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はてなキーワード: コピー機とは

2024-04-27

リフレ派は貨幣刷りまくれっつーけど、貨幣って普段から刷ってるよな

コピー機増やして刷りまくるってこと?

2024-04-26

ダンピング早朝サビ残で点数稼ぐ新卒マジ迷惑

今年も現れた。

だれに言われるでもなく朝無駄に早く来て給湯室やコピー機周りで「奉公」をする新卒さんが。

うわマジでンモー

上司「こんなことのために朝早く来て残業しないでいいよ」

新人タイムカード切ってないか残業ではないですよ?」

上司「え、それだと僕が怒られるから。出勤したらタイムカードは押して。でも今は特に仕事いか無駄に早く来てこんなことしなくていいよ」

新人「?」

あちゃー。

早朝残業で時給2000円の机磨きなんて雇う気なんて会社にはサラサラないってことが理解できないんだ。

そしてコンプラリスクおかしサビ残させてまでお茶くみとかしなくていいってことも分からないと。

はぁ、いい大学出てても所詮はガキだな。

つーかなまじいい大学出てるような子は学生時代バイトしてなかったりするから、世の中の仕組みとかについては誰よりも分かってねーんだよなあ。

ほーんま、傍迷惑ダンピンガーが来たもんですね。

毎年のことだけどさ。

新人仕事はさっさと戦力になることであって、無駄に早く来てねーで家で勉強するかストレス解消でもしてろっての。

雑用なんざ暇な奴が脳を休めるついでにやるんだから

雑用ポイント稼ぎとか発想が昭和なのよね。

これは序曲、終曲であり、ピンチの時もチャンスの時もうっとおしくも鳴り続ける劇中歌でもある

武道館武道で行く武闘派バンドオリジナルの寝相

懲役0年、罰金0円、絞首刑ありの罰

自由から開放されろ、雌雄を決する股間

著作権フリーになった習近平から、とめどなく流れ出る黄色自由

退職届両面印刷

コピー機から垂れ流す

のび!お前はそこに立っとれい

おいらがキングブラッドレイ

二足歩行の獣

アニオリの噛ませ犬

おもしろフラッシュ倉庫面白くなくなるまで物語は続く

2024-04-13

ホロコースト否定論Amazonレビュー禁止増田

https://anond.hatelabo.jp/20240411140010

上記増田追記で、私(id:hazlitt)のブコメに反応されたようなのでお返事を書いておく。(記載されたはてなブログによると増田id:hotelsekininsya

追記

hazlitt 翻訳と称して他人記事転載してる note記事は元記事の著者・掲載メディアの許諾と訳文の権利者を明記してください。権利関係不明だと訳文の利用にもリスクがあるのでまともな人は参照しません

 

とありますが、もちろん著作権上の問題認識しております著作物勝手翻訳して公開することは著作権法に抵触するのは知ってます

が、翻訳公開しているもの無料で読めるネット上の不特定多数に向けて公開された情報限定しており、Google翻訳等の自動翻訳してくれるサービスとやってることは変わらないと考えています

もし仮に私の翻訳公開がダメというのであれば、Google翻訳等の自動翻訳サービスダメなのではないのでしょうか?

日本にはフェアユースを認める判例はありませんが、とある場所海外の方(著作者ではありません)に聞いたらフェアユースからいいのでは?と返されています

別に私の翻訳文を利用してほしいとも考えておらず、単なる情報提供に留まります。私の訳文を例えば研究論文などに利用する人がいるなどとは考え難いことでもあります

リンクは示しているのですから引用したいのであればそちらを利用して自分翻訳するのが当然だと思いますが。

 

要は。

日本語で情報公開しないと、日本の多くの人が理解しづらいだろうから、単にボランティアでやってるのです。

それでもダメだとなるのであれば、Amazonレビュー同様、私はネットから去ります。そうなったら、もはや絶望しかありません。



貴殿の考え方には賛同できかねます

→ 誰でもタダで読めることは勝手翻訳配信していい根拠にはなりませんよね。インターネット上にはたくさんの無料公開されているコンテンツがありますが、誰でも好き勝手翻訳公開してもいいんですか?

機械翻訳サービス提供することと翻訳したコンテンツ配信することは、コピー機を置くこととコピー本を配布することくらいの違いがあります貴殿の主張は「図書館に行けば誰でもタダで閲覧できる本を備えつけのコピー機で複製して配布することは問題ない」と言っているのと同じです。

→ たとえば米国におけるフェアユースでは通常「著作権のある著作物全体との関連における使用された部分の量および実質性」という要素が勘案されます貴殿掲載している「翻訳」は本当にフェアユースに該当しますか?

→ 「単なる情報提供」のために事細かな翻訳必要ですか? たとえば議論必要な部分の要約や抜粋ではダメですか?

当方曲解かもしれませんが、善意ボランティアから多少は他者権利侵害してもよい、という態度は危険だと思いませんか? それから、 誰がどう「利用」するかとは関係なく、翻訳提供することにはそれ自体価値があります。その価値提供する対価は、通常であれば翻訳に関する契約などを介して原著者や翻訳者に還元されるものです。貴殿ボランティア無料翻訳を公開することは、本当にその還元されるべき対価を損なっていない(将来もその可能性がない)といえますか?

→ 許諾を得てないなら、たとえば全文そのままの転載ではなく要約にすればいいだけです。その方がよほど日本語読者には有益なのではないでしょうか。

当方が思いつく解決(?)の方法


蛇足ですが、世の中の研究者や記者やその他の文筆家は言論プラットフォーム毀損しないためにいろいろルールを守りながらやっています匿名だろうがボランティアだろうが、ネット上に何かを書くことは立派な言論活動ですので、「勝手翻訳ダメならネットから去って絶望する」などという認識ちょっと安易に過ぎる気がしなくもないです。(なお「ネットから去る」場合権利侵害の疑いのあるコンテンツをきちんと削除してからにしてください。そうでないと未来永劫、有害コンテンツとして残ってしまますので)

歳をとったせいか性欲の発散するタイミングがわからなくなってきた→解決した話

夏場になると高齢者の方が水分の補給を忘れてしまって熱中症になることがある。

話に聞くとどうも身体は脱水し始めているのにのどが渇いたという欲求を感じにくくなっていることによることに原因があるらしい。

自分場合はそういう脱水を感じないこと性欲バージョンとでもいうのだろうか?

性欲が溜まってきていて、そろそろ抜いてあげないといけないのにそのことに気づきにくくなってきている。

もちろん自分は水分補給を忘れて熱中症になる高齢者の方ほど年齢がいっているわけではない。

それでも中年としては大ベテランといっていいほど月日は経った。

そのくらいの年令になると日々の強烈な性欲に惑わされることはなくなる。

毎日自家発電していたのは遠い昔のこと、

週に一回程度は義務的に行っていた自慰行為ももうやめてしまった。

ときおり気が向いたときに興が乗ったとき自慰行為にふけることはあるものの、果てたあとの虚しさのほうが強くて気がつけばそのような行為忌避するようになってしまっていた。

それよりも読書勉強をして有意義時間の使い方をしたい。

そう感じるほうが多くなってしまった。

我ながら歳をとったものだ。

……で、済んでいればいいのだがそうはいかないのが残念なところ。

生活ルーティンから性的活動がなくなる。

自慰行為をしなくなってポルノを見なくなる。

性的な刺激を受ける機会が少なくなる。

だが、しかし性欲そのものは無くなっているわけではない。

いや、むしろ普段性的感情を爆発させていないだけに一旦火が付くと抑えられなくなる。

そのことに気づいたのは半年まえほどのことだ。

ある日、仕事中ふと視界の中に入った、コピー機の前で用紙の補給をする新入社員女性

その曲げた腰つきが目に入った瞬間、異常な興奮とともに性器がカッチコチに固まってしまった。

自分の頬が上気して赤くなっていることだろうことが鏡を見なくても感じられる。

〇〇君(新入社員女性名前から視線を外すことが出来ない。

その視線に気づいたのかどうか。

〇〇君がふりかえってこちらを見た。

私の視線と〇〇君の視線がまともにぶつかりあう。

今思い返すと。

その瞬間が、ふたりが恋に落ちてしまった瞬間だったんだと思う。

2024-04-11

サンリオキャラクター大賞必勝法

今日からサンリオキャラクター大賞が始まる。

そこでキャラガチ勢投票において買うべきものを紹介する。

敵に塩を送る行為だが、サンリオ経営理念「みんななかよく」に則り、正々堂々と戦って勝ちたいと思う。


詳しい投票方法HP記載がある。

https://www.sanrio.co.jp/news/etc/mx-ranking2024-20240312/







いちご新聞

まずコスパがいい。

サンリオ店舗オンラインショップでは1,100円(税込み)以上グッズ購入で、550円税込み)ごとに1投票チップ(3票扱い)がもらえる。

しかし、いちご新聞は1部に1枚付いている投票用紙が2票分の扱いになる。

新聞価格は220円(税込み)で、上記のグッズ購入時の投票、購入時に貯まるポイントでの投票とバフがかけられるので、合わせると1票あたり60円となりもっとコスパのいい投票方法として広く知られている。


それ以上にメリットとして捨てやすいことが挙げられる。

いちご新聞ホチキスで止まっていない。

そのためまとめて縛るだけで紙ごみとして捨てられる。

基本いちご新聞には付録が付いてくるが、キャラクター大賞の時期は缶バッチであることが多い。

これも分別必要なく不燃ごみとなるのでありがたい。


ピューロランドパスポート

いちご新聞とは違い特に金銭メリットはなく、3600円に値上がりしたのが玉に瑕だが、それ以外に大きいメリットがある。

運びやすいこと、捨てやすいことだ。

いちご新聞カレンダーサイズであるため、店舗で購入した際かなり運びにくい。

その上おおよその店舗で1人10部までと購入制限がある。

しかピューロランドパスポートカードサイズであり、購入制限がない。

強いて言えば1回の会計で11000円分(税込み)の投票チップまでしかもらえないため、いちご新聞10部(2200円)とピューロランドパスポート2部(7200円)、あと1600円分のお菓子を購入するのがもっとも安定したサイクルであろう。


