はてなキーワード: OPPOとは
Appleはやっぱオンリーワンなだけあって全体的に高いのがネック
昔はそのスペックやデザインが欲しいと思ってたけど、もう今はスマホガジガジ弄るような使い方しなくなったからワイにとっては無駄に高いだけになっていた
ただ、昨日詳細発表されたpixel watchにFelicaが付いたことを機に脱Apple製品圏することを決めた(ついでにスマホもpixel 7か6aにする)
ただGoogleに移るだけやんけと言われるかもしれないが、一応Androidは各社スマホ作ってるから価格競争が起きている気がする
pixelのaシリーズ、ASUSのZenFoneとかスペックの割に安いスマホもあるし、下を見ればOPPO(ネイティブ発音だとアッポー)や華為とか激安スマホもある
とりあえず初めから激安に行くといろいろショックを受けそうだから、激安は今回は避けるけど
君のことは忘れないけどもうさよならすることにしたよ
前にここで「iPhone使い続けるのに疲れた 」というのを書いたことがある
https://anond.hatelabo.jp/20211103015255
一年経ったら追記でもしようと思っていたんだけど、ちょうど新しいiPhone14が発表されてたのでこのタイミングでもう一度書いてみる
コメントなどは一通り読んでて使ってみてだいたいその通りだなと思う
ある程度覚悟はしていたけどアプリ関連の権限設定周りはやはり難しく、iPhoneとの最大の違いはiPhoneの場合はOSが統一されてるので、分からない時に調べると解決策が見つかりやすいんだが、Androdスマホはメーカー毎でカスタムOSが乗ってたりするので情報量がどうしても少なくなってしまう点だった
ちなみに自分は最初OPPOのにしたが、その後SIMをデュアル運用にしたりした都合でついでに機種変しておりXiaomiのスマホがメインスマホになっている
このXiaomiのスマホがなかなかの曲者でとにかく独自OSやサービスと連携させようとしてくるので正直今でも細かいところはよくわかってない
自分は基本的にアプリ連携とかはXiaomiからまた別のに変えるかもしれないと思って、できるだけGoogle系での連携をさせるようにしてる
自分でもけっこう意外だったのはiPhoneのアプリをかなりたくさん持っていたので、それらが使えなくなることへの懸念が大きかったんだが、いざ乗り換えるとそんなに困ることはなかった
アプリの質としてはApple用のほうが良いものが多い気はする
でもなきゃないでそこまで困らないものが自分には多かったし、逆に仕事でも家でもパソコンはWIndowsなので、Apple系のサービス(クラウドとかカレンダーとか)は捨てて、もうGoogleでまとめようって割り切りができたのは良かった点かもしれない
今現在apple系のサービスで使ってるのはmusicだけだ(appleTV+を見るのでappleOneに入っている)
企業への信頼度イメージはGoogleは急に酷いことしてきそうな怖さはあるけど、結局大事なデータとかはバックアップも自己管理が必要だと思ってるので、使い勝手の良さでいえばWindows+Android+Googleというのは悪くないと思う
そんな感じで普通に使い続けてる中で自分がiPhoneのほうが良かったなと感じるのは
これは自分が安いAndroidスマホ使ってるからというのはあるんだけど、iPhoneはSEとかでもカメラ周りはやっぱりよく出来てると思う
Androidスマホのカメラもスペックだけは高かったり、ソフトウェアも色々機能はつけてはいるんだけど、カメラ周りに関してはAppleのガチ感が強い
これも機種によりけりなのかもしれないけど、Adndroidスマホはメモリ管理をある程度ユーザー側でも意識して使う事が多いなと感じた
良くも悪くもブラックボックス化せずに解放してて、逆にいうとユーザーのほうでいちいちメモリ解放とかしなきゃいけない
なんかそのへんはうまいことやっといてくれ、はなかなか通用しない
PlayStoreはちょっと玉石混交すぎるというか、セキュリティ的にも怖さがあるので気軽にポンポン試す気になれない
機種によってトラブルが違ってきたりなどもあって自分はだいぶメジャーなものしか使ってない
これくらいかなー
後はお財布携帯系も普通に使えてるし、サクサク動いてるしこれといって気になる点はない
そろそろ次の機種考えようかなというタイミングでiPhone14の発表があったわけだけど、御存知の通りなんともつまらない機種になってしまってる
なのでやっぱりiPhoneに戻りたい!とは思えなくて次に変えるとしたらPixelかなーと思う
Pixelがすごくいいと思ってるわけでもないけど、よっぽど魅力的な機種出してくれない限りiPhoneはもういいやってなってる
思えば最初にiPhoneを買った時はすごくおしゃれでかっこいいと思っていた
