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はてなキーワード: 4コマとは

2022-12-19

[]ぼっちざろっく原作

2巻くらいまではそこそこでぼっちちゃん変顔演出とか話もまったりでよかったけおd、

3巻4巻あたりからしんどくなってかなり斜め読みした

話とかキャラはともかく、マンガとしてすげー読みづらくなっててすげー目が疲れる

詰め込みすぎてて画面がすげーうるさいんだよな

他のきららもえ4コマなら4こま1本のネタにしてるレベルのたわいないやりとりをたった1コマ吹き出しをたくさん入れてつめこんでるから、すげーせせこましい

2022-12-07

anond:20221207013139

写真がなかったころの絵は貴族大金つんでた実用品だよ(先祖婚約者の顔が知れる)

コマ漫画割が4コマしかなかったころ大駒がかける手塚治虫はもうけてたよ、ほかにろくなコンテンツがなかったからね

萌え絵がなかったころのあずまひでおもロリコンにとって実用向けだったよね

いらすとやイラスト役所採用するくらいの実用向けだよね

でも今はどんな画風だって全部AIがやってくれるよ

AI電気代とわずかなお金はらうほうが人間を働かせるよりずっと安いよ

絵かきはもうかると実用かいものじゃなくなったね

以前はアポロ月探索機をとばすのにやとわざるをえなかった「計算手さん(職業)」や、会社に数人はいた「そろばん経理」とおなじ運命みたいだね

 

