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2017-05-25

BLAME!観て色々感想読んだ

やっぱ自分含めオタクめんどくさいなって思った。

いやまあ、20年を経て初のアニメ化*1ってことでちょっと期待しちゃって、ちょっと違うな感が残るのは分からないでもないんだよな。

でもあれ1本で原作の骨子にまで踏み込むのは普通に考えて難しいってのも皆分かってたはずなんだよな。

ちょっとでも違うと思ったらシャッターをバシャン!って閉めちゃうオタク感想とか読んだりしてちょっとしかったけど、どんなオタクにも譲れないポイントってのは必ずあるので仕方ない。

でも個人的にあの劇場版ポジティブ評価したい。作品面も、Netflixを通じた海外配信というビジネス面としても。

弐瓶勉本人も語ってるように、BLAME!原作は作中での設定や世界観説明を徹底的に排除していて、

そんな中でたとえばシボが超構造体を突破できなかったと述懐したり、ドモチェフスキーが超構造体を盾にして戦ったり、

そういう小さいエピソードの積み重ねで「超構造体とかいうやべーやつ」「それを破れる重力子放射線射出装置かいう超やべーやつ」という謎めいた層が読者の中に形成されていって、

霧亥も霧亥で倒れては蘇り倒れては蘇り…ってのを積み重ねるうちに「霧亥とかいうやべーやつ」という分厚い謎の層ができあがるんだよな。まるで階層都市のものみたいに。

そういう厚みがBLAME!世界の広大さを引き立てる要素だったわけで、その体験映像で丸々再現するには同じことをするしかないんじゃないかなと思う。

翻って劇場版を観ると、電基漁師との邂逅エピソードを抜き出して整理した感じ。

東亜重工珪素生物など原作キー設定をばっさり切って説明的なシーンを足したという点は原作の厚み・スケール感を大きく損なったが、ストーリーは相当分かりやすくなり、

シドニアのヒットを受けて原作ファン以外も取り込まねばならなかった制作陣の判断がうかがえる。(「説明しすぎ」という感想もあり、それも分かるのだが、あれでもチンプンカンプンな人は結構いると思うのでSFは難しい…)

ただ、いわゆるダメ実写化とかダメ映像化にありがちな物語の根幹から大きく外れた設定・キャラを出して破綻」というのが殆ど見受けられなかったのが何より良かった。安堵した。

好悪あれど、原作をしっかり軸に据えた上で、その枠内でエンタメにしようとしてくれたのが嬉しかった。サナカン侵入シーンとか原作より恐怖を感じた。

「トフボーデン(塗布防電)」とか初見じゃまず分からないガジェットもぼかさずそのまま出してくれたし。「駆除系を妨害するわ!」みたいに説明セリフで済まされてたらもうどうしようかと。

ラストについても賛否あるけど、シボやサナカンは体を乗り換えられる世界から原作との整合性もある程度取りやすい、それ故のアレなのかもね。百合妊娠世界救済エンドはまだありますよ。ありますとも。

今更ですが映像のもの音響はとても良かったです。

原作ファンにも初見客にも共通する正解ではないし、そもそもそんなもの存在しないけど、少なくとも105分という枠の映像化としてはまあほぼ最適解だったんじゃないかなって思いました。

ラム学園の映像化が待ち遠しいですね。(定型句

(*1) 正直これまでに制作されてきた短編群の方が原作雰囲気をよく伝えていると思うが、やはり商業的に難しいのだろう。今作の方向性皮肉にもそれを示しているように見える。


P.S.

「体がいっぱいあるよー!」は入れてくれてもよかったんじゃないですか!?!?!?(怒)

2017-05-21

BLAME!劇場版を見てきた

公開日5/20(土)に見てきましたよ。

全体的な感想としては「まあ、こんなもんでしょう」。(面倒なオタク特有の、上から目線。)

いや、こっちの問題なので、映画は悪くないです。

ビジュアル面は、仕方ないんです。

原作を初めて見たのが「アフタヌーン」誌連載の見開きページで、見た瞬間に脳を焼かれてしまって(ちなみに 内山英明 の写真を見たときも似た衝撃を受けました)。

もう何度も読み返して、脳内でグッツグツに煮えているわけなので。公式映像化というとどうしても期待が膨らんで、好きなシーンがいくつも脳内にフラッシュバックしてくるので、何を見ても物足りなく感じてしまう。マーベル・シネマティック・ユニバース作品並みの予算を投入しても満足できるかどうか。

アクションや、アニメーション(物の動き)に関しても、まあ。

これも脳が煮えてるので。

原作みてて思うのが、絵にモーションブラーをあまりつけてないので、躍動感というか「動いている感」はあまりないんですけど、どんな動きをイメージしているかは伝わってくる。そして、その動きはめちゃくちゃカッコいい。キャラクターアクションだけでなく、建築物や装置の動きも好きです(東亜重工入り口とか)。格闘描写は「ABARA」でも切り拓いているなあと思いました。

あ、霧亥とサナカンの格闘シーンはよかったです。

原作から削られた要素については、単発の劇場作品だから無理ないなと思いました。珪素生物はセーフガードと区別がつかないし、臨時セーフガードも人間と区別つかないし。

唯一文句を言いたいのが、メガストラクチャーが登場しなかったこと。作品の建築物描写における超重要ギミックじゃないですか。これによって、そのへんのビルがどこまでも積みあがっているわけじゃないんだな、ってのがわかる。

重力子放射線射出装置メガストラクチャーに穴を開けて新天地に行く、という名シーンは映像化して欲しかったですね。射出装置がただの強い銃程度のものになっていたのが残念。

劇場に行く前にインタビュー( https://akiba-souken.com/article/30072/ )読んだんですが、感情移入しやすいドラマを入れようってのはなるほどなあと思いました。原作みたいな突き放したつくりにすると、私みたいな性癖の者には刺さりますが、それだけでは売り上げはアレですからね。大勢の人に刺さる普遍的要素を入れるのは良いことでしょう。

でも、なんか、つまらない実写ドラマみたいな出来だなと思いました。面白い人間ドラマを作る難易度って、面白いアクション映画を作るとか、面白い恋愛モノを作るとか、面白い巨大建築物徘徊マンガを作るとかってのと、大差ないと思います。

あと、説明してくれるのはいいんですけど(私も「ABARA」のラスト意味不明でしたから)、視聴者の知性を信頼してないところが、なんか、つまらない実写ドラマみたいだなと思いました。“ながら見”されること前提で作ったテレビドラマじゃないだからもっと信頼してくれてもいいのになあって。特に微妙に思ったのが、自動工場にいくまでの背景の建物が、前のシーンのおやっさんのクソ長い説明台詞のときに写っていたやつそのままだったというとこ。

まあ、これで楽しめるって人が多くて、売り上げが上がるっていうなら、いいんですけどね別に。(面倒なオタク特有の、選民思想。)

私が原作で一番ドラマを感じたのは、臨時セーフガードと珪素生物の確執でした。結局パーソナリティは人間と同じなんで、出しても平気だったと思いますけどね。まあ前述のとおり単発の劇場作品では難しいのでしょう。「あのセーフガードが味方に」って意外性は連載を積み上げていたからこそだったし。

セルルック3DCGはとてもよい感じでした。

あのキャラクターたちが動いてる喋ってる、というのは嬉しいものですが、やはり違和感もありますね。

違和感つっても、映像版のデザインはそうなんだから、映像版においてはそれが本来の姿なわけで、文句を言う筋合いではありませんが。

まあ、私が原作を見てイメージしていたのはこんな感じだった、という話がしたいだけです。

霧亥は、妙に顔が太いなあって思いました。「BIOMEGA」の庚造一のような太さではなく、アゴはシュっとしているのに、なんか太い。原作もっと細いイメージでした。あとイメージよりずいぶん声が低くて喋るのが遅い。

