はてなキーワード: 横綱とは
これは外せない。死者1万5千人以上。太平洋側の東日本がほぼ全域にわたって影響を受け、原発事故も起きた。平成が終わっても影響が残り続ける。
55年体制が終了。でも昭和の末期は金権腐敗から自民党への逆風はかなりあり、案外と昭和の人は驚かない可能性あり。逆にすぐ政権に戻って、単独で過半数以上をとったことのほうが驚きそう。
こっちの方が興味もちそうだな昭和の人は。
昭和の人に言葉で説明しようとすると難しそう。パソコン通信とかやってた人は目を輝かせそうだけど、そんな人は多くない。通信とは逆に放送は低迷することになる。
地域密着とか新しかった。平成を代表する変化の一つだと思う。今やJ3があるほど。
・演歌の低迷
邦画歴代ランキングに何作も送り込んでる。ナウシカ公開は昭和だけど、興行的に花開いたのは平成の魔女の宅急便。
すごく意外だ。ふと冷静に考えると、なぜこんなにモンゴル人力士が増えたのか不思議な気がする。近代相撲においてこの先、白鵬の記録を破る力士は現れるのだろうか? 白鵬の相撲を目にしている我々はすごく幸運なのかもしれない。
もちろん、殴るのはアカンし、刑事事件なのは間違いないよ。それはきちんと裁くべきだとは思う。
でも、はてなの体育会系アレルギーどもは貴ノ岩を全力で擁護してるけどさ、説教をかばってくれた先輩の説教中にLINE気にするってさすがにどうかしてるだろ。
例えば社長との飲み会で社長が訓示たれてる時に彼/彼女からのLINEなんかするか?したら苦笑いされて、社長の心象悪くするだけってわかるはずだし、普通はしないだろ。
(はてなーはやりそうだな。それで万年使えないやつ扱いされているにもかかわらず、日本的な年功序列で遅れてるーとか管巻いてそう)
ましてや横綱って角界では一応神扱いだし、そうでなくても、同郷の大先輩なんだし、ちょっとは空気読んで、すまなさそうな態度はとれよ。
さすがに貴ノ岩は頭悪すぎだろ。
しかもそいつとは和解が済んでるのにそいつが空気読まずに倒れたから頭の硬い親方にバレて大ごとになっちゃって。
傷害事件として立件するだなんて、いやその前に相撲協会通せって話だよね!相撲協会なら穏便に話を済ませられるのに!
大体一度はアンタが居ないところで収まった話だし!何よりアンタの指導不足であんな礼節も守れない奴が表に出て来るんだもん、悪意を感じるよね!昔っから鼻持ちならない奴だし!
んでボコった奴も入院してコメントも無いし!何が刑事事件だからコメント出来ないよ!事実の隠蔽だわ!
それにしても日馬富士可哀想だわ…一生懸命相撲に命かけてきたのに別の部屋にお世話になってる同郷の後輩に指導しただけでこんな事になるだなんて…本当に、日本の常識って奴を知らないのかしら!体育会系なんだからこんなこと日常茶飯事なのよ!ボコられたって例え死んだって受け入れなさいよね!本当、こんなことで横綱だった人を失うだなんて相撲界の損失だわ!
でも、今日に間に合って本当に良かったわ!だって今日は大事な会議があるんだもの!横綱を引退してもらったんだから今回のことでぶつくさ言わせないわよ!むしろこれで矛を収められるわね!
