はてなキーワード: ecサイトとは
ゲーム好きが多そうなインターネット関連の仕事をしているが、社会人になってからは自分ではほとんどテレビゲームには触れていない。今となっては、子供たちがたまに遊んでいるのを眺める程度のものだ。
そんな俺だけど、最近、ひどいソシャゲ課金問題がニュースになったり、実況動画のユーチューバーに扇動されるキッズたちがそんなゲームにハマっていたり、息子の3DSを発狂して叩き割るヴァイオリニストがいたり、そういうニュースを見て大人が眉を顰めていたりするのを見て、そういうのはものづくりとしてなんか残念だなぁって思い、ふと思い立ってこれを書いている。
俺は本当は元々ゲームが大好きだった。どうしようもなく好きだった。たぶんここでマニアを名乗れるほどでは無いけれど、ファミコン世代ど真ん中で、小学生時代は任天堂に憧れ、ファミコンとディスクシステムに埋もれて育った。反抗期はメガドライブで道を踏み外し、幾多の良ゲークソゲーにまみれてサターンで遊んだ(結局スーファミもプレステも持ってたけど)。この世代によくいるエンジニアの例に漏れず、ゲーム好きをこじらせた結果、IT関連の仕事に進んだ。
社会人になってからは大好きなゲームで遊ぶ機会は徐々に減り、いつしかまったく触れることも無くなった。
興味が無かったわけじゃないけれど、ネットとWebとコミュニティ関連の仕事をしていたら、やたら忙しくて使える時間は限られたものになり、そのうち自分の家庭を持つようになり、結果として一見何も生産されない(ように感じる)ゲームにひとりで貴重な時間を費やすのは勿体無いと割りきって考えるようになったのだ。
仕事でもプライベートでも、どうせディスプレイに向かうのなら何か成果物を残せるか、実際に人との繋がりを作れる仕組みに力を入れようと考えるようになった。それはクラシックなホームページだったりECサイトだったり、ブログだったりSNSだったりしたのだけれど、いずれにしても「俺たちのインターネット」は今までと違う新しい世界を作るんだ、という気概のようなものを勝手に持っていたような気がする。つまり、ゲームを作る側でも無い普通の人間にとって、「ゲームで遊ぶ」という行為はクリエイティブな行動とは考えなかったのだと思う。
そのうち自分の子も大きくなり、人並みにDSやWiiで遊ぶようになった。
でも、うちの子たちがそこまでゲームに熱中しているほうでもなく、妻がゲーム嫌いなこともあって、それほど家庭の中でゲームが話題になることはなかった。俺自身もWiiを見たときに、すごいユーザフレンドリーで簡単に遊べて任天堂はすごいなーって思ったり、子供たちとちょっと遊んだスマブラが面白いなーと感じたりしたことはあったけれど、基本的には世代を超えてマリオに親しむ子供たちの姿を見て微笑ましく思ったり、良い物は良いねって言ってみたり、つまりは親として、第三者的な感想を述べるという以上に自分自身がのめり込むような体験が再来するようなことはなく、ああ、やっぱり自分が少年の頃感じたあの感動や興奮は、あの時期特有のものだったんだろうなあ、子供たちが今のゲームに同じように感じることはあったとしても、自分自身がもう一度あの感覚を体験することは無いんだろうなあ、などと悟ったようなことをちょっと寂しく勝手に考えていた。
我が家はそんな、ゲームにそれほど熱くなっていない一家なので、最新のゲーム機やゲームがすぐ家にやってくるというようなこともなく、WiiUも発売から3年経ってようやく我が家にやってきた。息子のクリスマスプレゼントということで、義母が買って送ってくれたのだ。正直随分とリッチなクリスマスプレゼントだと思う。
その半年ほど前、なんかイカがインクを塗るゲームが発売されて話題になっているということは知っていた。俺はホッテントリにそのゲームがしばしば上がるのを面白そうだなーと思いながら眺めていたし、息子もそれが欲しかったのだろうということはなんとなくわかった。
かくして、流行から半年ちょっと遅れて我が家にもWiiUとイカのゲームがやってきたのである。
