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2023-07-04

YOASOBI「アイドル」のラップふつうにイケてね?

普段HIPHOPある程度聞く人間だけど「アイドル」を聞いて(「アニソンにしては」という補正はもしかしたら有ったかも知れないが)「結構イケてるじゃん」と思ったので、一部の「アイドル」のラップパートダサいって批評が出たときちょっと驚いた

もちろん何がイケてて何がダサいかなんて人それぞれだし、本職のラッパー楽曲でさえ分かれるんだから変な事ではない

ただ評価してる人も居るよ、ってことを書いておこうかと

たまたま見かけた増田 anond:20230704093349 に触発されて、自分なりの見解を書いておこう、というのもある)

 

まず「アイドル」のどの部分をラップパートと考えているかを明記しておく

俺が特にイケてると思ったのはイントロの「無敵の笑顔で荒らすメディア完璧嘘吐きな君は」の部分

同じフロウが2番の「はいはいの子特別です~全てがあの子のおかげな訳」までで繰り返されて、直後の「ない、洒落臭い~誰よりも強い君以外は認めない」で別のフロウに切り替わる

で、また「得意の笑顔で沸かすメディア~そう嘘はとびきりの愛だ」で元のフロウが戻ってくる

以上が俺がラップパートだと解釈してる部分

なんか「ない、洒落臭い~誰よりも強い君以外は認めない」の部分だけをラップパートだと思ってるっぽい人が居たので、まずどこをラップパートだと思ってるのかの共有が必要だと思う

 

で、俺が主に評価してるのは「無敵の笑顔で荒らすメディア完璧嘘吐きな君は」等で繰り返される部分のフロウ

偏見だけど、アニソンラップパートって抑揚もフロウも碌にない、いかにも「ラップです」(とHIPHOPをあまり聞かない人がイメージしそうな)平板ラップが多い気がするんだけど

アイドル」を聞いたときは「ちゃんビートに対して自分なりにアプローチしてフロウをつくってるじゃん」と思った

ここで「フロウ」について、HIPHOPをあまり聞かない人向けに、雑に簡単に分かり易い例を挙げると

 

CHICO CARLITO prod. by DJ FumiyaRed Bull 64 Bars

https://www.youtube.com/watch?v=u5hgGrh5aVI

 

これとか聞くと分かり易いと思う

Redbullの64barsの中でも評判のいいこれは、フロウ巧者のチコカリート面目躍如って感じで色んなフロウが出てくる(途中でMummy-Dが明らかにくらってるのが気持ちいい)

ループするビートに対していろんな方向からアプローチしてるこの曲を聴けば、1つのビートでもいろんな乗せ方があって、そこにラッパー個性が出てくることも分かってもらえると思う

 

で、その上で再度アイドルを聞いてみてほしい

まずイントロラップパートを聞きながら、頭の中で後ろで鳴ってるビートだけ取り出す、このビートに対するアプローチとしてどんなフロウがあり得るか?

当然色んなフロウ可能で、「アイドル」で選択されてるフロウが唯一の解でないことがわかるはずだ、なんならスタンダードというか無難選択でもないと俺は思ってる

そこが俺が評価してる点で、「アイドル」はちゃん自分のフロウを選び取ってる、し、そのフロウも割と面白い

個人的に「ない、洒落臭い~誰よりも強い君以外は認めない」の部分は平板ラップに近くて好みじゃないんだけど、この部分で表現したいであろう情動表現する上では悪くない選択かとも思う

惜しむらくはフロウがほぼこの2種類しかないことだな、ビートに対してもっと別の複数アプローチがあれば、「アイドル」を評価してない人達評価も変わるのでは?と思う

 

ちなみに「アイドル」のフロウリンクを貼ったチコの64barsのビートにも(速さを変えれば)合うと思ってて、それも例に挙げた理由ひとつ

つーか、チコの64barsに速度変えた「アイドル」のイントロのフロウが混ざってても全然違和感無いし、むしろアガらね?と思ってる

2023-01-30

久々にSuchmosの「STAY TUNE」のMVを見た

STAY TUNEDが正しいなどというクソ知識はどうでもいいとして

 

どう見てもマイルドになったハライチ岩井みたいな顔をしたヴォーカルのヨンスが

ちょこちょこ動きながら歌うのが何回見てもクソハマっててかっけーなってなる

特に静と動のセンスがいい

 

