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2016-12-08

退職エントリ博士進学を考えるあなたに送る、進路に関するあれこれ

博士をとってから大学博士研究員として1年ほど働いたが、先日、民間企業から内定をいただいて大学を去ることになった。転職活動をする中で思ったことを書き残しておきたい。自分と同じ程度に何も考えず、ちゃらんぽらん博士課程に進もうとしている人の参考になればよいと思う。

1.スペック

男29 バイオ系 医学研究科所属(non-MD) 特筆すべき業績は無い

いわゆるピペド的な分野だけど、医学系に所属していたことが就職プラスとなった模様。

2.ポスドクを辞める理由

一般的基準で言ってブラック職場だったから。

1日6時間勤務で時給1670円。つまり日給1万円。額面20万程度なので、手取りは16~17万ほど。残業手当休日出勤手当についての規定はいろいろ事細かに書いてあるが、残業休日出勤存在しないことになっている。生物相手仕事なので6時間の中で全ての仕事を収めることが不可能である場合によっては夜中に始めなければいけない実験もある。また、生物には曜日関係ない。大学院生の頃、研究室に行かない日は年10日ほどだった。卒業前、ポスドクになってもそのペースで仕事ができると思っていたのだが、お金をもらう身分になるとそれができなくなった。給料が発生しないのに研究室に行くことが馬鹿らしくなってしまった。こういうことを言うと、休みがほしいと言ってるようでは研究者に向かない、と言われたりするのだが、そういう問題ではないだろう。だって、こちらは契約書を交わして雇用されている身分なのである。そういう意味では民間企業で働く人と同じだ。上の言い分がまかり通るなら、サービス残業ができないような会社員だって、その会社仕事に向いてないと言ってよいことになるのではないか。少なくともこれまではてブ等で言われてきた基準から考えれば、即退職すべき職場と言えるはずだ。

これはうちの大学だけの問題ではなく、どこの大学でも聞いてみると似たような人が居る。教授たちはポスドク生活について特になんとも思っていないし、月20万も出してやれば逃げていかないと思っているらしい。「サイエンスサティスファイ」していれば飲まず食わずでやっていけると思っているのだろう。

それでも、百歩譲って、自分の好きな研究をしているなら、お金をもらわずに働いてもまだ納得がいく。しかし、雑務に追われて研究ができない大学教員同様、ポスドクも上でオーバーフローした雑用をこなしているだけで時間が過ぎていく。毎週末出張に行かされたり、インターン学部学生の面倒を見たり、他大学学生スタッフ技術指導をしたり、シンポジウム運営を手伝ったり、種々の書類を書かされたり、というのが日々の業務である。それでいて、世間からは、研究者なんて劇団員とか芸人とかそういう類なのだから待遇が悪くても仕方が無いだろう、お金がもらえるだけいいでは無いか、というようなことを言われるので腹が立つ。

3.ポスドクから転職活動

活動期間はトータル4ヶ月。ただそのうち一ヶ月半ほど忙しすぎて何も動けない期間があった。覚えている限り、13社応募した。うち、3社は転職エージェント音信不通になった。2社は転職エージェントから応募を断られた。残りのうち、4社は書類で落ちて、4社で面接に呼ばれた。最終的に2社から内定をもらった。

専門知識が活かせそうな職であれば、研究職、非研究職に関わらず応募した。そのため、最初は何がやりたいのかもはっきり固まっておらず、書類審査に通りにくかった。後半は、希望業界職種が絞れてきたことと、求人から書類審査に通りそうなものがある程度わかるようになってきたので、思ってたよりもあっさり終わった。

巷では博士まで行くと就職が無い、特にバイオ系は終わっているというような話が多かったので、活動を始める前は心配していたが、別にそんなことはなかった。ただ、研究職に絞っていたらそう早く決まらなかったかもしれない。自分実験技術ニッチ職人芸で、企業研究で活かせるかというと微妙だったし、業績も研究職を目指すには寂しいので書類選考がかなり厳しかった。それに、やっぱり分子生物学を直接活かせる分野はまだそんなに無いというのも思った。

博士課程で身につけるべき専門性スキルは、研究以外にも活かせる道があると思うので、研究以外のことにも興味を持てる人だったら、博士まで出たからといって特に就職で不利になることはないと思う(能力的に博士として平凡な人でも)。

4.博士進学すべきか

私は博士進学したことを全く後悔していない。ポスドク期間は精神的につらかったが、大学院生の間は、研究を通じてエキサイティング経験ができたと思う。

博士を取るのは、学士修士に比べたらかなり大変ではあるが、その分、達成感がある。私は基礎研究分野なので、その視点に絞って言うが、博士というのは世界で初めて誰も到達してない場所まで登り、そこから新たな景色を見せることができた人に与えられる称号だと思っている。博士課程で行う研究なんて、そうたいしたものではないけれども、でもどんな小さなことであれ、世界で一番になる経験というのはなかなかできるもんじゃない。だから、もし学部修士課程研究面白いと感じているなら、その先の山まで登ってみることは悪い経験にはならないと思う。

もちろん、リスクデメリットはいろいろあるし、向いている向いていないもあるけど、条件が合えばリスクは限りなく小さくできる。博士課程に進学しようと思ったらお金必要であるが、親から全く援助が受けられなくても、プラス収支で博士課程を卒業することは不可能ではない。最近貧困の原因になっているとも言われている学生支援機構奨学金だが、大学院で借りた奨学金3分の1の確率で半額または全額が免除されることはあまり知られていないのではないか免除されなかったら大きな借金を背負うことになるのでハイリスクな賭けではあるが、単純なギャンブルではないので勝率を上げることはできる。免除される枠は大学ごとに割り当てられているので、学内相対評価で勝てれば良い。背伸びして良い大学院に入ると大変かもしれないが、小さな大学アクティティの高いラボに入れれば免除される可能性はかなり高くなる。私もこのパターンで、日本全体では平凡な大学院生だったと思うが、所属大学では上位に入れた。それから最近お金を出してでも学生を囲いたい大学院もあるから、この辺をうまく使えればお金がなくても進学は可能である卒業後の就職のことに関しては上に書いたとおりである。実感として、そんなに不利だとは思わなかった。研究を続けるか別の道を歩むかの決断はあるかもしれないが、仕事を見つけること自体は難しいことではない。

優秀な人が将来の懸念から博士過程を避けるようになっているという話をよく聞く。それがどの程度本当なのか私はよく知らないが、本当だとすれば残念なことである。真に優秀な人はおそらく研究者として残っていけるだろうし、別の道を探すことだって難しくはないだろう。重要なのは進学前の情報収集だ。良い指導者(色々な意味で)に出会うことは極めて重要である