すっかりゲームに興味が薄れてしまったおやじである俺は、息子が喜び勇んでイカのゲームで遊ぶのを温かい目で後で眺めていた。とても面白そうだった。
一台のWiiUでは基本的にはひとりずつしか遊べないので、パパにやらせろよと言うでもなく、オシャレでいいなこれ、っていう程度のことを思っていた。
その穏やかな認識が一変するのは、その一週間後の大晦日のことだった。
12月31日、仕事やら親戚の都合やらなんやらで予定が合わず、年越しは妻と子供たちだけが実家に帰り、俺はひとり寂しく自宅に帰って新年を迎えることになった。やり残した掃除を済ませて一息つき、ひとりで年末番組を見る気にもならずビールを飲んでだらだらしていたが、すぐ退屈になってしまった。そこで、なんとなく一週間前にやってきたWiiUの電源を入れ、自分のIDを登録して息子が遊んでいるイカのゲームをやってみたのだ。
ほうほうどれどれ、操作は複雑そうだが簡単に覚えられそうだ、とりあえずバトルに参加してみるか、しかしこれ音楽カッケーな、と……
かくしてイカを操作し始めた俺は、すぐにとんでもない衝撃を受けることになる。なんせ、俺はゲーム体験の歴史が軽く15年は飛んでいる老帰還兵なのだ。
操作に慣れるまでのタイムは僅か0.05秒にすぎない、とまではイカないが、少なくとも開始30秒後には俺はなんかすごいものに触っているぞという気になりはじめ、思った方向に画面が動き、自分が向いた方に画面が回り、目の前の画面に映るイカが自分と一体化した気分になり、それを気持ちいいと感じるまでに実に1分もかからなかった。大げさでなく、これはすごいことだ。ものすごいUIだ。
正直、まるでダイナモローラーで全力でぶん殴られたかのような衝撃を受けた。
なんだこれは。
気持ち良すぎる。楽しすぎる。
気が付くと、がむしゃらにわけもわからずインクを塗っているだけであっという間に1ゲーム終わっていた。
一体、なんなんだこれは……!!
3戦、4戦と繰り返しあっという間に30分くらい過ぎてしまった。
なんだか涙が出てきた。ていうか、恥ずかしいことにおっさんの俺はひとりでゲームをやりながらボロボロと涙が止まらなくなってしまった。
別に、大晦日にひとりでゲームをやっていたのが虚しくて涙が出てきたわけじゃなかった。自由に軽快に動くイカのキャラを見て、夢中で空間を走り回っていたら、子供の頃、家にやってきたファミコンで初めてスーパーマリオを動かしてまるで自分の思いのままにマリオが走ったときの感動や、自分のお年玉を貯めて買った発売されたてのメガドラで似非3Dのスペハリ2がぬるぬる動くところを見たときのことや、ゲーセンで「自分の思うままに3D対戦できるゲームが現実になるなんて!」とバーチャロンに100円玉を積んだ思い出なんかが次々蘇ってきた。
とんでもないものを作る人がいる。
そうだ、楽しいゲームをプレイしたときの体験と感動っていうのはこういうものだ。ありがとう、それを思い出したし、世界は過去より進化している。
かつて夢に見た未来がここにある、そんなことを思った。
だって、フィールドを思い通りに走り回り、リアルな人間同士がスポーツのように対戦でき、公平で、平等で、みんなが活躍できる。
去年の5月から遊んでいる人達にとっては超今さらな話なんだと思うけど、これってとんでもないデザインじゃなイカ。
良かった、どうやら俺が枯れてしまったわけではなかったようだ。だって、ゲームで遊んで猛烈に感動したもの。良い物は良い、ていうのはこういうことを言うんだろう。
気が付くと、外は元旦の日が昇っていた。
信じられないことに、どハマりしすぎて正月になってしまったのだ。その時にはその日フク屋にあったギアは全部買い、その時持っていたギアの中で一番イカす組み合わせをコーディネートする程度にはインクの沼に溺れきっていた。ちょっと妻と子供たちには言えないが、ひどい年明けだけどどうしてなかなか気持ち良かった。
