はてなキーワード: 子宮頸がんとは
PCR検査の否定に必死な医者が多いが、単なる利権や縄張り争いだったのでは?との推測。
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/709/20200324_denka_seiken_covid19.pdf
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/758/20200811_denka_quicknavi_covid19ag.pdf
その論理でPCRを否定してきた彼らの言説がどうなるか注目される。
https://www.facebook.com/100001305489071/posts/3157910187595800/
偽陰性の例
https://news.line.me/issue/oa-yomidr/zl0d5a5fai1p
手を洗う医師taka(木下喬弘)、村中璃子などがこれに当たる。
副代表が木下喬弘、アンバサダーに坂本史衣、忽那賢志など(彼は強いPCR否定論者ではない)。
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タイトル通りの話。
最近Twitterで生理痛とか低用量ピル、アフターピルの話をよく見かけるようになった。
体感では10年前よりもそういう女性の体についての話がインターネットでもしやすくなっていると思う。
ただ婦人科検診の話に関してだけ言えば、引っかかった人の具体的な話があまり見つからない(ような気がする)。
例えば引っかかったので精密検査をしたらこういう状態でした〜とは書いても、具体的にどんな検査だったのかはぼかされてることが多い(ような気がする)。
もちろん書いてくれている人もいるけど、せっかく受けたのだから、備忘録も兼ねて自分でも書いておこうと思う。
ちなみにインターネットとか書籍で得た知識で書いている部分もあるので、医学的にこれは間違っていることがあったら消すので教えてください。
昨年秋頃に受けた検診で、子宮頸がんの結果が“asc-us”と出てしまった。
これは“意義不明な異型扁平上皮細胞”という意味で、がん化する前に細胞に起きる異常があるようにも見えるけど炎症とかで起きてるだけかも?というグレーな状態。
子宮頸がんは完全にがん化する前に異形成という状態を起こすので、それを見つけて早期に対応出来るように検診を定期的に受けようと言われている。
つまり、その異形成が起きてる可能性があるかも?という結果だった。
ここで受けた検査内容は重要じゃないので(精密検査の話がしたい)ざっくり言うと、綿棒みたいなやつで子宮の入口あたりをシャシャシャと拭われるやつ。
大して痛くないし私は血が出たこともない、痛みも病院出る頃にはおさまってた程度。
で、届いた検査結果には3ヶ月後に精密検査を受けるよう書かれていたので、冬になってから近所の婦人科を受診した。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんを引き起こす可能性があるウイルスで、性交渉によってうつったりうつされたりする。
ちなみに子宮頸がんだけじゃなくて、男性の陰茎がんや肛門がん、咽頭がんの原因にもなるので女性だけの問題ではない。
この“うつる”って言い方がいまだに子宮頸がんを性病みたいに言う人がいる原因だと思うけど、一度でもセックスしたことがあれば誰でも持ってる可能性はあるものだし、自己免疫で勝手に消えることがほとんどらしい。
ただし、免疫で消えずに感染し続けると、異形成を引き起こして数年〜十数年かけて子宮頸がんに変化してしまう。(もっと進行がはやい人もいる)
で、HPVは型が百何種類もあって、そのうち子宮頸がんになりやすい型のグループをハイリスク型と呼んでいて、HPV検査はハイリスク型に感染していないかどうかを調べる検査。
ここでした検査は、また綿棒みたいなやつで子宮の入口を拭われるだけ。
でも何故か検診の時より痛くて、次の日まで軽い生理痛みたいな痛みが続いた。
多分HPVは奥の方にいることも多い(らしい)から念入りに採取したからだと思う。
検診をシャシャシャだとしたら、こっちはシャシャ…シャシャシャシャシャシャ!!!って感じで削ってる!?って思った。
2週間後、結果が出た。
私はHPVハイリスク型のうち、最も進行しやすい16型が陽性だった。
次の検査は組織診といって、文字通り子宮の組織を切除して状態を調べるものだった。
受ける前にネットで見た情報では、痛みはあるし出血もするし倒れる人もいるし等々…当日はものすごく緊張していた。
まず、普通に内診台(歯医者の椅子みたいで勝手に足が広がるよう動くやつ)に座って金属の器具?で膣を開かれる。
ここまでは毎年の婦人科検診と一緒なんだけど、そのあと顕微鏡みたいなやつで異変がないか子宮口を観察される。
その時異変が見えやすくなるように液体を塗るんだけど、後で調べたらお酢らしい。
食用じゃないにしても、お酢をあそこに塗られたのがちょっと面白かった。
男性で言ったら、尿道の奥にお酢塗られるようなものかもしれない。
で、その観察が終わると次はついに組織診。
具体的に言うとお酢で出た異変の箇所(子宮口の周辺)を直接切り取っていく。
膣の中って基本的に鈍感らしいんだけど、子宮をつままれてる感覚はあって(その時点でHPV検査より痛い)、切られる痛みももちろんあった。
前情報ではパチン!パチン!って一瞬鋭い痛みがあるようだったけど、私は骨付きカルビをハサミで切っていくあの感覚だった。
パチン!じゃなくて、ザ…………クッって感じ。
