はてなキーワード: 日本語ラップとは
で、TBSはある特定の分野に詳しい人がよく出演して、それについて熱弁する番組が多いのだが
それまで全く興味のなかった分野がテーマでも熱がある分、聞いていてすごく面白い。
野球でこんな伝説の試合があったとか、昔のプロレスはこうだから面白かったんだよとか、それまでダサいと馬鹿にされていた日本語ラップはこうやって根付いたとか、
話が面白いので、それまで全く興味が無かったのに聞き終わった後は少し好きになっているくらいだ。
だが、ことアイドルの話になると一気につまんなくなってしまう。
TBSラジオの出演者はアイドルファンが多く、どの番組でもよくアイドルの話になちがちなのだが、どれもまあ面白くない。
熱弁はしているのだが、なにか外している感が否めない。
「野外ステージでのライブだったんですけど、あいにくの雨で…それでもファンは雨に打たれながら待っていたんですよ。
そして、そのアイドルがステージに出てきた瞬間、嘘のように雨があがって晴れたんです!」
はぁ?何それ?って思うよね。
その話の何が面白いのか…
あとは、芸能人の裏の顔みたいな話をするコーナーで、某大物俳優が裏では金の話しかしねえ汚い奴だったとか、某大物司会者は片っ端から共演者の女に手を出してるとかの話を普段しているのに、
「某アイドルグループの女の子は楽屋で輪ゴムを飛ばして無邪気に遊んでいる」
何それ?って思うよね。そんなショボい話は喋るべきではなかったよね。
ラジオやるくらいの喋りのプロが、俺の興味のない話をしてもとても面白いんだけど、
おそらくそのアイドルのファンなら面白いんだろうけど、アイドルに興味のない人からすれば、「だから何なんだよ」としか思えない話しかしないんだよね。
TBSラジオって、どの番組も面白いのに、どの番組もアイドルの話をしがちで
ここらへんが聞いてかっこよかった。
Triune Gods - Causing Terror [official] "志人、bleubird, Scott Da Ros"
太華「所信表明」
前々からそうじゃないかと思ってましたけど、こうも白日の下に晒されるとドン引きです。
足りない知識から来る偏見でレッテル貼り付けて、同じく何も知らない同士がそれに共感していいね!しちゃう集合恥が今まさに行われている真っ最中でしたよ。
自分の感性が磨かれていない、知識が足りない、スタンスを変える事が出来ない、そういった事から目を背けてとりあえずお手軽にマウント取って勝利宣言のクズ野郎の集まりでしたわ。
皆さんがいつも馬鹿にしているウヨサヨ放射脳と何が違うのかなーって一度考えてみたほうが良いと思います。
他人が駄目なことをしているのを見てただ馬鹿にするだけでは三流未満。
何故それが駄目な存在として自分の目に写ったのかを整理し、観察し、分析し、調査し、他山の石とし、自分を省みる材料に出来ないなら人間として三流にもなれないという事を忘れてはいけませんよ。
そしてそれを自分の行動に反映できてようやく二流です。
はてなの皆さんはひとまずその二流を目指してください。
https://anond.hatelabo.jp/20170616211934
MステのMonster Visionが、キツイと思うのはフリースタイルダンジョン見てないとわからない内輪ネタをラップしたからだろ
でも、日本人ラッパーには色々な人がいて、面白いんだと思うだけどな
あのMステ見てるだけでも、肝心の最後のキメ顔してる時、漢がアレのハンドサインしてたり、般若が関ジャニ∞と戯れてたりさ
DOTAMAはこれからどうなるんだとかさ
そもそもフリースタイルダンジョンは、来週晋平太と漢がバトルするけどどうなるんだとかさ
こういう楽しみ方を増やしている今の日本語ラップ界はエンターテイメントとして面白いと思う
今あげたのも楽しみ方の一つに過ぎないんだけど、そうやって楽しみ方の裾野を広げてくれればいいと思ってる
あの出演してた8人以外にもラッパーはめちゃくちゃいるんだし、今のバトルブームやセルアウト的な売り方が嫌いなラッパーもたくさんいる
自分なりの楽しみ方を見つけて自分で楽しめればいいんじゃないか
フリースタイルダンジョンがそこそこ盛り上がってツイッターでもトレンドに上がりMステでも今日オールスター的に出演したらしい。
ツイッターでは「カッコいい」「ヤバい」「あれをよくぞ言った」的な感想に溢れてるが、なんというか見てて恥ずかしくなるのは何故なんだろう。
スチャダラパーは昔好きだった。あれは、日本人が本国のスタイルでラップやったらダサくてこっぱずかしい事の裏返しのスタイルなのかなと思ってた。
ラップを聴かなくなったがライムスター宇多丸のラジオを聴くようになり、そのついでにライムスターの曲を聴いてみたがやっぱりキツかった。
もっというと、ウイークエンドシャッフルの音楽の回はだいたいキツいのでセンスがそもそも違うとしか言い様がないのであるが…。
確かに、日本語ラップのトップシーンの連中は他には見れない色気を持っていて、ものすごいスキルを持っているのだろう。
最近のHIPHOPブーム(?)から感化されて自分のにわかラップ愛が燃えて色々手を出して見るかと思ってきたので軽く調べてみた
ケツメイシやリップスライム,、m-floらへんの売れ線くらいしかまともに聴いてこなかったし、本場寄りのHIPHOPはそこまで琴線に触れてこなかった
食わず嫌いはやめようと思って日本語HIPHOPと呼ばれる音楽に手を出そうと思ったのだが音楽以前にHIPHOP界隈の人間が残念すぎて聴く気失せまくり
汚いdisり合いとかは文化として受け入れてもいいが、zeebraがどうこう内輪ネタでキャーキャー言ってコミュニティーレベルじゃなくジャンル巻き込んでの内輪ネタで盛り上がり
売れ線のHIPHOPをセルアウトだの逃げただの排外的な扱いして悦に入る姿が気持ち悪くて気持ち悪くて。
別にどんな汚い音楽をやろうがコミュニティーレベルで内輪ネタしようが構わんがなぁ...
