はてなキーワード: 上前とは
はてなでは無職中年男の自分語りが大バズを記録し、Twitterでは中年童貞によるイケメン中学生との思い出話が大盛り上がりだ
実は、こうした現象がそのうち発生するであろうことは俺は予想していた
年々パートナーがいない孤独な中年男性が増加していることは、統計上明らかになっていた
一方で、メディア上では中年童貞男性に対しては、嘲笑混じりの侮蔑的な切り取り方がちらほらと見られるぐらいだった
当事者の悲惨な、身を焦がすような痛みに寄り添ったメディア表現は、ここ日本ではほとんど皆無だったと言っても良い
明らかにマイノリティとは言えないほどの潜在勢力を持ちながら、当事者同士は世間からの迫害と嘲笑に怯えて、ひっそりと暮らしている
誰かが声を上げるのをみんなが待ち望んでいる状態だったのだ
今回のネット記事のバズりだけでなく、今後も中年童貞男性の声はメディア上でどんどん勢力をましていくだろう
ちなみに、この点で言うとやはり欧米人は偉くて、日本人はアホなのだ
フランスのミシェルウエルベックなど既に10年以上前から中年童貞男性の苦境を扱っているし、
近年大ヒットしたアメリカのジョーカーも同様の点に目をつけている。
日本のメディア作家は頭が鈍くて目が曇っているので、現実が見えておらず、だからくだらない作品しか作れないのだという確信をますます強くした。
「恋の、答え。」という特集の号で、男友達を好きになった15歳の男子からの相談にこう回答したからだ
https://twitter.com/marinderr/status/1316695737837654016
価値観やジェンダー認識が古い、時代遅れ、これがクドカンとの差、20年以上前の中島らもの回答を見習え、BRUTUSは廃刊にしろ、などさんざんな言われよう
あげくのはてにセクシュアル・マイノリティのために活動している市民団体まで抗議の声を上げている
https://twitter.com/Rainbow_Action/status/1316968495196872704
でもね、ちょっと待って
そして最近のネット(特にTwitter)の炎上にありがちな「書かれてないことを読み取って」ない?
ここからは松尾ちゃんと呼ばせてもらうけど、松尾ちゃんの回答しっかり読めよ
松尾ちゃんは「友達関係を続けたいので、できれば好きな感情を沈めたい。踏ん切りをつけたい」という質問者に寄り添った回答をしている
踏ん切りをつけるために自分のセクシャリティを確かめてみろ、って言ってるだけ。その男友達を思ってオナニーできるかどうかで
「肉欲に昇華して」に噛み付いてる人も多いけど、なぜ「昇華」って言い回しを使っているのか考えろよ
松尾ちゃんは肉欲を下に見てない。肉欲とか性欲を下に見てる、汚いもののように捉えてるのはあんたらや
そもそも松尾ちゃんは平等なんだよ。ホモだろうが肉欲だろうがダウン症だろうが天皇だろうが笑いにできるものは平等に笑いにする
https://anond.hatelabo.jp/20201011102542
増田さんから見ると「錯覚」に見えるのだろうけども、本人は錯覚じゃなくて本当のこととして充足してるんじゃないかと思うんだよね。
ひろゆき氏が言ってたけど、「コミュニケーションとれてる」と認知する条件って個人差が結構あるみたいで、VTuberがしゃべってて自分は文字打って、自分の文字がVTuberに読まれると楽しいんだけど、それでコミュニケーション充足しちゃうんだろうね。わたしのことですが・・。昔はねとらじでもコメント読まれると喜んでたし、10年以上前から俺やること変わってないんだよね。
ただコミュニケーションが成立すること自体が楽しくて、コミュニケーションの内容はあまり重要じゃないっていうか。コミュニケーション成立によって脳に「快」を供給することを欲していて、いわばおしゃぶりのようなものなのかも知れない。たとえば喫煙者はタバコを吸い始めるときに理由も動機もないでしょう?NO REASON, IT'S AUTOMATIC.
