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2020-05-23

anond:20200523004850

大人は俺をこう育てたかたからこうなった。しかし、今になって自分人生でない気がしてくるのだ。

同じような人生だけど、全くわからない。

増田以上に全く何もなかったけど、何もないなりに考えたこととか悶々したこととか、

間違いなくあれは自分の素晴らしい青春だったと言い切れる。

人生真面目に過ごすと損する話

色々波乱万丈な人生みたいは話が世間にあふれているじゃん?例えば中高不真面目だったとかさ。

でもだいたいそういうやつって、過去にあれていても結果うまくいったりするわけ。そもそも中高生ときはわりと学生生活エンジョイしてるわけよ。

じゃ、おれにちょっと半生語らせてみてみ?

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地方都市中流家庭に生まれる。

小学生低学年で逆上がりがなかなかできず、運動神経がよくないことに気づく。宿題はこなすことはできるので、なんとなく勉強は人並みにできるのかもしれないと思い始める。

高学年でバレンタインデーなどのイベントを知るが、全く数にはいってなく、チョコはもらえず。しかし異性に興味をもちはじめる。

中高生では優等生

はいいほうで模試でもだいたい学校の上位10%に入る。通知簿にはおとなしく真面目の評価。年によっては皆勤賞も。

一方で軽いいじめキツイいじりの中間のような扱いをされて、「学校楽しい」というワードイマイチぴんとこない。

似たような雰囲気の男同士で教室の端っこでもそもそしている。陽キャ女子と仲良く話しているのを尻目に、必ず逆転してやると負のエネルギーをためこんでいく。もちろん自分女の子と仲良くなったり告白されることもなく、大してコミュニケーションもないまま大学へ進学。

名大学へ入学サークル学業は充実する。ここでも真面目さを発揮し、GPAは良いほう。

研究室希望のところへ入るも、研究自体泣かず飛ばずサークルで仲良くなった女の子告白するも撃沈。就活に精を出す。

そのまま大手企業就職大企業のため親は大喜び。でも結局、童貞のまま。社会人になってもガールズバーキャバクラの類には行かない。でも、さすがに童貞のままじゃいかんと思い、会社の同僚とともに風俗へ。「なんだ、あれほど切望していたセ●クスってこんなもんか..」と27歳にしてやや幻滅する。

30前後彼女がいないことに本気で焦りだし、出会い系サイト女性と知り合う。そこで体の関係をもってくれたことに感激しつつ責任を感じ結婚する。しかし、体の相性もテクニックもしらない俺はまたたく間にセックスレスへ。家庭内自分価値を少しでも上げようと掃除洗濯・炊事と家事ほとんどをこなし、優しい夫をアピールしている。

せっかく入った大手だが、思った以上に収入はのびない。ホワイトっちゃホワイトだが、年収500〜600万がいいとこ。結局学生ときフラフラしてたやつらとそう変わらないどころか、彼らは自分で店を経営してたりする。学生ときに誓った逆転も、全くできていない。

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はい、ここまで書いたが、これ真面目系クズの話に近いよね。でも別にクズ要素ないよね。で、増田結構当てはまってるんじゃないかと思う。もちろん、仔細は異なるだろうが、共感するところがある読者も多いのではないだろうか。

学生あいだは大人の言うことを疑わずに信じ、要領を得ることを知らず、モテに対しても斜に構え、特段の努力もしてこなかった。

今でも青春コンプレックスはぬけないため、日本ドラマはキツくてみれない。現実であっても、彼女に外でフ●ラさせたとか、会ったばかりの女とヤったとか、信じられない刺激的な話題で溢れている。自分人生にはそういう体験は訪れないんだろうと思うと、呆れ、絶望する。

大人は俺をこう育てたかたからこうなった。しかし、今になって自分人生でない気がしてくるのだ。

2020-05-21

甲子園青春かけたりスポーツ人生目標にしたりする選択をするのも自己責任のはずなのだが中止でかわいそうって奴らに自己責任論者は噛みついとらんのウケる

自己責任甲子園って単語が並んでるだけで上で書いたのみたいなことを言ってる奴がいるって思い込んで憤慨してるやつがいるのもウケる(球児自己責任で開催したったれというのがほとんど)

