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はてなキーワード: コギャルとは

2017-12-08

バブル」が流行ってる?

マスコミ支配的な年齢層がアラフィフになったからだけなんだろう。

ボディコンマハラジャの裏で、GOLDとかYELLOW、INKSTICKもあったんで。

コギャルクラブに来はじめたので、それまでのディスコが「クラブ」に模様替えしたんだよね。

それまでは、クラブ入り口IDを見せる必要なんてなかったのに。

今どきのクラブパウダールームってあるんだろか。

2017-11-03

好きな人が既婚者だった

めちゃくちゃ好きなんですけど、どうしたらいいんでしょうかね。

まったく相手にされてないし、というかそもそも好意に気付かれていない。

違う世界に生きている者だと思われていることは確かなんだよね。

私は中途半端学歴20代そこそこのコギャルしかなくて、あの人は高学歴の一回り以上年上の男性

奥さんがかなり年上なんだって。ああいいなぁ

私の方が可愛いし肌だってまだすべすべだし、あなた好みの髪型ネイルメイク

自分の全身を使ってあなたへの愛を表現するのに、なんて

そういうこと考えちゃうところが駄目なんだろうな

それくらい私はね、あなたのことが大好きなんだって

別に家庭を壊したいわけではないし何百万でその人を奪おうとも思わないけど(慰謝料の話)

既婚者をただ好きでいることだけは許されるのだろうか

2017-02-28

醜すぎるギャルコギャル世代と偉大なオタク世代

私たちには若い世代や中高年の知り合いはいっぱいいるが彼ら彼女らのうち「ギャルコギャル」を切り盛りする面々と接点がある人はひとりもいない。みんな渋谷系ファンではないし、むしろ嫌悪感をきっぱり明言する人もいる。「渋谷若者文化」も無関心か、嫌悪する人が多い。

渋谷系経験者のうち外国人・元外国人は、一人もいない。たぶんあの当事者以外は普通なんだと思う。当然、元不良でもないし、耳に穴を開けたこともないと思う。皮膚の色を故意に黒くした者でもないしまして女が下品な化粧なはずがない。つまり渋谷系世代(ギャルコギャル)は非常に狭い村社会なのだろう。

それっぽい日本人文化人が、あらゆる場面で相互関係しあうことで村社会のテッペンにいるようで、実際その構成員たちは人を動かしたりその庇護にあったりするようでも、弱点が見える。それは、肝心の民心がついていないということ。大衆外国人という大多数世論渋谷系メンバーの隔たりが大きすぎないか

その点で「オタク」は違う。右翼階層とは関係を構築するどころか基地問題をめぐるたたかいが繰り広げられている。しかしその背後には、大衆外国人の圧倒的民意がついている。秋葉原ブームは、他の文化では考えられない高い数の大きさのもとでオタクの一票の結集成功した。

そして、オタク人口は他の文化カーストよりも圧倒的に高い支配率がある。ヤンキーどころか、いわゆる大衆文化層さえ存在感はないのだ。その事情外国人にまったく評価されず、影響力が高いもの人口が小さい渋谷系とは大違いだ。

内部世論の大きさと、その世論を織り込んだ文化社会存在感については、どう考えても「オール○○」状態にあるオタク世代のほうが、少数の渋谷系村が大衆意見放置して勝手にあれこれ画策するギャルコギャル世代よりも大きく、確かではないかと思う。つまりオタク方式を見習うことが、汚名返上の上で重要ではないか

その大前提として、文化運動の大きなうねりが必要ではないか?何か注目されればサクッと1万人を越えるモテナシをできるようなオタク系の進んだ文化社会の仕組みを、渋谷系はしっかりと見習い、そうすることで、こうした問題を克服できるのではないだろうか。

2017-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20170113112925

http://anond.hatelabo.jp/20170113112956

まりGALS増田

世間一般でも、少女漫画というジャンルの中でも、男オタクに人気があった漫画の中でも、別に元祖でも何でもなく

ギャル流行り始めより3年ほど遅れて出ただけの作品元祖だと勘違いしている、って事か

1995年コギャルブーム社会現象と呼べるものだったから、それを取り入れた漫画は他にもあっただろうし

1998年漫画元祖とするのは無理があり過ぎる

GALSとやらが流行ってた頃に丁度対象世代だったからそれが強く記憶に残ってるだけで

ギャル流行が始まったそれより3年前の頃の事はまだ幼過ぎたからよく分からない、んだろうな

子供の頃の記憶を頼りにするとよくあること

http://anond.hatelabo.jp/20170113110240

そもそも「少女漫画においてエポックメイキング」ってのも正しいのか?

コギャルブーム1995年なのに、1998年になるまでギャルが出て来る少女漫画が一切なかったとは考えられないんだが

と思ってぐぐったが「ご近所物語1995年)」を最初に人気を得たギャル漫画としている説がちらほら出て来るな

読んだことないんで内容は分からんけど人気があったのは覚えているし、年代的にもそれが正しそうだが

アニメ化もしてるよ

http://anond.hatelabo.jp/20170113103632

そういやギャルっていつ頃からまれたんだっけか、と思って適当にググって出て来た所によると

http://nendai-ryuukou.com/history/012.html

アムラーとかコギャル1995年、この頃から流行り出した

渋谷109のカリスマ店員話題になったのが1997年

ヤマンバギャル1998年

んでGALSは1998年連載開始、というとやはり「世でギャル流行っていたからそれに乗っかった漫画である事が分かる

大体ファッション流行中高生からまれて、その後下の世代(或いは上の世代)に波及するから

アーリーアダプターから3年遅れて小学生向け漫画にまで波及した、ってのは妥当

自分もっと上の世代なんで、当時の小学生流行なんざ知らんけど)

