はてなキーワード: ネイルとは
女性という性を不適切に扱ったんだから男性という性も不適切に扱えばいいんだろ
このくらいのことを公の場の広告に使う美少女キャラに言わせないと温泉むすめのミラーリングにならないだろ
ちゃんとやれよ
で、新生活に必要な家具家電など諸々、全て従兄弟が支払って貯金がスッカラカンになったらしい。
奥さんとなった相手の人はかなり奇妙な生活習慣を持つ人で、服はワンシーズン一着(夏は黒いTシャツとロングスカート1枚ずつ)のみ、他に持ってる服はパジャマと職場の制服。靴と鞄は1つずつのみ。でもメイクとネイルはバッチリ。
冷蔵庫は常に空っぽ。必要なときにコンビニで買う。タンスやハンガーは無く、洗濯物は床に広げて干し、床に畳んでおく。
従兄弟のお金が足りず、奥さんは自分の金はビタ一文も出さないので、冷蔵庫と食器棚が買えないと祖父と私の両親に泣きついてきた。
祖父は使いもしない高級冷蔵庫を買い与えたが、うちの両親はスルーした。
奥さん一家はどうやら由緒正しい家系(笑)らしく、きちんとした仕事についてないと駄目らしい。なので、自営業の祖父や私の父をバカにして下に見ている。冷蔵庫買ってもらったくせに。
そして従兄弟も、自分の祖父やおじをバカにされて給料取り上げられても、ヘラヘラペコペコしている。ムカつく。
最近、奥さんの弟が消防士の試験?に落ちたらしく、このままじゃ無職になってしまう。警察学校の試験にも落ち、自衛隊にいたけど辞めたらしい。
そこで、祖父の会社に入れてほしいんだって。バカがよ。散々下に見てきた自営業じゃねーか。
しかも従兄弟はその弟に「自分と同じ給料が貰えるよ」と言っちゃった。
元々人が足りてる会社に、「社長の孫だから」と言う理由で無理にねじ込んでもらったのに、そこにさらに未経験の使えねぇやつ連れてきて同じ給料くれって。
私は別に直接関わってもないし、奥さんに会ったのも1回だけだからよく知らないけど、母がこのアホ夫婦のことを家で話してくるからこっちまでイラついてくる。
従兄弟は確かに勉強の苦手なタイプだった。そんな従兄弟のことを「バカだ」と言う人もいたけど、人間としての根本的な部分はちゃんとしてる人だと思ってた。
だいたい、学費出してもらってる学生の分際で何が「ひ孫できたよ」だ。
従兄弟にもいらつくし、人のことを散々こき下ろしてバカにして笑いものにしてくる奥さん一家にもかなりムカつく。
愚痴だと思って聞いてるけど、もう母に「そいつらの話はやめてくれ」って言う。
【追記】
従兄弟の両親について。
父親はいない。母親は今まで収入の殆どを従兄弟のために使ってきたので、もう貯金がない。
祖父母と従兄弟の母、従兄弟は一緒に暮らしていたし、従兄弟母のお金にも限度があるので、学費や車などでかいお金は祖父母が払ってきた。
女性が男性に並ぶには、爪を切るのがとりあえず一番早い。ぜひ爪を切ってほしい。お願いだ。
そもそも爪を伸ばしてマニキュアを塗るという行為は、「私は下働きをしない高貴な身分である」ということのアピールだ。
実際、中国やアジアでは貴族男性も爪を伸ばしていた。家事をしなくてもいいことの証明、ひいては富裕層であることのアピールだったからだ。これは肥満にも言えることだが。楊貴妃がその典型例だ。纏足、長い爪、豊満な体。それは全て富裕層の証だった。
とある儒者などは、生涯一度も爪を切らなかったことを自慢していたほどだ。儒者特有の「親からもらった身体を傷つけない」という価値観のせいでもあるが(この価値観はタトゥー問題として現代にも生きている)。
今はもうそのような時代ではない。どんな身分の人も、働く時代なのだ。
だからぜひ、爪を切ってほしい。
爪が長いままスマホを使ったりキーボードを操作したり家事をすると、バネ指(指の腱鞘炎)に非常になりやすいのだ。「女性はバネ指になりやすい」という話があるが、これは爪が長いままいろんな作業をやるからだ。
爪が長いと指先の力が使えない。だから指の腹を使って力を入れることになってしまう。これはとても不自然なことなので、「女性は力が弱い」ということになるのだ。
女性の方、瓶のふたを開けるのに苦労したことはないだろうか?男性の方は、女性に瓶のふたを開けてくれと頼まれたことはないだろうか?