今のiPhoneはオシャレさすら感じられない
正直いってiPhoneはちょっと自分の中でダサいものになってきてしまってる
かつては所有欲を満たしてくれていたブランドだったけどなんかアメリカのダサさみたいなのが強くなってしまった気がする
ただ密かに期待してるのはAppleのデジカメとかGoProみたいなの出してほしいなっていうのはある(デジカメは昔出してたらしいが)
BAT | バイドゥ・アリババ・テンセント | 詳細は割愛。 |
H | ファーウェイ | かつてはBATHと呼ばれたが、制裁により大幅に世界・中国内シェアを落とし、国内でもOPPO、vivoの後塵を拝する5位になった。しかし独立分離したHonorブランドは国内3位につけている。 |
X | シャオミ | 躍進を続けSamsung、Appleに次いでスマートフォン世界3位の企業となった。2021年Q2のようにAppleを抜いていた時期もある。グローバルで支持を広げ、日本にも近年本格的に進出した。 |
M | 美団(メイトゥアン) | 共同購入クーポン系ECサイト、ホテル予約、自転車シェア、AI搭載無人デリバリー。近年合併を繰り返し中国テック系の中で時価総額3位まで登りつめた。 |
B | バイトダンス | ショートムービーのTikTok、ニュースアプリの今日頭条等。機械学習に長ける。先頃ゲーム「放置少女」を買収。 |
J | 京東(ジンドン) | EC大手のJD.com。個人輸入愛好者なら使ったことある人も多いハズ。 |
N | ネットイース | ゲーム大手。その他の注目株としてmiHoYo。「原神」のヒットで世界的に知られる企業となった。 |
D | DiDi | 中国版ウーバー。先日米国での上場廃止ショックがあった。 |
P | 拼多多(ピンドゥオドゥオ) | 共同購入クーポン系ECサイト。ジモティーの間で広がり、EC系の利用者数では1位に躍り出た。 |
Pixel 6シリーズはGoogleが示唆する「30Wの急速充電」が不可能という実験結果
https://gigazine.net/news/20211109-google-pixel-6-cant-30-w-charging/
GoogleはAMP以外の広告の読み込み時間に1秒の遅延を加えていた
https://gigazine.net/news/20211108-google-amp-trust/
もはや中国のトップブランドの方がよっぽど実直なモノづくりをしている印象。Xiaomiなんかは定価3.4万で買えるミドルハイ機種(11 Lite)でも33W充電がちゃんと機能してるし、ハイエンドも去年の時点で66W、今年の5.5万のハイエンド級(11T)でも66W出てるし、ハイエンド(11T Pro)に至っては7.0万機種で120W対応してる。コスパでは劣るけどOppoやOneplusのような中華ブランドも同水準の技術は提供できているし、よっぽど信頼できる。
まあ確かにネットでは中華に時代遅れのネガティブイメージを持ち続けている人がたくさんいて、謎通信がどうの反日がどうのと突っかかってくるのを各所で見かける。でもそれらはどうせ自分でパケット解析もできんのに胡散臭い技術系でもないソースや、ヘイトを煽るだけの追跡調査などろくにしないゴシップサイトを鵜呑みにしているだけで、実際にモノに触れていないくせにネットの偏見に塗れた聞きかじりだけですべてを判断できるという傲慢に溺れてる素人思考。ああいうのも、ただ自社クラウドと通信してる程度のをどうにかして悪い見方しようとしているだけの、疑心暗鬼こじらせたみたいな状況。少なくともそこらの落ちぶれてる日本企業なんかより中華トップ企業の方がよっぽどセキュリティやプライバシーの重要さを分かっているしそれを守るだけの技術と人材も持ってるわけよ普通に考えて。とはいえ中華全肯定したい訳じゃなく、日本のAmazonに出店してるレベルの適当な名前の中華セラーみたいなのはあらゆる面でお粗末な事もそこそこあるわけで、ピンキリが激しいことは申し添えておく。とはいえ初歩的なレベルの情報セキュリティインシデント起こしてるニュースはだいたい日本企業ってイメージがある。楽天は常連だけどもIIJとかですらやらかしてるからね。日本のIT系はアメリカにすら及ばんレベルで信用できない。そのアメリカだってFacebookとか悪例は無数にあるわけで、今回のGoogleも、AppleのBatteryGateの時とかもそうだし、ユーザーを騙すようなことをしれっとやってるわけよ。中には中華使うと共産党に筒抜けだから、みたいな政治絡めて言ってくる人がいるが、過剰な被害妄想だと自覚してないんだよね。政府がその一存で顧客情報を開示させる仕組みなんて日本も米国もどの国だってあるわけで、Huaweiみたいな共産党に近いほぼ国営みたいな企業であれば国による不適切な介入も跳ね除けられない可能性はあるけども、民間企業はどこだって基本的にはユーザーを守ろうとするもんだよ。