この件について貴乃花親方を批判するとネットで集中攻撃を受けることになり、まともな人がまともな批判もできない状態になってしまっている。
貴乃花親方を盲目的に擁護する人たちがまず理解すべきなのは、一連の騒動では2種類の問題があるということだ。
一つに、日馬富士が酒の席で説教中の貴ノ岩を殴って怪我をさせ休場させてしまった事件だ。この件は刑事事件としてはまだ捜査中だが、先日日馬富士が責任を取って引退したことでひとまずの決着となった。一人の関取を殴って怪我を負わせ休場させてしまったのだから横綱として引退は当然の結果だ。あとは刑事で結論がついたときに当事者どうしで弁護士通して和解の道を探ればいい。
もう一つの問題が、相撲協会の理事であり巡業部長の役職についている貴乃花親方が、暴行事件が起きそれを警察に届け出たことを相撲協会に報告しなかったことで、さらに報道によれば相撲協会に嘘を伝えていたということだ。これが単純な暴行事件を複雑にさせ、当事者以外の多くの外野を巻き込む騒動に発展する要因となっている。
貴乃花親方が巡業部長として把握した暴行事件を隠蔽せずに警察に届け出るのは正しい。ネットの住民の多くはそのことを支持している。しかし、警察に届け出たことを協会に報告しないのは異常である。ネットで脊髄反射で返ってくる「協会に報告したら隠蔽される」は、警察に先に届け出ている以上当てはまらない。しかも貴乃花親方巡業部長は、相撲協会が貴ノ岩の怪我について尋ねた時にその時点で警察に暴行事件として被害届を出していたにも関わらず「階段から落ちた」と暴行事件のことを隠蔽しており、その後警察から連絡を受けた相撲協会が改めて尋ねた時には「誰かに押されて落ちたのかと思ってた」と開き直っている。
これは相撲協会の役員としての仕事をせず責任を放棄している行為で、日馬富士暴行事件とは別に問題として追及されるべきことである。
さようでございます。あの男に殴られたのは、わたしに違いございません。わたしは昨晩いつもの通り、鳥取城北高校のOB会の飲み会に参りました。すると酒宴の途中で突然、あの男が殴りかかってきたのでございます。
凶器が何かは見えなかったか? いえ、頭を抱えていたので何も見えません。ただその側の机の下に、ビール瓶が一本落ちて居りました。それから、――そうそう、さらにカラオケのリモコンとその他にも灰皿が一つございました。あの男のまわりにあったものは、この三つぎりでございます。が、素手で四・五十発も殴られましたから、きっとあの男は怒り出す前に、よほど痛飲したのに違いございません。何、白鵬関は止めなかったか? あそこは一体白鵬関なぞには、はいれない所でございます。何しろ日馬富士関とは、年が一つ隔たって居りますから。
日馬富士関には、確かに昨日遇って居ります。あの男は白鵬関と一しょに、酒などを飲んでおりました。暴行でございますか? 殴打は四十もございましたか? ――何しろ酒の席の事でございますから、その辺ははっきり存じません。男は、――いえ、ビール瓶も帯びて居れば、カラオケのリモコンも携えて居りました。
あの男がかようになろうとは、夢にも思わずに居りましたが、真に力士の人生なぞは、如露亦如電に違いございません。やれやれ、何とも申しようのない、気の毒な事を致しました。
わたしが取り押さえた男でございますか? これは確かに日馬富士と云う、名高い横綱でございます。もっともわたしが取り押さえた時には、酒に酔っていたのでございましょう、既に貴ノ岩関を、十発ほど殴って居りました。
この日馬富士と云うやつは、角界に徘徊する力士の中でも、酒好きのやつでございます。ただ昨夜の酒宴の時に、酒に酔ったらしい貴ノ岩関が一人、「おまえの時代は終わった」と放言していたのは無礼だとか申して居りました。その説教中にも、貴ノ岩関がスマホを触ったとなれば、日馬富士関もどうしたかわかりません。差出がましゅうございますが、それも御詮議下さいまし。
はい、日馬富士が殴りつけた男は、手前の弟子でございます。が、日本のものではございません。モンゴル出身の力士でございます。名は貴ノ岩の義司、年は二十七歳でございました。いえ、優しい気立でございますから、遺恨なぞ受ける筈はございません。
義司は昨日、日馬富士と一しょに、酒宴へ参加したのでございますが、こんな事になりますとは、何と云う因果でございましょう。しかし頭の怪我はどうなりましたやら、これだけは心配でなりません。どうかこの年寄が一生のお願いでございますから、たとい草木を分けましても、暴行の責をお問い詰め下さいまし。何に致せ憎いのは、その日馬富士とか何とか申す、酒乱のやつでございます。裂傷ばかりか、頭蓋骨骨折までも………(跡はむっつりとして言葉なし)
あの男を殴ったのはわたしです。しかし酒のせいではありません。ではなぜ殴ったのか? それはわたしにもわからないのです。まあ、お待ちなさい。いくら拷問にかけられても、知らない事は申されますまい。その上わたしもこうなれば、卑怯な隠し立てはしないつもりです。
わたしは昨日の夕少し過ぎ、あの力士に出会いました。その時白鵬関の説教の拍子に、貴ノ岩のスマホが鳴ったものですから、ちらりと貴ノ岩がそれに触れたのです。ちらりと、――触れたと思う瞬間には、もうこちらを向いていたのですが、一つにはそのためもあったのでしょう、わたしにはあの男の顔が、小生意気のように見えたのです。わたしはその咄嗟の間に、たとい暴力に訴えても、男を叱ろうと決心しました。
何、若者を殴るなぞは、あなた方の思っているように、大した事ではありません。どうせ相撲を取るとなれば、必ず、弟子は殴られるのです。ただわたしは殴る時に、カラオケのリモコンを使ったのですが、他の親方はリモコンは使わない、ただビール瓶で殺す、金属バットで殺す、どうかすると「かわいがってやれ」の言葉だけでも殺すでしょう。なるほど罪は被らない、親方連中は立派に生きている、――しかしそれでも殺したのです。罪の深さを考えて見れば、これまでの親方が悪いか、わたしが悪いか、どちらが悪いかわかりません。(皮肉なる微笑)
加害者は現役横綱の日馬富士、被害者は幕内力士の貴ノ岩である。
10針も縫合処置を受ける裂傷を負ったというのが事実であれば、
間違いなく重傷である。
「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」
「全治2週間」
「重傷と報道されていることに驚いている」
「このような診断書を書いた医師が「重傷と報道されていることに驚いている」と
発言していることに驚く」
のではないだろうか。
展開されてきたことに対して、私は異議を唱え、事実関係の重要な点を
精査するべきことを主張してきた。
重要な点は
貴ノ岩が日馬富士から暴行・傷害を受けたことが事実であるのかどうか。
そして、この事案について、
10月29日の段階で警察に被害届を提出していることも重要だ。
警察に被害届を提出した時点で、事案は刑事事件事案となるのであり、
事実関係の解明は、基本的に警察当局に委ねられるべきものである。
問題を隠蔽してしまおうとする体質を強く持っていると判断すれば、
問題処理を協会ではなく警察に委ねるとの選択は、当然のことながら浮上するだろう。
警察の捜査による事実解明を求めているのだとすれば、その真意は十分に理解できる。
現に相撲協会は警察からの連絡で、11月2日の段階で事実の概要を知りながら、
十分な事実解明をしないまま、
九州場所の開幕時点から、現場ではこの話題で持ち切りだったことを認めている。
九州場所が開幕する時点で、
この現実を踏まえれば、現体制の相撲協会が事実関係を「調査」したところで、
公平、公正な調査結果がまとめられる可能性はほとんど存在しない。
事実関係の解明を警察当局に委ねようとしているのは、当然のことであると言える。
事件発生に至る経緯についての事実解明も明らかにされる必要がある。
宴席で騒音が大きいなか、日馬富士が貴ノ岩に声をかけたことに気付かず、
これに日馬富士が激高して暴行に及んだということもあり得ることである。
しかし、仮にこのような経緯があったにせよ、
日馬富士が一方的に暴行に及んだとするなら、責任の所在は明確である。
また、素手以外にカラオケ通信機器でも殴打したことを認めていると伝えている。
これが事実であり、一方で、貴ノ岩が10針を縫うような重傷を負ったことが
