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はてなキーワード: 癒着とは

2023-10-12

ワイ大臣糖質協会への解散命令を発布

ワイ森羅万象担当大臣糖質協会への解散命令を出すことを閣議決定した。

糖質協会は「糖質制限すれば痩せる」といった触れ込みで信者を増やし拡大していったとされる。背後には糖質オフビジネスとの癒着が噂しれる。

糖質協会信者にはトラブルの報告が相次ぐ。ある飲み会では「おれ糖質制限してるから」とひたすらハイボールを頼みながら唐揚げを頼む信者の姿も見られ、「何やってんだこいつ」との批判も見られた。

また、ワイ大臣糖質制限をやめた後のリバウンドにも触れ、「昔やってたけどやめた瞬間めっちゃ太った。好きなもん食って運動したほうがマシ」と警鐘を鳴らした。

糖質協会解散されれば、

「朝はプロテインしか飲んでないんよ〜w」

糖質制限してっからそういうの食えないんよね〜w」

などといった発言処罰対象となる。他人糖質協会勧誘した場合死刑となるケースもある。

2023-10-11

ジャニーズ問題におけるスポーツ紙こそが真の「マスゴミ」の姿ってことか。

取材対象との癒着情報のお漏らしを貰うことで代わりに批判的な書き方をしない……プライドなき取材方法、まさに💩

2023-10-10

問題の核心はなぜ当時、警察が動かなかった、動けなかったか

それだけ。

さっさと警察摘み出して

終わりにしてほしい。

政治家との癒着もあるだろう。

それに切り込まないで、枝葉の事で

騒ぎ立てても意味がない。

2023-10-09

anond:20231009151916

また民主主義理解してないアホジャップ特有の謎理論かよ

国民がそんなバカばかりだから政治的失敗で経済が失脚した国とか言われてんだよ

政治家活動化染みてて何の問題が?民主主義なんだから政治活動国民の当然の権利であり責務ですよ

団体所属する必要なんてないし何が違和感なのか意味不明ですけど

ああ、日本では団体癒着でもしない限り普通市民(というかアホジャップ)は政治活動しないって意味ですか?大失敗世代常識を語られても…

2023-10-08

anond:20231008163312

ボーイズグループって言っても、普通ルックス以外の技術に注目するもんだよ。歌が上手い、ダンスが上手い、演技力があるなど。そこに性的加害は関与する必要がない。

ジャニーズが歪めたものは、そうしたスキルが無くてもコネゴリ押しとセット売りで素人芸を売り出す歪みなんだろう。

からテレビ事務所癒着事務所から圧力テレビ側が折れることを含む構造的な問題が指摘されているわけで。

実力主義から離れた縁故主義キャスティング。実に保守的かつ内輪向けで、つまり日本的だ。

2023-10-07

anond:20231007211023

ジャニーズというか性暴力まわりと芸能界での癒着忖度?を構造的になくす仕組みづくりあたりじゃない?

ジャニーズタレントなのか事務所なのか分かんないけどそもそも誠実さをずっと欠き続けてるから回復できるのか微妙になってきた気がする。

2023-10-03

anond:20231003003329

ジャニーズ事件本質メディアへの圧力癒着、と言う認識がなさそうだなとは。

井ノ原記者論破して周囲に拍手を受ける様はもう北朝鮮だろあれ。

2023-09-28

anond:20230928184028

なんでだよバカなのか?

税はもっと必要でしょ。統一教会も突かれたんだよ?もっと癒着企業お金を配って組織票を盤石にしなきゃいけないし、日本経済悪化が目に見えてるんだから海外不動産を買い漁って外貨貯めなきゃでしょ?政治家だって妻子があるんだから、我が子が悠々自適に暮らせるための財産を残さなきゃいけないんだよ?

天下りだって用意しなきゃいけない

豪邸のためにも何億円も必要だよ

国民は50〜60%が白紙投票棄権まり自民党投票してくれてるわけだから

まり日本人の半分以上が自民支持してるわけよ

じゃあそのままにしといた方いいだろ?