シボは、すげえ高飛車になってました。顔や髪の描写はとてもよかったのですが、服と靴のデザインがそれかいって感じ。

サナカンは、全世界三億七千万人の 弐瓶勉 ファンが驚いたと思いますが、まさかアクセント付くのが「カ」だったとは。「サ」だとずっと思ってたのに。

電基漁師たちについては違和感がまったくなくて、モブとしてしか認識してなかったんだな、という感じ。髪やその装飾の描写がよかった。

捨造は、宮野真守の声してんだからもっと活躍せえやと感じました。電基漁師としては活躍していた方ですが。

づる の、最初の頬染とか、インナーチラ見せとか、そういうのいらねえなって感じでした(個人の感想です)。アレな深夜アニメ並みに突き詰めてくれればまだしも。

霧亥を踏みつけ銃口を突きつけるサナカンをローアングルから見上げるシーンとか最高だったので、そういうのをもっと個人の感想です)。

コンピュータ接続する際に無線が基本なのが、時代にあわせてアップデートしてきたなと思いました。原作ではは有線が基本でしたね。

視線に写る文字などのCG、映画では普通にCGで描写していましたが、思えば原作においてはCGを手描きで描写するというのがいい味出してました。原作が当時されていた当時は特にパソコンスペック向上が激しかったのでうっかりCGを導入すると陳腐化が早かったろうと思います。こういう描写で、手書きフォントみたいな、あえてガタつくような表現をしたら面白いかもしれません。

妄想キャスティング

 霧亥 浅沼晋太郎

 シボ 瀬戸麻沙美

 サナカン 花澤香菜 (あまり低くせず大人っぽくしたときの声がハマる気がする)

 メイヴ 悠木碧

 イヴィ 羽多野渉

 メンサーブ 茅野愛衣

 セウ 宮野真守

 ドモチェフスキー 中村悠一

 イコ 山下大輝

 ダフィネ 斎賀みつき

 プセル 早見沙織

 スチフ 細谷佳正

 ナギナタの人 種﨑敦美 (このイラストの手前に座っている珪素生物です https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=25548289 )

「ブラム学園」が映像化されるとよいですね。

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2017年5月23日火曜日 追記)

5/22(月)に二回目いってきましたよ。

初回は自分の中のイメージとのコンフリクトから「あれが無いこれが無い」を意識してしまいましたが、こんどはちゃんと「劇中にあるもの」だけに集中して見れた気がします。

スゲーよかった。

建築物の描写とか環境音とか。ずっと浸っていたい雰囲気。人間ドラマちょっと脇に置いて、世界観を楽しむ感じですね(って原作と同じやないかい)。

建築物の、特に質感(テクスチャー)がよいですね。原作よりもリッチ表現。今後原作を読むときは映像版のイメージ逆輸入すると、また一段と脳が煮えてきますね。

 

本編終了とエンディングテーマの間に流れたパートキャラクターの静止した3Dモデルがアップになり、カメラだけが動くやつ。

似たようなのが「パシフィック・リム」でもありましたね。あれを意識したのでしょうか。

サンダーバード」のエンディングにも似てるような気がしますが。

 

メカ描写では、電基漁師スーツの背中とグローブデザインがいいですね。強化外骨格という感じで。

 

一度目の鑑賞で気になって、二度目の鑑賞で深まった懸念があるのですが。

原作を知らない方は、建物が水平方向にも垂直方向にもどこまでも続いていて、「外」があるのかわからない、ってことを理解できたのでしょうか。

一見さんにもわかりやすくしたいってことで、ある面では手厚い説明がありましたが、この点については説明が足りてないように思われます。

なんだか、外があるっぽい気がしたんですよね。集落入口の谷とか、ビルの屋上と天井の挟まれた横に開けている場所(ポスターにも使われている)とか、遠くから光が差し込んできていますが、あれ自然光っぽくないですか? シボが塊都を回想シーンひとつでも、アトリウムみたいだと感じました。

映画の最初の方で「都市はどこまで続いているのだろう?」のようなセリフがあり、最後の最後で「無限に続く都市……」というセリフがありましたが、これ、都市が増殖しているのは水平方向だと思われてませんかね。地表を覆い尽くす、みたいな感じで。

都市の高さは「ブレードランナー」や「フィフスエレメント」くらいだと思われるんじゃないかなって。あと、開けた空間にも天井があるのも、「FF7」のミッドガルのようなものだと思われてないかと。

霧亥の「六千階層下からきた」ってセリフがあり、下に関する言及はありますが、上に関する説明がない。舞台となっているのは地表付近で、地底深くからやってきた、という解釈も普通にできますよね。

つか、私も不安になってくるんですよ。ひょっとして原作から改変してて、あれは実際に自然光なんじゃないか、この世界には普通に空があるんじゃないかって。原作通りだと閉塞感で不快になる人がいるかもしれないから避けたのかなって。

原作だと、霧亥が登っても登っても建物が続いていて、「うおー、この世界は何なんだー、上はどうなっているんだー、気になるー」ってなって、霧亥の探索から目が離せないわけです。終盤では木星サイズ距離が提示されたりして、少なくとも惑星よりもデカいんだなってわかる。でも映画だと舞台が固定されているうえに説明が無いので、普通に地球が舞台でミッドガルのようなものの中に住んでて、そこから外に出ないまま終わっちまった、みたいに思われてないか不安になりました。原作の壮大な世界観スポイルされてないかと気になります。

 

あと、原作を知らない人が、ネット端末遺伝子ネットスフィアに関してどう思ったかも気になります。

原作においては、マクガフィンのようなものでしたよね。登場人物の行動原理に芯を通し、「結局こいつら何がしたいの?」って支離滅裂にならないようにするもので。きっと見つからないまま終わるんだろうなあ、と覚悟していました。(実際に、まあ、ねえ。)

単発映画というところに重点を置くと、ネットスフィア接続するために端末遺伝子を探している、ってのは、「天空の城ラピュタ」における、ラピュタに行くために飛行石を探している、みたいなもんじゃないすか。そう考えると、劇中に飛行石もラピュタも出てこないまま終わったようなもんじゃないすか。

たとえば現代が舞台で「政府の重要書類」だの「世界最大のダイヤモンド」とかのありきたりなものだったら、はいはいマクガフィンねとわかりやすいものですが、違う世界が舞台で作品オリジナル造語なわけですからクライマックスバーンと出てくるのかな、って期待してもおかしくはないでしょう。

原作への「引き」になるといえばなるような気もしますが、それがきっかけで原作にきても、マクガフィンですからね。

大丈夫なんですかね。

まあ、私のような原作既読の頭の煮えたファンが考えても詮無きことではあります。

 

結局ネガティブな話になってまいりましたが。

 

二回目の鑑賞でも電基漁師はやっぱり、なんか、微妙でした。

パワードスーツで増強した筋力にモノを言わせて都市をパルクールで駆け回り、セーフガード監視をかいくぐりながら強かに生き延びてきたテクノ遊牧民の末裔——とは思えないほど、どんくさい

ヅルは新人だからまだしも、捨造とかおやっさんとかはベテランでしょうからもっとプロっぽくキメて欲しかったですね。原作なら所詮モブなので、どんくさい方が「霧亥カッケー」ってなって好都合なんですけど。