5.学術界に言いたいこと

それはそうと、博士課程を卒業した後、ポスドク待遇は酷い。なんなら、学生のころよりも生活が苦しくなったりする。私の待遇でも、社会保険厚生年金に入れるだけ全体としてはマシだと言われるようなレベルである

博士まで取った人なら、仕事くらい自分で見つけてこられるだろう。だから別に今いるポスドクをみんな救済しろと言いたいわけではない。ただ、せめてルールくらい守れと言いたいだけだ。大学予算枠の規定で仕方がないのか知らないが、秘書実験補助員と同じ枠でポスドク雇用し、ポスドクにだけ特別暗黙のルール適用することはいい加減やめた方がいい(秘書実験補助員は定時で帰るし、定時で帰れるように配慮される)。本来研究者時間給で雇うのが間違いなのだが、全員を正規雇用できないというのもわかる。だから正規雇用されなくてもいいから、パートタイムで雇うならその規定をきっちりと適用してほしい。そんな中途半端研究者は要らないと思うなら雇わなければいい。自分だってボスからポスドクとして残ってほしいと言われたから残ったのである必要だと思うなら、必要性に応じてお金を出せばいいし、出せないなら逃げられても文句は言わないでほしい。

6.まとめ

大学院は超エキサイティングだったが、ポスドク待遇が酷いため研究をやめることにした。

博士進学および研究人生を賭けた博打であり、勝つためには運が多大に必要であるしかし、単に運だけで決まるわけではない。そこそこ得たいものを得て降りることは可能である研究過程を楽しく思えてかつ優秀な人には博士進学を勧める。

画像ロンダの話はモヤモヤするね(著作権サービス世界的な流れ)

パレット画像ロンダの件あるけど、もやもやするね

これだいぶ根が深い話だよ

 

 

CtoCサービスにおいて、黎明期著作権侵害放置することで伸びたサービスが有る

世界的な名だたるSNS

Youtubeニコニコ動画

Pinterestなどの素晴らしい写真共有サービス

 

こういうサービスは、著作権侵害しちゃダメですよとか言いつつユーザーの行動を黙認することで一定の水準まで規模を拡大してきた

個人的に印象に残ってるのがimgurhttp://imgur.com/

世界的なアングラ画像うpろだだと思ってたら、一昨年に40億調達してる

 

彼らのスタンスは巧妙だ

著作権的にアウトだったり、エロ的にアウトな画像などは「通報されたら消す」「やるユーザーが悪い」というスタンス

その主張は武器商人に近い

(ちなみにこれらのサービス、私は大好きだ)

 

 

 

それらを利用するのがキュレーションサービスを持っている企業

彼らはSNSなどにアカウントを作り、そこを通してサービス内のコンテンツを利用する

 

[コンテンツ] → [誰かがアップロード] → CtoCサービス → [解析用アカウント] → ぶっこ抜き → キュレーション(見せ方を工夫する) → ユーザー

 

著作権違反責任を「アップロードした誰か」に全部かぶせることで、多くのサービスが成り立っている

既に上場しているキュレーションメディアでさえ、ほとんどこの手法を使っているか過去に使っていたと思っていい

 

今回パレット側で画像ロンダ燃え始めたのはもちろん「誰かがアップロード」の部分を自分たちでやっていたからというのと

あくまキュレーションというサービスがBtoC(B側はライター編集者だけど)なので、批判されたときに「ユーザー指導しておきます」などと言い訳できないからだ

(BtoC新規サービスが非常に難しい原因となってる)

 

でもじゃあこのCtoCサービス問題ないの? と問われるともちろん問題ある

問題あるが、世界的な慣例で行われすぎて、誰が騒ごうがどうにもならないレベルにあると思う

それほどまでに彼ら泥棒サービスは成長してしまったし、コンテンツ業界としても「無視できないビジネスパートナー」になってしまった

今更「Youtube著作権侵害助長している!」と声を荒げたところで株価に何ら影響すら無い

それどころかコンテンツプロバイダー側が「Youtubeが無くなったら困る」時代にすら突入している

 

パレットはそこら辺の根回しがお粗末だったと思う

コンテンツプロバイダーにとって利益になるなら、アングラ文化だったゲーム実況文化ですらあそこまで広がるのだ(とても意外だった)

 

 

 

もう既に「勝ち逃げした」憎いやつらへの感情は脇に置いておくとして(炎上したら皆で叩く)

これから立ち上がるサービスでも、まだまだそういったコンプライアンス的にアウトなものが多い理由もある

 

一つは規制されていないこと(規制が難しいこと)

規制されていないとやったもん勝ちになる

キュレーションメディアも、襟を正そうとかじゃなく、もっと燃えないように巧妙にやることしか考えないはずだ

襟を正した瞬間他に負ける

まさに武器商人

 

一つは勝ち逃げした奴らがいること

彼らがペナルティを負ってないから「火の輪をくぐって逃げ切ったら勝ち」という考えが

ベンチャー業界蔓延していること(世界レベルで!)

もちろん焼け死んだらアウトなので、常に「超えちゃいけないライン」を必死になって模索している

welq騒動で他のキュレーションサービスボーダーラインを変更してきたのもそういうアレだ

(※一応擁護すると、多くのベンチャーは何かしら社会的価値あるテーマを取り扱っているが

  それを成長させるためにどれだけ無茶をするか、という悩みを常に抱えていると思う。狂気必要だが、やり過ぎると燃えると言う状態

 

最後に、皆逸脱行為をしているせいでボーダーラインがわからなくなっているということ

著作権違反というのは、ユーザー個々としては楽しいので多くの人は批判しない

これはP2P問題になったときもそうだった

困るのはあくまクリエイター側や著作権側だ

そのうちに、著作権リテラシーが低い人(IT業界創作業界内にすら相当多い)は、ボーダーラインがわからなくなる

特に若い人ほど顕著だ

 

個人的に印象的なのがLGTM文化だ(例:http://www.lgtm.in/  https://www.google.co.jp/search?q=LGTM&source=lnms&tbm=isch&sa=X

Webエンジニア以外はわからないと思うので説明すると

プログラム修正レビューをしてもらった際、レビュアーが「いいと思うよ」という時に画像を用いてLGTM!と言う流行りがある(LGTM=Looks Good To Me)

その時使う画像gifは、どこかからか拾ってきたもので、もちろんほぼ著作権無視

しかしこの文化シリコンバレーから火がつき、今や多くの日本企業でも「素晴らしい文化だ」と受け入れられている

(※個人的経験から言うと、法務部がきちんとあるような上場大企業では「普通にダメでしょ」という空気だったので、どこかにボーダーがありそう)

 