これも爪による。指先の力をしっかり使えていれば、瓶の蓋は簡単に開く。
女性は力が弱いわけではないのだ。もちろん上限値は男に劣るかもしれない。しかし、日常生活で「男に劣る」場面ははっきり言って、ないのだ。
女性はいろいろな面で枷をはめられている。ハイヒールやスカートを履くから「活動的ではない」し、爪が長いから「力が弱い」のだ。
だからぜひ、まずは爪を切ることから始めてみてほしい。長い爪が必要な場面では、付け爪を。そして男性には、爪の長さを女性に求めないでほしい。
もう楊貴妃の時代ではないのだ。電動工具があるから大工だってできる。We can do it.の時代からもう半世紀以上たってる。
そして、何よりも、今はスマホとキーボードの時代だ。スマホとキーボードを使うためにも、ぜひ爪を切ってほしい。指の腹で打ちにくそうに操作している姿を見ると、とても心配になる。バネ指まっしぐらだからだ。
バネ指というのがわからない人は、「指のぎっくり腰」と思ってもらえばいいと思う。朝起きると指が折りたたまれて、動かない。恐怖の体験だ。身の回りの中年女性に聞いてみるといい。経験者は多いはずだ。
指先の力というのは本当に大事なものだ。指先の力を使えるかどうかで、力の出し方は全く変わってくる。これは武術をやっている人には大いに同意してもらえると思う。指先の力は本当に本当に大事だ。
爪が長いことが女性の上限値を大幅に下げている。纏足と同じだと個人的に思う。纏足の人に100m走で勝って「こいつは脚が遅いな」って言っているようなものだ。
この「指先が大事論」を実証するため、在宅ワークを利用して2か月ほど爪を切らないで生活してみた。爪の長い女性と同じ体験をしてみたのだ。爪を整え、割れないように気を使って生活をした。
すると、全く力が入らない。とんでもないハンデだ。袋を開けるにも苦労する。料理だって大変だ。キーボードで文字を打つと、肩甲骨のあたりが異様に凝る。なんというハンデだろう。これはもはや現代においては障害クラスなのではないか。
筋肉には多少の覚えがあった自分だが、爪が長いことによりパワーは半分以下に落ちた。筋トレをするにも、指先に十全な力が入らないので効率が悪すぎる。
爪を伸ばす前までは40kgのダンベルカールを2回ギリギリ行けるくらいだったが、爪を伸ばすと34kgで2回が限界だ。
指先ではなく指の腹に力を入れるので、利かせることが難しい。これは無理だ。
タイトルではハイヒールやスカートより、と書いたが、これらも同様な枷だ。
爪の影響は非常に大きい。本当に大きいのだ。
とにかく爪を切ってほしい。爪を切って(爪を気にせず)指先の力を使う世界は別世界だよ、と、全ての女性に伝えたいのだ。
そして男性にも。生爪よりも付け爪。付け爪のほうがネイルを盛りまくれるので楽しいしかわいいよね、くらいの価値観になってほしい。
爪が長いのは、貴族だけだということを覚えてほしい。
ネイルとか男がしても困るだろ。
36歳長男、身体障害の母有り(脳梗塞のため現在施設)。月給手取り20万前後です(ボーナス含めるともっとある)
基本的にインドアで、散歩とか筋トレとか瞑想やってます(野菜は時々切らしてしまうことがあります)
酒、タバコ、ギャンブル(返戻率が100%を切るタイプの取引)やりません
生まれ変わっても、もう一度やりたいゲームはガンパレード・マーチ。もう一度出会いたい小説はReゼロです。
日 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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01 | 3509 | 305971 | 87.2 | 41 |
02 | 3332 | 317857 | 95.4 | 40 |
03 | 3529 | 296855 | 84.1 | 38 |
04 | 2920 | 297484 | 101.9 | 43 |
05 | 3037 | 321854 | 106.0 | 43 |
06 | 3434 | 366619 | 106.8 | 43 |
07 | 3098 | 303914 | 98.1 | 43 |
08 | 3588 | 289047 | 80.6 | 33 |
09 | 3024 | 283716 | 93.8 | 38 |