なんで棒立ちでのんびり喋っているかなあ、って思うことがしばしばありました。声優の演技は素晴らしいのですが、テンポが悪いというか間延びしているというか。

プレスコの仕方が悪かったんじゃないかなあという気がしないでもないです。

いや、アニメ制作プロに対して私が言うのもおこがましいんですが、劇場舞台挨拶の記事 http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1495262889 なんかには「キャラクターの行動が伴うようなシーンはその場でディスカッションをしながら演じていた」「今回全く絵が無くて、あるのはト書きくらいなもんです」「セットが無い状態の舞台演劇をしている感じだった」とありまして。

たとえば、即興で作詞作曲して歌うとか、即興で会話を考えて劇をするとか、すごいスローになるじゃないすか、探り探りになって。本作もそんな感じだからモタついているように感じるのかなあ、と。

全員が原作読んでてグツグツに脳が煮えていればまた違ったでしょうけど、そんなことあり得ませんし。

原作の読み合わせも無かったようですし(そんな長時間拘束するような浪費的な契約は普通しなさそう)。

 

会話の内容で、ちょくちょく引っかかるところもありました。

シボが自動工場がどこにあるか言ったとき、その地域について何も把握してないようなリアクションだったのに、入口についてみると「この場所から帰ってきた者はいない」って言ってて、“おまえら知ってるんかーい”ってなりました。(話は逸れますが、自動工場といえば、新しい武器とか作って電基漁師がパワーアップとかするとわかりやすく燃えたかもしれませんね。「メトロイド」で新しい武器やスーツの強化パーツを手に入れるみたいな。原作でも倉庫から武器をとっていくシーンがありました。)

それと、自動工場にて、別行動していた仲間と合流した際に「彼女はどうした」「駆除系に潰された」のような会話があったのに、行ってみると当の彼女が腕を怪我した程度で座り込んでいて、でも誰も不審に思わなくて“え、おまえ潰されたとこ見たんだろ? だったら疑問を口にするんじゃない? それとも襲われたときすぐさま見捨てて逃げたの? おまえが彼女のことが好きだっていう感じの描写があったし、だから一緒に行動してたんじゃないの? 見捨てたのを悔んだりしないの? 別のやつも誰も気にしないの?”ってなりました。

 

人間ドラマ面で一番ひっかかるのが、死に対するリアクションでした。

あるキャラが死んだ後のヅルのノーリアクションっぷりはどうなのかと。

それだけでなく、冒頭で三人やられたことについても。人口が200にも満たないような小さな集落で、自分たち以外の人間に会う事ができないような寂しい世界で生きていて、同世代の仲間が死んでいったのに、それか、って。

声高に泣き叫べばいいってもんじゃないですけど、なんだかなあ、と。

ヅルに限らず、死んでいった者に対する思い入れがまるで無いように見えました。誰も死んだ者の名前を呼びません。何人やられた、っていうふうに、数しか言いません。

現代日本に比べて死が身近な世界からそうなってるのかもしれませんが、だったら結局は感情移入を拒むようなキャラクター造形だなあと。

悪い意味感情移入できる気がしました。視聴者的には特に思い入れも無いモブキャラが死んだくらいのテンションなわけですが、劇中の人物のテンションもそれくらいっていう。

 

ところで、原作だと電基漁師は死んだ人間の人格保存とかやってまして。

あれはグレゴリイ・ベンフォード小説「大いなる天上の河」が元ネタです。死んだ人間の人格チップに移して人工知能みたいな状態にできて、個人でチップを携行し、先祖たちと頭の中で会話をすることができます。

「大いなる天上の河」の他にも「銀河の中心」シリーズとしていくつか作品がありますが、「BLAME!」に劣らず暗い話で、宇宙からきた機械文明と人類が絶望的な抗争を繰り広げます。地球を飛び出し銀河の中心付近に進出した人類は、かつては巨大な宇宙コロニーを築いて機械文明と闘っていましたが、やがて敗北し、惑星上へと縮こまり、さらには惑星上の要塞も破壊されて流浪の民となり、機械文明の物資を略奪して生きる存在となった、という感じです。原作者が影響を受けた作品として明言しており、インタビュー http://kai-you.net/article/41199 などでも言及されています。

原作の電基漁師はけっこうサイバーパンクですが、映画では捨造が「機械と繋がるなんて嫌だね」と言ったりしていて、普通の人間像に寄せてきたなあと感じました。

 

ついでにもう一つ海外作品を紹介。「BLAME!から影響を受けたPCゲーム「NaissanceE」。

http://www.naissancee.com/

http://store.steampowered.com/app/265690/NaissanceE/

 

一回目の鑑賞よりもポジティブなこと書こうと思ったのですが、ネガティブ話題も多くなりましたので、最後は気楽な萌え語りで〆たいと思います。

 

二度目の鑑賞だと、改めて、霧亥、シボ、サナカンの演技が素晴らしかったです。

霧亥とシボが階段で別れるシーンはグっときました。

シボといえば、ヅルから霧亥を奪っていくシーンがラブコメの波動を感じてよかったです(語弊があります)。入室してくるシボの、あのドヤ顔花澤香菜の見下し声とあいまって最高ですね。

サナカンは、なぜか初回では気にならなかったのですが、すごい顔変わってますね。原作既読映画について知らない人に「プセルだよ」って言ったら信じるかも。額のセーフガードマークが髪で隠れてましたが、見えていたほうがよいかもと思いました。

顔といえば、駆除系の顔。原作より下膨れって感じで、ちょっとダサい気がしました。能面をフィーチャーしたのかも?

 

ところで http://www.ota-suke.jp/news/192644 によると早見沙織曰く「サナカンは、霧亥とは拳で語り合ってるんです。きっとですが、わりと無口な人って、モノローグでいっぱい考えてるんだと思いました」だそうで、私はセーフガード映画ターミネーター」のT-800のような存在であり、原作終盤はともかく、映画では原作初期の立ち位置なんだから、拳で語り合うとかいうのは解釈違いに収まらない明確な誤りなんじゃないか、スタッフはこういう基礎的なところも伝えずにプレスコやらせたのか、だからグダグダになったんだ、とか思っていましたが、考えているうちに映画版ではこの解釈が正しい気がしてきました。キャラデザカワイイ寄りのチューニングされてますし、表情豊かですしね。

ラム学園が映像化されて、「早見沙織のふり〜すたいる」のジングルみたいなやつをたくさんやってくれるといいですね。

 

それにしても、連載開始から20年の時を経た今になって、こんなに多くの人が同時期に「BLAME!」について見たり聞いたり語ったりするというのは、夢のようです。

2017-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20170519082654

子育て萌えなら赤毛のアンだな

大人しいコミュ障の爺さんと口うるさい妹(婆さん)が、たまたま引き取った孤児女の子にデレていくお話

高畑勲すげえてなる

あとブコメで思い出したが攻殻SAC劇場版SSSは良かった

うろ覚えだけど佳境ではトグサがプロとして、父親としての決断を迫られる

いい機会だから見直すかな

2017-05-16

まどマギ劇場版3作見た

やっぱ最初の2作(テレビ版)は糞だなー

ご都合主義が目に余るしいろいろとウザいし

あと斎藤千和の涙声って全然かわいくなくて萎え

でもこれ見るとレクリエイターズの弱設定魔法少女はこれに合わせてんだなと

まあこっちが売れてるんだから子供騙しの方が受けがいいという判断で真似してんだろうなあ

広江あたりは性格の悪さでもシンパシー感じてそうだし

んで三作目はテレビ版と比べると格段に完成度が上がってていい感じだった

物語舞台さらに狭く限定してることで破綻も見えなくなってるというか

クライマックス王道な盛り上げ方でいい

サスペンス展開から危機、そして大逆転

こういうのは劇場版って気がするね

とせっかく好印象を抱いていたのに

この糞映画そっから無理やりバッドエンドというかエビルエンドにしやがった

虚淵死ね

通り魔にでも刺されて死ね

2017-05-13

ガルパン劇場版見終わった

あいかわらずなにもかもがいけ好かない

評価するなら能登台詞で締めたとこくらいか

なんで脇役に締めさせたのかさっぱり意味はわからなかったが能登なら仕方ないな

いまガルパン劇場版を見てる途中だけど誰だよこれ面白いって言った奴

テレビ版と大差ないつまらなさじゃん

2017-05-08

歴代魔法少女の行く末を知ってる?