2016-07-19

意外とモンペは居ない

甘々と稲妻というアニメ子供同士のもめ事が起きた時に相手母親が謝りなさいと自分の子供に叱りつけたシーンで、今時のモンペなら主人公の娘に怒りそうなのにいい母親だ、みたいな感想があったけど

モンペってそんな居ないよ

幼稚園の年中まで育てたけど、こういう場面で子供謝罪させない親なんて見たことがないし、甥姪育ててる姉もモンペ見たことがないレベルに珍しい存在だよ

なんか子供育ててない世代によく解らんイメージがあるなーと感じる

コギャルとか援助交際とか流行った頃に、自分の周囲に一人もいなかったんだけど祖母テレビを見て心配しまくりだった時を思い出す、いやテレビではそんなんばかり紹介されてるけど居ないよそんなのみたいな感じが

野球嫌いの原因はドラゴンボール


から野球が嫌いだった。

気がついたら「野球=つまらない」の図式ができ上がっていた。


他のスポーツに嫌いなものはない。

サッカーは、代表Jリーグも見る。

テレビでやっていれば、バレー水泳陸上も見る。

格闘技も、ボクシングも見る。

他のスポーツも、オリンピックなどの大会があれば見る。

見てみれば、それぞれちゃんと楽しめる。


ただ野球だけは見ない。

チケットがあると誘われても、観戦したことは一度もない。

だってまらないし。


そこで疑問に思った。

野球は見ない。ちゃんと見たことは一度もない。

それなのに「つまらない」のだ。

あれ、なんでだろう?

野球嫌いの理由って、なんだっただろう。



そうだ、ドラゴンボールだ!


小学生の時、ドラゴンボールが大好きだった。

休み時間はずっと修行してた。

かめはめ波は、ついに打てなかった。


そんなベタ小学生だったので、水曜日の夜七時はすごく待ち遠しかった。

クワクしながらテレビの前で待って…さあ、七時だ!

と思ったのに、テレビがマウンドを映す日があった。

光る雲を突き抜けると思ってたのに、ラッパの音が聞こえるわけだ。


うわっ、野球の日かよ!


悟空フリーザと戦っているのに。

ナメック星が、あと何分かで爆発するのに。

一週間、ずっと楽しみにしてたのに…なんで野球なんだよ!

野球なんて見たくない。こんなの全然つまんないじゃん!!


あの時のガッカリ感は、かなりのものだった。

野球=最高の楽しみを奪う邪魔存在

そう認識したまま育ってきたようだ。


もちろん、実際は邪魔していたわけじゃないのは知ってる。

間を入れないと、連載に追いついてしまう。

そんな事情があったのも理解できる。

大人になった今ならね。


あと、時代も悪かった。

地元少年野球は、小学三年生から入れた。

もしも友だちに誘われていたら、自分入団たかもしれない。

でも、結局入らなかった。

ちなみに友だちも入らなかった。


Jリーグブームが到来したからだ。

から、みんなでサッカーチームに入った。

親にねだって読売ヴェルディのユニを買ってもらって、クラス中でミサンガを作っていた。

願いをこめたミサンガを、いたずらっ子に外されて大泣きしていた奴もいた。

その後、犯人は学級会で吊るし上げられていた。



Jリーグブームが去ってからも、他のブームが次々と到来した。


ミリオン連発の音楽を聞きながら、たまごっちをやり。

ベル持って、PHS(確かアステル)持って。

クラスコギャルがいて。そうかと思えば個性派もいて。

ビジュアル系バンド目指す奴と、カリスマ美容師目指す奴に囲まれながら学校卒業して。

マルチメディアかい言葉に踊らされながら就職して。

就職先では、日韓w杯で大いに盛り上がった。



野球ブームはついに来なかった。

あったのかもしれないけど、自分には届かなかった。

そんなこんなで、野球に対する悪感情を払拭できないまま今日に至っている。


そんな自分だが、先日息子が生まれた。

息子と遊ぶならサッカーだ。

キャッチボールは、きっとしないだろう。

でも、ドラゴンボールは全巻読ませたい。

もちろん、一番好きなもの邪魔しないように配慮して。



最近子ども野球離れがひどいと聞いた。

原因について、色々と言われているようだけれど

その原因の一つに、ドラゴンボールがあるんじゃないか

自分と似たような大人が、他にもいるんじゃないかと、そんな風に思ってる。

2016-05-17

ルーズソックスの思い出

10数年前、私の通っていた公立高校を含む地域一帯ではルーズソックス流行していた。その頃東京では“紺ハイ”なるもの流行しているとめざましテレビでやっていたが、流行りも廃りも九州まで到達するのには年単位時間がかかる(今はそんなことないのかもしれないが)。

ルーズソックスと言っても、渋谷コギャルはいていたような1メートル以上もあるいわゆるスーパールーズをはく人は私の高校はいない。「ふくらはぎの真ん中より少し下の辺りでソックタッチで止めた時に足首辺りに2〜3段のいい感じのたるみが出来る靴下可愛い」という揺るぎない価値観を当時の私達は共有していた。親や教師たちには全く理解できない価値観だったようである

この価値観がどのように共有されてきたかと言うと、スクールカースト上位の可愛子ちゃん達が(おそらく)先輩の可愛子ちゃん達の真似をし、それに憧れた一般女子以下がマネしていくのである。私もマネをした。

しかしこの可愛いとされる靴下を買うのがなかなか難しい。靴下は束ねられたまま10種類以上が売られており、はいときに良い感じにたるんでくれるのかどうか買う時点では分からないのであるいかにもルーズソックスでございと売っていながら全くたるまず、ただずり下ろした分だけ段々のシワになるような靴下が多々売っているのだ。一か八かで買ってはみたものの、当てが外れダサいずり下ろし靴下をはく女子が私を含めて続出した。