事実であるなら、暴行傷害事件としての輪郭は、かなり明瞭である。
貴ノ岩の勝利は、「しまの掟を破壊する許されざる行為」と理解されるだろう。
今回の暴行傷害事件の背後には、この種の巨大な闇が関係している可能性もある。
警察の捜査に事実解明を委ねていることは正しい判断であると考えられるが、
日本の場合、警察・検察自体が歪んでいるという現実があるため、まだ予断を許さない。
日馬富士は逮捕されず、籠池泰典氏夫妻は逮捕、起訴され、4ヵ月にも及ぶ
不当勾留が維持されている。
このような暗黒社会においては、
この点はしっかり踏まえておかねばならぬ部分である。
私がこの問題を取り上げているのは、
マスメディアによる情報操作の分かりやすい事例であると判断したからである。
相撲の専門家でもなく、相撲自体を本ブログ、メルマガのテーマともしていない。
しかし、メディア情報が著しく偏り、それによって世論が誘導される危険がある、
あるいは現実があるという、この国の根本問題のひとつを考察する際、
26日朝に応急処置を受けて、予定されていた日程をこなした。
しかし、傷害の程度が重く、再度医師の診断を受けて診断書を受け取った。
その際に、再度診断書を書いてもらった。
診断書を偽造に近いかたちで入手してこれを公表したかのような印象を
植え込む報道を展開し続けた。
これらの情報を、あたかも真実であるかのように流布したレポーターが存在する。
その結果として、
事件が発生する経緯について、
このことを楯に取り、そのようなことを防ぐためにも
相撲協会は警察による事実解明を待って適正な措置を講じれば良いだけのことだ。
日馬富士が一方的な加害者であり、貴ノ岩は一方的な被害者である。
しかしながら、その警察・検察捜査に全幅の信頼を置くことができるかというと、
ここにも疑問符を付けざるを得ないところに、日本の悲しい現実がある。
時価が10億円は下らないと考えられる国有地が1億3400万円で払い下げられた。
財政法は国有財産を適正な対価なくして処分してはならないことを定めている。
この法律に反して、不正に低い価格で国有地が払い下げられた疑いがある。
安倍昭恵氏は公務員秘書の谷査恵子氏に指示して、財務省との折衝をさせた。
このような事実経過が存在したのではないかとの、強い疑いが存在する。
国会は安倍昭恵氏を証人喚問して、事実関係を明らかにする責務を負っている。
このような安倍昭恵氏による公開の場での説明機会がまったく設営されてきていない。
これらの問題について積極的に発言してきたのが籠池泰典氏夫妻である。
安倍首相にとって、極めて目障りな状況になった。
さらに、長期勾留され続けているという現実が生じたと考えられる。
籠池氏夫妻は、「詐欺」の罪に問われている。
しかし、事案の補助金不正を問うのであれば、刑法の詐欺罪ではなく、
補助金適正化法違反に問うべきであると、法律の専門化が主張している。
ところが、籠池氏夫妻は詐欺罪で起訴され、4ヶ月に及ぶ長期勾留を受けている。
逃亡の恐れも、証拠隠滅の恐れもない。
にもかかわらず、不当な勾留を続け、しかも接見交通禁止という措置まで
付けられている。
国会では予算委員会が開かれ、森友問題が取り上げられるであろう。
その際、籠池氏が在野で、さまざまな発言をすれば、
安倍首相には都合が悪いのだろう。
取り残されているというよりも、
引き戻しているのである。
国民の目をスポーツ観戦に振り向けることは極めて有効な手段になる。
安倍政権は、この視点から、スポーツ振興に大きな力を注いでいる。
NHKの放送事業を支える大黒柱として相撲興行を利用している。
昨日の優勝後のインタビューの内容が色々批判されているようだけど。私自身も白鵬のやったことはクーデターみたいなものだと思っている。あの会見があったことで、八角理事長が日馬富士に引退勧告を突き付ける難易度は、世の中の雰囲気的にものすごくハードルが高くなってしまった。八角理事長のメンツは丸潰れだね。しかし、そうであったとしても。