ネタバレ多数含まれています覚悟してごらんください。また鬱になる可能性がございますので、お気をつけて。

魔法少女なのにダークだと話題になった「魔法少女まどかマギカ

しかし男女問わず大きなお友達から魔法少女は鬱展開多い」という声も多数なので代表的魔法×少女もの魔法が使える少女を指すことにする)の終盤の展開を調べてみた。

結論から言うとほぼ覚えていなかった自分に驚いた。

帰りたくなかったが火事をとめたため魔法使いがバレて人間界追放

父親を救うために大きな魔法を使い、代償としてコンパクト変換

両親と二度と会えないが人間に恋をして海を捨て人間になる(日本版リトルマーメイドアニメ

最終回キャットファイト女王になれず終了。視聴者魔法をかけて終わる。人間界家族記憶が消せなかったのでハッピーエンドなのかな。

1期で事故死。転生。二期で両親がHIV。そして2期の結論としては夢オチ。(本当の夢をかなえるには魔法は捨てろオチ?)

ラストライブで「クリィミーマミ」は消失する。

(初代アニメ)うさぎ以外全員無残に死ぬ

姫助けるために別世界に行ったら姫殺さないといけなかったので殺しました。ただその後2章もあり原作アニメ微妙に違う(脚本は同じ人)。恋人ともう会えないとか会えるとか。最終的な恋愛関係無茶苦茶になっている。

好きな人が一回死ぬりりか、自分の命と世界の命を天秤にかけて自分の命を差し出し死を決意する。が、奇蹟が起きて死ななかった。

怪盗業から足を洗ったようだ。

同級生により嫌がらせをうけていたところまで同じだが、ラスト微妙原作アニメが違う(脚本は同じ人)。アニメ劇場版2が実質最終回ハッピーエンド原作恋人遠距離恋愛のち中学生で再会。事情により身内ゼロ父親、力を得る。兄は力を失う。主人公は力の制御ができるのか?→新シリーズ(連載中)へ。ツバサに登場してるので桜が「サクラ」を救う展開に?(つまり桜周辺は平和だけど取り囲む世界が不穏)

主人公引退。のちなんやかんやで劇場版で復活した?

結局全員魔女にならなかったんだねぇ~。小説版で3年後が描かれてるけど、はなちゃんは急成長と精神年齢が伴わなくて反抗期が激しくなって、おんぷちゃんは芸能界の荒波で荒み母と死別していました。

最終決戦前処女喪失し純潔では無いので変身できないのではと悩む。

準主役、人形でした。主人公記憶喪失学校通えず友達できない。

好きになったのは双子の兄で失恋、兄はジュエルペットになった。

円環の理を断ったほむほむなのでした。

2017-05-07

プリパラを見ろ

鬱で家を出られなくなって時間を持て余してたけど、プリパラ見て随分幸せになれたなぁと思う。

1年目は友情の芽生えとすれ違い、2年目は才能と努力、3年目は親の愛と仲間の絆が描かれて、子供向けなのにずいぶん骨格のしっかりしたアニメだったと思う。

らぁらママとグロちゃんの再会やユニコンのファルルやボーカルドールへの愛情、みれぃの努力勝利にはかなり泣かされてしまったし、SoLaMiSMILE結成や純・アモーレ・愛、Mon Chou Chouには大人げないけど感激のあまり大声上げてしまったりした。

ただ童心に帰って楽しんでいたというわけじゃなくて、なんとなく自分の小さいころやらいまでも抱えてるコンプレックスに重なるところがあるように思えて、まぁそれこそ女児のように感情移入して見ていたわけだけども。

ハマって、劇場版CDも集めて、最新映画も全コース見に行って、ゲームも筐体版まで遊んで、プリパラおじさんやってるときが、もう月並みだけどとても楽しくて仕方なかった。

これくらい、誰かが前向きになれる仕事をしたいなぁって、少し前向きになれた気がする。

アイドルタイム発表当時は結構不安はあったけど劇場版エンディングラストのシーンで「あ、これは大丈夫なやつだ」っていう謎の確信を得て、予想通り今でも楽しめている。

今回はまだテーマこそ「時間」っていうキーワードくらいしか明らかになっていないけど、OPテーマの「Just be yourself」の歌詞にすでに涙。

いまならまだ始まったばかりだから間に合うのでぜひアイドルタイムプリパラを見てください。

日本ロボットアニメ ベスト10ができない

日本アニメベスト◯◯ネタ流行っているようなので便乗しよう。

ちょうどNHKロボットアニメ特集があったし、ロボットアニメで十選だ!

と思ったけれど、十本に絞るなんて無理だった。

以下候補(順不同。とりあえずテレビ劇場版OVA等問わず

考えたいこと

- 子供向け作品玩具販促を軽視・侮蔑し、高い年齢を狙った作品マニアック作品を過剰に持ち上げる、アニオタの悪い癖が出てしまうおそれ。

- 玩具会社がノンクレで参加していたり玩具アニメ化作品が多かったりするのは、ロボアニメというジャンルの特徴の一つ。

- →「ロボオタ教養」的な視点必要性

- もしアリにする場合でもシーズンごとに別作品扱いするとしたら、票が割れて選外か?

- しか海外ものアリにするとロボテックボルトロンの扱いが死ぬほど面倒だからやっぱ無しの方向で。

- テレビ企画でのガンダムフォロワーの激増と、マジンガーZ的な企画OVAに求める流れ。現代における後者の注目度・知名度の低さ。

- メカかっこいい作画しゅごい以外に言うことが無い作品オールタイムベストに入れていいのか問題

- これはOVAに限らないが、ロボアニメにおける作画無法地帯の意義。

- アイデアの面では今の作品に劣らずとも、「テレビまんが」を現代アニメオタクがどう思うか。

- ヒット作ほど目立つ欠点があるような気もする(未完だったり延長が蛇足だったり打ち切りだったり映画館しか見られなかったり)

- 社会現象になるようなことは無いが全体的に高得点な、優等生作品への評価の難しさ。

2017-05-05

カードキャプターさくら世界観

さっき劇場版放送していた。2しか記憶が無かったので1を見て改めて特異なアニメだと感じた。

監督理想の世界表現していた。悪い人が居ない世界だ。

ただもっと言うと、理想とはそれだけを言っているのではないと思う。

まず貧富の差がほぼ無い。みんなある程度裕福だ。(知世ちゃんは別)