愛子ちゃん達はなぜかいい感じの靴下を見分けられるらしかった。どこで買っているのか聞けば教えてくれたかもしれないが、ファッションをあからさまにマネるのは不興を買いそうで躊躇があった。結局私は卒業するまで見分け方が分からず、少ないお小遣い結構無駄にしてしまったのだった。

2016-04-02

グラブルのローアインみたいなキャラって珍しいよな

ウェーイ系の男キャラって考えてみたら他にいない気がする。

コギャルキャラ何気に結構居るのに何でだろう。

オタク男もオタク女も好きなタイプではないからだろうか。

2015-11-13

最近小学生大麻事件報道を見て思い出すのだが

自分JKの頃にガングロコギャルとか援助交際とか報道されまくっていたが、田舎育ちなのもあって周囲に一人もガングロは居なかったし、援助交際の噂も聞いたことがなく遠い話だった。

ついでに私は非リアオタクとして美術部でぬるく暮らしていた。

しかし祖母は報道を見て酷く心配してよく電話をして大丈夫確認してきた、報道のみならず高校舞台にしたドラマを見て心配して電話をしてきたりもした。

私は酷く鬱陶しかったし、こんな都会の極々少数の事をまるでJKが幅広く行ってるみたいな報道やめろやと思っていた。

大麻汚染ニュースを見て、子供たちはたぶん当時の自分みたいな気分なんだろうと思うのだが、自分子供の頃はこんなニュースはあり得なかった、今の学校大丈夫なのかと不安もわいてくる。

昔の婆さんの気分と昔の自の気分との戦いの日々だ。

2014-11-04

少子化の原因は女性社会進出」って言葉最後良心だったな。

女性社会で働くっていうの、20年くらい前から子供ながらにすんげー懐疑的だったんだよなあ。

女は結婚すれば安泰だからリスクとってガシガシ行けるけど、男は失敗して駄目でした寿しますっていかないから、そりゃ女が社会にでるほうがはるかにイージーだろって。ずるいなあって思ってた。

でも、女性差別されて実際はつらいんだって主張するから、そんなもんかって思ってたけど。でもパートでいいやん、楽でいいやん専業主婦はって思ってた。

でも、今は状況変わっちゃったね。女性がそんなに就職するなら婚期遅らせて、男の収入も下げるぞってなって、結局女も不安ななかで働かなきゃだめになったね。

結婚っていう安全策があったか社会進出とか言ってたのに、安全弁がなくなっちゃて。今どうすんだって

  

今、女を公的に叩くこと言うと速攻大臣でも叩かれるじゃん。女は産む機械とかさ。

もう歯止めがきかないっていうか。働く女性キツイ、男もキツイ

女のせいで中層以下みんな苦しんでる。

男にも責任があるっていう感じの論法ばっかじゃん、認められるの。「草食系男子」とか、「低収入は無理」とか、当たり前に言われてるじゃん。

  

男のほうも女を攻めすぎたのかな。「年齢考えろ」とか「コギャル最高」とか「女の婚期はクリスマスケーキと同じ」みたいな、女の中身には価値がないんだみたいな。

  

お互い様っていう感じなのかね、女からしたら。

でも、やっぱり少子化は女のせい7割、社会の情勢2割、男のせいなんて1割も無いって感じするね。

いや正確にはあおったマスメディアとか、フェミニスト高学歴女が悪いと思うんだけど、あれだよ、女ってなんでドキュンと簡単にセックスちゃうんだよバカヤロー!みたいな。

軽薄にのちゃう女の頭の構造っていうか、軽さっていうか。論理的じゃないってのはそうなんだけど、なんでそういう風に頭ができちゃってんだよって思う。頭が悪いっていうだけの話じゃなくって、頭の構造論理を成立させてないのがまあ性差なんだろうね。バカバカしいんだよ、ドキュンが恰好いいみたいな。それなのになぜ乗っちゃうし、損するのわかってて行くんだって不思議なっちゃう。

ドキュン結婚して幸せになれませんでした、当たり前だろ。みたいな、不条理さを感じる。

2013-08-08

バカッター騒動に対するはてなの反応がひどい

はてなで大人気なエントリ

「うちら」の世界 - 24時間残念営業

に対するはてなの反応

はてなブックマーク - 「うちら」の世界 - 24時間残念営業

 

これが人気になるんだへーほーふーん。

お前らの最大の勘違いはお前らが正しいと思ってるところにあるよな。

試飲が読めるのが正しい世界。試飲が読めないのは正しくない世界

そうやって単純化してレッテルを貼って思考停止して生きていれば楽だろうな。

そしてその思い込みをうまく文章化してくれたのがコンビニ店長だ。

コンビニ店長にはカリスマ資質がある。

カリスマ資質とはみんなが思っていることをはっきりと具体化し言葉にできる能力をもった人だからだ。

そう、はてなの「お前ら」という世界では、あーいったことをツイッターでやるのは「低学歴世界」だと思い込みたいのだ。

 

俺の持ってるはてなスターを全部かけてもいいけど、バイト先の商品備品で悪ふざけをしたやつなんて今までも絶対にいたはずだ。

唯一、今までになかったのはツイッターで見つかるってことだけだろう。

わかりやすく書きたいと思います

以前に東浩紀さんが自分講義でのカンニングツイートした学生に対し指摘し話題になりましたね。

早大生? Twitterでカンニング告白、教授の東浩紀氏が発見 - ITmedia ニュース

これと全く同じです。

カンニングをすること自体が最近の若者の特徴なのでしょうか?

あるいは偏差値が低い方がカンニングやすいのでしょうか?