あとパスポートには金属プラが付いていないので紙ごみ


ポストカード

セブンイレブンマルチコピー機にて応援したいキャラクターポストカード200円(税込み)を購入すると、キャラクターに1票加算される。

①②共にサンリオ店舗オンラインショップに行かないと購入できなかったが、ポストカードは近くのセブンイレブン全店が対象であるため使い勝手がいい。


あと紙ごみ






以上3点がキャラガチ勢おすすめする買うべきものである

もちろん楽しく参加することが一番であり、この記事が少しでもサンリオキャラクター大賞に興味をもつきっかけになってくれたらうれしい。


みんなでよりよい世界へのトビラを開けよう!

https://www.hellosdgs.com/

2024-04-03

かえりたい

ブラインドを閉じる

コピー機の電源を切る

シュレッダーの電源を確認する

モニターの電源を切るのを忘れない

システムの打刻

最終退館の入力

照明を落とす

施錠とセキュリティを起動

廊下の消灯で一度真っ暗になる

エレベーターで1階に降りる

玄関は閉じているので裏口に向かう

駐車場横のシリンキーを開けて出る

一階のピザ屋の匂いを嗅ぐ

大通りを歩く

高速道路沿い、高架につく明かりが深夜でも明るいオレンジ色をしている

小さく歌を歌いながら帰る日が多い。頭を空にするための歌なので、なんの歌でも良い。TikTokで聞いたサビしか知らない歌でも、学生時代合唱コンクール課題曲でも。車が多いか迷惑にはなっていないと思ってる。

いつも曲がらない角を曲がって帰る日もある。知らない坂の先の景色をみたり、通れるかわからない細い路地を入ってみたり。

自転車で帰った日もある。電動式のシェアサイクルはわたしをぐいぐい引くように走った。

自分の足で走った日もある。通りを走るランナーはたまに見るしそれほど浮かないだろうと思った。自分自分の体をコントロールして、心拍を上げる行動は何かに良い気がした。

酒を買って歩きながら飲んでみようとした日は、缶を路上に落としてしまい中身が噴出した。甘くないジンソーダで助かったと思いながら拾って帰った。

誰にも迷惑をかけない範囲で行う小さな奇行は、私が私に許す小さい遊びだ。1日の大半を仕事に明け渡してしまった今日ちょっとだけ取り返してから自分を寝かしつける、そういう儀式最初ちょっと外食をして自分の機嫌を取ったりしていたのだが、夕食をしっかり摂るのも憚られる退勤時間になってからは「帰る」ことに遊びを見つけていた。人目につかない深夜に、小学生の帰り道みたいな、誰にも話さな1人遊びがたくさんあった。

何も出来ない日は大抵泣きながら帰る。あの時の自分なかに何の感情があったのかわからない。悔しいなのか苦しいなのか、誰かに心配されて嬉しいなのか情けないなのか、

あのとき取りこぼしてしまった自分気持ちはもう、私がわからないってことはこの先誰にもわからない。

泣いている時に頭の中に入っていたのは、周りの人が私に投げかけた言葉だけで、それを咀嚼して反芻しても、なんの味を感じたのかわからないまま、子どものように口角をひん曲げてボロボロ泣いた。マスクの中に水分が溜まって蒸れて、でも外した顔はひどいから付けたまま歩く。

公園の横を抜けて、ファミレス駐車場を突っ切って、その先の横断歩道は押しボタン式の時間帯。渡った先のコンビニに寄る。朝昼は胃痛を避けるために軽いものしか摂らないので夜は多少好き勝手に食ってやろうと思いながら入店するが、運が悪いと夜中に腹を下すので結局中途半端惣菜軽食を買う。大体いつもボブヘアの男性店員シフトに入っている。コンビニの横の坂道を上ったらあと少しで家に着く。

徒歩25分。家も職場も駅からまり近くないせいで、電車に乗ってもせいぜい5分短縮できるか微妙な所だから歩いて通勤した。

机に縋り付いている記憶の方がたくさんあって良いはずなのだが、私は長い間、家に帰る道をずっと歩いているような、ずっと夜みたいな感覚を1番よく思い出す。

日中は、

食事睡眠、どちらかを満足に出来なくても片方が人並みならまだ保つ」

「このくらいの度数のロング缶を一度に飲み切ると眠れて二日酔いも残らない」

「この会社栄養剤がよく効くのであっちのコンビニで買う」

大丈夫だと口に出せるうちはまだきっと大丈夫

働き始めてから何年かで身につけたおまじないのような「これが出来ればまだ大丈夫」を幾つかポケットに入れて、指先で手触りを確認するような日々を過ごしていた。

 

「酒や乳酸菌飲料の力を借りて睡眠は取れているからまだ大丈夫

「胃が荒れていて平日は差し障るだけで、食欲はあるからまだ大丈夫

「朝は起きて支度できるからまだ」

部屋は荒れているが、不精なので繁忙期はそんなものだ。青クマデスクワーカーの職業病

「まだ大丈夫」を肯定的に捉えてサバイブしていたつもりだった。

つのまに切り替わったかからないが、これらの一つ一つが「まだ私が壊れてくれないから、大丈夫じゃなくなるのを待つしかない」のカウントになっていた。

勤務中、気を抜くと頭を上げていられなくなった。

ひとの目を見るのは元々苦手ではあるけど、顔を見せるすら苦しくなった。

対面で働くチームメンバーには両手で伏せて早口で指示を出す。通話会議は声を出せれば成立する、まだ大丈夫

大丈夫自分を演じているのか、大丈夫ではない自分演出して逃げ出そうとしているのか、どっちにしろ何かのフリをできているうちは大丈夫なのか、大丈夫ってなんだ?

わたしは席に座れる、手を動かせる、web会議通話が出来る、謝罪を述べることができる。出来るけど、帰りたいと申し出てある日早退した。これはダメなことだってわかっているからまだきっと大丈夫。平日の明るいうちに外出するのが久々でなんだかスカスカした気持ちになりながら、せめて身体を労わるポーズをとらないと均衡が取れないか大戸屋で品目の多い定食を食べた。ポテトサラダが重くていつまでも口に残った。

わたしにも少ないが友人はいる ありがたいことに定期的に会う用事がある

他愛ない近況の報告をしようとしたら、言葉が出ない日があって、そのとき友人は精一杯わたしを傷つけないように、「頑張る私」を否定しないように選んだ言葉で、心配に思っている、あなたを害するものあなた拒否する権利があるとだけ 言葉を投げてくれた

書いて消して何度か回り道しただろう、書かれなかった文にたくさんの気持ちが詰まっていた それに対して言い訳のような自虐で返事をした 最悪だ

病院探しを始めた。

躊躇いは特になかった。「自分に限って」なんていうバイアスは思い上がりだ。弱さを認められる方がまともだと思う、そういうペラペラプライドを持っていた。「まだ大丈夫」のうちに、近い将来ダメになった時の避難経路を決める、それは賢い判断だと思った。

まあまあ都心に住んでいたので選択肢はいくつかあると知っていたし、思ったよりいっぱいあった。逃げ場ってコンビニほどはないけど歯医者くらいはある。場所を見つけて、予約を取ったあと、メモを書くことにした。

うまく話せるように、話せなくてもとにかく伝わるように。カンペなのか手紙なのか問診票の別紙なのか、わからないけど言葉を起こす必要があった。

身体精神状態を書き連ねた。

相手自分を「大丈夫」に見せたいのか、「大丈夫ではない」と言わせたいのか、なんだか意図がブレブレのメモ書きになった

紙に書き写す以上はありのままなんてどこにもない、本当のことを書いたのかどうか主観で見てもあやふやな文面。とにかく話せなくなればそれを読むか手渡すかしようと思って、印刷したものを携えて心療内科に行った。初診の予約は平日の昼しか取れないルールで、14時過ぎに中抜けして向かった。

名のついた診断が出た。

有給休暇の残数を尋ねられたり、直近で休養の取れるタイミングなどの話を流れるようにし始めた医師に、そんなつもりではない。 まだ大丈夫から、もう少しマシになるための方法をくれと訴えたら、それはまっすぐに否定をされた。でも自分に「休め」を許せなかった結果、中途半端診断書を持ち帰った。

朝、眠りから浮上する感覚を覚えると同時に心臓が跳ねるようになっていた。生きている、意識があるということに気づくと心が怯えるのはまあ自然なことかもしれないとその時は思っていたし、動悸そのもの業務差し障りないから「大丈夫」「ダメ」の判断基準にならなかった。寝覚めは悪いが寝起きは良いので、遅刻もしなかった。

今思うと、「大丈夫」と「ダメ」は同じ線の両端ではなかった。

なんの名前を付けたら良いのかもわからないけど、しっかりと質量のある「ダメ」の感触が胸の中に入っている日がある時やって来た。

もっと、動けないとかずっと泣くとか何かが出来なくなったことを以て「ダメ」に『なる』なのだと思っていたけど、そうではなかった。何がどうダメなのかなんてわからないのだけど、相対的な話ではない、とにかく「ダメ」が去来する朝が来た。突発の休暇をとった。休んだ罪悪感を原動力にその週は出勤する、というサイクルをいくらか続けた。

この頃に、「ダメ」になる階段を一歩降りたような気がしていたが、同時に睡眠も食欲も自分の思う「大丈夫」の基準のままだったのだから二元論で考えることが間違っていたと思う。

この「ダメ」は、「不安」の名前に片付けるものらしい。抗不安薬頓服の処方を受けた。「頓服」だから、常用してないからまだ大丈夫大丈夫の数をまだ数えていた。

かに怒っている日、逃げてしまおうと思う日、何も感じない日

そんなわけないのにいつもの道が歪んで見える日

物音が大きく聞こえる日

なんてことないじゃないかと思う日

そんなものちょっとずつずれながら積み上げてきて、綺麗に縛れない新聞の束のような、歪みが溜まっていくような感じがあった

退職願を書いた。

できるだけ綺麗な文字しかるべき封書に綴じた正しいフォーマットで、すぐに出せる完璧な一筆を仕上げようと思った。

遺書ではないけど、でも心持ちは少し近いかもしれない。白くて郵便番号欄のない封筒が望ましいとネットに書いてあったがコンビニにも百均にもなかった。緊急で必要になる人もいるだろうに。