口寂しくてガムを噛んだり、手持ち無沙汰で貧乏ゆすりしたりハンドスピナー回したりするでしょ? ハンドスピナーとかフィジェットキューブなんかを「ADHDおしゃぶり」と形容してる人もいた。
たぶんAIがすごい賢くなってくると、もうAIと喋るだけで満足するようになると思うんですよね、マイクロソフトがLINEのAIやってる「りんな」ってあるんですけど、たまに話しかけるとドキっとするような的確なレスポンスが返ってくるんですよ。
キズナアイはナンチャッテAI(設定)ですが、いずれはガチのAIによるVTuberが登場するだろうし、いわゆる"Virtual Being"というやつ。それが将来的に自分の推しになるのだろうなと思ってる。AIなら永遠だし、自分の寿命が尽きるまで人生の伴侶たりえる。運営側の仕様変更があったりすると悲しいので自分のレンタルサーバーでホスティングしたいな。
Vtuberは面白いから観るものではない https://anond.hatelabo.jp/20201020124205
一人暮らしをするまでずっと実家で、実家では母親が作っていたから自炊をしたことがなかったらしいけど。
何か作るたびに見せてくる。
最初は楽しくてしょうがないのだろうなと思って「美味しそうだね」だったり「頑張ったね」と返していたものの…
私も一人暮らしだが、料理は実家のころから家族の分を作っていたし普通にやる。
いちいちそれを見せるという発想はない。
送られてくる写真はいわゆるワンプレートというやつでおかず一品+白ごはんが一緒になったもの。
もう25年以上前になる中学生の頃、自習の時間でひきつり笑いが止まらなくなり先生に殴られた事がある。
仲の良かった友人と通路を挟んで左右の席だったのだが、シーンとした自習中の教室の中でお互いに小さな声でささやき合って笑いを堪えるという本当にしょうもない遊びをしていた。
典型的な内輪ネタであるが、面白いエピソードのあるクラスメイトの名前をささやいたり当時流行ってたフレーズをささやいたり、今考えると本当にしょうもない事なのにシーンとしたクラスの中でギリギリの声量でささやき笑いを堪えるという緊張感がたまらなかった。
最初は「伊藤…………高橋……」とか普通の単語をささやいていただけだったのだが、そのうち俺の方が調子に乗って「青木………ブルー木」とか一部を英語にしてささやきだした。
すると友人はさらに調子に乗って「……貴乃花……貴乃フラワー……」と力士の名前の一部を英語に変換し始めて対抗してきた。
今となっては何とも面白くないし、思春期特有の笑いのハードルの低さだったり、シーンとした空気の中で俺たちのふざけ合いに他のクラスメイトも肩を震わせて笑いを堪えてる状況なども加わりどんどん空気がヤバい方向へ進んでいった。
ヤング乃花や武蔵サークルなど横綱への誠意のかけらもないフレーズが飛び交ったその時、俺はもう限界で笑いを堪えるあまり鼻の息が豚の鼻みたいに「ブゴッ!」ってなってしまいそれがトリガーとなり俺たちは笑いが堪えきれなくなってしまった。
もう息ができないくらい笑いが止まらなくて、今まで笑いを堪えてた周囲のクラスメイトも一気に大爆発して静寂が破られた。
自習の見回りに来てきたT田先生がツカツカ俺たちの方に歩いてきて何か怒号をあげた(「静かにしろ!」とかたしかそんな感じで)。
クラスメイトは笑いが止んだが、俺と友人はまだまだひきつり笑いが収まらず涙を流して爆笑していた。
怒りが頂点に達したT田先生が、俺と友人に凄い勢いでビンタをして俺はイスから転げ落ちて教室の床に尻をつきさすがにこれで笑いが止んだ……かに見えた。
せっかく静かになったのに、あろう事か今度は友人の鼻が「…… ブゴッ!」と豚の鼻になりまたトリガー発動、思い切りビンタされて痛いのに痛さ以上にもう笑いが止まらなくなりT田先生に身体をグワングワンされて怒鳴られまくっているのに俺たちもクラスメイトも笑いが止まらなくなってしまった。
T田先生は怒って出て行ってしまうし、クラスの真面目な女の子もめちゃくちゃ怒って泣くし、そのあとの時間から担任や体育教師にちびるほど怒られ、部活の担任に泣くまで怒られ、親にも電話され怒られ散々な目にあったのは言うまでもない。
T田先生には完全に嫌われてしまい、俺と友人はテストで毎回100点近い点数を取っても5段階評価で3しかつけてもらえなくなってしまったのが残念だった。
今では僕も悪友もどこにでもいる普通のサラリーマンとなり、人の親にもなり、あの時のようなくだらない事で笑わない大人になりました。
俺も24〜27の頃に引きこもりで、そこから社会出た口だから超わかる。
増田の助けになるかわからんし、今から10年以上前にやったことだから、
時代も変わって役に立たないかもしれんけど、昔の自分見てるみたいで少し語りたい。
まず一番大事な「あー、俺このままだとやばい。。」って認識を増田は持ってる。よって、全然間に合う。
俺は25の時は「まぁ、まだいっかー(よくないけど)」って感じで、
27の終わりが見えたくらいで、「あ、このままだと手に職つけないで20代終わる!!」って危機感が出て動けた。
その時の俺よりも2歳も若く30ニートを想像してるだけで、俺より全然すごい。
で。事務手続きとか、面接応募とかそういう社会へのアクセスが嫌なんだよな。