どの国の民間企業だろうと。そのレベルで信じられないのならどの企業の製品だって使うことができないし、地球上のどこかの国に受け入れがたい思想の政権が存在している限りグローバル企業とは縁を切って鎖国して自給自足するしかなくなってしまうだろう。あまりにもヒステリックな素人反応を「中国政治通だから俺は正しく怖がってるんだぞ」風の顔でしてくる人、そういう手のつけられんレベルで起こってもいないことに対する過剰反応の連鎖を助長してしまう所は、ネットの限界みたいなのを感じるね。実際に起きたことだけをちゃんとテクニカルに理解していけばいいのに。私はテクニカルなオタク。わかる?単純作業じゃないわけ。
そんな私がついにiPhoneに別れを告げる時がやってきた
それほど金持ちでもなく知識も乏しかった私はキャリアのプランでiPhoneを2年間分割で払って、払い終わる頃に次の機種に機種変する
そういうサイクルでiPhoneを使い続けてきた
Appleはある程度古くなった機種でもOSのバージョンアップがサポートされる
だから私は古くなった機種を2年以上、大事に使うようになっていった
iPhone13が出たタイミングで久しぶりに買い換えようかなという気になった
キャリアの機種変を確認すると2年のプランなんてすっかりなくなっていた
今のプランは、4年間分割で払って2年経った時点で本体を回収すれば実質残りの2年分払わずに済みますよ、というようなものだった
詳しくは調べてないけど当然2年経って回収するタイミングで残りを一括で支払うか、そのキャリアでの機種変することになるんだろうと思う
いや、正直そのへんのこともどうでもよかった
「もういいよ」
今までたくさんのiOSアプリを購入してきた
元々ガジェット好きだったのもあってその総額はちょっと想像したくないくらいの額になってると思う
だから余計なことを考えたくないならiPhone同士での機種変が一番楽だ
iPhoneを使い続けるとiPhoneしか使えなくなっていく
今となっては買い込んだアプリや、使い慣れてるからという理由でしかiPhoneを選べなくなっていた
国内シェアが高いこと(多くの情報量と外部サービスとの連携、アクセサリ類の充実)
でもハードとしてかつて新機種が出るたびにワクワクさせてくれたiPhoneはもういない
ブランドイメージにふさわしいカメラに惚れ惚れしたり、つかの間の所有欲を満たしたりするなら13Proで
でも高すぎるし目新しさもない
ならアプリ資産と使い慣れたOSの安心感がそのまま使えてお手頃なiPhoneSEで
今やAndroidスマホは恐ろしく安い(しかもそこそこスペックはある)のからiPhoneをも凌ぐほどの高級機まで
ありとあらゆる選択肢があるように思えた
今の自分に合うスマホというのがきっと見つかるだろうと感じさせてくれた
iPhoneの「絶妙に小刻みなステップでハイエンド機に誘導してくる価格設定」しか見てこなかった私には
そして実際にAndroidスマホを買ってみて(安いOPPOとちょうど型落ちになったばかりのPixel5aにした)まずOSの難解さには苦労した
改めてiOSのできの良さを感じ、少し恋しくなったがそれでも後悔はまったくない
長年連れ添ってきたiPhoneに別れを告げ新しい出会いに気持ちは晴れやかだ
なんで2台買ったかについては基本的にPixel5aを使うつもりだけどOPPOのがあまりに安かったので衝動買いしただけだ
思っていたよりiPhoneで使っていたアプリの多くがAndrod版もあったり
なのに中身がiOS版とはずいぶん違って使いにくくなっているといった発見もあった
メーカーによってカスタムされたAndroidOSが混乱を招きやすいんだなということも知った
それでも昔のAndroidスマホのイメージより今はずっと洗練されていて使いやすくなってるなとも感じた
少なくとも来年一年間はこのままAndroidスマホを使い続けるつもりだ
まとめると「ASUS最強」。
中国を信用できるという奇特な人なら、シャオミが最強かな。OPPOも悪くないね。
理由はシンプル。OPPOは新品で1万円。対するiPhoneは10万円以上。
スマホに10万円以上払うならノートパソコン、ミラーレスカメラ買った方が断然良いが、物の価値は人それぞれ。
にしても高いよ。
ソース:世界40カ国、主要OS・機種シェア状況【2021年5月】
https://www.auncon.co.jp/corporate/2021/0525.html
国 | iPhoneのシェア | Androidのトップメーカー | 左記メーカーのシェア | |
---|---|---|---|---|
日本 | 66.00% | Sony | 8.89% | |
韓国 | 26.01% | Samsung | 64.09% | |
中国 | 21.86% | Huawei | 38.51% | |
タイ | 27.78% | Samsung | 22.24% | |
インドネシア | 8.11% | Samsung | 22.27% | |
ベトナム | 36.04% | Samsung | 29.99% | |
フィリピン | 12.22% | Oppo | 19.36% | |
インド | 2.97% | Xiaomi | 26.85% | |
オーストラリア | 54.45% | Samsung | 24.18% | |
アメリカ | 59.17% | Samsung | 24.46% | |
カナダ | 53.55% | Samsung | 27.45% | |
メキシコ | 18.97% | Samsung | 25.63% | |
ブラジル | 13.19% | Samsung | 45.26% | |
アルゼンチン | 8.18% | Samsung | 53.30% | |
イギリス | 50.44% | Samsung | 28.97% | |
フランス | 34.11% | Samsung | 31.79% | |
ドイツ | 34.41% | Samsung | 36.86% | |
イタリア | 19.56% | Samsung | 36.42% | |
スペイン | 19.12% | Samsung | 28.32% | |
スウェーデン | 53.16% | Samsung | 29.28% | |
ロシア | 24.33% | Samsung | 24.57% | |
エジプト | 27.98% | Samsung | 22.08% | |
ナイジェリア | 7.56% | Tecno | 27.93% |
OppoやXiaomiのハイエンドモデルがコスパいいのは分かってるけど、そういう話じゃねぇんだよな。
この手の自称事情通に多いんだけど、端末に関しては各ブランドのハイエンドモデルしか見えてないのに、数字はローエンドモデル含めて積み上げた数字を見てるんだよな。
最近増田でホットなAndroidとiPhoneの罵り合い。楽しいですね。
なんとなくこの業界に関わってきたので、どうして日本でこんなにiPhoneが支持されるようになったのか、ちょっと書いてみたいと思う。ちなみに俺は今は亡きS社(今は完全に消滅して、かつての本社は市役所になっている)でPHS(みんな覚えてる?)の開発に携わったのが最初。その後は出向で三浦半島の先の方で怒りのデスロードみたいな経験をしたり転職して某関西のメーカーでAndroidやったり。当時一緒にやってた人たちの一部は京セラに行ったけど、大体はどこに行ったか知らない。とにかく日本の一大産業であった携帯電話や基地局の生産や開発に一通り関わってきて、その衰退とともに生きてきました。
で、よく知られているように日本の携帯電話は1999年のiモードの導入から劇的に進歩し、ネットが見れるだけでなく、カメラも付きラジオも聞け非接触決済もできて音楽を聞いてテレビまで見れて、もちろん防水でアプリまで動かすことができた。カッチリ作られた二つ折りやスライド機構は触ってるだけで楽しかったし、こんな携帯は日本メーカー以外どこも作れなかった。
まあそれがガラパゴスと言われて後々の衰退につながるんだけど、実際はドコモはガラパゴスを良しとしてなくて、iモードを普及させようとして海外の携帯キャリアにガンガン出資していたし(その大半が失敗して莫大な損失が生じた)、ドコモの進出と同時に日本メーカーは高機能な携帯を世界に売り込もうとした。でも結局どれもうまく行かなかった。なんとか海外に地盤を築いていたのはソニー・エリクソンと三洋くらいで、三洋はアメリカのスプリントにCDMA携帯を輸出してそこそこのシェアを取っていた。ライヴァルであるモトローラとかサムスンの携帯を買って研究していたのが懐かしい。
後にAndroidやiPhoneがすごい勢いでエコシステムを世界に広げていくのを見ると、どうしてiモードにはそれができなかったのかなと思ったりする。まあでも日本メーカーの小さな筐体にぎっちりと機能の詰まった携帯は、個人的にはサイバーでありジョリーグッドで今でも好きなのだが、海外ではいまいち受けなかったし、ドコモにおんぶにだっこで儲けていたNECやらパナやら富士通は、お付き合い程度にしか海外進出をする気もなかったようだ。
当時すでにスマートフォンは海外ではそこそこ普及しており、SymbianとかPocketPCとかBlackBerryなんかの端末は結構海外のビジネスマンは使っていた。しかし日本ではいわゆる「ガラケー」のデキが良すぎてほとんど普及せず。シャープがWindowsCEを積んだW-ZERO3を出してたくらい(持ってた)。
で、2010年(追記:2008年の間違いだった、申し訳ない)ついにiPhoneが日本で発売。もちろん俺は買った。当時ソフトバンクの独占発売だった。よく知られているように、当時の論調は「iPhoneより日本のガラケーの方がずっと高機能」で、こんなものは驚異にはならないという話だった。確かにiPhoneはすぐに電池が切れるし、FeliCaも防水もワンセグもなし。文章のコピペもできないダメケータイだった。実のところ俺自身も使ってみて、こんなダサいものが日本の携帯に勝てるもんかと思った。しかしソフトバンクがiPhoneの未来イメージとシンプルで安い料金プランでガンガン攻めてきて、auやdocomoは対応せざるを得なかった。
まもなくシャープや富士通東芝、ソニー、NECなどが次々とAndroidスマホ発売。このあたりの大混乱の思い出はブコメでもよく見るけど、未だにどうしてこうなったんだと思わざるを得ない体たらくだった。iPhoneに対抗するためにキャリアがワンセグやFeliCaの搭載を求めたために、開発は難航。第一Androidの開発をしたことがある人なんていなかったし、そもそもスマホなんて作ったことなかったのだった。納期に間に合わせるためにやっつけて作ったソフトは不具合連発。一体何であんなもんを作ったのか未だにわからない、メガネケヱスと言われて1円でばらまかれたシャープの端末、まともに動いた時間のほうが少ないと言われたレグザフォン、ホッカイロスマホと言われ東京湾に在庫が沈められたと噂されたアローズ。この頃俺は端末の開発からは遠ざかっていたけど、何人が死んでるんだろうと思うくらい現場は悲惨だったようだ。
それでも各社はなんとしてでもiPhoneに抗おうと必死だったようだ。AndroidとiOSはほぼ同時期に出てきているんだけど、端末開発では若干iOSが先んじたが、実際のところ世界ではスマホのシェアはあっという間にAndroidがiPhoneを抜き去っている。しかし日本のAndroid勢はソニーエリクソンを除けば総崩れで、iPhoneを扱うソフトバンクへの流出が止まらない。まずauがiPhone4を扱うことに。docomoは当初ツートップ戦略というサムスンとソニーのスマホで推す作戦に出たが、それによってパナやNECといった古くから携帯を作ってきたメーカーが脱落。その後2013年にAppleに屈した。その契約は屈辱的な内容だったらしく、日経は「不平等条約」と書いた。専用の売り場を設けたりといったよく知られている事に加えて、一説によると販売する端末の3~4割がiPhoneでなければならないとか、iPhoneのために莫大な広告宣伝費を負担するなどである。未だに日本ではiPhoneが発売されるとauやdocomoがiPhoneのCMを流すが、あれにはAppleは1銭も出していない。全部キャリアの持ち出しである。彼らの強欲なやり方を告発した、「アップル帝国の正体」という本が出たのもこの頃だ。
結局の所キャリア各社はこの契約を履行するために、iPhone用のお得な料金プランや分割購入プランを作り、窓口でも積極的に売り込んだ。初期のAndroidスマホのできの悪さを見聞きしてきた人たちは一斉に乗り換えていった。キャリアはいままで苦楽をともにしてきた日本メーカーをあっさりと見捨ててAppleを推しまくった。この頃はAndroidの開発もこなれてきて割とマシなスマホを日本メーカーも作れるようになってきたが、もうキャリアも消費者も見向きもしなかったのだ。実際iPhoneは使いやすかったし、膨大なCMと提灯記事とキャリアショップのど真ん中で扱われたことで、もうスマホを買うことはiPhoneを買うことと同じくなっていく。
もうこうなるとiPhoneなしでは全くキャリア戦略は成り立たない。今に至るまでAppleと契約した屈辱的な関係を捨てることはできず、結局の所3キャリアはAppleの言いなりになって莫大な国富を貢ぎ続けた。まあ彼らのやり方がうまかったといえばそうなんだが、こんな事になってしまった国は日本くらいで、いまやアメリカをもしのぎ世界で最もiOSのシェアの高い国である。他の国ではiPhoneは一部の富裕層の持ち物であり、安くて高性能なAndroidスマホがとっくに主流になっている。iPhoneはそのCPUを除けばもうすでにイノベーションからは周回遅れであり、中国メーカーの作るAndroidがいまや先端を突っ走っているが、日本ではなぜか多くの人がiPhoneを最先端で最高性能と信じ続けた。
結果として、この給料のまるで上がらない国で、値段が上がり続けるiPhoneは売れ続け、日経が「最新のiPhoneは日本人平均給与の6割」という記事を書くまでになった。まあ別に何を買おうと勝手なのだけど、貧困女子といったタイトルがつく報道でカップラーメンをすすっている人が持っているスマホが、10万円近いiPhoneだったりするどこか歪んだ社会になってしまった。最近も同僚から「家族みんなでiPhoneを買い換えるので40万かかる」との嘆きを聴いた。OPPOあたりにしとけば全員分買っても10万で済みそうなのだが、その選択肢は彼らにはない。