2020-05-20

電脳コイルは攻めな過ぎたと思う

製作からまだたった13年だが、既に追いつかれている。

AR技術は既に電脳コイルと同水準まで来てる。

デジタル世界VRが実現してしまった。

ビジュアル的に分かりやす面白おかし検閲技術存在してないのはそんなもの検閲する側が必要としていないだけ。

電脳コイル世界は誰かが実現しようと思えば既に作れる。

たった13年だ。

振り返れば5年前の時点で既に実現されていたといえる。

SFとしては追いつかれるのが早すぎる。

センス・オブ・ワンダーの欠如というほかない。

せめて30年は持たせなければ。

地に足がついているというのはSFに対しては褒め言葉ではない。

今ある技術の先に対して、的外れになることを恐れず夢を広げる勇気がなかっただけだ。

こんなものを名作SFと呼ぶのを俺は認めない。

単なる青春アニメとしてならいいだろう。

だがこれをSFとして評価するなら、凡作の域に達しているかも怪しいレベルだ。

2020-05-18

anond:20200518154528

なんかなー

私の場合おしゃれできるようになってからにしよーって

それまでモテ諦めてたし、

おしゃれっていうか身なりに気も使わんと飾らない自分を見てほしいみたいなタイプが多い気がしてなあ(偏見

からみれば外見、金、仕事、特技、頭の良さとか

いろんな項目で評価してもらえるなんて男は挽回チャンスいっぱいあっていいやんと思うのだが

青春悔恨が本当根深

2020-05-13

anond:20200513170156

Fateクロチャンマブラヴもホワルバも村正シュタゲ泣きゲーではない。

その他大多数の学園ものエロゲ青春ラブコメとしての感動にとどまるもの泣きゲーではない。

anond:20200511135415

違和感があったので書いてみる

筆者は当時そのへんのエロゲ会社ライターとして働いていた

引用元が言いたいのはおそらく「あのサブカル感なんでなくなっちゃったの」が正しい

サブカルというワーディングに反感を覚えるかたもおられるだろうが、まあまあ、どうどう

エロゲが衰退したかどうかは結構面倒な話になるので割愛する

あとゲンガーの話してるけどエロゲンガーがあこがれだった時代存在したのだろうか……

あの当時、なぜエロゲに謎のテキストライターが集まったかというと、

ライター』という職業を志す者にとって一番稼ぎやす場所だったからだ

家で稼げる、ダメ人間でも雇ってもらえる、これ大事なことね

また、1作品あたりの予算コンシューマほどかからいかプロデューサー適当

企画さえ通ればあとはテキストライターが好き勝手やることができた

ライター供給源となる場所テキストサイトが多分に役目を果たしたはずで、

自分もそのうちの一人だ

90年代後半の暗雲垂れ込めた社会00年代初頭の失望

それに原始インターネットを混ぜこんで鍋でぐつぐつ煮てでてきたものがあのエロゲ文化

社会空気とカネと「プロデューサー」の雑さ、これがエロゲを生み出していて、

読んでくれる顧客もヒマだった。

ニコニコ動画が出てきてコンテンツ映像的な消費しやすさが意識され

Twitterが出てきてコンテンツリアルタイム性が要求されるようになった

こんな時代ワナビの書くエロゲは売れない

顧客フォーカスして売るというまともなビジネス誕生である

クズライターは放逐され、かつ主婦層のインターネット参戦が目立ってきた頃には単価もクソ落ちてきたので俺もライターをやめた

んだが結局またソーシャルゲームライター業をしている

最近エロゲ業界でもソシャゲ業界でも「未経験からライター」が増えている

ワナビですらない小説もろくに読んだことのない連中が、だ。

しかしこれが商業である

ちゃん規定の量をサラリーマンライクに生み出すのがこの時代ライターに求められる一番の才能だ。

さて、あのとき、あそこに確かにあった空気は一体どこへ行ってしまったのであろうか。

そして持続可能だったのだろうか?

