はてなキーワード: 魚拓とは
先日、加古川の肥料メーカー多木化学がバカマツタケ(Tricholoma bakamatsutake)の完全人工栽培成功を発表した。それを森林ジャーナリストの田中淳夫氏がyahoo!ニュースで取り上げた記事は、多数のブクマを集め話題をさらった。
ただ記事の内容には不正確な情報や、やや解説が不十分と感じる点があったので補足したいと思う。なお増田は単なるきのこ愛好家に過ぎず本稿は信憑性に乏しいが、ブクマカのきのこへの興味と深い理解の一助となれば幸いだ。
冗長になってしまったので、概要だけ知りたい方や長文が苦手な方は、先に下部の【まとめ】を読まれることを推奨する。
バカマツタケはマツタケの近縁種。名前が名前だけに、マツタケより劣るように思いがちだが、実は姿もよく似ているうえに味と香りはこちらの方が美味しくて強いと言われるキノコである。
マツタケよりも香りが強いというのは一般に言われるが、マツタケよりも美味しいという話は聞いたことがない。野生下ではマツタケよりも相当に貧弱で、発生時期が早く暖かいこと、一般に湿度の高い広葉樹林に生えることから、マツタケよりも柔く品質の劣化がはやい(一般的にきのこは寒冷地・痩せ地に生えるほど日持ちが良く高品質なものを得やすい)ことが関係すると思われる。近縁で姿がよく似ているというのは本当で、素人目には見分けがつかない。増田にも発生場所の情報なしに個体だけで同定できる自信はない。
バカマツタケをサマツと呼ぶ地域は確かにあるらしい。しかし必ずしもサマツ=バカマツタケではない。きのこの地方名は極めて多様で曖昧な世界だ。その証拠に「サマツ」といっても梅雨時期に少量発生するマツタケを指すこともあれば、モミタケやオオモミタケ等を指す地域もあるようだ。
マツタケの人工栽培がなかなか成功しない中、バカマツタケの方が環境に適応しやすいから栽培もしやすいのではないかと注目する研究者はいた。実は昨年には奈良県森林技術センターが、人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて発生させることに成功している。
『人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて』という表現は正確ではない。菌に感染した苗木を人工的に作り出し植樹することで自然下で発生させた、とするのが正しい。既に自然化で定着している樹木に植菌を施すのと、無菌状態の苗木に植菌するのとでは似て非なる技術だ。(ところで同様の研究はマツタケでも行われており、無菌培養の松苗木の感染には成功しているものの、植樹後のマツタケ発生については再現性に乏しい。理由としては自然環境化においてマツタケ菌が他の害菌に負けてしまうこと、マツタケの発生にはまとまった菌糸量とそれを支える大きさの松が必要なことが挙げられる。例えば自然下でマツタケが生えるためには一般に20年生程度の松が必要とされる。)補足になるが、奈良県森林技術センターのバカマツタケ栽培研究は農水省の委託事業で、2015年より森林総合研究所(国立)との協働で進めている。要するに国策が3年の歳月を経て文字通り実を結んだかたちだ。今年の2月頃に、はてブでも話題にのぼった。しかし本件とは全く関係のない別個の案件であり、おそらく情報の共有などもされていなかっただろう。奈良県森林技術センターが松の苗木を利用するのに対し、多木化学は菌床を用いた完全人工栽培に取り組んだ。研究テーマもアプローチも全く異なり、時期も多木化学のほうが先行している。
これがバカマツタケ栽培の第1号で、今年も継続発生させて実用化に一歩近づけた。ところが多木化学は(中略)木クズなどによる人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結させたのだ。これは画期的なことで、キノコ栽培の常識を覆す大発明かもしれない。
菌根菌(樹木との共生関係を結ぶ集団)とされるバカマツタケで『人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結』、つまり”完全人工栽培"に成功したというのは実に画期的なことである。この成果は偉業と言っても差し支えないものであると思う。三重大学の菌学者、白水先生も、
「原基から子実体への形態変化を促すための各種シグナルを試し続けました」
さらっと書いているけど,ここにどれほどの試行錯誤があったことだろう…— 白水 貴 (@Takashirouzu) 2018年10月5日
とその成果を讃えている。