俺はKING OF STAGEことRHYMESTERが好きで何度もライブに行っているが

宇多丸ライブ中の振りがいつまでたっても「いなたい」感じでほほえましく思ってしま

その点、Mummy-Dはいつも洗練されている

 

MV中のヨンスの動きはとても洗練されていてカッコいい

2019年Suchmosとしては活動休止してしまい、その後ベーシスト訃報が知らされた

今後、復活することがあるのかないのかはよくわかんないけど

個人的にはまた見たいなと思うアーティスト

2022-05-27

anond:20220527110430

ここに載ってるな

https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/RHYMESTER/qa/great03.html

Q 「揚雲雀」のラインとか、いまだに意味が分かりませんが。

DJ Jin雲雀っていうのは風に乗るわけよ……上昇気流とか。揚雲雀っていうのは、上昇気流に乗って天高く舞い上がっていくさまを揚雲雀って言うんですよ。で、この一節はですねぇ……イギリス詩人の……パクリです!」

Mummy-D「格好いい! 凄く格好いい! グレート・アマチュアリズム!」

DJ Jinサンプリング感覚? この一節はパクリです……ロバート・ブラウニングっていう人の詩を上田敏という人が訳した有名なフレーズなんだけどね」

2020-03-01

ふと思った事の備忘録(本文中敬称略

Until Strawberry Sherbet林原めぐみ https://ja.wikipedia.org/wiki/Until_Strawberry_Sherbetにおける「作詞:Mamie D. Lee 作曲編曲大森俊之」の

作詞:Mamie D. Lee

RHYMESTER日本ヒップホップグループhttps://www.rhymester.jp/ https://ja.wikipedia.org/wiki/RHYMESTER メンバー

Mummy-D https://www.rhymester.jp/bio-mummy-d/ https://ja.wikipedia.org/wiki/Mummy-D

との関係性について、ちょっと気になって調べて見たので備忘録代わりに記録。

◎「Until Strawberry Sherbet」はシングルCDとして「1994年5月25日リリース(https://ja.wikipedia.org/wiki/Until_Strawberry_Sherbet)」

Until Strawberry Sherbet作詞者「Mamie D. Lee」で検索するとアメリカ?の学校が出てくる。

RHYMESTERの「Mummy-D」は

1970年横浜市まれ。(https://www.rhymester.jp/bio-mummy-d/)」

1989年、「早稲田大学ソウルミュージック研究会ギャラクシー」にて、当時2年生であった佐々木士郎(現・宇多丸)と新入生として入部してきた坂間大介(現・Mummy-D)がRHYMESTERを結成。(https://ja.wikipedia.org/wiki/RHYMESTER)」

1993年アルバム『俺に言わせりゃ』でRHYMESTERデビュー。(https://ja.wikipedia.org/wiki/RHYMESTER)」

●これらの名称および時間的経過から個人的に推測してみたこ

Until Strawberry Sherbet作詞者「Mamie D. Lee」は、RHYMESTERの「Mummy-D」じゃないのかな?

1994年当時に英語日本語混在のラップ作詞出来る人物となると相当人数が絞られると思うけど、それって1989年グループ結成1993年デビューしたRHYMESTER所属している「Mummy-D」であれば可能な事なのかも?と希望的観測を含めた推測をしてみるw

もしこの推測が正しくてUntil Strawberry Sherbetシングル発売当時は様々な事情で言い出せなかった事を言える環境になっているのであれば、どこかでその辺の話をしてもらえると嬉しいし、有りがたいなぁ、と思う。

2018-12-19

anond:20181219092453

もっといろんなラッパーに曲を書かせてほしいね

宇多丸とかMummy-DとかDiggy-MOかに書いてもらったら俺ホイホイ。

あ、でもジャイアン自分の曲は自分で書けばいいと思う

2017-06-17

ライムスターMummy-D歌詞と歌い方と声とリズムタイミング

別格だと思っている。

歌詞人間臭くて好きなんだよ。

味があるんだよ、あの人。

絶妙リズムタイミングで発する歌詞とか声も好きだし、なんでもっと注目されないのか不思議でならない。

世の中、わからん奴だらけだなと思っている。

2015-11-29

文化系のためのフリースタイルダンジョン入門

フリースタイルダンジョン(以下FD)関係記事最近ホッテントリにも上がってくるようになったものの、いまいちノリきれない人が多いみたいなので、その楽しみ方について書いてみる。

