はてなキーワード: 不見識とは
24時間365日、政治の事について専門的に勉強してる政治の大先生たちですら
それぞれ誰がどんなデータを見てから物を語ってるんだか知れないが、意見を全く違えたりするし
不見識な事をほざいて笑われたりするのに。
俺ら自身の仕事の事について専門的な勉強を欠かせず、政治の事なんかサッパリな俺らなんかに
参政権なんてあっていいの?
投票なんかしていいの?
俺この1か月、お客様(企業)が運営するECサイトのドキュメントとソースコードしか読んでないよ?
日本企業特有のクッソ複雑なビジネスルールで、客自身すらどういう要件だったのか分からなくなったやつ。
客が俺に聞いてくるんだよ「こういう設定をしたキャンペーンって、どの商品に割り当たるんですかね?」とかさ。知るかよクソが。
韓国世論も呆れ返る「外交音痴」文在寅の不見識 徴用工問題で日本に提案した「解決策」が韓国内でもブーイング(1/3) | JBpress(Japan Business Press)
保守派日刊紙「東亜日報」は、韓国政府が19日に公開した提案は、例の最高裁判所の判決直後、専門家たちから提案されたものであり、そもそも大統領府が今年1月に「発想自体が非常識だ」と拒絶した案だ、と皮肉った。それに、今回の案を提案するにあたって、被害者側との接触や意見交換がなかったことに触れ、「慰安婦被害者の意見収集なしに推進したという理由で、現政府が解散を決めた『和解・癒やし財団』と違いがないのではないかという批判も提起されている」と酷評している。
反日を政治的アピールに利用してきたことの自業自得なんだけど、つくづく難しい国だな。
やっぱり植民地支配の精算とか戦後処理というのは、完全に水に流すというのが基本だとつくづく思う。
昔から延々とつづいてきたヨーロッパ世界の骨肉の争いをなだめてきた、【全面的忘却の原則】という知恵が平和条約などの国際条約に反映されるべきなんだろうな。
それを、ニュルンベルクでは、さすがにあれだけのことをしたナチスを水に流すわけにはいかないだろ、となってしまったので、
サンフランシスコ講和条約では、アムネスティの倫理は排除されることになってしまった。終わったことだ、と言いにくくなってしまった。
でも、それではいつまでたっても、終わったことにならず、将来世代に禍根を残しているような気がする。
外務省が主導する事業でも、先方とキックオフをするとき、きまって
韓国側から秀吉の侵略から始まる過去の歴史がバックグラウンドとして滔々と語られるという。
先日、こんなエントリーを書きました。
https://anond.hatelabo.jp/20190406224912
うまく伝わっていない部分があるかなと感じたので、少し補足します。
しかし、似た基板が出回るのは業界の常識であり、それを根拠に不正を疑ったという事実だけで、アカウントAの人は不見識だと分かります。
NANDチップの再刻印は、当のMicronが再刻印できる立場にある以上、再刻印の事実だけでは不正を疑えません。出荷前に追加テストをしたのか、再刻印しただけなのか、何も分からないからです。
再刻印前の「SG」型番はSpecTekにとって普通に売り物なので、廃棄品ではありません。
以上から、アカウントAによる告発の内容は全て誤りないし証拠不十分です。
不正を疑うのであれば、疑う側が不正の証拠をそろえるのが世間のルールです。それが不十分なのですから、疑惑が誤りであるという結論以外あり得ません。
それでもなお偽装を疑うのであれば、不正品であることの証明が必要でしょう。
私はMicronが再刻印したと考えるのに十分な根拠があると思っています。どなたか否定できるだけの材料を持っているでしょうか。
Micronが再刻印により品質偽装したのでしょうか。では、どなたか、今回のNANDチップがあるべき品質を満たしていないと証明できますか?