超わかる。俺もものすごく嫌い。社会人になった今でもあまり得意じゃない。
(やらなきゃならない手続き類を締め切りギリギリまで伸ばすし、人にメールするのも嫌い)
でも、当時も「これできないと人生が「詰む」」って思って分析して、何が嫌なのかを考えたのよ。
俺の場合は2つあって
メールで文章を送った時に、言い回しが失礼で嫌われないかな?とか、
職務経歴書に空白期間あったらヤベえやつって思われないかな?とか、
もう、動こうとしてる側から、そういう思いが溢れてきて
あー。やだ。あー。やりたくないってなっていた。
アンケート答えて終わりとかじゃなくて、
役所から住民票もらって、職務経歴書書いて、履歴書書いて、母校で卒業証明もらって
みたいな4つも5つもステップがあって、
しかも短時間で片付かずに資料くるの待って・・・。みたいな感じが苦手だった。
大体、こういうのは他の人とのやりとりも発生するから1)の理由も重なって
動けなくなってた。
やらなきゃいけないタスクの順番と内容を書き出して、
大きすぎる作業はできるだけ細切れにして、それを1日で終わらせる挑戦をすること。
できるだけ効率よく、5分10分の時間を積めるように行動を作る。
履歴書買ってきた→終了
まあ、拙いGTDみたいなもんなんだけど、
人のレスポンスとか気にしにくくなる。相手の反応考えてる時間あるなら、
で。終わるとめちゃくちゃスッキリするのよ。
まぁ、たいがい翌日スッキリして何もやらないんだけど。
とにかく「相手の反応を考えない」ことに特化すると動けるようになるかも。
よかったらやってみて。
私はシンガーソングライターAを贔屓にしている。
Aは邦楽歌手として幅広い世代に知られ、ヒットソングを何曲も出してきた。
またその歌詞は、平易な日本語が組み合わさっただけなのに、独特の不思議な世界観を持っている。
先日、TwitterでフォローしているAのファンが、ある投稿をリツイートした。
その内容は「野菜を題材にした、Aの楽曲の替え歌の歌詞」で、それを見て興味深いと思った。
というのも、替え歌は色々な人がよくやっているが、数々の野菜に注目したものは初めて見たからだった。
件の替え歌を披露したアカウント主Bから、野菜の詰め合わせセットを購入したという内容だった。
歌手の名前や曲名にあやかった店などいくらでもあるはずだし、Aの曲名を冠したカフェをファンが経営していることも知っている。
なぜ私はBに対してだけ不快になったのか、不快の中身は何なのか、考えた。
まず一つ目、私と同じファンのはずの人間が金儲けのためにAを利用したことに対する怒り。
Bのフォロワーは千人もいないし、替え歌ツイートも決してバズってはいなかった。
また使われている曲名はアルバム曲の中でもマイナーな部類のものであり、「日本語の平易な名詞」である。
Aのヒットソングを商品名にするならともかく、コアなファンではない人達には、商品名を一見しても意味がわからないだろう。
しかし替え歌は一年以上前から継続して作成・ツイートされており、その間に商品の説明ツイートが挟まっている。
現にBのフォロワーは共通のファンとしてBをフォローし、(恐らくそれがきっかけで)顧客として商品を購入した。
私の目には、Bが「商品名」と「替え歌」によって商品と何の関係もないAを無理やり結び付けて、宣伝に利用している様にしか見えなかった。
その差に自分の好きなものを利用された、そこに私は怒っている。
(蛇足:Aの曲名を冠したカフェに腹立たないのは、売上を左右する店の雰囲気に影響する
「BGM」にAの曲を起用し、店主が使用料を然るべき機関に支払っているからだと思う)
二つ目、Bの行動が法律的には全く問題ないことに対する腹立たしさ。
Aの公式ホームページには、著作権やパブリシティ権に関する注意喚起が明記されている。
仮にBがそれらに違反しているならば、私は即座に公式ホームページの問合せフォームからこの件を報告するだろう。
しかしながら、曲名は著作権の範囲外であるし、Bのタイムラインに公式の写真やイラストは一切載せられていない。
Bは法を犯していない。でも営利は得ている。
有名な食品会社が同じことをしたらどうなるか。コンプライアンス違反を問われないだろうか。
私は部外者であるにも関わらず、このことに勝手に腹を立てている。
野菜の種類や数によって価格の異なるセットが数種類用意されており、それぞれに異なる楽曲名が付けられている。
それぞれの曲に、異なる値段。
仮に「松」「竹」「梅」という曲があって、それらが高額な順に付けられているならまだユーモアを感じられただろう。
フォロワーがAのファンばかり、かつBもフォローしている人が複数いるアカウントでこんなこと呟けないし、
Bに見つかって訴えられでもしたらアホらしいので、ここにひっそり垂れ流す。
元はそこそこ重度なオタク(公式グッズも買うし、同人もやってた)だったけど、仕事の忙しさandちょっとメンタルやられた上に、最後に同人誌描いてたジャンルで完全に同担拒否拗らせて同人から離れた末、脱オタ。
そんなこんなで、今は仕事が落ち着いてるから、休みは実家の部屋を片付けしに帰ったりしてるんだけど、10年以上前の同人誌とかごろごろ出てきた。パラ見したけどやっぱ神の本は神だった!