無論楽しみ方は人それぞれではあるが、「楽しめたらいいと思うけど何が面白い/凄いのかわからない」とか「なんとなく面白いと思ったのでもっと詳しく知りたい」という人に役立ててもらえれば(そして日本語ラップファンが増えれば)と思ってこの文章を書く。

ヒップホップってヤンキー文化でしょ?それがちょっと

確かにそういう側面はあるがそれほどでもない。

俺もヤンキー日本語ヒップホップにはちょっと引いて構えてしまうが、そういう価値観と無縁な人も少なくないので十分楽しめている。

オタクっぽいもの拒絶反応がある人でも楽しめるアニメがあるのと同じだと思う。

少なくともFDはそれほどヤンキー色が濃くないし、特に後述するモンスターの一人であるR-指定スキルが分かりやすく飛び抜けている上数年前まで童貞だったので文化系リスナーの入門におすすめである

ルールとか勝敗基準

自分に与えられた小節内(FDでは8小節×2だが他の大会では8小節×3が多い。テレビ向けの変更か)で、より審査員や客を盛り上げられたほうが勝つ。

多くの場合

リズムに上手く乗り(時にあえて外し)

即興で上手いことを言った(韻を踏む、上手い比喩を出す、相手に刺さることを言うなど)

方が勝つ。

#9の般若の勝利は上の2つに加え「フリースタイラーとしては7年活動せず生きた化石レベルに思われていたのにめちゃくちゃ熱いラップを見せた」という点での盛り上がりがプラスされているので、知らない人にはわかりにくかったかも知れない。

現時点で単純に即興で上手いことを言うのが上手いのは、般若よりはむしろモンスターのR-指定だ。

https://youtu.be/j2nxKXbrqSI?t=8m40s

これを見てもらえれば尋常ではない頭の回転の速さが分かると思う。

実際のバトルの楽しみ方

#6のCHICO CALITO vs R-指定戦を教材として取り上げる。

冒頭でも言ったが楽しみ方は人それぞれなので、こういう感じの楽しみ方もあるよ、という一例として読んでほしい。

https://youtu.be/nDs40FCvgNk?t=16m56s

CHICO CALITO一巡目

決める最強のロン毛とロン毛 それ出来ないなら本でも読んで

まず相手に合わせかつ自分しか言えない韻を7文字も踏むのが上手い。

しかしたら即興ではなく試合からR-指定に合わせて仕込んでいた、専門用語で言うところの「ネタ」かもしれないけど上手いこと言ってるのでOK

R-指定一巡目

4連覇に高まってるぜ でもそのロン毛は絡まってるぜ

空回ってるスキルはいらねえ 正解不正解そんなもんはしらね

CHICOの状況(R-指定に勝てれば4連覇)とCHICOの言ったこと(ロン毛・正解不正解)を取り入れた韻を踏みながらdisっている。上手い。

こいつを倒せば前人未到 よく頑張った感動した

自民党総裁まるで小泉 こいつぶっ壊し立つぜ懲りずにトップ

「前人未到」はそれまでのモンスターが全員負けた状況に加えて、試合前に司会のUZIが「前人未到の4thバトル!」と煽ったのも受けているかもしれない。

前人未到と前自民党総裁ダジャレギャグっぽい。この手の韻や芸能ネタ好き嫌いが分かれるところではあるけど、R-指定はとにかくスキルが高いのでOK。

ここでも「自民党をぶっ壊す」とかけてdisり、「懲りずにトップに」で韻を踏みつつセルフボースティング(俺はスゲェんだぜという誇示)に繋げている。すごい。

CHICO CALITO二巡目

これが前人未到 知らないけど歩くのはチャンピオンロード

どうの俺が言ってること お前が小泉またも懲りずに

単にR-指定の繰り返しになってしまっているし、言葉が上手く出ずに「知らないけど」「どうの」と内容のない言葉時間を浪費してしまっている。厳しい。この後では露骨言葉を詰まらせてしまう。

R-指定二巡目

詰まっちゃって立ち往生 俺ならマイクロフォン末期症状でも

気付けば後ろにチャンピオンロード

CHICOが詰まったのを見過ごさずに、即興で立ち往生→末期症状チャンピオンロードと踏んで見せる。

末期症状」は司会のZEEBRAが参加した曲名を踏まえているし(Maki&Taiki Feat. Mummy-D&Zeebra/末期症状マイク握らずに居られぬ衝動末期症状」)、