下書きをして、それを見ながら丁寧に文字を書いた。書いている間は無心になれた。書いただけで、結局出せはしなかった。

退職願も、診断書も、私にとっての「勝訴」の紙にならなかった。結局私は、自分バツを付けて逃げるのが怖いまましばらく日々を過ごした。

ある朝、9時前、出勤してメール確認する

同僚が出勤してくる

涙が止まらない

頓服を飲んで、会議室に閉じこもって効くのを待ってみる

10時半過ぎ、何も変わらない

ここにいたらもう駄目なんだ、そういう日がついに来たのだと言われた気がした

トイレに逃げて、別の場所で勤務する上司に早退の連絡をする

そのあとは、とにかく手続きを滞りなく進めなければと、社会人として角の立たないように休職の手配をするために自分感情はどこか棚の上にでも置いたような感覚で、再診の予約をとり会社と連絡を取り、自分社会と切り離すことに成功した

今、会社に向かう朝も遊びながら帰る夜も無くした私は、子供の頃からの地続きの自分をあの夜の帰路に置いてきてしまって、残りかすの体だけがここにあるような気持ちで布団に横たわっている。じゃああの夜に私は何を思っていたのか、書き出してみようと思いメモ帳に書きつけるが、結局そこにも何もなかったとわかってしまった。今の私の回想だからそうなのか、本当に何も思うことはなかったのか、もうわからない。

出かけなくても良くなった今も、どこかに帰りたいような気持ちだけ残っている。

2024-03-27

中学校教員だけど、仕事休んで旅をした

私は中学校教員だ。

どうしても心苦しく逃げ出したくなったので、仕事を休んで旅をした。

その顛末を話したい。

休むことにした経緯

大学時代、親(同じく学校教員だ)に強く勧められなんとなく教職課程の受講を始めた。

なんとなく高校教員になろうと思っていたが、何の因果教育実習中学校に配属された。

実習中は忙しかったものの、生徒が人懐っこくこちらに近づいてくれたことが非常にうれしく、授業以外でも彼らとの交流(体育祭練習に一緒に参加するなど)に楽しさを覚えた。

この感覚が忘れられず、私は中学校教員になった。


着任当初から雑用が大量に入り、忙殺される毎日だった。

これって本当に教員仕事か?と思えるような事務作業がやたらと多かった。

また、「校務分掌」という名目でやたらと多くの業務が割り振られた。日本年寄りは何でもありの価値観蔓延しており、年齢の低い私には特に業務が集中した。

これらの業務事務職員仕事ではないらしい。事務補佐員は人数が少なく短時間しかいない。また、個人情報を含むものの取り扱いができないため依頼できることがほとんどない。

授業準備をしたくても事務作業で全く手に付かず。

やっと作業が終わり(もちろん時間外)ヘトヘトになったところで始めるほかなかった。

建前では休憩時間はあるらしいが、その時間業務が振ってきて休むこともできず。

おまけに最近アクティブラーニングICT重要性が叫ばれており、授業の事前及び当日の準備はそれどころではない大変さがあった。


それでも、教育実習の時と変わらず、コミュ障の私に偏見を持たず純粋な心で関わって、笑顔を見せてくれる生徒たち(教室に来れない生徒にも)に元気づけられていた。

体育祭は大嫌いで、私は自チームを応援する気は起きなかった(自チームカラーの服を着ている先生が目立ったが、私はどのチームにも関係ない色のものを着ていた)が、練習は一緒に楽しんだ。

生徒に交じって競技を楽しむのもまた一興。一緒に生徒の中に混ざるだけで生徒は喜んでくれた。

授業はただ真面目にやるのではなく、時にネタを入れると生徒が反応してくれてうれしかった。

アイマス(担当アイドルの話とか)をはじめとしたソシャゲネタ鉄道ネタ自虐ネタ淫夢ネタちょっと不謹慎ネタなどを入れるだけで笑いが取れた。

定期テストも、かなり完璧主義的に作ったにもかかわらず、その結果を見て教えたことをしっかり身に付けてくれたこともうれしかった。

勤務時間外も、次はどんな授業をしようかと自然に考えていた。


しかし、どうしても大変なことは大変で、それが私を疲弊させた。

例えば、生徒の失くしもの(学校からの貸与品)の捜索を命令され、どうしても見つから教頭に報告すると「知るか、自分で何とかしろ」の一点張りで取り付く島もない。

なければ学校に余りはありますか、それとも購入は可能ですか、と聞くと「お前さぁ、それ教育者としてやることか!?」と怒鳴られた。

また、目標申告書(全国でやっている)で下っ端は記入不要の項目も「制度上は記入義務はないがみんなやっている」と強制された。

(余談だが、記入例に不登校生徒減少の話があったが、なぜ不登校は生徒自身選択なのにそれを無視して無理やり連れだす必要があるのか、それが原因で自殺されたら本末転倒ではと思った)


あいいやこんなこともあると思いつつ耐えていたが、こんな出来事があり、ついに限界が来た。

生徒が下校した後、いつも通り雑用に追われていたが、なぜか隣の校舎の窓に火が見えた。

他の先生方に相談したところ、無関係な私が急行するよう言われた。するとなぜか鍵が閉まっていた。

鍵を開けると、面識のない生徒数人がおり、その隣には火柱が上がっていた。

どうやら裏側から侵入して火遊びをしていたらしいが、すぐに水をかけ消火した。

事情聴くと「これは作業だ」「面倒だから仕方ない」「効率的からやっている」と。

今後こういったことはやめるよう言えば「燃料は自腹だ。100円の自腹がもったいない」と反論。さすがにこちらもキレて「命と100円どちらが大事なんだ」と言って無理やりやめさせた。

大事案なので当該生徒が在籍する学年に報告すると、ある先生は「あー…最悪のメンバーがそろってる」と。

管理職に報告するとこちらの責任のあることではないのにやはり怒鳴られた。「どうするか自分で考えろ」「早くしろ」とわけのわからないことを言われ。

その後校長教頭の2名から時間のお説教

教頭から「怒るのはあなたを信頼して成長してほしいからだ」と言われたが、(わざわざ応募して選考突破した)管理職と下っ端は意欲が違うし、成長したくないので信頼せず放置してくれと思う。

校長は「生徒の失敗を大目に見たらどうか」と状況を理解せず、面倒をこちらに丸投げする発言


なぜ私だけこんな目に遭わなければいけないんだと思った。

気づくと、どうすればこんなことから解放されるだろうと思い色々検索していた。

隣の先生にこれを見られ、「行動に出る前に管理職相談した方がいい」「教頭は口調がきついから真に受けないほうがいい」「私も色々失敗した」などといろいろ慰めの言葉をくれた。

私と同時に着任した先生などにも相談に乗ってくれた。「あなた完璧を目指そうとしてたんだ。60点でいいのでは」とも言ってくれた。

また、該当生徒の指導はその生徒が在籍する学年に依頼できることになり、非常に助かった。


何もかもやる気を失った。大好きな曲を聴いても拒否反応がすごかった。

テレビをつけると、時代劇切腹シーンが出てきてますます気分が沈んだ。

通勤途中に外国人観光客を見ると、なぜ日本人だけ労働に苦しまなければいけないのかと思った。私も自由気ままに旅行したいのに。

(日本労働法規に甘く、バカンスもなく権利行使がしにくい、下手すると同じ立場労働者が権利行使を妨げてくるのはなぜだろうか。一説には資源の少なさと正社員制度が原因だというが…)

その後の数日、外出したいとも思わなかった。


ふと思いついた逃避行

そういえば、今までも出勤できていたものの、疲れというかなんとなく休み明け出勤したくない気分になることがしばしばあった気がする。

しかし今回はその気持ち特に強かった。そんななか、ベッドの上のぬいぐるみが私に話しかけてきた。


渋谷凛「もう休めば。疲れてるでしょ」

島村卯月「早く休まないと…大変です!」

本田未央「よく頑張ったねプロデューサー。思い切って休んじゃお!」


あれ、苦しいときは休めばいいんじゃね?なんでこんな簡単なこと思いつかなかったんだろう。

今まではこんなこと考えつかなかったが、思いついた途端肩の荷が一気に下りた気がして、気がすごく楽になった。

そういえば、小学校の頃の私は皆勤至上主義で、ひどい風邪でも登校していた。

高校でそのおかしさに気づき少しでも体調が悪ければ欠席するようになったのだが、なんでこの解決法を忘れてしまったんだろう。


だが、この計画は勤務校はもちろん、何かの機会で口外するリスクのある同僚には当然言えない。

一見仲間にも見える両親にも口外してはならない。

なぜなら母親仕事を、父親世間体神聖視しているからだ。

母親祖父(母方の曾祖父)が職を失いつまらなそうにしていたのを見て、仕事があることが素晴らしい、働かせていただいていると思うようになったそう。

まり、「クビになりそう」→「ならないようにどんなことでもする」という感覚の持ち主だ。

父親偉そうに上司にも独りよがりイデオロギービジネスマンとしての心構えを力説していたらしい(それで啖呵を切って職を転々としていたらしいが)。

自分の思い通りにならない、またはその仕事責任を120%果たせないなら辞めるべき」と思っているらしい。


その日は特別な準備を要する授業や前述の生徒の指導も予定されており、休んだら迷惑かと思ったが、どうでもよくなっていた。

となると、どのような手段で休もうか。

休むのは電話すればいいのは知っているが、真っ暗な家で引きこもっても体調回復絶望的だろうと思った。

じゃあ逃避行してしまおう。せっかくだし最近行っていない江ノ島に行こう。


ふと気になった。この休みはどういった扱いになるのだろうか。休暇の一覧表をみると、「病気休暇」があった。

利用条件は「ケガや病気で勤務できないとき」とのことだが、「病気」の詳しい定義がない。

ということは、「精神的に辛く体調がすぐれない」(これが悪化したものが「うつ病」「適応障害」などの精神疾患)も問題ないはずだ。

日数でいろいろ条件も変わるらしいが、今回の場合はまずは電話一本で、正式手続きは出勤できてから問題ないらしい。

ところで、病気休暇を取得している期間は病気の療養に専念しなければならない。

逃避行精神の不調が回復するのならそれも療養であるから問題なく、むしろ進んで行わなければならない。

病気休暇が使えないなら年次有給休暇の利用、それもダメなら(給与が減るが)欠勤扱いでもよい。いずれも無断欠勤よりずっとマシだ。


1日目・江ノ島に行った

今日は出勤しなくていいんだ。そういうつもりで髭剃りと歯磨き、自宅の風呂掃除トイレ掃除を念入りに。

教員労働環境のブラックさが世に知られ叩かれ出したことから働き方改革の一環で電話は始業時間までつながらない。

始業後に連絡すると迷惑だろうから自分所属する学年団への連絡手段(こちらは連絡時間制限特にない)があったので、先にそちらに体調不良の旨連絡した。

学年団の先生方(原因となった出来事を直接は知らない人含め)は「ゆっくり休め」と言ってくれた。

「次の日も厳しいかもしれない」と続けて言えば、「好きなことをしてしっかりとリフレッシュしなさい」とも。事情を知っているのかな?

