はてなキーワード: 悶々とは
小学4年の春休み、爺ちゃんの骨を墓に納骨するため家族で田舎に帰った
俺には初めての帰省だった
田舎では親戚の家に泊まった
次女は、ショートヘアーで少し陽焼けした丸顔のくりっとした目の可愛い系
とにかく美人の3姉妹で、子供ながらにかなりテンションが上った
俺の1歳違いの妹だ
妹は同い年ということもあって次女ちゃんとめちゃくちゃ仲よくなった
年の近い異性のきょうだいなんてどこもそうだと思うけど、子供の頃、俺と妹は毎日のように喧嘩していた
次女ちゃんと2一人だけで喋っているところを見つかりでもしようものなら、妹に弱みを握られることになる
同じ屋根の下で寝起きし、飲食も共にしているのに、近づくことさえできないのは酷すぎる
俺は悶々としながら日々を過ごしていた
そんなある日、妹が次女ちゃんと近所の高台にある神社に行くから増田兄(にい)も付いて来きてと言い出した
今日は長女さんも三女ちゃんもいなくて、次女ちゃんと私と2人だけだと危ないし、頼りないけどいないよりマシだからと妹は言った
相変わらず失礼な奴だし、妹が俺と行動を共しようとするなんてあり得ないし、きっと何か企んでいると思った
しかし、次女ちゃんと話ができるかもしれないという誘惑には勝てなかった
南国の3月は午前11時を回ると少し汗ばむくらいだったが、鬱蒼とした木々に覆われたその高台への階段は思いの外ひんやりしていた
階段を上る途中、妹は突然駆け始め「ちょっと先に行ってるから」と言った
思いがけず、次女ちゃんと二人きりになり、俺は舞い上がってしまいドギマギして、思うように言葉が出なかった
神主も巫女もいない無人の神社で、お参りする人も俺たち以外にはいなかった
立て札を読むと、ここには龍神様が祀られていて、龍神様は縁結びの神様でもあると書かれていた
あまりの偶然、そして半分願いが叶ってしまっていることに驚き、俺はお参りしながら龍神様にこっそりお礼を言った
3人でお参りを終えると、妹が写ルンですを取り出して、「あ、フィルムが1枚だけ残ってる」と言った
そして、「そうだ、撮ってあげるから、2人でそこに並んで」と言った
動揺したのと、後で妹にその写真で強請られると思った俺は「いいよ、俺がお前と次女ちゃん撮ってやるよ」と慌てて言った
すると妹は、「私は、この前ここで、次女ちゃんとは撮ったからいいの」と言った
前にも来たのにまた今日も来たのかよ、もしかしてこいつ、好きな男でもいるのかと思った
俺と妹のやり取りを見ていた次女ちゃんが「私が2人を撮ってあげるよ」と言った
妹が「ああ、それは無理。次女ちゃん、せっかくのチャンスじゃん、早く早く」と次女ちゃんを急かし
そう言われて次女ちゃんを見ると、顔を少し赤らめ下を向いていた
次女ちゃんに申し訳ないと思い、妹の言葉に従って俺は横に立った
妹が「はい、2人ともこっち見て、増田兄顔が怖い、笑って、次女ちゃんも笑ってー、はい、チーズ」と言ってシャッターを切った
写真を撮り終えた妹は、「私、トイレ行ってくる」と言って、また俺と次女ちゃんを残して、公衆トイレの方へ走っていった
2人だけで所在なく高台を降りる階段に座り、何を喋っていいかわからず無言でいると、次女ちゃんから話しかけてくれた
唯一共通の話題である妹のことを話しているうちに、いつの間にか学校やテレビの話で盛り上がった
木々の葉の合間からキラキラと陽が差し、たまに吹いてくる海風で微かに葉擦れの音がするくらいで、本当に静かで世界が二人だけになったようだった
夢中で話していると、ふと気づくと、30分も経過していた
急に妹のことを思い出し、心配になった
次女ちゃんは、「あ、そうだね。私、見てくる」と言って立ち上がった
俺は「いい、次女ちゃんはここで待ってて。何かあったら人を呼んできて」と言うと立ち上がり、トイレへ走って向かい、外から妹の名前を大声で叫んだ
「何してたんだよ!」と俺が怒ると
「もう、うるさいな。あっちのベンチで海見てたのに。あれ、もしかして私のこと心配してくれた?」と俺をおちょくるように言った
癪だったのと腹が立ったのとで、「心配なんて全然してねえよ」と俺が言い、「あっそっ」と妹が言い返し、いつもの口喧嘩になりそうになった
すると次女ちゃんが横から「増田くんって、妹想いの本当にいいお兄さんだね。妹ちゃん、今日は本当にありがとうね」と言って頭を下げた
次女ちゃんの言葉に完全に毒気を抜かれ、2人ともバツが悪くなって喧嘩をやめた
「あそこから海見ると、本当にきれいなんだよ」と言うと、次女ちゃんは1人ベンチへ向かった
「鈍感男!」と妹が言って睨みつけ、俺を残して次女ちゃんの後を追って行った
そこから望むと、木々の葉の濃い緑の向こうに雲一つ無い青空と紺碧の海が広がっていた
その絶景を見ていると、さっきまで妹と喧嘩していたことなんてどうでもよくなった
さらに強さを増しつつある陽射しと、海からの涼風を同時に感じながら、しばらく3人で無言で海を見つめていた
次女ちゃんが「本当楽しかった。2人ともありがとうね。もうすぐお昼ご飯だし、そろそろ帰ろっか」と言った
妹が「うん、お腹空いたから私先に行ってるね」と、また一人で先に階段を駆け降り始めた
次女ちゃんと2人だけでまた話すことができた俺は、この時だけは妹に感謝した
結局、次女ちゃんとゆっくり話すことができたのはそれきりだった
大阪の家に戻った翌日の日曜日、妹が写真を1枚持ってきて「これあげる」と言った
写真には、嬉しさ半分困惑半分でぎこちない顔の俺と、はにかんだ次女ちゃんが写っていた
妹が冷やかしの言葉でも言って来るかと身構えたけど、何も言わずに行ってしまった
その時、俺ははようやく全てを悟った
あれ以来、俺は妹から「鈍感男」と呼ばれている
2. 噛まれたら感染して終わるゾンビ世界というより、噛まれまくって死亡したら、死体を操られる系のゾンビ。ゾンビは走る個体もいるし(欠損が激しければもちろん歩けない)、目も見える個体あるし、嗅覚は人と同じ位。
3. ゾンビ世界の建物や地形は、ほぼ今の日本と同じで、今の状態のまま。
4. 自身の身体はそのままなので、言い方によっては転生というより、転移って感じがした
5. 転生先は日本の関東圏で、ある程度の住宅地をもつxxx市って感じの場所に転生。都内まで1時間ぐらいって感じ。直感的に、千葉って感じがした。集落って印象でもあってるかも。
6. なんか支配者的な、王というか族長というか、村長というか、そういう感じの人と出会った。(その人の配下が呼び出した?)