「気付けば後ろにチャンピオンロード」は、単にCHICOの繰り返しでなく実際にR-指定がUMBを3連覇したことを踏まえている。これを即興で出せるのはどうかしている。

まるでロード虎舞竜起こすか 高橋御船のような関係

ヒビが入るより日々ライムするぜ 今見せるぜこのkick it

まるでお前俺が出てきたことが危機

またもギャグっぽいラインしかチャンピオンロードロードトラブル虎舞竜高橋御船→離婚協議→ヒビが入る→日々ライム、をスムーズに繋げるのが凄い。

結果はR-指定クリティカルヒット。納得である

 

これを読んでフリースタイルダンジョンをより楽しんでもらえれば嬉しい。

ツッコミ質問あればトラバブコメで言ってくれれば追記するかも。

2008-09-27

ラップが最も上手な日本語ラッパーって

誰なんだろう。とってもラップがお上手な10人をうんこしながら絞ってみた。




動画は、YouTubeから無理くり探してるので、「全然ベストな選曲じゃない!」という意見もあるかと思いますが、ご容赦ください。




スキルフルなフローでラップする10人

・SEEDA(SCARS)→http://jp.youtube.com/watch?v=l8jdx1Y9SVc

・BES(Swanky Swipe)

志人降神)→http://jp.youtube.com/watch?v=A9vmF8tMPfI

・だるまさん(元韻踏合組合

TwigyKAMINARI-KAZOKU)→http://jp.youtube.com/watch?v=fNiLCW3FThUの二人目(高音の人)

Mummy-DRhymester)→http://jp.youtube.com/watch?v=e2Na-IJbEogの一人目(ハゲじゃないほう)

DABONitro Micrphone Underground)

KREVA(元KICK THE CAN CREW

PESRIP SLYME

ポチョムキン餓鬼レンジャー

・ISH-ONE(Ying Yang)→http://jp.youtube.com/watch?v=Cd7FsfWCxsYの1人目(PVは赤面系)


ラップは他のジャンルよりものすごーく敷居が低くて、そこが良さだったりもするんだけど、

街を歩いている一般人カラオケでラップするのとさほど変わらないラップをするプロラッパーは実は山ほど居る。

その中でこの10人は特にリズム解釈の点で抜きん出ていて、この人たちのラップに馴れてしまうと、凡百の下手っぴラッパーCDをもう聞けなくなってしまう。

(技巧以外の点で魅力的なラッパーは別。例えばPRIMAL(MSC)のラップは決して技巧派ではないけどそのつんのめり加減がとても素敵。)

KREVAとかからラップに興味を持った人は、KREVAスタンダードになってしまっていてあまり「KREVAはラップが超上手い」という意識は無いかもしれないけど、

何十枚も日本語ラップCDを聞くうちに、「KREVAうめえ」って思うんじゃないかな。

あと、SOUL'd OUTが一番ラップが上手いという人がいて・・・となると世界一ラップが上手いのはTwista?どっちも嫌いじゃないけどね。



もちろんラップが上手いだけが全てじゃないので、歌詞が特に耳に引っ掛かる人たちも書いておきます。


■抒情性に富んだ詩を書く4人

小林大吾http://jp.youtube.com/watch?v=aXrDIT-fjtc

Shing02

Boss The MCTha Blue Herb)→http://jp.youtube.com/watch?v=9s1Z0hN8WNU

志人降神


■ユーモラスな詩を書く7人

ANIスチャダラパー

BOSEスチャダラパー

・Mint(元韻踏合組合

・AMIDA(元韻踏合組合

・だるまさん(元韻踏合組合

Shing02http://jp.youtube.com/watch?v=4C59NMd9en4

般若妄走族


■ぶっ飛んだ詩を書く3人

・O2(MSC)→http://jp.youtube.com/watch?v=tTq7K8E91Ssの1分18秒からと2分24秒からと4分25秒からの人。

NIPPS(元BUDDHA BRAND)→http://jp.youtube.com/watch?v=1r1X1mj8UGEの2分10秒辺りからの人。かわいすぎ

志人降神)→http://jp.youtube.com/watch?v=p1jmVv6Qs70の1分55秒辺りからの人。

 
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