下手に経済的余裕を与えて変なとこに投票し始められると困るだろ?だって政治家人生が終わっちゃうんだから

東京都おこめクーポン事業について

必要とされるものが、欲しい人にきちんと届いたのであれば、物価高騰への一時的対策としてありだったのかもしれない。

しかし、「生の米」を配布することについては、事業発表当初から強い批判があった。

自分東京都へ「生の米など使わない」と変更を要望した。

実際にクーポン(というか申し込み用ハガキなど)が届いてみれば、生米以外にも野菜乾麺飲料パックご飯などの選択肢があり、批判対応しようとしたことが伺えた。

しかし、申し込みは第1希望から第3希望まで出せという。出さなければ申し込みができない。

私が自宅で消費できるのは飲料だけだったので、飲料のみ(麦茶緑茶+果汁飲料など)を第1希望にした。第2、第3希望自分では消費できないものも含めざるを得なかった。

当選した(というか落選した結果の)コース飲料乾麺だった。

使えない乾麺は、友人がもらってくれるというので引き取ってもらった。

もらってくれる人がいなければ、私だってネットで誰かに販売たかもしれない。

フードバンク子ども食堂などに寄付できればよかったのかもしれないが、それだって送料がかかる。重いので自分で運ぶことはできない。

運輸業者が引き取りに来てくれて、欲しい人に届けてくれるなら、送料分を含む少しのお金で売り払うことの何が悪いのか。

元は税金なのに、無駄費用がかかるような処分の仕方をして、と配布される側を責めるなら、なぜそんな無駄が出るような制度にした東京都を責めないのか。

そもそも、いらないものを送ってきた東京都が悪いのだ。

カタログギフトのように、希望したものがきちんと届くならば、不要もの販売する人も少なかったろう。

備蓄古米処分だか農協との癒着だか知らないが、生米を希望していなかった人のところに押し付ければ物価対策に見せられてちょうどいいという東京都の思惑がおかしいのだ。

anond:20230928114404

パチンコ屋なんて入ったこともない貧乏人のほうが多いと思う

特に高齢女性など

いま何もかも値上がりしてるんだから、賭け事なぞに回す余裕があるわけ無いじゃん

現金があれば普通に生活費に使うし

売れるものが手に入れば売って生活の足しにすることの何が悪いのか

生米なんてあっても使わない人は多い

高齢者や病人障害者、単身世帯では炊飯器で米を炊いて小分けにして冷凍、なんてやってられない人も多い

おこめクーポン事業にはパックご飯(200g)もあったが、数が少なく希望しても当たらなかった人も多い

しか普段パックご飯を食べても100gや150gのものを使っている人には200gでは多すぎる

要は東京都制度設計ミス

古い備蓄米処分たかったのだか、農協との癒着のためだか知らないが

貧乏人が必要としているのは生活費に使える現金であって生米ではないのに、無理やり押し付けるのが悪い。

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

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《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

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 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