学生だったあの頃、オタク事に全力で、イベントでは肩が千切れそうになるくらい同人誌を買い漁ったり、下手くそながら自分でも徹夜で本を作ってイベントに行ったり、公式グッズを複数買いして知らない人と交換したり、楽しかったな。
現役でオタク事を楽しんでいる学生時代の友達が今日久しぶりにスパーク(同人イベント)一般で参加したみたいで、とても楽しそうなツイートをしていた。そのツイートを見てイベントのワクワク感を思い出して懐かしい気持ちになった。好きなものに浸れる空間って最高だよなあ…!脱オタしたけど楽しかった思い出はキラキラ輝いている。
自分が命削る思いで書いた二次創作のパクリを発見した。相手も同じ二次創作ね。
改変してるところはあるから丸々パクリではないけど、言い逃れ出来ないレベルであらすじが似てる。あと絶対ちょっとやそっとじゃ思いつかないはずのアイディアもパクリの方でバンバン出てくる。出し惜しみなしか。
なんならツイッターで私がよく発言してた好きな本に似てるとこまである。私の書いた本と私の好きな本のキメラか?
さて、そんな話を読んだ私のお気持ちは。
だって私の本、性癖込めまくって書いたんだもん。死ぬ程偏ってるって自覚してるもん。誰も書いてくれるわけないから自分で書いたんだもん。
それをさ、同じ展開で別の人が書いてんだよ?
当たり前だけど同じ言い回しにはならないし、その人のオリジナリティも楽しめるし。
私すごい文字数書いたんだけどさ、その人もいっぱい書いてくれてんの。しかも連載。
それ私の本が下敷きになってるから続きの展開が私にとって面白いこと保証されてんの。
オリジナルな展開が出てくるとさ
「そういうの見たかったんだよね〜!」
ってわくわくしちゃってんの。
好きな本と酷似した展開挟まれるとニタニタしちゃうね。わたしもそこまで大胆に引用してみたかったな〜。
そもそも二次創作といえどパクリなんてしていいものじゃないしね。多くの作者にとっては不快感でしかないだろうし、これを表で「OK!!」って言うのは絶対によくない。わかってる。
二次創作といえど著作権は認められるって判決も出たばっかだし。
だけど、パクられてわたしは嬉しかった。読んで最高に楽しかった。
何度も噛みしめたくて本にした私の頭の中だけの性癖ストーリー、再放送を自動書記してもらった気持ち味わえた。
ここまで書いといてなんですが
そんな気持ちでパクリとはいえ時間と気力削って書いたはずの小説をパクリ元にニチャニチャ笑いながら読まれてるってすげぇホラーだと思うからよい子はパクリしない方がいいと思いました。おわり。
前回の日記 → 結婚して妻の姓になり7年がたった
僕は前回が初増田だったのですが、予想以上にバズってびっくりしてます。今見たらトラバもまたすごいブコメ数だし……。
生天目(ナバタメ)家の長男だった増田は靏岡(ツルオカ)姓の女性と結婚し、増田の方が名字を変えてツルオカになりました。養子縁組はまだなので、純粋に名字だけです。例によって固有名詞は全て仮名です。
今回は前回の続編と言えばそうですが、名字やら手続きマニアとは関係ないつまらない話です。こういう他でできない自分語りができるのが増田の醍醐味ですよね? 使い方あってる?