RitekがMicron以外から不正NANDを買ったのでしょうか。それを示唆するような証拠は一切ありません。これは使われたNANDチップが不正であるということを前提にして初めて成立する疑惑なので、不正NANDの存在自体に疑義がある以上「不正NANDを買っていないとは証明できない」という反論はただの言いがかりです。
という点があります。今回のSSDで使われたNANDチップが正規品であることの証明は必要ないんですね。
ここはちょっと私の書き方も悪かったかもしれません。分かりやすくなると思って重要でない部分に推測を交えた説明を盛り込んだのですが、そこに引っかかりを覚えた人がいるようです。何なら、推測を入れた部分は全部飛ばしてもらって結構です。それで論旨は変わりませんし、文章も成立します。
前回のエントリーで、SpekTekはMicornの子会社ですらなく一部署である、と書きました。なぜ子会社ではないことが重要なのかということです。
子会社は親会社と資本関係があります(親会社が子会社の筆頭株主である、など)。しかし、資本そのものは独立しています。もっと言うと、在庫が独立しています。
もしSpecTekが子会社だった場合、工場を持たないSpecTekはMicronからNANDチップを購入するという形になります。Micronからすると、SpecTekのNANDチップは一度手を離れているわけです。
何かしらの理由でSpecTekのNANDチップをMicron側に戻したい場合、買い戻すというプロセスが必要になります。倉庫が分かれていれば配送コストもかかりますし、ぶっちゃけ面倒です。
一方、部署である場合、在庫も倉庫も共通です。SpecTek側でダブついた、Micron側で足りなくなったといった際に融通しやすくなります。
要するに、同じ会社だからこそこれ以上ないくらい再刻印しやすい環境にあると言えるわけです。
ところで、Micronの刻印は本物でしたよね。少なくとも一見して偽物と分かるような刻印ではなかったはずですが、どなたか偽物だと看破できたのでしょうか。
ツイッターのせいで高校からの友達が死んだ https://anond.hatelabo.jp/20190109004202
この話とか、ただでさえ体と性自認が違って精神的にキツいのにネットの心ないあれこれを見てしまい繊細な人が耐えられなかったのは本当に気の毒だと思う。
でもね、だいたいの女が嫌なのはトランスの人ではない。トランスの人のふりをした男、トランスなんだけど性対象も女、みたいな奴等が紛れ込んでくるのが嫌なの。
嫌というか正確には怖いんですよ。
だって普段フェミ的な発言を一切しないアカウントでも、自分が関わるジャンルで何か起こったらみーんな自分の性被害体験語れるんだよ。
最近だとNGTの子が男二人に襲われた事件、あれ運営が隠蔽しようとした疑惑で燃えに燃えてるけど、特に女性アイドル好きな女性オタクのアカウントが滅茶苦茶怒ってて、何故かというとほとんどの人が(私が見た限りでは全員)自分も痴漢されたけどスカート(制服)なのが悪いって言われたとか、突然スカートに手を突っ込まれたけど夜道でイヤホンしてるのが悪いって警察に言われたとか、ストーカーされて自宅までこられたとか、そういう性被害体験があるんですよ。
そのときの恐怖、気持ち悪さ、みじめさを大事な大事な可愛いアイドルが味わって、しかも運営に守ってもらえないなんて辛すぎるじゃないですか。
医大入試の女性差別の件もそうだったけど、楽しい趣味アカウントでわざわざ性被害体験や被差別体験話す人普通はいないから目立たないだけで、みんな多かれ少なかれあるんです、女だってだけで恐ろしい思いしたことが。
そうするとね、「トランスのふりして女子大入ったろ」「今日からトランスだから女湯行くわ」みたいな男の発言は、もはやちゃかしじゃないんですよ。恐怖だよ。
しかも私は基本的に「本当にトランスの人とそうじゃないのが見分けられないのが問題なだけでトランスは平気だよ」ってスタンスだったんですが、普段からトランス公言しててフェミ系の話もよくするアカウントが「温泉でグヘヘ…しよう」とか言い出して、批判されたら「シス女性なら非難されない」などと差別されたかのように開き直ってるのや、温泉は女湯だけどトイレは立ちションが楽だから男用とか言ってる人見てしまうともうなにがなんだか……いや女性にも男性にもヤバい人がいるようにトランスにもヤバい人がいるってことなんだとは思うんですが。
とにかく自称だけを信じるのは無理。
トランスの人を罵るのはもちろん駄目だけど、女性側の懸念や恐怖の根底には男性からの性被害があるので、簡単にトランスが差別されたとは思わないで欲しい。
費用の問題とか色々あるんだろうけどせめて男性器がないといいよね……。男性器が怖いって言ってる女性の意見をヘイト扱いするのはあんまりでしょ。「油断したら孕まされるかも」と思いながら温泉につかるのキツくない?