また、始業時間直後には勤務校に電話し同様のことを伝えた。

元気のない声で、やる気を出そうにも空回りしている雰囲気を出した。

何の問題もなく休暇が取れた。休暇届提出は次回の出勤日でいいらしい(説明もその時するから急ぐなとのこと)。


混雑したバスが来るいつもと変わりないバス停。そこに私はとてもラフな出で立ちでいた。

家を出発する際は、勤務するときと同等の服装だったが、バス停近くの隠れられる場所で着替えた。

どんなラフ恰好って?それは…

本田未央ちゃんフルグラフィックTシャツ(二次元コスパ)を着てアロハシャツ羽織

本田未央ちゃんスポーツタオル首にかけ

本田未央ちゃん腕時計(キャラアニスーパーグルーピーズじゃないよ)を左腕に

本田未央ちゃんリストバンドを右腕に

本田未央ちゃんハンカチポケット

本田未央ちゃん渋谷凛ちゃん島村卯月ちゃんぬいぐるみカバンしま

・八宮めぐるちゃんライブ(空は澄み、今を越えて。他)記念のキーホルダーカバンに付けた。

どうだ、カッコイイだろ。


普段通勤時間があまり変わらないので混雑がストレスになるのは変わらない。

まあすぐに解放されるしいいか、と思っているうちに新宿駅に着いた。

ATMお金を引き出し、藤沢までの切符ロマンスカー指定券を購入(本当は特急券不要快速急行でもよいのだが、せっかくなので…)。

江ノ島方面ロマンスカー夕方までないとのことなので、相模大野普通電車に乗り換えることにした。

指定列車まで時間があるので新宿駅周辺を散策

横断歩道信号待ちをしていると、知らない人からサイエントロジーかい宗教団体のチラシをもらった。すぐ捨てた。


コンビニで酒(ほろよい桃味)とつまみを買ってから(車内は)滅多に人が来ないところなんで、そこでしこたま酒を飲んでから(デレステを)やり始めたんや。

飽きたので、Amazon大崎甜花ちゃんフルグラフィックTシャツポチっと購入。送料込みで7,321円也。

小田急線を乗り通すのは15年ぶりだ。複々線区間代々木上原向ヶ丘遊園まで伸び、列車種別構成の大きな変更があり、準急緩行線走行するようになったらしい。


藤沢に着いた。片瀬江ノ島まで行っても江ノ電を使ってもよかったが、せっかくなので大船まで戻る。

乗り換え専用改札があった。こういう改札は利用区間制限されないICカードしか通行できないものだが、聞いてみるとICカードとここまでの切符の組でも通れるという。

ここまでの切符を入れ、すばやくICカードタッチすれば通行できた。ちなみに、新幹線乗り換え口でも似たようなことができるらしい(クレジットカードEX-IC不要)。

ここから神奈川ジェットコースターとも評される、湘南モノレールに乗車。

強烈な地響きとともに列車が入線。駅壊れるぞ。

大船を出たばかりなのに猛スピード。おい、右に葬儀場があるぞ。車両棺桶じゃないぞ。

思ったほど揺れなかったが、心配なのは走行高度が低すぎる点だ。大型路線バスかぶつかるのでは。

湘南深沢から先はさらに本気を出した。70-80 km/hは出したか。これに匹敵するのは東京モノレールの一部区間(昭和島付近)だけだ。

15分程度で終点湘南江の島に到着。テラスアイドルたちと記念撮影


そのまま南に歩き、湘南海岸公園に。やることがないので近くの岩場で昼寝。

雲が動き日差しがまぶしいので、目隠しをした。時に涼しく時に熱くなるがこれが気持ちいい。

1時間ほど寝たら、桟橋の方を覗いてから15年ぶりに新江ノ島水族館へ。

岩場を歩いたり、飛び込み泳ぐペンギンさんが人間言葉を話せたら何を言うのか、不謹慎セリフを考えると非常に面白い

最後物販店くじ引き。2等が当たり、店員さんがハンドベルを鳴らした。後ろから拍手。恥ずかしいだろ。

景品は大きなイルカぬいぐるみだった。


江ノ島にも行った。

時間が遅いので頂上を経由してその奥の海岸洞窟だけ見た。

恋人同士が鳴らす鐘らしきものの前で、本田未央ちゃんと一緒に記念撮影

気づかず徒歩で戻ったのだが、どうやら船で江ノ島大橋のところまで帰れたらしい。


時間が足りず、江ノ島シーキャンドルやそのまわりの施設群、しらす丼は手付かずだった。また今度行った時味わおう。


帰りは江ノ電鎌倉を経由。

江ノ電は意外にもVISAタッチ決済による運賃収受を行っているらしい(決済端末は改札内なので、一部改札は不正通行検知装置を切っている)。

日本の改札は専用の券を駅などで購入し、機械に通す方式を取っており、欧州一般的QRコード付きの切符任意場所印刷して通行するようにするのは難しいとのこと。

そこでVISAタッチ決済による運賃収受が導入されたが、おそらく江ノ電日本で2-3番目あたりには早く導入したかと思う。

そんななか、また担当アイドルが話しかけてきた。

島村卯月「本当に休めましたか?もう一日休んだ方が…」

渋谷凛「ねぇ、まだ疲れてるでしょ。明日も休めば」

本田未央今日は楽しかったね!ねぇねぇ、明日も一緒にどっか行こうよぉ!」

よし、明日箱根へ行こう。


2日目・箱根に行った

勤務校と学年団に連絡した。2回目なので良心の呵責は全くない。

電話教頭ではなく事務職員が取るため、こちらの事情は知らない。「はい分かりました」で終わり。


汗で汚れるのだから昨日と同じシャツは着れない。

そこで、今日アロハシャツの下には乙倉悠貴ちゃんTシャツを。


いつものバス停に行く途中、ネームホルダーが落ちていた。手に取って見ると近くの幼稚園のものだと分かった。

グーグルマップでその幼稚園電話番号を調べ電話をかけると、「どこに落ちていたのですか」と聞かれた。近いので「そちらに持っていきます」と伝えすぐに向かった。

その幼稚園に着くと、ちょうど登園時間かぶっており保護者子供を預けに来ていた。

乙倉悠貴ちゃんTシャツ丸出しの男はロリコン扱い間違いなしなので、アロハシャツボタンを閉めて事務室へ。

対応した職員さんは、電話に出た人とは別のようだが、「これ落ちてました」と言えば「ありがとうございます」で終わり。さっさと退散。


暑いので路地裏に入って下着を脱ぐ。肌の上に直接乙倉悠貴ちゃんがくっついてきて興奮する。

昨日歩きすぎたのか、右足小指に水ぶくれが。

昨日よりかは早いが、それでもまた出発が遅れてしまった。

今日バス電車を乗り継いで新宿へ。今日小田原方面に向かうのでロマンスカーも多く走っている。

なんと小田急自動券売機クレジットカード対応していた。箱根湯本までの切符特急券を買うと、なぜか乗車券小田原箱根湯本のものしか出てこなかった。

仕方ないので隣の券売機新宿小田原切符を購入。

小田急の改札は切符を2枚重ねで投入できるが3枚重ねはできず、しかたなく新宿小田原切符特急券を投入。箱根湯本到着後有人改札事情を話すことにした。

今日セブンイレブンに行き酒とつまみを買い乗車。今日は酒2本(ほろよい桃味とぶどう味)。

電子レンジによる加熱が必要だが温め忘れてしまったものがあった。まぁ生で食べて腹を壊せば休みを伸ばせて都合がいい。

車内でつまみを全部食べ終わってからPermalink | 記事への反応(12) | 13:12

2024-03-21

複合機使ってる人は要注意:PJLの悪用による攻撃

複合機(MFP、いわゆるコピー機)では、IPAの「デジタル複合機セキュリティに関する調査報告書」にて、「PJLコマンド悪用した攻撃ディレクトリトラバサル)」の具体例が示されている。 手順としては極めて簡素もので、PJLコマンドファイル名「passwd.txt」を探し、これをダウンロードするというものである対策としては、このような印刷以外の機能についてはプリンター複合機がPJLのどの命令対応しているかといった情報は探しても見つかりにくい為、複合機に対してジョブデータを投入できるホスト特定プリントスプールサーバスキャンファクスゲートウェイサーバなどに限定する方法が示されているにすぎないが、インターネットから誰もがアクセス可能状態にしてしまっている複合機があり、2010年調査ではこのような複合機位置マッピングした結果、日本台湾アメリカヨーロッパなどで国土の全域に渡って設置されていたので、使用者根本的なセキュリティーに対する認識の甘さにも原因がある。 また、関連してPostScript攻撃に利用可能であり、開発者は注意が必要とされている。 

https://www.weblio.jp/content/PJL%E3%81%AE%E6%82%AA%E7%94%A8%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%94%BB%E6%92%83 

2024-03-15

絵師個性である絵柄を模倣する」「絵師アイディアである構図も模倣する」ことしかできない生成AI違法コピー機しかなく、利用・開発・消費を法的に規制断罪もできないなら、それは法の不備が原因。

生成AI違法犯罪補佐システムであることは揺るがしようの事実なのに、この程度のことが分からない馬鹿が多すぎる。

ファミコンコピー機蔓延してた、あるいはビデオダビング増殖して回し見してた時代から権利意識が全く更新されていない。

その権利意識の古さを恥じた方がいい。

2024-03-05

anond:20240305170114

文化庁のあれで大幅な尺とっているRAGならともかく画像生成AIほとんど問題ないと思うよ。

文化庁のあれの注釈にもあるけれど、権利制限は主に学習時点の条件のであり、「当該著作物表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人享受させることを目的とする」はRAGと違って学習させた絵を直接出力するわけではないから「当該著作物享受」になるにはコピー機レベル過学習意図的に行う必要になるし、「目的とする」となっていて結果ではないから例えばピカチュウの絵を出す目的学習するとNGだけれど、いろんな画像学習した結果ピカチュウが出力される場合もあるはOK。目的なんて学習した奴以外わかるわけないじゃんとかいくらでも嘘つけるじゃんって話は、著作権法以外での「目的」と同様に状況証拠から推認することになって、たとえば文化庁のあれだとキャラクターLoraは「享受させることを目的とする」ことが推認されうるNGパターンとして例にあげられてる。SDみたいな汎用のやつはある特定著作物享受させることを目的推認できることを証明するのはかなり大変じゃないかな。

著作権者利益を不当に害する」も学習段階の問題でやデータセット販売などが念頭にあり、例えば、学習目的なら無断で複製できるといっても有料で売ってるもの故意に割るのはNGよの為にある。むりやり生成時点の話にしても、30条4に限らずまだ存在しない著作物権利特定個人保障するなんてのがないから、例えばJOJOの画風生成AIによって JOJOの既刊が売れなくなったならともかく、まだ描いていない新しいJOJOが売れなくなるはずは通らない

2024-03-03

子供にしてほしくない犯罪は偽造紙幣

お札ってコピー機で刷ればいいんだわ、私天才

たまに捕まるよね

嫌だなって思う

恥ずかしい

決闘罪とかで捕まってほしい

2024-03-01

回文増田が窓から放り投げたものと放り投げなかったもの一覧

から放り投げたもの

電子体温計端末

よくよく、見てみたらこ電子体温計端末。

測定にしっかり3分かかるタイプのヤツだったの!