なんやかんやあってその後母も亡くなりました(父はこの10年以上前に他界)。これはその時起きたエピソード。父が死んだ時には茫然自失で何も記憶がない僕ですが、母が死んだ時にもやはりだいぶ参っていたようで、以下の話は後から聞いて知ったのでした。
通夜の席でのことです。母は近隣の八木(ヤギ)家の出身でしたのでその場にはヤギ家の面々が勢揃い。遠方のナバタメ家はちらほら。妻のツルオカ家はもっと遠方でしたのでその時には妻以外おりません。そこでナバタメ家のミキコ叔母さん(父のすぐ下の妹。長女)が発言したのです。
「ショウコさん(僕の母)はナバタメのお墓に入るのだけど、私の代はともかく、息子の代になってもお墓がきちんと管理できるかわからないの。だからしばらくしたらキョウイチ兄さん(僕の父)共々別にお墓を作って移って欲しいわね」
その場で僕は生来の暢気な気質からなのかあるいは精神が参ってどうでもよくなっていたのか「へえ。それは大変ですね。そうしましょう」と答えたのです。
しかしこれにはヤギ家の面々が激昂。「ふざけるな!葬式前から墓を出ろとはなんという言い草だ!」いやあ、これはもっともですね。ミキコ叔母さんも流石に空気が読めなさすぎです。
ナバタメ家は結構大きく、正月には一族の女性が作ったおせちを大広間で食べ、子供たちは当主である祖父から順にお屠蘇とお年玉ををもらうような家でした。僕の父は当主である祖父の長男だったのです。でもなぜか父は家を出て若くして死に、祖父が死んだ時には僕は母に相続放棄をさせられました。何があったんでしょうね? 母はナバタメ家に隔意を抱いていたみたいだし、僕の改姓にあんなに反対しなくっても、ねえ?
さて、その通夜の場は無事に終わった(らしい)のですが、結局お墓は移ることになりました。とはいえ、昨今そんな簡単に墓地は買えませんし、墓石を建てるお金もありません。
ここで非常に運が良かったのは、ナバタメ家とヤギ家のそれぞれの菩提寺、大妙寺と寂光寺は宗派が同じであることでした。寂光寺にはヤギ家の納骨堂があり、そこに骨壷を移すことを両寺の和尚様に了承していただけたのです。
大妙寺の和尚様の立会いでナバタメ家の墓から父と母の骨壷を取り出しました。墓石の下部には蓋のついた空間があり、そこに骨壷を入れることができるのです。知ってました? 僕はてっきりスコップで土から掘り出すのかと思ってましたよ。
そして骨壷を抱えて母の地元にある寂光寺に向かいました。人生経験豊富なはてなー諸氏におかれましても、両親の骨壺を持って旅をした人はなかなかおりますまい。割れたらえらいことになりますからね。緊張しました。
この後も納骨堂追い出され未遂やら遺産相続争いなどの面白イベントがあるのですがそれはまた別稿に譲りましょう。最終的には、数年後にナバタメの叔父から連絡があり、この問題は解決しました。
「ミキコ姉さんがそんなことを言ったのだとは知らなかった(叔父は通夜の席におりませんでした)。ナバタメ家の墓はこれを機に姉さんではなく自分が管理するようにしたから問題ない。もしそちらが望むなら、キョウイチ兄さんもショウコさんも戻ってきて構わないよ。」
一体姉弟間で何があったんでしょうね? 僕はあんなこと言われましたが、ミキコ叔母さんのことはさっぱりして好きなんですよね。空気の読めないところとか僕も似てますし。まあ母はそういうところが苦手だったんだろうな、とは思いますが。
骨壺どうしましょうかね? とりあえず、いざというときに行き場がないということだけは避けられたようです。よかったよかった。
人間であれば誰でも参加できる男女論を、簡単に接続できるインターネットでやってるんだから話なんてまあ通じない。
知らない相手の情報なんていちいち見てらんないから話してる相手のことなんて男か女かくらいかしかわからん。がんばっても性的指向とかフェミか規制反対派かとかそんくらい。それも別に本当かどうかわからんし。
悩んでる人が何か発信するのには拡散力に於いて向いてるのかもしれないけど、属性に分かれて議論なんかして何か結論が出ることとかあるのかな?