体は男、心は女、好きになるのは女、いいじゃんアリアリ。例え恋愛関係になくたって仲良く一緒に住んでれば家族扱いにすればいいし審査に受かれば養子迎えられるようになればいいと思うし。
でもね、性自認がどうであろうと実際に女体持ちは男体持ちによって滅茶苦茶被害をこうむってるんだから警戒ぐらいするよ。
だって女性の体かつ男性の心で、男湯入りたいって人いる? 私が不見識なだけかもだけど見たことない。それはやっぱり、男性ばかりの中に女体で入ったら危険だし性的な目で見られることがわかってるからなんじゃないかな。
トランスの人との共存方法は議論を深めていく必要があるし全員が安心して暮らせる世の中になれればいいとは思ってます。
まずは相手が女ってだけで性加害したり性的なことを言ったりするのは当然と思ってる奴等を駆逐してこうな。
エロツイをネタ無罪にしたがる奴多いけど、日常的に殴られてる人間が殴るふりされて「マジにとんなよwウケる」ってやられるのがどれだけ屈辱的か考えてみて。
そ、それは不見識ながら知らなかったです…
SS3A(何の略かは知らない)は大盛況で終わりましたか…
ふーん、「大盛況」ねえ…w
無意味に華やかな外ヅラとグンマーのはしゃぎ様によってみんな騙されてるけど、裏は相当ドロドロしてるからな。
・公の場で舌鋒鋭くアイマスを批判しているアイマスPへのお願い
http://anond.hatelabo.jp/20180728192833
http://anond.hatelabo.jp/20180721093016
・鷹富士茄子さんに反日声優を付けたデレマス公式を絶対許さない
http://anond.hatelabo.jp/20180801192140
3周年記念楽曲『ガールズ イン フロンティア』でもまた炎上していたので、不見識なはてなー達のためにここに記しておくことにする。記録として誰かが残しておかないと信者達は容易に忘れるからな。
歌はこちら
https://m.youtube.com/watch?v=5JbO7-_e2DQ
問題となっているのはこの部分
みんな容易にわかると思うが、「どの口が言うんだ」というのが炎上の要点。
・声付きアイドルと声無しアイドルにこれだけの格差を作っておきながら「活躍できるかどうかは本人次第」と?
・自分の足で歩ける声付きアイドルの担当の皆さんは気楽でいいですね
という怨嗟の声が界隈に満ち溢れている。一説によると声無しアイドルの担当Pの実に7割がこの歌詞にキレているらしい。
デレステのゲームとしての手抜きに加え、「不人気アイドル」に対する公式からのこの煽りに、多くのPがマジギレしているわけだが、そういう声を無視して「SS3Aは大成功だった!あー良かった良かった!」とか言ってていいんでしょうかねえ。
はっきり言って(苦笑)(失笑)なわけ。
「私は英語が話せます」は…https://togetter.com/li/1234512
講談としては面白いし、英語のうんちくも「ナルホドソウデスカ」って感じだけど、日本語論のところは眉唾で、あまり信用されると困るなあという印象。以下、気づいた点をメモ。
漱石の日本語は別に近代文学の最初のものではないし、その後のスタンダードでもない。明治に近代文学の濫觴となった二葉亭とロシア語の影響、鷗外文学のドイツ語受容その他様々なジャーナリズム、公文書、そして文法学的研究など明治二十年代、三十年代の様々な文学状況を無視して、現代人に聞こえの良い「漱石」と英語との関連だけで近代日本語の成立を語るのは乱暴極まりないし、漱石の影響を一番受けた芥川は文壇の日本語としてはどこまでも異質で、そして大正の終わりには滅びたような古臭い日本語だった。代わりに現代語の基盤を築いたのは、フランス文学に影響された自然主義や新感覚派の文学であって、これらの日本語は、漱石の日本語とは似ても似つかない代物だよ。