7. 転生時のギフトは、やっぱりチート系能力だった。願ったら何でも叶う能力だった。「こうあれ」って強く思えれば叶うやつ。
1. なんか、その集落?で、女の子二人とであう。容姿は自身が好む見た目で100点。文句の付けようがない。性格も。
3. ここから全国を転々としつつ、逃げならが生活する感じがスタート
4. といっても、関東圏メインだった気がする。ご飯を廃墟や廃ビルから探して、ご飯を食べて、一時的な家を探してそこに住むというのを自分+女の子二人で過ごしていく
(感覚的に、数ヶ月間そんなかんじで過ごしたって思い込んでる。なんか伊香保温泉とかも行った気がする。)
4. 持ち前のチート能力で、善戦をするも、女の子のうち一人が死亡。
5. ゾンビたちに囲まれて逃げ道が無くなり、なぜか近くの旅館に逃げ込むも、ダメになり、千と千尋の神隠しの温泉旅館のベランダ?みたいなところから、女の子を抱っこしながら空を飛ぶ
6. もの凄い速度で飛ぶ、下に深センが見えたが一瞬すぎてどこかいった。なんで行ったことが無いのに、深センって分かったかわからんけど、アレは深センだったと思ってる。着陸前の飛行機からの眺めの3倍ぐらいの速さで飛んでた。
7. 飛んでる中、なぜか、女の子に告白される。(名前は覚えてないけど、金髪ショートで好みな容姿って記憶だけは強い)
8. 自身はフリーズして、海に墜落する。「こうあれ(空を飛べ)」って思いがフリーズして、能力が解除されちゃったらしい。
9. ゾンビの追っ手(空を飛ぶゾンビ...)は海に入れないようで、落ちて息を止めたら追うのを諦めてくれた。
窒息して、苦しい!! ハッ! って起きて朝だったので、ここから先のストーリーはありません。くそーーーー。
普通にテキストにしたら、嫁にも話せないオタクのキモイ夢で笑った。このせいで遅刻したし、アノニマスでしか書けない感じだった。
https://anond.hatelabo.jp/20240310144507
ああ、妬ましくてたまらなかったよ、BS無料での放送貰う作品共が…
クイーンズブレイド(2012年版)も、閃乱カグラも、ひげそろも、ウイッチクラフトワークスも、
暗殺貴族も、不得のギルドも、異世界おじさんも、転生王女も、惑星のさみだれthe animationも、ひきこまり吸血姫の悶々も、シュガーアップルフェアリーテイルも…
投稿タイトルに出た本作をろくにBS無料で放送せず、たまこまーけっとですらも再放送の機会を与えなかった結果俺様は偏食で捻じ曲がった性格になりましたよ。
13春以降に出た作品でつまらなそうに見る作品がいくつか、砂じゃりみたいな味に感じてしまうと思った作品も、
13冬以前に放送された作品でも思い出してムカつくようになった作品(青髪キャラレッテル特級呪物なつまち、ハヤテのごとくマングローブ版1期、トータル・イクリプス終盤、SAO1期第2クール)も…
結局、オンライン処方の緊急避妊のノルレボ手配して事なきを得たよ。
うちは夫の方が結構年上なんだがまだバリバリやりたい人なので、それなりに励んでいる。
子供はもうみんな大きいし、もう生む気はないのであくまでお楽しみとして。
ただ、50が見えてきたころから勃ちが悪く・・・というかなんかマックスサイズにならなくなってきたので、以前のゴムのサイズが合わないんだよね、きっと。
そのまま最後までやるんだけど、途中でゴムが外れそうになってることがたまにあり、こないだとうとう完全に脱落し、危険日に中田氏状態になってしまった。
で、理解したんだよね「もう生むつもりなかったけどポロッとできちゃって(テヘ」の人たちの事情を。
緊急避妊はやっぱりアクセスちょっと難ありだし、いやもう私40代だしそうそうできないでしょ、と運を天に任せた結果ポロッと。っていうのが実情じゃないかな。
この、勃たないわけじゃないけど、ゴムのサイズが変わる程度のところが分水嶺。
だって夫に言えるかなあ。
私はちょっと無理かな、夫、良い男だし甘やかしちゃってさ・・・
いやもうこれ膣外射精の方が安全じゃんというレベルになっているので、今は古式ゆかしいオギノ式で。
(そういやポストコロナ時代で、老若男女血栓ができやすくなってると考えるのが自然だと思うけど、2020年以降ピルの血栓症も増えたりしてないんですかね)
ジェノゲストは友達が何人か飲んでて薦められたし、へぇ良いのがあるんだねえと思うけど避妊目的じゃないし。
ミレーナは未産婦の友達も入れててそんな痛くないらしいからそこまでビビらんでも良い気がするけど、私たぶん脱落するタイプだと思う。
(二人目切迫早産ぎみだったし、子宮頸管短い予感で)
しかしオンラインピル処方はすんごい便利だけど、やっぱ緊急避妊の処方としてはまだまだだなと思う。
だって、
診療→処方→出荷→着荷で服用
という流れなので、夕方~夜にかけて避妊失敗したら、もうその時点で(診療はできてもヤマトの集荷時間過ぎてるからw)次の朝イチまで出荷はされない。
私の場合も午後に失敗したので、その日の処方はもうできず、そこから仕事だったのでリアル婦人科に行くことも出来ず。
次の日の朝まで20時間を悶々として過ごし、朝イチでオンライン診療を受け(次の日の外来にも行けない勤務体制だったので)結局服用できたのは約48時間後。
分娩台に恥じらいを置いてきた中年女からしてこんなアタフタするんだから、もっとも必要とされる未婚女性やましてや学生が手軽に使えるもんじゃねーなと実感しました。
私大学生の時、どんなに口座ひっくり返しても8000円も無い!なんて状況、普通にあったよ。
深夜の薬局にフラッと「プランB」買いに行けるあの気軽さ、あれよあれ(Netflixのマスター・オブ・ゼロ参照)。欲しかったのはあれ。
そもそも仏教は、生きることは、生老病死、即ち苦しみであると説いている。
これね、「生きていると、老いや病や死という苦しみがつきものですよね」ではないんですよ。
生も苦しみなのだ。生きてるだけで当然苦しい。苦しいのがデフォ。
そこは近代以前において説明不要なのよね。貧しいし、人権とか無いしさ。
なので仏教ってのは、苦しみしかない現世をいかに乗り切るか、という話をしている。
これは、いわゆる伝統宗教は、だいたい全部そうなのだ。キリスト教もイスラム教も、いまめちゃくちゃ苦しくても死後は天国に行くって話が基礎だし。
ところだが、俺ら実際、生きていて苦しいか?
ハッキリ言って、そうでもないんだよ。
何か我慢して苦しみをのりきったり、将来の天国に期待をかけたりする必要は、必ずしも無い。
だって今が苦しいとしても、それってのは、例えば金さえ手に入ったら解決してしまったりするんだ。悟りとかいらねぇし、悟りよりも積み立てNISAのほうがはるかに救済に近いのよ。
しかもだ、なんなら老・病・死さえも、適切なタイミングで来るなら、この現代において苦しみではない。解決策ですらある。性欲に悶々とするの面倒くさいからさっさと枯れたい人たちがいる。今の人生が苦しいから、安楽死を望む人たちがいる。なんつーか、生の苦しみの質が変わってるんだよね。人生が50年から100年になって、終わりは突然くるものではなく、いつかくるものになった。90近くなってボケてしまう予定が既に立っているならば、その前に死んだ方が楽という考え方が確かに芽生えている。
現世が苦しいですよね? 悟りを開けば苦しみが取り除かれますよ?
いや、別にそれほど苦しくはないな。っていうか苦しみが無いだけの人生を100歳までやるほうがかえって辛くない?
