2019-10-16

表現不自由展と宇崎ちゃんポスター共通点について

ああアホらしい。全くもってアホらしい。

何がアホらしいかといえば、例によってはてブの連中のことである

あいつらここ数か月のトレンドであった表現不自由騒動を通じて少しは賢くなったかと思えば、全然そんなことはなく以前の位置からミリも動かずに、以前と似たような話題で延々騒いでやんの。

言うまでもなくhttps://togetter.com/li/1417228のことである

例によっていつもの太田啓子弁護士適当に難癖を付けて周囲のフェミニストを焚き付けて、いい感じに燃え始めたら自分つぶやきを消して「え、私、そんなこと言いましたっけ」となかったことにしようとする火付けしぐさなんだからはいはい、いつものね」と黙ってスルーしておけばいいのに、こぞってブクマつけまくってやがる。

馬鹿か? 馬鹿か。

まあ炎上喧嘩はてなの華であり、この手のエントリに大量に集ってしまうのは蟻が砂糖に群がるのと同列の種の本能レベルなので仕方がないのかもしれない。

生き物の習性ケチをつけるというのも野暮なのものだ。

しかし、群がるのは仕方ないとしてもこの手の騒ぎはもう何十回も繰り返しているのだから、多少は認識アップデートしてもらいたい。

ましてや先日の表現不自由展のことを思えばなおさらである

しかし、はてブ馬鹿馬鹿なので今回の件が表現不自由展とは全然別物だと考えているのだ。はははは、馬鹿だ。

たとえば、こんなコメントである

grdgs あいトレの場合は「表現自体を許さない」だったのに対し、こちらは「TPOを考えろ」だからまったく違うわな。

はい馬鹿丸出し。確かに表現自体を許さない」とのたまったネトウヨもいただろう。立川流を名乗るワイドショーコメンテーターもいただろう。

だがそんな過激な言い分はまともに取り合っている奴らはほとんどいまい。

クソ馬鹿がクソ馬鹿なことを言っているだけなのだから黙殺して何ら問題ないし、この程度であればいくらでも反論可能だろう。

典型的なセレクティブエネミーというやつである

あいトリエンナーレの一連の騒動で、一番問題になったのはそこではあるまい。

あの騒動で真にクリティカル問題提起は「こうした表現税金を使うのはおかしい」というものだ。

実際こうした意見同調するかのように文科省補助金を打ち切ろうとして非難囂々である

そしてこのような「こうした表現税金を使うのはおかしい」という考えの裏側にあるのは何か?

それは、この世には『良い/悪い表現』『許される/許されない表現』があるという考えだ。

もちろん世の表現にはR-指定18禁といったように、特定基準で明確に線引きが行われることもあるが、それはどちらかといえば例外であろう。世の大半のアート表現がでそうした線引きが成されず曖昧なままであることが多い。

にもかかわららず、アート表現に対してこのような線引きをして、弾圧規制される。

それに対する問題提起こそが「表現不自由展」のテーマの一つだったはずなのに、それを無視して「表現自体を許さない」という一番馬鹿げた非難を持ち出して「まったく違う」などと主張してしまっている。わはははは、馬鹿だ。

表現不自由展にしろ宇崎ちゃんポスターしろ、世にある表現を良い/悪いに切り分けて規制しようとする。

そうした動きこそが「表現不自由」というやつでなかろうか。

この二つの問題について「まったく同じ」というつもりはないが、「まったく違う」はずがないのである

そんなこともわからないようであるなら津田大介も草葉の陰で泣いているであろう。

あとついでにこのアホな。

tikani_nemuru_M id:memorystock 「公権力による規制大衆から批判」という表現の自由を考える上での最も基本的な違いを指摘したブコメを見ても「きちんと言語化出来る人がおらず」とか口走るから表現の自由戦士」っていわれちゃう

と、例によって上から目線ドヤ顔披露しているがここでidコールされているmemorystockが問題視しているのは、

memorystock この絵やキャラを守りたいのではなく、規制理由をきちんと言語化出来る人がおらず「NGじゃん」「本当に嫌」が規制トップなのはアレすぎではと危惧するものです。挙句戦士」↓のような無意味侮辱に逃げるし。

とあるように、あのポスター批判派がポスター撤去するだけの理由をまともに言語化していないことである

から、もし彼の意見反論たかったら、あのポスター撤去に値するだけの理由をきちんと言語化して批判する。

あるいは、既にきちんと言語化出来ている批判意見を持ってくれば良いだけなのだ

にもかかわらず、相手が「規制理由」と書いたのをいいことに「公権力による規制大衆から批判」の違いを理解していないなどとドヤ顔で上げ足を取るのは、詭弁以外の何物であるまい。この件についてまともに話し合いたいのではなく上から目線小馬鹿にしたいだけというのがはっきり伝わってくる。

また「 「公権力による規制大衆から批判」という表現の自由を考える上での最も基本的な違い」などと抜かしているが、他のブコメでも指摘されたように、そうした大衆から批判公権力による規制に繋がる危険性が炙りだされたのが表現不自由展ではなかっただろうか。

文科省補助金交付しろ河村市長座り込みしろ、いずれも大衆から批判がなければまかり通るものではあるまい。

もし、大衆から批判が皆無な段階でこのような横紙破りを行えば、新聞各社は文科省に対する批難を毎日のように一面で展開し、河村市長にはリコールが飛んだであろう。

大衆から批判公権力による規制を後押しする。

そんな危険性をつい最近目にしたにもかかわらず、得意げに「「公権力による規制大衆から批判」という表現の自由を考える上での最も基本的な違い」などと抜かしているから本当に薬のつけようがない。そんなんだからいつまで経っても労働組合政治運動をする理屈の続きが書けないのである

ああアホらしい。全くもってアホらしい。

  • 批判していた / されている人たちはガン無視するであろう記事。

  • 弁護士本人も含めてだいたいいつものメンバー

  • 権力に拠らない嫌がらせは大体モラルハラスメント

  • ウザ献血ポスターを擁護しながらあいトレ批判してるバカに対して言及しないなら片手落ちですわ はてサと変わらんよオタクくん

    • 実際言及するまでもないくらいひどいやつは言及もされないよね

  • 「『許される/許されない表現』の類型は永劫普遍の事実として解明され理論化されうるのだというあまりに未発達不見識な夢物語」、じゃないかなと思う

  • お前自身のなかで論点がめちゃくちゃになってるぞ。やり直し

  • 匿名ダイアリーの不適切利用に当たるのでは? はてなは、はてな匿名ダイアリーについて、投稿者が表示されず文責を問いにくいサービスであるという性質上、特定のユーザーや個人を...

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