とにかく日本のキャリアは総務省の顔色を伺いながらiPhoneを売るだけのAppleのポチになってしまった。auもdocomoも傲慢な連中だったが(もっと言えばNECもパナもry)、Appleはそれに輪をかけて傲慢でクズな会社である。彼らが電気電子産業が壊滅した焼け野原の日本から、ケツの毛一本までも利益をむしり取っていく現状は悲劇としか言いようがない。一社が支配的な力を持つ市場はろくなことにならないという証左であろうが、もっともそのクソに完膚なきまでに負けたのも我々である。ほんとすみません。
俺は岐阜のS社の研究所と虎ノ門のDDIポケットの本社を往復してた時代から、百花繚乱のごとく日本の携帯が咲き乱れた黄金期を生きて、それらが全部Appleになぎ倒されていく歴史の中に身を置き、どうしてこうなってしまったのか、どこでどうしたら良かったのかと今も思う。しばらくはiPhoneに使われる部品も日本製が多かったが、今や台湾や韓国にも負けてしまった。スマホのCPUを作れたのはルネサスだけでそれも一世代で消滅。メモリも液晶もだめになって、今やNANDとMLCCくらいか。最終製品を失った日本にもう一度半導体をと言っても虚しく響く。
まあ、もう50すぎのおっさんの独り言です。ちなみに私が使っているのはかつてアメリカ市場で我々とCDMA携帯のシェアを争ったサムスンのGalaxy。妻とむすめはiPhoneです。二人は絶対にiPhoneじゃなきゃいやだ、Androidは使いにくいといいます。おっさんはそんなことないと思います。でも、何言ってももう彼女らは「iPhone」なのです。
iPhoneディスり記事が人気エントリになっていたので感想。
https://anond.hatelabo.jp/20211004123017
50代リーマンです。iPhone4からのiPhone使いで、乗り換えるまでiPhone11使ってました。妻(iPhone12)娘(iPhone8)とiPhone一家。キャリアはauです。この度、XiaomiのMi11Lite5Gに乗り換えて回線もiijにしました。
なんで乗り換えようと思ったのかというとですね、老眼がきつくなってきて大きい画面のスマホが欲しくなったけど、iPhoneの大画面スマホはやたら高いからです。指紋認証が無いのもネガ要素でした。はてなーが気にするUSB-Cはあまり気にならなかった。なんてったってうちはLightningの充電端子が溢れていますから。それで、会社の若いのがAndroidを推すのでちょっと冒険してみた。OPPOと迷ったけど会社の若いののオススメでXiaomiに。
で、色々感想。まず、LINEの履歴を移行できないのは自分は特に気にならなかった。それ以外のアプリやデータは割と簡単に移行できます。写真はamazonフォトに全部あげて、アプリはこの際本当に必要なやつだけを選んで入れた。まあ実際に使うアプリなんてそんなに無いんですよね。だいぶスッキリしました。
iPhone11よりずっと画面が大きいし、それなのに軽い。これはホント助かりました。重量と目の疲れの両面が改善したからか、肩こりが改善しました。iPhoneは最新機種でも割と重たいのですが、なんであんなのをしんどい思いして使ってたんだろうと思います。iPhone11も電池持ちのいいスマホでしたが、Mi11も電池持ちはいいです。何より充電が早いのがいい。ちょっとバッテリーの負荷が心配になるくらい早い。
指紋認証は圧倒的に便利です。特にコンビニに並んで決済するときなんか、iPhoneだと今までマスクも取れないしレジの前でいちいちピンを入力してましたから。カメラはあまり凝らないからわからないけど、妻のiPhone12や私のiPhone11とそんな違いがあるとは思えませんでした。ただ、起動はiPhoneのほうが早いですね。
地味にいいと思ったのが、フローティングキーボードが使えることです。大きな画面のスマホだと文字入力がしにくいかなと思ったけど、コイツのおかげでキーボードを画面の真ん中くらいに持ってこれるので、重量バランスの良いところを持って片手で楽に入力できる。なんでiPhoneはこれが使えないんだろう。iPhone11だと常に画面の下の方を持たなければならないので、重量バランスが悪くもともと重たいのも相まって指が疲れました。
画面分割も便利だろうけどそうそう使わないかな…そうですねあとはChromeでパスワードやログイン情報がパソコンと共有できるところ。iPhoneでもChromeを使えば出来るんでしょうが、Androidはデフォルトブラウザに出来るのでこっちんが便利です。まあ色々書きましたけど、総じてこちらのほうが優れていると思いました。旧機種のiPhone11と比較しているので当然といえば当然なんでしょうが、でもサブブランドで安くなったiPhone11を買うよりも、まだこのXiaomiのほうがずっと安くて優れているわけですから。