常識的歴史観点もない人と話すとつかれるからもう返事しないね。おわり

2022-11-02

ぼっち・ざ・ろっくの原作読んだらアニメイメージと違いすぎた

アニメはこうコマ割りに緩急があるのよ。

ドーン!!!って来る所と淡々と進む所があってリズミカルなの。

でも原作漫画4コマから基本的リズムとかそんなんねーの。

「輝いてない!」とか普通漫画だったらページ半分を縦にぶち抜くコマなのに右上にちっちゃく一コマあるだけなん。

4コマって逆にすげーシンプルなんだなと感心はした。

プロットけがあるのよね結局。

WIKIであらすじ読んでるだけみたいな感じの淡白さなの。

でもこれって逆に言えばコマ割りを読み解くのに脳を使わなくていいからそういう空気が読めない人には良いんだろうなと思う。

あとそこで誤魔化してないかストーリーのもの面白さを素直に楽しめると思う。

小説に近いんだろうね。

逆に普通漫画ってコマ割りで自由に読者のリズムを操れるから、言い方変えれば卑怯だよね。

泣きゲーや犬映画でとりあえずピアノポンポン鳴らしておけば条件反射で客は泣くだろってしてくるような狡っ辛さを隠そうともしてない。

でもそれに慣れるとそうじゃない作品の鑑賞が難しくなるんだなあ。

どう味わえばいいのかを作品のガワで誘導してほしいんだよね。

言葉感情込めてない人と会話してる時に急に皮肉言われると反応に困るじゃん。

あいう感じで迷子なっちゃう。

俺としてはぼっち原作読みにくいんだよなあ。

人によってはこういう作品のほうが読みやすいのかなあとも思うけど。

2022-10-12

ワートリ胸カップ腐女子について

あえて「アレ」呼びする。

アレが一般人からしたら沖縄基地反対運動してる人と同じくらい異常な存在に見えるのはわかる。

ただ、アレの気持ちは一応わかってほしいのだ。共感しなくていい、こういうことかと思ってくれればいい。

ワールドトリガーの胸サイズ表記は、単行本裏表紙しかない

わざわざ単行本を買って裏表紙を見なければ気づないところにある「裏設定」みたいなものだ。

困ったことに腐女子というのは妄想がたくましい生き物であり

この裏表紙にこっそり描かれた設定が「作者と読者の特別なやりとり」のようなものだと感じる性質がある。

まり先生が読者向けに特別に書いてくれたサービス」だと思うのだ。

普通の読者は作品の内容こそが圧倒的に大事なのだ

腐女子にとっては裏表紙のウェイトが非常に大きい。

そのために単行本を買っているといってもよい。

実際、これは編集部もある程度認知しているはずである

多くの作家さんが、本編とはちょっとイメージの違う4コマを載せてたりするのも

ここが特殊な層のファンへのサービスであることはある程度は認識しているはずだ。

アレは少々腐女子として出来が悪かっただけ

とはいえ一般的腐女子は「それはこっちの勝手妄想である」ということはわかっている。

妄想を膨らませて身内で盛り上がる一方、それが妄想であるということはちゃんとわきまえている人が多い。

からそこで解釈違いが起きた場合、残念ではあるが「ちぇー。ちょっと夢が壊れた」くらいで納得する。

アレはおそらくtwitterフェミ活動とか浴びすぎてそっち方向に思考が偏っていたのだろう。

最近腐女子にはよくあることだ。

twitterアクティブ腐女子はどうしてもフェミっぽい話を浴びやすい。

なぜなら作品解釈にも便利だからだ。

アニメオタクにおける作画厨と同じくらい、浅い腐女子ほど安易フェミ解釈にとびつく。

そのため中にはそういう思考を多かれ少なかれ内面化してしまものもいる。

なんせ、いまだにクローズド世界から腐女子ワールドは…。

フェミニズムと腐女子はできれば切り離して考えてほしい

ただ腐女子入り口としてそういうフェミ的な思考に触れるが

いろんな作品に触れるうちにそれだけではないということは学習する。

しろtwitterで暴れているようなフェミっぽいことをいう腐女子

界隈では厄介者、非常にレベルが低い人間だと思われている。

最近はどうか知らないが、少なくとも私の年代では腐女子縄張り意識階級意識も非常に強かった。

そのためtwitterで暴れている人たちは腐女子としてオタクとしてレベルが低いが

なんとかしてカーストの上に行こうとしてフェミ言説に飛びついた人間が多い。

だいたいそういうことを言っている人間イラストレベルが低いのは決して偶然ではない。

一時期フェミニスト教授と組んで解説イラストを描いている人がいたが

間内では「お前のようなレベルの低いオタク腐女子代表みたいな顔をするな」と言い合っていた。

身内についてあんまりいうのもなんだがちょっと陰湿なところあるよね。

このあたりはもう少し風通しがよくなると良いなとは考えている。

まとめ

・ワートリの胸サイズ表記裏表紙にこっそり描かれているもので強調したものではない。

しか裏表紙に書かれた設定だったからこそ腐女子が反応した

腐女子フェミ的なことを言う人間ばかりではないのであれが腐女子の総意だと考えないでほしい

沖縄基地反対運動への侮辱をやめろよ。

うそう。今回の「アレ」はこんな感じの人なんです。

何か一つの表現が気に障ったら他の何もたのしめなくなっちゃう人ってのがいてね。

アレにとっては胸カップサイズ表記は致命的だったわけ。

うそれで頭いっぱいになっちゃって他に何も考えられなくなるの。

脳のメモリ容量が極端に少ないんだろうけどお気の毒だわね

2022-09-29

ヒロアカが楽しめる人が何を考えているのか知りたい

最初にハッキリ言っておくと「何も考えていないんじゃないか」と疑っている。

駄目だ。

もう言いたいことを全部言い終わったと脳が認識した。

全ての根源を最初に書くべきではなかった。

俺はヒロアカに対して無数の違和感を感じている。

最近の展開なんてまさにそうだ。

笑いと共にミリオンを救うと語るルミリオン、彼が自分の師にして嘗てのオールマイト相棒であるサーナイトアイとの誓いを守るために選んだ行為が尻で笑いを取ることであったというオチに対してどういう感情を抱けばいいのかが分からなかった。

何の伏線もなく唐突に現れる陳腐下ネタ

それは俺の感じていたミリオのキャラクターとはあまりにもかけ離れていた。

彼は、ミリオンを掲げるような熱さを一見したコメディタッチな佇まいとは裏腹に胸に秘めていると思っていた。

その切り札が、心持ちが、ヴィラン相手に笑いを取るようなものだというのは私のイメージからはかけ離れていた。

笑いをたたえながらヴィランを叩きのめして、助けた誰かの心を覆った恐怖の影を吹き飛ばすように横で笑顔を見せて安心させるようなキャラクターだと、彼の語る笑顔世界はそうだと思っていた。

でも違ったんだ。

彼の最大の見せ場として用意されたであろうシーンは、売れない芸人が冷え切ったステージでヤケを起こして繰り出した低俗下ネタのものだ。

作中最大の宿敵はそれを見て吹き出し、そのすぐ横に我らが主人公が現れている。

どんな感情を持てば良いんだ……。

凄いシーンであることを表さんと大胆に使われた全4コマだけの6ページ、その中で行われるアメコミのようなコマ送り。

また一つハッキリ言わせてくれ、「形だけ真似ているような感じがしてかえって興が削がれる」と。

ああわかっているんだ。

この漫画の読み方の正解は。

わかっているんだ。

「ただ黙って作者の意図通りに流されてやれば良い」ってことだ。

でもその意図を探すのが難しいんだ。

この漫画は変に逆張りだったり読者に考えを委ねたりを繰り返すんだが、その実として作者に都合の良い解釈必死に読者が探して打ち返してやる必要があるんだ。

酔っ払って意味不明言葉を繰り返す友人の夢の話に「わかるよわかるよ」と気のない愛想笑いを返しながら自分もさっさと酔いつぶれてしまえば良いとばかりに酒を煽るようなそんな態度を取れと言わんばかりだ。

まあヒロアカだけをずっと読んでいるならいいんだろうが、ジャンプ漫画は他にもある。

呪術廻戦は若干熱めにそれでいてやや俯瞰的な頭で読みたいし、アオのハコは美しい敗北に自分も傷つくためにも感性を研ぎ澄またい、マッシュルや夜桜気持ちを若く保ってペラペラと絵を楽しむように、そしてPPPPPPは概念の奔流をしっかり脳の奥に流し込みながら、ONE PIECEは求められるものコロコロ変わりはするが王道は抑えているのでこれこそ本当に流されればいい。

そうやって色んな漫画に合わせて読み方を変えていく中で、ヒロアカはあまりにも特異すぎてこれに下手に合わせると他の漫画を読みにくくなってしまう。

なんなんだ。

これが好きだと言っている人達はどうやってこんな漫画を読んでいるんだ。

トップクラスヒーローがただの学生のために自分の命を決戦の場で安易に投げ捨てるような無責任物語だぞ?