すさまじいゲームバランスと運営で成り立っている世界だ。幾多の戦場をくぐり抜けてきた歴戦のスナイパーみたいなマニアと、たかしくん5歳(推定)やさくらちゃん4歳(推定)が同じ世界の上で楽しくワイワイとインクを塗って遊んでいるのだ。よくできたレベルごとのマッチングもあるにせよ、殺イカ鬼みたいなプレーヤーが前線で戦っている後方で、たかしくん5歳(推定)がコロコロとローラーでインクを塗って喜んでいるフィールド。みんなそれぞれ楽しい世界だ。任天堂だからできるっていうことはあるにせよ、ゲームで楽しませるんだ、新しい世界を見せるんだという思いがビシバシと伝わってくる。ガチャですり減るばかりのソシャゲのようなものとは本質的に違う。すごいゲームを作るものだと感心しながら家族の待つ実家に向かった。1月1日、俺の頭の中はカラフルなインクでいっぱいで、なぜだか不思議とクリエイティブな気分だった。
ところで、上の方にインターネットに関わる仕事をしていると書いたけど、もはや「俺たちのインターネット」的なコミュニケーションに特別な思いを抱く時代では無いんだなあ、っていうことを改めてしみじみと思った。
普段、仕事でわりと年配の方も使うWebサービスに関わっているんだけど、残念ながら2016年現在の今なお、インターネットを特別なもの、得体の知れない不穏なものと敬遠する層があり、そういう世界がある。世代間ギャップだけの問題だけではなく、サービスの内容にもよって向き不向きもある。流通業なんかだと、いまだに「リアル対ネットの戦い」だとか、「紙媒体とWebメディアの二項対立」なんていうものがあり、「オムニチャネル」なんていう言葉が持て囃されたりする。
仕方ないんだけど相変わらず、クラシックな層に対して「インターネットの普及」を懸命にやらなければならなかったりする(だいたいインフラの話とアプリケーションの話がごっちゃになっている)。正直ウンザリすることもあるけれど、それが現実だと受け止めている。
しかし一方で、イカのゲームで遊ぶ子供たちを見てつくづく考えさせられるのは、もはやこの世界で成長して大人になっていく今の子供たちにとってはインターネットがそこにあるかどうかなんてことは考えることすら無いし、我々が90年代後半から00年台にかけて見てきたような「俺たちのインターネット」としてネットの場を特別視するようなことも無いのだ。彼らにとって、ネットは電気や水道と同じようにあたりまえにそこにあって、ゲームをやろうとスイッチを入れれば、仲間や対戦相手が生身の人間であることがあたりまえなのだ。
既に、テレビゲームで遊んでいてそれがリアルかバーチャルかなんていう議論ももうあまり意味が無いんだろうなあ。それはバーチャルな場を使用したリアルであって、線引き自体がよくわからない。近い将来親になる世代に対してはネットは「普及」するものですらなく、このコミュニケーションがスタート地点ですらある世界がいよいよ本当にやってくるのだ。
思うがままに書いたけど、たぶん、ずっとゲームをやり続けてきた人から見たら何年も前から当然のようなことなのかもしれないね。
対人で対戦できるFPSやTPSだって、オンラインのRPGだって20年くらい前にはあったし、上に書いたようなネットゲーム体験はそれからずっと培われてきた技術によって成り立っているんだろうなって思った。
でも、そうやって新しい物好きやマニアの層が開拓してきた技術や経験がいよいよ一般層にまで展開されて、子供たちが何も考えずにその世界の上で育っていくという現実に、なんだかもううかうかしてられない危機感と楽しみみたいなものを感じずにはいられない今日この頃。
雑誌を買うなんて数年ぶり。
雑誌が扱うような広くて浅い情報って、ほとんどネットで手に入るじゃない? ネットの普及で一番発行部数落としたのは雑誌。
衝動買いの再発防止と、「ふわぁああああ」となって買ってしまった時の金銭的ダメージを最小化するためにね。
Amazonだけでなく、ヨドバシやセブン-イレブンのECサイトでもポイントが付くのか。
同じポイント割引率なら、Amazonにアドバンテージがあるのかな? ヨドバシとかの10%ポイント還元って、実質9.何なんパーセント引きでしょ?