コンビニ店長がいっているのはそういうことです。そしてその考え方をコメント絶賛しているのが「お前ら」です。

「お前ら」は結局のところコンビニ店長が言ってるから持ち上げてるに過ぎないんだな。

はてなという場所はもうちょっと個人的な好き嫌いと論理的な批判の区別は付けられると思っていた。

 

今回の事件で唯一の論点はインターネットリテラシーの問題だけです。

ただただ単純にインターネットリテラシー能力が低いだけなのです。

どちらかというと性格的な問題だと思います。注意深い人とそうでない人がいるだけ。

それ以外に論点はないです。

まぁインターネットリテラシーの話ももう別に新しいわけじゃないけどね。

 

あとこういう「家族感覚」「どこでも家感覚」は90年代宮台真司さんがコギャルをダシに散々言及しているので、ちょっと今回のtwitterの騒動で語るのは腑に落ちないです。

コンビニ店長は正直90年代からいって00年代でとまってるんじゃないかな。

だって若い子のインターネットリテラシーの例えがいまどきmixiだよ!?ラインもやってないってことは最近そういう若い子入ってないんじゃない?

マジでなんでもかんでも店長がそれっぽい長文書けば持ち上げるのやめてやれよ。

 

ていうかこんなことよりもなぜ人はしてはいけないことをすると面白いのかを考察したほうが、みんな楽しい幸せになると思います

2013-06-06

とあるから見た青年向け恋愛漫画の怪作

BOYS BE…、SALAD DAYS涼風etc

少年向の男の気持ちを描いた恋愛漫画というと思い浮かぶ。

が、久々にとある漫画を読み返したら、そんなもんふっとばす位丁寧に男が女落ちる描写がされた漫画があった。

忘れ去られた感もあるし、別段当時は傑作とも思わなかったわけだが。

まず大抵の青少年漫画において男の惚れるきっかけ描写は"優しくされて好きになった!"とか"一目ぼれ!"と簡潔過ぎて

所謂少女漫画において女が男に段々心惹かれてく過程」に該当する描写が圧倒的に足りない。

だがこの漫画は、その点において圧倒的にすら感じた。

ミスチルの「LOVE」の歌詞にあるような、好きじゃないけどなんか気になるという変化から(8巻)

ふとした瞬間にこいつに嫌われるのはなぁと思う自分に気がついて(12巻)

何オレそんなことを気にしてるんだ?それってこいつに惹かれてるってわけ?と自問自答し(12・15巻)

そうやってかなり相手を異性として意識しつつ

相手の行動原理に「こいつ、オレのことが・・・」があるんじゃないかと思ってみちゃったり(15・16巻)

でもやっぱり「好き」まで振り切ってしまうのは怖くて自分感情に気付かない振りをする―

そんな男の女々しさすら感じる恥ずかしい葛藤感情を惜しげもなく開けかし、

更には「意識する」→キス→「好きと自覚し」「女に落ちる瞬間(所謂恋愛スイッチ入った瞬間)」を2冊掛けて描写するという丁寧さは

今思うに最早少女漫画でやれというレベル。(褒めてます

酷いことに、恋愛スイッチが入ったが故に男のキャラクターが変化していく描写も

元の男のキャラクターからすれば妙にありそうなパターンで展開していくものから侮れない。

勿論ヒロインもとい主人公の女も男と関わって行くことでどんどん変化していくが、違和感なく徐々に恋する女へ移行していくもんだから

クライマックスでようやくお互いの双方への気持ちが同じ強さになった時はシュタゲオカリン見てるような「やったね!」感すらあった。

もっと語る。

  1. 思春期からエロい夢を見る。最初ヒロインとちょめちょめするようなエロい夢ばかり。だが途中から見る夢が変わっていく。ヒロインに呆れられて泣く夢、ヒロイン結婚する夢、ヒロインキスする夢。内容がエロから恋愛へ。夢は無意識の願望、つまり夢の内容で男がヒロインに対して気持ちが傾いていってるなと読み取れる。
  2. 男がヒロイン喫煙に対して説教するシーンが初期から続くが、話が進む毎に度が過ぎていく。それだけヒロインを暗に真剣に思ってきているからこその「行き過ぎ」が現れている。
  3. 元々男が二枚目である事は3巻の時点で第三者が口にしているが、どうみても絵的にはそう見えない。が、ヒロインキスをして恋愛スイチッチON以降どんどん絵的にもイケメンチェンジしていく。恋して変わるというのが絵の上達具合?と絶妙にかみ合ってる。
  4. 生真面目で融通が利かない男だったがヒロイン両思いとなるや否やいちゃいちゃしたい願望・嫉妬と束縛の感情に振り回されるあるある。ヒロインの気持ちが分からネガティブにとことん情けなくなる心理あるある。だがここまで言い訳がましさ一切なく女々しさ垂れ流されると母性本能を刺激されるレベル。現にヒロイン・・・
  5. 青年漫画から当たり前ではあるが、男だからエロいものには咄嗟に目が行くし、別段好きでなくても自分を好いてくれる女が泣いて抱きついてきたら可愛いと思っちゃう辺りもちゃんと描かれている。が、上記の通りヒロインへの感情変化が丁寧故にメリハリが利き、男の一途さが引き立っている。
  6. 青年誌掲載なのに番外編がもろBL。更には融通が利かない生真面目系が恋して一波乱乗り越え精神的に落ち着いたと思ったら、寝取られ疑惑ヤンデレの片鱗を見せるシーンが今見たらちょっとホラー。当時はヤンデレ概念もなく、それだけスキナンダナーで終わっていたシーンだった。


ヒロイン描写に関しても語りたいがあえて略。

この漫画なんなのさ?の答えだが、たぶんおおよその漫画好きなら名前を聞けば「あーあったけど、そんなに持ち上げる程か?」で終わる漫画

パンチラおっぱいモザイクち○こ満載なコギャル達のお色気バトル物語としてなら普通の話だが

巨チン男の恋愛漫画として読むと個人的には一行目の漫画よりよっぽど男版"少女漫画"している怪作だといいたい。

一途キャラ、同居物、忌み嫌われる男要素「他の女に目移り・・・」はなく

寧ろ相手から自分自分から相手への気持ちの重さの差異ですれ違う切なさが詰め込まれて最後ハッピーエンドとか・・・

あえて言おう、少女漫画ですよ『天然少女萬』は!実写の方ではありませんってば!