俺はどういう気持ちで読めばいい?

2022-09-06

anond:20220510094549

私は当映画を見ていないし、その周りもあまり知らないから、どうこう言える立場じゃないだろうけど、藤島じゅんさんの場合は、映画のものではなく、よかったと思える人(と言うか自分とは違う感想を持っている人)をバカにしたのもあるから、言われたんじゃないかなと思う。

逆に映画のもの批判だけや、人が絡んでも「周りは絶賛しているけど、私にとってはおもしろいとは思えなかった。」など言い方が違えば変わっていたかと。

あと「シン・ゴジラ」の件以外でも、この人は個人である今日ふじしま」(ブログの日4コマをまとめたもの)の巻末コメントで、自身商業誌の某ネットショップレビューに対して、ボロクソに書いていたことがあるからね。

しかもどこの誰のことなのかわかる内容だし、レビュー側も決して誹謗中傷ではなく、その商業誌の題材の界隈に詳しい人からのしっかり読んだ上の書き込みダメ出しだけではなく改善点も書かれた、建設的な意見)だったんだよね。

その個人誌の件は「シン・ゴジラ」の前の話だから、そう言うのがつい出してしまう人なんかなと思う。

そりゃあ建設的な意見でも不快に思う気持ちはわからなくはないけど、せめて読者などの外部の目にも触れるところではなく、身内や漫画家間内愚痴るなりで留めて置いて欲しかった。

ヘタしたらそのレビュワーが、盲目的な信者攻撃されないからね。(実際はそんなことはなかったから、不幸中の幸いだけど。)

逆に藤島じゅんさんに対してもよく炎上されなかったなと思った。

2022-08-30

anond:20220830111324

コマずつ絵を生成してセリフ入れて完成。みたいなのはできるかもね

いばる2歳児

・褒める若い

・脱ぐ2歳児

・驚く若い

4コマで何個か話作れそう

2022-08-23

anond:20220823102514

非常勤講師3〜4コマバイトで150〜200万ぐらいですが、私は庶民ということでよろしいでしょうか?

2022-08-20

[]むんこ「ひとりみ天国

フリーランスの34さい独身デザイナー日常4コマにしたもの

友達モデルにしてるらしい

落書きレベルから全体的に雑

ほんのちょっとだけらいかサービス出演してた

リコーダーふいてるのがえっちみえた俺はしんだほうがいい

いかでいずのイメージあったけど、結構シモネタがんがん書いてて驚いた

さらっと読めたけどとくに残るものはないし、絵も雑で魅力的なキャラがいるわけでもないから、

1回読んだらもういいかなという感じ

2022-07-25

まちかどコンサル手相占い

これ4コマタイトルにするならワイに著作権あるからカネくれやで!!

2022-07-12

増田♂51歳の日常

(o´・ω・`o)刺ったー新着まとめで「原理研げんしけん元ネタ?!」てのがあって中に筑波大学新聞原理研特集画像唐突に出して来たひとがいて写り込んでる4コマ(のキャラ(の顔///))に妙に惹かれて誰だんべて検索してたら、

https://web.archive.org/web/20130304042846/http://tokyomangalab.com/?interviews=kei-murayama

たぶん『セントールの悩み』のひとやろう、てとこまでわかったやで

2022-07-01

エロマンガを描いて生きている 1/3 


pixivに初めて投稿したのは約八年前になる。

それから長い時間が経って、今は野良プロとして漫画を描いている。特定組織には所属していない。ごく稀にR18雑誌寄稿したりもするが、基本はずっと一人だ。

今回、こうしてエッセイみたいなのを増田投稿しようと思ったのは、感謝の念が芽生えたからだ。

ずっと、社会に恨みを抱いて生きてきた。子どもの頃からストレスが多い環境にいたせいだろう。最近、ようやく周りに感謝ができるようになった。以前は、作品を認めてくれるファンの人だったり、SNS意見コメントをくれる人だったり、本気で叱ってくれる人にしか感謝できなかった。

最近になって、子どもの頃から散々な目に遭わされた家族とか、昔々の、辛い状況でも諦めなかった自分感謝ができるようになりつつある。ちょっと長くなるけど、自分語りをさせてほしい。



見た目があまりよくない。いじめに遭うことが多かった。

虫取り網を叩き折られたり、廊下を歩いていると後ろから蹴られたり、みんなで遊んでいる時も置いてけぼりにされたり、自分の家で遊んでいる時は貯金箱からお金を盗まれたりした。

イジメから助けてくれる先生はいたが、見て見ぬ振りをする先生も多かった。中学に上がってからは、暴力ますます激しくなって、週に1,2回くらいしか学校に行かなくなった。保健室通いというやつだ。

学校だけじゃない。家族もそうだった。自営業工場主兼農場主)をしている父はただ黙々と働いているだけだったが、母(介護福祉士)がとにかく理不尽だった。小四くらいで整体マッサージを覚えさせられ、母が夜ドラマを観ている最中、足や背中をひたすら揉まされた。