みたいな。
信者数が減って当然の状況ではあるんだよね。
だからもう従来の意味での宗教を信じる人は、世界からどんどん減っている。イスラムだけ名簿上は増えているが、それは発展途上国の人口増が効いているだけで、欧州に出てきたイスラムの子供とか、産油国の新世代とか、どんどん信仰をおざなりにしていってるから。
父がねえ。指にあかぎれができて痛いんですって。
指の関節、皺のところがぱっくり割れてね、使わなきゃいいって部位でもないしちょっと繋がったと思ったら些細な動作で端がミシッと割れて新しく血が出てね、まあそれがじくじくじくじくと痛いんですよね。
もう何年も男一人の生活で、今になって急に水仕事が増えるなんてことはないでしょ。それに元々が頑丈な人だし、そういうこまごました身体症状とは無縁の人なんですけれどね。
ああでもどうなのかな。男一人と言いつつ世話を焼きに来る女でもいたんですかねえ。最近すっかり小汚くなって、実の娘よりも洗面台を長く占領してセットしてた髪だってすっかりボサボサでとっ散らかしたまま外に出るようになって、もしかしたらいよいよ女に見向きもされなくなったのがあかぎれの遠因だったりするんですかね。
なんでこんなこと書いてるかってね。これがね、呪いなんじゃねえかなあ。ってちょっと思ってね、どうにも嬉しくなっちゃったんですよね。
あかぎれの何が痛いってことを最初に細々書いたでしょ。あれね。私も同じようになったからああやって書いたわけですね。
子供の頃、十歳くらいの時にね、もう指の関節という関節がそんなんなるかってくらい全部ぱっくりと割れて、漫画みたいに絆創膏まみれだったことが何年かあってね。
それをね。誰が憐れんでくれるわけでもないから年相応に泣くわけもなく、ああ痛えなあと無感動に絆創膏で締め上げてたんですよね。周りは工作でちょっと指切ったってだけで涙ぐむ子がいたのにね。
指を折り曲げるだけで痛くて痛くてじくじく血が滲むから、それが嫌でもうほとんど曲がらないようにぎちぎちと絆創膏を巻いてね、それを見て「どうしたの?」なんて言うのと同じ口でやれ床の拭き掃除ができてないやれ皿洗いができてないやれ洗濯物を毎日やれだの言う人がいたんですよね。びっくりしますね。床の拭き掃除なんてね、クイックルワイパーでも使えばいいのに、というかクイックルワイパーを使ってたんですけど、そしたらそんなもんで埃は落ちねえから雑巾絞ってやれなんて言うんですよね。もうね、わかるでしょ。関節という関節が割れた手で雑巾なんて絞ったらさ、どうなると思います?
それをね、泣くでもなくただちょっとだけ顔をしかめてやってたんですよね。今だったら人が掃除してる時間にまだ寝てる父を血まみれの手でぶん殴ってると思うんですけど、まあその頃は父がいなきゃただでさえ一日三食じゃない飯が一日ゼロ食になりかねませんでしたからね。
でね。その父が最近あかぎれができて痛いって、私に言うんですよね。もう十数年も前、私の指がズタズタだったことなんて覚えていないんでしょうねえ。
それでね。しばらく父があかぎれが痛い痛い言うのを思い出しては悶々と苛々として、私も痛かったと当てつけに言ってやろうなんて脳内でぐるぐる考えたりしてそんなこと言ったってあのクソカスは一ミリも内省なんかしないんだから言うだけこっちが不快になるだけだととにかく悶々としてたんですけどね。ふとね。呪いだったらいいのにな。って思ったんですよね。
いや、積年の恨み辛みに比べたら随分ささやかですよねえ。でも、まあ、そういうものかなあって。
これからも少しずつ少しずつ、人から怒鳴られて言い返すすべも立場もなく殴り返す腕も衰え、あまりの人生のままならなさに食事が喉を通らなくなる日が少しでも増えればいいなと思いますね。
要介護になってからも、介護者が急にぱったり何日間か連絡がつかなくなったりね。かと思えばヘラヘラ笑いながら顔を見に来たりすればいいんじゃないですかねえ。まあその場合の介護者は私なんですけれどね。ガキでも数日間ほっといて死なないんだからジジイなんかもっと死なないでしょうよ。ねえ。
人を呪わばと言いますけど、あんたが苦しんで苦しんで地獄行きになってくれれば私の晩年もまあ同じでもいいかなと思っちゃうんですよ。あんたはそんな苦しみの中でも一切の反省なんかせずに「どうしてそれなりに正しくそれなりに善人として生きてきた俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ」って思ってそうですけどね。いやあ不思議ですね。人に呪われるようなことなんか一切してこなかった人生のはずなのに、不思議ですねえ。
まあ。一番の呪いは人並みに幸せな家庭を築いたはずなのに今でもこんな恨み辛みを書き連ねて開陳せずにいられないことじゃないかなと思いますし、大目に見てくださいね。
このカスみたいな状況から逃れるためには死ぬしか方法が思いつかないし、頑張ってもまた次にバカでか課題が現れるので絶望と不安しかない
死にたい気持ちで押し潰される割に、自殺に失敗した時のことをしっかりと考えてしまって怖くなって情けなくて泣く
頑張らなきゃと思ってめちゃくちゃ頑張るけどその翌日はもれなく1日か2日間寝込むので、プラマイゼロどころかマイナス
あとは頭の中が無
何も楽しくないし意欲も湧かないし、なんかずっと夢の中にいるみたいなぼーっとした感じがする
あとは文章書くの超絶下手になる、今も何書いてるかよくわからない
普段からLINEを送る時はすごく気を使うタイプなので、返信するのめちゃくちゃ疲れるから未読溜めてる
よく鬱病は食欲なくなるっていうけど、私の場合は刺激を求めて気持ち悪かろうが食べ続けるタイプだった
ジャンクフードや甘いもの、激辛なものが食べたくてしょうがなくて、手料理とかはパンチが足りないから食べたくない
食べてるから鬱じゃないだろと思ったけど、医者が鬱病って言ったからそうなんだと思う
汚い話になるけど、全然風呂入れないし衛生観念が終わるので全体的に汚くなる
汚いから当然外には出られないし、というかそもそも動く気力ないしちょっと歩いただけでクソ疲れる
鬱病って言われたけど自分ではただの怠け者としか思えなくて、この程度で休んじゃいけないと思うので頑張ろうとはしている
頑張ろうとしてるだけになってるけど
理解してくれるパートナーなんてものは当然いないし友達にへばりつくのもどうかと思うし、親は絶対理解してくれないと思うから1人で悶々としてて孤独感が強い
俺にとって村上春樹はなんだか面白い話をしてくれるおじさんだったんだよ。
難しそうなブラームスだとかヤナーチェックみたいなクラシックとか、ボブ・ディランとかジャズとかを教えてくれたり、ゴダールみたいな聞いたことのないフランス映画について話してくれたり、戦時中からつながる日本政治の暗部についてノモンハン事件にからめて「ねじまき鳥クロニクル」で示唆してくれたり、知り合った女性と突然やたらとエロい経験をしたことを話してくれたりする、親戚の集まりにいる何してるかわかんないおじさんだったんだよ。
きれいな女性とバーで仲良くなってすぐに寝ちゃったり、ホイホイとセックスに誘われたり、野外でフェラされたり、そんなことが本当にあるはずがないってわかってたけど、高校生がそれくらい空想したっていいじゃないか。「ノルウェイの森」みたいに幼馴染がいて日常的にセックスしまくるという空想に悶々とする年ごろだよ。
「海辺のカフカ」でおねショタに目覚めたりして性癖も歪んじゃったよ。俺、「国境の南、太陽の西」みたいに先に裸にされる性癖まであるんだよ。
大学生になったら女の子とセックスできるんじゃないかって期待させてくれたし、セックスなんて大したことじゃなくてよくあることなんだって振りをするのに憧れたんだよ。でも俺は酒も飲めないし煙草のにおいで気持ち悪くなるんだよ。
大学時代はしょっちゅう歯噛みさせられる経験をしてきたんだよ。今でもときどき思い出して悔しくなるよ。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」みたく図書館の司書さんと仲良くなって当日セックスみたいなことはないよ、レイモンド・チャンドラーの読み過ぎだよ。
村上春樹が全レスするみたいなサイトで、モテない男の子にちょっと辛辣だった村上春樹を見て寂しかったよ。あんたの言っていることはわかるけどそれは恵まれてる側からの意見、上から目線だよなって思ったよ。いつもの他人の気持ちを慮るもののわかったような言い方はどこに行ったんだよって悲しくなったよ。
でもやっぱり俺の感性には影響を与えまくってるんだよ。
感性以外にも倫理観を形作ってるよ。村上春樹の小説で示された倫理基準に村上春樹自身が従っていないことだってあるし、早稲田に記念館が出来ちゃってすっかり体制側のおじさんになっちゃったけど、やっぱり面白かったんだよ村上春樹。俺の各文章のリズムに影響を与えているし、俺の読んだ本も見た映画もおじさんが教えてくれたものがいっぱいあるんだよ。
それに話し方が村上春樹っぽいって言われちまったことだってあるんだよ。
最近は小説よりも随筆や翻訳のほうが好きになっちゃったんだよ、なんでなんだよ。
なんだよ、わけがわかんないよ。
新刊を読みたいんだか読みたくないんだかわかんないよ。
俺にとって村上春樹は真面目な顔してセックスについて読める場所だったんだよ。真面目さしか取り柄が無かった俺なりの叛逆だったんだよ。だから体制側になってみんなから持ち上げられているのを見ると、逆張りしたくなるんだよ。
幸い私はゼルダの伝説はほぼこれが初めてのマイファースト初ゼルダだったからブレスオブザワイルドね。
過去作とか言ってられなかったので、
とりあえずそこから始めてみたのよね。
そう言うのって前作とか後の作品とかのつながりとかどうしても謎を解きたくなるんだけど、
いまや1つ1つのゲームのボリュームが大きすぎてまさに大杉漣!