でも声が出るほどではなかったので、結果3箇所切ったんだけど無事耐えることが出来た。
肉を切り取ったのでもちろん出血はして、止血のために白い粉を塗ります、と言われて謎の粉を塗られた。
傷口を触られているのでこれも痛い。
ちなみに痛みは先生の腕が良かったのか、2時間もしないうちに感じなくなっていた。
貧血にもならず、友達と遊んで結構な距離を歩いたけどガーゼのことも忘れるくらい無痛だった。
次の日、股からはみ出したガーゼを引っ張って取り出していくと、50cmくらい入っていた。
万国旗の手品みたいだなと思ったが、30cmくらいは真っ赤に染まっていたので長過ぎる訳ではないと思う。
先生によってはガーゼじゃなくてタンポンみたいな物をいれることもあるらしい。
2週間後、結果を聞いたら軽度異形成とのことだった。
異形成にも軽度→中等度→高度と順番があり、軽度異形成は自然治癒することもかなり多い段階なので、これからも定期検査を欠かさずに経過観察しましょう、ということになった。
婦人科のサイトでは痛いのを強調すると怖がられると思っているのか、「痛みを感じる方もいます」とかぼかして書いているけど、実際普通に痛い。
痛みに弱い人が失神するのもわからなくはない。
でも、放置してがんになってしまうよりは絶対失神してでも受けた方がいいと思う。
子宮頸がんは30代〜40代くらいでかかるイメージがあったけど、私は診断された時25歳だったので、どんな年齢でも積極的に受けてほしいと思う。
ちなみに、男性に検査のことを話したら、「俺だったらチンの一部を切り取られるってことでしょ?受けられないなぁ〜」と言っていたが、男性の陰茎がんとかはどう検査するんだろう。
会社によっては子宮頸がんの検査を標準で入れてくれてるところあるけどそう時拒否するのって結構プライバシー的にしんどい時あるよなぁと思った。
子宮頸がんの検査はいわゆる処女(性行為未経験の女性)には不要で、病院でも未経験の人には検査しませんって言ってるところもあるから予約に組み込まれる前に不要の申告が必要だけどそれってつまり会社(というか総務?小さい会社だと下手すりや同僚とかになる)に処女ってバレしてるもんだよなぁって思った。
人によっては子宮摘出とかで不要な人もいるだろうけど、そういうのよりまずは下衆な勘繰りでそっちに考える人多そうだし。
あんまり話題にされないけど喪女にとってしんどいことでは?!増田は小さい会社で自分が病院予約入れる側だからあんまり関係なかったけどよくよく考えたらなんだかなぁと。
先日10年経ったが、いくつかの後悔が折に触れて思い出されるためここに書いて供養したいと思う。
家族の形や関係性は多様だと思うので、一個人の感想だと思って読んで欲しい。
先によかったことを書いておくと、母親はホスピスなどに入らず死ぬ前日まで自力で風呂に入り、自分の布団で寝て、そして自宅で息を引き取ったので幸せだったと思う。
自分は家族全員で最期の看取りができて本当に良かったと思っている。
うちは3兄妹の5人家族と雑種の犬が1匹で自分が長男。当時高校生~大学生。スマホはまだ持っていない時代。
自分は闘病期間中に大学生になったこともあり、長期休暇には病院への送迎や入院中の見舞いなど介助をする時間がたくさんとれた。
海を見にドライブに行ったり、浮腫んだ足をオイルでマッサージしたり、手をつないで病院を歩いたり、寝る前に話をしたり、たくさんの時間を過ごせた。
生前母親も見舞いに来た友人らにそのことを話していたらしく、四十九日で来訪した母の友人からそのことを聞いて泣いた。
ここからが本題。
この10年でよく思い出す後悔は2つ。
母親からの最後のメールが「ツナのおにぎり買ってきて」だった。
スーパーでの買い物帰りに母親からのメールを受信し、コンビニに立ち寄った。その日は母親の好きな手巻き寿司のツナがなく、三角おにぎりのツナしかなかったため自分はおにぎりを買って帰らなかった。
帰宅しそのことを告げると残念そうな顔をしたが、柔らかく煮たうどんを作ったら美味しそうに食べていた。
その翌々日、母親は亡くなった。
自分に最後に来たメールが「ツナのおにぎり買ってきて」だったこと、
それを叶えてあげられなかったことがのどに刺さった小骨のように引っ掛かっている。
だから私は今でも墓参りに行くときは手巻き寿司のツナを買っていく。
当時階段を上るにも、介助をしたうえで手すりを使ってゆっくりとしか上れない程になっていた母親に対し、
次の予定があった私はノロノロと車に乗り込む母親につい大きな声を出してしまった。
やっと乗り込んだ母親が椅子に座ることも確認せず、スライドドアを叩きつけるように閉めた。
大した予定でもなかったのに、どうして優しくできなかったんだろう。
乱暴に支えた母親の腰周りの感触、スライドドアの重みがまだ手に沁みついている。
母親が死んだらもっと楽しく美しいことばかり思い出すと思っていた。
しかし実際は、もっと若いころの話を聞いておけばよかったとか、色んな料理を作ってあげればよかったとか、
目的のないドライブに行ったり、犬をなでさせてあげたり、新しい歯ブラシをおろしてあげたりすればよかったとか、
そんな自分を責めるようなことばかりこの10年思ってきた。これじゃ母親もうかばれないだろうと思う。
幸せだったと死んでいった母親に、自分は今こんなに幸せなんだと子を紹介する。
このお盆を節目にしたいと思う。
「いついつに検診あるらしいけど…生理予定は?」
「わからんけど大丈夫そう、でも平日しかないなら授業で無理だな」
「まあそこの経験が無ければ検査必要無いでしょ。申し込みしないでおきますからね、カレシできたら教えてね!」
ツーーツーー
なにこれ?