数学テスト20点を取ったり、ワイシャツ洗濯に出さなくて洗濯機で汚れが落ちなかったりすると、決まって布団叩きで頭をぶん殴る。その後は決まって反省文の提出と朗読がセットで付いてくる。

一番ムカついたのは妹(現在イラストレーター女性誌挿絵とかリクルート雑誌4コマ作ってる)だ。3つ下だったが、自分中学一年生の秋に不登校になり始めてからは、ひたすらバカにしてきた。

母と一緒になって、「役立たず」「頭が悪い」「人間性問題がある」「兄ちゃんのせいで学校で嫌な思いをする」「早く家から出て行って」など言いたい放題だった。

中学卒業して偏差値52の公立高校に通った。イジメに遭いそうにない環境生き方必死で探したおかげか、陰キャラとして3年間を過ごすことで平穏無事に高卒肩書を得た。

人間としては全然ダメだった。今でもそうだ。青春期に、部活とかボランティアとか、人と関わる活動をしてこなかったせいか社会性に問題がある。クリエイターを目指す専門学校に入っても変わらなかった。マックアルバイトを始めたけど、根本的なところはいっしょだった。

自信がなかったのだと思う。自分自身の生き方に対する信仰、というか。それが社会性のなさに繋がって、いつまで経っても結果が出せなくて、それで自信を失っての悪循環だった。

普通20代前半くらいの人間だったら、「お前はすごい」と言われたことがあるはずだ。自分にはそれがない。もどかしい気分になったけど、当時は鬱蒼鬱屈(教えてくれた人サンキューです笑)とした気分で街を歩くしか手段がなかった。

ちょっと前に、マクドナルド面接に出かけて、遅刻して店長に怒られて逆切れをした人のはてなブログがバズったことがあったはずだ。まさにそんな気分だった。あれは自分だった。もう一人の自分。今思えば愛おしい。



専門学校入学してすぐだったか。あるまとめサイトを見たのは。

絵師の上達みたいなタイトル2ちゃんねるスレッドだった。いろんな神絵師の上達していく過程が何枚かの絵を抜き出すことで説明されていた。ところで、自分シナリオ学科だった。イラストとは縁がない。けど感動したのは覚えている。

ある神絵師最初イラストは、東方チルノだった。最初小学生が描いたみたいなシンプル鉛筆書きみたいなノリだったのだが、年を経る毎にどんどんうまくなっていって、最後イラスト神輿と一緒に映っているチルノはまさに圧巻だった。

この時になって思い出した。小学生の頃は、授業中のノートに絵を描くのが好きだった。当然、大したことはない。まさに子ども落書きだ。中学生になる頃には一切書かなくなっていた。

自分イラストをやってみたいと思った。確かな感情だった。自分が好きなアニメイラストを描いてみたい。あの時、確かにそう感じた。

まずは自由に描いてみた。

一番最初に描いたのは実家で飼っていた猫だった。灰色のやつで、自分と妹が小学生の時に拾ってきた。自分達が近付くと、「ヌアァン」と鳴いて田んぼ稲穂の中に入って行った。

出てくるまでに20分はかかったろうか。「いつまでも一緒に待つんだぞ」と妹に提案して、出てきた猫を妹が抱えて家に持って帰ったんだっけ。父には反対されたけど、母を味方に付けることに成功した。

そんなこんなで初めて描いた猫は、猫ではなかった。よくわからない物体だった。耳がへなっと折れていて、ほわほわとした毛並みを表したはずの鉛筆でのなぞり書きは、角が折れたトーストの上に浮かんだような暗黒物質を生み出していた。小倉トーストだった。

二番目に描いたのは、好きなアニメキャラだった。アイカツ!星宮いちごを描いてみた。二次元だったら何とかなるかと思ったが、ぜんぜんそんなことはなかった。一応人間にはなっていたが、こっちの方がまだ猫に似ていた。

三番目は、風景に挑戦した。上で田んぼと書いたが、当時は関東圏でもそれなりの田舎に住んでいた。実家の近くに小高い山があるのだが、そこに昇って、自分が住んでいる町を見下ろしてスケッチをしてみた――結果は燦々ではなく、散々とした出来だった。透き通った空気の中に浮かぶ田畑が並んだ一帯を描くはずが、自室の襖に飛び散ったとある黄ばんだ一角のような、痴態のようなものしか描くことができなかった。

独学で学んでいるかダメなんだと思い、ネットで上達方法を学んでみた。といってもツイッター検索だが。「とにかく量をこなせ」というメッセージが心を掴んだ。

次は書店で本を買い、何周も読み返して基礎的な人体の描き方を頭に叩き込んだ。新しい何かが開けた気がした。

そんなこんなで、何を描いたのか判然としないようなモノを1週間につき1枚のペースで仕上げていった。努力しただけあって「ヘタクソ」の領域に到達することができた。

これでいい。あとはpixiv投稿しさえすれば、絵描きへの第一歩を踏み出せる。ここまでに約二ヶ月かかっている。今までのpixivの使い方はといえば、好きな漫画アニメイラストを見たり、さあ寝るかと思った時に、より深く就寝に至るための聖なる行為(SeaCallと呼んでいた)をするためだった。