私は、その古い電子体温計端末を窓から放り捨てて、

新しくジャスコで買って来たそれは、

なんと3秒測定!!!

は、速すぎる!

測ろうとした矢先、電子体温計端末の電源が切れる。

電池切れかしら?

ガッデム!

私はそのあまりにもばつの悪いタイミングに怒りを覚え、

その電子体温計端末を窓から放り投げ捨てた!

電子レンジ

昔使ってた電子レンジ、

終わったら電子メロディーが流れてくるんだけど、

なんか不協和音気持ち悪くて、

説明書見ると音が変更できると言うことで、

ただのブザーに変えたわ。

その後窓から放り投げて捨てたけど。

なにしろ電話の保留音と紛らわしいのよ。

低周波治療

ケーブルを出したり戻したりしてると

恐らく断線したのか、

ビリビリこなくなったのね。

私はその実家から強奪してきた低周波治療器に別れを告げ、

思いっ切り窓から放り投げて捨てたの。

折り畳み傘

今日は何色の折り畳み傘を持っていこうかしら?って悩みが発生するのよね!

だっていいじゃないって思うし、

選択肢が多いときほど人は迷うから

あとの残りの折り畳み傘は窓から放り投げたわ!

白飯

あるときは一升炊きの炊飯器を炊けたご飯パンパンになったままで渡されてどうしようかと思ったわ。

さすがに一升炊きのご飯の物量は食べきれないので、

そっとまた窓から放り投げたわ!

しか白飯よ!

こなーあ~ゆきーい~ってやかましわ!

桜でんぶで桜吹雪にしてあげる!

これでも召し上がれ!

うふふ。

マスク

緊急事態宣言が解除されて

もうマスクいらない!って

から投げ捨てちゃったけど、

また拾ってくるわ!

うふふ。

ノキアの端末

ガラケーツイート出来ていたメールのその仕組みは廃止されたみたいなのよ。

その機能が無くなった途端に

私はもうガラケー卒業よ!って

から投げ捨てたノキアの端末は今はもう思いでお星様になってしまったわ。

外側のシュウ

シュウクリームはお行儀良くストロー刺して中のクリームだけを吸って

外側のシュウは窓から捨てちゃったわ。

チャーハン中華鍋ごと)

鍋肌に仕上げに潤いを足す加湿を怠ったばかりに

その地球で最古と言われる砂漠ナミブ砂漠トカゲの味がするチャーハンの味だって言われるのよね。

うそんなトカゲの味がするチャーハンなんてさようなら

私はそんなナミブ砂漠トカゲの味がするチャーハン中華鍋ごと窓から放り捨てて、

もっともっともっと256倍に強まったモイスチャーなチャーハンを目指すことにしたの。

ときめかない食材

もうときめかない食材断捨離よ!

ってときめかない食材を全部窓から捨てた挙げ句には、

冷凍庫の中が冷凍枝豆冷凍モナアイスだけになっちゃったわ。

マウス

以前マウスジプシーで迷走して間違って買っちゃったマウス

飛行機の操縦桿みたいなマウスがあったんだけど、

もう迷いっぷり半端ないほどのジプシーさ加減が炸裂してしまって全然手に馴染まなくてこれは流石に買うのを間違えちゃった令和入ってからの一番のテヘペロ案件であることには変わりないぐらい窓から投げ捨てて放り投げたわ、

私もクリスマスプディングをノールックで匙にとって食べたもんだからこんなことになっちゃったのよね。

わず匙を窓から放り投げてしまったわ!

捨てるのは葉っぱの方のはずだけど、

人間が食べたらいけないと一瞬で感じる囓ったらヤバイ葉っぱをクリスマスプディングに乗せるなよ!って大にした声で言いたいぐらいの山脈に向かってヤッホー!って叫ぶわ。

から放り投げなかったもの

パソコン

世の中パソコンがなければただの箱ね。

もう、本当に窓から放り捨ててやろうかと思ったけど、

よくよく考えたらデーターとか入ってるから

うかつにそんなことできないわ。

一年前の日付の玉子

うそうこの間冷蔵庫の中を発掘してたら、

一年前の日付の玉子が出てきて、

これはさすがにどうよ?と思いつつ

またそっと扉を閉めたんだけど、

さすがにそれは窓から放り投げるわけにはいかないじゃない。

玉子限界っていったい期限いつまで大丈夫なのかしら?

ウォークマン入れ

マラソンする人が走るときに腕につけるウォークマン入れも付属してたから、

ああこれスポーツマンシップに則ったやつかーって

選手宣誓しそうなほど私にはあまり使い道無さそうで窓から捨ててしまいたいところだけど、

今年の目標は窓からモノを捨てないと言うことを誓ったので、

破らなければ窓から捨てないようにするわ、って決めたところなのよ。

から安直に直角を描くような放物線で窓から捨てるわけにはいかないから、

なんか持て余してどうしてもヒマなときに使ってみることにするわ。

折り畳み傘

新しく新調した折り畳み傘は

軽量タイプのものを私買ったつもりだったけど、

プッシュ開閉式のもの適当に買ったら、

ずっしり想像以上に重くてしばらくほったらかしにしてたの。

インターネッツ通販失敗したーって。

そう思っていたけど、

それはさすがに窓から投げ捨てなくて事務所の私の机の引き出しに入れておいたのね。

キーボード

最近から新しく使い始めたキーボード

手に馴染まないのでやっぱり窓から投げ捨てました。

投げ捨てたのは嘘だけど、

またどこかで活躍してくれそうだから

倉庫しまったんだけど、

から取り替えて使わなくなった新しい湾曲したキーボード

から投げたらブーメランのように

戻ってきて自分の頭に当たりそうなので、

止めたのよね。

新しいキーボードはやっぱり段ボールしまって引き出しに入れておくことにしました。

まあ使えないことはないので、

いつものように窓からは捨てたりしないけど、

最近

本当に物騒で

商業施設屋上から

買い物カートだとかレンガだとかが落ちてくる事件が多発してるので、

私もうかうかイラないものを窓からポンポン捨てる癖を本当にどうにかしたいものだし、

今回はなんとか思いとどまって、

ちゃんと新調したけど使えなかったキーボードを慎重に仕舞うことが出来たから良かったわ。

コピー機

もうあまりにもコピー機スリープが遅いので

コピー機自体を窓から投げ捨てようかと思ったけど、

さすがにあれは重たくて私一人じゃ担げなかったわ。

しかリースだし。

ガスコンロ

ガスコンロをやめ窓から捨てて

IHクッキングヒーターにしようかなと思ったけど、

ここ最近フライパン使い加減上手になってきたので、

まだまだ

ガスコンロでいっかなーって思ったワケなのよ。

灯油

古い灯油ってどのぐらいまで使って平気なのか?

平気じゃなかったらどこに流して捨てたら良いのかしら?って

流石にいつも窓から必要のないものを放り投げて捨てているようにはいかないわ。

古い灯油の捨て場所や捨て方、

みんなどうしてるのかしらね

パンソーセージが挟んであるパン

それが2本ってのもサラミソーセージだって事に気付かなかったら絶対に買わなかった

そのパンソーセージが挟まったサラミソーセージ系のそれは

帰りの電車内の車窓から投げ捨てるわけにも行かず

結局は食べたんかーい!ってなるけれど、

如何にして私たちはノールックものを買いすぎていたってことが実証されたのよ。

タマネギ

あっと言う間にタマネギは4玉分みじん切りになったのよ。

そんで持て余したタマネギは窓から投げ捨てました!つーことはしなかったけれど、

もちろんタマネギをそれ炒めて飴色になるまでやってスープを作るって作戦だったのよ。

スープ

それはそれでまだ全然スープの嵩が減らなくて食べていなくて、

これどうしようかなーっていい加減に食べ始めないと減らないのよね!って

いっそのこと美味しいの出来たよ!って実家に鍋押しつけてみるか、

それともまた私の得意技でもある窓から投げ捨てる方法もあるけど、

それしちゃったら階下の人に全スープが全がかりしてしまうので、

これはさすがに良心が痛むわ!

オマケマグ

その時はコーヒーとか買うときオマケが付いてる!ってションテンが上がるけど、

家に帰ってきたら、

もう気が済んじゃってそのオマケマグのことをすっかり忘れてしまっている自分がいることに早く気付いて!って

思って片付けることにしたわ、

ダンシング断捨離

踊りながら捨てるの窓から

ウソウソ

いつも窓から投げ捨ててる!って抽象的なことを言ってるけど

1回窓から投げた物が通行人の人の頭に当たっちゃって怒られたので以降やってないわ。

もう窓から捨てたりしないか安心して!