わたしは嫌ですよ
下着で隠れるところはプライベートゾーンと呼ばれ、他人に見せることを強制されてはいけないところだと思います
わたしは学校のプールで水着になることさえ苦痛な人間でしたから、婦人科検診を強制すべきという主張には著しい嫌悪感を覚えます。
わたしが何を苦痛に思うかは自由であるはずです。そして、わたしは何人からも精神的・肉体的に奴隷的拘束を受けない権利を有しています。
たとえわたしが給食の箸のように他人が舐めたものを口に入れるのが耐え難いと感じるというような、一般的でない感じ方、集団生活の和を乱す感じ方をする人間であったとしても、わたしが苦痛を感じることは事実ですから尊重されるべきでしょう。その尊重が、同じように感じる人の多寡に左右されるべきだとする理由はありません。また、苦痛の理由によって区別する理由もありません。イスラム教を信仰する女子生徒が水着で授業を受けることを拒否しても、単に苦痛に思うというだけのわたしが拒否しても、平等に扱われるべきでしょう。水着によって肌を晒したくない理由が、宗教だろうと信条だろうと、平等に扱われるべきです。
性同一性障害の方のスカートを履きたくないという主張が尊重されるべきであるのと同様に、理由がなんであれ(個人的な理由であれ宗教的な理由であれ病気が理由であれ)わたしが何かを苦痛に思い、それを拒絶する権利は、何人にも侵害されてはならないものでしょう。
その上でもう一度述べさせていただきますと
学校という環境は特殊です。社会人であれば、会社で何か嫌なことをされれば、会社を辞めたり、窓口に相談したり、訴えたりすることができます。しかし、学校では生徒の権利は十分に認められておりません。学校を辞めることは子供にとって大変困難ですし、訴えることもできません。学校で何かを決められる時、子供にはそれについて議論する場も、拒否する選択肢も設けられていないことが殆どです。
子供の幸福追求は、しばしば「わがまま」と表現され、制限を受けます。無論、その方が子供にとっても良い場合もあるでしょう。しかし、だからといって子供の人権を一部制限しているという事実から目を背けてはならぬはずです。
子供が何かを苦痛に思うとき、それを拒否する権利は認められるべきです。また、事前に拒否するという選択肢は提示されるべきです。自分の身体のあり方を選択できるのだということを、子供も知るべきです。それがどんなに面倒であるかということは、この理念とは切り分けて考えていただきたいです。
クラスメイトの前で水着になることと、医師に肌を晒すことは異なるとお思いでしょうか?
そうですね。あなたはそう思うのでしょう。
しかし、わたしにとってはどちらも同様に苦痛です。そして、多くの人にとってそうでしょう。個人的な経験談ではありますが、わたしの周りの多くの女性が、はじめて産婦人科にかかるときに抵抗を感じたと述べていました。身体を見せるのが医師であろうとかなろうと、羞恥心を覚えることに違いはないでしょう。
しかし、身体を見せるのが医師かどうかはやはり大きな意味を持ちます。私たちは、ある程度の年齢になれば、自分にとって苦痛に感じることでも、必要性を認識し、自らを納得させ、耐えることができます。医療行為としての必要性を認めることで、赤の他人である医師相手に、赤の他人がすればレイプであるような行為をされることを受容することができるのです。
ですから、わたしは健康診断に婦人科検診を組み込むことに反対です。身体を見せる行為触られる行為には苦痛が伴いますし、そこには自分自身の納得があった方が良いと思うからです。わたしが初めて婦人科にかかったのは14歳の頃です。重い生理痛に悩み、自ら女医が見てくれるという病院を探し、診察を受けました。もちろん、医師が女性だからといってわたしにとって嫌なことに変わりはありませんでしたが、自分の身体に必要なことだと認識して受けることができました。産婦人科医の不足する現在では、学校に医師を呼んで検診を実施するとなれば(現実的には有り得ないでしょつ)男性医師が対応することになるでしょうし、年頃の女の子にそれが受け入れられるとは思えません。
義務教育の年齢は、身体の発育もばらつきが大きいですし、婦人科検診(特に子宮頸がんなどの検診)の必要性は甚だ疑問ですし、現実的に考えてかの増田さんの案が採用されることはないでしょう。
が、声を大にして言いたいのは
そして、学校という特殊な場において何かを実施するということが、どれほど子供の拒否権を蔑ろにしがちなことか認識すべきだと言うことです。
この中で、特に注目したいのは「何歳から、産婦人科医の診察を受けているか」という項目だ。調査の結果、回答者の約6割の女性は産婦人科医の診察を18歳までに受けていたことが明らかになった。特に、全体の約2割は15歳以前に受診していたという。日本人の感覚から考えると、少し早いように思える。だが、これは決して、対象者の最初の性体験が早いからではない。この調査では、スペインの女性の初体験の年齢も聞いている。18~25歳のグループでは平均18.2歳、46~55歳までは平均21.4歳だった。
つまり、性体験のないころから、かかりつけの産婦人科医がいて、診察や検査を受けるのが当たり前のように考えられていることがうかがえる。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201004/100467.html
何で日本はこうならなかったんだろう
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 134 | 22428 | 167.4 | 61.5 |
01 | 102 | 15941 | 156.3 | 46.5 |
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ドクターの質によるところが大きいと思うので、次はよいドクターにあたることを祈っています。健診だと難しいかもしれないけど……
さて、子宮頸がんの検査も違和感が強いし痛いときは痛いけど、子宮体がん検査はびっくりするほど痛かったです。
子宮筋腫の術前に内診しているとき、検体とる直前に「じゃあ体がんの検査もしておきますねー」と言うが早いがぐりっとつかまれて「!!!!!!!!!」。
あれは事前に言っておくと緊張して余計に痛くなるからという思いやりだったのか?