儲かる場所はすぐ商業化され、ニコニコ動画でも小説家になろうでもnoteでもYouTuberでも「あの空気」は一瞬発生してすぐ消えてしまった。

自分テキストサイトに最初見て、エロゲライターになり、ニコニコ動画を経てソシャゲ屋になりVTuberライターもした。

ずっとそれを追いかけている。

熱狂混沌と雑さと退廃、ダメ人間たちの青春

いつもそれを夢見ている。

2020-05-12

anond:20200512132102

俺は将来じゃなくて今現在心配になるおじさんかな。

若いうちに青春体験は一通り、いや、ありったけしといてほしいじゃん。表現者としてもさ。

まあ青春痕跡を表に出すか出さんかは方針次第だけども。

2chなんかで彼氏らしき人と馴れ合ってるウェーイな写真なんかが貼られてたりすると却って安心するよね。

学生時代はずっとぼっちだったんです、なんて告白される方が悲しいしね。オタクのための嘘だとしても。

2020-05-11

anond:20200511210047

多分増田おっさんだろうが、若者仮定して。

おっさんは捨てるものがないからね。

ハウルの動く城』でソフィーが、おばあちゃんになったら何も怖いものはない、という感じできらめきやらときめき自分本心から逃げるシーンが有る。あれと同じ。

おっさんから多少恥じ入る行為をしても、頭をかいて「こりゃしまったなあ」、なんつってりゃとりあえず格好はつくけど、若者容姿若者精神を持って今からリア充ギャルと話し込んでください、と言われたらキョドる自信がある。しかおっさんのままギャルと話をしろと言われたら別に困らない。彼女たちは相応のおっさんとして対処するだろうし、自分若い娘として普通に対処する。社会がそうなってるから。ラベルは人の精神を変えてしまう。所詮おっさんだしと思い込んでると中身まで老けてくる。「仮に増田若者だとすれば」若い内いギャルナンパして遊び方教えてもらうとか、やり残した青春を焼き尽くすような恥を、いっぱいかいてほしいなと思う。

くそういう意図がない、的外れな内容かもしれないけど、刺さる人はいるかも知れないので置いとく。

コロナ青春を奪われた学生は誰のせいにすればいいのか?