しかし本文にある『キノコ栽培の常識を覆す大発明』というのは誇張にあたる可能性が極めて高い。なぜなら「菌根菌の完全人工栽培に成功」という点においては既に先行研究があり、実はとうに商品化もされているのだから。例えばホンシメジの人工栽培がこれにあたる。
とくにマツタケ類は、植物との共生が必須と考えられてきた。これまでマツタケ菌糸の培養に成功した例はいくつかある(私もその度取材に行って、いよいよマツタケ栽培に成功か、と期待していたのだが……)が、子実体(傘のある姿のキノコ)を出すことに成功していなかった。だが多木化学は、とうとう菌糸から子実体を出させるシグナルを見つけたのである。この研究成果は、これまでの定説を破るものであり、学術上も大きな成果だろう。
繰り返しになるが、多木化学の成果が学術上も大きな意味を持つ可能性は高い。しかし、その成果がどのレベルかという点については当該記事では説明不十分なので、詳しく補足する必要がある。一般にきのこの栽培はざっくり以下の工程をたどる。
b. 菌糸の培養
c. 原基形成
d. 原基の成長肥大
ごく簡単に一連の流れを説明する。はじめに野生のきのこをたくさん採ってきて、それらの中から有望そうな株の組織(胞子ではない)を切り取って培養する。具体的には寒天培地というデンプンなどの栄養素を添加し固めたものを使う。きのこは組織を切り取り培地に置くだけで(コンタミを防ぐ必要はあるものの)、比較的容易にクローンである「菌糸体」を得ることができる。無事目的の菌糸体が得られたら、それらを培養して増やす必要がある。従来は木くずの他に、米ぬか、フスマなどを添加し水を加え固めたもの(=菌床)を用いる。菌糸体は、適切な温度、水分、光などある条件が重なると原基(きのこの基)を形成する。原基は一般に、低温、水分供給、切断などの刺激により成長をはじめ、十分な菌糸体の量と栄養供給を伴って肥大し、きのこの発生に至る。
ここで問題になるのは、b. 菌糸の培養、c. 原基形成、d. 原基の成長肥大という三つの工程それぞれに、全く違ったメカニズムが存在することである。マツタケを例にとると、これまで少なくとも半世紀以上もの研究蓄積(野外での観察研究の記録を遡ると実に70年以上)がある中で、c,dについては再現性に乏しく、bについてもまともな成果はあがっていない。マツタケ栽培の難しさにして最大の課題は実はここ《b. 菌糸の培養》にある。とにかく菌糸の成長が遅い上に、どのようなメカニズムで菌糸が栄養素を取り入れ増殖するのかということがほとんど未解明なままなのである。
理由は当該記事にあるとおり、マツタケが樹木と共生関係を結ぶ「菌根菌」であることが大きい。マツタケ菌糸の生育には生きている樹木が必要で、実験室での再現はほとんど不可能といっていい。それではなぜバカマツタケは完全人工栽培は可能だったのか。
マツタケなどの樹木と共生する菌根菌に対し、シイタケ、ナメコなど、倒木や落ち葉などを分解し、栄養源とする菌類は「腐生菌」と呼ばれる。腐生菌の多くは菌床による栽培が可能で、多くが一般に出回っているのは既知のとおりである。実は菌根菌は、腐生菌が進化の過程で樹木と共生する力を獲得し、腐生的な能力を失った集団だと考えられている。ところが菌根菌の中には、完全に腐生的な能力を失っておらず、腐生と共生、いわば両刀使いが存在するのである。その代表がホンシメジである。ホンシメジは「香り松茸、味しめじ」と言われるように、我が国における代表的な食用菌である。菌根菌とされるホンシメジの栽培は、マツタケ同様に長らく不可能と考えられてきた。しかし系統により極めて強力な腐生的な能力を備えるものが発見された(研究により、これまで同種と考えられてきた本種が実は様々な系統もしくは別種に分けられることがわかってきた)。1999年にタカラバイオなどにより菌床による完全人工栽培法が確立され、その後商品化もされており、少量ながら現在も一般に流通している。
多木化学のバカマツタケ栽培は菌床を用いた完全栽培なので、上記のホンシメジ栽培の成功と同様である。つまり、本件はバカマツタケの中から腐生的な能力を持つ系統を選定し、培養から子実体を発生させるまで成功したということだ。リリースにあるとおり、今後は栽培の安定化と供給体制の構築が図られ、数年後にバカマツタケが食卓に並ぶことの実現性は極めて高い。それではマツタケ栽培への応用についてはどうか。