そして恋愛観。別に相手が異性でも同性でも人じゃ無くても、誰もが自由に好きになる世界を描いている。

例をあげるとキリが無いのだが、主役のさくら小狼しろ国籍が違う相手同士だ。

今ならこれで理想の世界なのだと言われると分かるのだが、子供のころ作品を見ていてそんなことが分かっただろうかとふと疑問に思った。

さくら世界には片思いが溢れていた。

初恋相手が好きなのはお兄ちゃんでしたという展開は、子供心に衝撃を与えた。

観月先生が出てきた時点で、きっとお兄ちゃんは観月先生復縁するのだろうと思い込んでいたのもある。

知世に関しても、年々その達観度合いが素晴らしく思えてくる。

この色んな場所で起きている片思いが、実らないこともよくあり、雪兎の「父と重ねてるでしょ」という桜への突き放し方は心を痛めた。

小狼が力に左右されて、同性愛だと悩むシーンも微妙に含まれている。桜が小狼にとっていた態度を自覚し自らの残酷さを理解する部分も重い。

子供がこれを理想の世界判断するには少し難しかった。

そして何より、さくら世界には片親が多い。

桜も、知世も、劇場版確認できたが小狼も片親だ。

桜ちゃんが好かれたのって、やっぱり父親迷惑をかけないようにしたり、兄と一緒に家事を頑張っていたところもあるのではないか

原作では母親幻想についていってしまう桜と、桜に寄りそう桃矢が描かれている。シスコンにも理由がある。

アニメ版にもこんな感じで可哀想子供オリジナルエピソードで出てくる(脚本原作者だ)

また、ケロちゃんとユエも大事な人を亡くした悲しさで感情を押し殺すシーンが続く。

理想に見えて、人が死ぬ世界なのだ。苦労している人が居る世界なのだ

さらに言えば怪我をすれば血も出るし。失った力は戻らない。

桃矢はもう母親に会えなくなったし、通常の寿命しか生きないし、ユエはまた大事な人を失うだろう。

ロウカード篇のラスト部分はアニメ再現されたが、「大切な人と言う概念を奪う」とかどこぞのSFホラーだと…(CLAMP原作者なのでお察しだが)

この辺の作品世界にある「現実の悲しさ」が、このアニメをより魅力的にしていた気がする。

そんなわけでCCさくら日常ほのぼの大きなお友達アニメだと思ってる人はこの機会に一度しっかり見てほしい。

1月中学生さくらちゃん放送が始まるよ。

ツバサクロニクルCCさくらちゃんが起こした行動に繋がるのなら、CCさくらちゃんが血みどろの世界を知ってることになるし、また世界観がややこしくなるなぁ…w

2017-05-03

名探偵コナン から紅のラブレター ☆☆

ネタバレ

登場人物全員大阪弁がヘタってなんかのギャグか?

レギュラーキャラよりゲストキャラゆきのさつきの方が明らかに大阪弁上手いんやけど……

ってか毎度思うに劇場版の癖して推理の入り込む密度が薄いなオイ。犯人を推測する必要全く無いだろコレ。

解決シーケンスとか1分くらいしかないし。

評価

パンツが見えなかったので星二つです。

2017-04-30

雑な比較

「最新テクノロジーフィクションへの導入」という観点作品ジャッジすると、SAO劇場版の方が『ひるね姫』より全然よかったと思うんだよな。『ひるね姫』のタブレットSNS関連の描写しろ、車の自動運転しろ、なんかこー、表層的というか。日経ビジネスIT特集とか一生懸命読んでる人の精一杯の想像力って感じ。

もともと俺、神山健治のそのへんへの取り組みって、攻殻SACの「笑い男」以降、まったく冴えてないと思ってるのだが。『東のエデン』で描かれたITベンチャーとかネット描写って、あの段階でかなり古かったわけで。

まあ、SAO現実フィクションの重ね合わせがとても魅力的だったのは、俺が東京住みで、どこもかしこ複数回行ったことのある場所だったことによるバイアスもあるのかもしれんけども。

2017-04-22

先ほどメルカリを初めて使用

アニメ劇場版特典とかをあげたらあっさり売れた。

価値を知らなくていい加減な値段をつけたのかな…と不安になっている。

やはりどうも適当につけてしまったようだ…。もう少し下調べすればよかった…。

悲しい。

2017-04-14

○○は実質△△ ソードアートオンライン劇場版オーディナルスケール

http://anond.hatelabo.jp/20170401115810

ソードアートオンライン劇場版オーディナルスケールは実質 ゴジラビオランテ

・だいたい娘を亡くしたマッドサイエンティストマッドテクノロジスト)のせい

博士教授)は自分研究を娘を蘇らすために行動していた

ラストの巨大モンスターには女性の顔付(※)

・巨大モンスターには植物成分があり、鞭状の、根のような蔦のような触手を使っての戦闘になる

・巨大モンスターが倒されると光の粒子が舞い上がっていく

最後に娘の幽霊的なエンティティが生きているキャラクターに向かってお礼を言って消えていく。もちろん蘇生することはない

(※ 公募原案ではビオランテ博士の娘の顔が現れることになっていた)

名探偵コナン反日か?

昨年の大ヒットした「純黒の悪夢」が地上波放送され、今年の劇場版から紅の恋歌」が公開間近な国民アニメ名探偵コナン

しか原作を読んでいると、もしかしたら親米反日思想なのかと思われる点がいくつも出てくるのでざっくりまとめてみました。

急いで書いたので、出典などを省略しています。気が向いたら後で補足したものをアップします。

コナン世界でのFBI

コナンにはFBIが出てきます。他にも日本警察刑事警察だけでなく、組織を追っている公安警察も)やCIAが出てきています映画では他国諜報機関も出ていましたね。

このFBI、作中でベルモットから違法捜査等を指摘され、安室からビザが切れそうなことを指摘され、更には現実組織機構と同一の募集要項提示されているのです。

まりコナン世界においてもFBI現実機関と同一視をしているということにほかなりません。

公式捜査権はなく滞在期間を見ても観光ビザジョディ高校教師として潜入していたので、恐らく就労ビザ)で入国しています

そんなFBI所属する赤井秀一は、銃刀法違反道交法違反、発砲、ストーカー規制法抵触しそうな盗聴と監視ハッキング死体損壊証拠隠滅など法に抵触する所業を繰り返しています

それなのに彼は責められることなく、主人公であるコナンがこれらの犯罪行為サポートし、時には検挙に来た警察を追い払うのに力を貸します。

アメリカ捜査機関であるFBIが、許可なく日本でこんなことをしています治外法権がまかり通るなど、開国直後や戦後日本のようです。コナン世界では、日本アメリカ属国もしくは米花町や杯戸町はアメリカ植民地なのでしょうか。

そう考えないと不自然なくらいFBI特に赤井日本蹂躙しているのです。

不遇の日本警察

探偵漫画において警察が頼りなく描かれたり、創作において公安警察が悪に描かれたりするのはよくあることです。

しかコナン世界での公安安室スコッチ安室の部下・上司)は作中に描かれている限り、真面目に仕事をしているだけです。

日本という国を守るのが仕事警察庁警備局警備企画所属安室が、「緋色シリーズ」と呼ばれる長編赤井の死亡偽装を暴きます

その死亡偽装も、コナンの思惑を無視して勝手に動いた結果、たまたま目の前で自殺した組織構成員日本人)の死体を用いています。その経緯でコナンが辿り着いた信念である犯人推理で追い詰めてみすみす自殺させちまう探偵殺人者と変わらねーよ」を無かったことにして捻じ曲げているのですが、それは一旦置いておきましょう。

とにかく日本にとって脅威でしかない、考えようによっては黒の組織安室が潜入捜査によってある程度コントロール可能)よりよほど危険で悪質なFBI悪事を暴きに来たわけです。