部活大会が軒並み中止になってるらしい。

それに学生が外部と関わる機会も減ってるだろう。

しかもいつまで続くか分からない。

今頑張っても、来年収束するかもわからない。

酷だよな…

自分オッサンからなるようにしかならない。

でも、学生の頃の思い出は大なり小なり支えになってる。

今年の事を目標にしてきた子たちは、怒る対象もないまま諦めさせられるってかわいそうすぎる。

もちろん、震災だってあって辛い思いが今まで無かった訳じゃない。

でも、目標は変わらなかったし方法を探す事は出来た。

でも今回は希望すらない。

やりきれんわな…

2020-05-10

映画this is england感想

もう公開されて10年以上経つの

史上最高のイギリス映画と煽られていて、公開当初から気になっていたが、

見る機会がなかった。なぜか日本版映像メディアは入手困難だったりするし。

やっと観たが、感想は史上最高は煽り過ぎだろうと思った。

80年代当時のイギリス社会背景について肌感覚理解できている人、

サッチャーによる緊縮経済と、移民に向かう憎悪暴力的労働者階級右翼スキンズが持つ不満

自分知識がない訳ではないが、当時のイギリス暮らしてた訳でもないし、そこまで入れ込めなかった

逆に当時イギリス暮らしてた人とかは、凄いリアリティを感じて面白がれるのかもな

とはいえコロナ直前ぐらいの日本は、政府による緊縮政策高まる経済的苦境、貧困階級蔓延する国粋主義右翼思想への共感

移民への排斥感情と、かなーり近しいものがあるのではとも思わされた。

ストーリーリアリティがある一方で、リアリティを追求するあまり映画的には伏線の回収が甘く不満だった。

例えば、スキンズグループ良心存在のウディの扱い

彼は主人公ショーングループ引き込み母親とも面倒を見るという対話を行いながら、

コンボの行いに対して能動的なリアクションを何も行わないままフェードアウトする。結構無責任男じゃないかと思った。

またコンボ失恋のくだりも、結構あっさり引きさがってて、この設定いる?と消化不良感があった

主人公ショーンも、典型的な巻き込まれ主人公で、監督実体ベース+子供であることを考慮すると、

リアルなのかもしれんが、ウディに誘われてスキンズ入り、コンボに誘われて暴力的犯罪行為を行う、

最後コンボ暴走に傷ついて終わる。というお前勝手に周囲に振り回されとるだけやんけという不満を感じざるを得なかった。

当時のスキンズの生態をしっかり捉えたという点は褒められるのかな?自分には判断を下す自身はない。

映画的にはあんまり盛り上がらんし、ストーリーの構築感も低い。5点満点で3点てとこだな。

これで英国史上最高の青春映画は言い過ぎだと思うぞ。トレインスポッティングの方がまだ面白い。終わり。

2020-05-09

anond:20200509170451

それを満たす存在……アニメキラキラ青春してる女の子が一番いいのは宇宙の真理だね。

あいう子らは男子もおじさんも女子(おじさん)もみーんな好きなんだよ。

anond:20200509100158

青春とか言える年齢じゃないけど、青春の残りかすの大掃除って感じ。

ありがとー

2020-05-08

ミソジニーを無くしたい

女性に関する嫌な思い出は特にない いや嫌な思い出自体はまあちょくちょくあるけどそれを言うなら男性に関する嫌な思い出もあるし、ことさら女性性を強調する必要ものはないようなものばかり

モテなすぎて拗らせてるって感じでもない 青春時代モテなかったのは事実だけど、大学とき一目惚れした女性交際に至り今も仲良くやっている

でも女が憎い 女全体というか、「女であるというだけで性的恋愛的な価値が高いこと」が憎い

好きでもない相手に言い寄られるのは嬉しくないどころかむしろ苦痛ってのは分かるし、性的価値が高いとむしろ損することが多いって話も理屈では分かるんだがどうしてもムカついてしま

年収1000万の人間税金の多さを嘆いているのを聞いたときみたいな気持ちになってしま

女は「多少モテる」くらいが標準装備だからいいよな!と、「告白されたことない」のがモテないことの基準なんていいご身分だよな!と思ってしま

俺が学生時代女子全然話してなかったのは純粋に話しかけてなかったからだし、つうかよく考えたら席が近い人とは普通に話してた気すらするのに、「キモい男であった俺はそれだけを理由に全学の女子から爪弾きにされていた」みたいな修正版暗黒青春が頭の中に生成されて行ってる

怖すぎる

男とか女とかのことを考えないで生きたい Twitterやめたらいいのかな でも非モテ男の拗らせ言論みたいなのって妙に共感性あるしつい読んじゃうんだよな ううう

2020-05-07

あの時と似たような川の前で

あの時と同じ音楽を聴いて

あの時と同じこと考えて

あま酢っぱいローソンイチゴサンド食べて

あまさを調合するようにほろ苦いコーヒー飲んで

ああ青春だったなって感じるんです

2020-05-05

オタクヤンキィを憎むのは

暴力を振るわれたからでも虐められたからでも馬鹿にされたからでもなく

自分が出来なかった華やかな青春を奴らが謳歌しているからなのです。

気づいたら童貞のまま27になってた

遊びというか青春まがいの恋愛ができる年齢をとうに過ぎてしまった

この年齢になったらもう結婚するかどうかみたいな話になるだろう

童貞から知らんけど

なんか日本も終末感半端ない仕事やめて好きなエロゲーやりまくって40くらいに自殺するのもありやなと本気で考え始めてきた

でも自民党から出馬した歌手スポーツ選手文句垂れてたよな?

アーティスト芸能人)の政治的発言が好まれない理由は「立派だと思っていた人が間抜けたことを言っているのを見たくないから」という話 - Togetter

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1502805

ここで芸能人政治的発言を見たくないと言うファン批判している方々、自分たちが石を投げられる立場なのか胸に手を当てて考えてみて欲しい。

過去芸能人自民党候補者になった時に、本人がどういう政策を掲げているのかも吟味しないうちに、

「俺の同世代にとっては青春象徴だったけど、こんな人になってしまって残念だ」

「彼には政治家は向かない。後進の指導で頑張って欲しい」

純粋な人だからバカの言い替え)、自民党のタテマエを真に受けちゃったんだろうな……」

などなどと芸能人政治参加を嫌うファンのものの振る舞いをしていたのではなかったのかな?