それが今、人生で初めて本気で描いたアイカツ!キャラ絵を投稿しようとしている。色々と入力していって、最後に「投稿する」ボタンを押すと、ブラウザ画面がぐるぐると回って投稿が終わった。

最初ブクマ数は、3時間で「5」だった。閲覧数は70くらい。コメントも付いた。テンプレだったけど。

しかった。自分イラストを気に入ってくれる人がいたのが嬉しかった。この時が絵描きとして人生で一番最高の瞬間だった。この時以上に嬉しかたことはない。

ところで、検索で一番上に出てくる上位勢とは月とすっぽんだった。それくらい画力に差があった。子どもの頃に観ていた夜ドラマで喩えると、彼らがお空に浮かぶお月様だとしたら、自分味噌汁出汁に使われる煮干し様だった。彼ら彼女らを引き立てるための数多のヘタクソの1人。それが当時の自分だった。

今の自分は、漫画的な儲けであれば、彼ら上位勢のほとんど全員に勝っているだろう。もしかすると、pixiv出身の若手作家という括りでは自分歴代一位かもしれない。いや、多分そうだ。

しかしbut。あいつらの画力には到底及ばない。あれは常人が至れる領域じゃない。努力できる天才けがあそこまでいける。

当時は、気が狂ったようにイラストを描いた。専門学校の授業が終わると、真っ先に家に帰ってイラストを描いた。アルバイトは当初週4でシフトに入っていたけど、週2に減らした。

ここでいったん筆を止めて、pixivマイアカウントを眺めてみる。過去に描いた作品時系列に巡ってみたのだ。すると、端的なある特徴が出てきた。割とすぐに一般からエロ主体に移行しているのだ。もっと遅いと思っていた。

今の自分は、一応プロだ。エロ絵で生きている。絵の初心者だった当時は、そんな未来は全く想定していなかった。自分が描いていて楽しいものを作っていただけだ。自分はおそらく、エロに興味がある人間だったのだろう。

とにかく、たくさん投稿していた。週に2~3つ上げていたこともある。今だと月に1枚が限度だ。暇な時間がなくなってしまって、好きなキャラ絵を描く時間も体力も気力もない。専門学校卒業する頃には、200本以上のイラスト漫画をアップしていた。子ども向け~若者向けのアニメが多い。アイカツ!とか、プリパラとか、ポケモンとか、ラノベ作品とかそんな感じだ。

すっかり絵描きになっていた。マックアルバイトで貯めたお金ペンタブを買ったりした。今でも使っているお気に入りのやつだ。

絵を好きになれたのはよかったが、専門学校卒業しても就職しなかった。シナリオ勉強は存分にさせてもらったけど、別に脚本家になりたいわけでもなし、ゲーム制作の実績があるわけでもなし、就職活動コネ作りなど当然しているはずもなく。文章を書くのは好きだったが、小説書きには興味がない。そんなことより絵が描きたかった。

いや、違う。専門学校に居た時、違う学科同士でグループを作ってゲーム制作したことがある。途中で抜けることになったが。コテコテRPGだった。

ツクール制作を進めていて、魔法名前を考えている時、自分が水属性魔法として「シーコール」を提案したのだ。それで、3人居た仲間の1人が噴き出した。また別の子が、「海をイメージしてるんだね。きれいな名前だね」と言ってくれた。それで、「発展形はどういう名前になるの?」と聞いてきた。

「ゼンイン・シーコールというのはどう?」と自分がいうと、さっき噴き出した奴が机に突っ伏していた。「それは、どういう描写イメージしてるん?」とさっきの女の子が聞いてきた。

「みんなで力を放出して集めたやつを、その聖なるやつをさ、敵に流し込んでやるんだ。思い浮かべてみて」と言ったところで、また別の人が「お前はふざけているのか。帰ってくれ!!」と憤った。

以後は、それなりのペースで開発は進んだ。順調だったように思う。上の女の子が、みんなをうまくリードしてくれた。自分にキレた人も、開発の途中から冗談を言うようになっていた。

増田君、いいシナリオが思い浮かばない? じゃあ、この主人公がトツゼン・シーコールをするのはどう?」

冗談を言ってくれるようになった。

懐かしい記憶だ。ちなみに、シーコールきれいな名前だと言ってくれた子は、卒業後にガンホー入社した。当専門学校では一番の出世株だ。同窓会ではスマホゲームを開発してると言っていた。参考までに、マジメに考えた技や魔法も一応提出した。

グランドアクセラレーション攻撃ではなくて地属性のバフ)

イモータルブル-(水属性のバフ的なやつだったと思う)

・赤薔薇の檻(どくどくみたいな感じ。味方にかけると回復

・無窮動(ペルペトゥーム・モビーレと読む。それ以外は亡失)

規律ある発狂状態(ディシプリナ・インサイアと読む。それ以外は亡失)

・全領域侵食(この名前以外は記憶にない)

夜明けの羽ばたき(〃。たぶんミネルヴァの梟から取ったのだろう)