10 | 4264 | 677754 | 158.9 | 85 |
11 | 3137 | 331311 | 105.6 | 41 |
12 | 2849 | 613882 | 215.5 | 51 |
13 | 2871 | 265731 | 92.6 | 39 |
14 | 3010 | 284707 | 94.6 | 38 |
15 | 2852 | 289062 | 101.4 | 41 |
16 | 2819 | 295183 | 104.7 | 41 |
17 | 3421 | 348532 | 101.9 | 43 |
18 | 3624 | 487165 | 134.4 | 41 |
19 | 3818 | 377302 | 98.8 | 39 |
20 | 3701 | 421029 | 113.8 | 42 |
21 | 3419 | 368876 | 107.9 | 42 |
22 | 3721 | 380729 | 102.3 | 40 |
23 | 3678 | 346801 | 94.3 | 39 |
24 | 3395 | 343378 | 101.1 | 42 |
25 | 2690 | 306812 | 114.1 | 42 |
26 | 3453 | 307854 | 89.2 | 41 |
27 | 3644 | 320115 | 87.8 | 37 |
28 | 3278 | 297120 | 90.6 | 36 |
29 | 3358 | 331775 | 98.8 | 39 |
30 | 2972 | 263522 | 88.7 | 38 |
31 | 2518 | 240021 | 95.3 | 42.5 |
1月 | 101963 | 10681978 | 104.8 | 41 |
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憧れのキャラクターの姿を借りて、普段の自分とは違う体験をするのを楽しんでいる。
楽しみ方は人それぞれとは思うものの、最近は物議を醸すレイヤーもいる。
レイヤーには、イベントやスタジオでの明文化されているルールのほかに、見えないルールが存在する。
モラルやマナーの問題のものや、破ると普通に犯罪のレベルまでいろいろある。
上で挙げた2つの例はモラルとマナーの部分に当てはまるだろう。
以下、私がコスプレをするにあたって、しないように気をつけていることや逆にしていることを書く。
別にツイッターアカウントで高説垂れたいわけではない。あくまで個人的に気を付けていることだという言い訳を添えておく。
王様の耳はロバの耳、と叫ぶための穴をここに掘る。
キャラがしないであろうポーズ、表情、変な顔、メイクだけしてウィッグネットのみの状態で写真を上げる、未成年キャラの飲酒喫煙(作中に描写がある時は別)・・・
挙げればキリがないが原作や自分の思いに忠実にすることを重視している。
・今流行っている漫画・アニメ・ゲームなどを、自分が人気を得るために利用しない。
もちろん心の底から好きだったなら熱いうちにやったほうがいいんだろうが、イナゴにはなりたくない。
公式タグはいろんな人が閲覧するもので、コスプレが苦手な人の目にも入ってしまう恐れがある。
作品によっては推奨している場合もあるので、一概には言えないが一般的には控えることをマナーとしている。
・いいね/RTが伸びた写真に「○○RT(いいね)ありがとうございます!」とぶらさげない
反応したすべての人がフォロー関係にあるとは限らないのにこれを言ったところでなんになるのだろう。
実際は伸びた写真にリプライを付けることで再度タイムライン上に出現させ、さらなる反応を狙っているのだろうが。
そんなことしないで黙ってセルフリツイートのほうが好感が持てると思う。
簡単に落とせるマニキュアを使っている。撮影前日はネイルを落とし、キャラに合った色に変える。もしくは素爪やトップコートのみにする。
フォロー人数が増えたとか反応数が一定数超えたとかそういったことで自信過剰になって、
「チェキ配ります」「ネットプリントで写真配ります」「サインします」「ファンマーク作ります」「みんなイベントで会いに来て!」etc
私がしているのは二次創作であり、元となった作品が好きな人がコスプレを評価してくれただけなのであって、
