2015-02-22

初めて風俗に行った話

初めて風俗に行った。

風俗と言ってもピンサロと呼ばれるもので、本番はなしで、手や口で致してもらえる場所だ。


そのピンサロ学校テーマにしたようなもので、古い雑居ビルの中を通って行った。

狭い階段をあがる途中で、他の風俗店舗のボーイが勧誘してきたが、適当にあしらい目的店舗へ行った。

店舗へつくとトランス日本語ラップ音楽爆音で流れていた。

受付ではホストのような身なりをした金髪長髪のボーイが対応してくれた。

自分は初めて風俗に行ったので、かなり緊張していたがボーイの持ち前のしょうもなさで少しずつ緊張がほぐれていった。

40分コースを注文したところ70分程度必要があるとのことなので、整理券を受け取り店を出て、喫茶店時間を潰した。


就活面接前のドキドキ感に少し似ていた。

自分はせっかく風俗に行くのだから、何かそこでしか聞けないことを聞こうと思い、色々考えを巡らせていた。

女性はどこが感じるのか」「今まで相手にしてきた男にどういう人がいたのか」などだ。

嬢の個人情報を聞くことは、失礼らしいとのことをネット上で見たのでそういうことは聞かないことにしようと思った。

また、実際に店に入って気が大きくなって禁止事項をして怖い人が出て来ることがないように自分に言い聞かせていた。


長い70分間が過ぎ、店舗へ向かう。

先ほど通った狭い階段廊下ももう慣れたものだ。

他の店舗の勧誘をあしらい、爆音音楽が聞こえる方へ歩く。足取りは軽い。

受付で整理券を渡すと、ナンバープレートを首から下げて椅子で少し待ってほしいとの事だった。

この時対応してくれたのは、先ほどのホスト風の男ではなく。40代くらいの禿げかけた男だった。

こうはなりたくないと思いながら、静かに着席する。

受付には爪切りが何個か置いてあり、エチケットだということで爪を切らさせた。

禿げかけた男が、ナンバープレートを見て「69の方がよかったですかねww」としょうもないことを言ってくる。

こうはなりたくない。


少し時間が経つと、階段をのぼるように指示される。

階段をのぼると別の30代くらいのこれまた禿げかけた男が対応してくれる。

「この部屋の中に女の子が何人かいます。1人ずつお話をして誰か1人を決めて下さい。服の上からのおさわりはOKです。」とのことだった。

もうこの時点でおさわりOKなのかと驚いた。初対面の女の胸や尻が触れるということだがどうしたらよいかわからないと思った。

30代の男が部屋をノックし、自分たちを入室させる。


部屋にはいると6人位の嬢が学校教室イメージしたであろう部屋の椅子に着席している。

机にはネームプレートがおいてあり、部屋の一番前には大画面でAVが流れていた。

部屋の後ろに荷物と上着を置き、1人の嬢のところに行くように支持される。

嬢に椅子に座るように促され、それに促され椅子に座った。

すると嬢が自分の膝の上に跨り、自分を抱きしめてきた。

自分はただされるがままにされていた。

嬢はなにかしゃべっているが何も頭に入ってこず、自分はただ気持ちの悪い愛想笑いをしていたように思う。

これを一定時間全員の嬢と行い、誰か1人を決めるのだ。

印象に残っている嬢は、140cmくらいで中学生のような風貌の嬢だ。

嬢は何も喋らずただ自分を抱きしめてきた。

2分位だろうか。自分は何も喋らず、何も感じずにただ目の前のAVを眺めていた。

だが、この指名制度はかなり良いと思った。

見た目を実際に選べるのはもちろん話してどういう人間か少しわかるということがあるからだ。

自分はいわゆるコミュ障と呼ばれる人種に分類されるので、できれば話を積極的にふってくれる嬢がよいと思っていた。

この指名中には自分は一度も勃起しなかった。

膝の上に女が乗って抱きしめてきたり、自分の股間を触ってきたりしているのに一度も勃起しなかった。

自分は性欲が強い方ではないが、EDというわけでもない。

しかし、就活面接のドキドキ感を感じている時に勃起しろという方が無理なのかもしれない。

また、他の男が嬢といちゃついているのを見るのは気持ちが悪かった。

いかにも常連の気持ちの悪いおやじが先ほどの中学生風の嬢の小さい胸を必死にもんでいる姿は忘れられない。


自分はこの指名制度で一番股間が反応した、お姉さん基質な身長の高い嬢を選びその部屋を出た。

受付で誰にしたかを伝え、また別の部屋に行くように促される。

