「頭部外傷」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 頭部外傷とは

2024-04-01

anond:20240401100800

そもそも新型コロナ以前は「風邪後遺症」を気にしてなかったってだけなんだよな

嗅覚障害(ニオイの障害)の原因の一番は、鼻炎・副鼻腔炎蓄膿症)なのですが、2番目に多い原因は風邪の後からなのです。ちなみに3番目に多いのは頭部外傷後(頭をうったあとなど)、原因不明と続きます

実は、やっかいなのが風邪をひいたあとの嗅覚障害です。

風邪が治って、鼻もつまってないし、鼻の粘膜の腫れもないのにニオイがわからない、しかもかなり重症である、というのが風邪後の嗅覚障害の特徴です。風邪の炎症によって(ウイルス感染も?)ニオイの神経が障害をうけたのが、その原因であることはわかっているのですが、どのウイルス、どんな風邪とき嗅覚障害が起こるのかは、いまだ不明です。

https://www.fukazawa-ent.jp/2009/06/01/162/



医者さんの世界では感冒嗅覚障害ってのは新型コロナ以前から普通に知られてた症状

2024-03-08

メモ鳥山明さんの命奪った急性硬膜下血腫とは

急性硬膜下血腫とは、頭蓋骨の下で脳を覆っている硬膜と脳の間に、出血した血液が急速にたまり、脳を強く圧迫する症状。脳の表面の血管の出血が原因であることが多い。

原因が転倒などによる頭部外傷であることが多く、高齢者に起こりやすい。意識障害や半身まひなどもしばしば発生する。手術で血腫を取り除くのが主な治療法だが、硬膜の外の出血で起こる硬膜外血腫より、生命危険後遺症がある場合が多いとされる。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202403080000367.html

すぐ漫画家は不摂生が〜とか激務で〜とか書きにくる人たち反省して。

あとワクチンがどうとか言ってるいつもの人たちも。

2021-10-31

anond:20211031104131

救急ちょっとだけ関わっている人間から増田対応模範的で素晴らしいものだと感じました。

結論としては救急車を呼んで正解だと思います

・転んだ時に頭をぶつけたようで、路上は血の跡で若干濡れていた

・顔色は、夜でもはっきりわかるほどにみるみると真っ白になっていった

・そして、失禁した

この時点ですでに救急車を呼ぶべきレベルに達しています意識もうろうとしていて、かつ、頭部外傷を負っている場合、容体がどうなるか判断できません。顔面蒼白・失禁も伴うとなれば、急性アルコール中毒も疑われます。ここまでつきっきりで冷静に観察した増田が凄いです。増田が近くにいて本当に運がよかったと思う。

あと、救急車を呼んだ時点で増田の行動は正解であって、おじさんが一見(?)元気になったことはあんまり関係ないとも思います。おじさんは「おじさんが救急車に乗らない。(略)そのまま帰ると主張していた。」とのことですが、頭を打っていると、「意識清明救急搬送拒否たかと思ったら数時間後に急変して亡くなった」なんてこともありえますブコメにもありますが、後の判断救急隊や搬送先の医師看護師が行うので、呼んだだけで100点だと思います

そのとき増田対応した方は、ただの酔っ払いではなくて、酒が入った怪我人・病人です。酔っている・いないにかかわらず、明らかに様子がおかしければ躊躇せず119番してOKです。迷ったら、手遅れになる前に119番を!本当に救急車を呼んではいけない人というのは、「風邪をひいたかもしれない」「ひざをすりむいた」「健康診断に行くから送ってほしい」といったレベルの人です。

ちなみに、どうしても救急車を呼ぶか悩む場合は、

・♯7119 ※自治体によっては実施していなかったり、番号が異なったりするので注意!

 →電話をすると、医師看護師相談員などに救急車を呼ぶべきか相談できる

・♯8000子ども医療電話相談事業

 →休日・夜間に、子供の症状の対処医療機関受診について、医師看護師などに相談できる

・Q助(全国版救急受診アプリ

 →症状を選んでいくと、緊急性の目安を判定してくれる

などの利用を検討してみてください。

2019-04-26

anond:20190425163142

高次脳機能障害の「意欲・発動性の低下」と「依存的行動」に該当する可能性も。

 “意欲・発動性の低下

自発的活動が乏しく、運動障害がないのに一日中ベッドから離れないなどの無為生活を送ります。”

 “依存的行動

脳損傷後に人格機能が低下し、退行を示します。この場合には発動性の低下を同時に呈していることが多く、結果として依存的な生活を送ります。”

http://www.rehab.go.jp/brain_fukyu/rikai/shoujou/

 

高次脳機能障害情報支援センターの「よくあるご質問」より。

 “退院後、自宅にてごろごろすることが多く、外へ出たがらない、何もしたがらない場合家族としてどのように対応したらよいでしょうか?”

 

 “前に出来たことが出来なくなって苛つくことが多くなったがどうしたらよいのですか?  A:高次脳機能障害を持った結果、以前に出来たことが全く出来なくなったり、出来るけれども遅くなったり、以前と同じ方法では出来なかったりと症状はいろいろ考えられます。”

 

 “高次脳機能障害とはどのようなものですか?