2010年の朝青龍引退後の日本の大相撲を牽引してきたのは、間違いなく白鵬だ。彼自身は張り手やかち上げもするけど、技量は最高だし、少し品格が無い部分は認める。むしろ、新しく横綱になった稀勢の里を盛り上げるために、わざと悪役を演じているのではないかと邪推してしまうくらいだ。しかし稀勢の里が弱すぎるので、白鵬は本物の悪役になってしまったのが何と言うかね。それらの積み重ねがあったからこそ、昨日のクーデター会見になってしまった。日馬富士の処分、どうなるかな。
悪気がなく友人の作品に飲みかけのコーラを置いた同級生に対し、「そういう意識の人は芸術に関わらないで」と言ったらしい。
この人は、自分の価値観が絶対で、受けとる側のことを汲み取れないのだなぁと思った。
相手にも事情があるかもしれないのに、一方的に断罪して逃げ場を作らない。
確かに「正しい」んだけどさ、でもってなるやん。
言い方がアレなのは本人も認めてたけど。
アナと話が噛み合ってなかったのを思い出す。
大多数の人が受信できない周波数の話をしていた。
彼も彼なりの「相撲にふさわしい心構え」てのがあって、それから外れるのはどんな事情があろうと許せない人なのだと思う。
グレーゾーンがないんだよ。
前々から、貴乃花部屋の力士のtwitterとか見てて、すごく意識が高くて純粋な力士が多いからなんとなく怖かった。
貴乃花の話を素直に聞けて信じることができる子たちなんだろうなと思う。
先場所も幕下上位の力士がtwitterでちょっとした騒動を起こしたりした。収まったけど。
以前若い力士や裏方さんが急にやめたこともあった。特に何も情報も無くて、何がこの部屋に起きてるんだと怖かった。
今回の騒動は水面下でくすぶってたものが一気に爆発したなぁと思ってる。
やれビール瓶だの、アイスピックなどその場の状況も発言者によっててんでばらばらだし
その中で、一つキーポイントになるのが診断書だが、こういった診断書を書くことの多い市中末端の脳外科医がどういう経緯だったか予想してみる。
まず、書かれた病院は済生会福岡総合病院。ここは博多のど真ん中にある大きな病院で救急もやっている。全く怪しい病院でもない。
鳥取で行われた暴行について後日いってるんだから貴乃花親方としては、きっちり証拠を取ってやる、ぐらいのつもりで貴ノ岩を連れて行ったんだろう。
書いた医者は宮城知也先生。直接面識は無いが、科研費とか論文見る限りでは頭部外傷を専門にされているベテランの先生のようで
求められるがままにへんてこな診断書を書いたり、ということは多分無いように思える。
こういう外傷の患者さん、特に暴行とかで証拠が必要、となるとやはり精密な検査をすることになる。こういった有名人とか社会的な問題に成りそうなときは
さらにその傾向が強いだろう。
したがって、電話、もしくは紹介で現役幕内力士が横綱に暴行を受けたということで受診になるというとペーペーではなくその日の一番立場が上(できれば部長)の
外来にまわされ、XP、CT、MRIとできる限りの検査をしたうえで診断書を書くという話になる。
で、内容。
「脳振盪(しんとう)、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑い」
脳震盪はよい。おそらく頭部を打撲した後ふらふらしているという自覚症状に基づいて書いている。そして脳実質についてはそれ以外の言及は無いのでおそらく
職業上T2スター(出血に鋭敏なとり方)で多少出血があっても陳旧性かどうかわからず因果関係が判断できないので危なくて書かないだろう。
で、左前頭部裂傷、右外耳道炎もよい。これは視診で判断できるし、右耳から出血もあったんだろう。耳鏡で見て血腫もあって、でも鼓膜は破損してなかったということで
この書き方になる。右側に張り手を受けたんだろうなぁという感じ。
問題は右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑いである。画像上骨折がもしあったら、「疑い」はつけずに断言する。なのでわかるような骨折は無かったのだろう。
じゃあなんでこんなことを書いたのかというとおそらく、受傷後しばらく鼻水か耳漏が止まらなかったという訴えがあったのではないだろうか。
頭蓋底というのは一般的にイメージされる頭の周りを囲む硬い厚い骨ではなく脳実質と鼻や耳をしきるとても薄い骨で、ある程度の衝撃で骨折してしまう。