こういう内輪に引きこもってない日本語HIPHOPやラップバトル、あとJラップ(っていうのかな?)のジャンル名、コミュニティーがあったら教えて欲しい限りだ
は? っていうのが率直な感想。2晩寝て起きてもなんかスッキリしないわけよ。
ワケわかんねーってやつは「般若」か「KREVA」でググれカス。2秒もかかるか。
ロクな記事がない。どいつもこいつもねむてーことばっか書いてんなよ。てめーは仕事しろよAmebreakこら。blastが墓場でアクビしてんぞ。
般若がKREVAに噛みついてたのは知ってる。トラックでもライブでもフリースタイルでも、ことあるごとに。
因縁ならある。
KREVAがBBP3連覇して早々にいち抜けしてから、次の世代のバトラーとして踏ん張ってシーンを引っ張った漢と般若からすれば、BBP出場辞退した同じ年にKICKとしてメジャーシーンに躍り出たKREVAが面白くないのは仕方ない。それをもってセルアウトってこき下ろしたくなる気持ちもわかる。
バトルから遠ざかって15年越しにKREVAにケンカをふっかける相手として、般若か漢ほどふさわしい人間はいない。それは間違いない。
それも、いまだかつてないバトルブームの火付けになったフリースタイルダンジョンなんて、格好の舞台だ。番組と般若にとっては、な。
で。「おい、KREVAテメェ ブルってんじゃねーぞ! この野郎! 俺と勝負しろ!」ときたもんだ。
般若よ、その啖呵は本当に正しいのか?
誰がブルってるって? 誰が10年前にバックれただ? 少なくともKREVAが優勝したBBPでバトルできる機会はあったよな。そのバトルが実現しなかったのは誰のせいだっけ? 勝手に敗退して絶好の機会をみすみす棒に振ったのはアンタだろーが。
そもそも次の年も漢に優勝持ってかれて準優勝止まりだったよな。そんでその次の年も正面から負けたのにマル妄引き連れて散々暴れまわってBBPのバトル自体がその後縮小した原因のひとつをつくったのも般若、アンタ自身だよな。なーにが伝説だ。
売れてりゃスゴいとは思わない。逸れにKREVAだって売上は低調気味だ。ライブの集客もヤバイってことは自分で明言してる。確かに一時の輝きは失われた。だけど、メジャーの第一線で、哲学もって今も踏ん張ってる数少ないラッパーなんてKREVAとライムス以外にいるか? しかも自分でトラックつくってんだぞこの人の場合。
アンタが昭和レコードで今も可愛がってるSHINGO西成が悪評高いライブラにいた時、メジャーシーンにいち早く引っ張り出したのは誰だった?
年季も実績も器も格上のKREVAに対して、番犬ども従えてふんぞり返ってるお山の大将が、言うにこと欠いて「俺と勝負してやる、ここに来い」だと?
おい般若テメーふざけてんじゃねーぞこの野郎そうじゃねーだろ逆だろーが! お前が挑戦者としてKREVAに挑みに行けよ!
目の上のたんこぶに引導を渡したいんだか、燻ってるレジェンドに再起の手を差し伸べるストリートの流儀だかなんだか知らねーよ。
得意のカチコミしてたはずだ、俺の知ってる般若なら。かかってこいよじゃねーよ、寝言こいてんなテメーが討ち入りにいけよコラ!!
スキルが全然追いつかねーゴロツキに毛が生えたマル妄時代でもアンタはずっと相手の芯をビジョンを問うスタイルだったよな? 変わってねーと思ったよダンジョンで自ら進んで間抜けな格好してても核の部分はちっとも変わってねーと思ってたのに。
ふんぞり返っていい気になってんじゃねーよ、そんな言葉アンタのその口から聞きたくなかったよ。
外野がdisるな? はあ? そりゃ無理っすわ。なんでって? 他ならぬ般若だからだよ!! そんなこともわかんねーやつはラップの辞書でも引いて出直してこい。
芸能界? 知らねーな。プロレスだ? 演出だ? 聞いてねーよ。
裏ではとっくに出演が決まってるかも? オファーしたけど断られたから引きずりだそうとしてるのかも? かもかもウッセーよ外野の外野は黙ってろよ見えてることがすべてなんだよ視聴者様にとってはよ! 観客の野次にブチキレて暴走した般若が突っ走っただけに決まってんだよ!!
そういうとこが般若らしいって? 全然筋が通ってねーんだよこれは。ケーダブのおっさんみてーなみっともねー絡み方すんなよ。
KREVAに何のメリットがあんだよ。出るわけねーだろバカか。それでも、代々木公園で遠吠えされるのとはワケが違う。地上波でケンカふっかけられて、出なきゃ出ないで芋ひいたと思われて、あのフリースタイルができないでおなじみのメガネのパーマンと同列に語られることになるのかよ。冗談じゃねーぞどっちに転んでもババ引くだけじゃねーかクソ。フェアじゃねんだよこんなの。
こんなとこで匿名で書き散らしてる俺が一番卑怯もんなのは知ってんだよ。でもアンタ言ったよな? 筋道礼儀のないやつは、どこにいっても愛されないんだったよな? ガッカリさせないでくれよ頼むから。アンタはいままさにキッズにとってのスーパースターになりつつあるってのに。
2011年のBBPでゴタゴタあって結局引っ張り出されたKREVAが無茶ぶりされて久しぶりにフリースタイル披露してから、ちょうど5年ぶり。普通だったら「ごめん無理」。KREVAならたった一言「(テメーが)来ればいいのに」で終わりだろこんな茶番。はい解散。
なんて全部ウソです強がりですぶっちゃけ見てえよ2人のバトルKREVAと般若の対決見たくねー日本語ラップ好きなんてそれこそウソだろこんなアツいビーフ日本じゃもう起こってねーだろここんとこ見たくねーわけねーだろバーカ!!!!!!!!