具体的な例としては、頭部外傷脳卒中などによって、重い意識障害に陥るような状態となり、治療の後、意識が戻り、歩行や食事ができるようになり、外見上は回復したように思えるのに、「会話がうまくかみ合わない」、「段取りをつけて物事を行うことができない」などの症状が現れ、周囲の人に「人が変わった」、「怠け者になった」といった印象を与えるような状態のことです。

このような例では、これらの症状が日常生活社会復帰に大きな支障となっているにも関わらず、一見しただけではわかりにくいため、ご本人やご家族さらには医療関係者等の間でも、この症状が脳の損傷の後遺症によるものであるということ、そして、この症状にどう対応すればよいか、といったことなどが、なかなか理解されにくいというのが現状です。”

http://www.rehab.go.jp/brain_fukyu/qa/

2018-12-22

年の瀬になるとおじさんは酔っぱらってすっころんでいる

繁華街に近い病院で夜間外来担当することがある看護師

忘年会クリスマスシーズンになると例年、「頭部外傷」の人が毎晩、続々と運ばれてくる

救急車で夜間診療にやってくる人の半分以上がこういう人の日もある

怪我をした人がいるといちおう事件性が疑われるので、警察官が付き添ってくることもある

そして運ばれてくる人のほぼ全員が酔っ払ったおじさんだ

救急隊員の人がおじさんのプロフィール怪我概要警官淡々説明する

所持品はカバン、同僚の人が持っています、となる場合が多い

隊員の人も慣れたもので、そのナラティブにはよどみがいっさいない

救急車の中で付き添いの人から聞き取った内容をまとめて話すのだろう

47歳男性本日20から23時にかけて某繁華街バーハイボール7杯を摂取、かなり酔っている様子、退店時に階段を降り、後ろで物音がしたと思ったら、さかさまになって転がっていた、頭部の切り傷は5cm

こういう光景年の瀬になると、毎晩、毎晩、毎年のように、ほんとうに毎晩、くりかえされる

まるで、おじさんは年の瀬に酒を飲んで酔っぱらってすっころぶために生きているかのようだ

そんなわけないのだろうけれど、あまり規則性が高いので、そんなふうに思ってしま

文明とは

進化とは

2017-11-25

anond:20171125213040

語音症や, 脳性麻痺, 口蓋裂, 聾, 難聴などの先天性または後天性の疾患, 頭部外傷, その他の神経疾患などの可能性も考慮しないと.

2017-11-19

貴ノ岩診断書について脳外科医が予想してみる

世間を騒がせている日馬富士暴行問題

やれビール瓶だの、アイスピックなどその場の状況も発言者によっててんでばらばらだし

その後の入院の経緯や、休場などもよくわからないことが多い。

その中で、一つキーポイントになるのが診断書だが、こういった診断書を書くことの多い市中末端の脳外科医がどういう経緯だったか予想してみる。

まず、書かれた病院済生会福岡総合病院。ここは博多のど真ん中にある大きな病院救急もやっている。全く怪しい病院でもない。

鳥取で行われた暴行について後日いってるんだから貴乃花親方としては、きっちり証拠を取ってやる、ぐらいのつもりで貴ノ岩を連れて行ったんだろう。

書いた医者宮城知也先生。直接面識は無いが、科研費とか論文見る限りでは頭部外傷を専門にされているベテラン先生のようで

求められるがままにへんてこな診断書を書いたり、ということは多分無いように思える。

こういう外傷の患者さん、特に暴行とかで証拠必要、となるとやはり精密な検査をすることになる。こういった有名人とか社会的問題に成りそうなとき

さらにその傾向が強いだろう。

したがって、電話、もしくは紹介で現役幕内力士横綱暴行を受けたということで受診になるというとペーペーではなくその日の一番立場が上(できれば部長)の

外来にまわされ、XPCTMRIとできる限りの検査をしたうえで診断書を書くという話になる。

で、内容。

「脳振盪(しんとう)、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑い」

脳震盪はよい。おそらく頭部を打撲した後ふらふらしているという自覚症状に基づいて書いている。そして脳実質についてはそれ以外の言及は無いのでおそらく

出血や挫傷などを示唆する所見は無かったんだと思う。

職業T2スター出血に鋭敏なとり方)で多少出血があっても陳旧性かどうかわから因果関係判断できないので危なくて書かないだろう。

で、左前頭部裂傷、右外耳道炎もよい。これは視診で判断できるし、右耳から出血もあったんだろう。耳鏡で見て血腫もあって、でも鼓膜は破損してなかったということで

この書き方になる。右側に張り手を受けたんだろうなぁという感じ。

問題は右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑いである。画像骨折がもしあったら、「疑い」はつけずに断言する。なのでわかるような骨折は無かったのだろう。