自分自身の人気とはき違えないようにしている。もし自分が公式イベントに呼ばれるようなレイヤーになったとしても、このスタンスは変わらない。
写真に反応する、リプライを送りあう、カメラマンさんと会うときは手土産を渡す・・・
レイヤーやカメラマン以外のフォロワーも一人一人の人間として敬意をもって接する。
有名な人に媚を売ったり対応に差をつけている人は結局周りから人が離れていく。
タイムラインがコスプレに関する糾弾や意見を言っていても参加しない。
はつらつと、趣味を楽しんでいる姿がアカウントに残るほうがいい。
今思いつくのはこれくらいで、今後もこれを指針として活動していきたい。
たぶん自分以外は全く気にしていないだろうふとした言葉が、どうしても頭から離れず残っていることはないだろうか。心に残る名言とかそういったものではなく、もう少し生産性のないもので、忘れてもまったく困らないようなことなのに、なぜか忘れられずに頭にこびりついていること。
暇になったので、私の人生の各地点におけるそういった言葉をいくつかピックアップして振り返ってみる。
私の出身高校はお寺に附属している私立高校で、地域のお寺の跡取り息子という生徒が各学年に何名かいるような、ちょっと変わった学校だった。そのため、選択科目の時間は「書道」「茶道」「修行」を入学時に選択することになる。
(この「修行」については実際のところ別の名称があるが、それを検索すると容易に学校名が特定できてしまうため伏せている)
そのシステムを全く知らずに入学した私はこの3択の中で最も普通そう…と思い「書道」を選んだのだが、入学して話を聞いてみると、圧倒的に人気なのが「茶道」ということが判明したのであった。というのも、茶道の先生がとても優しく、また授業中に毎回振る舞われる季節のお茶菓子が非常に美味しいとのこと。そういうことは入試要項に書いておいてほしかったが、1年間は選択科目を変えられない。
初めての選択授業の日、同じように事前の情報入手に失敗したと思しき私たちクラスの情報弱者達の顔ぶれは見事というほかなかった。何故か毎日きっかり30分遅刻して来る奴、入学2週間目にして校内でキティちゃんのサンダルを履いている明らかな不良、冴えんメガネ(私)、金髪、などなど、明らかにクラスの上澄みが茶室に出ていった後の底に溜まっている淀みそのもので、狙ってもなかなか出来ないような吹き溜まり感のある人選が逆に面白かった。余談だが、書道の先生の名前はジュンコ先生といい、ものすごく筆順に厳しかったため、書き順子と呼んでいた。
とにかく異常につまらない書道だったが、それでも半年ほど一緒に同じ空間にいるとなんとなく仲間意識のようなものが出来始めていた。この環境に置かれなければ絶対に交流を持つことはなかったであろうタイプの人と話す機会はそれなりに新鮮でもあった。金髪の子は毎回私の墨汁を借りていった。
ある日、いつものように選択授業の時間(3時間目だったと思う)になり、茶道のクラスメイトたちが「今日お菓子何かな〜!」とか楽しそうにキャッキャしながら教室を出ていくと、同じくいつものように逆アベンジャーズだけが教室に残された。すると、キティちゃんサンダルの不良女子が教室で本体よりもでかいキーホルダーがジャラッジャラについた携帯をいじりながら、私に話しかけてきた。
「お茶メンうるせー。あいつら茶道楽しみすぎじゃね?利休かよ」
(注:「お茶メン」…茶道を選択している人のこと。なお書道にそういうのは無い。)
ちょっとした衝撃を受けた。普段ほとんど寝ているか怖い先輩と中庭で話しているだけにしか見えなかった子が、こんな知的なツッコミを!と雷に打たれたような気分だった。私はその頃、初期のダウンタウンのVHSをヤフオクで買い漁るのが趣味というしゃらくせえ高校生だったので、このセンスはあまりに眩しく私を貫き、大爆笑した。その記憶と、ギラギラのネイルの指先に収まるラインストーンがジャリジャリついた携帯電話の様子を鮮明に覚えている。
以来、いつも一緒にいる親友というわけではないがこの子との交流は付かず離れず続き、その後色々あった結果わりと有名なトップスタイリストになった彼女に、私は今でも髪を切ってもらっている。頻繁にこの「利休かよ」の話をするのだが、本人は全然覚えていないらしい。