他にはdマガジンみたいな定額サービスも、再販制の形骸化に拍車をかけているのかな?
Kindle一強だけど、他のサービスも細々とやっている。全然知らないサービスばかりだわ。
DRM前提なら、最後まで生き残りそうなKindle一択。でも、非DRM化すれば関係なしか(合法だけどAmazonの規約には触れる)。
雑誌の固定レイアウトは残念。画像でしょ? 全文検索出来ないんでしょ?
それに大きめのタブレットじゃないと読みにくいよね。
手間、閲覧性、カネ。判断が難しいところ。
液晶に比べて目が疲れにくい点は良いと思う。
二束三文だけど、売れることも利点。
モノとタイミングによりけりだけど、多くは電子版と大差ない価格。
ただ、場所取るよね。
30分くらいググって分かった、雑誌にまつわるサムシングは以上。
選択肢が増えることって良いことのように思えるけど、煩わしい面もある。雑誌一冊買うのに、いちいち頭ひねってたら疲れちゃうよ。
出会い系サイト運営者と繋がりのある方より直接話を聞くことができました。
文才がないながらも出来るだけ当事者側からの目線で解説したいと思います。
先に言いますが、本件は出会い系サイト自身が被害者でもありますので、「出会い系サイトなんて全部サクラサイトだろ?」みたいな先入観をお持ちの方は一旦捨てて頂くと理解しやすいかと思います。真っ当に運営されている出会い系サイトが被害者です。
「残高照会ダイヤル」は、契約者が持つ口座の残高や、通帳に「印字されうる」取引明細も音声で知ることができます。例えば
もちろん契約者(契約団体)自身しかアクセスできないはずの情報なわけですが、この残高照会ダイヤルの操作において恐らくセキュリティホールがあり、かなり長い間第三者が通帳情報を知ることができていました。
振込をするときの「振込人名義」は、たいてい「フグタマスオ」のような人名か「カ)ウミヤマショウジ」のような社名です。ということは、通帳情報から漏れうるのは「誰が、どの口座に、何円振り込んだ」という情報になるはずです。
では、この流出した通帳情報だけを使って架空請求できるのかと言われても、恐らく何もできないはずです。
よほどレアな氏名でもない限り、氏名だけを悪用するのは難しいです。どこに住んでる人かも分からないですので。
「振込人名義」を知ったところで、本人と連絡の取りようがない。ここが重要です。
この答えは最後にまとめますが、出会い系サイトでは、会員に対して「周りに秘密で、匿名で使える」ことをアピールするため「銀行振込をするときは名前の代わりに電話番号を入力すれば、それで照合しますよ」という案内をして利用料を支払わせる方法をとる場合が多いです。
「氏名の代わりに電話番号を書かせる」を実際にやると、通帳の情報はこうなります。
:
「27-11-27 振込 090xxxx3634 *10,000」
「27-11-30 振込 090xxxx2005 *30,000」
「27-11-30 振込 090xxxx3634 *10,000」
「27-11-30 振込 080xxxx2309 * 5,000」
:
「出会い系サイトにお金を払った人の入金履歴と電話番号」です。
同一人物が複数回振り込むことのほうが多いため、ユニークでは数千人であろうと推測します。これはスマホの重課金者の比率と大体同じと思って頂いていいかと思います。
上記のリストが「出会い系サイトの運営者ですらない第三者」に漏れました。
架空請求の被害者の話からすると、通帳の情報は恐らくかなり高い頻度で(1日に数十回以上)チェックされていたのではないかと思います。
:
「27-11-27 振込 090xxxx3634 *10,000」
「27-11-30 振込 090xxxx2005 *30,000」
「27-11-30 振込 090xxxx3634 *10,000」
「27-11-30 振込 080xxxx2309 * 5,000」
:
大事なのは「リアルタイム(新鮮)なデータを入手できていた可能性が高い」ということです。振り込め詐欺師であれば、この情報を使って巧みに話すことができます。
実際にあった架空請求の電話内容を教えてもらいましたので、以下に示します。
もしもし、ありがとうございます、出会いサイトのセンターの者ですが、つい先ほどご入金頂きました件です、ええ、今ちょっとだけお時間よろしいでしょうか。
お客様の携帯番号は090-xxxx-3634でお間違えなかったでしょうか。
お客様、11/27と11/30にそれぞれ1万円ずつ入金頂いておりますよね、ありがとうございます。
ただですね、入会金が未払いのままなんです。
入会金をお支払いただかないとせっかくご購入頂いたポイントがもうすぐ使えなくなっちゃうんですよ。
システムの都合でお客様に正しく伝わってないかもしれません、ご存じなかったとしたら申し訳ございません。
弊社のシステムはちゃんとした出会いを保証しておりまして、入会金5万円頂戴しているんですね。
序盤でパーソナルな内容を吹き込まれています。ほんの数時間~数日前の振込を知っているわけで、これはうっかり信用しちゃうのではないでしょうか。
振り込め詐欺師にとって、最低限、詐欺を行うために必要なデータは、以下の3パターンです。
以下のどれかを入手できれば振り込め詐欺師は詐欺を試すことができます。振り込め詐欺師にとって、氏名なんて全くいらないようです。
今回はここに「入金履歴」という非常にパーソナルな情報がセットで漏れました。素晴らしいデータです。出会い系サイトにお金を払う勇気のある人リストです。
これ一般企業でも、取引履歴の主キーに電話番号を使うようなリストを使ってる会社は超ヤバいですよね。
また、振込人名義に電話番号を書かせるシステムを採用しているECサイトなどは、出会い系サイトに限らず今回のようなセキュリティリスクを負うことになります。
情報源の方は2010年前後に出会い系サイトの運営を実際に行っていました。今回のような被害を2011年に受け、ネット上で「あのサイトは入会金の後払い請求をしてくる」と悪評が一気に広がってしまい、開設から1年半で閉鎖することになりました。
当時「振込履歴が流出してるらしいが、どこから流出しているかが分からない。出会い系システムのせいか?ショルダーハックか?」と騒動になったそうです。流出源として社員全員に疑いを掛けられ、社内の風通しも悪くなり、企業の対外関係にまで悪影響があったそうです。
運営者も指をくわえて眺めているわけではなく、色々な情報漏洩対策を検討しました。そんな中、
「架空請求被害を受けている人は銀行振込の経験者だけで、クレジットカード払いの人には架空請求が行われていないらしい。出会い系サイト自体がクラッキングされてるとしたら、カード払いの人にも架空請求するはずだ。なぜだろう。じゃあ試しに、出会い系に登録していない電話番号でわざと\3,000口座に振込んでみるか?」
という所に気付いた社員が現れました。
この条件で振込をしたところ、その20分後、実際にその番号に架空請求が来ました。
「システムがクラッキングされてるわけではなく、通帳の情報だけが漏洩しているぞ!」という所まで、なんとかこの企業は特定したのです。
あとは通帳の情報がどう漏洩したかのルートです。これが結局最後まで特定できませんでした。
最初は「無通帳口座であったとしても、国内の誰かが通帳を持っていて、定期的に記帳しているのではないか?」と銀行を疑いました。
しかし銀行からは「無通帳口座なのでどこかのATMで印字したログ的なものは一切ない」と一蹴され、この筋は無いということになりました。
いずれにしても運営者は電話番号を振込人名義にするのをやめ、代わりに「振込む時は、あなたの会員IDを入力して下さい」などとし、IDの照合でポイントなどを購入させるようにシステムを改善しました。これにより架空請求の新たな発生がゼロになったようです。
架空請求がゼロになったことで、この企業は銀行に対するこれ以上の追及をしませんでした。