じゃあなんでこんなことを書いたのかというとおそらく、受傷後しばらく鼻水か耳漏が止まらなかったという訴えがあったのではないだろうか。

頭蓋底というのは一般的イメージされる頭の周りを囲む硬い厚い骨ではなく脳実質と鼻や耳をしきるとても薄い骨で、ある程度の衝撃で骨折してしまう。

で、頭蓋底が骨折すると、そこから髄液がもれる。もれた髄液は鼻水もしくは耳漏として出てくることが多い。

リアルタイムで出ていればそれをテステープなどで検査して(鼻水は無糖、髄液は糖が含まれているのですぐに判断できる)髄液漏は判断できる。

でも疑いということは受診時はもう鼻水もしくは耳漏が止まっていて証明できなかった、

でも来る前は鼻水か耳漏が止まらなかった=髄液漏の可能性があった=微細な頭蓋底骨折があったのではないかという考えで

このような診断書となったのだろう。いずれにせよ、血腫もないし挫傷もないし手術するものもないし安静しかないよね、っていう結論だけど安静入院、っていう結末を予想する。

推測するに、できるだけ客観的に丁寧に診断書を書いた結果、こんな大事になったことで宮城先生困惑されているだろう。

少しでも軽い怪我として内輪でなあなあですませたい相撲協会とかから圧力もかかっていて、とっても大変だと思われるが、あまりこのようなことに巻き込まれ

多忙を極めるであろう日常診療に携わっていただきたいと思う。



追記(11/19):ご指摘ありがとうございます。貴の岩を貴ノ岩表記変更しました。予想という日本語の使い方については、申し訳ありません、今後気をつけま・・・

追記(11/20):元増田です。(この言い方でいいのかな?)反応が大きくてとてもびっくりしてますが、やはり皆さん興味があるところだからなのではないかと思います。思いもよらず放射線科先生からコメントまでいただいて恐縮です。

ところで、あまり深く調べずに元のエントリーを書いてしまい、改めてみなさまの反応をいただいてから記事をしっかり読んでみました。

病院サイドのコメントとして

 右中頭蓋底骨折については、患部をCTスキャンしたところ、骨折線とも考えられる線が確認された。ただ、もともと存在する縫合線である可能性が高く、過去の衝撃等が原因で生じた骨折線の可能性もあり、日馬富士暴行との因果関係も分からないものの、念のため右中頭蓋底骨折の疑いとしたという。

 また髄液漏れについては、右の空洞部分の一部に水がたまっている所見があり、単に右外耳炎による炎症が原因のものとも考えられたが、右中頭蓋底骨折による髄液漏れ可能性も全くないとは言い切れないため、髄液漏れの疑いとした。ただ、実際に髄液が漏れたという事実はないという。

 その上で、受傷から日数が経過したことを考えれば、髄液漏れが今後生じる可能性、つまり中頭蓋底骨折が生じていた可能性は「極めてまれである」とした。

というものを見つけました。そして外耳道損傷ではなく外耳炎であること、頭蓋底骨折ではなく中頭蓋底骨折であるということに改めて気づきましたので、いくつか訂正させていただきたいと思います。(みなさんの興味を引くのかわかりませんが・・・

まず外耳道損傷と書かなかったことについてですが、もしかたらこれは直視下で外耳を確認できなかったのではないかと思います。つまり耳が聞こえづらいという訴えで耳鏡でのぞいてみたところ血と耳漏で観察ができなかったのではないか。なので外耳道炎とした、ということです。

この言葉の使い方で、右外耳の異常が外傷と因果関係があるかどうかわからない、という担保をつくることができます。事後コメントの「単に外耳炎による炎症」という言い方もなんとなくその方向なのではないかと予想できます

また、これはうっかりしていたのですが中頭蓋底骨折の疑いだったのですね。一般的に鼻漏は前頭蓋底骨折、耳漏は中頭蓋底骨折で生じますので、鼻漏は存在せず、耳漏のみ存在が疑われる状況であったということを指し示します。

右の空洞部に水がたまるという表現からは、画像上(CT,MRI上)中耳、もしくは外耳に液性成分が認められたことが考えられます

したがって結論としては

CTとってみたら骨折線はまぁわかんない(多分縫合)。だけど外耳に水たまってるし受傷直後だし、髄液漏かもしんないし中頭蓋底骨折もあったんじゃないか?」という推測の元かかれた診断書なんじゃないかと予想します。

同業者の方は理解していただけるかと思うのですが、暴行とか事故被害者、というふれこみで診察、診断書となるとやはり被害者を目の前にしていることもあって、お気の毒に思って考えうる状態の中でいささか大げさな方に判断しがちなところがあります

宮城先生ももしかしたら、そういう心持で書いちゃった診断書が今一人歩きして大変になってて困ってらっしゃるのかなーと思い、だとしたらお気の毒で、自分反省しつつ、この騒動が早く収まることを祈らせていただきます

2009-09-08

危険頭痛」である可能性

http://anond.hatelabo.jp/20090908072426

くも膜下出血脳腫瘍頭部外傷後に発症する慢性硬膜下血腫、細菌性の髄膜炎脳炎ウイルス性の脳炎

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/403/403261.html

 

あるいは単に困ったちゃんへの対処に悩んでるだけか?

 
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