そもそも漱石の日本語が翻訳文体だというのもほんとに漱石読んだことあるの?というレベルの話で、デビュー当初のあの奔放な江戸弁と漢文脈のミックス体は、むしろ英語の影響を見て取る方が難しいと思うのだが。
まあ、本当の意味で英文翻訳文体が漢文脈に代わって日本語の基本になるのは、正直戦後じゃないかな。その典型は、日本国憲法かなあと思う。あれ、術語こそ漢文ぽいけど、構文や何かは英語そのものだよね。
それにしても英→日ができて日→英が不便だから「欠陥OS」という言い方はちょっと頂けないね。講談としても口が滑った感じだ。じゃあ英語は何か国語を翻訳できる優秀なOSなんですか?って。機械的な翻訳を馬鹿にするが、奈良時代の昔からそれが海外の文化を一気に取り入れるときの日本語の十八番なんだよ。そうして、中国語、ヨーロッパ諸語と、複数のまったく文法体系の異なる言語を構文レベルで移入しながら独自の言語としてのアイデンティティを維持する…そんなアクロバティックな進化を経てきた言語を、軽々しく扱おうとはちょっと不見識が過ぎるんじゃないかね。
英語をやってると、とかく英語ができるってことでひとかどの知識を持っているかのように思い込む輩がいるが、この人は一応は勉強家のようだから、そういう輩の轍を踏むことの無いよう祈っておくよ。
婚活パーティでは女性陣から年収で足切り食らうレベルの財力に加え、もはや年齢的にも子どもを育てることが現実的ではなくなってしまった。
(だって一番子どもにお金がかかる時期に自身が還暦超えとか、仕事どころか健康でいるかも未知数)
てか、子どもの前にまず結婚だろという時点でかなり終わっている。
若い頃から結婚願望強かったけど、今まで大したアクションも起こせず、そして気まぐれに起こしたアクションは全て盛大な勘違い入っていたと。
多分、チャンスは十分すぎるほど貰っていてこの体たらくなので、残りの一生も家族を持つことには縁がないまま行くんだろうと思い至った。
そんなことを考えていたら、ふと、本当に突然、ドールに心を奪われてしまった。
ドキッとしたを通り越して、雷に打たれたような…に近い。
ちなみに自分の身の回りで自身と似たような境遇の男女は、新たにペットを飼い始めるか、既に飼っているペットに更に情熱を注ぐ感じで、少なくともフィギュアやドールに行く手合は皆無である。
我ながら本当にキモいというか、自分が結婚できない性格であることと、多分かなり関係あるわけで。
まあ、自身のキモさというか、周りとの病的なズレは自分なりに自覚していたつもりだが、ここまでだったとは…と、その斜め上っぷりが久しぶりに堪えたというか、正直怖くなった。
同時に、今まで
「フィギュアやドールなんて、結婚願望がある男が趣味にしたらもう先はない。完全に一線を越えてしまうから」
と自戒していたけど、今回のことでそれは順序が逆だと、自らの不見識を思い知らされた。
とはいえ、もっと若い頃から正直にフィギュアやドールにハマっていたら彼女が出来たなんてことはなくて、単純に身を持ち崩すのが早いか遅いかだけの違いだろう。
そんなこんなで、俺はこの世に生まれてきてはいけなかったのかも…と思いつつ、妙にホッとしているところもあり、どうにも落ち着かない。一応不惑なのに。
そもそも、この歳になっても「俺が、俺が」ばっかりな日記しか書けない時点でヤキが回っているとも言える。
で、どうする?