痛かったのもともかく、そのあとトイレに行ったら便器の中が真っ赤になっていて再び「!!!!!!!!!」。
こっちのほうが衝撃でした。驚きのあまりトイレの中でちょっと叫んだ。
でも、万一がんがあったら手術で飛び散らせてしまうとたいへんなので必要なんだな……
骨髄穿刺よりは痛くないです。
子宮頸がんの細胞診程度でもやたらと痛い痛いって騒ぐ人はいるからあれは子宮体がん検診に違いない!!!って思いたいなら思えばいいけど
よほど病気の可能性でもない限りいきなり体がんの検査はしないから、もし本当に体がんの検査でその後放置してるならもうダメかもね
関連増田:
2020-07-14
ピルをオンラインで買いたいとかいうカマトトビッチさんへ (anond:20200714174008)
結婚するにあたって食の好みや云々〜と書かれたツイート発言主のマッチングアプリ使い婚活女さんが「バズったら宣伝」枠で「婦人科に行かずにピルが買えるよ!」とオンラインピル処方サイトの紹介をしていてウヘェと思ってしまった。
ピルが薬局で売られているような諸外国と日本との決定的な違い、分かってますか?
日本みたいに婦人科受診率もHPVワクチン接種率も地を這っているような国で、男に股開いてアンアン言ってるくせに「親バレしたくない」とか「内診が怖い」とか言っちゃうカマトトビッチのために処方するもんじゃないんですよ、ピルは。
ピルのオンライン処方は女性の権利!!!!薬局でも買えるようにすべき!!!とか言ってるカマトトビッチ、どうせピル=避妊としか思ってないでしょ?
あのね、親バレしたくないような付き合いをしている男が避妊に協力的じゃないなら、まず別れろ。
私はビッチじゃない!!!生理が重くてつらいからピルが欲しいんだ!!!って言うなら、なおさら婦人科に行け。それは親に堂々と言え。
コロナが怖いから病院に行きたくない?じゃあ収束するまで待て。待てないくらい症状が重くてきついなら感染対策を万全にして婦人科に行け。
ピルを飲む飲まないにかかわらず、婦人科検診を受けるのは基本的な健康管理の一環としてもっと定着すべきだと思いますが、とりあえずピルと婦人科の話。
危ない副作用の筆頭が血栓。ピルを飲むと血栓ができるリスクが上がります。そのために、本来はまず血液検査をして、問題なければ処方するという判断がなされるべきなのね。で、飲み続けるなら飲んでいる間の血液検査は必須。
私が通っている婦人科は会社の健康診断とかで受けた血液検査の結果を持っていけば見てくれるけど、婦人科に通わずにピルだけ欲しいとかいうカマトトビッチの皆さん、どっかで健診受けても「常用している薬」の欄にピルとか絶対書かないでしょ?意味なし。
あとカマトトビッチ、喫煙率が高いイメージがある。生中出し大好きなピッピが吸ってて受動喫煙してる場合も同様。喫煙は血栓リスクをガンガン高めます。ピルを飲むなら禁煙が基本だからね。
それから、ピルを長期服用していると子宮頸がんのリスクが上がるとも言われています。
子宮頸がんの原因になるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染経路の筆頭は性交渉です。これは性交渉の経験があれば誰でもかかり得る。これだけでビッチ認定してはいけない。
で、最初の方に書いた話に戻るんだけど、日本は婦人科受診率もHPVワクチン接種率も地を這ってるわけ。完全に婦人科受診後進国。先進国の中で子宮頸がんの患者数が増えているなんて日本だけ。
きちんと検診を受けていれば癌になる前の異形成という段階で早期発見が可能、子宮を温存した治療も可能なんだけど、放置すれば当然ながら浸潤がんに進行して、自覚症状が出る頃には子宮全摘、残念だったね転移もしてましたーで命に関わることもあるわけ。
カマトトビッチ、恋愛脳が多そうだから結婚やら出産やらにも夢を見ている子が多そうだけど、婦人科受診の習慣がなかったら最悪「妊娠した子供ごと子宮を全摘」することになるよ。その時に悲劇のヒロイン面したいならご自由に。
性風俗のお仕事をされる場合、特に性感染症への注意が必要です。性感染症には、代表的なものでは下記のようなものが挙げられます。
梅毒、淋菌感染症、性器クラミジア感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、膣トリコモナス症、毛ジラミ症、B型肝炎、C型肝炎、HIV感染症、などがあります。
腹痛、外陰部のかゆみ、痛み、おりものの異常、おりものの匂いがきになる、外陰部のいぼ、おでき、水ぶくれ、潰瘍、なかなか治らない手や足の赤い湿疹、微熱が続く、などなど、気になる症状がある時は、婦人科の受診をおすすめします。また、症状が無くても感染している場合もあります。
性風俗のお仕事をされている場合、症状が無くても定期的な性感染症(性病)の検査が必要です。性感染症には潜伏期間があります。潜伏期間というのは、感染しても症状が出ない、または検査しても出ない期間のことを言います。性感染症の病気や潜伏期間、症状についてご説明します。
単純ヘルペスウイルスI型もしくはⅡ型によって起こる病気です。潜伏期間は2日から10日で、外陰部に痛みやかゆみ、水ぶくれができ、それが崩れて潰瘍になります。初めての感染では38度くらいの発熱、頭痛、痛みで排尿ができないなど、入院するような重症になることもあります。再発の場合は、症状は比較的軽く、前回と同じ場所に水ぶくれや潰瘍ができます。ヘルペスが出る前にかゆみや痛み、神経痛のような症状が出ることもあります。ヘルペスウイルスが一旦体に入ると、完治することがないため、症状が出ていない時も膣の分泌物内にウイルスが排菌されています。これを無症候性排泄といいます。セックスの相手の免疫力が低下している場合や、相手の性器に傷があるとそこからウイルスが感染します。直接膣内に、ペニスが挿入されていなくても、水ぶくれや潰瘍に触れると感染する可能性があります。また、家族間で濡れたバスタオルを使いまわしたりすると、感染することがあります。