上京し、とある弁当店でレジ打ちのバイトをしていた頃のこと。締めシフト(21時〜24時)の担当は2名、私とSさんだけで回すことがほとんどだった。Sさんは自称大学生の25歳で、毎日ギターケースを背負って出勤していたがそれ以外の荷物を手に持っているのは見たことがなく、客が誰もいないとバックヤードで店内有線の安っぽいメロディに合わせてGLAYの「BELOVED」を熱唱している姿が印象的だった。有線じゃなくてギター弾けばいいのにと思っていた。
ある日、(本来ルール違反とされていたが)23時半くらいになると全然客が来ないため、私は閉店前にレジ締め作業を始めていた。すると、1人のおじさんがふらつきながら入店してきた。
おじさんは、警察官の格好をしていた。だが、何か違うような、微妙な違和感があった。妙にテカテカしているのだ。おそらく、コスプレ衣装であることが分かった。そして、おじさんは猛烈に酔っ払っていた。顔は真っ赤を超えて紅蓮に近い色になっていたし、前述のようになぜ転ばないのか不思議なほどフラフラしていた。酒臭いというかは、「酒」の概念が入店したのかと思うほど一瞬で店内が酒の匂いに包まれた。
おじさんは這々の体でレジカウンターにもたれかかると、蚊の鳴くような声で「た、逮捕しゅる…」とつぶやいた。いま思い返してみるとこの時点でかなり面白いが、当時はけっこう普通に恐怖を感じ、完全にヤバい事になったと思った私は、バックヤードからSさんを呼び出した。Sさんは仕事こそ猛烈に不真面目だったが、やたら体格がよく強面なのでクレーム対応などでよく矢面に立たされており、こういった事態には非常に手慣れていた。状況を話すと、おじさんの対応に行く前にさっそく交番に電話してくれていた。
その後もカウンターにもたれかかり「逮捕しゅる…」しか話さない、警官風おじさん。ほどなくして本物の警官が2名お店に来る(ものまねグランプリで後ろから本人が登場する時のようだった)と、店内の様相を見て完全に笑いをこらえているのがはっきりと分かった。とりあえず交番に連れ帰って話を聞くとのこと。
警官風おじさんの右肩を持った警官が彼に聞くと、警官風おじさんは
「…あ!?」
これまでのグデングデン状態から一転、いきなりビシッと立ちあがり警官2名を振りほどこうとした。
「おい!!離せ!!オレは警察じゃねえ!!」
警官を前に、誰が見てもわかることを絶叫しながら暴れる警官風おじさん。
すると、警官は極めて冷静に、
「じゃ あなた誰なんですか」
と返した。
その驚くほどの冷静さと、警官風おじさんと本物の警察官の距離感の対比が面白すぎて、このバイトをやめて数年経つ今でも思い出して笑ってしまう。警官風おじさんはこの後わりと素直に連行されていった。Sさんはこの後、狂ったように笑いコケていたが、半年後に大麻で捕まりクビになった。
とある建設会社で仕事をしていた(現在もしている)とき、とあるリニューアル工事でコンクリート躯体の大規模な斫り(コンクリートをいったん壊す作業)があり、おじいちゃんに近い職人さんが数人出入りしていた。夏場ということもあり、塩分補給用のラムネのようなタブレットを休憩時間に配布することが現場のルールとなっており、私も担当者として彼らにそれを配っていたのだが、ある日一人の職人さんがタブレットを受け取って口に入れると、
「あれ、 歯 無ぇぞ!?」
と大声を出した。え?と思って近づくと、口の中にマジで歯がなかった。コンクリートを壊す作業は振動工具を使って行うため、その振動で総入れ歯が取れ、歯がなくなったのではないか?ということらしい。周囲の全員が大爆笑していたが、本人には死活問題である。ひとしきり笑った後、解体ガラを探ってみたが歯は出てこず、歯無しのまま1日作業をしてもらうことになった。
(粉塵の出る作業のため全員マスク着用で行っており、仮に歯が取れていたとすれば保護具の着用を怠っていたということにもなるため、それはそれで困る)
なお、結果的に歯は自宅で見つかったので事なきを得たのだが、振動工具を使っていて歯がポローンと出ていくイメージを想像するだけで未だに笑ってしまう。
とりとめもないことの割に随分文章量が多くなってしまった。人に伝えるには前提となる様々な条件の説明から始める必要があり、それなりに手間のかかることなんだなと思った。こういう、自分だけが価値を見出して大切にしている思い出の積み重ねで人間は個別性を獲得していくんだなあと思った。