こうして自分は、絵を描いていたいがあまりフリーターとしての道を選んだ。父や母から馬鹿にされ、軽んじられた。当然、妹からも。

当時の妹は、実家台所自分存在を認める度に、ごみを眺めるような感じで素通りした。なんというか、存在認識していないのだ。あいつも高校を出てすぐに入った会社で嫌なことがあって、1年ちょっとで辞めてしまって辛かったのかもしれないが、とにかく目線が冷たかった。

自分フリーター身分なので、家族内で大したことは言えなかった。母にはよく「役立たず」「プーの分際で」「一生トイレ掃除でもしてなさい」など冷たい言葉を吐かれた。

フリーターだった頃の自分は、何を思っていたのだろう。「見返してやる。世の中で絶対成功してやる」などと思っていたのだろうか……いや、そんなことは思っていない。自分がやりたいように、やりたいことをして生きていきたい。そう思っていた。それだけだった。



マックで週2~3回のアルバイトをして、家に帰ったら小学校に上がる時に買ってもらった児童机に座り、ペンタブを握って作業に没頭した。傍らの床には、スケッチ帳を破って放り投げた下書きが何十枚も落っこちている。そんな毎日だった。

できた、できた、できた!! 作品を完成させた時のあの感覚自分がまるで神にでもなったかのような、いま過去最高を更新し続けている、今この瞬間の自分過去のどの自分よりも優れている――という、あの頃の高揚感にはもう戻れない。あの日々、俺は俺で満たされていた。我を忘れるほど。自分が決めて進んでいた道のなかで。

成長しすぎてしまった。10ヵ月以上かけて長編作品を完成させたとしても、喜びはあまりない。それよりも、ホッとした、安心したという感情の方が強くて。ある時期を境に、自分は作者として堕ちているのか、このままで大丈夫なのかという疑問が湧いてきた。一方で、FANZADLsiteで多くの人達が楽しんでくれているのを観ると、やはり絵描きをしていてよかったと感じる。

DLsite長編作品投稿しようと思ったのは、ある夏の日のことだ。アルバイトが終わり、家に帰って夕食を食べていた。すると、台所の四角い卓の斜めに座っていた妹が、「ん」と親指を床に向かって指した。そこには、おそらく何日か前のご飯の残りカスみたいなものが落ちていた。妹は、ウザそうな顔で「拾え」というジェスチャーを繰り返した。

しぶしぶ右手を屈めて拾ったのだけど、それから時間か経って、自分が相当馬鹿にされていることに気が付いた。あれはそもそも自分が落とした残りカスだったのだろうか? 違うんじゃないのか。とにかく馬鹿にされていたのは間違いない。怒りが込み上げてきた。許せないという気持ちが何日も続いた。

ある日、ようやく思い立った。自分の思いに決着をつける方法を。解決になるかはわからなかったが、とにかくやってみようと思った。

R18作品を扱っている販売サイトを見て廻った。それで、処女作DLsiteに捧げようと思った。これまで同人作品同人ゲームを購入したことがあるというシンプル理由だ。「此処で作品を売ろう」と思ったら判断は早かった。すぐにpixivマイページを開いて、これまでに投稿した約250作品ひとつひとつクリックしていった。読者の反応を観るためだ。

長編作品と向き合うにあたっては、自分の強みでとにかく突き抜けようと思った。専門学生の頃に、ヒルティという人の『眠られぬ夜のために』を読んだことがある。あまりに感動してしまって、つい何篇かの言葉メモ帳に書きつけていた。

突き抜けよ。この短い言葉は、内的生活の多くの危機に、ほとんど魔術的な効果もつものである

195ページ

あなた義務を行いなさい、できるならば楽しい気分で。できなければ、そうした気分なしでもよい。この方が一層ほむべきことであり、一層大きな実りがある。

211ページ

まこと人生の楽しみを得ようと思うならば、なによりもまず、その楽しみがいったい何にあるかをはっきりさせ、それを妨げるすべてのものを、断然さけなければならない。

237ページ



今でも好きな本のひとつだ。

とにかく、突き抜けてみようと思った。頭に閃いた何かを形にするために、これまで作品お気に入り登録してくれた人達意見を集め、この試練に立ち向かうのだ!

スケッチ帳への下書き(追記 専門用語でいうネームから始めて、セリフを付けて、大まかに色を塗って(追記 色鉛筆でザザッと塗るだけ。難しい場合は✓で表す。自分場合は一度紙で表現しないとデジタル作業に移ることが難しい)、効果音のイメージを書いて……いや、大事なことを忘れていた。基礎設定はできていたのだが、キャラクター同士の人間関係をまるで作っていなかった。これでは駄目だ。というわけで、もう一度スケッチ帳への下書きからやり直した。「うん、これでいい。やっぱりやり直してよかった」と、当時の日記に書いてあった。

今でもそう思う。キャラクター間の繋がりが何よりも大事だ。特にR18コンテンツにおいては。「男性カタログシチュエーション萌え女性物語関係性に萌える」のだから

粉骨砕身の末、三ヶ月以上かけて初めての長編作品ができた。50ページ近くはある。誰に対しても胸を張ることができる妹凌辱ものだった。

精一杯、想いを込めて突き抜けた作品だった。2022年6月現在インターネット掲示板での自分は、近親相姦ジャンル大家として知られている。恋人たちの予感がするほど、そんなラブラブ作品は作らない。ガチ凌辱とかではなくて、『ライト強姦』とか『ソフト凌辱』とか言われるコンテンツになる。