勘の良い方には察しがつくと思うが、前述のc〜eの工程については応用が効く可能性が高い。他のきのこ栽培でも成功しているように、十分な菌糸体と栄養を確保することさえできれば、原基形成〜子実体に至るまで管理が可能なことを初めてマツタケ類においても示したことは大きい。ただし、最大の課題である《b. 菌糸の培養》については、ほとんど応用が効かない可能性が高い。なぜならマツタケにおいては既に膨大な先行研究があり、当然ホンシメジやバカマツタケ同様に”両刀使い”が存在する可能性も、その系統選びも、菌糸培養を促進する成分や菌糸の栄養源についても、少なくともバカマツタケよりは遥かに詳しく調べられているからである。それをもってしてもまともな菌糸培養に至っていないのが現状なのだ。
つまるところ、多木化学による本研究の主な成果は以下の二点にまとめられる。
繰り返すがこれらが偉大な成果であことに疑いの余地はない。一方でマツタケや他の菌根菌の人工栽培を実現するには、それぞれの種類において腐生菌的能力をもつ系統の発掘と培養法の確立が必須となる。その意味において本研究の応用範囲は限定的となる。田中淳夫氏は今回の研究結果により、さも菌根菌の栄養吸収のメカニズムが明らかにされ、あらゆる菌根菌の人工栽培が可能になるかのような書き方をしているが(あるいは本当にそう思っているのかもしれない)、残念ながらそうではないことはここまで読んでくださった聡明なブクマカ殿にはご理解いただけたかと思う。
菌床栽培なら、植物と共生させないので培養期間が短く、室内の環境を調整することで季節を問わず生産できる。また室内栽培だから虫の被害にあわず収穫時も混入の心配がない、収穫も簡単……などのメリットがある。
逆にデメリットを挙げるとすれば、野生のものとは全く異なる味わいと食感になることである。つまるところ、野生の品と菌床栽培のものとでは全く別物と考えるべきである。養殖ブリと天然ブリの味わいが全く異なるように(それでも近年の養殖技術の進化は素晴らしく、季節によっては天然物を凌駕するものさえある)、それぞれの美味しさと楽しみ方があると増田は考える。今回の成果によりバカマツタケが普通に食べられるようになったら嬉しいし、美味しければ普及すると思う。ただし、仮にマツタケの完全人工栽培が確立されたところで、天然松茸の価値そのものは今後も揺るぎのないものである(消費者がどう捉えるかはさておき)。
菌根菌のキノコの中には、マツタケ類だけでなく、トリュフやポルチーニ、ホンシメジ、タマゴタケなど高級キノコが多い。今回の成功が、これらの人工栽培技術にもつながるかもしれない。
トリュフやポルチーニは、日本におけるマツタケ同様にヨーロッパで盛んに研究がなされているが、今のところ菌床での栽培に成功したという話は聞かない。ホンシメジは前述のとおり既に栽培法が確立されており既に商品化もされている。
これらの菌根菌の人工栽培を可能にするには、ひとえに”両刀使い”の系統を発見と、それらの培養方法の確立である。ちなみに本家マツタケにも、実は”両刀使い”の存在が示唆されており、引き続き研究が進められている。また、マツタケ類は世界中に似たような種が多数存在しており、マツタケ(Tricholoma matsutake)の中にも、例えば中国の山奥には広葉樹と共生する系統があり、更にはそれらが日本のナラやカシと共生関係を結ぶことがわかっていたりもする。種の中にも多様性があり、それらをしらみつぶしに調べていけば、そのうち栽培可能なものに出くわさないとも限らない。その点はトリュフだろうがポルチーニだろうが同様である。ただし、その研究がどれほど途方もなく根気のいる仕事なのは間違いない(ちなみにトリュフもポルチーニも国産種が知られており、積極的に狙うマニアが相当数いる)。ところで、遺伝子組み換え技術により、これらの菌根菌に腐生菌的能力を付加することも可能とする研究者もおり、そのうち遺伝子組み換えマツタケの完全人工栽培が実験レベルで成功する日も来るかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20181006-00099530/
http://fs.magicalir.net/tdnet/2018/4025/20181003413938.pdf
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame04-3.html
https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/bulletin/424/documents/424-1.pdf