2)淋菌感染症
淋菌による感染症であり、主に男性の尿道炎、女性の子宮頸管炎を引き起こします。(女性でも尿道炎になる事があります)男性では2日から7日の潜伏期間ののちに症状が出ますが、女性では無症状の例が多く、感染していてもまだ治療を受けていない事が多く見られます。腹膜炎を起こすこともあり注意が必要です。のどの淋菌感染症は治りにくいこともあり、治療後は必ず再検査を行います。クラミジアに続き、頻度の高い性感染症です。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります。性交渉でのみ感染する性感染症です。
大変頻度の高い性感染症です。女性の場合は、感染後1−3週間で発症するといわれています。感染すると子宮から卵管を経て、お腹の中に侵入し、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こすことがあります。卵管の癒着は子宮外妊娠の原因になり、不妊症の原因になります。女性のクラミジア感染症は、性交後の出血、おりものが多い、水っぽい、おりものが臭う、腹痛などの症状があることもありますが、全く無症状のことも多く、検査しないとわからないこともあります。膣内にペニスの挿入がなくても、相手の分泌物や精液が外陰部や膣の入り口にかかったり、指などを介して膣内に入れば感染する可能性があります。性交渉でのみ感染する性感染症です。
4)梅毒
梅毒は2015年くらいから日本でも大変流行しています。梅毒の病原体であるTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)による感染症で性行為またはそれに類する行為により感染します。一般に皮膚や粘膜の小さなきずからT.p.が入る事で感染します。梅毒はその感染時期によって第1期から第4期に分けられます。
5)B型肝炎
B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)が感染して起こります。HBV感染では性行為による感染ののち、2−6週でHBs抗原が陽性化します。感染者の血液や体液に触れると感染する可能性があります。 感染力が強いので、キス、オーラルセックス、性行為で感染します。同じ食器を使用しても感染することがあります。症状は倦怠感、微熱、悪心(ムカムカする)嘔吐、黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状がありますが無症状のこともあります。検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております。内科へのご紹介もできます。
6)C型肝炎
C型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって起こる病気です。B型肝炎に比べて感染力は強くありませんが、性交渉も感染経路の一つですがその頻度は低いとされています。症状は倦怠感などがあることもありますが、無症状で健康診断などの血液検査で肝機能障害を指摘されて発見されることもあります。検査で陽性となった場合は、内科受診をお願いしております。内科へのご紹介もできます。
HIV(Human Immunodeficiency Virus)感染症は、血液、体液などを介して感染する感染症で、現在日本では、異性間(男女間)または男性同性間(男性と男性)の性的接触が主な感染経路です。感染者の多くは感染していることを自覚していないため、他の人に移していることや、効果的な治療を受けることもなく、エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome AIDS)を発症する患者さんもいます。他の性感染症にかかっていると、局所の傷害のためにHIVを伝搬しやすくなるとともに、感染を受けやすい状況になります。
潜伏期間は、数週間~十数年間です。感染初期に、発熱、のどの痛みや倦怠感などのインフルエンザに似た症状が出ることもありますが、数週間でおさまります。抵抗力が落ちてくると、発熱や下痢などの様々な症状があらわれ、さらに病気が進行すると、肺炎(ニューモシスチス肺炎)や脳炎(HIV脳症)になったり、腫れもの(カポジ肉腫)ができたりするなどの日和見感染症や悪性腫瘍を併発します。必ず、定期的に検査をしましょう。
当クリニックでも自費で検査ができます、またお住いの地方自治体で(区役所など)無料の検査が受けられます。匿名でも受ける事ができます。詳しくはお住まいになっている区役所や市役所のウェブサイトをご覧ください。
8)尖圭コンジローマ
潜伏期間は、約2.8ヶ月と言われています。HPVウイルス(6型11型)が原因で起こるウイルス性のイボです。コンドームを使用していても、コンドームで覆われていないところ、ペニスの根元、肛門周囲や、男性の陰嚢などにイボがあれば、それに触れたところに感染する可能性があります。相手の免疫力が低かったり、傷があったりするとそこからウイルスが侵入してイボを作り、どんどん増えます。一旦治ったように見えても潜伏感染している事があり、妊娠中に再発し、大きくなることがあります。出産の時に赤ちゃんののどに感染するとイボができて窒息することもあるため、子宮頸がんのワクチンにコンジローマのワクチンが組み込まれました。現在、日本で取り扱いのある4価のワクチン、ガーダシルに含まれています。詳しくはこちらをご覧ください。子宮頸がんワクチンの接種ご希望の際はクリニックまでお電話ください、予約制になります。