てーなるってーと、
どのナンバーのどの作品をしたら良いの?ってオススメは?って安直に訊いちゃいがちだけど、
そこも難しいと頃よね。
欲を言えば
1発で名作を当てたいじゃない。
例えばファイナルファンタジーシリーズをずーっとやり続けてきた人が、
このなになにがオススメだよ!って言ってくれても、
例えば私はファイナルファンタジー基礎体力が無いので、
オススメされた作品のナンバーがベストバイだとしても比較対象がないからこれって名作なのねへー!ってそれで終わっちゃって
かといって、
シリーズ初登場の海のものとも山のものともつかぬ分からない面白さがある新しいゲームとかも
それこそファイナルファンタジー!って言う看板がないから
到底ゲームに疎い人から見たら敬遠しちゃうボールを二塁に投げちゃうのよ!
だからなかなか難しいわよね。
先日ね
私が発見したこの面白さを世界に広げたい!って人類初にゼルダの伝説のブレスオブザワイルドをやった人かのような勢いで
そしたら
その熱量でジャー私もって美容師さんがファイナルファンタジー10面白いですよ!って言ってくれたの。
でもその私のファイナルファンタジー歴はほとんど体力が基礎が無いままでその話を聞いて
安直にファイナルファンタジー10を買ってしまってプレイしたとて
その美容師さんの大船に乗ったファイナルファンタジーの飛空艇で冒険に出ていいものかしら?って思うの。
つーかもう買っちゃったけど!
その話をしている矢先に
セールよ!60パーセントオフ!ってこれって凄い偶然のタイミングじゃない?
すごいタイミング!
幸い私のニンテンドースイッチには空き容量があとちょっとあったので、
そんなことを
どのシリーズをやったらいいのかしら?って私の中で悶々としていた問題が
ファイナルファンタジー10オススメですよーって切り口で、
でも私はゼルダの伝説方が先にクリアしたいって気持ちはあるけれど、
それもプレイしてみたいし!
ここになって急に遊びたいものがたくさん出てきて困っている大杉漣!なのよ。
とりあえず、
まとまった時間にちょっとずつやって遊んでプレイしてみたいなーって思っているので、
これがまたゲームのやり過ぎだよ!とほほ!ってならないように
そうよ!
朝ドラだってずーっとずーっと録画したものが貯まっていた消化できていないのよ!
本だって読みたいじゃない!
小泉今日子さんはなんてったってアイドルじゃない!
うわー!私の楽しく楽しいコンテンツ消化していくものなどがありすぎ問題を勃発しちゃいそうなそんなうかうか平日ハイボールをキメて飲んで酔っ払って未消化のまま無駄に終わらせられない夜ばかり迎えているわけにはいかないのよ山脈に向かったヤッホー!って叫んじゃうわ。
なんか
みんなどのぐらい冒険を抱えてるのかしら?
日本人一人あたりの世界救う・助ける率を求めたらどんな数字が出ちゃうのかしら?
平均月に1つぐらいの世界は救ってるのかしら?
世の中冒険もありすぎるし救わなければいけない世界もありすぎるし、
まさに!アタック!
いろんな意味で挑戦が続くわ。
てなるとさー
本当にうかうか夜ハイボールのんで酔っ払ってうだうだ無駄な時間を過ごしているのはもったいない貴重な夜の時間をもっとリッチにいいものを体験するって方向に舵を切って向きを変えて進まなくちゃいけないのよねー。
あー
本当になんか一人の人間に対して消化しきれないコンテンツの量が多すぎ大杉漣よ。
ほんとみんなどうやってそう言うのこなしてるのかしら?
ブログとかそういうのを書いている人を見ると、
もしかしたらその人は冒頭の5分だけやってやった気分になっている場合もあるからあながち完全に信頼とか無いかも知れないけど、
なんかたまに真っ当なことを書いていたりすると
思わずオススメ上手なので買いそうになっちゃう自分がいることがあるわ。
国民1人あたりの冒険数が一番多い国って日本ぐらいなじゃないの?って思うぐらいそんな世の中よね。
ちょっと先が思いやられるわ。
まあ楽しみましょう。
うふふ。
迷っている私の朝の気分にピッタリよ!
なんかタマゴサンドもなかったしハムタマゴサンドも無かったのよ!
そんなことはないわよね?
ルイボスティーウォーラーのお茶っ葉買ってきたことをすっかり忘れていたので、
今朝は思い出したからなんとかギリギリのセーフでホッツルイボスティーウォーラーね。
すぐ飲めて便利よほんと。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
共有したい話題はあり、日常で面白いことに出会い感動したりもする。
ネタツイのような笑わせる文章を思いつき、ニヤつきながらメモしたりもする。
勿体ない気がするのだ。
他人に見せるほど価値あるアイデアならば、どうせなら自分の評価に繋がる場所で披露したくはないか?