自分場合は七千字ちょっと文字数制限のようです。

以下に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20220701210745

2022-06-01

anond:20220601133900

昔は「国民ゲーム」ってやつが限られてたから、それにめがけて投げ込めばよかったけど

今は媒体が細分化して国民ゲーム自体がなくなったのでそれに対するコンテンツバラけた

一極集中してないとなかなか採算が取れないのでどんどん解散していった

 

それでも他トラバについてるソシャゲ界隈は公式4コマを用意するのが普通になってるし

なんだかんだゲーム4コマ自体は書かれてると思う

2022-05-25

anond:20220524174008

ボケて認知おかしくなってはないなら、変にばあちゃん理解力を舐めたりせずに、面白さの暴力で殴ればいいと思うけどね。

 

暴力があるとつらいわって、ばあちゃんが言ったのか?

4コマぐらいコマが単純じゃないと読みにくいわって、聞いたのか?

 

まあ女性からBLEACHとかナルトみたいなやつより少女漫画のほうがいいってぐらいは、考慮してもいいと思うが。

たとえばジャンプでも、ハイキューとか別に読ませてもいいと思う。なんならアニメも行けばいい。

2022-04-11

つうか皆タツキの話理解できたんだ

俺は理解できねえ

どこまでが劇中映画?どこまでが作中キャストにとっての現実

まずここがわからない。

最初に断っておくがこれは「漫画なんだから全部フィクションだろwwww」で終わる話じゃない。

「作中のキャストが実際に体験したこと映像化した部分が何割含まれいるか」という話であり、逆の言い方をすれば「両親や同級生も全部俳優で、中学生主人公オッサン主人公は別の俳優がやっている」という解釈が正しい可能性も考慮するということだ。

ありがちなパターンで「4コマ漫画になっているページは映画」だと考えると母親病院を爆破したのが現実になってしまう。

逆に「4コマじゃないページは映画」だと考えてもいいがこれだと現実部分がコリジョンを起こし始める。

全てのページが映画であり映画の中で映画を何回も作るという『カメラを止めるな』方式なのだと考えるとハッキリするが、その場合この話は「作中のキャストにとってもフィクション」となるのだろうか?

この入れ子構造は作中で何度もループがされており、主人公文化祭でクソ映画を上映したことけが真実だったり、逆に文化祭でクソ映画を上映することはなくいきなり泣かせる映画だけ上映していた可能性もあるのだ。

難しい。

とっかかりがない。

それこそ「あの世界には本当に吸血鬼がいて、主人公吸血鬼を爆破して去っていった」という仮説さえもオッズこそ凄いことになってしまうが完全に死んでいないのではとさえ思えてくる。

ファンタジーは1つだけ」というルール

映画考察で時折耳にする実に鬱陶しい謎のルールだ。

「大きな嘘は作中に1つまで」という映画論もあるし、また「作中に1つだけ論理破綻を残して受けての考察を深める」という意味不明理屈もある。

後者理屈は往々にして映画解説者のどちらかの頭が破綻しているのを必死になって誤魔化そうとする場合に使われがちだ。

たいていこの「1つだけ論理破綻が残されている」の理屈安易に振り回す考察者はのちにスタッフインタビューが出てきたときに大恥をかいて「でも映画を見ただけだと読み取れなかったんだからしょうがないじゃん」と慌てふためくものである最初から無理に決めつけて格好つけなければいいだけだったのに……という話であることは伝わってるよね?

さて今回もそこに気をつけていきたいのだが、気をつけようとすると一気に手詰まりに近くなる。

いや答えは見えてる。

映画の完成にはファンタジーが1つ必要であり、吸血鬼というファンタジーを入れても映画は完成しなかった。爆発というファンタジーを入れて映画が完成した。つまり吸血鬼ファンタジーだった」

これでいいはずなんだ。

いいはずなんだが、誘導されている気がしてならない。

のちにタツキが編集者インタビューをするときに畳をひっくり返されて顔を真赤にさせられる気がしてならないほどに誘導させられている。

だがそれを恐れて別の考察を始めさせようという悪意さえ感じる。

まるでギャンブル漫画の「蛇でありがとう」の世界だ。

とりあえずテーマはなんだ?

「振り返ったとき気持ち自分で決められるのは凄いことだ」

これがまず思いつく。

前作ルックバックを知っていれば思わずコレに飛びつきそうになる。

でも本当にそうなのか?

カメラは作り手が切り取りたいように世界を切り取ってくることが殊更に強調されていく作品の中で、カメラが切り取ってきたものをそのまま受け取って良いのか?

素直に受け取れという作品で良いのか?

映画ってマジで面白いよな。映画好きの美少女吸血鬼かいたら最高じゃね?ついでに失恋するとき相手病死したら文学的で二重にいいね」とかそういう話でしかないのを必死意味見出している我々をタツキが掌に乗っけって笑ってるんじゃないのか?

「爆発オチは最低なのか」という映画にも思えるし「俳優って役作ってるだけなんだよな」って話なのかも知れないし、答えを一つに絞れるのか本当に?