要はWeb系に居る、最先端サービスを開発している人間会社にとって、コンテンツ著作権とはその程度の認識なのだ

Twitterに居るアニメアイコンと大差ないレベル

 

気にしているのはあくまで怒られるか、怒られないか、怒られたら致命的か、という点だ

(それらがどこに端を発しているか考えると、おそらくGoogleOSS思想に行き着くのだろうと予想している。

 検索でいろんなコンテンツがヒットするようになってからボーダーラインはよくわからなくなった)

 

slackskypeやその他のチャットシステム、あるいはSNSURLを貼るとサムネイルが表示されるが

厳密に言えばあれもアウトだそうだ

皆それを知っているのだろうか

 

 

 

じゃあそういうのをどうすればいいか? と言えば、すごく現実的な話になるが社会的監視するしかないのではないかと思う

世界的に)企業は怒られない限り限界を攻めてくる

そして法律が及ばない領域が確かにあるし、企業間win-winなら外野が怒ってもしょうがないという事情もある

そうなったとき支配するのはあくまで「感情」でしかない

皆でキレて、皆で燃やし、株価暴落させるくらいしかできない

そうしないと企業簡単暴走するんだ

もちろん全てを解決するシステムができれば、それが一番いいのだけれど(世界を敵に回しそう)

 

あとサービスプロバイダー側は、わざわざチキンレースするんじゃなくて、もう少し利害関係者の感情を考えたいよね

サービス提供というのは、個人的にはどれだけ関係者全員をハッピーにできるかというゲームだと思っている

極一部の利益とか、自分たち利益ばかり追求しすぎると、いずれ誰かが地雷を踏んで燃えしま

しかユーザーというのはいきなり炎上する「いきなりキレるような奴」だ

普段から市場の声を聞かないと、いきなりブスリと腹を刺されることになる

「他がやってるから大丈夫」は言い訳にできないというのも、今回の件で分かったはずだ

 

___

 

 

著作権ロンダ」ってヨッピーが言ってるけどそれだね

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yoppy/20161209-00065195/

著作権ロンダで伸し上がったサービスが多くて、一つの勝ちパターンなっちゃってる問題

にしてもヨッピーはすごいなぁ

2016-12-06

SIer出版社は似ているか

エンジニアから見たSIerがクソな理由 - 負け犬プログラマーの歩み

↑の記事を読んでいて、SIerってそんなにヤバいのかなぁと思い、衝動的に書き連ねている。



旧帝の大学院を出て、出版社就職して1年半が過ぎた。

SIer出版社中心で就活していて、それぞれ1社ずつから内定をもらい、出版社のほうを選んだ。

SIerSE職で内定をもらっていて、出版社では入社以来編集者をしている。

SIerの方(仮にA社とする)は社員数4ケタの元請けSIerで、毎年新卒100人ほど入るらしい。

一方、弊社はA社の数十分の1の社員しかいない専門出版社で、新卒が入らない年すらある。

はてなにいるとSIerの話がよく出るので、就職した後もA社を気にかけることがあるのだが、果たして自分がA社に入っていたら、どんな人生が待っていただろうか。



給料

大手SIerの給与ランキング。平均年収は800万円前後か : IT速報

ここのランキングに載ってるのが正しければ、あまり変わらなさそう。

ちなみに出版社と言えば三大(小集講)の給料バカ高いことで有名だが、弊社含むそれ以外の中小出版社は大したことないことが多い。

(同規模の会社比較すれば高いのだろうけど)



労働時間休日

残業時間はA社のほうが弊社より若干多いだろうか。

出版社は、一般刊行周期が短いほど激務になる傾向がある。週刊誌編集部はそれこそ過労死レベルの激務と聞くが、弊社のような書籍メインのところはそこまででもない。

所定労働時間はA社は7時間半、弊社は7時間なので、時給換算だと弊社のが若干有利かもしれない(出版社は実働7時間のところが多い)。

あと、A社だと夏休み有休で取ることになってるらしいから、有休消化率は高くなったかも。

弊社は有休とは別に夏休み(=ひと夏で消える有休)があるので、本来有休までなかなか消化し切れない。



仕事内容

新人研修めいたものはA社でもあるはずだし、弊社でもあった。

期間はA社のほうが長そう。さすがに2年目の今頃には現場にいるだろうが。

A社だと多少コーディングに携わって、その後は進捗管理クライアント折衝が中心だろうか。

いきなりということは無いだろうが、やがて何十人以上のプロジェクト管理やることになりそう。多数の協力会社はてな用語では下請け)の人と共に……。

出版社現場に入って最初にやったのは、校正校閲(本の誤字脱字・内容チェック)。

そこから先輩の指導で本を1冊担当し、編集プロダクション編プロ)の人と共に本を完成させた。今は、何冊かを同時並行で制作しているところ。

編プロはうちの業界場合ライター編集者が集まった会社で、編プロに書いてもらった原稿自分出版社人間がチェックする。

まとめると、↓に書いてあるのと近いが、編プロが筆者を兼ねている場合がままある。

http://anond.hatelabo.jp/20150212124233

SIerと違うっぽいのは、SIer人月仕事を投げているのに対し、出版社は1ページいくら編プロ原稿料を払っていること。

なので、出版社編集者が、編プロから出てきた原稿に何度ボツを出しても、出版社が払う原稿料は変わらない。

優秀な編プロならボツも少なく、彼らにとっても割がいい仕事となる。

一方、そうでない編プロだと「今回のボツで、先方の時給が最賃以下になったな」と同情することもしばしば。

でもボツ原稿出版するわけにはいかないので、頑張ってもらうしかない。それを応援するのも仕事ひとつ

まりにひどい原稿が出てきて、かつ時間がない場合は、自分らで原稿に手を加えざるを得ない。たまに「自分赤ペン先生かな?」と思う時がある。

裏を返すと、技術力(文章力や専門知識など)は日常的に磨かれるので、フリーライター編集者として独立する元同業者は割と珍しくない。



やりがい

動くカネの量や成果物を使う人の多さは、A社のほうが大きいと思う。実際「大規模プロジェクトを動かすプロマネ志望!」と言いまくって内定をもらった。

自分プログラミング能力は皆無に等しいが、技術力を活かすより多くの人に影響を及ぼせる仕事がしたい気持ちの方が強かったので、A社でもそれなりに楽しめるのかもしれない。

弊社は専門出版社なので、想定読者数がそもそも少なく、動くカネも少ない。ただ、読者にとっては確実にニーズがあって、人様の役に立っているという実感は味わいやすい。

専門の人らのブログとかで、自分らが携わった本を褒めてくれていると素直に嬉しい。



会社の将来性

A社はじめSIerは受注産業なので、仕事していれば食いっぱぐれることはないが、逆に言うと仕事し続けないと儲けられない。

一方、弊社はじめ出版社メーカーの側面があり、成果物著作権は自社にあるので、当たれば労なく稼ぐことができる。

(逆に言うと、どんなに頑張って商品を作っても、売れなければ儲からないということだが)