もしそのアイデアが評価されたとして、自分が何一つ褒めてもらえないならメモ用紙を破って捨てるのと変わらないではないか。SNSでは「これ面白いなー誰が書いたんだろう」とはなっても「その誰かはどんな人物なのかな?」とはならない。アカウントという私の代弁者はいても私ではない。
だからそのアカウントが評価されても私は何一つとして満たされないままなのだ。
一言で言ってしまえば"顔を出したい"。顔を出したうえで評価されたい。
私のX(旧Twitter)アカウントのフォロワーは200人。殆どは業者、フォロバ垢。
何もツイートしてないのでこの少なさは当然だ。
しかし、こんなアカウントでさえ自撮りを載せたいのに載せられない悔しさで悶々としている。
顔を出したら無限の引き出しを開けられるからである。絶対に面白いって言わせられるのに。
そうまさに、この“顔出し“という行為こそが「自分が評価されたい」気持ちの発露である気がしている。
絵師や実況者やら歌い手やら才能を評価された人間が、評価された後で顔を出す理由もこれで説明できる。
皆が憧れ敬意を抱く存在が「それ自分っす(照)」と公表するのが顔出しなのだ。
あわよくば顔も褒めてもらえたら嬉しいしな。
よーーーーく分かるよ気持ちは。
最近はネタツイッタラーも自撮りを載せるしな、みんな承認欲求に飢えているんだろう。
さて、こんなことを書いてはいるが本当は顔を出さずとも自己表現がしたいのだ。
処女作が名作になる人物はいない。だからいつか咲ける場所で咲くためにも、匿名で誰にも認識されない空間でも七転八起の精神で自分を磨くべきなのだ。アウトプットは大事なので、それは絶対に正しい。
けれどもイケア効果のように自分から生み出された発想、才能の断片が余りに美しく素晴らしすぎて、
それが、誰かに真似されて自分のものではなくなってしまうのを酷く恐れている。公共のものになることを酷く恐れている。今もスマホのメモ帳にルーズリーフに、無数のネタツイと小説のアイデアが窮屈そうに眠っている。
今すぐ、こいつらを解放してやりたいけどできない、何度も書いたように自分が評価されないので。
自己表現はむつかしい。自縄自縛なので頑張れば払拭できるくらいの難しさだが、むつかしい。
この文章を登録するときも指を押さえつけ歯を食いしばりながら悶々として5分、なんとか公開できた。
何かブログに書くべきだったか、そんなもの持ってないが、匿名で消費するには惜しすぎるな。
そんな価値がないなんてのは薄々知っていて、誰にも読まれなかった時に確信するのだが、
中出しセックスしたいし妊娠したい。でも子供産みたくないし育てたくない。気持ちいいセックスが好きなんだから、痛いことが好きなわけないし(マゾの女なら違うの?)面倒ごとも嫌いだろ、普通。
オナニーの方が手軽でいいけど、「バレたらキショい」ってことが気になる。もちろん暇があればオナニーに勤しんでるけど、そうそう時間は使えない。イッた後の虚無感も嫌だしね。私はねっとり時間をかけてセックスを楽しみたいわけだ。
無限にクンニされてみたいし大声出して青姦してみたいし、妊娠確定中出しセックスもしたい。着床アクメきめてみたい。腹ボテムダ撃ちセックスもしたい。まあそれはフィクションとしても、一晩中挿れっぱなしで喉を枯らすくらいのことはしてみたいのだ。実現可能な範囲で言えば、できれば複数プレイもしたいし外国人ともしてみたい。
でも、実際問題私はかなり気が小さい。だから彼氏とお互いまあ及第点だよな、のセックスをしてる。もちろんピルとゴムで避妊する。妊娠したら嫌だから、効果あるかわからんが終わった後はシャワーも浴びとく。
ほんとは妊娠も性病も男女トラブルも関係ないところでイき狂うまでやりまくりたいのに、セックスは危険だ。できない理由は色々あるけど、セックスって危険すぎる。急所を見せ合うから命の危険的には男女ともにリスクあるだろうけど、まあ力が弱い分女の方が怖いよね。それに妊娠するリスクはデカすぎる。性病のリスクもある。
……となると、セックスが気持ちいいのが悪いと思うわけ。処女じゃなくてももれなくまんこが血まみれになるとか、金玉がめちゃくちゃ腫れ上がるとか、そういうリスクがないと焦がれてしまうだろ。
こういうリスクがなかったなら、エロ漫画みたいに行きずりの男に突っ込まれたっていいのにさぁ。そりゃイケメンとも一戦交えたいもんだけど、チー牛(笑)とか言われる男だって立派なチンポじゃん。絶対に妊娠しないしトラブルにもならないなら、どんなチンポだって一回は味見してみたいもんだよ。これは私だけかもしれんけど。ぐちゃぐちゃのどろどろにされたい夜もあれば、めちゃめちゃに攻めたい昼もあるんだから。
あーあ、明日になったらセックスは苦行って世界になってないかな。私だけ悶々としてるのは馬鹿らしいのに。いや、同じような人もいるだろうけどね。あーオナニー飽きた。
筆者は6年くらいクトゥルフ神話TRPGをやっているTRPGプレイヤーである。
6年といっても本格的に遊び始めたのはここ3年くらいの話で、クトゥルフ神話TRPGは死ぬほどやっているが、他のシステムは数えるほどしかやっていないというあたりで、有識者にはどのあたりの層なのかわかると思う。
こんな増田を読んでいる人はご存じだと思うが、昨今のCoCの市場では、ありえんくらい同人シナリオが増えている。
そんなの元から多かったといえばそれまでだが、数年前のそれとは毛色が違う。
なんか素材が豪華になってるとかそれによりシナリオごとの単価が高すぎるとかショッキングな地雷要素がうんぬんとか改変禁止がうんぬんとか様々な問題が浮上し、日夜学級会が行われる、それはまあ治安の悪い界隈になっている。
とにかく数年前とは比べ様々な変化が起こっているわけだが、今回はその中でも「セッションの目的が「卓それぞれの物語体験を得ること」から「同シナリオを回った人たちとの体験共有」にシフトしている気がする」という面に着目したい。似たような考察をしている人を何度も見かけたことがある。(もちろん今でも前者を求めている人はいるだろうし、単に筆者の周辺が後者の人々に偏っているという事実は多分ある)
こうなるとシナリオの内容はどうなるかというと、「プレイヤーに規定ルートを通ってもらう」必要がある。つまりは自由度が減る。規定ルートを通らないと大事な見せ場のシーンに辿り着けないから。
そもそもTPRGは対話ゲーだ。「空気読み」だというのも当然の話ではあるのだが、そういう、「他のプレイヤーやGMとケンカせずみんな納得できる形で遊べるようにしようね」というのとはちょっと話が違う。
「プレイヤーに規定ルートを通ってもらう」ことを前提としたシナリオを遊ぶ場合、プレイヤー側としても空気を読みながら規定ルートを探しつつ慎重に行動を取らないといけなくなる。つまり顔色を窺う相手は同卓者ではなくシナリオとその作者である。
長々と書いたが、この増田は、要は「これが最近きついよ~」という愚痴だ。いやもう、界隈全体のパラダイム・シフトが既に起こってしまったことである以上、解決策は「適応する」以外にないとは思うのだが。
「これをやりたいと言ったらKPは困るだろうか」「これをこう解釈するのはシナリオ上規定なのか?」というのをうだうだと考えてしまい、なんかきつい。自分もKPをするのでプレイヤーがシナリオにないことを言い出した時の焦りはよくわかる。その分KPにめちゃくちゃ忖度してしまう。
聞いたらシナリオに書いてあるかどうかはっきり言ってくれるKPもいるが、「やんわりと止めてくる」とか「聞いたこととちょっとずれたことを答えてお茶を濁す」タイプの煮え切らないKPもいる。無理なら無理と言って欲しいし誤った解釈をしているのならそう言って欲しい。
「自分はどうしたいか?」よりも「シナリオの『欲しい行動』はなんだ?」をずっと考えている気がする。これちゃんとゲームか?自分何やってんだろうと時々思う。
こういうプレイ上の戦略の空気読みはまだ良くて、先日、エモシというか、感情を揺さぶってくるタイプのシナリオに行った時がきつかった。
ネタバレのためにシナリオ名は伏せるが、黒幕との戦闘後、「味方NPCが瀕死になっている状況で黒幕が逃げそうになっている」というシチュエーションが発生した。
シナリオ的にはこれは負けイベである。だが黒幕は神格でも神話生物でもなく人間であり、野放しにしてはまた悪いことをすることは火を見るよりも明らか。
ならフリでもPCは追わないといけないのでは?と思い、後を追うという宣言をしようとした瞬間だった。
味方NPCがなんか喋り始めた。
筆者はこの瞬間なんとなく「こいつ『良い事』を言うな」と思った。この場合の「良い事」とは、戦略上助かる手がかりではなく、PCの心に深く残るエモいセリフを指す。(実際、激励の言葉だけで次につながる情報は何一つなかった)
でも正直筆者はこのNPCのことがそこまで好きではなかったため、「はっやっく 追わせろよ~~~!!!」とレインがなかなか剣を振らなかったときのアリスみたいになってしまったのだ。
なんとなく黒幕を捕まえるのが今じゃないことは察するけどフリで良いから追わせろよ!!!声聞こえたもん見失うまで追わせろよ!!!!
いや言えるわけねえ~~~。
みんなNPCの「良い事」に耳を傾けて「いい人だ……」ってなってるし、「すいません、俺だけでも追って良いですか?」なんて言い出せる空気ではなかった。
なんかこれがずっと納得いっておらず、多分「追う」が規定ルートじゃなかったんだろうな~~。いや、それくらいそのときからわかってたが……。とずっと悶々としている。
しかもこれは要するに「PCを引き留めたNPCは無能ではないか?」という告発(NPCディス)になるため、同卓に言えずにここに書いている。シナリオ名を出してふせったーを書いてやりたいとも思ったが、炎上しそうで怖い。
でも「優秀な警察官」という設定のこのNPCがPCを引き留めたことはやっぱりおかしかったんじゃない?せめて関係の深いPC一人置いて残りは追わせてもよかったんじゃないかなあ………。ううん。そこまでして規定ルートの遺言必要だった……?なんならこのNPCが「有能かつ人格者」として扱われている現状に納得いってないだけの可能性もある。
正直、このモヤモヤを発散するために文を書いた。前半部分は要らなかったかもしれない。
まあ空気を読みすぎて鬱々しているのは界隈が悪いとかではなく自分の性格要因がかなり大きいと思うので、恐れず自分の考えを提案できるように成長できたら良いのだが。
※もし「あのシナリオかな?」と思ってもシナリオ名は出さないでほしい。そういうネタバレを含むシナリオ告発をしたくて書いたわけじゃないから。
【追記】
実は増田に投稿したのが初めてだったので「ちゃんとコメントつくんや……」とちょっとびっくりしている。
本当にたまたまなのだが、この増田を書いた直後に件の卓のKPとサシで会話する機会があり、思い切って話してみた。
真相としては「KPPL間の描写意図が伝わっていなかった」である。
まず、上記の「声聞こえたもん見失うまで追わせろよ!!!!」についてだが、これは「黒幕の声が遠くから聞こえる」という描写があったためである。そしてこの描写はKPが追加したものだったことが判明。(まだシナリオを読めていないので筆者は知らなかった)
シナリオでは黒幕がこの場に残ったままNPCの遺言が残されることになっており(多分作者も気づいてなかったんだと思うけど)「そんな状況だったら遺言どころじゃないし、まず捕まえにかかるだろう」と考えたKPが描写を追加。
この「遠くから声が聞こえる」をKPは「もう遠くにいるので追えない」というつもりで書き、筆者は「声が聞こえる距離ならそう遠くないはずだし逃げた方角もわかる」と解釈したのが不一致の原因である。
とりあえずKPとは互いに「ごめんね」とした。
あの場で空気が壊れるとか気にせず一言「KY発言かもしれないけど追った方がよくね……?」と言っておけばこんなにモヤモヤしなかったかもしれないなあと天井を見ている。
いずれにせよ筆者は「規定ルート」の風潮に過剰に吞まれていると思うので、空気を読まないことを恐れ過ぎないように意識していきたいと思った。
【コメントについて】
・NPCの語りが終わった後に、自分のPCは黒幕を追って見失い戻ってきたという既成事実を作ればよかったのでは
→それだ。言えなかったら言えなかったでそれが一番正解な気がする。今後の参考にさせて頂こうと思う。ありがとう。
https://web.archive.org/web/20240110065620/https://anond.hatelabo.jp/20240109205532
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240109205532
■中絶した知人
一年前に学生時代の同級生に実は最近中絶したと聞かされてからたまに思い出してしまう
その場ではみんなで慰めたけど正直モヤモヤしてる
結婚したいほど大好きだったし、大好きな相手の子供を妊娠できて嬉しかったけど、産婦人科で妊娠を確認してその場で中絶の予約したんだって
よくよく聞いたらピルも飲んでないし彼氏がゴム付けたら気持ち良くないからって避妊してくれないんだって
まあ大学院まで出てやりたい仕事についてて、当時はまだ新卒2年目で、彼氏とは遠距離で、結婚するなら今の職場は辞めなきゃいけなくて、仕事を優先させたい気持ちは分かるよ、私もその立場だったら妊娠はまだ、出来たら困る、って考えてると思うし、避妊はしてても何かの間違いで妊娠してたら中絶も検討してたかもしれない
その子にはその子の事情があって色々考えた末の出来事ということは分かってるけど、
その場ですぐ中絶を選ぶぐらい、今は産む時じゃないって分かってるのに避妊しないのが謎
できたら産むから避妊しないのも分かる、避妊しててもできちゃって仕事優先で堕すのも分かる、でも今回のケースみたいな経済的に自立してて結婚の話も出てる社会人同士のアラサーカップルが避妊せずにヤって、結果できたから堕しました、は正直いい大人が無責任だなあと思う
全て当人が決めることなのは分かってるし、こんなこと何もかも当人はおろか友だちにも家族にも誰にも言えないけど、その子への見る目が変わってしまったのは確か
元々不倫とか一般的に正しくないことに対して潔癖なところがあるから余計にこの手の話は苦手だなあと思う
誰にも言えないけど思い出しては勝手に悶々としちゃうからここで供養します
追記:自分が最近結婚して、子どもを検討してるので色々考え込んでしまうのもある、狙ってできるものではないし
会う頻度も少ないし近況も知らないぐらいの間柄だから知人って書いたけど、そんな辛いことせずに普通に幸せになってくれと思ってる、私に言われることではないと思うけど
悲しい気持ちがベースで、何でそんな馬鹿なことを……とかあの子はこれを一生背負っていくんだなあとかいい大人なんだからもうちょっとしっかりしてくれとか彼氏がクソとか子供欲しくてもできない人がいるのにとか子供欲しくないなら避妊しろとかいっそ産めばいいのにとかこれは正論パンチで自分の性格が悪いだけだなとかいやでも避妊せずにヤったらそりゃいつかはできるだろとか学生の時は幸せそうだったのに何でこんなことにとか自分が子供できなかった時に恨まないか心配とか結局今の彼氏と結婚して子供産むんだろうかとか今どうしてるのかなとか体は大丈夫かなとかこんな他人が悶々とするぐらいだから本人は余計だろうなとか色々混ざって悶々としてしまう
夫は年齢=彼女いない歴、当然女性経験もなかった。性欲が強いほうでなく、自慰は生殖機能の維持のために時折行う程度だった。
夫は交際初期に何度も「自分はあまり性欲がなく、その面で満足させられないかもしれないが問題ないか」と増田に確認していた。
増田は夫の人柄に惹かれていたし、性欲は自慰でなんとかなるのでそのまま結婚した。
そんな夫が今朝、まだ時間があるからと増田の乳首で遊んでから会社に行った。
なんなら入籍直後くらいから徐々に性欲が強くなってきて、今では並の男くらいある。
夫はどうしてしまったのだろう。
夫の性欲がなかった頃は、日々悶々とし、少し淋しくもありつつ、本能に振り回されない理性的なところもまた良いと思っていた。
今の夫ももちろん好きだ。同じくらいの温度感で色々なことを楽しめるのも嬉しい。
全然嫌じゃないし、毎日楽しいし、嬉しいのだが、あの頃の孤高の夫を思い出して恋しくなることがある。
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色々な意見をもらえて参考になった。
当初こそ面白いけどキッツ…な面があったが段々ちゃんと面白くなっていった意外な枠。
関係者の人が同窓会か文化祭みたいな作品と言っていたが正にそんな感じ。