2013-04-17

テロ行為とはイジメに対する捨て身の反撃

であるみたいに捉えてしまう。

「悪の行為でないとは言わないけど、『悪だからやめろ』で止められる行為でもないよね」みたいな。

いじめられっ子自分の扱いについにキレて暴れたのでとばっちり傍観者たちに火の粉が飛びましたっていう状態。

とばっちり食った傍観者たちはそりゃ気の毒だけど、でも「傍観者」だったんでしょ? みたいな。

国家の政策レベルイジメスレスレ行為を意思決定の元に行っていたんだったらその時点で国民全員最低限自動的に「傍観者」だし、「傍観者」にはイジメ当事者としての(薄ーいながらも確実な)リスクがある。

それ判ってて意思決定して傍観してたんでしょ?

まさか自分(とその周辺者)にそのくそ薄いリスクが濃縮された具体的な危険になって降ってくるとは思ってなかったというだけで。

みたいな。

自業自得とまでは言わないけど、「何で自分!?理不尽だ!」の問いの答えは「半分は運だけど半分は必然だよ、あなたが直撃喰らったのはアンラッキーだけどそれが生じるまでにはそれなりにメカニズムと道筋が出来上がってしまっていてあなたはそれを止めたり絶ったりしなかったしできなかったんだよ」でFAみたいな。

読み返してみて反省したんだけどコギャル世代とかじゃありません。なのに口癖になっとる。

2012-11-12

とある76世代アニオタの新たなすれ違い

2006年ハルヒアニメが、その前年できたばかりのYouTubeブレイクしたとき、ちょうど30歳になった。

そしてそれくらいの年齢から20代まではビデオHDDプレーヤーフル稼働であんなにチェックしまくっていたアニメを、あまり見なくなっていった。

DVD-BOXToHeartとGA1期とおねツイ最後に買っていない。サクラサクミライコイユメ名曲だったし亜沙先輩は可愛かったと思う。


しか世間ハルヒつべを起爆剤に、今やオタカルチャーがネット連動で空前のブームに。

最近まどマギあの花の受容のされ方を見ていると、時代は明らかに変わったと思わされる。

あんなにキモがられ、日陰者扱いされていたアニメアニオタは、面白いコンテンツを気軽に選び、気楽に楽しむものに変貌した。

もはや「なろうと思ってなったもんじゃねぇから、やめることもできねぇよ」みたいな屈折や屈託は過去の話だ。

事実上アニメは「やめる・やめない」という踏み絵的な後ろめたさと覚悟と諦めを伴うものではなくなったのだ。

一方、自分の同年代では未だにオタ・非オタの断絶は途方もなく大きい。

結局ネット若い人と同じ目線で話してるほうが全然楽しいけど、これも何か間違っている気がする。


こうした流れは自分にとって、大きなすれ違いがまた一つ生じたと言えるもので、結構愕然としている。

まあ、昔よりいい時代になったのは間違いないし、嬉しいとは思ってるけど。


ちなみに自分小学生の時は、このハイテク時代24時間戦ってめちゃくちゃカネかけまくったものすげーという風潮→バブル崩壊就職氷河期谷底どうしてこうなった

中学・高校の時は女子大生ちやほやされまくり大学入ったらコギャル女子高生ブームにシフトどうしてこうなった


というわけで、自分世代はブームの中心からはとことん外れているという印象。

強いて言うならエヴァは間違いなく「俺らのアニメ」とか、CDミリオンセラーバブル体感したとか、2ちゃんの中心世代というくらい?個人的にはニコ動のが好きだけど。

あと同年代として、ひろゆき永遠の19歳というにはさすがに老けた印象あるけど、いつまでもダラダラと、クラスにいる嫌な奴っぷり(褒めてます)をキープして生きて欲しいと思ってます