2024-01-28

ストライクウィッチーズの思い出

中3の頃にpixivストパンを知り、悪い意味で衝撃を受けた

たまにレギンススカートを履いているキャラがいるけど、基本的にみんなパンツ姿であまりにもシュールすぎて意味がわからなかった

パンツ姿の理由を求めてネット検索したけどよくわからなかったので、本編のDVDを全部レンタルして観ることにした

結果めちゃくちゃハマった、徹夜で全部観た

面白すぎてすぐに劇場版も借りて観て、プライズフィギュアも買った

進学した高校図書館に何故かワールドウィッチーズの図録?があったので、隅から隅まで読み込んで気に入ったキャラのページは図書館コピー機コピーをとって家でも読んだ

パンツズボンっていう設定、よく考えたよなあ

2024-01-18

都合の悪い部分はスルーする面倒臭いやつ

アスペ

2024-01-07

コンビニ年賀状買いに行ったらびっくりした

もらった年賀状に返信するために、コンビニ年賀はがきを買いにいったら、裏面が印刷されてるはがきは売ってなかったけど、コピー機印刷するシステムになっててびっくりした。

コンビニ側も在庫もたなくて良いし、顧客側も一枚だけ買うことができて、Win-Winじゃん。

この仕組み考えた人、ナイス

2023-12-28

ニートで暇なので内容証明送ってみたから書き方と送り方を教えてやる

恐らく真っ当な人生を送る諸氏にとっては「内容証明を書いて郵送する」なんて作業をする事は無いだろうしこの増田有益ものになる保証は無い。だもんでハウツーとしてよりもザ・ノンフィクション的な底辺ドキュメンタリーとして読んで頂ければありがたい。


事の発端は今年の初め、世間を騒がせた例の芸能事務所に対するスキャンダル。俺は告発する側に対してちょいと違和感を感じたのだ。どうも何か言ってる事やってる事ちぐはぐしてねぇか?と。こらちょっと追及"されてる側に"問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。即ち日本国憲法第21条「国民知る権利」は俺も保証されてる筈だから粛々と行使するまでなのである


とは言え何の肩書も持たない中年無職が物申した所で単なるモンスタークレーマーとして扱われるのがオチだ。どうしたもんかと悶々としつつYouTube2chスカッとした話をゆっくり音声でまとめた奴(ほら、アレだよアレ、碌にソースも貼らないアレ)を垂れ流して聞いてたら

浮気相手内容証明をうんたらかんたら」

と来た。

ふと思った。あれって誰でも送れるもんなの?弁護士抜きで?

疑問に思ったら目の前の端末に例の先生がいるぢゃあないか。「内容証明」と伺うとすぐサジェストで「書き方」と出てくる、一番真上にはご丁寧に日本郵政公式ページが出ると来た。流石先生見事なお手前。

俺「それで先生内容証明とはどのように書けば宜しいのですか」

先生「お前さん、作文を書いた事はあるかい?」

俺「へぃ、小学校の頃に読書感想文を少々」

先生「なら話は早い、その作文に使う用紙を持っておいで」

作文用紙なんて百均で売ってるもんかなぁと思ってたがそこは子供部屋おじさん、ひょっとしたらまだ部屋に余ってんじゃねぇかと引き出しを開けたら、あったよヲイ、偉いぞ昔の俺。埃をかぶった用紙を掃い、見よう見まねで手書きであくせくと書いてみる。「こんなもん(作文用紙)大人になったら使うのかよ」餓鬼の時分には思っていたが案外使うもんだねぇ。途中タワシみたいにぐちゃぐちゃっと書き損じたり我ながら字の汚さに呆れながらもようやく書き上げた内容証明を茶封筒に入れる。


次に資金調達である。流石に「お母さーん、内容証明送るからお金頂戴」なんて恥ずかしくて言えないからそこは適当に誤魔化した。公式HPには「一枚480円」とあるが余裕を持ってその倍は欲しい。

ワイ「あ、あの、マッマ……その、履歴書を……」

マッマ「ん?何処に送るんだい?」

ワイ「そ、その……職安に……」

マッマ「まあいいわ、2000円渡しとくから無駄遣いしないでね」

嘘をついてる事に後ろめたさは感じた。だがわざわざ人格否定される為に受かりもしない履歴書書くくらいならこっちのがマシだと気持ちを切り替えた。

なけなしの二千円を握りしめいざ郵便局へ。途中、原本の外に複製、つまりコピーが二枚必要だとの事なのでコンビニに寄り刷ってきた。今時のコピー機ってプレビュー機能が付いてんのかと妙に感心してしまった。

話が逸れた。郵便局に着いた、は良いものの長きに渡る引きこもり生活が、只でさえコミュ障をより拗らせてしまい窓口の前で固まってしまった。一応、不審者と思われたくないので台の上で何か書いてる風を装いながら十数分、意を決して局員に尋ねる。

ワイ「あ、あの、内容証明を……」

局員「少々お待ちください……お客様すみません当局では取り扱っておりません」

ワイ「ぇ、え……」

局員「内容証明の送付でしたら当局よりも大きな局へお求めください、こちら出てこれこれこの道順にございます

ワイ「ぁ、わかりまし……」

局員に言われるがまま俺はその大きな別の郵便局まで足を運んだ。局員も仕事でやってるし間違った道順なんて教えないと信じた。


道中言い聞かせたよ自分に。

何も剃刀送る訳じゃなければ爆破予告する訳でもない。

適切な料金を支払ってサービスを受けるだけだ。

俺は客だ、堂々としてろ、と。


で、その大きめの郵便局である。また例のごとく挙動不審

ワイ「あ、あの、内容証明です……」

局員「内容証明かしこまりました。少々お時間をください……えっとですね、内容証明ですと局員が二人確認しますので少々お待ちください」

言われるがまま待つ。送り先が送り先だけに馬鹿にされてんじゃねぇかと考えてしまい卑屈になる。今度は男性の局員が来た。

局員「あ、お客様申し訳ありませんが……」

ワイ「え(やっぱダメか……?)」

局員「えっとですね、書き損じが三点ございましてですね、印鑑お持ちですか?」

ワイ「あ、はい

局員「ではですね、上の方に●行目一字訂正と書いて頂きまして、それから訂正した部分にも捺印お願いします」

ワイ「三枚とも、ですか?」

局員「はい原本含め三枚とも」

マジか、ちょっと書き間違えただけでハンコ必要なのか、でも念のため持ってきて正解だった。

んで、言われてその通り記入してハンコ押して再度待つ。あんな汚い字で書いた駄文にもここまで真摯対応してくれた局員に心の中でほっとして感謝した。

局員「ではですね、こちら郵送するのが原本になります、あとこちら(複製)がお客様の控え、残り(複製)が当局でお控えさせて頂きます

ワイ「はい

局員「ではお会計内容証明と書留郵便税込みで合計995円になります

後で知ったが九月"まで"は995円だが十月以降は1080円に値上げしてた。ハガキも値上がりすると言うし今後さらに値上がりするかも知れない。値上げの波はこんな所にまで来てたのか……。

その後、説明を聞けば何でも内容証明郵便には保険がかけられていて、万一破損などした場合、俺は十万円ほど賠償金を受け取れるとの事だ。不謹慎ながら「途中で事故らねぇかなぁ」と思ってしまった、配達員さん申し訳ない。

受け取ったコピーには「〇〇郵便局第××号内容証明郵便」と捺印されていた。無職の書いた落書き法律的に効力のある文章に変わった瞬間だ。


帰り際、コピーを刷ったコンビニに再度立ち寄り、百円のコーヒーを頼んだ。

店先でほっとしながら思った。

「俺、普通にサラリーマン出来んじゃん」

午前中、必要書類作成し、昼休憩をはさんで午後、得意先に向かい提出する。

要はそのルーティンを複雑化したのが「オシゴト」って奴だろ。

なら出来るよ。俺にも出来たよ。超初心者向けコースだけど。

結局内容証明は五通、送ったのかな。後の方になったら慣れたもんだから訂正なし、ノー印鑑で提出出来るまでになった。

まぁ残念ながら何の成果も!!得られませんでした!!どこ送っても音沙汰無し!

世の中甘くないよ。でもその甘くない結果出せたのは、今年四十の無職の俺にとって大きな一歩だよ。


最後に。オチと言うか愚痴と言うか、告発を持ってこの増田を締めくくる。

このばでおれいちゃう

吉田豪

てめェーだよ てめェー

吉田豪よ、アンタにも一通、内容証明を送った筈だが12月28日現在音沙汰無しってどう言うこった?いや正確には新宿ロフトプラスワンに送ったのだが、だって本人に直接送る先知らねぇんだものしょうがねぇじゃん代わりに馴染の所送るしか

ってぇかロフトスタッフから話来てねぇか?「吉田さん、何かこんなの来てるんですけど」って。新宿ロフトワンのスタッフの連中は40代の引きニートにも呆れられるほど「ホウ・レン・ソウ」が出来無ぇ間抜けの集まりかよ?

そっちがしらばっくれてもな、こちとら送った証拠ってもんがあるんだ。それに内容証明郵便局にも五年は文面が保存されるから知らぬ存ぜぬは通用しねぇぞ?プロインタビュアーだか何だか知らねぇがアンタの1080円と俺の1080円じゃ訳が違うんだ、誠意ってもんが無ぇのか?え?

どうせ毎日エゴサしてんだろ?何とか言ったらどうなんだ?