惜しかったのは「三菱東京UFJの口座だけが被害を受けている」という所まで突き詰めることができなかったことです。
新たな架空請求の発生を止めることはできても、すでに会員の信頼を失いきってしまった出会い系サイトの被害は甚大でした。
しかし、この運営者側から警察に被害届が出されることはありませんでした。
出会い系サイトだから、あまり警察のお世話になりたくない。そういう気持ちが働いたのではないかと思います。
振り込め詐欺師は、この微妙な所を逆手に取ったのではないかと推測します。
攻撃しても表沙汰にならなそうで都合のいい出会い系サイト口座だけを、意図的に狙ったのではないかと思うのです。
銀行の不祥事なのに、出会い系サイトとセットで語らないといけない根本的な理由はおそらくこのあたりですし、これが「残高照会ダイヤル」の不具合を長いこと放置することになった最大の要因ではないかと思います。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151130/k10010324671000.html
>ほかのサイトがやってるからとか、今までそうだったからとか、そうういうアホらしい理由で決められてるはず。
コーディングするほうは、仕様書通りにつくっているだけだし、設計者が何か問題になると困るから横並び的にそんな仕様にしているのだろな。
郵便番号や電話番号はハイフンを抜けとか、振込先は半角カナで入れろとか、システムで処理しろよそんなの、といつも思って某WEBサイトを使っている。
パスワードは英数のみ8ケタまでとか、パスワードリセットではなくてリマインドメールに記載されて送られてきたりすると、セキュリティ的にここの会社怪しすぎ、と不安になるので、ECサイトなんかではそこの会員登録を中止するね。
203x年。web村から広告が完全に排除されて10年がたった。
2010年代初頭にヘビーなネットユーザから普及し始めた広告ブロックツールは2010年代後半には一般のネットユーザにまで広がり、広告屋/コンテンツ屋は広告ブロックツール作成者に対してあらゆる理由で裁判をおこした。何人かの作成者は言われの無い理由で葬られたりもしたが、そうした動きがインターネット原理主義寄りの開発者たちに火をつけ、広告ブロックツール開発コミュニティを活性化させることとなった。
202x年、ついに広告と広告ブロックツールのイタチごっこに終止符が打たれる。
広告が排除されて最初に姿を消したのは広告媒体となるために生みだされたサイト群だ。
やがて新聞やTV局が供給するニュースサイトがwebの配信を終了し、紙/TVに回帰し始めた。
新聞の発行部数はweb登場の前と同様までとはいかないものの、かなり取り戻している。毎日新聞などは海外版の変態記事まで復活させた。
TVはチャンネル数が倍になった。広告主がTVに回帰したことに加えて、放送法の改正と放送インフラ整備が進んだため、TV局を開始/運営するコストが大幅に下がり、TVスタートアップのIPOが雨後の筍状態だ。ネット上で独自コンテンツを供給していたサイトの多くがここに参入した。
検索結果の操作や、広告に見えないよう工夫された内容の偽装型広告。ECサイトへのリンクを含むブログなど、しばらく残り続けたものもあった。
しかし、それも長くは続かなかった。
民間レベルでの広告排除の動きに同調した各国政府は、広告主のバイアスを検索結果から排除することを義務付けた検索法を相次いで制定し、googleをはじめとする検索サイト型広告媒体はビジネスモデルの転換を余儀なくされた。
各国で監査機関が設置され(日本では検索庁)、定期的な監査が行われている。
このため、現在yahooは定額制でユーザに直接課金している。
googleは数年前に違法な検索結果を表示したために、世界中の監査機関から総額120兆円に上る制裁金を科せられ、あっけなく姿を消した。