http://www.jsmrs.jp/journal/No31_2/No31_2_167.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjom/50/2/50_jjom.H20-07/_pdf/-char/ja
見た目 味も 香りも 同等以上なら 偉業
あくまで野生産同士の比較なら、やや下位互換という感じではないでしょうかね。栽培バカマツタケは食べてないのでわかりませんが、うまくすればそこそこ美味しいものができる可能性はあるかなと。ただ、マツタケって単体で食ってそんなにうまいものじゃないと思うので、一般家庭での調理には手を焼く気がします。炊き込みご飯するにも炊飯器臭くなるしね。料亭とかでマツタケの代用品として普及する可能性はあるかもしれない。<
追記:リンクつけろというブコメが付いてますが、いま見に行ったら消えたか、書き換えられたみたいです
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/DA3S13709603.html
スクショなり魚拓なりとっとくべきだったかと一瞬思ったけど、そこまでやることでもないような気も
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20181005010830
同時に開いてたからごっちゃになってたみたい
別に消されたりしてなかった、ごめんなさい
(ようやく出典http://politas.jp/features/14/article/616を書きましたが、それ以前に連投やめてください)
(10/15)
anond:20181015134645(以下また連投)
(10/9)
(10/8)
(10/7)
anond:20181007084109(以後、anond:20181007091444まで30分間スパム連投)
(10/6)
(10/3)
(10/2)
(10/1)
(9/30)
(9/29)
※魚拓
https://megalodon.jp/2018-1006-1347-47/https://anond.hatelabo.jp:443/20181006132900
それはそれとして、言ってることが全部自分のためだよな。
教職員ってことは、つまり税金で食べる職業ってことはわかるよな。
なんで税金で食えるかって、子どもたちを教えるという仕事をするからだよな。
勘違いしてほしくないんだけど、決して誰も「おまえを幸せにしてあげよう」と思って税金払ってないんだわ。
税金を文句も言わず払う理由は、最終的に巡り巡って自分に返ってくるから払ってんの。
お前の文章からはそういう奉仕して給料を得ようという物が一個も入ってない。
「教員は幸せになってはいけないのか」っていうことじゃねーぞ。教員という仕事の上に幸せが成り立ってるってことをまず理解して、身の振り方を考えろ。
お前の後輩はそれが出来てんだよ。
【コミッション】SKIMAは初心者にも扱えて親しみやすいという話
https://anond.hatelabo.jp/20181001195910
当記事を読む際、こちらも合わせて読んでいただきたい。SKIMAの良いところを書き記した記事である。
SKIMAという、イラストなどの技術に対して料金を払うクラウドソーシングサイトをご存知だろうか。
coconaraと同じくソーシャルサービスやCDパッケージのイラストを個人に対し発注できる場所で、coconaraのイラスト特化型と言っても良いかもしれない。
もちろんそういうサイトには購入者や出品者の当たり外れ、相性の良し悪しが有る。だが、今回の件は相性の問題ではなく、完全なる黒の話。
SKIMAにごく最近追加された、adoptというコンテンツがある。
adoptとは「出品者が自分のキャラクターを売って、購入者がキャラクターの使用権と著作権を買う」という文化で、キャラクターの養子縁組とも呼ばれている。
最近流行りのバーチャルユーチューバーで例えるなら、イラストレーターが出品者で、購入者が企業または演者という形に近い。
勿論、adoptは版権のキャラクターや他人のキャラクターを無断で売ってはいけない。
小説、イラストなどに少しでも興味を持っている人間ならば、法的に、また倫理的にしてはいけないことであることは、理解できることだ。
だが、これを理解できない出品者がいた。
葉星ヒトミである。
業界ではそこそこ悪名が知れた絵師だそうだが、筆者は今回の件で初めて知ったため、他の悪行については自身で調べて欲しい。
先に葉星ヒトミが何をしたのかについて話しておく。