2023-12-14

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の三>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

3. 若手職員のB君

直情的なタイプだった。怒りだろうと悲しみだろうと、感情の振れ幅が大きいタイプである

最初の方で説明した場面で、職場コピー機が置いてある台を蹴っていたのが彼になる。傍目から見ても、「どうして採用されたのだろう……」と疑問が湧いてくるほどだった。

ストレスには耐えられないし、自分勝手スタンドプレーは多いし、立場が弱い人間には辛く当たるし、自分は凄いといった主張をしていた(「俺の親、若くして自治会長だから!!」など)。相手意見曲解することが多かった。

私も手痛い思いをしたことがある。私がいた指導課には住民基本台帳ネットワークシステム戸籍課や税務課の職員が使っているものと同じ)があったのだが、B君は特に許諾もなくそれを操作し、職務遂行必要個人情報を入手していた。本来であれば事前申請を要するし、厳しい自治体だと戸籍課以外の職員によるシステム操作を認めない。これが普通である

ただ、ほかの部署から個人情報取得の依頼があった場合でも、身内だからということで、口頭による承認で住基システムを使わせることはあった(課員への一言)。能率を考えてのことだ。が、B君の場合は明らかに一線を超えていた。職務遂行必要であることがわかるが……一度だけ、彼を思い切り叱り飛ばしたことがある。以降は、口頭で課員の承認を得てからシステムを使うよう徹底させた。

ところで、あなた職場にもいるのではないか仕事でも家庭でも趣味でも、何でもいい。ストレス精神的に潰れかけた人間の姿である。B君は、元々コミュニケーション能力に難があった。いわゆる話がわからないタイプだった。

残業も多かった。指導課や学事課の教員出身者と同程度と仮定すると、おそらく月60h~70h程度か。彼の上司は「仕事をたくさん振っていないのに……なぜ?」というスタンスだった。

市職員場合は、予算がある限り時間外勤務手当が支給されるという。私が若い頃だと、時間外勤務をしていないのに、予算消化のために闇残業を認めるという慣習があったほどだ。

教員出身者の場合は、月20hまで支給されていた。学校現場から教育事務職に移った者にとって、長時間労働サービス残業は避けて通れない。この試練があるからこそ、一定基準に達した教育人材を育成することができている。

人は光を求める。そして、その光の見える方向へ動いていく。教職員にとっては、教育に関する哲学、という光を見出すための修行の場こそが教育委員会である。量・質ともに圧倒的なレベルでの修行。厳しい体験を幾度となく積み重ねるから人格能力が磨かれ、玉になっていく。

さて、彼の上司はB君を徹底指導して残業縮減に務めた。だが結果は出ない。残業縮減の効果は僅かだった。ところで、B君の場合学校歴がよかった。地元の名門公立高校卒業して、大学も相応のところを出ていた。地元的には血筋もいい。それが採用に繋がったのだろう。

縁故が悪いか? といえば時と場合による。一概に悪いとは言えない(ex.公共学童クラブ指導員は、その多くがスカウトである特に男性場合はほぼ100%だ)。教職員採用試験においても、学科面接試験の点数以外で、非公式評価すべき点というのは確かにある。

行政一般事務職員のことはよく知らないが、彼らと仕事をしていると、確かに地元において血筋がいいとされる人に仕事のできる人が多かった。※主観的統計である

高等学校入学試験ですらそうだ。学科試験以外で評価される要素がある。内申点などは、その典型である。本人の人柄や人格学習態度や常識力、社会への順応性が点数化される。内申点以外にも、+-の評価がされる要素も一応はある。

プラス評価の例としては……今では絶滅した慣習であるが、昔は公立校でも縁故による入学があった。とある高等学校の名門運動部などが、どうしても○△中学校のあの子がほしいという場合、事前に保護者児童中学校側と話をつけておく。かくして3者が合意に至った場合入試前に合格が決まっていた。内申点中三期を満点にするなどして対応する。

マイナス評価の例としては……生活習慣だろうか。公立高校入学試験の基本は、学科試験内申点の合計で決まる。とはいえ、点数に関わりなく不合格になるケースもある。こちらは犯罪行為であるとか、補導されるのを繰り返したとか、入学試験の際に相当奇抜なことをしない限りは関係ない。

ただ、その子合格基準点に達していた場合でも、入学試験の要綱要領に定めのある範囲不合格になることはありうる。欠席数が極端に多かったり、在学中に異常な行動を繰り返したなどが内申書に書いてある場合だ。学校教育とはいえ高校側も不用リスクを取りたくない。名門とされる公立高校問題児が少ない理由ひとつである

B君の話に戻ろう。その年の夏頃に聞いたところだと、どうやら事件を起こしたらしい。

梅雨が明けた頃に、霞が関新卒キャリア官僚研修にやってきたという。T区の各部署を廻って地方行政の実務を学習するのだ。T区は、その年の中央省庁研修先のひとつに選ばれていた。

キャリア官僚達は、ごく普通にT区の歴史や成り立ちを勉強して、地方行政の実務を視察して、心ばかりの現場仕事をこなして、一週間ほどで霞が関に帰る――はずだった。

最後の日に行われた交流会(飲み会)で、B君はやってしまった。喫煙所よもやま話で聞いたところだと、以下の流れだ。

国土交通省官僚が酒を飲んで調子に乗る

 ex.研修部署部長肩に手を置く、女性職員の体に何度も触る、別省庁のキャリア官僚に「ぶっ殺す」と発言するなど

飲み会最中にB君が頭にきて、国交省キャリア口論になる

国交省キャリアが「お前の区の国庫補助金ゼロにするからな」と言ったところで、B君がキャリア官僚を蹴り飛ばし、馬乗りになる

④ほかのキャリア官僚とB君の部署係長が、彼を羽交い絞めにして止めた

……気持ちはわかる。侮辱されて悔しかったのだろう。だが、いくら何を言われようと、暴力だけは駄目だ。確かに、若手官僚場合調子に乗っている者は一定数いる。子どもの頃から勉強勉強を重ねてきた自負があるとともに、仕事では自分の親ほどの年代から神輿を担がれるような扱いを受けるのだから調子に乗るのも当然である(上に出てきた国交省キャリア東京大学卒だった)。

かくいう私自身も、文部科学省事業査定担当であるとか、会計検査院検査官から相当辛辣なことを言われたことがある。だが、怒りの感情に囚われてはいけない。駄目なのだ

人間はいかなる状況の下においても、自己衝動をそのまま表に出してはならないし、出すべきでもないし、さらに言えば、出したいとも思わない、という主張はまったくの真実であり、妥当見解であると私は考える。衝動制御することができるし、制御しなければならない。それは現実要請というだけでなく、一人の個人としてのまとまり一貫性および価値観要請でもある。突き詰めて考えるならば、人生には実存葛藤解決不能問題さらには、あることのためには別の何かを諦めなければならないというような状況が数多く存在しているのだ。こうした状況こそ、人間が生きる上での本質的条件となっているのである。何らかの葛藤が常につきまとい、ある方向へ進もうとすれば別の道を諦めざるをえない。人間はこうした状況に苦悶しつつ、自己制御しながら生きていかなければならないのだ。 完全なる経営(2001) A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳) P.295



私とB君が教委事務局で一緒だったのは一年だった。その年は、社会教育課にとって厳しい年だったらしく、彼は相当追い詰められていた。年度末の三月時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっていた。

声をかけようか、とも思った。あまりに辛そうだったからだ。係長課長も、彼を見放しているところがあった。どれだけ残業が積み重なろうと、仲間によるフォローを呼び掛けたりはしなかったし、むしろ失敗に対して反省文を書かせていた。

B君は、口に出すのが憚られるほど救いようがなかった。もし、上司や仲間にとって彼が『かわいい奴』だったら、こんな事態にはなっていない。彼は、実際に不良な人間だった。職場の仲間から非人格的な言動咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。自業自得だった。

しかし、やはり可哀想に感じることがあって、廊下をすれ違う時やトイレなどで「元気?」「今日は温かいね」「辛くないですか」など声をかけることがあった。

それから、彼がどうなったかというと、真相を確かめたわけではないのだが……私が定年になる前に退職したらしい。別の部署に異動しても活躍できず、しかしながら、何の因果だろうか――霞が関への出向を命じられたという。省庁までは不明

本来名誉であるはずだが、その出向期間中退職を申し出たということだ。もしや、生贄型の出向だったのだろうか?

現代社会において、感情が表に出るタイプ人間しんどいのだと思う。彼が今、どうしているかはわからない。ほどほど幸せにやっていることを祈っている。



4. サイコパスのC係長

先ほどの2.3.でいうところの係長にあたる人物だ。この人は、冷血漢と呼ぶにふさわしい人間だった。サイコパスとは書いたが、私は臨床心理学碩学ではない。仕事熱心で、結果を求めるタイプだったのかもしれない。目的のためであれば何でもする人だった。思い出してみる。

例としては、部下の叱責だ。普段は物静かで、部下の相談や報告を聞いている。が、一定レベルの何かに触れると怒号を発する。

係長「お前、こないだできるっていったよな!」

若手部下「すいません」

「なんでできねーんだよ」

「……なんとかします」

「言ったな? じゃあしろよ。今週末までだ」

はい。やってみます……」

※部下ができなかった場合は、定時を過ぎても何十分でも説教していた。そして、できるまで残業をさせる。

後は、イベントだろうか。市区町村においてイベント主催する部署はいくつかあるが、教委事務局もそのひとつである教育○○大会などの厳かな発表会もあれば、○○総合フェアなど若い人や家族連れが多く集まる文化的ものもある。

さて、そのT区にとっての○○総合フェアの時だった。毎年過ごしやすい季節に、とある大公園で実施されるのだが、50以上もの出店が立ち並ぶ大イベントだった。

その年のイベントは、残念ながら雨天だった。初日は少雨で済んだものの、翌日以降の天気は崩れる可能性が高い。社会教育課は、教育総務課・指導課と並んでイベント主管課のひとつだった。

その初日の、夕方~夜にかけてのことだった。教育長を始めとする幹部職員が現地に残って、明日以降の対応を話し合っていた(ほかの教委スタッフは全員帰っていた)。主な論点は次のとおりである

□ 雨天の場合の中止ラインは?

イベント会場は維持できるのか?

□ 中止の際の広報手段は?