からねえ。

難しいぞ。


で?お前らこれが理解できたんだよな?

理解できてるからなんか偉そうに「いやー素晴らしい作品だった。これはこういう作品だったわけだが、なるほどなるほどだね」ってコメントしてるんだよな?

俺はもう「分かんねえ……むっず……ところでチッスはしてるけどエッチもしてるんすか?」ぐらいしか言えることねえぞ?

やっぱはてなーって頭いいんだな

anond:20220410225141

実装石(「実装された運用イラストから派生したクリーチャー)の偽石のほうが先じゃないかと思っていたが

ヱヴァンゲリヲン原作って1995年なんですね…

顧客が本当に必要だったもの4コマよりずっと前からあったのか…。

2022-04-09

anond:20220408002036

にじゅうねんくらい前の「アウトライダー」に載ってたバイクりあるある4コマ主人公みたいなやっちゃなー(家族ツーリングに連れてかない少年マンガ主人公系顔の夫と、それを毎回あきれ顔で見送る文系メガネ顔の妻と、(キリッ!とした顔でやはり見送る娘という家族構成

2022-04-05

anond:20220405164754

まずゆるスピンオフを創れがオーダーで、それから何するかな、だろ。そういうの。

 

もっと酷いと、ゆるキャラ4コマで本編と同じ内容するだけだったりするんだぞ。

スピンオフならはるかにマシというものだ。

2022-02-12

anond:20220212203131

西田ひかる!懐かしー♪

(当時の月マガの端に載ってたような4コマで、中高生くらいの少年が眼の手術を受けて顔に包帯姿で病室に寝ていて、担当医のジジイが包帯をほどき、「さあ目を開けてみよう!」「ええっ?!怖い!」て逡巡するパターンで、ジジイ医者が「あっ!!西田ひかるパンツ見えた!!」て叫んで少年が思わずカッと見開いてしまい、症状が悪化してまた包帯姿…てなオチの話があったなぁ)

2022-01-15

初心者でも楽しめる少年漫画といえば?  鬼滅の刃

だと思ってる人はヤバイぞ☆

主要キャラの喋り方は奇人変人にも程があるのでそこの違和感で躓く人多数。

ストーリーはどこまで刀持って鬼をぶっ殺して回りますがメインテーマから悪人モンスターをぶっ殺して回る」に興味がない人は何を楽しんで読めばいいのか理解不能で詰み。

バトル物自体は読み慣れている人も主人公たちの匂いや音によって状況判断するという固有能力を「ちゃん理解しようとしすぎて」合わなくなってしまう人もいる(アレは「隙の糸が出たら○ボタンを連打しろ!」ぐらいの認識でええんよぶっちゃけ

敵のボスは逃げてばかりのダセーオカマでパっと見オーラも感じないし、鬼は序盤こそ可愛そうな奴らだが後半に行くほど人格破綻がヤバすぎて読んでて不快感が凄い。

修行して強くなったかリアルかいうけどそもそも人間が刀でズバズバ岩をぶった切ってる時点で何がリアルなのかとなるわ、水や雷はあくま演出ですと言われてもじゃあどれが現実攻撃なんじゃないという。

挙句の果て後半になると敵が弾幕シューティングみたいに遠距離攻撃連打するけど、アレは演出じゃなくて実際にああい攻撃らしいがそれズバズバ食らって生きてる鬼殺隊も普通に人間じゃねえだろと。

読者の心が折れたり離れたりするチャンスがあまりにも多いのが鬼滅なんだよね。

本当に初心者向けの漫画ってのは新聞4コマだよ。

起承転結オチがついたら笑いましょう」という文脈理解すればオッケー。

逆に言えば、どんな漫画にもその漫画特有文脈コンテキストがあるからそれを読者はまず共有する必要があるんだよね。

その量が少なく難易度が低いほど漫画初心者向けになる。


ちなみに最も簡単に楽しめる漫画は「絵が綺麗なのを楽しんでいただければよろしいのですが、一応文字を読むと話が繋がります」になるやつだよ。

まりは単なるイラスト集として読んでもいいぐらいに絵がきれいな漫画だね。

実際、IQめっちゃ低い人や子供が絵はキレイだけど話はグチャグチャの作品を「中身はわからんけど絵が綺麗!しゅき!」と評価することはあるんだよ。

アルジャーノンでバットマンを読んでた低IQチャーリーはまさにこの感覚だったね。

「でもそれって漫画読めてないですよね?」と思ってしまうなら、君は物の価値自分のものさしだけで決める癖が付きすぎてるよ。

商品をどう使うかはユーザーに委ねられているというアタリマエのことを理解しなきゃね。

たとえば、ハンドマッサージ器具は「コリをほぐす用途」だけじゃなくて「エッチ用途」を期待して買われることがあって、「エッチ目的の人」から評価は高いが「健康目的の人」から評価は低い商品とかもあるんだよね力の具合とかで。

たとえば、とあるパッケージ重曹の粒子の大きさが掃除に都合がいいけど料理には向かないことがあるようなことがね。

自分の使い方だけが正しいという発想は人生を貧しくするから気をつけたほうがよいぞよ。

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