2012-01-14

子持ち既女の私がロリコンを恐れる理由

ロリコンのしていることは、精神の焼き畑農業なんだよ。

おじさま率の高い会社組織というものに、新卒22歳のOLが入ってくると、それはもう大人気になった。

彼女たちはチヤホヤされることで己の価値を知り、より高値自分を売ろうと画策し、当然の権利として高価なデートを求めるようになった。

そうなると男性たちはその小賢しさに辟易し、「女子大生ってピュアだよなあ」と思うのだ。

男子大学生お金を持っていない。彼らと付き合う女子大生は、安価デートに慣れている。

年代に囲まれているから、自分若さ価値があることにもまだ気付いていない。

から社会人からちょっと高価なデートをしてもらえると、「同い年の男子はこんなことしてくれない」と目を輝かせる。

男性たちは新卒OLより女子大生の方が安く買い叩けることに気付き、女子大生ブームが起きた。

ブームになると、女子大生も自覚する。私たちは女子大生という最高のブランドを持っている価値ある存在なのだと。

そうなるとデートへの期待度も上がり、よりお金持ちでイケメン男性と付き合いたいと考えるようになる。

男性たちは女子大生が値上がりしてしまったことに気付く。そして起きたのがコギャル女子高生)ブームだ。

以後は繰り返しだ。女子高生が己の価値に気付いて援助交際し、大金ブランドバッグを手に入れるようになると、

あいつらも自分価値に気付いてしまったのか」と、男性目線は「JC」へと降りていく。

しかニコニコ生放送JCたちが人気生主として注目を浴びるようになると、自分価値をわかっているJCが増え、

JCも既にピュアでは無くなったのかと悲観した男性は高学年JSに向かうが、高学年JSも高学年JSでオシャレに目覚めており、

高学年JS向けファッション誌には「かっこいい同級生男子から注目を浴びるファッション」などの特集が組まれているのだ。

はじめに焼き畑農業表現したのはこういうことだ。

若い女の子の持つ素朴さや素直な心は、男性たちに「この年代は安く買い叩けるんじゃないか」という目で見られることによって失われてしまう。

OLは焼かれ、女子大生も焼かれ、女子高生も焼かれ…女の子は「私は女であり、女は売り物である」という自覚を低年齢で持つことを迫られるようになる。

より自分を高く買ってもらうため(できるだけ高収入性格のいいイケメン結婚するため)、

自分ラッピングすることに早く目覚めさせられてしまう。

ラッピング、それは「媚び」だ。その必要性有用性に気付いたとき少女は大人にさせられ、不幸が始まる。

もうこれ以上、焼け野原を広げないでくれませんか。男性諸氏への、二児の母からの唯一のお願いです。

2011-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20110107031058

少しやったことがあるんですが、贈与はできたと思います。なので

「口座に1万円振り込むからレアアイテムください」

たいなことも良くあるのではないかと。金額がどの程度で推移してるのかはさっぱり分かりませんが。

で、奪い合えるものは明確にゾーニングされてるので(宝以外不可能なので)、

怪盗ロワイアルはリアルマネーにして数十万円するアイテムを奪い合って闇取引している

なんてことはないです。

 

一見して問題に思えたのは罠と武器かなぁ。

ミッション1回に必要な時間が大きくなる→奪い合いのテーブルに出回る宝が減る

・一回の攻撃に必要な時間(仲間の数)も大きくなる→奪う機会が減る

パイが減るので、奪う機会が減っても奪われる機会は変わらない→罠への需要が高まる→カキーン

武器は、仲間の数を上限とした個数と、固有の数値の掛け算になるので、進行にしたがって1個の課金装備の価値が薄れます。(→課金装備への需要が高まる→カキーン)

結果後半になるにつれ、宝の保持や進行の高速化に必要なコストが大きくなります

あるときから跳ね上がるんじゃなくて、徐々に徐々に。

 

で、ここからは推測ですが、

課金へのハードルが徐々に下がる

コミュニティ内部の進度の差を縮めたい圧力がある(学校などで流行れば、圧力は更に高まる筈)

てことで、月に何十万も使っちゃうようなことになるのではないかと。

一昔前のカードゲームだったりした現金が必要だし、現物が積み上がるので親も発見しやすいんですが、ことデータだけで後払いとなると、取り返しがつかなくなってから発見されるんでしょうね。着メロ着うた黎明期に月数万使ってたコギャルがいたのと同じようなもんだと思います。つまるところ親の管理の問題。

2010-03-03

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1430361.html

ラモスが真の日本人だ」とかいってる人は本当にラモスと同じ意見なんだろうか?

ラモス移民受け入れ反対なのは、現状では受け入れ態勢が不十分だから。

だからもし受け入れ態勢が整えば賛成になりうるし、或いは受け入れるために体制を整えよう、という主張をする可能性はありうる。

ラモスは真の日本人とか言っている人たちはそういう主張には賛成するのかどうか。

つまり受け入れ体性が整っていようがいまいが、移民を受け入れる事に反対という人は

ラモスとは意見が異なる可能性がある。

ラモス賞賛している人は

単に目先の結論が「移民反対!!」で自分と同じだからっていうだけに見えるんだけど。


ちょっと流れとは関係ないけど、ゲーテッドコミュニティ移民の話があったので

メディア批判が主な内容だけど)

マル激メディアが変われば日本も変わる?!後編part9

7分以降から

http://www.youtube.com/watch?v=r2DS9t5lzJo&feature=related

後編part10

http://www.youtube.com/watch?v=g1HkKOMhloc&feature=related

ちょっと長いので1分20秒あたりからの気になった内容を文章に起す

宮台

「例えば同じようなメディアでも、まあこれはあのう自転車で行こうっていう、皆さん見ていただきたい、インディーズ系の大阪生野区ですよね、鶴橋とかがある。

外国人がいっぱい住んでいるところの、その精神障害人間たちの生き方を、生き様を映している訳だけども。

これは本当に皆さん見るとびっくりするんだけど、まあ生野区ってヘリテージがあるわけですよ。郊外化してなくて凄く地元性が残ってる。

でその地元性の中にコリアンとかチャイニーズ、或いは中南米の人たちと一緒に生きていくっていう事が完全に組み込まれているから、

精神障害の、知的障害の方々がいても、別に女子高生コギャルも平気で話かけて喋ってるし、街で歩いてりゃたこ焼き屋のおばさんが、たこ焼き奢ってくれるし

その普通なら信じられないようなですね、地元的なコミュニティー的な者と、絶えず出入りする外国人との共生が成り立っている訳ですよ。

で僕はそういうヴィジョンを見ると、メディアはこういう風にも働く事が出来る。

つまり「異質な人間が入ってくると共同体がバラバラになって不安になるんだ」じゃなくて、まったく逆だと。

むしろ共同体空洞化してバラバラになってるから、異質性に対して脆弱になって神経質になっちゃうんだと。

からむしろ寛容さっていうのは共同体の強固さの表れなんだ、という様な事をね、ものすごく説得的に、本当だったら描けるわけだメディアでね。

メディアはどっち側にも加担できるわけなんだけど、どうも頭の悪い思考停止野郎が多いせいか知らないけど

ある一方側の、ネオコンニヒリズムブーストするようなタイプ情報ばかりが、メディア空間に溢れるという現状になっている。

これは否めないですよね。」

神保

「一つはそっちの方が取材が楽だから、ともう一つ最近感じるのは、書いてる本人が多分本気でそう思ってるんだろうなっていう感じがして……」

2010-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20100202233500

オキニの○○」っていうコギャル語があるから、90年代より前にすでに「お気に入り」という言葉の使い方はありそうだ

確かにオネエ言葉っぽいけど

2009-09-07

ロリコンを実行に移した話 ~ ロリコンは治るのか ~

これは僕の記録である。僕がなぜあんなことになってしまったのか、一度整理してみようと思いこの文章を書いている。そういったわけで少々文章が長くなるだろうが気にしないことにする。これを読もうとする方には申し訳ない。

はいわゆるロリコンであった。単なるロリコンではなく「病的な」ロリコンである対象中高生だ。

病気ではなく病的と書いたのは、私のは精神疾患とは違うようなのだ現在日本でよく使われるDSM-IV-TRでは、13歳以下のものに対して異常性欲を抱くもの精神疾患としている。要はペドフィリアだ。つまり僕のように中高生にの異常性欲をもつもの病気ではないのだ。中1くらいだと幼すぎて興味が沸かなかったので間違いない。しかし、明らかに病的であることには変わりなかった。

ロリコン自覚したのは大学2年くらいの頃であるコギャルという言葉流行りだし、町中がガングロルーズソックスであふれ出したころ、僕は彼女らに異常な興味を持った。僕はほんの数年早く生まれてきてしまったことをひどく後悔した。

その興味は羨望に変わり、そして性欲へと変わっていった。だが不幸にも彼女らと関わりを持つ機会を持てず、かと言ってナンパをする勇気などまるでなかった。さすがに犯罪だろう、とその時は思っていた。しかし今思えば大学2年なら先輩後輩でも通じる間柄だったはずだ。そうして悶々としているうちに年月は非情にも過ぎていき、中高生という存在や可能性からどんどん遠ざかっていった。そうして流れる年月は、僕の「コギャル」に対する性欲を異常性欲に成長させていった。

異常性欲

分かるだろうか。僕は彼女らを見ると非常に強い性的衝動が起こるのである。もしかしたら健常者には分からないかもしれないので説明しておく。セックスを行う時、前戯行為を重ねた結果、性的興奮が絶頂に達して「もう我慢できない」という状態になることがあるかと思う。あれが、街中で、ちゃんと服を着て街を歩いている見も知らぬ女性に対して沸き起こるのである。私だけかとも思ったが、性犯罪の多さ、特に学校の教師や警官でさえ援助交際盗撮などを行ってしまう事件をみるにつけ、一般にその衝動は私と同じくとても大きいものなのであろうと想像する。

年をとるにつれ、皮肉にも性衝動対象は逆に広がっていく。いつの間にか高校生なら誰でも良くなっていた。25,6歳を過ぎた頃だろうか、中学生の間でパステルカラー極彩色に組み合わせたようなファッション流行した。ごてごてしたスニーカーを履き、うさぎの耳のように髪を結わえ、2つずつ大きなアクセサリがついた髪留めをしていた。

僕はこれに強く反応した。かくして僕はいい年をして中高生好きの病的なロリコンになっていた。欲望を満たす方法はあった。この頃、援助交際が大流行していたのだ。しかし僕はこれを固く拒んだ。犯罪を犯して性欲を満たす、これを僕は極端に嫌った。援助交際については気分さえ悪くなった。僕のなかにその選択肢はなかった。

しかし、その日は突然やってきた。

小雨がしとしとと降るある日、公園の縁石の目立たないところに一人の女性が座っていた。20歳くらいに見えた。待ち合わせだろうと僕は特に気にもせずに通り過ぎた。30分後、用があって再びそこを通ると彼女はまだ座っていた。明らかにおかしい。僕は声をかけることに決めた。知らない女性に声を掛けたことなどない僕は、声を掛けるのにさらに十分程度を要した。

きっと不審がられると思ったが、彼女は意外とやさしく返事をしてくれた。話を聞くと、約束をすっぽかされて時間をもてあましていたのだという。だったらとっとと帰ればいいものだが、なぜ雨の中ぼんやり座り込んでいたのかは聞いてないのか忘れてしまったのか。歳を聞くと17だという。なんとあれだけ憧れた「高校生」ではないか。僕はしばらく平静を装うのに苦労した。

時間は7時を回っていた。何も食べていないというのでちょとした料理店に連れて行った。わざと静かで落ち着いたカウンター席の店を選んだ。下心丸出しである。そして食事をとる振りをして彼女に心理的に接近していった。

店を出て、まだまだ時間があるというので散歩することにした。ぶらぶらする振りをして僕は常に距離感を測っていた。それはとうに向こう側も気づいていた。散歩の理由も含めて。そしてここぞというタイミングで手を取った。そして最初から取り決めてあったかのようにホテル街に消えていった。僕は「高校生」との性交を果たした。

念のために断っておくが酒は使っていない。そもそも僕は酒が飲めない。

実は異常性欲はこれで収まると思っていた。一度高校生としてしまえば満たされるだろう。しかしそうではなかった。彼女はいわゆるギャルではなかった。17よりは16くらいが良かった。中学生も未経験だ。満たされたと思ったのは一瞬で、次の日の朝にはただの変態に逆戻りしていた。

そして僕には一抹の不安があった。「これは犯罪ではないのか?」。実際にこれを犯罪だと信じている人も多いだろう。僕自身何度も犯罪者と誹られた。そこで知り合いの弁護士に「知人の話」として相談をもちかけ、飯をおごる代わりに法的根拠について調べてもらった。結果はおどろくべきことに、何の罪にも問われないというのである(当時。現在違法)。こういうので逮捕されるのは大抵が地方条例違反なのだが、東京都にはその規定罰則もないというのだ。児童福祉法も滅多なことでは引っかからないらしい(気をつけるべきポイントはあるが)。