2020-05-04

anond:20200504203906

ワイは飽きなかったやで

ニコ動でどんどん増えてく比較動画を見ながらひたすらクリエーター魂すげーと思ってただけやで

そもそもワイは話の続きが見たいという感情はそんなになかったんよ

から時系列バラバラやったしな

ワイはむしろあの繰り返しの中でも毎週生き生きとアクティティを積み重ねる団員達の様子を永遠に見ていたかった

8月がついに過ぎ去りハルヒが終わってしまたことでワイは次なる青春キラキラの中にワイを閉じ込めてくれる作品を探す無限放浪を始める羽目になってしまったんやで

時間を失い止まりながら進んでいるワイにとって世界が進まないことは最大の癒しなんよ

そこんとこ分かってくれるとワイの魂も浮かばれる感じやで

anond:20200503011104

安倍ちゃん人間ですけども、1億2千万人の日本人の全生命について責任のある人間なので、お前ごときの「頑張り」と同等じゃ困るんですよ。

日本トップである人間自分を同一視して「この人こんなに叩かれたらかわいそう」なんて思うほうが首相に対してよほど僭越なのでは。

つーか、野党仕事政策批判ですよ?失敗したら日本死ぬ政策なんだから、ありとあらゆる批判をもとに政策は練り直し吟味してもらわないと困ります。「失敗していいかやらせてみようよ」みたいな企画とは違います国家運営をなんだと思ってんですか?1億2千万人の運命がかかってんですが。

苦しいときほど一致団結して頑張ろう!みたいな青春ドラマ?またはシン・ゴジラ?みたいな美しいストーリーがみたいんですよね、国家運営においても。ハイハイわかります

現実に狭い日本の1億人の生活をなんとかしなきゃいけない政治の場では、お互いの利益は衝突し、誰かの生活のために誰かを犠牲にし、一つのパイを取り合い、醜い利権の奪い合いが頻発し、その中でどうにかこうにかバランスを取って物事が進んでいくのが現実です。野党だって誰かの利益代表してんです、安倍ちゃん応援するために自分の後ろにいる有権者たちの利益を諦めてもらっちゃ困るんですよ。彼らの命と生活がかかってるんですから

まぁでも安倍ちゃん自己投影する人の思考回路がよくわかって面白い日記。つまり彼らの中では、安倍ちゃん政治家ではなく、天皇みたいなものなんでしょう。

2020-05-03

時間は敵だ 時が経てば傷はいやされる せっかくつけてもらった 傷なのに

わたしはなぜこのブログを書いているのだろうか。もういまさらわたしが口出しすることでもない。それでも今日記念日ということに気づいてしまった。気づいてしまったのだからしょうがない。しょうがないことにしてほしい。

今日は、すこし特別な日なのだ。ほんのすこしだけれど。2年前までだったら、かなり特別な日だった。

うれしくて、ふわふわして、気持ちが浮いて、地に足もつかなくて、そんな日だった。だってあなたたちの誕生日からあなたたちが生まれた日だからあなたたちに名前がついた日だから

ジャニーズJr.という世界は、このブログを読んでいる人が思っている以上に厳しいし、わたしたちが思っている以上にシビアだ。ジャニーズJr.に、約束などない。

たとえば、次のコンサートが終わると同時にグループが消されることもあるし、昨日まであったグループが突然消滅していたなんてこともある。酷いときコンサート中に解散が発表される、なんてこともあった。正確に言えば「様々なグループから色々なジャニーズJr.選抜してのデビューを発表した」になる。解散が発表される、とは少し違うがまあ同じようなものだ。ジャニーズJr.とは、そういうものだ。

わたしはそれを去年の1月に知った。知識としてそういうことがあったことは知っていたし、実際に突然干されてそのまま全員で退所していった一部始終も見ていた。5人グループが6人グループになったところも見ていたし、名前が突然変わったところも見ていたが、まさか自分がその当事者になるなんて思っていなかった。わたしあの日、突然渦中の人物になった。大好きだったグループの、愛していたグループの突然のメンバー加入発表。増員発表。