あのサKREVAさアンタがスルーするとは思えないけどでも何の得にもならないBEEFどころじゃねーろくでもねー出演オファーにとりあわないだろうなって知ってるようけたくなけりゃうけなくていいだけどみんな見たいんだよ王者の貫禄休んでる場合じゃねーだろボス猿を黙らせろこっちは本気で願うよケンカちょっとしたピクニック気分でもいいからぶっ潰してくれよミニチュアモンスターどもも会場の空気もZeebraのちんけな目論見も一切合切アンタには100万なんて朝飯代いらねーもんなドブにでも捨ててやれよけどそもそも般若がなんでここまで食い下がるかなんてバレバレだろうがわかってんだろ好きの反対は無関心なんだよこんなの見え透いた熱烈なラブコールでしかないだろ今試されてんのはアンタだろ大人な対応なんて誰も望んじゃいないだからジャッジに宇多丸でも呼んでバチバチ熾烈なバトルかましてその後堅い握手かわして和解して2人で一緒にコラボ曲出してオリコン1位かっさらってくれよそうすりゃバトルだけじゃないほんとの意味で日本語ラップが息吹き返すかもしれないだろそんな夢も見さしてくれよ一瞬でいいどっかのバカが吠えてると思ってくれていいけどもっと盛り上がってほしい予定調和だっていいんだよここまできたらもう別に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして現在までジャンル問わずかなりの数を聴きまくった自分の良い曲だと思った10曲
Apple Musicも始まったことだし
曲ありすぎて何から聞けば良いか分からないやつとか参考にしてもらえれば
● Golden Lady - Stevie Wonder
誰もが知っているスティーヴィーだけどこの曲はシングルでもなくたぶん推し曲でもない
そしておれは特にスティーヴィーのファンでもないMotownの初期のカタログを少し聞いていた程度
2年ほど前彼女にフラれて音楽とかクソ時間のムダだわと絶望してたおれは
”そういやいわゆる名盤には手を出してねーな救われねーかな"と思い
「名盤」で検索して引っかかったスティーヴィーの"3部作"と呼ばれる傑作アルバムがある事を知った。
さっそくその中の「Innervisions」というアルバムを落とした
飽きたくないから何回も聞きたくない...あーでも聞きてえみたいな
そこからたぶん相当数聞いてるが運良くまだ飽きない
聞くたびに「なんて良い曲なんだ」と口に出す
https://www.youtube.com/watch?v=qS2yMn3JbQk
● Mr. Dieingly Sad - The Critters
数年前ジャズミュージシャンの菊地成孔氏が川勝正幸という評論家の人が死んだ時に自身のラジオ番組の追憶放送でBGMとして流した1曲
この人たちをよく知らなかったがたまたま「追憶」というドラマティックな回が上がっていて
聞いてみるかーと思って視聴したら大当たりだった思い出がある
この回でかかった曲は人の死が背景にあった事も影響してるが全てが良かった
https://www.youtube.com/watch?v=u-6khXfUK3M
ラブホテルに行った時に教えてもらった1曲
どういう流れで音楽の話になったか覚えてないがたぶん相手の青春の1曲だったのだろう
状況と背徳感もあってか異常なほど興奮しながらこの美しいメロディに耳を傾けていた事を思い出す
(その女は後にストーカーになった)
https://www.youtube.com/watch?v=qCoxPHTyXuo
● How Soon - ROLAND ALPHONSO
当時ライブハウスでもフェスでもとにかくスカバンドが多くて"ルーディ"という言葉にカッコよさを感じてたおれは
「スカじゃねえよスキャって言えや」と本気で周囲に言ってるバカで
1枚20Kもするレコードを買って毎日牛丼しか食わないようなクソみたいな日々を送っていた
連中のオシャレだと思っていた古着ファッションセンスもただ貧乏なだけだと気付いてから完全に冷めてしまった
そんな事を思うようなおれは大学を中退しユニオンにジャパレゲを売って生活してるクズで
女にも縁が無くただただ悶々とした日々がティッシュに埋もれていった
この曲は二度と戻りたくない時期の唯一の収穫で唯一売らなかったレコード
https://www.youtube.com/watch?v=HGyzq6S4Ssk
● bikinikill - Moscow Club
同級生とバンドを組みブラフマンのAnswer Forで田舎のクソ狭いライブハウスで数えるほどしかいない客にダイブしていた
ビジュアル系のカバーバンドを結成したくさんの女の子にリアルにキャーキャー言われていた
(後に彼をインターネットで発見した時、髪の毛が一本もなくなっておりポルノグラインドを一人でやっていた)
皆その後は音楽はほとんど聞かなくなるが30前後の結婚ラッシュでバンドの再結成を果たし
中性脂肪の塊の腹を引きずりながらギターを奏でる姿がなんともいえず感動を誘った
当時を懐かしがる連中は多く久しぶりに会うとそのような話にもなるが昔話は一日もたなかった
抜け出せない現実に限界がきてギターショップで万引きをして捕まった奴
精神病を患って引きこもった奴
車に轢かれて死んだ奴
ずっと働かずにスロットしてる奴
周りには自分も含めてクズだらけだがこの曲を聞くと10代の彼らの笑顔しか思い出さない
https://www.youtube.com/watch?v=FfsLKefAkyQ
● Song 1 - DJ Krush
10年以上前THA BLUE HERBにひたすらハマっている時期があった
一時期はカトマンズに住もうかと思うくらいだったがブタほどの行動力も無いヘタレのおれは
当時片思いしていた女に無理やりボアダムスを聞かせて感想を言わせたり
その女が好きだった大人計画の演劇に同行して「よかった〜あんなの始めて見たよ!」と言って
内心は「どこがおもしれーんだクソだわでもヤリたい」と腐った思いを握りつぶしていた
そんなモヤモヤしていた時期のおれがラップに入れ込むのは必然みたいなもので
そして5lackが登場するまではHIPHOPに対しても距離を置くことになる
このインストゥルメンタルはその時期に聞いた至高の1曲で宝物だ