で、頭蓋底が骨折すると、そこから髄液がもれる。もれた髄液は鼻水もしくは耳漏として出てくることが多い。
リアルタイムで出ていればそれをテステープなどで検査して(鼻水は無糖、髄液は糖が含まれているのですぐに判断できる)髄液漏は判断できる。
でも疑いということは受診時はもう鼻水もしくは耳漏が止まっていて証明できなかった、
でも来る前は鼻水か耳漏が止まらなかった=髄液漏の可能性があった=微細な頭蓋底骨折があったのではないかという考えで
このような診断書となったのだろう。いずれにせよ、血腫もないし挫傷もないし手術するものもないし安静しかないよね、っていう結論だけど安静入院、っていう結末を予想する。
推測するに、できるだけ客観的に丁寧に診断書を書いた結果、こんな大事になったことで宮城先生も困惑されているだろう。
少しでも軽い怪我として内輪でなあなあですませたい相撲協会とかから圧力もかかっていて、とっても大変だと思われるが、あまりこのようなことに巻き込まれず
追記(11/19):ご指摘ありがとうございます。貴の岩を貴ノ岩に表記変更しました。予想という日本語の使い方については、申し訳ありません、今後気をつけます・・・
追記(11/20):元増田です。(この言い方でいいのかな?)反応が大きくてとてもびっくりしてますが、やはり皆さん興味があるところだからなのではないかと思います。思いもよらず放射線科の先生からコメントまでいただいて恐縮です。
ところで、あまり深く調べずに元のエントリーを書いてしまい、改めてみなさまの反応をいただいてから記事をしっかり読んでみました。
右中頭蓋底骨折については、患部をCTスキャンしたところ、骨折線とも考えられる線が確認された。ただ、もともと存在する縫合線である可能性が高く、過去の衝撃等が原因で生じた骨折線の可能性もあり、日馬富士の暴行との因果関係も分からないものの、念のため右中頭蓋底骨折の疑いとしたという。
また髄液漏れについては、右の空洞部分の一部に水がたまっている所見があり、単に右外耳炎による炎症が原因のものとも考えられたが、右中頭蓋底骨折による髄液漏れの可能性も全くないとは言い切れないため、髄液漏れの疑いとした。ただ、実際に髄液が漏れたという事実はないという。
その上で、受傷から日数が経過したことを考えれば、髄液漏れが今後生じる可能性、つまり右中頭蓋底骨折が生じていた可能性は「極めてまれである」とした。
というものを見つけました。そして外耳道損傷ではなく外耳炎であること、頭蓋底骨折ではなく中頭蓋底骨折であるということに改めて気づきましたので、いくつか訂正させていただきたいと思います。(みなさんの興味を引くのかわかりませんが・・・)
まず外耳道損傷と書かなかったことについてですが、もしかしたらこれは直視下で外耳を確認できなかったのではないかと思います。つまり耳が聞こえづらいという訴えで耳鏡でのぞいてみたところ血と耳漏で観察ができなかったのではないか。なので外耳道炎とした、ということです。
この言葉の使い方で、右外耳の異常が外傷と因果関係があるかどうかわからない、という担保をつくることができます。事後コメントの「単に外耳炎による炎症」という言い方もなんとなくその方向なのではないかと予想できます。
また、これはうっかりしていたのですが中頭蓋底骨折の疑いだったのですね。一般的に鼻漏は前頭蓋底骨折、耳漏は中頭蓋底骨折で生じますので、鼻漏は存在せず、耳漏のみ存在が疑われる状況であったということを指し示します。
右の空洞部に水がたまるという表現からは、画像上(CT,MRI上)中耳、もしくは外耳に液性成分が認められたことが考えられます。
したがって結論としては
「CTとってみたら骨折線はまぁわかんない(多分縫合)。だけど外耳に水たまってるし受傷直後だし、髄液漏かもしんないし中頭蓋底骨折もあったんじゃないか?」という推測の元かかれた診断書なんじゃないかと予想します。
同業者の方は理解していただけるかと思うのですが、暴行とか事故の被害者、というふれこみで診察、診断書となるとやはり被害者を目の前にしていることもあって、お気の毒に思って考えうる状態の中でいささか大げさな方に判断しがちなところがあります。