その部屋は漫画喫茶のような仕切りで分けられた薄暗い部屋で、JPOPが大音量で流れていた。

仕切りの高さは1mくらいで簡単に隣の仕切り内を見れるようになっていた。

その仕切りの中でしばらく待っていると、先ほどチョイスした嬢が入ってきた。

嬢は「指名してくれてありがとう」と言ってきた。

自分は「ああはい」としか返せなかった。

もうこの時点で緊張は振りきっており自分は混乱していた。

嬢に促されるまま、モンダミンでうがいをし、股間を出すように言われた。

自分のまだ勃起度0%の股間を嬢はボディソープイソジンを混ぜたもので優しく洗った。

自分包茎なのだが、皮の中まできちんと洗われた。

数々の男の股間を見てきたからなのか、包茎についてのコメントはなかった。

包茎なんだーかわいいね」位言って欲しかった。


準備ができると、嬢がパイパンすき?と聞いてきた。

まり唐突すぎてわけがからなかった。

嫌いではないですとわけのわからない返答をすると、私パイパンなんだよねと言ってきた。

どう反応して良いのかわからない。

パイパン初めて?」と聞かれ、うんと答えた。

初めて奪っちゃったねと言われ、複雑な気分になる。

こんなところで初めてのパイパン出会ってしまった後悔と、純粋パイパンだという喜びが入り交じっていた。

嬢がじゃあ脱ぐねと言い、おもむろにパンツ上半身を脱ぐ。

脱がずに残った衣服スカートニーハイだけだ。

嬢がM字開脚をしパイパンを見せてくる。

自分は何もできずに「ほー」と言っていた。

この時の勃起度はまだ0%である

自分彼女パイパンでこんなふしだらな格好をしていたらもう我慢できないだろう。

だが、初対面の化粧の濃い女にこんな事をされても何も感じなかった。

自分は嬢の下腹部には一度も触らなかった。

触りたくなかった。なぜかは分からないが。


嬢はこちらの緊張を汲み取ったのか、抱きしめてキスをしてきた。

自分は驚いた。キスすることは追加料金を取られると思っていたからだ。

キスしながら嬢は口を開けてきた。

これは舌を入れても良いという合図なのだろうか。

自分は恐る恐る舌を入れると嬢も舌を絡ませてきた。

キスはあっさり系だった。

自分もっと激しいキスが好きだったので物足りなかった。

だが求めることもできなかった。

また、嬢のグロスが自分の口にべったりついて気持ちが悪かった。

もう早く終われと思っていた。


キスが終わると「嬢は何かしたいこと無い?」と聞いてきた。

自分伊東ライフ先生作品が大好きなので、膝枕をお願いした。

スカートだけでパンツは履いておらず、上半身は裸の女に膝枕をしてもらえ股間をいじってもらえるのだ。

また、自分勃起していなかったので夢の「頑張れ♡頑張れ♡」が聞けるかも知れないと高ぶってきた。

結果から言うと頑張れ♡頑張れ♡は聞けなかった。これを経ても勃起度は10%にも満たなかった。

日頃女性に甘えることができないので、存分に甘えようと思い、胸に顔をうずめたりしたが全くダメだった。

このままでは射精できずに、はらった1万が無駄になると思い焦ってきた。

嬢は時間が近づいてきたのか、「口でしていい?」と聞いてきた。

うんと答えると自分の物を嬢が口に含んだ。

ここからがすごかった。

最初勃起10%だったがものの見事に100%にされた。

口に含みながら舌を激しく動かし、風俗嬢の意地が伝わってきた。

自分は我慢できずに口に出してしまった。

口に出すと追加料金を取る店もあると聞いていたので、怖かったが追加料金はなかった。

自分が放心状態になっていると、嬢は口に出されたものを吐き出し、そそくさと服を着始めた。

事務処理かと思うような手際の良さだった。見習いたい。


最後メッセージカードと店の名刺を渡され退出した。

メッセージカードには「また甘えに来てね」と書いていたが、二度といかないだろう。

確かに、プロテクニックがすごかったのは認める。

だが、心のつながりがないとあまりにも味気ないと思った。

メッセージカードと店の名刺は帰り道で寄った喫茶店に捨ててきた。

風俗店には通う常連や、働くボーイ、嬢などキャラの濃い人間が集めっていて、客観的面白かったが、


こうはなりたくないという気持ちでいっぱいになった。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん