40代子なし。
周りの同世代は父母になり、クリスマスはサンタさんする側にまわってる。
聞こえてくる楽しいほっこり幸せエピソードも、子供の無茶振りに振り回されるエピソードも、どれも羨ましくて仕方ない。
自分の子供時代は、機能不全の毒親一家でサンタさんとかクリスマスとか、子供時代にそういうの楽しんだことないな。
親は自分の都合で子を振り回して、子供を喜ばそうとか、イベントを楽しもうという感覚を一つも持っていない人たちだった。
サンタさんはすでに保育園の頃からいないものだと教えられていて、夢を見る暇もなかった。
枕元に靴下を置いて寝たら、朝にはみかんが入っていて、ガッカリしながらみかんを持って起きていくと、親はそれを見て腹抱えて爆笑していた。
何が楽しいのか、一つも楽しくなんかない。
小学生のときはクリスマスに、着せ替えの人形が欲しいと言ったら、取引先からお歳暮でもらったという(商売でご贈答文化があった昭和時代)
目がギョロギョロの子供には怖いだけの大きなフランス人形を押し付けられたりもした。
悲しんだりがっかりしたのがバレるとめちゃくちゃ不機嫌になるのがわかってたので、無理やり喜んだふりをした。
自分に子ができたら、子供時代の分まで精一杯自分の子供に楽しんでもらいたいとおもっていたけど、不妊治療を10年続けて、結局子はできなかった。
友人や仲のいい同僚のお子さんたちにプレゼントをあげたり遊びに誘ってもらったりして、子供世代と触れ合って楽しいこともあるけど、
クリスマスはやっぱり家族の行事なんだよね。一緒に楽しんだりできないのは寂しいけど、できなかったのだから諦めるしかない。来世に期待だ。
こんな家で育って、兄弟も誰も結婚してない。なので甥姪もいない。まあ、家庭に夢も希望も持てない家に育ったんだから、当たり前だよな。
とても寂しいけど、結婚できただけマシと思うことにしてる。