それなりに続いている専門出版社場合、その道の人が必ず買ってくれる本というのがあって、そういうのが利益を下支えしている。



自分の将来性

A社のほうが業界的に転職が多そうだが、プログラミング能力がないまま転職できるのかという不安がありそう。

弊社はフリーになる道もあり得るが、原稿料商売では弊社にいるより稼げないのは目に見えている。

起業して編プロ社長になれば儲かるかもしれないが、社員をこき使うことによる良心の呵責で死にそう。

元請けSIer出版社プロマネがメインという点では共通しているし、磨けば他社でも通用する汎用的なスキルだと思うが……業界知識の壁があるか。



出版社に入って「自分らが権利を持ってるって強いなぁ」と実感しているので、将来独立するならば、自前のコンテンツでご飯が食べたいと思う次第。

2016-12-04

ちゃんと考えて話すためのディベート教育の意義

http://anond.hatelabo.jp/20161204095016

ブコメで、ディベート大事だと言ってたので、ディベート経験者として、経験者だとどういう思考になるのか書いてみた。

やっていたのは、大学ディベート及び高校生への指導

まず知ってもらいたいのは、ディベートは完全なターン制のゲームだということ。相手がしゃべっている時にインタラプトできる機会は質疑くらいしかない。

基本的には、2チームに分かれて、自分たちの主張(立論)→相手チームから質疑応答タイム(質疑)→反論タイム(第一反駁)→反論タイム2(第二反駁)

という流れで進行する。高校ディベートなら、4分、2分、3分3分フォーマット。それぞれの間には、準備時間がある。

からその場で反論はできず、相手の主張が終わった後にまとめて反論することとになる。

こうしたルールがあり、かつよく考えて有効発言をしないと全く試合に勝てないので、じっくり考えて話す素養

がつくと主張する。

以下、ディベートをやると身につくもの


①高い情報処理能力

まずは相手の立論をよく聞いて、内容を理解しないことには反論などはできない。ディベートの立論というのは、あらかじめ時間をかけて作ってくる。

無駄語句や内容が一切省かれており、聞き逃したら困る密度の高い内容が1分あたり500~600字の高速で読み上げられる。

4分の立論なら、原稿用紙6枚分。

はっきり言って、初めてディベート試合を聞く人は、情報量が多すぎて聞き取れない。ディベーターはまずこれを聞き取って、メモを取る訓練から始める。

論理構造を把握し、どことどこが繋がっているかも把握する必要がある。

これができないと、反論すら考えることができない。反論の基本は、まず相手の話を正しく理解することである

正直、社会でこれだけの情報処理能力を使うことはないので、これができるようになるだけで、相手の話を「理解」することについて常人よりもはるかに勝る。


優先順位をつける能力

ディベートの立論というのは、時間が限られている以上、ほとんど無駄内容がないように作る必要がある。

一般社会では関係のない話に脱線することもあるが、それがない。

立論を作る際には、「なぜこの内容を入れたのか」を徹底的に考え、一字一句校正を繰り返す。

また反論をする時も同じだ。

反論する時間は限られているので、相手の立論の一番致命的な部分を、短い準備時間の中で見極め、重点的にスピーチする必要がある。

反論しても意味のないもの反論しない。本当に反論して価値のある部分だけを見繕う。

相手反論に対しての再反論も同様。相手反論していても、再反論する意義がないもの反論になっていないものなどは、あえて再反論しない。

ディベートでは、10適当反論よりも、1の的確な反論の方が効果がある。

話す量、ではなく、どれだけ価値のある情報反論を伝えられるか、が重要である

ディベートをやっていれば、その発言がどういう影響を与えるか、とても敏感になるので、言うべきことと言う必要のないことが判断できる。



ある映画監督が某漫画酷評していた。1巻が一発ネタ消化で人受けは良いが続かない、というもの

その監督名前はきいたこともない。特にブックマークされている様子もなかった。

何かをやっていると人はどうして俺は認められないんだ、という思考になりがちだ。

実際その監督の文面からは他作を認めない空気と、カット割りなら俺が一番知ってるんだよ、という悔しさと先輩面が見え隠れしていた。

多分その人の指導はその人以下の人には有効かもしれない。しかしその人以下の初心者ですら多分監督のような人は避ける。

その監督に憧れる要素がないのだ。極度の技巧派・凄くないけど個性が輝いている、初心者はそういう人に教えてもらいたがる。

中途半端になにかがうまい田舎先生タイプの人は、俺は凄いんだということにしたがる。でも実際には初心者にも見透かされている。

初心者よりすごくても到達点とはみなされない。だからそういう人は舐められる。舐められるから余計に自分下の人間を潰しにかかる。

2016-12-03

鉄道乗務員への厳しい視線

叩かれること承知で。


居眠り運転とか叩かれるけど、泊まり勤務だと仮眠数時間程度で早朝からずっと乗務していれば眠気はそりゃくる。


寝ないよう頑張ってはいるけど…。

厳正に指導しますと言うけどまずは、数時間程度の睡眠時間をなんとかしてほしい。

http://anond.hatelabo.jp/20161201215942

そうやって思いつき装うなどして類似語もふんだんに文章に入れるように指導して、打ち間違いや似たような言葉でも検索トップになることを狙うと。やっぱりSEOゲスいな

2016-12-02

ドラマERの思い出。ネタバレ有り。

ドラマERの思い出。ネタバレ有り。






   

ASKAとか薬物中毒ニュースを聞くと、

ERシーズン6とカーター先生ベント先生を思い出してしまうんだよなぁ。

私はERは好きじゃなかったんだけど(メロドラなので)、姉がずっと見ていて、

ER6、7は面白いって聞いて、中学高校の頃、重要な所だけ見た。

ルーシーカーター先生統合失調症患者に刺されて、

ルーシー死んじゃって、生き残ったカーター先生が影で医療用の麻薬を打ちはじめて、

それがバレて同僚の皆に詰問されるんだけど、

ベント先生はもう本当にいい奴でさ、

私の中で、安西先生バスケがしたいです、的なシーンになってて泣けちゃうんだけど、

カーター先生更生施設に行って更生するわけだけど、

やっぱり薬物中毒になると本当に大変なんだなって思う。

更生施設のガランとした感じとか、

施設の人は最初カーター先生に厳しい感じだったはずだし(強い意思がないといけない的な)、

もう本当に頑張ってって感じ。

 


シーズン後(だっけ?)に刺した統合失調症患者カーター先生は再会するわけですが、

心神喪失状態だったんだからしょうがないだろう的なことを言って、最悪だと思った。

ちなみに私も統合失調症患者なんですが、

精神疾患にかかった人でも、重大な犯罪をしたらそれなりの罪は負うべきだと思う。

閉鎖病棟に入るにせよ、被害者やその家族無罪という言葉を投げかけられるのはひどく辛いと思う。

せめて、本来ならこの罪に相当する、ぐらいは言うべき(言ってるのかな?)