2023-09-25

anond:20230924170920

そうなんだよ

神奈川高校演劇やってるけど舞台責任者的なのやってた人パワハラ炎上してたわ

https://kanagaku.com/archives/66790

この人がどうとかよりこんな劇団癒着してるのを看過してた運営が許せん

ワイはまあ厳しくも優しい人やなあと思ってたけどTwitter見てると「n年前に高校演劇やってたけどヤバい人でした」みたいなのがチラホラ

まあ高校演劇は3年で入れ替わっちうからほっとかれてたのかな

2023-09-24

anond:20230924145302

この増田とは若干意見が異なるかもしれないんだけど、

芸能世界風俗世界というもの一般的に考えられているよりも、

かに接近した世界なのだよな。

それは、裏で癒着してるとか、芸能人が身体を売って仕事を得ているとかそういう意味ではなくて、

風俗世界で求められる才能と芸能世界で求められる才能というのがすごく近いということなんだよ。

風俗で売れる才能がない人間が、芸能世界で売れるなんてことは絶対にない。

これは基本的原則から例外はあるだろうけれど、わかりやすくいうとそういうことだ。

と書くと、また誤解を受けるだろう。

芸能で売れるルックスがあるなら、風俗で売れるのは当たり前だ、と。

しかし、そこが違うのだ。

どれだけルックスが良くても、才能がないやつは風俗では売れない。

逆にルックスが一番でなくても、風俗世界でとてつもなく才能を発揮するやつはいる。

そして、芸能世界で才能を発揮するやつは同じくそういうやつなんだ。

芸能というのは広く風俗を含んだ領域のことを言うのだと思うし、

そもそも芸術というものはそういうものなのだ

これは単にセックスとかエロ芸術だという意味ではないのだけれど、

根源的にそのような領域を含まないもの芸術芸能として花開くことが難しいのだ。

そして、そのような才能を持って芸能世界に挑もうとする人間にとって、

風俗とかそういう世界ものすごく芸能世界と同じ世界に見えるのだ。

もっと単純に言うと、他人を魅了する、という意味芸能風俗も同じものなのだ

そして芸能に挑もうとする人間にとって最大の快楽他人自分に魅了されているという事実なのだ

から芸能人は夢やぶれて風俗世界AV世界へと扉を開くのだ。

ただ金のためでなく。

そういう一面があることは間違いない。

anond:20230924121730

そうと思われかねない統一教会との長年の癒着忖度があったからな

なんでカルト如きにあそこまで配慮してたんだろうな

2023-09-23

anond:20230923192325

放送局の数を増やすと良いと思うよ

市場原理も自浄も働かない巨大な独占市場政治癒着してるんでしょ?

巨大な腐敗そのものなんだから

あと大学ジャーナリズム教えるとこ増やした方いいと思いますね。一度、日本テレビ局メディア新卒インタビューを見ましたが、総理政治家の皆さんに信頼してもらえるように頑張りたいとか相手が心地よく受けれる取材を目指すとか腐り切ったことを新卒さんが言ってたので

先輩から「正しい振る舞い」を教わったんでしょうね

報道出身者がマジでいないのでしょう

2023-09-19

統一処分するなら

創価

神慈

仏所

その他も続けて処分必要なのに

紀藤さんは、権力に取り込まれたんだな

それは

芸能問題癒着と、変わらない。

2023-09-15

https://anond.hatelabo.jp/20230915132442

ジャニー北川悪事は死後、それを暴こうとどこも、ネット上で正義感を露わにする人たち

なんで、あんなことをしでかした人を庇う人間なんかがいるかブクマカ元増田不思議みたいだけど

それって、たくさんの人を不幸にしたカルト宗教日本に招き入れ、どっぷりと癒着していた安倍晋三元総理(とその一族)について

死後、その罪を暴こうとする人もいれば、積極的に庇う人もいる

それと…同じです

2023-09-14

ジャニーズ改名なんてどうでもよいよ

メディアとの癒着をどうにかして欲しい

日本報道機関の異常さが再三指摘されているのに、何の解明もされないまま焦点が名称問題すり替えられようとしている

 

ジャニーズの異常さはそのメディア支配力にある。

  

ジャニーズにおける子供たちの性的虐待に関しては、以前から世間によく知られていた。

ジャニー氏を英雄視する追悼番組ネット上では多くの人が憤っていた。性被害について報道するのは週刊誌のみ。テレビ局はひたすら沈黙し揉み消す方向に動いていた。

SMAPジャニー氏への謝罪会見ネット上ではその異様な光景に疑問を抱く人が多かった。芸能事務所社長への謝罪のための特番メディア私物化するような行為。そしてジャニーズを辞めたタレントに対する妨害

多くの人が問題視していたが、いくらネット炎上しても何も変わることはなかった。

風向きが変わったのはBBCによる報道で、ようやくメディア癒着にメスを入れられる日がやってきたと感じている。

 

問題テレビ局だよ。

テレビ局に、なぜ報道できなかったのかを調査して報告して欲しい。

 

怒っているジャニーズファンがいるみたいだけれども、別にジャニーズファンへの嫌がらせで叩いているわけではないんだ。

政治家も、宗教団体も、メディアとの癒着なんて許されない。

同様に、芸能事務所メディアとの癒着だって許されないんだよ。

 

現在の流れは完全にジャニーズ名称叩きにシフトしていて、報道機関問題が忘れ去られているようで心配

2023-09-13

anond:20230913064854

自民党維新反日カルトとの癒着のほうがジャニーズ問題の100億倍やばいと思うけどな

死んだ爺ちゃんおまえら日本人の心までも失ってしまったんか?って泣いてたぞ

統一教会政治家癒着の件はもう忘れ去られてんのかな。

話題に出すなってお達しでも出てるのかな。

2023-09-12

ブイチューバーなんて絵師との癒着あって成立しとるようなもんやん

戌亥なんか見てみいあのくっそ下手くそ歌声カバーしてるのは全部イラストの華麗さ

あんなんに課金しとる暇あったらなあ、絵師さんに億振り込んでるわハリボテ風情が

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