ジャニーズJr.に「絶対」がないことは知っているつもりだった。覚悟もしていたつもりだった。でも、だけど、それは「つもり」でしかなかった。心のどこかで(そんなことが起こるのは人気のあるメンバーだけだし、デビュー路線にのったグループだけだ)と思っていた。はっきり言ってしまうと、わたし応援していたひとは人気というわけではなかった。アンチはいないけど、ファンも少ない。そんなひとだった。グループとしてもデビュー路線から少しずつ外れ、舞台班としての道が見えていた。わたしは当然そちらに進むものだと思っていたし、ファンとして最低なことを言うと舞台班になることを祈っていた。一年に一度大きなツアーがあるだけなんてわたしには耐えられなかった。毎月毎月会わないと、生で見ないと息ができなくなってしまうのではないか錯覚するほど毎月現場があったからだ。

あぁ、わたしはなんて馬鹿なんだろう。こんな記事を書くのだからと、久しぶりにあなたたちのプレイリストにしたのが間違いだった。想いのつまった曲が流れ始めてしまった。つらいなぁ。だいすきだったんだ。愛していたんだ。わたしがかけられるだけの時間お金もかけてきたつもりだった。それじゃ、不満だったのか。まぁ、当然か。生活がかかっているわけだし、いつまでもアルバイト」のようなジャニーズJr.という不安定立ち位置で満足なんかできないだろう。「正社員」に近いデビュー組を目指すのは当然だ。

だけどわたしわがままから考えてしまう。

あなたたちは、この曲をどんな気持ちで歌ってくれたの?歌詞自分たちの名前を入れて、ペンライトは誰のメンバーカラーでもない白にして、おたくが踊れるような振りにしてくれた。涙を浮かべて歌ってくれたあの景色は嘘だったの?

涙で滲む約束は、あなたたちで果たしてしかったのに。人数が変わってしまったら意味がなかったのに。もう少しなんて言わなくたって、ずっとそばにいるつもりだった。手を離したのはどちらなんだろうか。まあ、当然わたしなのだだってまだそばにいる人はたくさんいるのだからわたしがあの増員に耐えられなかったのはわたし責任なのだわたしが悪い。

気持ちが強すぎた」なんてそんなことは口が裂けても言わない。わたしが単純に聞き分けの悪いお子ちゃまだった、それが正解なのだから

ただ、わたし生活にはあまりにもあなたたちが入りこみすぎた。四季折々共に過ごしてしまたから、春にも夏にも秋にも冬にもどの季節にも思い出がある。いまだに聞けない音楽がある。行けない劇場がある。言えない言葉も聞きたくない言葉もたくさんある。

だけど、時間というもの残酷だ。出来事というものはその瞬間に記憶になる。記憶は思い出になり、思い出はいつか薄れてなくなっていく。そういうふうにできているのだ。なんて残酷なのだろうか。あなたたちと過ごした思い出も、苦しんだあの日々も、ぜんぶいつかは消えてしまう。たとえ今は結成日が忘れられていなかったとしても、だ。間違いなくいつかは消えてしまうだろう。

だけどなかったことにはしないでほしい。腫れ物を扱うように当時を振り返らなくなるのはやめてほしい。わたしの大切な日々であり、消したくない青春なのだ

わたしはあと何回、あなたたちを思い出して泣くのだろうか。

6という数字に縛られるのだろうか。

6人組のアイドルグループに羨望の眼差しを向けなければならないのだろうか。

どれも答えはわからない。わたしがどれだけ見ないようにしたとしても、わたしの周りにはあなたたちのファンがたくさんいるし、テレビだってたくさん出ている。

デビューとはこういうことだ。見たくなくても目に入ってしまう。聞こえてしまう。今まで、わたしがどれだけ好きだと叫んでいても見向きもしなかった友達が「かっこいい」「好き」と言っている。掌を返したように何人も何人もだ。あの日わたしに「かっこいい人だれもいないしJr.とかガチすぎてこわいよ」って引き気味に言ってきたあの子でさえそのうちの1人なのだ。興味も持たなかったくせに。

だけど、この「今」を彼らは望んだ。彼らは願った。わたしが願っていない未来を、彼らは願っていたし、わたしが嫌な今を、彼らは喜んでいる。そういうことだ。彼らの望むこれからは、わたしの望まないこれからだ。彼らに必要ないのはわたしのような人間だ。そんなこと1番わかっている。だからファンと名乗ることをやめた。無理矢理別の人を好きになった。