話を戻して、

薬物中毒者とは関わりたくないし、薬物に手を出しやがって…、とはやっぱり思う(自分精神薬漬けだけど)。 

カーター先生薬物中毒者にしては綺麗に書かれてたと思うし(本物の薬物中毒者は見たことないけど)

でも薬物から抜け出したいっていう本人の強い意思があるなら

意思がない人が刑務所指導受けてる特集ニュースで見たこともある)、

それを支えてあげる施設必要だと思う。

主婦が自宅でクスリ作って家計のたしにしてるような麻薬大国アメリカと比べたらマシなんだろうけど、

日本更生施設の現状のコラム読むと、やっぱり施設はもうちょっとあってもいいような気がする。


 

後半、かっこ書きが多くなってしまった。

日本英語教育で間違いなく変えるべきだと思うこと

未だに手書きが基本だということ。

正直言って手書きする機会は少ない。日本語でも手書きは少ないのに英語ならなおさらだ。会話の授業は置いておくとして、読み書きの授業は全てパソコンを利用したものに置き換えてほしい。

メリットをあげると、

1. 今までできなかった句読法の指導を行うことができるようになる

2. タイピングが速くなる

3. 単語スペリング勉強する時間を減らせる

以下順番に、

1. について:

ある程度英語ができる人でも、正しくスペースを空けられない人が多い。英語のスペースはカンマとピリオドの後に一つ打つ必要があるのだが、日本語の習慣を引きずってか、カンマやピリオドを打った後にスペースを空けずに平然としている人がいる。これは知っていればすぐに直せるミスなのに、知らないせいで読みにくい英文が量産されている。はっきり言ってウザい。

2. について:

今の時代手書きなんかしないから、手書きが速くてもメリットあんまりない。それよりも速く正確にタイピングできることの方が重要だ。国際比較でよく弱いと言われている、日本の子供のITリテラシーも補強できるかもしれない。

3. について:

パソコンを使って英文を書くことが当たり前になれば、スペリングにこだわる必要性は減る。毎日単語テスト10分費やしていた時間から解放されれば、読み書きの練習に充てられる時間は多くなる。そもそも、単語スペリングなんて覚えたって英語の仕組みの理解には全く役に立たないのだ。

たいてい、教育を変えようというのは方針の変更であって、例えばよく言われる「今までは読み書き変調だったがこれからは会話を重視しよう」なんていうのは、会話のために読み書きを犠牲にしようという論である。でも「読み書きの授業をパソコンベースで行うべき」というのは、何も犠牲にしない。学校によってはパソコンの台数が十分用意できないかもしれないが、カリキュラムの変更は必要としないから、パソコンを使うことができない学校では引き続き紙ベースで授業を行える。パソコンが用意できる学校では、同じカリキュラムパソコンを使って授業をし、空いた時間で追加の読解・作文の練習をさせることができる。

2016-12-01

映画セッション」を見た感想

前に映画評論家の町山さんとジャズミュージシャン菊池さんが評価を巡って論争してたって言う「セッション」見ました。

菊池さんの批判あんまりにもクソ長かったので当時は読んでなかったと思いますけど、とにかくネットフリックスでやってたので見てみました。

なんだよ?これ?スンゲー映画じゃねーか!

ジャズ歴史だとか実際はどうだとかなんて知りません。単に映画として素晴らしい。

ともかく一個の映画としての出来はアカデミー賞クラスであることは間違いありません。

どーしてもチャーリー・パーカーみたいなジャズ巨人を生み出したいがために、あり得ないほどに厳しく指導するフレッチャー教授と、とにかくジャズドラマーとして出世したい19歳のニーマンのバトル映画です。

これ、最後の9分強以外の部分はジャズ映画とかじゃありません。二人の戦いです。とにかくどっちも強烈な意思を持ってる。

それが、この最後の九分強で全部ひっくり返されます

こんな映画なかなか見れたもんじゃないですよ。

必見だと思いますね。私最後で泣きましたもん。勝手に涙流してたw

2016-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20161129225450

教育とか指導の分野ではキュレーターキュレーションてのは普通に使う言葉

キュレーションっていうのはまっとうな人が使えばまっとうな意味があるのだから

合法ドラッグと同レベル扱いにするのはやめてくれ

とりあえず文科省小学校教員は使い物にならないクズというマウンティング完了しましたね

おめでとうございます

次はしっかりと現役小学校教員免許更新をさせないようにしっかり運動していきましょう。

家族に飯を食わせたかったら9ではなく9.0と指導せよと恐喝するところから始めましょう。

まあ、恐喝という表現は誤りですね、正しいのは常に我々はてなーの側にあるわけですから

怠けた人間が金をもらうことはもちろん家族を養うなどとは笑止千万

早く死んでもらわないと。

2016-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20161128210308

これ深掘りしたらメンドクサクなるし、

識者から「それちゃうで」って言われる話題だと思うし、

自分で「サルでも分かる仏教の成り立ち」みたいの読んで欲しいけど、


・そもそもシャカの言い分は「この世は苦しい。生きてるだけで苦しい。苦しみから逃れるには悟る(解脱する、ホトケになる)しかない」というもの

シャカは一人で修行して悟ったし、直弟子達もシャカ指導で「自分が」悟った(苦しみから逃れた)。

シャカ死後色々あって、修行して自分が悟る(この世の苦しみから逃れる)というのは利己的じゃねーの?って意見とかが出る。


→そんなこんなで

 ・修行して自分が悟るよ(悟りたい人には教えるよ)派(元々のやつ)

 ・修行過程でみんなの為に尽くして救うよ一緒に幸せになろうよ


に別れました的な。

ぼくの考えたさいきょうの東京オリンピック開会式


最近お気に入り妄想がある。


自分東京オリンピック開会式総合演出になったらという妄想である


これはかなりの麻薬テーマだ。

「もしも学校テロリストが進入したら」をはるかに超える中毒性がある。

仕事にも支障が出てきて、今日もお客さんを怒らせてしまった。

上司には「オリンピック開会式を考えていてミスした」などとはとても言えない。


この妄想に一区切りをつけるために、ここにその一端を葬ることにする。


テーマ

「mythological island of near future」


ストーリー

最初適当日本書紀っぽいことをやり、なんかわらわらいっぱいすごい人たちが出てきて、なんかやるぞ、って感じでテンションぶち上げて終わる。


~冒頭~

暗闇。静かな波の音。どおん、という爆発音振動音。

スタジアムの各方向から登場する静かに登場する日本車スポットがあたる。

トヨタホンダニッサンとか5台くらい)