検索法に続き、多くの国でEC法が制定され、ECサイトへのリンクが禁じられた。一部の国はECサイトへのリンクを許可し続けたため、それらの国のドメインを経由するドメインロンダリングが多く行われている。それらの国はECヘイブンと呼ばれ問題視されており、蔵相会議などでたびたび議題に上がっている。ジャネット・イエレンFRB議長(90歳)は大国で唯一ECヘイブンとなっている中国を名指しで非難した。
偽装型広告は、広告を嫌うネット民たちの公告狩りを生み出した。いったん広告とみなされればネット民のリンチにさらさらた。中には広告を含まないサイトまで含まれており、現代の魔女狩りとして社会問題となったが、やがて高度に発達した広告検知アルゴリズムによってかなり正確に偽装広告を排除できるようになり、広告狩りは沈静化している。
SNS型広告媒体は多くが直接課金制となった。直接課金制に移行できたのはタイプごと(テキスト/写真/動画など)に上位1-2社であり、多くのSNSサービスが姿を消した。生き残った数社も直接課金移行時の大幅な利用者減のショックから立ち直れず、リストラを繰り返している。
トラフィック解析などを行うネットマーケティングサービスも姿を消した。リクルートはリクルートテクノロジーズを解散し、再びR25を駅で配っている。
広告配信の停止や広告媒体サイトの撤退、SNSの利用者減などによりインターネットのトラフィックが大幅に低下したため、パケットあたりの通信コストは上昇を続けた。これがユーザのネット離れにつながって、新聞やTVでは「若者のネット離れ」として話題となることもあった。
パケットあたりの金額を値上げしても、トラフィック総量はそれを上回る速度で減少しており、通信キャリア業界は一般ユーザ向けネットワーキング事業の縮小を繰り返し、業界再編の波に襲われた。現在日本では"KDDIソフトバンク"社とNTTグループの2勢力に集約されている。
キャリアの事業縮小のあおりを最も受けたのはネットワーク機器業界だ。戦略を誤り、事業売却とリストラを繰り返したシスコシステムズなどは現在サンノゼのガレージで細々とハンドメイドルータを作っており、マニアの間で高額で取引されている。
webサーバ用途のクラウドサービスを中心に、クラウド業界も事業の転換を迫られた。
アマゾンはwebの縮小を見越して早い段階でAWSなどのクラウドサービスを売却して世界を驚かせた。
クラウド向けサーバの需要が減少したため、サーバ業界も再編を繰り返した。日立のサーバ事業を買収したヤマハは「ますます何の会社なのかわからない」と話題になった。
現在、広告収入に頼っていたサイトのほとんどが放置状態となっており、web村は日に日にアクセス可能なサーバが減っている。
悪しき文化遺産として保存運動なども起こったが、コストが高すぎて全てとん挫した。
web村では多くのサーバが廃墟となって朽ちている。しかし、広告を載せた大きなサーバたちが廃墟となったとしても、web村そのものが失われるわけではない。直接課金に移行したサイトや非営利サイトが継続して存在し、新たな(村民に受け入れられる)エコシステムを形成しようとするサイト群が現れるなどして、web村の日常は続いていく。
はてなのサーバが生きていることを祈って「この内容を登録する」。
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少し加筆修正。
思いついた小ネタをつないで30分ぐらいで書けると思ったら3時間もかかったので、読んでくれた人がいてうれしいっす。ありがとう。
ECサイト(電子商取引)、端的に言うとネットショップの経験の有無を聞いてるんだと思うけど、
個人でしかも学生身分でECサイトを運営してる物好きってそんなにいない印象なんだよなあ。
要するにネット商売、ネットオークションの経験はあるか?それならあるという人は多いと思う。
だけど、ECサイトは実際にネットショップを運営して物の売り買いをやってるかを聞いてるはずだから、
「ネットオークションやってました。」が答えになるとは思えない。
実際、それを言って落とされたからな。