潜伏期間は4日から7日くらいで、黄色の悪臭のするおりものが出ます。外陰部のかゆみ、痛み、おりものが多い、変な臭いがする、性交時や性交後の出血などの症状があります。トリコモナスは性行為で感染することが多いですが、まれに公衆浴場などで感染することもあります。タオルやお風呂の椅子、シーツなどでも感染することがあります。男性は検査をしても出にくいことがあり、保菌者となっている可能性もあります。
10)毛ジラミ症
吸血性昆虫であるケジラミが寄生することによって発症し、主に性行為によって感染します。主な寄生部位は陰毛ですが、頭にも寄生することがあります。稀な性感染症ですが、かゆみを伴い、下着に小さな黒いしみ(吸血された後の皮膚からの出血による小さい点状のしみ)が認められることがあります。発症の多くは感染1−2ヶ月後が多い様です。あまりかゆみを訴えない患者様もいらっしゃいます。産卵後、卵は7日前後で孵化し、脱皮し3齢幼虫を経て約20日前後で成虫となり、1−2日後に卵を産み始めます。ライフサイクルは3−4週間です。主に陰毛や頭髪の根元に卵を産みますが、セメント様物質なので、なかなか洗っても取れません。陰毛に何か白い小さな粒がついていたら要注意です。すぐに毛を全部剃るか、スミスリンシャンプーかパウダー(薬局に売っています)を使うと治療できます。シーツなどでうつることもあるため、下着や枕カバー、ソファーカバー、シーツなどは洗濯して乾燥させ、アイロンをかけると毛ジラミの卵が付いていても死んでしまいます。
がん検診を社内や顧客へ推奨している立場としては、重要性は重々理解している。
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そもそも、子宮頸がん検診に恐怖感を持ったのは初回の印象が悪過ぎたからだ。
経験したり調べてもらうとわかるが、検査の部屋に入ると可動式の椅子に座らされて、自動的に股が開くようになっている。カーテンがかかってこちらからは姿が見えない医師に、オープンになった下半身を見せるのだ。
何の説明もなく股がオープンになる。向こうは年齢も性別もわからない医師がいる。恐怖でしかなかった。
当然のように「はい、入れますからね」と言われる。そこで中年の女性がいると初めてわかった。
冷たい器具が肌に触れて膣の中に入ってくる。驚きで私の体は膠着した。
そうすると、器具が死ぬほど痛い。柔らかい内臓に硬い金属が入る。下手したら傷つくと思い、頭が真っ白になる。
「力入れると余計痛いですよ」と言いながら医師はゴリゴリと進めていく。
痛みと恐怖でパニックになりそうだったが、震えながら耐えた。
検査は終わり、私は下着とズボンを履いた。横に生理用ナプキンが置いてあったその意味を、そこでようやく理解した。出血はしていなかったが、その日はうまく笑えなかった。
職場に戻り、先に検診を受けたバンギャの後輩が「あれ、マジでレイプじゃないっすか」と話してくれて、心が少し軽くなった。
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ネットで予習をしてリラックスすれば痛くないと知り、心の準備をして臨んだ。
結果として、2回目は全然痛くなかった。
カーテン越しで顔は見えなかったが、最初に簡単な挨拶をしてくれて、まだ若い女医だとわかった。
器具を入れる前のジェルも温かく、アレッ?入ったの?というくらいだ。
奥を擦る時に少し痛みが走った。前回のトラウマが甦り、体が硬くなった。
「大丈夫ですよ」と器具を入れる手を止めて、手のひらで下腹部を優しくトントンとしてくれた。先生の手はあたたかった。
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名前を呼ばれて、検査室に入った。挨拶をしたら、ぶっきらぼうな中年女性の声が返ってきた。
3回目なので流れもわかっていた。リラックスリラックス…と心の中で唱えた。
「はい、じゃあ入れますね」と言うのと同時に医師は器具を挿入した。
痛い…やばい、これは痛い…と体が膠着した。
「力入れると痛むので、力抜いてください」と言われ、「あ、はい、すみません」と言うが私の頭はやめて欲しいと思っていた。
潤滑剤のようなものを足して医師は先ほどと同じ速度で挿入する。私の体はガチガチで異物に対して閉じてしまっていた。
その時、医師は私に面倒臭そうに言った。
「あ、あります…」
私だって早く検診を終わらせたい。子宮頸がんは二十代でも発症リスクがあることも知ってる。
医師は軽くため息をついて「じゃあ、細いものでやります」と言って器具を変えた。
今度は痛くなかったが、私の心はズキズキと痛んでいた。
その後、指を入れた触診があった。生理痛はどうですか?等の問診で受け答えはできたが、膣内で蠢く指が不快でしかなかった。
終わって、椅子に引かれたペーパータオルの上に潤滑剤が溢れてるのを見てて、後輩が言ってたことを思い出した。
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たぶん、また数年後に子宮頸がん検診を受けるだろう。
次回は医師に自分から「通常の器具で痛い思いをして来たので、細い器具で検査をお願いします」と伝えようと思った。
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結婚するにあたって食の好みや云々〜と書かれたツイート発言主のマッチングアプリ使い婚活女さんが「バズったら宣伝」枠で「婦人科に行かずにピルが買えるよ!」とオンラインピル処方サイトの紹介をしていてウヘェと思ってしまった。
ピルが薬局で売られているような諸外国と日本との決定的な違い、分かってますか?