しか赤井公安警察車両に発砲、公安責任転嫁をしてきます。「ああでもしなければ死人が出かねなかった」と言っていますが、公安特に危険手段は使っていません。現場は崖ですから赤井の発砲により玉突き事故が発生していますがそれによって死人が出る可能性の方がはるかに高いのです。

でも何故か、正当性赤井にある。

それだけでは終わりません。工藤一家総出で安室への対応を行い、更には潜入中の捜査である安室本名を盾に脅迫し、彼らを撤退させます。完全に公務執行妨害です。

公安警察敵対する為に工藤一家を総動員ということは、初期の頃にコナンが「やだね!これはオレの事件だ!オレが解く!父さん達は手を出すな!」と啖呵を切っていたのも、今は昔となったようです。

ちなみに安室撤退させる際、赤井は彼の同僚であるスコッチを殺した(自称)ことを唐突に謝っていますしか安室赤井に言われるまで四年間その件に関しては一切動いておらず、バーボンとしても降谷としても当時を含めて冷静に仕事を続けていただけです。

そんな状況で、安室スコッチの件で赤井を恨んでいる・だから赤井組織に売って自分が中枢に食い込む算段だ、などというのは無理があります公安警察安室の指揮で動いていましたが、それはつまり許可を得ているということです。安室さらに、赤井の捜索に関しても組織ボス許可を得ています許可を得て連携していることを私怨と呼ぶのも、違和感しかありません。

潜入していた時期にジンと会えなかった赤井と違い、安室ジン仕事ぶりは評価されているし、ボス許可も得られる立場です。ベルモットの弱みを握って協力関係を結び、ある程度組織の動きも掌握できているわけです。組織人間としては相当な地位に既にいるので、中枢に食い込むために赤井を売る必要が見出せません。組織を裏切れば一族郎党消されるという組織で、赤井だけはスパイであることがバレて逃げたのに一家全員元気に生活しています。世良は堂々と高校に通い目立つことをしているし、秀吉はそもそも有名人です。組織赤井一家には優しいのでしょうかね。

余談ですが、キールもあの方からの信頼が篤く、それ故にFBIに落ちたのではと疑われています。だけど彼女がCIAの諜報員だということはベルモットが少し疑ったくらいで、誰にも知られていません。もし組織の中枢に食い込むなら、情報を全く持っておらず組織から家族くるみ放置されている赤井より、キールの正体の方が確実に重要です。

諜報機関を追い詰める赤井

赤井はじめ、FBIおかしな行動をとっている相手は、日本だけではありません。FBIが属するアメリカ諜報機関、CIAにすらアメリカ国内問題になりそうなことをしています

CIAの諜報員、本堂瑛海(水無怜奈、キール)が事故に遭ったのは、FBIの追跡によるものです。たまたま捉えた組織員がCIAのキールだったなら、多少は仕方ないといえますしか赤井は本堂瑛海とその父親で同じくCIAの諜報員であったイーサン・本堂の死の真相を何故か知っていました。つまりキールのことを知っているはずなのです。

勿論それだけにはとどまらず、緋色シリーズではキールからメールが来たことで

キールが殺されていない=赤井が生きてることがバレていない

というバロメータに使うだけという仕打ちでした。

キール組織とのパイプに使う為に再潜入の指示を出したのはFBIですし、その時の約束であるキールの弟を保護するという条件は弟(本堂瑛祐)本人の辞退があったとはいえ、とっくに反故にしています

CIAは国外FBI国内担当だった筈なのに領分を侵した上でのこの仕打ちは、本来ならばCIAや大統領を巻き込んで大問題になるほどの事態です。

FBIによる潜入捜査の成果

赤井の潜入による成果でFBI内で情報共有がなされていると確認されていることは、赤井と明美の恋愛のみです。

赤井バーボンの顔やラムという名前も知っていたと言っているのに、FBIメンバーはそのことを知りませんでした。組織員に関する情報共有は一切ないようです。

そもそも赤井ジンを捕まえようとした作戦も、情報共有や報連相などの連携がなかったから失敗に終わったといえます。潜入捜査で初対面の組織幹部をいきなり捕えようとする時点で、作戦としてはどう見ても破綻していますが。

そもそも、ジン組織への忠誠心が強いキャラです。そんなジンを急に捕まえたところで、情報を吐くとは思えません。それに初任務で既にジンからしまれていたからこその、作戦失敗です。

宮野明美の改変

明美も当初は妹思いの姉でした。妹を組織から抜けさせるために殺されるのも承知の上で強盗をし、成功させたしたたか女性だったのです。

しか赤井声優決定後、赤井恋人設定が急に浮上しました。妹のシェリーを抜けさせようとした為ではなく、スパイである赤井組織に引き込んだ為に殺されたことに変わりました。

これでは理不尽に殺されたわけではなくなり、組織側に正当性ができてしまったのです。

はいえ、赤井FBI日本から引き揚げてから二年間、明美は妹の灰原とファミレスお茶をしたり、結構自由生活していました。なのに急に赤井を引き入れたか組織に殺されたことになったのです。

ちなみにその間FBIは、スパイを引き入れた宮野姉妹保護することは一切ありませんでした。作戦開始前に保護しなかったのは、日本人を守る義務はないということかもしれませんね。ちなみに宮野姉妹赤井の従姉妹のようです。従姉妹にハニトラをして組織に潜入したということですね。

しか赤井は、明美を二年間放置していたのに彼女が死んだら急にジンを宿敵扱いし始めます赤井の落ち度で明美は死んだのだし、灰原もそのせいで自殺を試みています責任赤井にもあるのに、これでは完全に逆恨みです。

逆恨みで狩るべき相手を見誤っているのは、一体誰なんですかね。

スコッチの一件

スコッチが死んだ件では、そもそも何故あの場に赤井がいたのかという疑問が残りますが、それも一旦置いておきます

現場に辿り着いた赤井は、何故かスコッチを投げ飛ばそうとし、拳銃を奪われます拳銃を向けられると突然「命乞いをするわけではないが(中略)俺はFBIから潜入している赤井秀一」と名乗ります。その状況では普通は命乞いにしか見えません。

スコッチにも、赤井を信用する素振りがなく、赤井シリンダーを掴む手の緩んだ隙をついて自殺します。安室足音赤井シリンダーを離したので、普通に考えたら赤井の過失の方が明らかに大きいのです。

拳銃赤井のものですし、彼があの場にいなかったらスコッチは死ななかった可能性もありますね。少なくとも、赤井が来なければ命を絶つ前に安室と落ち合うことができた可能性は高いです。

赤井安室スコッチ自分が殺したと説明しますが、一瞬で自殺であるという真相を見抜かれています。一瞬動揺しても、安室が冷静さは保っていることの現れです。

この状況で安室足音が悪いという風潮は印象操作に思えてきますし、緋色シリーズ赤井の言った「自分を売って中枢に行くつもりだ」という発想は、彼自身スコッチを売って中枢に行こうとした経験に基づいているのでは?と邪推したくなります

このスコッチの死から赤井特に何も学ばなかったようで、その後も明美を死なせ灰原も死にかけさせ、カルバドスも死なせ、楠田を死なせて死体を利用します。後悔の一つでもできていれば、カルバドスくらいは拘束に持ち込めたのではないでしょうか。

純黒の悪夢

当の赤井純黒の悪夢では素顔で組織に近づき、あまつさえ感熱レーダではあるが捕捉されています。どう見ても赤井のシルエットでしたが、まあ何故かバレないでしょう。

赤井生存が明るみに出れば、キールは殺されますキールの命をなんだと思っているのか。

そもそもあのストーリー自体赤井が何故か首都高キュラソーでなく安室の車にぶつかってきたり、勝手ライフルを発砲したりしなければ起きなかった悲劇がいくつもあります。完全にスパイ殺しの赤井です。

赤井が壊した首都高の件も公安が処理していますし。キールバーボン、そして他国NOCの身を危険晒し最終的にはスナイパーなのに一つしかない暗視スコープ故障させ、コナン安室にお膳立てしてもらって一発撃ったものオスプレイを落とせなかったがそれもまた別の話。

まとめ?