https://www.youtube.com/watch?v=bj3y5vFS3Es
● Feel It All Around – Washed Out
ある時期強烈にブラックな仕事に従事していたおれは疲れ果てていた。
上司のパワハラと時間に追われて睡眠薬が無いと寝られなくなった、ブクブクに太って体が重い、
給料はストレスから全てデリヘルに消える、二度と帰りたくないクソみたいな日々、
「日本に生まれるだけで宝くじに当たったようなものだ」と文句を唱えて必死に感情を押し殺していた
背が低くて足が太いクソブスの女上司に「君って感情が無いみたい、ロボットなの?」と言われた時
2010年の夏は太陽が本当に眩しくて暑かった、サマーオブラブは間違いなく2010年に来ていた
● Go Berri Be Happy - Mark Barrott
去年の夏に同僚の人妻を好きになってしまい、頭の中が彼女の事で満たされてしまった俺は、
ある日から体調が異常に悪くなった、検査したら胃から出血していた、
15年ほど吸っていたタバコを辞めざるを得なくなった。
もう抱けるならどうなってもいいと毎日デパス飲んで働いていた(顔を合わすから)
そんなある真夏の日、田舎に現実逃避旅行へ出かけボーっとしながら緑がキレイな山沿いをチャリでブラブラしてた俺は突然
「あなたの事が好きになってしまった、一度食事してくれませんか?」とメールを打ち、
返信を待つ間の胃の痛みに必死に耐えた。一週間後、俺は彼女と一緒に食事をしていた、
夕方の街をブラついた後ネカフェへ行きペッティングした。とても簡単だった。
次の日から好きだった職場に行きにくくなった、背徳感からなのか、すさまじい興奮を覚えて汗が止まらなかった(継続)
この曲はメールを売った驚くほどキレイな自然の中でリピートしていたアルバムからの1曲
https://www.youtube.com/watch?v=2e8Py9ToC7M
● 君はそう決めた - 坂本慎太郎
坂本氏の良さを書こうなどたぶん野暮だし恐れ多い
思い出はまだ無いけど、全作品心を鷲掴みにされる
https://www.youtube.com/watch?v=t08i_cWdcbM
● ADEPRESSIVE CANNOT GOTO THECEREMONY – imoutoid
モテる要素が皆無だった自分に女が寄ってくる、ただ好きな事に熱中して作品を発表しただけで、
本質は変わってない自分への周りの変化に戸惑い苦しむ、世界へ絶望する第一歩を踏み出す。
もしこのような事だとしたら自分は人間に改めて感動する。なんて脆くて危なっかしいんだろう。
心と体のバランスの取り方は複雑で人それぞれだから何も言えないけど
良い音楽は死ぬまで聞くし俺より何倍も生きてる価値がある(あった)
また書く
初めて風俗に行った。
風俗と言ってもピンサロと呼ばれるもので、本番はなしで、手や口で致してもらえる場所だ。
そのピンサロは学校をテーマにしたようなもので、古い雑居ビルの中を通って行った。
狭い階段をあがる途中で、他の風俗店舗のボーイが勧誘してきたが、適当にあしらい目的の店舗へ行った。
店舗へつくとトランスや日本語ラップの音楽が爆音で流れていた。
受付ではホストのような身なりをした金髪長髪のボーイが対応してくれた。
自分は初めて風俗に行ったので、かなり緊張していたがボーイの持ち前のしょうもなさで少しずつ緊張がほぐれていった。
40分コースを注文したところ70分程度必要があるとのことなので、整理券を受け取り店を出て、喫茶店で時間を潰した。
自分はせっかく風俗に行くのだから、何かそこでしか聞けないことを聞こうと思い、色々考えを巡らせていた。
「女性はどこが感じるのか」「今まで相手にしてきた男にどういう人がいたのか」などだ。
嬢の個人情報を聞くことは、失礼らしいとのことをネット上で見たのでそういうことは聞かないことにしようと思った。
また、実際に店に入って気が大きくなって禁止事項をして怖い人が出て来ることがないように自分に言い聞かせていた。
長い70分間が過ぎ、店舗へ向かう。
他の店舗の勧誘をあしらい、爆音の音楽が聞こえる方へ歩く。足取りは軽い。
受付で整理券を渡すと、ナンバープレートを首から下げて椅子で少し待ってほしいとの事だった。
この時対応してくれたのは、先ほどのホスト風の男ではなく。40代くらいの禿げかけた男だった。
こうはなりたくないと思いながら、静かに着席する。
受付には爪切りが何個か置いてあり、エチケットだということで爪を切らさせた。
禿げかけた男が、ナンバープレートを見て「69の方がよかったですかねww」としょうもないことを言ってくる。
こうはなりたくない。
階段をのぼると別の30代くらいのこれまた禿げかけた男が対応してくれる。
「この部屋の中に女の子が何人かいます。1人ずつお話をして誰か1人を決めて下さい。服の上からのおさわりはOKです。」とのことだった。
もうこの時点でおさわりOKなのかと驚いた。初対面の女の胸や尻が触れるということだがどうしたらよいかわからないと思った。
部屋にはいると6人位の嬢が学校の教室をイメージしたであろう部屋の椅子に着席している。
机にはネームプレートがおいてあり、部屋の一番前には大画面でAVが流れていた。
部屋の後ろに荷物と上着を置き、1人の嬢のところに行くように支持される。
自分はただされるがままにされていた。
嬢はなにかしゃべっているが何も頭に入ってこず、自分はただ気持ちの悪い愛想笑いをしていたように思う。
印象に残っている嬢は、140cmくらいで中学生のような風貌の嬢だ。
嬢は何も喋らずただ自分を抱きしめてきた。
2分位だろうか。自分は何も喋らず、何も感じずにただ目の前のAVを眺めていた。
だが、この指名制度はかなり良いと思った。
見た目を実際に選べるのはもちろん話してどういう人間か少しわかるということがあるからだ。
自分はいわゆるコミュ障と呼ばれる人種に分類されるので、できれば話を積極的にふってくれる嬢がよいと思っていた。
膝の上に女が乗って抱きしめてきたり、自分の股間を触ってきたりしているのに一度も勃起しなかった。
しかし、就活面接のドキドキ感を感じている時に勃起しろという方が無理なのかもしれない。
また、他の男が嬢といちゃついているのを見るのは気持ちが悪かった。