自動運転によって、スタジアム中央へ集まってゆく。

菊紋のような形で静止。割れる地面。

そこから湧き上がるように音楽坂本龍一作のなんか荘厳かつアンビエントテーマ

今度は四方から人々がスローモーションで出てくる(須藤元気グループによる指導

スーツメガネステレオタイプ日本人男女。

効果音とともにすこしずつ崩れ落ち倒れてゆく。

みな崩れ落ちたなかで、二人だけがぼろぼろになりながら重々しげに走る。

一方は渡辺謙

一方は……菊地凜子か小雪芦田愛菜照英

離れ離れだったふたり中央で手をとりあう。

瞬間。ばあっと光りがあふれる。


第一部国づくりパート

明転するとボアダムス100人くらいのドラムとかギターがいて、一斉に演奏

倒れていた人間たちが立ち上がり服を脱ぐとすごい鮮やかな服(高田賢三による)

スピりまくってるニューエイジっぽい音楽。気が狂ったように踊る。

だんだん静かになる。enraみたいなグループがあらわれて地面にきれいな絵を描く。世界地図

そこからブラジル閉会式っぽいライトセーバー持ったモードぽい集団登場(衣装イッセイミヤケ

ヤスタカ音楽ayabambi振り付けデジタル国家建国するぜ的な感じ。

ついでにperfumeも出しておく。だんだんオブジェができてくる。盛り上がる。


~第二部祇園パート

なんかファッショナブル和服集団もでてくる。ええじゃないか音頭

punpeeによる坂本九スキヤキリミックス鼓童多幸感

ここで各方面配慮してAKBジャニーズオスカー吉本などの芸能人をガヤとして起用。

にぎやかに神輿とか出す。

途中から雷鳴。あわてる人々。妖怪の出現。ピカチュウとかキャラクター

合戦スタイルマスゲーム

ベイビーメタルとかニンジャとか鬼が島的なやつら登場。

ワンピース歌舞伎照英やりなげ。マッスルミュージカル鼓童スシテンプラフジサン


もうめんどくさくなってきたので続きはまた気が向いたら。

「何でも禁止にするな!」じゃねえよ

プール飛び込み「何でも禁止にするな!」と批判続出 ―重大事故防止に向けてどう考えるべきか(内田良) - Yahoo!ニュース

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20161128-00064889/


いやさ、学校で教えるのをやめるって話だろ?個々人が勝手にやることを禁止してるわけじゃねーじゃん。

事故責任とれねーから指導内容からしますって、極めて真っ当な話やろ。

基本的に学びたい内容は、個人判断で、個人遂行し、個人が結果の責任を取る、ていう大原則を忘れてない?

2016-11-27

掛け算の順序には意味がある

私は,某国立大理学部数学科学生です.先日,掛け算の順序問題についてどう思うかと友人に尋ねられました.その際に,友人と議論したことを踏まえて,私の意見をまとめておこうと思います.

1. 掛け算の順序には意味がある.

 掛け算の順序には意味があります.インターネットには「掛け算の順序には意味なんてないのに,うちの子担任意味があると教えている! 文章題の採点も,"正しい順序"の式を書いていないと間違いにされてしまう!」と激怒する親御さんが度々現れますが,文章題の採点基準については後述するとして,なんにせよ,掛け算の順序には意味があります.

 小学校では,「3×4」を「3+3+3+3」で《定義》しているはずです(もちろん,「3×4」を「4+4+4」で《定義》してもよいのですが,そのように教える先生はいないでしょう.この文章では,以下「3×4」を「3+3+3+3」で《定義》しているものとして話を進めます.)つまり,「3×4」は「3+3+3+3」という《意味》であり,「4×3」は「4+4+4」という《意味》です。掛け算に意味がない,つまり「3×4」と「4×3」は同じ《意味》だと言う人は,「3+3+3+3」と「4+4+4」が同じ《意味であると言っているわけですが,そんな馬鹿げたことがありうるでしょうか.

 「でも,実際に3×4=4×3になるじゃないか!」と言う人がいるかもしれません.確かにそうなります.しかし,「3×4=4×3」とは,言い換えれば,「3+3+3+3=4+4+4が成立する」という定理なのであって,全く非自明なことです(敢えて"非自明"という言い方をしましたが,乗法交換法則を,小学生にも分かるように説明できる大人は,そう多くないのではないかと思います).

2. 文章題を「正しく」理解するということ.

 小学校における文章題の採点で最優先すべきは,「正しく」理解していない生徒にマルを付けたり,「正しく」理解している生徒にバツを付けたりすることがないようにすることです.

 さて,文章題を「正しく」理解するとはどういうことでしょうか.例を出して考えてみましょう.

問題:1皿につき5つの飴が入っており,皿は全部で3皿あります.さて,飴は全部でいくつあるでしょう.

解答例A:5×3=15 答え15個

解答例B:3×5=15 答え15個

 ここでは,実際の教育現場先生がこれらの解答をどう扱うべきかという話はしません.これらの解答を書いた生徒がこの問題をどのように捉えていれば,この問題を「正しく」理解している,あるいは「正しく」理解できていないことになるのか,という話をします.

 解答例Bについてのみ議論すれば十分かと思われますので,解答例Aについては各自で考えてください.

 解答例Bを書いた児童が, 例えば以下のように捉えているならば,この問題を「正しく」理解しているとは言えません.

生徒X:飴が1皿につき5個入っていて,皿は全部で3皿ある.従って,飴の総数は5+5+5=3×5=15個(※掛け算の《定義》が分かっていない)

生徒Y:数字の3と5が出てきたから,3×5=15個(※最も危惧すべきパターンです)

 逆に, 解答例Bを書いた児童が, 例えば以下のように捉えているならば,この問題を「正しく」理解していると言えます.

生徒Z:飴が1皿につき5個入っていて,皿は全部で3皿ある.従って,飴の総数は5+5+5=5×3,ところで掛け算の交換法則から,5×3=3×5=15個

生徒W:皿は3皿ある.もしも1皿につき1つの飴が入っていたとしたら飴の総数は3である.ところが,実際は,飴は5個入っているから,飴の総数は3+3+3+3+3=3×5=15個.