もし今、似たような状況の人がいたとしたら無理矢理別の人を好きになるのはおすすめしない。好きだったのに。大好きだったのに。そんな風に思いながら生活からそのひとを切り離したおたくの成れの果てがこのわたしだ。

春になれば春の思い出で泣き、

夏になれば夏の思い出で泣き、

秋になれば秋の思い出で泣き、

冬になれば冬の思い出で泣き、

記念日にはこんなブログを書き、

雪が降れば彼らに良い出来事があったかもしれないと思い、

そんな風に考えてしま自分に、簡単に泣いてしま自分に、こんな文章を綴ってしま自分うんざりする。わたしは、こんなわたしが嫌いだ。すごく、すごく嫌いだ。自分自分の首を絞め続けて、感傷に浸って、悲劇のヒロインぶっている、救いようのないほどの馬鹿阿呆自分が嫌で仕方ない。

だけど、たぶん簡単には変わらない。何年間も毎日あなたたちのことを考えて生きてきた。言葉では言い表せないほど、愛してきた。そんなに簡単わたしの中から消えてもらっては困る。かけてきた時間お金もそれなりな、わたしの大切な青春から

から、何年も何年もかけて悲劇のヒロインから一般人になれればいい。いつかあの日々を笑って話せたらいい。「好き」と決してかえってこない片思いに似たような日々に浸ればいい。この傷が時間によって癒されてしまうまでの期限付きだ。

わたしのなけなしのプライドグループ名もタレント名前も出さなかったけど、ここまで読んでくれた誰かが理解できるように書けているのだろうか。降りてまで迷惑かけたくないから出すつもりもないが。

受験生が刀ミュに人生を救われた話

刀ミュに人生を救われている受験生です。

そもそも、今まで「ミュージカル刀剣乱舞」という作品に対して「刀剣乱舞キャラクターの服を着た人が歌って踊る」くらいの認識しかなく、むしろ世界を守るために戦っているのに歌って踊っている場合なのか?」と思っていた。

そんな私が刀剣乱舞ミュージカルを見て楽しめるのか? と訝しながらも、刀ミュガチ勢友達が薦めてくるのでせっかくだからと見てみることに。

結果、最高。

本来「モノ」であった刀剣が肉体とこころを持ってしまたことで生まれ葛藤、死んでしまった主に再会できたことに喜びながら、でもここに派遣されたということは主の最期を見なければならない、幸せ時間うたかたの夢であることに気付いている刀剣男士の苦しみ……。歴史の渦に翻弄されながらそれでも『生きた』人たち……(しんどい)。

それと対照的に、第二部や真剣乱舞祭の圧倒的なエンターテイメント性……。キラキラしてる……。あんなにキレキレで踊ってるのになんでめっちゃうまい?????? 私と同じ生き物ではない。

すっかりファンになってしまった……。「イケメンが歌って踊ってるだけでしょ」とか言っててすいませんでした。靴舐める

しかも、現在進行形でこのコロナ騒動翻弄されている受験生の私にとって、特に救われたことが二つあった。

まず一つ目。

現在私の学校集団授業再開のめどが立っていない。三月一日から授業ができなくなり、そこから一度も授業を受けてない。映像授業もようやく再来週から始まる状態で、できることといえば週に一度だけ配布される課題を黙々とこなすことだけ。私は予備校映像授業も受けていたのでまだラッキーだったけど、ほんっとに……ほんっとに虚無(でも私の学校はまだしっかり対応してくれてるほうだと思う)。

 一日中パソコン映像授業を受けているのでターゲッティング広告がすべて東進予備校になった。「模試受けませんか?」ってもう受けとるっちゅーねん!!!!!