買うのか、買わないのか…。
↑に書いたリズと青い鳥の感想については、まだまだ読みが足りないという趣旨のツッコミを、読者諸兄からいただいた。
これは確かにその通りで、ダイレクトに感情移入できたのはみぞれだったので、最初見た時はそれだけで胸がいっぱいになったからかも知れない(言い訳)
あと、ハープが普通の中高吹奏楽部にあるというご指摘にも、自身の不見識を恥じるばかり。
でもハープはそれだけでかなり難しいと思うので、打楽器パートの中の誰かが担当になったらそれ専任というか、他の楽器との掛け持ちなんて不可能だろうし、かと言ってコンクールやアンコンで必ず使うわけでもなさそうだし、そこらへんどうマネージメントしてるのかは気になる所。
それも2日連続で2回。初回と合わせて通算3回観たことになる。
どちらも、努めて希美の立場に立って、あるいは希美のキャラに入り込んで観るよう心がけたつもりだ。
自分で書いといてなんだけど、物凄く独りよがりでしかも長いです。それでも読みたい人はどうぞ。
これはもう、自分の読みの浅さの最たるもので、今はむしろ「難しい子」というのは彼女みたいなタイプではと思うに至った。
むしろみぞれの方がある意味では非常に単純というか、超不器用かつ裏表が無さ過ぎなだけとも言えるのだ。
なんというか、希美はコミュ力とか社会性はリア充グループでも充分通用するレベルなのに、本人自身はそういうのにあんまり乗り気じゃないタイプなのだろう。
むしろ、そういうコミュニケーションは程々に、リア充とは別のベクトルの本気で、何かに打ち込み、なおかつグイグイ進んでいきたい人物なのだと思わされた。
そしてこれが多分、彼女のとても難しい部分の核心というか、どうにもままならない所の最たるものだと感じた。
ぶっちゃけ中学1年の時にみぞれに声を掛けたのも、高校1年の時に泣く泣く退部という事態に追い込まれたのも、多分根っこは一緒。
というか退部の一件を、優子や夏紀と話しているときも、みぞれにツッコまれた時も「昔の話」という前置きないし返答している所とか、逆にそのままならなさや、彼女の性格を端的に表しているとも言える。
更に、同学年の優子や夏紀よりもみぞれといる時間がずっと長いのに、優子から「どこまでみぞれを振り回せば…」と言わせてしまうほど、みぞれと噛み合わなかったり(少なくともちょっとしたやり取りレベルでは、優子や夏紀のほうが遥かに上手くコミュニケートできている)、入部当時の3年生との関係において、結果的に香織先輩に守ってもらえた優子や、「何も知らない新入りポジション」として日和れた夏紀と明暗を分けた事にも繋がっていると思われる。
本人の意志や気持ちとは裏腹に、いや、その意志や気持ち故にままならないのはなんとも皮肉というか、本当に不憫である。
そんなふうに感じた自分にとって、物語のクライマックスは、みぞれにハグされた希美が笑い出す所だったりする。
いやもうあれ、自分が希美の立場でも笑うしかないわ。あるいは笑い泣きかな。
あのシーンで、ようやく希美はそれまでの出来事と、みぞれの吐露と、自分の気持を総合的に整理して、そこから自身の立ち位置というか、自身の在るべき様を理解したのだろう。
そしてみぞれとの向き合い方も。
それで思い出したのは、自身の知り合い2人のことだった。
両方共リア充レベルのコミュ力の持ち主の既婚者で、しかも自分とは10年を優に超える付き合いだ。
片や去年まで頻繁にやり取りしていたのだが、付き合いが長くなるにつれ、お互いの見えている世界が違い過ぎることから、だんだん噛み合わなさが露呈し、とうとう自分のほうが耐えきれなくなって一方的にチャンネルを閉じてしまった。
もう一方は月イチくらいで会う程度だが、正直言って「血の繋がっていない姉」のような存在として、時に励まされ、時に叱られる関係だったりする。
同じような社会性を持ち、似たような文化圏(?)にいる2人だが、決定的に違うのは結婚相手の性格。
疎遠になった知り合いは要するにリア充カップルなのに対し、「姉」の旦那さんはリア充的コミュニケーションが元来苦手な人で、しかも今の旦那と知り合う前に付き合っていた彼氏もそういう人だったと聞いた。