上記3点のうち、2点目がなかなか結論に至らなかった。イベント会場には、テント備品も野外展示物も並んでいる。風雨によって損傷する可能性があった。そして、2点目の解決手段提示したのがC係長だった。

彼は、「業務委託している会場警備員がいるでしょう。数十人。彼らにやらせましょう。折り畳み式テント(※鉄パイプではない)の屋根を低くする作業や、野外展示物の収納もです」といったことを述べた。

私は「それは契約内容に入っているのですか?」とC係長に問うた。すると、彼は「緊急事態です。契約内容にあろうがなかろうが、現場の指示に従ってもらわないと」と言っていた。

教育局長は「後で問題にならないか?」と聞いたが、「私の責任で収めます」と彼は返した。教育長に「本当にできるんだな?」と聞かれると、「問題ありません。警備の発注は当課です」と返していた。ここから先はうろ覚えだが、C係長は警備会社現場責任者と交渉を始めた。

夜7時頃だったか。私がトイレに行く途中で、社会教育課長とC係長、警備会社ロビー交渉しているのを見た。当然ながら、相手方は渋い反応だった。

私はそのままトイレに行って、また帰り際にロビーを通りかかったところ、「契約切るぞ。ええんか!?」というC係長の声が聞こえた。この人は、気分が高まると大体こうなる。

以下、会話を手帳メモしているわけではない。思い返してはいるが、やはりうろ覚えである

「切るといっても来年からね。今年はもう契約してるし。来年は、こちらの権限でほかの警備会社契約します。それでいいなら、あなた判断で断ってください。テント作業OKなら、これから私の責任で指示しますが」

「いや、でも。ちょっとの量じゃないでしょ? テントの数は何十個もあります。それをひとつひとつ、高さを下げていくんでしょ? それはもう――」

あなたが決めるしかないでしょ。責任者なんだから。この時間あなた会社上司がいるんなら電話で伺ってください」※このあたりから方言になる

判断ができません」

「毎年、あんたの会社契約しとるんやぞ。しっかも言い値で。本来なら正式競争入札せんといか金額やのに。こういう時のために、うちは権限使っとるんやぞ。官製談合みたいなこと、してやっとるんやぞ。俺らとあんたの会社のためを思って。で、上の人間電話するか、あなた判断で決めるかのどっちかや。あなたが決める場合は、契約切られても全部責任とるんやぞ」

「……」

「俺が責任を持つ。あんたが上司に怒られんようにする。後で言っとく。知り合いだから。頼む!」

「わかりました。指示をお願いします」

係長のこの判断が正しかったのか、誤っていたのか。今でもわからない。

結果だけ見れば正しかった。その夜は雨も風も激しかった。(鉄パイプ式でない)テントを張ったままだと、風雨で確実に潰れていた。テントや野外展示物を片付けるといった作業絶対必要だった。それを怠って、一般スタッフを帰した私たち幹部の落ち度である

手続き的には違法である。正しくない。警備会社ロハで使ってしまっている。C係長のことだから、きっと事後処理はうまくやったのだろう。あの後、彼やその上司処分を受けたという話は聞いていない。

個人的には、C係長の行いは正しかったように思える。実際、あの場面だとああするしかなかった。組織のために泥を被ってくれたとも言える。ただ、それが未来に繋がる行為だったかというと怪しい。

例えば、テント崩壊する未来を選んでいれば――教委事務局が「組織として学習」することができていた。それがいい未来につながった可能性もある。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

2023-12-12

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の一>


約三ヶ月前、社会人生活区切りをつけた。当方は、はてなユーザーの中でも高齢である一般的な定年はとうに過ぎている。社会人として40年以上生きてきて、得られた知見といえば……大したものはない。

ただ、今回どうしても書き綴ってみたいことがあり、筆をしたためることにした。書式については、ほかの増田の方に合わせるものとする。難しい漢字も、できる限り平仮名とする。

このエントリは長い。ゆっくり読んでいただけるとありがたい。

書き上げたのは本日12/12だが、推敲関係で五回に分けて投稿する。土曜日には終わるだろう。

私の教員としてのキャリアは、都内にある中学校から始まった。大学を出てすぐだった。今思えば懐かしいが、あの時代に戻れたとしても今の方がいい。時代は進んでいる。

あの当時はアナログだった。電話はあるが、パーク保留(1機で複数保留ができる)といった機能はないし、パソコン事務所に1台あるかないかだった。各学校コピー機はあったが、今と違ってコピーされた物のコピーは悪手だった。印刷すればするほど色が薄くなる。濃淡調整機能などあるはずもなく。

学童についても、今に比べれば悪ガキがたくさんいた。今の子どもに比べると、暴言暴力が明らかに多い。「人は教育を受けることで初めて人間になる」というのは、初等教育学のテキストにある基本的な考え方である

さて、昔ではなく今の時代を観ていたいのだが、心がどうしても時代を遡ろうとする。この日記表現したいことは、今から約十年前の出来事である。この度日記にまとめたのは、教委事務局に勤めていた時に最後に取り組んだ仕事ひとつである。残念ながら、教育のものに関することではない。※当時の関係者は全員退職している。

要約すると、某地方自治体にある教育委員会の中に社会教育課というのがあった。その部署というのが、区役所の中のいわゆる問題のある職員が集まるところだった。区内の教員指導する部門の長をしていた頃の私は、すぐ近くで醜い言い争いや、低次元行為がなされているのを幾度となく目の当たりにした。

彼ら彼女らの言動には、ほかの教委職員も腹に据えかねていた。そして、ある年を境として、何度も本庁と協議交渉を重ねた結果、教育委員会という組織から社会教育課を放逐することができた。

本当に苛々とした日々だった。その分、悲願が叶ったと知った時の喜びは至高だった。今でも解放感が脳裏に蘇ってくる。

これから私が話すことは、人によっては相当厳しい。負の次元に堕ちた地方公務員の姿を垣間見ることになる。それでもよければ、読み進めていただきたい。

私はもう経済社会を完全に引退している。書き綴る出来事もだいぶ前のことだから、元いた組織迷惑にはならないだろう。何かあった場合は、私が責任を取る所存だ。

トピックについては、1.から6.まで用意している。具体的な職員エピソードは2.~5.である。6.において、社会教育課との決着について書かせてもらう。



1. 一部署としての教委事務局社会教育

教育委員会(≒教委事務局。教委。以後は同じ意味として扱う)とはどんな組織か? というと、早い話が地方自治体学校教育に関する意思決定事務企画・調整・一般的管理行為)を行う組織である

地方自治法昭和22年法律第67号)

第180条の8 教育委員会は、別に法律の定めるところにより、学校その他の教育機関を管理し、学校組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱及び教育職員身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育学術及び文化に関する事務管理し及びこれを執行する。



教育長が責任者となって所掌事務教育改革・首長への提言その他を総理し、教育委員が集まる会議議会のようなもの)で可決された教育内容が自治体内の学校において実施される。

かつての戦争の折、行政暴走行為によって学校教育が歪められてしまった経緯がある。地方行政主体から教育機能を切り離して、教育活動全般に関する権限を有する行政委員会としての役割を与えた。

実際のところは、市区町村本庁舎の一部を間借りしている教委が大半である役所の中に多くある部署ひとつとして位置付いている。

なお、本舞台の教委については、自前の事務所を有している。

市区町村場合人員配置例を以下に示す。

教育長)…都道府県教委が教員出身者の中から有望者を選定

      (地域が推薦する場合もあり)

教育委員)…市区町村地元有識者功労者を推薦する

指導課)…都道府県教委が教員の中から査定者を人事異動させる

学事課)…指導課のような教職員出身者と市区町村職員による合同チーム

社会教育課)…上に同じだが、教員出身者がいないこともある

文化芸術課)…〃

(総務課その他)…ほとんど市区町村の一部署と変わらない

学童クラブや児サポ)…教委が有望者の中から採用・選定をして運営

 ※以上、部署名などはできる限り一般的名称使用した

そういうわけで、私の場合上記でいうところの指導課(各学校指導方針を所管)や学事課(学校事務を所管)に籍を置いていた。あれは、新卒教育現場に配属になって十年少々だったか。ある年の人事異動で、そろそろ別の学校に異動になるかと考えていたところ、教委事務局への配属を告げられた。

それから数十年、学校現場に戻ったのは二度だけだ。一度目は中学校教頭として、二度目は校長として。その前後にも、私はやはり教委に籍を置いていて、より高い視座から教育活動のあり方を見直すことや、新しい学校を作る、あるいは廃止するといった仕事に取り組んだ。

最後課長職員としてキャリアを終えた。その後は、いわゆる名誉職といった扱いの教育仕事に数年だけ取り組んで、先日正式にこの仕事から引退した。

タイトルにある出来事は、社会人生活の中でも相当後半にあたる。都内にある中学校教頭としての務めを果たした後、ある年の人事異動で教委事務局課長職として配置された頃の話である。期間としては三年間だ。

教委事務局の中でも、ほぼ真ん中あたりの奥側に指導課長である私の席があった。「ようやくここまで来たか」と思いつつ、課員全員が見渡せるデスク腰掛けようとした時だった。言い争う声が聞こえるではないか。何時かは忘れたが、おそらく正午前だった。

社会教育課の事務スペースで、複数職員が言い争いをしていた。若い子と、中年ほどの男性女性職員だった。どういう構図かは全く覚えていないが、低い次元の話をしているのはすぐにわかった。公務員以前に、社会人として使うべきではない語彙や、極めて高圧的な物言いが見て取れた。

話し合い(口論)を少しばかり眺めていたが、最後男性職員女性職員から詰問を受け、ちょうどかかってきた電話を取る形で逃げて終わった。若い職員は、舌打ちをしてその場を後にしつつ、コピー機が設置してある台を蹴っ飛ばし事務室を出て行った。

『なんだ、こいつらは?』

心の中でそう思った。これまで配属された教委事務局の中に、こんな連中はいなかった。この市区町村の教委事務局で働いていた時もあったが、社会教育課は別のオフィスにあった。

社会教育課、という部署名は伝統である霞が関にも同名の部署があるほどだ。本来であれば、歴史と実績のある部署のはず。では、なぜこんな連中が……? と思って気になったが、その時は時間無駄であると考えた。

だが、そういうことにならなかった。社会教育課は、私のいる課長から10mも離れていない。しかし、毎週のように何度も何度も、大きい声で怒鳴るわ、悪態をつくわ、イベント行事問題を起こすわ、用事で来られた区民を怒らせるわで、こちらとしても仕事がやり辛かった。

私と同じ教職員サイドの職員に詳しい者がいた。この教育委員会(T区とする。豊島区関係ない)の社会教育課について聞いたところ、なんとなく経過がわかった。

社会教育課は、元々別の離れたところに事務所があった

・その場所ではひとつの課として独立していたが、不祥事が多かった

監視意味も兼ねて、本庁総務部の人事課が教委事務局の中に移した

といったところだった。この時は、まさかこの連中のためにあれほど頭を悩ませることになるとは思わなかった。

ここから先は、個別職員の話になる。2.以降に譲りたい。長く詳細に書いても読者が不愉快になるだけだ。できれば各三千字以内でトピックを終わらせたい。

話があちこちに逸れることも多々あろうが、何卒お許しを願いたい。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

2023-11-19

anond:20231119094719

いまでこそコンビニでだいたいのものプリントできるけど昔はコピー機コピーしかできんかったからね

モバイルデバイスも普及してなかったら紙で出力には一定重要があった

使わん人はまったく使わんからそういう人にまでセットで売ったからその名残だろう

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