しかも私、ちょっと変な大学に進学しようとしてるので、予備校の授業を日本史しかとってない。学費クソ高いからこのままじゃ進学できるかもわからんのに毎日毎日日本史勉強する日々……。

「お前は王族の血を引いてるから」ってわけわからん滅んだ国の文字勉強させられてる在りし日のムスカ大佐に異様に感情移入してしまう。

しかし、ミュージカル刀剣乱舞を見た瞬間……。

読める、読めるぞ!!!!!!!!!!!!!!(クソデカボイス)

阿津賀志山の戦い戊辰戦争姉川の戦い、長篠合戦……。

文字戦果の羅列でしかなかった歴史が、ミュージカルのおかげで色づいた。ムスカがあそこであんなに興奮してる気持ちが痛いほどに分かった。だってこれ進研ゼミでやったもん。

みほとせの部隊が竹千代保護して最初にするのが『城の修復と日々の記録』ってめっちゃエモいな(家康征夷大将軍になって最初に行ったのが江戸城造成と郷帳、国絵図の作成)」

とか、

「結びの響、はじまりの音によってもたらされた変化は、みほとせであれだけの祈りをもってもたらされた泰平の世を塗り替えるものなのかぁ」

とか習った歴史を思い出しながらしみじみできる。む、報われた……。日本史勉強しててよかった。

個人的に、榎本武揚五稜郭籠城中、榎本が秘蔵していた国際法研究書を「これから日本に役立つものだ、戦火の灰にしてはいけない。これから日本に役立ててほしい」となんと敵方である幕府軍黒田清隆に送ったエピソードがすごく好きなので、ミュージカルあんなに魅力的な人物にえがかれていて納得しました。そりゃ黒田も感動して助命嘆願するわ……。

黒田清隆死刑にするべしと言われていた榎本を救うために坊主頭にしたんですよね。敵であった人物にそれだけさせるだけの説得力があった。

しかも、戦火の灰にしてはならない、と言うってことは榎本には五稜郭戦場にする覚悟があったってことなんですよね。そんな覚悟をさせるだけの土方歳三……流れ星を見つけ流れ星のように生きた男……。

話が脱線した。

でも、それだけミュージカル刀剣乱舞は魅力的でした。最高。日本史勉強しててよかった、って思えてよかった。ありがとう大学受験はどうなるかわかんないし、志望校受験できるかわかんないし、高校さえいつ始まるかわかんないけど、それでも日本史勉強してたから私はこのミュージカルをたくさん楽しめた。

ならいいや!!

二つ目

私の学校、春に運動会夏休み明けに学園祭があるんですよね。

運動会はほぼ練習終わってるし、学園祭夏休み中に劇の練習があるので、夏休みが無いと言われている現状、開催が絶望的。もっと言ったら友達引退ライブもたぶんできない。

つれ~~~。ほんとならライブハウスを貸し切って、めちゃめちゃモッシュして最高に盛り上がるはずだったのに。

でも!! 

ミュージカルを観て、舞台の上にいる誰かの真剣な顔を見てはっとしたり、真剣乱舞祭でキラキラしてる誰かにキャーキャーしたり、なんかそういうので『『青春』』成分を補給できた気がする。

そりゃ、何か月も稽古をして、それが本業俳優さんと同級生を同列に語るのはとても失礼だけど、でも、二か月も友達としゃべっていない虚無虚無プリンな今の私に一番必要だったのは、友達と一緒にかっこいい誰かにキャーキャー騒げる、そういう他愛ない時間だったのだと痛感した。

もう、ぼろっぼろに泣いてる。アホほど感動している。

私、全然刀剣乱舞知らないんだよ……言っちゃえばミュージカルがほぼ初見なので、キャラクターとしての彼らをあんまり知らない。え、ゲーム内の彼らは歌って踊らないですよね……。刀だもんね……。

のに、刀剣男士が、主を、仲間の刀剣を、歴史を、どれだけ大事に思っているか

主とともに紡いだ歴史とともに、自身をどれだけ誇りに思っているか

そして主(審神者さん? とにかく観客席の方たち)がどれだけ刀剣乱舞というコンテンツを愛しているかがビッシビシに伝わってくる。ミュージカル観ただけなのに。素敵なジャンルだ……。

長くなっちゃったけど、最高でした、ミュージカル刀剣乱舞

受験終わったら円盤買いますね。年末にはコロナ渦が収束してたくさんの審神者さんたちがまた騒げることを願っています

最後に昨日「三百年の子守唄」の見どころを友達に聞いたところ、「ファンサのとき良い匂いがした村正」と言われた。

どう味わえと。

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