つまり「姉」の方はそもそもそういう不器用な人間が超好みのタイプで、色々苦労した結果、通じ合う・噛み合う「プロトコル」を獲得し、今も楽しくやっていると。
結局の所、通じ合う事の難しさや面倒くささは誰にでも、誰と誰の間にもあるが、「プロトコル」が合えば色々解決するのだと思う。そう、問題の大半はプロトコルなのだ。
あるいはそんな難しい言い方しなくても「ちょっとしたコツ」という話である。
尤も、そのコツはその人が見えている世界によって形作られていることが多いので、中々気づけないし、気づくのが難しいわけだが…。
そこまで考えると、自分が長く付き合っていた知り合いと一方的に疎遠になったのは、今更ではあるがちょっとあんまりだった気がしている。
そんな話を、今度「姉」に会った時に相談してみようと思う。
ということで話を戻すと、本作の希美も、どうやらそういう「プロトコル」を体得できたようである。みぞれは…まあ今は音大受験に集中するのでいいと思う。
山口メンバーがお金持ちとはいっても2000万円払うことは簡単ではない筈。
いや、仮に山口メンバーの資産が100億円有ったとしても2000万円は2000万円だ。
何が腹立つと言って
テレビで被害者の親が「親としては決して許すことは出来ない」とか「(山口は)娘の気持ちに向き合って今後は…」とか言ってたこと。
それが親の言うことか。
「彼は2000万円というけじめを付けたので我々としてはもう忘れる」
「山口氏がよりよい人間になることを願う、いずれにせよ我々はもう関係無い」
せっかく忘れるためのけじめも付いたことを
「決して許すことは出来ない」とか言って誰の得になるのか説明してみて欲しい。
それで娘がよりよく生きられるのか?
そんなことはないな。
親のお前がなんか気持ちよくなるのか?
そもそも何かされて「絶対許すことが出来ない」とかいう人間はクズの中のクズだ。
まして相手が少なくとも詫びを入れていて、大金という形を作ったのに、
それを受け入れながらなお「許すことが出来ない」とかいう奴はクズ中のクズ中のクズだ。
クズをやってると周囲のことも不幸にするが、報いは何よりも自分に来る。
悪いことをしたら詫びる、金を払う、これが当然だし、
悪いことをされた側だってそういう形を付けられたら許して忘れるべきだ。
でなければ生きていけないではないか。
川谷とベッキー2人とも金を持ってるんだから、数千万を川谷の妻に渡して詫びを入れる。
川谷の妻はそれできれいに忘れて数千万をもって新しい人生に進む。
そしてそういう形を付けたなら世間も元妻もそれ以上その件で川谷やベッキーを憎んだり責めたりしない。
水に流す。
(これ以上のことが有るというなら是非反論をつけてみて欲しい。)
世間はあの2人をリンチする必要などなく、ただ川谷ベッキーがきちんと金と詫びを入れるのを促して見守ればよかった。
既に2000万円と詫びを入れて決着を付けている山口メンバーがここまで世間にリンチされるのは納得できないし、
詫びの当事者である被害者の親が「決して許すことが出来ない」とか言ってるのは呆れ返る。
じゃあどうすれば山口メンバーのことを許すのか。
「決着を付けてない余罪はあるまいな」という方向の追求ならわかるが、
既に2000万円払っている件でリンチされてるのは見るに耐えない。
さだまさしの「償い」とかいう歌を喜んで聞いている人間は変態性欲者である。
あの歌の根底にあるのは、人を殺した奴はいつまでも「事件に向き合って」後悔し続けるべきろ、という憎しみだ。
あれから建設的なもの受け取れるとすれば「保険にはしっかり入れ」という教訓ぐらいだ。
(あんな馬鹿なものを裁判で引用した不見識な裁判官までいるらしい。説教ぐらい自分の言葉でやれ。)
自分と関係の有ることでも「絶対許せない」なんて口走る人間はクズの中のクズなのに、
自分と関係の無い&既に決着済みのことをリンチして楽しんでる人間は救いようがない。
そもそも山口メンバーより山口メンバーの事務所の社長の幼姦ホモへの天誅を求めるべきではないか?
あのホモは今回の事件より遥かに支配的な関係の中でより幼い被害者相手により性的な搾取を繰り返したパワハラセクハラホモであると
「外形」とロジックにこだわる増田に質問だが、「優遇」と「不利益」というのは、「外形的に」は区別できないな?