終盤の超展開も00年代エロゲによくあったトンデモ展開のオマージュと考えればむしろ余程マトモに見えるという。後で見返すと例の手紙が途中でしっかり出てきてたりしてああこれはトゥルーエンドルートだけをアニメ化したんだねえっていう。
あとはメイドさんロックンロールを鼻歌とはいえ令和に聞くとは思わなかったというかよく歌わせたなとか。
エロゲパケを実名のまま出すとか久々っぽい気がするけど実物の画像取り込みにするとそこだけ文字通りの解像度が高くなり、画面全体として違和感が出るというよくある絵になるのはどうしたものか。これを違和感なくやろうとすると新海作品みたく背景まで超精細に書くしかないのだろうけど。
ひたすら暗くて重いやつ。
…だったようなという前シーズンの記憶で視聴。したらやっぱりめっちゃ暗いし重いし良いそうな奴から死んでいくやつだった。
円盤を売りたい勢や金出してる勢は美少女動物園に絶対したがるだろうに全部撥ね除け、ゲームの販促になるかも怪しいぐらいの暗い重い展開で完走。いくらドシリアス寄りの作風でもギャグ回とかお風呂回とか温泉回とかみたいな息抜きイベント皆無で貫き通すのはある意味凄い。
何処かの監督インタビュー記事で「息抜きシーンは入れてみました(^^」みたいなのを読んだ記憶があるがそんな明るいシーンあったっけ…。
自動車メーカーとのコラボとかスポンサーとか欲しいけど法律無視して公道レースする走り屋コンテンツなんてコンプラ的にアウト過ぎる→でも公道レースは譲れない→せや、色々あって公道がサーキットになった世界にすれば解決!!という理屈付けかは知らんがそういう感じの都合の良い設定によるレースもの(と理解した)。
レースものなので登場人物も多くてシーンが小間切れになってしまうので頭文字Dのと比べると迫力的にちょっと惜しい感じ。
「すげぇあのハチロク!完璧なブレーキングドリフト!啓介が突っ込みで負けてる!」
というのを見たいのだよな。
モータースポーツなのにヘルメットはしないんかとか超人気であるはずなのに全世界視聴者数3,000万人って0の数足りてないやろとかはさておき、女性キャラに対する描写が一番キツい。湯気だとか肌色だとかそういうのではなく、女性キャラに向ける視線がひたすらおっさん臭いというか昭和とか平成初期過ぎて気持ちわるっってなったので新しい発見ではあった。同じエロとかお色気描写としても爽やかさ?みたいなのが無いというか、ねちょぉ…っとした粘着さを感じるんよな。
派手さは全く無いものの、ライバル側含めて良い感じに綺麗に纏まった感。
青が好きですが紫も好きです(結論)。
二股してる時点でクズなんだけど三股以上のドクズにはならないこの絶妙なラインで面白い。
取り敢えず原作全巻買ってみた。
突っ込んだら負けなのでこういうのでいいんだよこういうので。
転生ループもの。
ただのはめフラでは?と思ったけど周りの人間が勝手に良い感じに勘違いして良い感じに進んでいくというところが面白いポイントか。
取り敢えずコミック全巻買ってみた。
1話だけ見るとやべー枠だと思ってしまったけど毎回見てると癖になって面白くなってくるギャグ枠。
毎回こういう枠はあって欲しい。
何故これを見続けてしまったんだ枠その1。
ちょっと死にすぎだろっていうハードモードの始まりのくせに、アイドルライブシーンを入れたりするギャグとの落差で風邪を引きそうな枠。
一応原作は全巻買ってみた。
ラップバトルとは…?な前シーズンと同じく、ターン制の違法マイクバトル。
新キャラが一気に登場してきたけどツッコミながら見る分には面白い。
どうして現実世界みたいな会社の嫌な話をアニメで見させられてるんだ…となる枠。
何故これを見続けてしまったんだ枠その2。abemaでコメ蘭を見ながらでないとなかなかキッツい。
主人公的には自由気ままなゆるふわスローライフが目標?みたいだけどやること成すこと全てが諍い事を振りまいてるし、わざとらしくやってる癖に「なんでぇ?」となるのが露悪的な性格の悪さも相まって見ててふぇぇ…ってなってしまう。
比較されがちな、ろうきん(老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます)は一応ちゃんと?してたんだなあ…。
一期丸ごと使ってプロローグみたいな内容なので二期で本番か。で、プラムは女の子じゃないんですか。
あーまたよくあるハーレムラブコメものかーって感じで見てたが、そんなチャチなものじゃなかった。
ギャグ寄りの作風だとは思ったが終盤の展開は流石に予想外過ぎたしあのEDは反則過ぎる。というかこれやるためにCDも円盤も発売日を遅くしたのでは。無駄に本気すぎる。
あとアップの作画が大変に良く、やはりキャラデザ総作監:矢野茜は強すぎるのだなと。
やはり原作全巻買ってみた。
タイトルロゴ、OP/ED、出てくる文字まできちんとローカライズされてるのは凄い。
主人公の喋り方とか雰囲気に物凄い既視感があったけど百合ものとして好き。原作も勢いで購入済み。
EDのバージョン違いが多数(各ソロと2番?)あったのも良き。
絵は可愛いけど重いよー。
だったけど最後には良い感じになったので良かった。
これ正体隠す意味あったんか?と終始思ってた。
史上初?のeスポーツアニメ。ゲーム画面がPS2とかPS3っぽい。
病んだ妹でダークホースと目されたが、なんか無理矢理良い感じにまとめてしまった。
ゲーム画面はずっと3DCGだったのにあのシーンでアニメになるのは有りなの…?
似非中国もの。名前は全部漢字があるのだろうけど、音だけ聞くと想像しにくいので名前が全く覚えられん…。
やや癖のあるキャラと悠木碧の演技の上手さで普通に楽しんで見てたのに、「猫猫は女性版キリトさん」という言説を見て以来「猫猫かなーやっぱりww自分は思わないんだけど周りに猫猫に似てるってよく言われるwww」という幻聴が聞こえるようになったのでインターネットは罪深い。
一応コミカライズは全巻買ってみたけど2種あるってどういうこと。
あ、こういうのめっちゃ好きなんでもっと早く教えて欲しかったんですけど?と言いたくなる作品。
原作は多分表紙ぐらいは見たことあるはずだけど、フリーレンが少年に見えたのか何なのかピンと来なかったっぽい。
正直初回の拡大枠とか優遇されてるのを見ると、あーへーふーんと逆に警戒してしまうのだけど優遇されるだけのことはあるのだなと。
当然原作全巻買ってみた。
俺たちの戦いはこれからだ!なところで終わってしまった…。
決して悪くはないのだけど前シーズンが物凄く良かっただけに難しい。
キャラが多い…。
アイドルっぽいアイドルアニメではなく、少年漫画っぽいのを作ろうとした感じはする。
一応全話見たのだけピックアップしたので途中までのは端折っちゃった。というか端折っても23秋は十分多いよ… 基本リアルタイム派なので一度見逃したり枠が被ってると積み録画行きなりがち。
4話ぐらいまで。シリアスギャグな感じで面白いけど一度見逃してしまったので配信で見ようと思ってそれっきりに。舞台が神戸とかマジなんか…
3話ぐらいまで。なんか1話が話題だったので急遽。返信すると若返るんかーいというところを確認して満足してしまった。
ジャンプ大好きそうな癖に講談社なんかよと突っ込んだ記憶。謎の外国人忍者の正体は…なあたりの記憶はあるのでこれも3話ぐらいまでか。面白かったけど見逃してしまった。
そういえばこれもあった。特に可もなく不可もなく…だけど見続けるほどの吸引力は足りず。3話ぐらい?まで。時間帯的に、ポーションやおっさんみたいに他のついでに見るという感じでもなかったのでお流れに。
豚レバーは最果てと被ってしまってたので積み録。陰実は1期見逃し、盾は1期面白かったけど2期で見逃し、SPY×FAMILYも1期途中で見逃しでこれらまとめて積み録。シーズン丸ごと見逃すと消化が追いつかない…。
婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込むは1話見たはずだけど、上手く言えないけど自分向きじゃなかったっぽい感じでお流れ。
シャンフロは評判良かったっぽいので後で見ておきたいところ。
女神聖女叡智聡明!なハッピーエンドプリンセスは名曲だけど、すみぺ曲枠としては今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよねで上書きされてしまったので…申し訳ない。
MFゴースト見てる人多いのが意外というか揃っておっさん臭いと思われるぐらいにはやっぱりアレなんか、小綺麗な現代的CGとのギャップで余計に悪目立ちしてる気がする。
そして逆に僕雨見てる人はやっぱりいないか、まあ少ないよね。abemaのコメ蘭では「遅れて来た今期ダークホース!」「お兄ちゃんどいて!そいつ○せない!」と(局地的に妹が)大好評だったのだが。やはりeスポーツものなのにeスポーツ要素が無い時が一番面白いというのが課題だった。
100カノは十分すぎるほど楽しんでしまったというか「幾ら美少女動物園ものでもそれは無いやろ」と無意識に可能性を否定していた自分の浅さに気付かせてくれた(ラスボスは本当に予想外で完敗)良い作品だったので冬コミで設定資料集セット(10,000円)買いました。
なお完全な余談として、冬コミで見かけたアークナイツのアーミヤとドクターのコスプレが完成度高くて良かった。アーミヤのウサギ耳可愛い。あんなに可愛いのにどうしてアニメはドシリアスなの…。そしてドクターはアニメに寄せると完全に不審者の出で立ちだった。
アニメ終わって面白かった続き気になるな?ってなっても次のシーズンのアニメ見始めると忘れてしまう(おっさんの記憶はFIFO)ことが多いことに気付いたので、好み的に面白いかなと思ったら忘れる前に買うようにした。まとめ買いは基本Bookwalkerの50%還元とか全巻セット20%オフとかのタイミングで買ってるので、1シーズンに数作程度ならそう多くはならないし。
1/4
夜中の1時に目がバキバキに覚めて、しばし悶々としてから無性に鶏皮を食いたくなった。コンビニのホットスナックも深夜は枯れてるし、といって冷食で妥協したくもなかった。おれは鶏皮のパリパリ感が好きだ。
もう今じゃなきゃいけない、どうしようもなく鶏皮の口だったんでGoogleマップを開いてみた。駅前のトリキが5時までやってるらしい。あと10分だけスマホポチポチしてダラダラしようとタイマーをつけて、30分くらい経ってから家を出た。
友達いない上に飲めないから居酒屋なんて入ることはなくて少し緊張したけれど、数グループの団体以外に会社員風の男や学生っぽい若者の一人客もまばらにいた。騒がしすぎないし、静かすぎる事もなくて程よい。
オーダーがタブレットなのがかまいたちの動画で学んだ鳥貴族の美点だ。今はどこもそうなんだろうか。なんだか口にするのが恥ずかしいような頼み方でも、機械越しならそれもやわらぐ。と思っていたら席に通されて一杯目の飲み物は口頭で聞かれた。見栄を張ってアルコールにするか、0.5秒の間に悩みまくってジンジャーエールにした。坊や、ここにミルクはないぜギャハハハみたいな西部劇の酒場の画が浮かんだ。
当初の目的を思えば鶏皮チップスに大量の鶏皮串だけ頼めば良かったのだけど、それも何だか気恥ずかしかった。夜中に陰気なガキが一人で来てソフトドリンクを頼む。どうせ変な客だろうし、これ以上人目を気にすることもない。そもそも店員だって一々気に留めないと思う。せいぜいアイツウケると2秒間の話題になって終わりだろう。それでも居酒屋エアプなりにバランスを考えて一応キャベツとか頼んでみる。おかわりする予定もないのに。
タレのモモや一度も食べたことのなかったぼんじりを適当に放り込んでフィニッシュ。鶏皮は材料の不足で一人5皿までとなっていて、なんだ10本までしか食えないのかと落胆した。が、他にも割と頼んでいたので様子見で3皿にしておいた。
早々に来たキャベツと鶏皮チップスをボリボリ食いながら注文履歴を見ると、8品で3000円弱くらいだった。安いと言いつつそんくらいはすんだなと思った。それともおれが食いすぎなのか。学生の夜食には贅沢だ。
鶏皮チップスは結構硬くて、風味もおれの思い描いていた鶏皮と何かニアピンですれ違うような感じがした。衣の味が強く、といって塩味は控えめで片栗粉?の主張が強めな気がした。まあでも控え目にやってくる鶏皮の味は確かに喜ばしかった。キャベツもゴマ油っぽい感じを想定していたら割とサッパリした感じだった。想像とのギャップに戸惑いつつ、これも悪くないなと思った。おかわりするなら特に。
話し相手もおらず、と言ってバクバク食い続けても一瞬で手持ち無沙汰になりそうだったので、ややポリシーに反するがスマホポチポチしながら食うことにした。
呟きもまばらなTLを何度も更新したり、頭に浮かんだ言葉を検索してはタブを閉じる。片手間に鶏皮チップスをセーブしつつキャベツを平らげ、焼き鳥が届いた頃にジンジャーエールが無くなりかけた。
二杯目をどうするかぼんじりを食いながら考える。なるほど、ぼんじりとは骨が混じっているのか。イヤ異物混入か?と不安になってスマホで調べる。そういものなのか。まあこれならももでいいかなという感じだった。勉強にはなった。安チェーンのぼんじりなんて脂っこいだけと耳にしたことがあったがそんな印象はさほどなかった。
あとはごく普通のタレももをごく普通に平らげ、残すは鶏皮だけだ。他のもので腹を満たし、最後に好物を残すことで好きなもので腹一杯になった感を出す。よくやる戦法だ。
さてドリンクをどうするか。6串の鶏皮(塩)を見て、不意にこれはアルコールなんじゃないかと思った。
唐揚げにビール、刺身に日本酒、焼き鳥だってアルコールだろう。現物を目前にして、借り物の感覚が肉薄してくる。
一杯目はソフトドリンクで、腹にモノも溜まってる。過去何度かの経験から、これはまだ大丈夫なパターンではないかと思った。
メニューを開いてみる。どれもアルコールの含有量が書いてある親切設計だ。メガジョッキに向かう好奇心を抑えて富美男のレモンサワーを選んだ。
レモンサワーの素のおまけでついてそうなタンブラーがすぐさま運ばれてくる。そして念願の鶏皮串を頬張る。
恐る恐るレモンサワーで流し込んでみる。妙にしっくりくる感じがした。
キンキンに冷えてるからだろうか。塩味で舌がやられているのだろうか。はたまた馴染んでいるのか。あのアルコールのツンとしたイヤな風味を感じない。口の中のアルコール感が不快感に到達する手前で喉に流れていく。ゴクッと飲み下せる。
これならイケるからと言われて99.99もほろよいもバドのシャンディガフも上善如水も飲んで騙されてきたけれど、こんな事は初めてかもしれない。
別にジュースでいいといえばそんな気もした。そっちの方が美味しく食べられるような気もした。
美味しさとはまた別に、ジュースよりもしっくり来る感じもした。
腹も膨れてきて、最後の一串をほぼ水まで薄まったレモンサワーの残滓で流し込む。3皿にしておいて良かった。
1時間経たないくらいだろうか。喋る訳でもなく、チビチビやる訳でもなく、一人でただ食べるだけだと早い。寂しさはなくて、ただただ一瞬だったなとだけ思った。
会計を済ませると、ドアが開かない。押戸なのか引き戸なのか、はたまた出入り口を間違っているのか。軽く脳内で慌てていると店員が少し手こずりつつ開けてくれた。立て付けが悪いようだ。最後の最後で少し気恥ずかしかった。
帰り道の一服が妙にうまかった。くどいラーメンを食った後と良い勝負だ。キャッチのオニサンマッサージドに少し水を差されたような気になった。でも鶏皮は食えた。