そして私も、確かにiPhoneを買う理由はもうないのかと思いました。それはスペックとか安さがどうというのも大きいですが、純粋にAndroidのほうが使いやすいからです。今まで中華Androidは使い勝手はいまいちだけどコスパよしみたいな認識だったけど、それは間違いでした。こっちんが使いやすいです。はい。
あと残る理由はセキュリティと中華端末であるがゆえの不安でしょうかね…それが怖い人はPixelとかを買えばいいんでしょうが。ただ、Appleという会社もそんな信用出来るわけじゃないし、AppleはいいけどXiaomiは危険と言えるだけの根拠もそう無いような気がする。気休めですかね。ただXiaomiの端末はしょっちゅうXiaomiクラウドにデータを上げるかと聞いてくるのが怖い。いちいち「いいえ」にしてますが、オフに出来るんでしょうかね、これ。
最後に、一番地味によかったのは、もうキャリアで月賦で二年ごとにうんたらかんたらみたいのから、完全に開放されたことです。今回も2年の乗り換えプログラムみたいなのを使って新しいiPhoneにしようかなとも思ったんですが、キャリアの都合の月賦やら割引やらで右往左往することが無くなって、好きなときに安い端末を買って格安シムで運用するほうがずっと精神安定上いいとおもう。もちろん、キャリアの作ったレールの上でiPhoneを買い替えて使うほうが楽という意見もあると思いますが、私はもうそういうのは嫌だな。
私自身、そんなにお金に困っているわけじゃないけど、2年とか3年毎に十万円のスマホを家族みんなが買い換えるとか、毎月5,000円近い通信量を収めるとか、そこに使うお金があったら別のことに使いたいと思うようになったのもあります。しかし娘と妻は当面iPhoneを使うんだろうなぁとは思いますよ。娘(JD)は絶対にiPhoneじゃないと駄目といっていました。まあそういうもんでしょう。
追記 iPhoneでも今やChromeをデフォルトブラウザに出来るらしい。知らなかった。以前は出来なくてアンインスコした覚えがあるんですが、時代は変わったんですね。
いや何いってんの?
Appleは中国のファブが磨いてきた枯れた技術にお墨付きを与えるようなモノづくりをしているだけ。先端を追わずに、いいとこ取りしていく狡猾なスタイルだよ。そのくせものすごい精度を求めてくる、生産者としては厄介企業。
例えば最近で言うと、シリコン酸素アノード電池を実用レベルにもっていき製品化したのも中華メーカーだ。これも現在のものを置換えていくだろう。
画面内指紋認証技術もたくさんの機種に搭載されてきた中で着々と世代が進んで高精度化している。
画面内インカメラについても、去年夏、実用化されたZTE Axon 20 5G(≒Rakuten BIG)では酷評が多かったが、最新の第3世代になってくるとXiaomiやOppoにも今夏の採用機種がでるほど品質面の問題がなくなってきたという事情がある。
https://anond.hatelabo.jp/20211004123017
この増田、薄っぺらい理由でiPhoneを貶めてる気がして全然フェアじゃない気がする
しかもどっちかというとAndroidがメイン機、iPhoneはサブっていう運用だったがつい最近iPhone単独運用に切り替えたのでその理由を解説する
Androidは激安クソ品質のXaiomiだけじゃなく、高級路線のASUS Zenfoneやコスパ最強OppoのReno、キャリア・国内系だとSONYならXperia、SHARPならAQUOS、サムスンのGalaxy、その他Rakuten Mobileオリジナルとかdocomoオリジナルとか死ぬほど機種がある
そんで機種の選定は基本的にSoCの性能をベースに考える必要があってSnapdragonの何を使ってるか、メモリ量は、カメラ性能は、バッテリーはって感じで無限に考える必要がある
性能面でバッチリな機種に出会えたとしても実物がガッカリ品質なことや色が好みじゃ無いことも多いし、そもそも実物確認できない場合も多い
おまけに特に中華系は最初の1年はまともなんだけど2年目から全然使い物にならないってことも多いし逆にAndroidの最新版が落ちてこないことも多々ある
「最近はマシになった」
と言われても最近から1年も経ってない以上は信用できないしそもそもAndroidのようにOSと機種が別々に提供される以上はリスクが必ず残る
加えてHUAWEIみたいにBAN食らってGoogle Playから閉め出されるとかいうリスクも相当に高い
iPhoneは機種が増えたといっても数は少ないし家電量販店に行けば必ず実機を触れる
加えてOSと機種を同じメーカーが手がけてるので古い機種へのサポートも万全で
未だにiPhone 6 plusが使えるし、今使ってるiPhone 12はあと数年は確実に使えるだろうという安心感がある