いかにも常連の気持ちの悪いおやじが先ほどの中学生風の嬢の小さい胸を必死にもんでいる姿は忘れられない。
自分はこの指名制度で一番股間が反応した、お姉さん基質な身長の高い嬢を選びその部屋を出た。
受付で誰にしたかを伝え、また別の部屋に行くように促される。
その部屋は漫画喫茶のような仕切りで分けられた薄暗い部屋で、JPOPが大音量で流れていた。
仕切りの高さは1mくらいで簡単に隣の仕切り内を見れるようになっていた。
その仕切りの中でしばらく待っていると、先ほどチョイスした嬢が入ってきた。
嬢は「指名してくれてありがとう」と言ってきた。
もうこの時点で緊張は振りきっており自分は混乱していた。
嬢に促されるまま、モンダミンでうがいをし、股間を出すように言われた。
自分のまだ勃起度0%の股間を嬢はボディソープとイソジンを混ぜたもので優しく洗った。
数々の男の股間を見てきたからなのか、包茎についてのコメントはなかった。
準備ができると、嬢がパイパンすき?と聞いてきた。
嫌いではないですとわけのわからない返答をすると、私パイパンなんだよねと言ってきた。
どう反応して良いのかわからない。
「パイパン初めて?」と聞かれ、うんと答えた。
初めて奪っちゃったねと言われ、複雑な気分になる。
こんなところで初めてのパイパンと出会ってしまった後悔と、純粋にパイパンだという喜びが入り交じっていた。
自分は何もできずに「ほー」と言っていた。
自分の彼女がパイパンでこんなふしだらな格好をしていたらもう我慢できないだろう。
だが、初対面の化粧の濃い女にこんな事をされても何も感じなかった。
触りたくなかった。なぜかは分からないが。
嬢はこちらの緊張を汲み取ったのか、抱きしめてキスをしてきた。
自分は驚いた。キスすることは追加料金を取られると思っていたからだ。
キスしながら嬢は口を開けてきた。
これは舌を入れても良いという合図なのだろうか。
自分は恐る恐る舌を入れると嬢も舌を絡ませてきた。
キスはあっさり系だった。
だが求めることもできなかった。
また、嬢のグロスが自分の口にべったりついて気持ちが悪かった。
もう早く終われと思っていた。
キスが終わると「嬢は何かしたいこと無い?」と聞いてきた。
自分は伊東ライフ先生の作品が大好きなので、膝枕をお願いした。
スカートだけでパンツは履いておらず、上半身は裸の女に膝枕をしてもらえ股間をいじってもらえるのだ。
また、自分は勃起していなかったので夢の「頑張れ♡頑張れ♡」が聞けるかも知れないと高ぶってきた。
結果から言うと頑張れ♡頑張れ♡は聞けなかった。これを経ても勃起度は10%にも満たなかった。
日頃女性に甘えることができないので、存分に甘えようと思い、胸に顔をうずめたりしたが全くダメだった。
このままでは射精できずに、はらった1万が無駄になると思い焦ってきた。
嬢は時間が近づいてきたのか、「口でしていい?」と聞いてきた。
うんと答えると自分の物を嬢が口に含んだ。
ここからがすごかった。
口に含みながら舌を激しく動かし、風俗嬢の意地が伝わってきた。
口に出すと追加料金を取る店もあると聞いていたので、怖かったが追加料金はなかった。
自分が放心状態になっていると、嬢は口に出されたものを吐き出し、そそくさと服を着始めた。
メッセージカードには「また甘えに来てね」と書いていたが、二度といかないだろう。
だが、心のつながりがないとあまりにも味気ないと思った。
メッセージカードと店の名刺は帰り道で寄った喫茶店に捨ててきた。
風俗店には通う常連や、働くボーイ、嬢などキャラの濃い人間が集めっていて、客観的に面白かったが、
こうはなりたくないという気持ちでいっぱいになった。
自分も日本語ラップは伊集院光のARBくらいから眺めてるアラフォーの音楽好き
iTunesのライブラリは70日程度だけど、ヒップホップ系は好きでないので多くない
ラップって黒人DJが野太い声で英語でまくし立ててるとそれだけでなんかカッコいいんだけど
ヒップホップってのはメロディーもなしに直接メッセージの洪水を叩きつけるって
のも重要な要素なので、正しくヒップホップをするなら、母国語ですべきで
とすると、日本語という言語でラップをするという困難な問題が出てくる
日本語のアクセントは、英語のような強弱ではなく音の高低で表現する
「こんにちは」は日本語話者だと「こ↓ん↑にちは」と音程で表現するけど
「コ"ニ"チワ」と「ニ」に音程ではなく強勢を付けた発音をするのは
よく聞くところ
日本語をメッセージが明瞭に伝わる発音で音楽に乗せると、音程差があり
普通に喋るとオケと不協和音になる。英語でも厳密にはそういうのあるけど
不協和音の1音が鳴り続けてもあまり気にならないし、気にするラッパーは
ベースとかに合わせてるみたい
とりあえず日本語ラップの解決法の一つとして、高低の最低2音をオケに乗った
音を選択するというパターン。普通に歌える歌手が曲中にラップを混ぜる場合は
この解決法が多い。バリエーションとしてペンタトニックに乗せて
最初、なるほどその手があったかと思ったけど、しばらく聞いてて
アレ、これってラップというよりお経じゃね? とか思った
中国語だと音程が厳密なのでこの手が使えないとか書いてると話長くなるので飛ばして
本格ラッパーはこっちを選択したみたい
アドリブとかで歌詞考えつつ、オケのコードまで意識してたら死ぬもんね
発声の問題の解決法が色々探られる一方、それでどういうメッセージを伝えるのか
いわゆるリリックの問題。なんか英語のラップは社会問題とか叫んでるらしいけど
日本のポップシーンは伝統的に政治的メッセージと非常に相性が悪くて云々。
で、色々試行錯誤あったらしいのを思い出して書くのがめんどくさいし
結論はネットでネタになってる通り、有線で流れるような商業ラップは
親に感謝、ダチに感謝、お前に感謝って「メッセージ」になりましたとさ
もう疲れてきたので論旨ボロボロだけどまとめると
90年代~00年代くらいで日本語ラップの発声面、リリック面での模索で色々進歩はあったけど
そういう積み重ねを知ってか知らずが、有線で流れる商業色強いヒップホップは
音程を無視したダミ声でダジャレで絆を主張するリリックばかりになりましたとさ
てかね、もうこのご時世。いや、今も昔も、作り手がものっそカネかけて売ろう!