結局青山先生赤井というか池田さんの声贔屓なので、池田さんに言わせたい台詞先行で描いているか赤井が出ると物語が破たんするのでは、という見解もありますが…

今のところ、名探偵コナンFBI捜査官・赤井秀一という漫画にすり替わっているのかと見まがうほどです。

赤井イギリス出身アメリカ人FBI捜査官だからFBI大正義日本蹂躙してもそれは「いいこと」になってしま気持ち悪さ。日本人としては公安安室応援したくなりますが、日本警察には赤井がいないから、理不尽に虐げられてしまます

舞台日本でなく、それこそGHQ占領時代であれば納得できますが、どう見ても現代日本です。ここが日本であることを思い出してほしいですし、今までの伏線キャラの信念、生い立ち、因縁等がこれ以上赤井の為に破壊されていくのを見るのはつらいところです。

この記事には主観も混じっていますが、きちんとした記事はまた後で書くかもしれません。

2017-04-12

劇場版けものフレンズありがちなこと(※ハリウッドリメイク

http://anond.hatelabo.jp/20170409112247

だいたい のけもの関係

1.かばんちゃんは孤独存在自分存在が何なのか悩んでいる

2.サーバルちゃんとかばんちゃんは最初仲が悪い。サーバルはかばんをばかにしておりかばんはサーバルをうざい奴だと思って反目しあっている

 (「リーサルウェポン」「モアナ」「ズートピア」「レイア姫とハンソロ」)

3.前進する連なり×数回(特訓する退屈なシーンはウキウキするBGMごまかす)

4.たーのしー シークエンス 

5.偽りの勝利 

サーバルちゃん以外のフレンズに認められるかばん。「おまえ持久力すごいな」「字が読めるんだね」「料理うまいのです」

孤独じゃなくなれた気がするかばん。でへでへしてるのをみてサーバルはあんまり愉快でないがかばん本人は気づかない。

 が、それは勘違いだった。  

  「そいつは<ヒト>だ!面白半分にアメリカバイソンを撃ち殺した奴なんだ!」(この科白はたぶんツチノコ

 孤独に戻るかば

6.最大のピンチ(この辺は原作のまま)

7.助かる/勝利/フレンズ

8.終わり

2017-04-11

中のひとの声豚で1期から観てきたけどFree!と橘真琴が苦手

京アニFree!と、橘真琴が苦手です。

私自身は中のひとのファンです。声豚です。

中のひとが京アニで準主役やるっていうので始まったころは観てましたしグッズも色々集めてましたが、

こんな男子さすがにいねえ…

あと男性向けエロみたいに雑誌の表紙や付録がいちいち水着なのがやだ…

控え目な表現で言ってFree!が苦手です…

声豚のくせに私の愛するFree!批判するなと思われるひといるかもしれないですけど、

推しがそこにいるので観ないとと思って観るしんどさを、劇場版公開の前に一度書いておきたかった。

アニメの1期の最後リレーに他校の幼馴染入れるやつあるじゃないですか。

お前らがこれまで試合に向けて練習してきたのは何だったのか…友情以前の問題じゃないか…って思いました。

あと橘真琴というキャラ

こんな男子いないだろ、二次元はいえ媚びがあんまりだって思います

劇場版ハイスピードを観た方はいるでしょうか。

夜のプール真琴と遙が服で泳ぐシーンが、ないわ~って思いました。

因みに私自腐女子通り越して貴腐人という腐れ歴ですが、あれは気持ちが悪かった。

役者さんのお芝居がとかの話ではなく、「こういう風に描いたら皆喜ぶんでしょ?」っていう雑な腐女子向けの感じが気持ちが悪い。

火のないところに煙を立てて喜ぶ腐女子のほうが気持ち悪いと言われるかもしれないですけど、

Free!はとにかく腐女子を狙い過ぎてて気持ちが悪いです。

同じように思ってFree!を観てきた声豚のひとがいたら話してみたい。

想像してた鉄血のオルフェンズストーリー

はれて火星支部となった鉄火団、そして続編の劇場版では地球支部のマクギリスとの争うってところまで妄想してたのに・・・

2017-04-09

アイカツ見はじめる春が来た!

4年半の歴史を持ち視聴ハードルが高くなっているだろうアイカツシリーズ。この春からご覧になってはいかがでしょうか。

漠然アイカツに興味がある方、またはアイカツに興味がない方。

→今週からはじまった『アイカツスターズ!』の二年目シリーズであるアイカツスターズ!#51」の視聴をオススメします。(月曜日夕方YouTube公式 https://www.youtube.com/user/aikatsuTV に追加されます。)

続きモノのお話なのでついて行くのは大変かもしれませんが、新展開に新アイドル登場と賑やかな話になっているので楽しめる…かと。

アイカツデータカードダスミニライブ公式DJイベントホログラムを用いたライブイベントなど様々な展開をしているのでリアルタイムで追い続けるのが一番のオススメです。

また去年の夏公開の映画劇場版アイカツスターズ!」(女の子同士キスしそうなのはこれです)は1作で完結して『アイカツスターズ!』の魅力が詰まっているのでこちらもオススメです。

アイカツ!』のオールスターお祭り映画も収録されています

アイカツ!』に興味がある(いちごちゃん、斧、崖登りはこれです)

契約してる見放題サイトがあれば「アイカツ!#1」の視聴をオススメします。Amazonプライムdアニメストア等で2ndシーズンまでの配信を行っています

3rdシーズン以降はバンダイチャンネル等で配信中ですが、まずはお手元の見放題サービズでの視聴をオススメします。

アイカツスターズ!』に興味がある(現在放送中のアニメがこれです)

→『アイカツスターズ!』はまだ見放題サービスに追加されていないので、先ずはDVDレンタルでの『劇場版アイカツスターズ!』の視聴がオススメです。

ネタバレとなってしまますが、先述の通りリアルタイム視聴が最も楽しめると思っているので、「アイカツスターズ#51」以降の視聴を継続するのが個人的にはオススメです。

興味がありましたらデータカードダス遊んだアイカツオフィシャルショップに行くとよりアニメの方も楽しめるのではないでしょうか。

特定キャラクターに興味がある(ビジュアル二次創作声優から)

→該当アイドルの登場回、担当回を見るのをオススメします。アイカツはよく語られるよう長期シリーズならではの展開が醍醐味の一つではあるのですが、なにより魅力的アイドルがあってこそだと思います

基本的に30分で完結する話となっているので好きな話を見ても楽しんでいただけるはずです。

また現在放送中のアイカツスターズ!の新キャラクター、エルザフォルテ歌唱は「でんぱ組.inc」の相沢梨紗さんとなっていますCD未収録の歌唱もある場合があるのでファンの方は視聴をオススメします。