15年以上前の2ちゃんにも男女板ってのがあって、いろいろと議論してたけどまぁ平行線だった。
男女板を見つけたときは「こうして多くの議論が交わされ理解が深まり世界はより良くなる」とか思ったけど普通にそん時とおんなじようなことをこうして別の場所で別の人間だと思われる人たちが議論している。
そんなことより知り合いの人に優しくしたり会話してみたり思ってることを伝えてみたりしたほうがその持論が活かされるのではないかと思っている。
そしてそれは30代から始まるのではと。
親は私が子どもの頃(つまり親が30代の頃)、好きな漫画を教えたり読ませたりすると、「AKIRAの影響受けてるから」とAKIRAを差し出して読ませて来たりした。
妖怪漫画を見せれば水木しげるを、少女漫画を見せれば美内すずえを納戸から取り出してくる。
肝心の漫画の感想は「まぁ、面白いんじゃない?」で、子ども心にちょっと小馬鹿にされてるのがヒシヒシ伝わってきた。
好きなアニメを見てても、横で父親と「○○の系譜だ」「今時の子はこういうのが好きなのか」とぺちゃくちゃ。
そして「今、私が新しいと思っていて、大切な人と共有したいこと」を「二番煎じだ」と遠回しに指摘して、一緒に楽しんでくれない。
そのくせ、勧められた漫画を「面白かった」と言った時だけ機嫌が良くなり、自分が子どもの頃、それがいかに新しかったか語った。
そして現在。
30代になった私の友人が最近、なろう小説でパクりを見つけたと、
十年くらい前のアニメから引っ張ったネタパク(曰く、モノローグが作中モノローグの改変コピペに見えるらしい)を指摘してきた。
「こんなのがランキング上位なんだけどww 今時の子は○○も知らんのか」
そりゃ知らんやろ。なろう現役世代が10年前に深夜アニメとか見てる訳ないやろ。
せいぜい親の録画を横で見てたくらいのものだろう。
因みに友人も息が長い…というか、10年以上前にハマったジャンルに未だしがみついて、「○○が劣化した」「ファンに媚びるようになった」とか言ってしまうタイプで。
私は今、twstにハマってるのだが、布教する度に外側の騒動を拾って来て「厨ジャンルなんでしょ? やだよw」とマウントを取ってくる。
キャラを大事にしてるゲームなのに、布教した際に「推し声優のキャラが実装されたらやる」と言われた時は殺意も芽生えた。
多分だけど、彼女、興味はあるのだ。
興味はあるのだけど、決定打がないので、外側の浅いところを突き回してマウントを取っている。
そのくせ、その外側の浅いところが全てなので、私の話とか聞きやしないのだ。
多分、始めたは始めたで、「顔のいい○○じゃん」と暫くネタ弄りで来るだろう。
彼女は5chとニコニコ全盛期が受け止められるMAXの情報量なので、あの頃のような弄りから入らないと新しいことが理解できない。
今のところ、私はまだ『余白』を持っているつもりでいるが、私と彼女は同級生。
もう少ししたら私も、男性アイドルもののゲームをみんなドルマスやうたプリのパクり、ループものをみんなまどマギのパクり、SFをみんなAKIRAの系譜と言うようになるのだろう。
そうしないと、新しいものは刺激が強すぎて老化で神経が保たなくなるのだ、多分。
大まかな旅程だけ決めて細かい部分はいつも直前に調整してる 今回も同じようにしようとした しようとしたんだけど
残り三日という夜に例のMVが公開され、精神を完全に持っていかれてしまった…
5年以上前にどハマりしていたカプが、カプが、すげえもう、なんかもうすごいことになってて、脳内を完全に支配した
私は複数のジャンルを兼業できなくて、一回ハマったらそれ一本でしばらく生きるし私生活でもそれしか考えられなくなる。
だから一人で旅行するときはいつも熱が高くならなそうなタイミングをなんとなく選んでいた。カプが脳内を駆け巡っていて忙しいので、別の娯楽に対する集中力が皆無に等しくなるのだ。
今の小規模ジャンルも斜陽になりかけてたし行けるだろうと思ったところでこれ。これ。
案の定旅行はボロボロでした。カプを見たくて見たくてたまらなくて観光や温泉どころでは無かった。ギリギリ最低限の名所は行ったけどもっとやりたいことあったのに早朝4時まで支部とツイッター漁ってたらそりゃ無理に決まってるよね。
ちょっと高めのホテルとったのに結局家と同じように寝転がりながら延々とスマホをいじっていた…
まあでもオタクの性だよこれは 正確にはカプ厨の性か 仕方なかった 仕方なかったんや、、