日本みたいに婦人科受診率もHPVワクチン接種率も地を這っているような国で、男に股開いてアンアン言ってるくせに「親バレしたくない」とか「内診が怖い」とか言っちゃうカマトトビッチのために処方するもんじゃないんですよ、ピルは。
ピルのオンライン処方は女性の権利!!!!薬局でも買えるようにすべき!!!とか言ってるカマトトビッチ、どうせピル=避妊としか思ってないでしょ?
あのね、親バレしたくないような付き合いをしている男が避妊に協力的じゃないなら、まず別れろ。
私はビッチじゃない!!!生理が重くてつらいからピルが欲しいんだ!!!って言うなら、なおさら婦人科に行け。それは親に堂々と言え。
コロナが怖いから病院に行きたくない?じゃあ収束するまで待て。待てないくらい症状が重くてきついなら感染対策を万全にして婦人科に行け。
ピルを飲む飲まないにかかわらず、婦人科検診を受けるのは基本的な健康管理の一環としてもっと定着すべきだと思いますが、とりあえずピルと婦人科の話。
危ない副作用の筆頭が血栓。ピルを飲むと血栓ができるリスクが上がります。そのために、本来はまず血液検査をして、問題なければ処方するという判断がなされるべきなのね。で、飲み続けるなら飲んでいる間の血液検査は必須。
私が通っている婦人科は会社の健康診断とかで受けた血液検査の結果を持っていけば見てくれるけど、婦人科に通わずにピルだけ欲しいとかいうカマトトビッチの皆さん、どっかで健診受けても「常用している薬」の欄にピルとか絶対書かないでしょ?意味なし。
あとカマトトビッチ、喫煙率が高いイメージがある。生中出し大好きなピッピが吸ってて受動喫煙してる場合も同様。喫煙は血栓リスクをガンガン高めます。ピルを飲むなら禁煙が基本だからね。
それから、ピルを長期服用していると子宮頸がんのリスクが上がるとも言われています。
子宮頸がんの原因になるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染経路の筆頭は性交渉です。これは性交渉の経験があれば誰でもかかり得る。これだけでビッチ認定してはいけない。
で、最初の方に書いた話に戻るんだけど、日本は婦人科受診率もHPVワクチン接種率も地を這ってるわけ。完全に婦人科受診後進国。先進国の中で子宮頸がんの患者数が増えているなんて日本だけ。
きちんと検診を受けていれば癌になる前の異形成という段階で早期発見が可能、子宮を温存した治療も可能なんだけど、放置すれば当然ながら浸潤がんに進行して、自覚症状が出る頃には子宮全摘、残念だったね転移もしてましたーで命に関わることもあるわけ。
カマトトビッチ、恋愛脳が多そうだから結婚やら出産やらにも夢を見ている子が多そうだけど、婦人科受診の習慣がなかったら最悪「妊娠した子供ごと子宮を全摘」することになるよ。その時に悲劇のヒロイン面したいならご自由に。
初めに断っておくと「HPVワクチンは効かない」という話ではないです。
が結論なので、分かってますよという人はここから先は読まなくて良いです。
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30代後半、会社員、未婚、パートナーなし、子なし、一人暮らし
都知事選候補者が反ワクチンだとか某紙の反ワクチン報道が原因で接種率が下がった結果
最近になって対象世代に前がん病変が続出しているというSNSの投稿を見て
思うところがあったので
婦人科通い→治験に誘われる→協力(治験終了後に実薬接種が判明)→12年後に子宮頸がん検診に引っかかる→前がん病変で手術→経過観察中
要約するとこうなので、はいそうですかという人は次の大見出しに進んでください
私は元々生理が重かった。小学生の頃から塾の椅子を血で染めていたし、生理が重いというのは単に出血が多いだけではなく
授業中に身体をくの字に曲げながらトイレに行き、吐くわ下すわでそのまま保健室行きということもあった。
高校卒業後に自分の携帯を持ち、調べるうちにピルには月経困難症を軽減する効用があると知って、
ピル処方に力を入れていると評判の婦人科に行ってみることにした。
ピルは私にとっては魔法のように素晴らしかった。生理は軽くなるし、いつ来るかわかるから慌てなくて済む。旅行もライブも生理と重なることと無縁になった。
2007年、いつものように婦人科に行った私はHPVワクチンの治験をやるが条件に合うなら協力しないかと誘われた。
一番印象に残っている条件は「経験人数4人以下」
確か4人だったと思う。3人だったかもしれない。とにかく、HPVワクチンというのは本来初めての性交渉を経験する前に
接種してHPV感染を予防するものなので、治験参加者にもある程度の制約があるということだ。
私は2003年5月に3人目の彼氏と別れて以来何もなかったので条件に合致するということになり、協力することにした。
治験は30ヶ月にわたり、終了後に「あなたに接種したのは実薬の4価ワクチンでした」と知らされた。