2017-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20170401221321

個人的には劇場版ストーリー性質原作ドラえもんと異なるから、「別の物語」と思いたいんだけどね・・・(でも、原作で「日本誕生」の時のワンシーンをスケッチしてたりするから、「別の物語」っていう解釈はできないんだよなぁ)

「まぁ、未来から来た」って言い張るロボットらしき人間くさい何かを、疑いもせず受け入れているあの街全体も、普通に家族として認識している野比家の両親も、どっかしら頭のネジが壊れてると思うよ。何らかの装置を使って街全体を洗脳するか記憶改ざんでもしない限り、ありえないわ。(ツチノコには報道陣が押しかけるのに、未来から来たロボットは「居て当たり前の存在」として受け入れられていたり。)「未来パトロールぼん」においては、未来パトロール存在を知ると、未来不都合が生じる存在は消されるか、記憶改ざんされるし、ドラえもんがそれを出来たとしても、矛盾は残るが技術的には不思議じゃない。であれば、源家の両親も「おかしい」のではなく、装置による何らかのマインドコントロールを受けている可能性がある。(未来が改変されるような過去への介入は、時空法で違法ってことになってるんだけどなー・・・。)

エヴァの何が完結してないのか

結末に賛否はあれど、物語としては

  TV人類補完計画発動しました。これは全人類を同一生命体にして辛いことを無くすための計画です。

    シンジ君はこれまで描かれたとおり辛いことがいっぱい合ったので補完されたままでいることを選びました、おめでとう。→HAPPYEND!

劇場版人類補完計画発動しました。補完されかけたけどシンジ君はもう一度誰かに会いたいと思ったので補完されませんでした。

    アスカもすげー人間嫌いなので補完されませんでした。だけどお互い色々あった2人なのでなんか気持ち悪いことになりました。→BADEND!

ってことで決着しててもうやることないよね。

だけど少なからず「何時になったら完結するのか」みたいな言い方されてるのを見るけどアレは何なんだろう。

新劇場版のことかと思ったら、「今度こそ完結するのか」とか、まるで新劇が旧作の続きかのように言うやつも居るし。

よくわからない。

http://anond.hatelabo.jp/20170331120918

美術レイアウトの抜群の良さが理解できないの残念だねー。

考察的なものがこれだけ流行ったの、脚本の出来の良さだけじゃなくて、

見れば理解できる非常にわかやすい丁寧な絵作りによるところが相当大きいと言えるし

これから作られる2期なり劇場版なりで制作資金が潤沢になって

仮にキャラの細かい動きや表情がつけられるようになっても

けものフレンズの良さは全く失われないと思う。

2017-03-31

http://anond.hatelabo.jp/20170331130718

時間に余裕があってノベルゲーに慣れているなら原作ゲーム、そうでないならアニメかな。

本編

stay night(まあこれは必須

ファンディスク

hollow ataraxia(やっとくと楽しい

派生ゲーム

grand order(スパロボみたいなもの

extra(fateペルソナ3

二次創作小説(全体的に後回しでいい)

zero

apocrypha

prototype

strange fake

...

二次創作漫画

プリズマ☆イリヤおやつ感覚で)

このあたりがFateシリーズの主だったところだが、

恐ろしいことに奈須きのこ作品世界設定がすべて繋がっているので、

本当にハマったら「月姫」や「魔法使いの夜」もやらないといけなくなるのだ。

個人的オススメするのは「空の境界」だ。

原作小説でも劇場版でもいいが、短いうえに奈須きのこ世界がぎゅっと凝縮されている。

2017-03-19

ひるね姫観た?

昨今の劇場アニメブームも落ち着いたかと思ったところに、先月公開した『劇場版SAO オーディナルスケール』がこれまた日本らしいエンタメ快作だった。伊藤智彦監督は、スポーツ紙にどうでも良いゴシップ解説してるだけの人じゃなかったんだと安心した。アインクラッド編以降のハーレムっぽい展開が好きになれなくて、監督代表作は『世紀末オカルト学院』(水瀬いのり新人)のデビュー作)と所在なげに言わなくて済むようになった。

それに引き換え神山健治の新作は、予告編をみてると、ヒロインの魅力が伝わってこないし、何より癪に障るのが主題歌の「デイドリームビリーバー」。

タイマーズやザ・モンキーズ神聖視するわけじゃないが、自分にとっては3度のCMソングは呆れるほどの商業主義権化みたいな存在劇場セブンイレブンCMで清志朗の歌声聴くたびに、おにぎりが上手いとか、鮮度管理がどうとか真面目にナレーション付けてる時点で、音楽に対してまともに向き合っているとは思えない。正気の沙汰じゃない。死者に鞭打っていると思わないのだろうか。期待値は下がる一方だった。


本当は『モアナと伝説の海』の字幕版を観たかったけれど、時間が合わなくて、何故か『結城友奈は勇者である。-鷲尾須美の章』と『ひるね姫 ワタシが知らない物語』を連続でみた。

偶然だったけれど、どちらも瀬戸内アニメだった。尾道舞台アニメはあるし、『この世界の片隅に』『うどんの国の金色毛鞠英語タイトル Poco's Udon World)』とか流行ってんのか?


鷲尾須美は、相変わらず結界封絶+エヴァ戦闘作画は良いけど、20年経っても日常パート戦闘パート整合性を考えることを放棄したセカイでおめでたいなという感じです、はい終了。

唯一良かったのは花守ゆみり演じる三ノ輪銀が予想を裏切ってきた。以下は声オタの戯れ事なので飛ばして良い。

(昨日もテレ東10時の『リルリルフェアリル妖精のドア~』第1期最終話直前の第58話「アンチューサの花言葉」で1年演じてきたりっぷ(花咲ゆみり)の集大成の泣きの演技がやばかった。三ノ輪銀は、デレマス佐藤心(しゅがーはぁと)や他の深夜アニメとは違って、完全にボーイッシュというかマニッシュな声だった。最近ポニキャン以外の作品が増えて推すのやめたのかと思ったけど、声オタなら劇場版はチェックしておくべき。)


それで本編のひるね姫。これは完全に申し訳ありませんでした。


予告編ミスリードだった。アレは一般向けにメカを見せずに毒を抜いてたと確信した。

途中3D映像が粗いところはあったけれど、現代日本2020年)をテーマにして、現実世界物語世界リンクさせる点、日本の各地を進むロードムービーな点、神山作品の特徴でもあるメカを動かして活躍させた点、そして何より自動運転というテーマですよ。


現代日本IT総崩れの中、日本が誇る最後希望である自動車メーカー(あと投資会社ソフトバンクくらい)の致命的な弱点である、オートパイロット表現することによって、嫌というくらい課題を突きつけてくる。あくまストーリー世代間や親子での話を軸に、オーソドックスにちゃんと動かしながら、ここまでロジカルストーリー映像表現できたのは神山監督ならでは。

個人的に『君の名は。』『この世界の片隅に』のあの暴力的な(ブルートフォース動画枚数によって、ロジカルよりも情動を刺激する感覚は確かに、日本的アニメ真骨頂ではあるけれど、そんなセンスオブワンダーにあまり頼ってほしくない。

そして主題歌デイドリームビリーバー」がちゃんと原曲と同じ意味作品に使われていて泣いた。

ヒロインの飾らない性格も本編見ると見方が変わる。


本当誰だよ。『ポッピンQ』並みだとか言ったやつ。

あれは最初予告編の想定から何一つ突き破らなかったよ。

(追記)

原画磯光雄かいたけど、確かに作画リソース勝負している感じじゃなかった。

あくま神山監督の画づくりというか、過去作品との演出比較で見る方が楽しい

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