ここで僕のタガが外れる。少々年齢差があってもナンパは可能だ。そしてナンパは気を付けていれば犯罪にはならない。数日後の昼、僕は昨日彼女出会った公園にいた。そこにはいわゆるコギャル女子高生がヒマそうに化粧を直していた。僕はやはり10分ほど躊躇したが、結局声を掛けることにした。そして世間話をしてカラオケに行くことになった。結局彼女とはカラオケをしただけで分かれたが、ナンパ成功したと言えよう。僕は一気に自信をつけた。

僕は唐突仕事契約をいくつか切った。そして月水金以外の4日間を休日とし、その時間ナンパに充てることにした。ここまでくると正気の沙汰ではない。仕事ナンパとどっちが大事かといえば、どうみてもナンパである

ちなみに僕のナンパのやりかたはこうだ。大きな通りに目をつけ、そこをひたすら往復する。これはと思った女の子がいれば、一旦追い抜き斜め前から速度を落とし(こうすると驚かれない)横にならんで声を掛ける。特に話題がなければ「何してんの?」からまり話が盛り上がってきたところで「じゃあちょっとカラオケでも行こうよ」と誘う。カラオケでいい雰囲気を作り、自宅の○○を見せてあげるとか適当に言って連れて帰る。あとは一緒だ。

もちろんこれは人によってちがう。その場ではメルアド交換だけしてアポを取り付け、デートで決める人もいる。というか多分そっちの方が多いと思う。僕も相手が時間が取れない時はメルアド収集していたが、メールだけはどうも苦手だった。僕のようなのを即型、後者アポ型と呼ぶらしい。

余談になるがキャッチヤクザ風の人とはあらかじめ仲良くなっておいた。噂によると彼らはナンパする奴を締めたりするらしいが、僕が絶対に女子中高生しか声をかけません、と言うと容認してくれた。彼らにとって未成年者は商売にならないのだ。よく「よお兄ちゃん、今日は釣れるかい?」と声を掛けられたものだ。

うまく行った子とは必ずプリクラに行き、それを収集していた。なお、初回に2回連続ナンパ成功しているが、現実はこんなに甘くはない。僕は話は下手だし顔もまずい。丸1日、100人くらい声かけオケラという日もあった。だいたい月に5人程度。ひどいと1人とか2人という月もあった。今でもあの2回のビギナーズラックは、僕を引きずり込むための罠だったのではないかと感じることがある。

僕は大抵人の出てくる午後1時~3時くらいから出掛け、ひどいときは夜9時ごろまでやっていたこともあった。一度冗談万歩計を付けたら2万歩も歩いていた。それ以上の日もあっただろう。まさに病気である

それでも欲望はまったく収まる気配をみせなかった。まだ何かが満たされないのだ。こうなれば、ああなれば収まると夢想すらした。しかしそんな日は一向に訪れなかった。記録によるとそれは3年間にもわたった。ナンパというのは金のかかるものである。当然その日の収入はない。土日のカラオケは恐ろしく高い。食事代やホテル代も馬鹿にならない。よく金が持ったものだ。いや、あの金があれば、その分働いていたらどれだけ貯金できたか

そして事はやはり突然訪れる。そんな生活を3年ほど送っていたある日、異常性欲が忽然と消えたのだ。突然「もういいや」という気になった。必死ナンパしてたのが馬鹿馬鹿しくなった。それは徐々に潮が引くようでなく、突然麻酔から醒めたような感覚であった。なんと「あのアレ」が治ったのである。実際にはそれからもしばらく惰性でナンパは続けていたし、何人かの中高生関係していたが、それもだんだんなくなっていった。そして気が付くと手元には何も残っていなかった。

しかし、それでも、あのロリコンが治ったのであるロリコンが治るとは夢にも思っていなかった。これは一生の病だと思っていた。それが治った。それは十分3年の価値があった。

だが逆に言えば、ロリコンはここまでしないと治らないのである

そして今、調べてはいないがおそらく全国の条例青少年の淫行が禁止され、ナンパなどできない世の中になった。もはや違法手段を選ばないと欲望は達せられないのである

ロリコン、そしてペドフィリアの方々、あなたがたは、一度でも欲望がかなえばそれが治ると思っていないだろうか?僕はそう思っていた。しかしそれはまぼろしで全く何も変わらなかった。直るまで仕事をほっぽり出して3年かかった。

僕は、性犯罪者の中には「ただ1回だけやればこの苦痛から開放される」と考えた人が多いのではないかと推測する。しかしそれは間違いである。あなたは何も変わらない。他方被害者強姦場合、重大な精神疾患を一生背負うことになるかもしれない。「一度でもいい」と思っている方たち、僕が言えた義理でないのは重々承知だが、それは危険思想である禁煙者が「1本だけ吸おう」と言っているのに似ている。おそらく1度では済まないだろう。そして連続犯に堕ちていくのだろう。

健常者には分からないと思うが、病的なロリコンであることは大変な精神的苦痛をともなうものである。だが彼らを治そうという動きはなかなか見当たらない。病気として認められていないのだから当然なのかも知れないが、ただオナニーで我慢しろというのではなく、彼らを救済する手段を考えることも必要なのではないかと切に思う。

参考

http://image.blog.livedoor.jp/brynhidr/imgs/7/a/7aec0b0e.jpg

手の込んだロリ雑誌ジョーク広告なのだが、真に受けて精神科に行ったり、医師会104で調べた人もいるという。みんな悩んでいるのだ。

それから通報祭りを開催予定の方々、僕の行為は説明したように犯罪ではない上、児童福祉法公訴時効(5年)でさえとうに過ぎてるので(条例時効は3年)、おまわりさんのお仕事邪魔しないようにね。

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