それってたくさん売りたいから、どうしてもマス向けのうっすい曲になっちゃってる
ずっとそればっか聞いてればいいと思うよ。てか俺はそうしてる
ニコニコのランキング上位を適当に見てたらオシャレなサムネのオリジナル曲があったので聞いてみたらラップだった。
ラップか~と思いながら聞いてると、歌詞がおかしいことに途中で気づいた。
どうやら炎上が起きているらしく、それに関しての意見を曲にしているらしい。
キャプションにある関連動画をみてみると、その炎上(ラップの世界だとbeefと言うらしい?)に関するラップ曲が数曲あった。
ラップの世界(あるいはニコラップの世界?)では、炎上が起こると曲にして、それへの返答もアンサーソングとして歌うらしい。おもしろい。言いたいことは曲で言えってことか。
炎上の内容は、ある匿名ラッパーが、特定のラッパー(抹さん?というらしい)に対し「ネットラッパーを名乗るならもっとネットに曲を載せてくれ」「サンプルだけ上げるのはやめてくれ」「新人の場所を荒らすな」と主張する曲をアップしたことに始まる。
すげえ奴はどんどん外でてstep up
まだまだの奴はここからでっかく
なるってのに土壌が荒あらされてせっかく
下の上で騒ぐのは楽しいかもだけど
そろそろ上の下で頑張ってくれよ
それに同意した数名が、煽ったり自分の意見を主張する曲を投稿。それに対し抹さんや抹さんが好きな人も反論。
「商業に行くなら行け」ってことなんだろうか。実際日本語ラップっていうのは人口が少なく、新人は曲を聞いてもらうチャンスもあんまり無いだろう。そんな状況の中で、プロでもないのにネットにサンプルばかりアップしてCDを売って、あげくにそれを「ファンのためだから」と言われるのはうっとうしそうだ。
今回のことで初めてネットラップというのを見たので、上のは妄想と憶測なのだけど、曲は全員おもしろかった。主張したいことのある曲っていいよね。
時系列順
【ニコラップ】DISDISでしょでしょ【炎上】 ‐ ニコニコ動画:GINZA
あったまってます / 抹 a.k.a. ナンブヒトシ ‐ ニコニコ動画:GINZA
あったまってないですよ。 / LOLI.COM ‐ ニコニコ動画:GINZA
あったまわるい - あまねでり ‐ ニコニコ動画:GINZA
Jinmenusagi - 楽しいことしかしたくないよ ‐ ニコニコ動画:GINZA
【DIS】着てるもの脱げば?【炎上】 ‐ ニコニコ動画:GINZA
【Yello】P.T.S.D(Dissin' You)【LOLI.COM DIS】 ‐ ニコニコ動画:GINZA
この日本語ラップをバカにしてるとしか思えないふざけた記事と、
Twitter / mionosuke: hagexは虚構新聞ディスってたけどオリジナル文のつまらなさ ...
はてなブックマーク - Twitter / mionosuke: hagexは虚構新聞ディスってたけどオリジナル文のつまらなさ ...
はてなブックマーク - nanaoku のブックマーク - 2013年12月12日
nanaoku
この興味深いディスコメをみてからなんとなく好かん人だったから
今回の炎上は胸の空く思いがしたわ。
あの人の発言は確かに誰も傷つけてないかもしれないけど、
俺みたいなクズイナゴにとっては炎上が日々のスパイスってか、誰かが炎上してるから明日も生きていけるって感じで、救われてる。
別人ですけども、実際若者って親の脛をかじってると思うよ。
払った額よりずっと多くもらえる年金制度のおかげで、親の老後の面倒を金銭的にほとんどみないで済む。
老人でも掛け金が変らない医療保険、介護保険のおかげで、医療、介護も実際にかかる費用の数分の一で済む。
将来自分がもらえる年金が払った額よりもずっと少ないかもしれないけれど、将来のことを考えずに現時点だけを切り取ってみると、すごく得してるように見える。
知らず知らずのうちに、僕らは親の脛を齧ってる。
僕らの親は偉大だ。
祖父母らを養い、自分たちの老後は自分たちの蓄えでなんとかする。
でも、彼らへの福祉は国と地方が借金して支払われているものだった。
僕らがツケを払う。
彼らのポジション、正社員の基本給も身の安定も退職金も、若者の安い労働力でまかなってる。
二十歳を過ぎても学生をさせてもらったり、親の建てた家にパラサイトシングルさせてもらったり、親の車を譲りうけたり、親の保険を譲り受けたり、親の買った家具家電を譲り受けたり、そりゃあ親に感謝ですよ。
お父さんお母さんありがとう。家族が一番、地元が一番って感じの日本語ラップが巷に溢れるわけですよ。
ぜんぶ、ぜんぶツケは僕らが自分で払うんですけどね。
日本語ラップという概念の、ひとつのターニングポイントになったのは'94年の"今夜はブギーバック"と"DA.YO.NE."という2曲のスマッシュヒットなのは間違いないと思ってるんだけど、ブギーバックのほうは色んなミュージシャンたちに折に触れ今もカバーされ続けてるけど、もう片方はなかなか再評価されないなあと思ったり。
まあ曲としてネタ的に他の人たちがなかなか入りようが無い、当時に方言バージョンで(今田東野や後のミスターどうでしょう、博多華丸といった何気にレアな人達に)散々ネタにされ尽くしているって点も大きいんだろうケド。
でもイーストエンドも今聴き返すとすごくいいと思うんですよ。少なくとも今、童子-Tとかあの辺がやってるようなメジャーシーン対応のヒップホップよりずっと軸足がぶれてない、素直な日本語のヒップホップだったと思う。そういえばGAKU-MCも明日新しいアルバム出すし、ハルカリ+ソウルセットもいいけど、それもみんな忘れないで聴いてみて。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」内のお悩み相談コーナーにて。
質問者の手紙「先日、友達と音楽観について話し合っていたら、ちょっと口論になってしまいました。
僕はヒップホップが大好きなので、自分なりにヒップホップの素晴らしさ・凄さについて熱弁していたのですが、
その友達に、『つーか、頭固くない?拘りすぎなんだよ。良い音楽にジャンルなんて関係ないだろ』と、
一見正論のような事を言われてしまい、反論しようにも頭に言葉が浮かばず、非常にモヤモヤした気持ちになってしまいました。
確かに素晴らしい音楽はどのジャンルにも見出せると思いますが、1つのジャンルに拘ることは、そんなに頭が固いことなんでしょうか?