宮城先生ももしかしたら、そういう心持で書いちゃった診断書が今一人歩きして大変になってて困ってらっしゃるのかなーと思い、だとしたらお気の毒で、自分も反省しつつ、この騒動が早く収まることを祈らせていただきます。
某スーパーで働いているんですけど、今日餃子を廃棄したんですよね。500個くらい。積み上げられたあのちっぽけだった餃子は、いまや横綱と同じくらいの大きさでした。襲われたら殺される。
調理室に入るやいなや目に飛び込んでくる餃子の群集に一瞬なにごとかって狼狽したんですけど、まあいうて賞味期限が切れたんだろうと推測したわけなんですよ。
で、なるほどね~とか思いながら餃子の裏に記載されてる賞味期限をみたら
明日じゃないの。いや流石にまだ食品として全く欠陥のない餃子をゴミ袋に詰め込むのは最高に気分が悪いというか、普通に勿体ないだろ。っと思いまして、これは店長が日を間違えてるな、あんないい年して大事な大事な商品をゴミ箱に入れようとするとはね、一体どれだけの損害が生まれるところだったかついでにお前もゴミ箱に入れてやろうか、と抗議しにいったわけなんですよ。
そしたら店長、ああそれねー、なんたらなんたらの規則で賞味期限が一日前だともう店に並べられないんだよねー、僕ももったいないと思うんだけどねー。とおっしゃいまして。
えっーマジかよ店長の独断じゃないの、規則!規則ならしょうがない破ると怖いし!というかなんだその規則は!!!賞味期限の意味なしてないじゃん!!そもそも賞味期限の意味もよくわからなくないですか?あれ過ぎてもいきなり毒の物質に変化するわけじゃないし、美味しく食べれるじゃん。誰だ賞味期限とか古くさいもの考えた野郎はお前をまずゴミ箱にぶちこんでやる
ということがありまして、タイトルに至ったわけであります。分かりましたか皆さん?
とかいう事を考えながら、淡々と餃子を袋からゴミ箱に移す作業をしていました。これ作ってる人がみたらすっげえショックだろうなあ。
餃子職人が買い物ついでに、私の餃子は売れてるアルか~?いっぱい売れてるといいアルな~!って精肉コーナー見に行ったら、精肉の人、自分の餃子ひたすら捨ててんの、しかも真顔で。
うわあこれは落ちこむわ、というか普通に鬱になりそう。俺は一体なんてことをしてしまったんだ。こんな汚れ仕事をすることになるとは、嗚呼なんと功利主義な世界だろうか。せめて無理矢理でも生で食べればよかった。これ生でもいけますね~!つって。顔を顰めながら。無理してる事くらい餃子職人にはわかる。でも、ほんの少しかもしれないが、その気遣いが温かい、心にしみる。餃子職人の目に少しだけ光が灯った。なんて。もうやだ平和な世界に行きたい。廃棄ゼロの国とかないのかな。アンパンマンの世界みたいな平和な国。
ああでもアンパンマンの世界でも普通に廃棄とかしてたら嫌だな。
おにぎりマンが作ったおにぎりをジャムおじさんが真顔で廃棄してる回。うわあヤダそんなの絶対見たくない。そして偶然にもその光景をおにぎりマンが目撃してしまうみたいな鬼畜ストーリー。
毎度のように襲来してくる雑菌共を殺菌した後、お約束通りにパン工場前でパーティをするアンパンマン一行。雑菌共から街を守った凱歌として食品を提供する、アンパンマンワールドらしい振る舞いに町人たちはよだれが止まらない。最近ではバイキンマンが街に襲来するだけでパブロフの犬よろしく唾液が分泌されるようになってしまった者までいる。兎にも角にも、町人たちはこのパーティをとても楽しみにしているのだ。そしてそれは生産者にとっても同じことである。多くのバイヤーが集まるフェスなど、自分の商品を売りこむ、絶好のチャンスといえるだろう。そんなわけで、生産者は皆自慢の商品を売り込み、町人はそれを笑顔でほおばる。幸せが具現化した会場を写しつつフェードアウトし、エンディングのアンパンマン音頭に移るわけだが、今日は会場の中に一人浮かない顔の人物がいた。おにぎりマンである。彼のおにぎりが全く売れないのだ。この世界で食べ物が売れない生産者は、その人物の存在価値を否定されたといっても過言ではない。通貨や地位が存在しないこの世界では、レゾンデートルこそが唯一の資産であり、生きるための自信であり、絶対条件なのだ。故に皆必死になって商品を売り込む、そうしなれば生きていくことができないから。