例えば、「レディーファースト」は、「外形的」には女性優先だがもともとは女性に危険の露払いをさせるという「不利益」から生じている。「特別扱い」という意味では、優遇と不利益はまさに外形的には区別できない。従って、それは男性差別ともいえるが同じくらい女性差別であるともいえる。同様に、「女性専用車両」もまた「外形的に」女性優先に見えるが、安心を得るためには特定の車両に押し込められ晒し者にされることを女性に強いているともいえる。つまり、男性に対する差別であると同時に女性に対する差別であるともいえるわけだ。ここまではいいか?
私は「差別に気付いていない人に確認したい」という、まさに増田と同じ動機で増田に確認したいのだが、増田のロジックとまさに同じロジックで、「女性専用車両は女性に対する差別でもある」と認められるよな。社会、あるいは鉄道会社は、専用車両というやり方で差別を実施、または容認している。
私は、「差別」という言葉が、特にそれが社会的・政治的な文脈で用いられるときには、その定義に「不当な・是正すべき」という意味が入っていると思う。辞書を引いても、そういう狭義の意味合いではやはり「不当な」という種類の文言が入っているようだから(※)、これはそれほど不当な定義ではないだろう。よって、「専用車両は差別であり無くすべきだ」という主張に組する者だ(増田は「そこまで主張しない」との立場のようだが)。優先順位の差はあれ、原理的になくなるのが好ましいのが差別というものだと私は考える。
(※「2 取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。(デジタル大辞泉)」「② 偏見や先入観などをもとに、特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること。また、その扱い。(大辞林)」など)
しかしながら、それが女性に対する差別を無くすという意味を含む施策である以上、当該の差別を被っている女性にとって利益となる方向の対策でなければ意味がない。現状で女性専用車両を無くすことは、多くの女性から「通行の安心」を奪うこととなり、現状で「男性の被るデメリット」がそこまでのものでない以上(※)、トータルで見て社会的に益が無い。従って、「すべての女性が原則安心して通行できる」という形態での「専用車両の撤廃」が目指すべき目標であると考える。すなわち具体的には「痴漢の事実上の撲滅」である。どのような方法によっても、最終的にこれが実現されることが譲れない理想である。その意味においてのみ「専用車両は差別である」という主張は正当であり社会的に有益であると考える。
(※女性専用車両があるせいで「安心して電車に乗れない」という男性が相当数に上るとは思われない。)
しかるに増田は、男性への差別性にのみ着目して、女性への差別性、その解消の必要性に全く言及していない。論理の中立性というのは、一切の政治性によらず、客観的公平に事象を分析することでしか担保できないはものだろう。公平な分析という部分が担保されず、片側にのみ着目する論理は、論理の皮をかぶってはいるものの政治的主張であることを免れ得ない。利益対立する一方を論理の名のもとに分析しながら、もう一方に対して全く言及しないのは、単なる無知不見識では済まされない、論理の誤用・悪用の類である。
さらに、「こうして論理的に分析するのは将来の差別を無くすためだ」と言いながら、一方で「やむを得ない差別もある」という立場を取っているのは、詭弁である。これは、増田自身が言う「将来的な差別」を呼び込む根拠になりかねない重要な、看過しがたい立場である。一体、増田の考える「許される差別と許されない差別の線引き」はどこにあり、その線を決めるのは誰なのか? 増田の恣意?そんなわけないよね。では?
つまり、増田が言っているのは戯画的に言えば「専用車両は差別だって認めようね? うん、でも差別だけど『許してあげるよ』」ということであり、この言葉は二重の意味で間違っていて危険だ。一つには論理の皮をかぶった政治性によって。もう一つは、現状肯定に見せかけた権力性と差別容認への道を開く行為として。
これを分かってやっているとすれば、相当念の入った悪質な主張だ。この件について増田がどのように見解を述べるか、いささか興味もなくはないが、私の個人的な興味よりも、このやり取りを見る方は、増田の応答によって(あるいは応答の「無さ」によって)、彼の主張の真意を見ていただければと願う。