その友達に何て反論してやったらいいですか?」
宇多丸「あのー、確かに、ありますよね。音楽はジャンルなんて関係ないみたいなね。それは確かに、
『良い音楽にジャンルなんて関係ない』、その言葉自体は、そりゃそうですよ。そりゃ正論ですよ。
だからその友達にはまず、『ああ、そりゃ確かに正論だ。だがつまらない!いちいち言うな、そんな当たり前のこと。
それを前提に話してんだ』ってところからですよね。で、僕は実際のところ、
ジャンルなんて関係ないっていうのを正論だと思いつつも、いわゆる『良いものは良い』みたいなのが僕は本当に嫌いで、
まー曲の中でも嫌味言ってる(1:18より)くらいですけど、あのー、『良いものは良い』ってさ、
自分は真っ当なこと言ってる風な顔で言う人いますけど、あのさ、何でそれが凄く嫌かっていうと、
例えば僕はアイドルソングが凄く好きだったりするじゃないですか。
で、あのーアイドルソングの中で僕が凄く好きだったり皆から評価されている曲っていうのがあるわけでしょ。
ところがさ、例えば僕の周りで、洋楽・・ラップとかさ、まあいわゆる"カッコいい音楽"を中心に聴いているような人は、
例えば平気でアイドル音楽とかのことを馬鹿にしたりするわけじゃないですか。
で、そういう人に限って『ジャンルは関係ない』とか言うわけ。お前ジャンル差別してんじゃねえか!っていうさ。
アイドルというジャンルの中の良さは、お前には理解できないものだったりするわけでしょと。
お前の理解できないジャンルだったり、理解できない良さっていうのはこの世の中にいっぱいあるんだよ、と。
で、そういうのを無視して、『良きゃ良くね?』って言うけど、『良きゃ』って言うけどお前の『良い』と
俺の『良い』は同じとは限らない訳だから、だから今そういう話とかしてるわけだろっていうさ。だから、
一般の人が眉をひそめるようなジャンルのコアな曲をそういう人に聴かせて、
『ホラ良い曲だろ、良い曲じゃねえのか?良いかこれ?・・・俺は良いけどね』みたいなさ。
そういう思考実験したら良いんじゃないですかね。僕はやっぱりそのーアイドルソングとか、
比較的差別を受けやすいジャンルを聴いているから、その『ジャンルは関係ない』『良いものは良い』っていう
言葉の欺瞞を凄く感じるんですよ。で、前はラップだってまさにそうだったんですよ。
『ラップなんて全部同じに聞こえるし、どこが良いのかわからない』みたいなことをずーっと言われ続けて、
凄い被差別ジャンルですよ。まして日本語ラップなんて、もうずーーっと馬鹿にされ続けてきたジャンルですよね。
やれ黒人の真似だ何だって。で、そういう人に『ジャンルなんて関係ないね』なんて言われると、何言ってけつかんだ、と。
うん。そういうのは、全てのジャンルの音楽に物凄く通じている人が、初めて言えよ。そういうことは。
お前のその狭ーい経験の範囲の中であたかも普遍的であるような言い方しないでくれるっていうさ。
だから先週に言った、『生理的に好き/嫌い』っていうさ、自分の中の価値基準が全部だと思っているような人が多すぎですよ。
世の中にはあなたの理解できないモノが、理解できない良さが、いっぱいあるんだよっていう。うーん。
という風に、そのお友達には言ってあげてください。」
誰なんだろう。とってもラップがお上手な10人をうんこしながら絞ってみた。
動画は、YouTubeから無理くり探してるので、「全然ベストな選曲じゃない!」という意見もあるかと思いますが、ご容赦ください。
・SEEDA(SCARS)→http://jp.youtube.com/watch?v=l8jdx1Y9SVc
・BES(Swanky Swipe)
・志人(降神)→http://jp.youtube.com/watch?v=A9vmF8tMPfI
・だるまさん(元韻踏合組合)
・Twigy(KAMINARI-KAZOKU)→http://jp.youtube.com/watch?v=fNiLCW3FThUの二人目(高音の人)
・Mummy-D(Rhymester)→http://jp.youtube.com/watch?v=e2Na-IJbEogの一人目(ハゲじゃないほう)
・DABO(Nitro Micrphone Underground)
・ISH-ONE(Ying Yang)→http://jp.youtube.com/watch?v=Cd7FsfWCxsYの1人目(PVは赤面系)
ラップは他のジャンルよりものすごーく敷居が低くて、そこが良さだったりもするんだけど、
街を歩いている一般人がカラオケでラップするのとさほど変わらないラップをするプロのラッパーは実は山ほど居る。
その中でこの10人は特にリズム解釈の点で抜きん出ていて、この人たちのラップに馴れてしまうと、凡百の下手っぴラッパーのCDをもう聞けなくなってしまう。
(技巧以外の点で魅力的なラッパーは別。例えばPRIMAL(MSC)のラップは決して技巧派ではないけどそのつんのめり加減がとても素敵。)
KREVAとかからラップに興味を持った人は、KREVAがスタンダードになってしまっていてあまり「KREVAはラップが超上手い」という意識は無いかもしれないけど、
何十枚も日本語ラップのCDを聞くうちに、「KREVAうめえ」って思うんじゃないかな。
あと、SOUL'd OUTが一番ラップが上手いという人がいて・・・となると世界一ラップが上手いのはTwista?どっちも嫌いじゃないけどね。
もちろんラップが上手いだけが全てじゃないので、歌詞が特に耳に引っ掛かる人たちも書いておきます。
■抒情性に富んだ詩を書く4人
・小林大吾→http://jp.youtube.com/watch?v=aXrDIT-fjtc
・Boss The MC(Tha Blue Herb)→http://jp.youtube.com/watch?v=9s1Z0hN8WNU
■ユーモラスな詩を書く7人
・Mint(元韻踏合組合)
・AMIDA(元韻踏合組合)
・だるまさん(元韻踏合組合)
・Shing02→http://jp.youtube.com/watch?v=4C59NMd9en4
■ぶっ飛んだ詩を書く3人
・O2(MSC)→http://jp.youtube.com/watch?v=tTq7K8E91Ssの1分18秒からと2分24秒からと4分25秒からの人。
・NIPPS(元BUDDHA BRAND)→http://jp.youtube.com/watch?v=1r1X1mj8UGEの2分10秒辺りからの人。かわいすぎ
・志人(降神)→http://jp.youtube.com/watch?v=p1jmVv6Qs70の1分55秒辺りからの人。
サンプリングネタ『アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本』
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
あまりにも流行りすぎてるので便乗・・・
まあ、どのくらいの数のヒップホッパーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ラップオタではまったくないんだが、しかし自分の悪趣味節を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない母国語ライムの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