「何故売れないのだ?」おにぎりマンは呟く。確かに、かつ丼や天丼には魅力で勝てないだろう。奴ら自慢の丼ものは、見るもの全てを魅了する。艶のある衣に包まれた果てしない弾力を想像させる海老。咀嚼という行為をただただ崇拝することになるであろう、分厚い肉、これらに米を掛け合わせたものが、ただ梅を入れただけの素朴なおにぎりと競い合うはずがない。まさに規格外の化け物である。しかし、純粋なコメの美味しさを求めるならば、確実にオニギリの方が勝っている。素朴ながらも、素材本来のうまみを嚙みしめる事ができる料理はそう多くない。恐らくオニギリと食パンくらいであろう。一定のニーズはあるはずである。所詮奴らの敷いている米など低価のインディカ米。こちとら厳選されたジャポニカ米、しんのすけよ。この戦い、負けるはずがない、そう思っていた。だのに、どうしてこんなー。
おにぎりマンは焦りで手元が震えていた。今やおにぎりすら握ることができない。嗚呼、手が冷たい。誰か買ってくれ、誰でもいい、誰か。
「こんにちは、おにぎりマン君」ハッと顔をあげる。そこに立っていたのはジャムおじさんだった。バイキン撃退から2時間、最初の来客者だ。
「どうだい、調子の方は、」無邪気な笑顔で私に問いかけてきた。突発的に殴りそうになるものの、残された理性で己を制御した。この人は何も悪くないじゃないか、何をやっているんだ私は。
「どうしたんだ、体調が悪そうだが」私は反射的に売れていないことが悟られないように取り繕う。売れていないと周囲に認知されるのはまずい。戦闘で少し疲労した、たいしたことではないと伝えた。
「そうか、でも、それにしては酷く困憊してるじゃないか。みんな元気な君がみたいと思っているよ。まだまだ祭りはやっているんだし、ここでバテていたら勿体ないだろう。少し街で休んできたらどうだい」全く、この人には頭が上がらない。確かに今の状態ではまともな商売などできないだろう。それに商売は、売ることだけが全てじゃない。皆の笑顔が大切なのだ。危うく大切なものを失うところだった。焦っていてもどうしようもないし、少し休憩しよう。用を足してきたら、また元気に呼び込みをしよう。丼ものには劣るかもしれないが、私だけがつくり出せる笑顔をみんなに届けよう。
承した。休憩仕る。とジャムおじさんに別れを告げ、私は近くの茂みに入り込んだ。
それからほどなくして、おにぎりブースに戻ってきたおにぎりマンは驚嘆した。おにぎりが全て無くなっているのである。売れたのか?否、違う。米をたく釜や予備の米、ましてや商品を置く机すらなかった。おにぎりマンは最初から存在しないかのようになっていたのである。おにぎりマンはひどく狼狽した。一体何があったのだ。どうすればいいのだ。そうだ、ジャムおじさんなら。あの方なら何か…。私は工場に向かって走り出していた。そして、窓から我が工場長の存在を探し始めたその時、今世で最大の、自分の目を疑うような出来事に出くわしたのである。
ジャムおじさんがおにぎりを真顔で捨てていた。そしてあのおにぎりはまごうことなき私のおにぎり。私は一瞬何が起きているのか理解できなかった。私の頭が考える事を拒んだ。
一連の行為には無駄な動きが一切なく効率よく行われていた。そしてその行為は感情すら感じさせない。手はおにぎりを廃棄していても心は別の事を考えている。もはや食べ物への敬意など一切なく唯々無機物を移動させる作業のようであった。この人は最初から全て知っていたのだ。私に休憩を提案したのは私をどかしておにぎりを廃棄するため。この人に、私は、私は。
おにぎりマンに残された選択肢は二つ、見なかったことにしてこの場を立ち去るか、腰に収めたその刀を使い今ここで切腹か、否、いっそのことジャムをこの手でー。
それから先の事はよく覚えていない。気がついた時にはすでに赤い私の手があった。周囲には廃棄されるおにぎりが血を吸いながら分散していた。これでは赤飯ではないか。だがこれでいい。これが勝どきというものだ諸君。私は周囲に微笑み、おにぎりに囲まれながら腹部に刀をあてた。おにぎりとして生を受けたことを誇りに思いながら。