その後も私は彼氏のいないフリーのまま、30代になってもピルを飲み続け婦人科に通い続けていた。
婦人科検診では何の問題もなく、世話になりはじめて10年を超えた婦人科医からも「ワクチン打ったしね」と言われていた。
ところが2019年のある日、検診の結果を早く聞きに来いとクリニックから電話がかかってきた。子宮頸がんの細胞診で引っかかっていた。
クリニックから連絡を受けた時点の細胞診結果は「ASC-H」というもので、追加の検査(組織診)が必要な結果だった。
ところが組織診では要治療の所見が出ず、3ヶ月後にもう一度検査することになった。
そして3ヶ月後、今度は細胞診でASC-Hより2段階進んだ「HSIL」という結果になり、組織診では上皮内がんを含めた可能性のある
「CIN3」が出たため、私は手術のため大学病院を紹介されることとなった。
子宮頸がんに関して、昔は前がん病変にあたるものを「0期」と表現していたが今はそれがない。
「子宮頚部上皮内腫瘍」=「CIN」として、CIN3は放置すると浸潤がんに進行する可能性が高いため治療の対象となる。
手術は「子宮頸部円錐切除術」といって、文字通り子宮頚部を円錐形に切り取る手術だった。
細胞診がブラシでこすった検体、組織診は米粒くらいに切り取った検体、円錐切除はさらに大きく切り取ってそれを病理診断に回すことになる。
幸いにして病理診断では悪性所見なし。私は現時点ではがんではなかったが、経過観察は続いている。
とあるアイドルが子宮頸がんを公表したらビッチ扱いされた話を聞いたことはあるだろうか。
これは私自身の誤解でもあったのだが、
・HPVはほとんどの場合免疫によって自然に排出されるが、持続感染した場合は前がん病変を経てがん化する
この「持続感染」、決して「セックスの機会が途切れない」ことではないのだ。
ワクチン治験のくだりに書いているが、私に彼氏がいた人生の最終地点は「2003年5月」である。
前がん病変が出たということはHPV感染していたということだが、感染の機会は2003年5月より前なのだ。
もっと言うと別れる前は数ヶ月に渡りレスだったので、人生で最後にセックスをしたのはさらに前ということになる。
2003年5月より前に感染したHPVが2019年にがん検診で引っかかるまで体内で息を潜め続けていた
前述の通り、HPVワクチンは初めての性交渉の前に打っておくものだ。
経験人数が少なくリスクが低いとみなされたものの、私が2007年にワクチン治験に協力した段階では、既にHPVに感染していたということになる。
つまり、感染してから打っても意味はないよということ。その結果が手術することになった私だ。
副作用報道のおかげで日本のHPVワクチン接種率は地を這うような数字にまで落ち込んでしまった。
どうしても打ちたくない、うちの娘に打たせたくないならまあそれでもいい。
ならせめて早期発見のために婦人科検診を受けろ、娘に受けさせろ
これを声を大にして言いたい。
ワクチン接種率が下がったからって婦人科の受診率は上がったか?上がっていないのだ。
初めに書いた「ワクチン接種率が落ちたことで対象世代に前がん病変が続出している」という(ソース不明の)SNS投稿、
「前がん病変」のうちに見つかるのはきちんとがん検診を受けている人だ。
この状態なら手術にしても円錐切除で済んで子宮を取らずに済むし、私の場合円錐切除の入院は2泊3日、手術の2時間後には点滴等々すべての管が取れて
退院後は自力で歩いて帰宅できたくらいだから、前がん病変で見つけておけば大ごとにならずに済む可能性がまだあるのだ。
それがどうだろう、婦人科に行く習慣のない人が我慢に我慢を重ねて色々な症状が出て初めて検査をしたら子宮全摘しか道がないとかいうことが本当にある。
セックスでうつるウイルスを防ぐワクチンなんて汚らわしいキーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
うちの娘にそんなもの必要ないキーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
という親のもとで育った娘さんが婦人科を受診する心理的ハードルはいかばかりだろうか。
私は高校卒業後、まだ実家に住んでいた学生の時分にピルを処方してもらいに婦人科に通い初めたが、
ピルのことは学校の授業でも親からも教えられたことがない。そもそも初潮も誰からも教えられる前に来て、
パンツを血で真っ赤にしたまま何の病気だろうかと震えて小学校に登校したような有様だった。
結局私が自分の親に婦人科に通っていることと月経困難症改善のためにピルを飲んでいることを話したのは
30を過ぎてからだったと思う。同じく30代の従姉ががんのため子宮全摘した話を聞いた時だった。
娘を持つ親御さんには他人事と思わず、「生理が重い・つらい」は婦人科受診の十分な理由になり得るので、
健康管理の一貫としてしっかりと向き合うことで娘の命を、娘が将来子供が欲しいと思っているならその機会も含めて守ってあげてほしい。