JHIPHOPのことを紹介するために聴かせるべき10枚を選んでみたいのだけれど。
(要はブラストベストディスクの正反対版だな。彼女に日本語ラップを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うような80分アルバムは避けたい。
できればミニアルバム、長くても60分にとどめたい。あと、いくらBBOY的にクラシックといっても古びを感じすぎるオールドスクールは避けたい。
佐々木士郎が『建設的』(1986年)は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ヒップホップ知識はいわゆる「R&B系」的なものを除けば、ケツメイシ程度は聴いている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
『人間発電所 プロローグ』(BUDDHA BRAND)
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「さんピン以前」を濃縮しきっていて、「黒船以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さもミニアルバムだし。
ただ、ここでILLトーク全開にしてしまうと、彼女との関係がBEEFになるかも。
このサンプリング過多な作品について、どれだけさらりと、普通にならず並すぎず、
それでいて必要最小限の韻踏みを彼女に伝えられるかということは、
B側の「真の空間処理能力」の試験としてはいいSHITだろうと思う。
『ONLY FOR THE MINDSTRONG』(THA BLUE HERB)、『緑黄色人種』(SHING02)
アレって典型的な「ラップオタが考える一般人に受け入れられそうなヒップホップ
(そうヘッズが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
それを彼女にぶつけてアンサーをみるには一番よさそうな皿なんじゃないのかな。
「オタとしてはこの二つは“ポエトリー”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
空からの力(キングギドラ)
ある種の日本語ラップフェチが持ってるニューヨークへの憧憬と、オアプロデュースのネタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもギドラ的な
の二人のB好きするMCしかいないのが、紹介してみたい理由。
『理由』(K-DUB SHINE)
たぶんこれを聞いた彼女は「お経だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
これの中の1曲がデブラージの逆鱗に触れたこと、9分以上の曲でDISられたこと、
それが引き金になって若手から大御所にいたるまで一斉にケーダブDISをはじめて、その結果シーンに変な連帯感が生まれたこと、
『EGOTPIA』(RHYMESTER)
今の若年層でドクタールーパーを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
さんピンよりも前の段階で、宇多丸(SHIRO)の哲学とかDのライム技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がDA.YO.NE.の裏でこの時代につくられていたんだよ、というのは、
別に俺自身が早稲田に入れなくとも、なんとなくFG好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆるキングオブステージ以降でしかライムスを知らない彼女にはきかせてあげたいなと思う。
『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)
「やっぱりHIPHOPは不良のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「街風」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける8人plusαの思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも1時間20分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもBBOY的だなあと思えてしまうから。
ニトロファーストの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、
一方でこれがMUROやツイギーだったらきっちり55分にしてしまうだろうとも思う。
なのに、デフジャムジャパンで再販してボーナストラックまで作ってしまう、というあたり、
どうしても「自分達の物語を形作ってきたSHITが捨てられないBBOY」としては、
たとえビグザムがゴアにDISられてるとしても、親近感を禁じ得ない。
作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
FUMIYAの「太り方」あるいは「音作り」をBとして教えたい、というお節介焼きから聞かせる、ということではなくて。
「オ・ワ・ラ・ナ・イ(OH!WHAT A NIGHT)パーレイを毎日生きる」的な感覚が
BBOYには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ雑念エンタテイメントのネタはBST以外ではあり得なかったとも思う。
「パーティした日常を生きる」というBの感覚が今日さらに強まっているとするなら、
その「ぱーりーぴーぽー気分」の源はファンキーグラマーにあったんじゃないか、という、
そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
『MIDORINOGOHONYUBI presents MIDORINOGOHONYUBI ONEFOOT』(NIPPS)
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうインストとミックス違いを主体としてこういうかたちでアルバム化して、
それが非デミファンに受け入れられるか
俺のから揚げに勝手にカットレモンをかけられるか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、
便宜的にクレたんを選んだ。さんピンから始まってクレバで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、
MPC4000以降の超クリーントラック時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、
もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10枚目はこんなのどうよ、というのがあったら10日以内にDIS。
「駄目だこのワックは。俺がちゃんとしたルーティンを作ってやる」というのはピース。
こういう試みそのものに関するアンサーも聞けたら嬉しい。