どう考えてもECサイトつうとネットオークションのイメージが付きまとう。
やってる事は殆ど同じなのに、ECサイトの経験というのは、単なる商売経験よりも
ずっと高尚な経験を求めてるのかな。
頭の悪い俺には分からん
・気持ちと状況に変化はありましたか。
→状況について:他にも同じECサイト運用で書類審査に通って面接のお約束をしていますが、貴社の求人を見て転職を決意したほどで、第一志望であることは変わりません。
・同業種の経験があったかと思うのですが、どのような内容か再度教えていただけますか。
→自社ECサイトを持っている会社で、◯◯の輸入販売、日本向けに売るための製品化、Webマーケティング行っていました。
日本向けパッケージの制作や、SNSを利用しての企画も行っていました。
・転職理由は、下請けの制作ではなく売る側として考える仕事がしたいということで良いでしょうか。
何かしらの目的を達成するためのデザインを考えたり、どうすればターゲットであるお客様に製品の良さをアピールできるか、どうすれば実際の購買に繋げられるかを考える仕事がしたいです。
→目安として記載したものです。月収のみ、現在つとめている会社での月収を記載しています。年収はあくまで希望目安額です。
・失礼ですが、年齢的にいつ結婚してもおかしくないですが、ご結婚の予定は。
→今のところ結婚の予定はありません。もし、結婚しても仕事は必ず続けたいと考えています。
・SNSの活用が得意とのことですが、どのような仕事をしてきましたか。
→ソーシャルネットワークを利用してのキャンペーンを行ったり、オフィシャルアカウントの運用も行っていました。
・入社後、チームで働くことについてはどのようにお考えですか。
→学生の頃からグループで展示会やお芝居、イベントを企画したりしてきました。チームで働けるというのは会社で働くうえでの魅力のひとつと考えています。チームで動くことによって仕事の規模感も大きくしていけますので。
・FBやTwで、どのような成果をあげましたか。どれくらいのいいねが増えたかなど教えてください。
→FBとTwを連動させていたので個別でははかれませんが、Twですと1ヶ月に200〜300のフォロワーを増やす、FBですと同じくらいの数字でいいね!を増やす間隔です。
・どのようなキャンペーンですか、それは広告費をかけたものですか。
→扱っている製品周辺のプレゼントや新商品のモニター募集などです。広告費は極力かけず、アルファブロガーさんにアフィリエイトの特別プログラムを提示して記事を書いていただく等の方法で拡散しました。
最後にこちらに聞きたいこと、言っておきたいことなどありますか。
→こうして三次面接までの機会をいただいて光栄です。ご縁があった際は誠心誠意尽くしたいと考えております云々…。
<逆質問>
◯◯さんの求人ページでは1〜2回の面接と書かれていたのですが、三回目の面接を実施されたのはなぜでしょうか?
→当初は予定していなかったのですが、◯◯さんと同レベルの方が複数名いらっしゃったので、最終の意思確認と合わせてお話しを聞きたいなと考えました。
<逆質問>
応募者が多数いらっしゃったということでしょうか。
では以上で…
<私>
どれくらいでご連絡いただけますでしょうか。
→そうですね、近々でご連絡いたします。何度もご来社いただいてすみません。遅くとも今週の金曜日までには必ずご連絡いたします。
そう思うならそうなんだろうな。
おっしゃるように、増田と俺の闘いではなく、AmazonとECサイトの闘いだから
↓
B「インフラ以外も最高だろ」
↓
↓
B「じゃあAmazonより良いデザインのECサイトあるんだな挙げてみろや!」
どっちが論点ずらしだよ。
別の横だけど、いつまでも論点ずらしてないでさっさとECサイトの情報書けよって指摘だと思うよ。
それほどのもんでもねえよ。
後学のために、Amazonと同レベル使い勝手を実現してる国内ECサイトを教えてくれないかなあ。
正直、在庫管理は言うに及ばず、完敗だと思うんだが。