こういう考えるコストを減らすっていうだけでもiPhoneはかなり有益
iPhoneが未だにLightningなのには本当に驚いている
Android系がType-Cなのにも驚いている
もう時代はとっくにワイヤレス給電のQiになってると思っていた
iPhoneの場合はMagSafeでピタッとくっつくから全く不自由ないし、特に自動車で充電するときが便利すぎる
Lightningの口は全く使ってないから塞いでおきたいぐらいだ
これはiPhoneの利点という訳では無く、Android使ってたときもQiを使うか、そうでなくてもマグネット系のケーブル買ってきて抜き差しをしないようにしてた
充電口を無くすことが故障率を下げる有効手段なのだからQiを推進して欲しいし、なんなら充電口なしっていう尖った機種を出してもいいと思う
いつまでType-Cのケーブル選びで消耗するの?ワイヤレスでいいよ
iPhoneはカメラ性能をやたらCMするし、13だとシネマティックだなんだとCMしてるけれど
特にSONYがIMX586(4800万画素CMOS)を発表したあたりで歴然と差が付いた
他にもHUAWEIは6400万画素とか、Xiaomiは1億画素とかもう無茶苦茶になってきてる
ただ、この高画素に耐えうるだけのレンズ性能はまだないので実用上効果があるかはかなり疑問だ
今のiPhoneの前はZenfone 6を長らく使っていたので4800万画素の写真も撮りまくったが
最初の1ヶ月ほどは楽しく撮影していたものの、途中から「そもそも写真とは」という考えに陥り
ちなみにiPhone 13ユーザが「手ぶれ補正が凄い!」と喜んでる姿を見るが
残念ながらZenfone 6の時点でその程度の手ぶれ補正は付いてたし、HuaweiやXiaomiも同等の機能は昔からある
結局のところこの理由はかなり大きい
iPhoneのみで発表されるアプリはあっても、Androidのみっていうアプリはほとんどない
もしくはAndroidで発表されてるアプリの品質は悪いけれどiPhoneはまとも、っていうのもよくある
最近だとClubhouseがそうだったし、Cocoaアプリなんかも記憶に新しい
IoT系のデバイスとかAndroidもアプリがあるけどバグ修正が放置されてて実質使えないとかも多々ある
仮に限られたリソースでiPhoneかAndroidかどっちかでリリースしろと言われたら間違いなくiPhoneになる
ワールドワイドで見てみればiOS vs Androidという形ならAndroidなんだろうけれど
前述したように期首が乱立しまくってるのでAndroidでアプリを公開すれば全機種で使えるというわけじゃない
アプリ開発者からするとiPhoneに対応さえすればかなりの人数にリーチできる
このアドバンテージは恐らく逆転することが無いだろうしiPhoneの最大の利点だと言っても良い
Googleはこれを挽回したいからPWAとかFlutterとかを進めているがAppleは乗り気じゃ無い
結局、iPhoneを使う人がAndroidを使えば不満が出るだろうし、逆もまたしかりだと思う
iPhoneのこれを使いたい、とかAndroidのこれを使いたいっていう明確な理由があるならその機種を使えば良くて
そうじゃないなら乗り換える必要がない
他人が何を使おうがPlayStationとSega Saturnの争いのように勝った方が有利になることもないので
使いたい方を使わせればいいと思う
Xiaomiは新進気鋭のスマホメーカーとしては一番ガジェオタ受けするメーカーだからね。
界隈の国内外のブログ・動画レビューとか見てればそのモノづくりや理念に対して好印象持つようになるのは自然なんよ。
無知で国粋主義にまみれてるせいでそういう視座がない人の目には盛り上がりが異様に映るのは仕方ないかもしれんが、スパイ呼ばわりするのはアルミホイル巻いた方がいいですわ。
中国というだけで確かに色々ほじくられて悪く言われることも多いし、社員の中には反日な人もいるかもしれん、文化の違い的な意味で失敗もするかもしれんけど、企業としてはちゃんと国際的なポリコレ感覚に沿った正しい対処をしてるよ。若いベンチャーだったのは少し前の話、今やFortune500に載る大企業だからね。企業自体が邪悪なことをしている明確な証拠は一度も挙がってない。ゴシップみたいなサイトに惑わされんでほしいね。
Xiaomiは中華イヤホンで言うKZ……いやTFZ……いやもうちょっと上品にMoondropか……あたりの、中華ゲーム開発で言うならmiHoYoあたり、OppoはYoster、みたいなさ。Huaweiは民間企業と言い切れん立ち位置特殊枠だから除外してね。
要するにそのへんのマニアは一目置くブランドなんだよ。中華の中にも、洗練された優れたものはあるし、そうではないものもある。そういう部分がマニアには見えてるわけよ。