴がある、ということではない。非凡な特徴がない、ということだ。ならば、クララソシャゲシナリオの道に誘われるまで、何らかの特徴があるかのような描かれ方をしてはいけない。この主人公、狙ってか事故でか、かなり平凡ではないキャラなのだが、それもまあ、いいのだ。普通男子高校生と言って始まった話で主人公がとんでもない過去を思い出す、すげえ設定が明らかになるなんてのはよくある話だ。語り出す位置に変な癖をつけないことで間口を広められることだけが平凡な主人公という設定の美点で、それをこなしたらあとはどんどこヘンな奴にしていっていい。逆に、ヘンな設定をあとから盛りやすくするためにも、平凡さを積極的に描くのは悪手だ。

ここには多分、ライトノベルキャラクター小説である、という誤解がある。

商業性を認められたアニメ化作家も、送り手に評価された新人賞作家も、テーマ登場人物関係性を提示するところから小説を書きだしている。主人公人物像に無駄に筆を費やしたりしていない。主人公人物像を描いてはいけない、のではない。主人公人物像は、この際テーマ関係性よりも後回しにすべきだ、という話だ。

ライトノベルキャラクター小説だと早合点していると、主人公キャラクター性を提示するのが大事だ、と思い込んで、本筋のお話よりも先に名前からかわれるエピソードを入れ込んだりしてしまうのではないか、と思う。

そうした結果、ソシャゲシナリオライターの手伝いを頼まれるという展開の驚きが盛れなくなる。驚きのない掴みは最悪だ。

そもそも、ソシャゲシナリオ仕事を手伝うことになるって普通に考えて驚くような話なのか、という問題はある。

ソシャゲシナリオ仕事の手伝いを頼まれて驚くのは、ソシャゲシナリオに関わることをまったく想定していなかった場合だ。主人公脚本科の学生なんだからゲームであれシナリオ仕事を頼まれるのは、そんなに違和感のある話ではない。先輩に手伝ってと頼まれた、なんてのは、ライターデビュー王道と言ってもいい。

どうすればソシャゲシナリオライターデビューで驚きを演出できるのか。主人公ソシャゲを嫌いだ、という設定にしたらどうだろう……と王我は作者にささやいてはくれなかったのだろうか。

これも、関係性やテーマを後回しにしたことで生じた問題だ。ソシャゲ主人公関係をちゃんと設定していないから、こうなる。

ソシャゲマニア制作現場に関わることで現実を知る、でもよし、ソシャゲ嫌いが制作現場に関わることでソシャゲを認められるようになる、でもいい。ソシャゲどころか物書きとさえ無関係主人公なら(脚本科に在籍し、名作の名台詞を書きぬいてノートを作っている主人公はどう考えても無関係ではない)ソシャゲというものに触れる、というだけでも驚きがあるだろう。

半端にクリエイター志望でソシャゲ特に何も思うところがない主人公、というのは、掴みのインパクトを出すには最悪だ。

テーマ関係性、お話というあたりにあまり気を回さず、四姉弟の設定とかでインパクトを出そうとしている((『涼宮ハルヒの憂鬱』の構造をいただいているつもりなのかなって思いついて、ちょっと戦慄した。あれはハルヒについての話をあの三人がしてくれる構造であって、異能者が三人ただ自分異能を見せてくれるという構造ではないのだ。))んだけれど、そりゃ読者にも驚く理由がないよね、としか言いようがない。『ハルヒ』は、読者と視点を共有しているキョンハルヒ普通少女だと信じる理由があって、だからこそ、超常的な存在なのだ、と語る長門たちの言葉に驚かされることができる。本作では、クララタイムリープしない、オーガが異世界転移しないと信じる理由がどこにもない。だから、平がどれだけ驚いても読者は( ´_ゝ`)フーンとしか思わない。

あとがきラノベ200作品勉強した、って書いてあって、それは感心なんだけれど、でも、勉強する方向を間違えてはいなかったか、そこは疑問。

ライトノベルキャラクター小説だ、とか、男オタク向け作品関係萌えじゃなくて属性萌えだとか、そういう俗説を真に受けて、バイアスをかけた勉強をしてしまったんじゃないだろうか。

結果、普通につまんなくて出来の悪いラノベになってしまったんじゃないだろうか。

 

なお、ソシャゲ周りの設定について付言しておけば、作中作初恋メモリーズ』のシステムは、『プリンセスコネクト』に似ている、らしい。まあ伝聞なので確言はできないんだけど、だとすれば、元増田が言うほどソシャゲとは違うものの話をしているわけではない。とはいえ、『チェインクロニクル』のライターが書いた本で『プリンセスコネクト』の創作秘話を読まされることをみんなが望んでいたかどうかは不明だけれども。

2017-02-12

I am not Ueno.

オタク同性愛に対するステレオタイプイメージ漠然とした不安と恐怖を理由LGBTバッシングオタクバッシングをし続けてきた上野千鶴子の言う多文化対義語としての単一文化にきれいに収まる日本人はどれほどなのかな?という疑問

そもそも在日外国人は言うまでもなく日本人でありながら排除対象となる人がいて、排除されないように自分を隠して単一文化ボーダー地雷原を彷徨っている人が少なからずいるのが現状だと思ってた

多文化共生は無理!平和な衰退を!を皮肉だと捉えられるなら相当信者度高いと思う

 

なんだろうこの怒りは

フェミのくせに何言ってんだよ←違う

アカデミーポストもってて上流で上位数%のやつが平等貧困とか何言ってんだよ←なんか違う

差別主義者がフェミ仮面被って出世して後は消費するだけの人生になった途端本性現したな←これ…かな?

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