 要するに,「3×5」という立式をする際に,「3+3+3+3+3という計算をするのが妥当な状況である理解している」あるいは,「5+5+5という計算をするのが妥当な状況である理解しており,かつ,掛け算の交換法則理解している」状況のとき,「3×5」と立式した生徒は,この文章題を「正しく」理解していると言えます.

3. 実際の教育現場での採点基準について.

 2.での議論を踏まえれば自明に分かる通り,立式だけでは必ずしもその立式をした児童文章題を「正しく」理解しているかどうか判断することはできません.従って,別の方法判断せざるを得ないわけです.私は,式を書くスペースの他に,図や文章説明する余白を設けて,児童記述させればいいのではないか,と思います.授業中に,そういう説明の仕方についての指導も行えばなおよいのではないでしょうか(式を書くだけでなく,その説明もするという訓練はとても大切なことですし,理解度が深まることも期待できます).もちろん,式は正解になりうるが説明欄が意味不明という状況もあるでしょう.そういう児童に対しては,個別に「これはどういう意味なの?」と訊き,十分な答えが得られたら正解にしてあげるべきだと思います.「そんな時間や労力はない!」などと言われそうですが,理解していない生徒がマルをもらったり,理解している生徒がバツをくらったりする現状は,やはり異常ではないでしょうか.

追記1.

ですから先生は,掛け算の《定義》を児童にきちんと伝えておくことが必要だと思います.

追記2.

インターネットには,Zは可換環から云々との意見がありますが,小学生にとって自然数は,極めて素朴な対象として存在しているのであって(人類にもかつてはそうだったのでしょう),従って小学校算数は,小学生にとっても直観的に明らかな事柄から,内容を自然拡張するようにカリキュラムを組むべきだと思われます.掛け算を習ったばかりの小学生にとっては,「×」は可換環Zに定義された乗法ではなく,前の数を後ろの数の回数だけ足すという記号です.

2016-11-25

集団に合わせるの辛すぎ

幼稚園では一人遊びが最高の楽しみだった、自分世界だけで生きていた

朝顔のたねを潰して、砂を掘って、壁に登った




小学校では図書室の図鑑けが休みの私を癒してくれた、外遊びには興味が持てなかった

ロケットコンピュータに憧れた




中学校では、体育の時間の後で全員が制服に着替えても一人だけ体操服で授業を受けた、そのほうが涼しいから

こんな自分クラスのみんなはそっとしておいてくれた




高校では体育祭をサボって図書室で本を読んでいた、拘束されるのが嫌だったか

数学の美しさに触れ科学に惚れ込んだ

親が泣いても文化祭に行かなかった、それまで一日もクラスを手伝ってなかったか

遠足ときは家を出てから学校病欠の連絡をして満喫で時間を潰した、もう親を泣かせたくなかったか




大学天国だった

友達はみんな過度に干渉しないオタクだった

授業は面白かった、つまらなくても過去問単位を取った、科学こそ自分のスキなことだと感じた

サークルに熱中した、気づいたらリーダーになってすべてをつぎ込んでいた




大学院は思っていたのとは違った

科学者って根性論がスキなんて知らなかった

空気を読んでテーマ決めて、空気読んで指導うけるのが辛かった

科学への渇望は消えていなかったけど修了と同時にアテもなく飛び出した、先生研究室には我慢限界だったか




僕は10年経っても体育祭から逃げていたんだ。集団から、どこからともなくリーダーが現れて全員に無言の圧力不文律押し付ける。集団の中で、時間場所思考自由を奪われていくあの感じ。社会蔓延するあの体育祭空気から、きっと抜け出せると信じていたんだ。それでも、自由になれなかった。




まだ、後夜祭のキャンプファイヤーは消えずにいる。

2016-11-24

ドクターXに物申す

毎週見てるんだけどさ。

毎回、麻雀打つシーンがあるわけよ。

それがさ、牌のさばき方が下手くそすぎるんだよね。

麻雀覚えたての素人みたいな手つき。

いや、一回だけのシーンなら許すよ?

でもさ、毎週、必ず出てくるシーンなわけ。

それであの素人臭さはいただけない。

視聴率高いんだから、誰か指導してやってください。

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2016-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20161121110126

先生に怒られないことが目的になっている部活」を書いた元増田です。ちなみに私は母親です。やっぱり怒鳴っている男の人は怖いです。

部活否定論者ではないです。息子が言うには部活の仲間も楽しいし、正顧問のいる時の部活は厳しいなりに筋が通っていて経験者だけに納得のいく指導のようです。息子は副顧問のような理不尽大人に対して、うまく立ち回れないまでも冷静に柔軟に対応できているようだし、私もいつでもフォローできる体制を整えつつ、なるべく感情的にならないように冷静に見守っていました。中には不器用な子もいるので、そのふてくされた態度がますます顧問の癇に障っているんだよなぁ、とりあえず大きな声でハイハイ!言っていればこういうタイプは気がすむのになぁと歯がゆく思って見ていました。こういう場合正論で指摘しても振り上げた拳のやり場に困ってますます逆上するので注意が必要です。

別に怒られることに関しても否定しません。放っておけばつけあがる中学生男子ですから、睨みを利かすのも教育テクニックの一つとしてあるでしょう。ただ理不尽な怒鳴り声の中に、詳しく内容は書けませんが、男の嫉妬、ひがみのような発言があったので、ドン引きしたのです。このことを教育熱心なママ友たちに言えば、きっと、共感の嵐が吹き荒れ、無責任先生をやめさせようとか、教育委員会に言っちゃえとかヤンヤンヤ大騒ぎになると思います。でもそれが正しい選択だとも思えません。

自分気持ちを整理するために日記を書いたのですが、実はこの裏にある本質というか、私がこの件で心を痛めているのは、真面目でやる気のある部員たちが割りを食うことです。

その副顧問反旗を翻した他学年の部員部活に来なくなってしまいました。その問題解決するまでの間、副顧問部活に真面目に来ている子たちにいつもより数段厳しい罰ゲームのようなトレーニングを与えたようです。連帯責任ってなんなの?なんで休まず来ている子が本来練習時間を削られ、説教されて、罰を受けなくちゃいけないの?

体育会系からそうなのか、よくわかりませんが、大事なことだから二度言います

なぜ、休まずに来ている子が本来練習時間を削られ、説教されて、罰ゲームを受けなくちゃいけないの?

これだけは納得がいかないです。連帯責任こそスポーツ界の悪習ですね。

この件では正顧問(こちらの方が話しやすい)に一言伝えようと思っています。正顧問バリバリ体育会系なので、副顧問の横暴も良しとしているのか、安からず思っているのかも知りたいです。このままでは部員が減って、結局はみんなで試合をやりたい子たちが割りを食うのです。ほんと悲しい。なんとか食い止めないといけませんね。逃げればいい、やめればいいと簡単にいうけれど、息子は部活はやめたくないのです。途中でやめる子がいると、残っている方はものすごく寂しい思いをします。今までも色々とありました。息子は仲間が一人一人減っていくたびに悲しい思いをしてきました。でもその競技が好きだし、厳しい練習でも残ったメンバー切磋琢磨してきたからこそのかけがえのない友情も築いています

理不尽大人のおかげで息子は心身ともに成長しているんだと思えば溜飲が下がりますが、聞き捨てならぬ言葉を聞いた以上は看過できませんので勇気を出して頑張ってみようと思います

2016-11-21

先生に怒られないことが目的になっている部活

先日、中学生の息子の部活見学した時のこと。

その日は正顧問がいなかったのをいいことに、専門外のスポーツをやっていた副顧問が、子供部活に預けている親の対場から見るとストレス発散のごとく部員たちに向かって暴言を吐きまくっていた。うちの息子がターゲットになっているわけではないので、我が子がかわいそうという単純な感情ではない。このくらいのお年頃の男子にとって、理不尽大人は敵だ。言ってることとやってることが違うとたちまち信用をなくす。案の定、その副顧問部員たちの信頼は全くなく、「よくそ競技を知らないくせに」という空気感もあって、部員たちにとってはただの暴君以外の何物でもなかった。人間が力任せに怒鳴っている姿を見ても、恐怖しか感じられないし、信頼関係崩壊しているところでその手を連打しても効果がないことは明白だ。

その副顧問が傍で見学していた私に話しかけてきた。

「今の子達は1を言ったら1以下のことしかしないんですよ。意識努力が足りないのです。ほんとメンタルが弱い。」

私は、そりゃそうだろよ、つつがなく部活時間を終わらせるためにはビクビク顔色を伺いながら言われた通りするのが精一杯、余計なことをしないのが一番だとこの子達は考えているから。このくらいの年齢の子に、機転を利かせて、大人に媚を売って、大人の求める期待以上の働きをするなんて無理無理。あなたのよくわからない暴言に萎縮して、「副顧問に怒られないことが目的」になっている部員たちにそれ以上を求めるなら、あなたのそのやり方は間違っているんだと言いたかったが、最近はすぐにモンペ扱いされ、言いたいことも言えないこんな世の中なので、ほんの少しだけポイズンを吐いてみた。

「まぁ、そうですね〜、怒られるのが嫌で一生懸命先生に怒られないようにするからじゃないんですか?」

これが精一杯だった。そのあと副顧問は私の言葉にあまり反応せず、何事もなかったように練習に戻っていったが、その後の練習は親から見ても理不尽でない指導内容だった。親の目があることを自覚して自粛をしたのかもしれない。

教師も相当ストレスの溜まる職業だとわかっている。が、しかし、副顧問部員たちに向かって放った「なんでてめえらみたいなのを指導するために休日のこんなに朝早くからオレが学校来なきゃいけないんだよ!」という言質もとっている。そう言っておいて、自分部活に来なかったり途中で怒って帰ったりしっかり有給を取っているのに、部員たちには「部活絶対休むな」と言っているそうだ。

もうわけがからない。

そういう理不尽大人はどこにでも必ずいるものだし、息子も部活自体は好きなので、どうにかうまく回避できたらいいのだが。

2016-11-20

君が代を歌わない教師

こどもが教室異端な行動をとったときには、いかなる理由があっても叱るよね。

「まわりの人にあわせなさい」って。

そういう指導をする人がまわりの人にあわせなかったら本当におかしいよね。

こどもが主役の式典で、主役より目立つような変なことしちゃうのって、ダメだよね。

どんな立派な信念があるかしらんが、この言葉を贈るわ。

「まわりの人にあわせなさい」って。

2016-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20161118123304

id:Yoshitada

太平洋戦争は、起こった事実淡々と列挙してくだけで、当時の戦争指導部の無能さと愚劣さが露呈して「押しつけがましい反戦思想」になってしまうから、大変だよね(棒

http://b.hatena.ne.jp/entry/308810011/comment/Yoshitada

こういう見方こそが、自分大丈夫と思って宗教マルチにまんまと引っかかる人間思考なんだと思うが

2016-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20161118203053

それは確実

俺の経験低学歴の子供の親は80%低学歴

高学歴の子供の親は80%高学歴

低学歴のやつと話してると親の指導方針の影響が一番あるとすぐわかる。

いつかの奴は勉強しても無駄って親から教えられてたからな。

2016-11-17

セクハラ加害者自殺した

俺の恩師、というか、俺の世話になった同僚の先生が死んだ

自殺事故病気かは知らない

でも、経緯とあの人の性格を思うと自殺なんじゃないかと思う



俺が指導していた女子学生が、その死んだ先生に、生前セクハラされていた

はっきりアウトな現場居合わせたことはないけど、彼女先生を嫌がっていることは薄々俺も気づいてはい

でも、年上の先生に、ひょっとしてセクハラしてませんか?とか言えるわけがない

かと言って、当事者女子学生に、君、ひょっとしてセクハラされてない?とか聞くのも、かえってこっちがセクハラになりそうな気がして聞けない

本当に何かあれば、言ってくれるかもしれないし、誰からも直接何も聞かないってことは俺ができることは特にないのだろう的に軽く考えてた



しかし、彼女卒業時にセクハラ委員会に訴える

先生、呼び出されて懲戒検討中辞表提出、退職

その1年後、死んでいたことがご家族から喪中ハガキで発覚

何があったかは知らないけど、自殺だと俺は確信している




あの女子学生に悪い点はない

悪くないどころか、被害者彼女

下手すると死ななきゃいけなくなったのは彼女の側かもしれないし、彼女はよく生き抜いたと思う

しかし、彼女の訴えがなかったら、先生は死ななかったかもしれない

でも彼女からしたら、先生がそれで死んだなんて知ったら、どこまで私のことを傷つける気なんだって気持ちになるだろうし、ひたすら不愉快で傷つく話だろう



先生バカだと思う

セクハラしなきゃいいし、死ななきゃいい

懲戒受けても生きりゃいい

というか、先生セクハラすんなよバカだな



あと俺

セクハラをやめさせるとか、先生をやめさせないとか、先生を死なせないとか、出来たとしたら俺だけだったんじゃないかなって思う

なんだかな

難しいわ

誰がいつ死ぬかとかわかんないし、思いもしないよな

彼女からもっと信頼されていれば、先生は生きていたのかな

彼女からもっと信頼されていれば、セクハラもやめさせて、彼女学生生活もっと豊かになっていたのかな


全部俺のせいか