葉星ヒトミは、個人または企業の依頼で製作したキャラクターを第三者に売ったのである。
まず、個人の依頼についてだが、プレイバイウェブ(PBW)というものについて説明しよう。
PBWは、FF11、TWなどのオンラインロールプレイングゲームをアナログにしたRPGで、自身で完全なる一から登場人物を作り上げてプレイする、大型参加のTRPGのようなものである。(別名人力RPG)
参加者の多くは、イラストレーターに自身のキャラクターのイラストを描いてもらい、ライターに自身のキャラクターの小説を書いてもらう。
pixivで企画に参加したことがある者にはなかなか親しみがあるかもしれない。
葉星ヒトミは当時haboというペンネームで、PBWの大手トミーウォーカーでイラストレーターとして依頼を請け負っていた。
葉星ヒトミは目を惹く色使いと丁寧な仕上がりで参加当時好評の高かったイラストレーターだったそうだが、大量受注の末に納期の延期という失敗をしてしまい評価は降下。更にアカウントを取り直したためにトミーウォーカーから出禁を受けた。
その時に描いたキャラクターが、SKIMAに売られていたのだ。
キャラクターやデザインというものは、具現化した者だけでなくアイデアを出した者にも著作者人格権が与えられる。
更に、PBWのイラストのページでは、
「使用権(非営利目的での使用)は依頼者が、著作権はイラストレーターが、その他の権利はトミーウォーカーが所有する」
「非営利目的での外部サイトの公開は可能ではあるが当作品のものであるとわかるように明記すること」
といったような文章が書かれている。
つまり、葉星ヒトミがそのキャラクターを売ることは完全なる違法なのだ。
商業キャラクターに関しても、大半は該当キャラクターの出るアプリケーションゲームは終了しているが、著作権は帰属しない限りその企業が持つことになる。その点は不明ではあるが、前述のことを考えると、恐らく帰属していないだろう。
以上のことが発覚し、葉星ヒトミの商品を買った被害者たちは葉星ヒトミへの事情説明や返金を要求していた。
しかし、葉星ヒトミ本人は「著作権はこちらが持っている」と豪語し、被害者達を無視しツイッターに勤しむ。罪を認めたのはトミーウォーカーが動いてからだった。
その後も謝罪と言いながら、「睡眠障害とうつ病を患っていたので許してください」といった類の言い訳をしてした。
主な活動拠点としているツイッターには事の次第を表明することはなく、返金が済み次第消す予定のSKIMAに謝罪文と言う名の言い訳を公開し、Tumblrにはそれと全く同じ文章を公開。事件の全貌には触れることはなく、事の次第を巧妙に隠している。
「なんだか怒らせてしまってすみません」「療養の機会が来たとポジティブに考えます。購入者様を恨みはしません」など、相手のことを全く気遣いしない文章で被害者の神経を逆撫でしつつ、剰え自分が罪を犯したのにも関わらず「イラスト界隈から干される」などと、犯罪の自覚はまるでなく、自分が被害者のように振る舞うことに徹する。
ツイッターで検索をしても、葉星ヒトミに添削を頼んだ方が「●枚中2枚しか添削されてないのにそれ以降連絡がこない」と嘆いていたり、「そもそも返金のメール自体こない」と呟いている方が何人か見受けられるのにだ。
その上、「リプライは不具合で通知が来ない場合があるため連絡はDMで」と、表面上での対応を徹底的に避けている。大量にリプライが来ているならまだしも、そのようにピンポイントで不具合が起きるとは考えにくい。そもそも、それが事実ならば運営に問い合わせるべきである。
しかも、謝罪(という名の言い訳)をしているのはSKIMAの利用者にだけである。
キャラクターを勝手に売られたPBWプレイヤー達について言及することは一切なく今なお隠蔽を図っている。
葉星ヒトミはトミーウォーカーから弾かれているため連絡手段がないと言われるかもしれないが、葉星ヒトミはツイッターをやっている。ツイッターという広大な湖で、PBWプレイヤーを見つけることは容易かと思われる。
見つけて謝罪をしなくても、それこそTumblrやツイッターで触れておくべきではないだろうか。
昨今、精神の病に対する理解が少しずつ改善されていっている中で、たとえ疾患が本当であったとしても、それを盾に自身を守ろうとすることは、睡眠障害者やうつ病患者に風評被害極まりないものである。
今回の事件は、イラストの価値が正常に戻りつつある時期に、コミッションという文化自体を廃れさせかねないものだ。
自身も拙作ながらコミッションをやっている身として、葉星ヒトミのような怪物が二度と現れないことを祈るばかりである。
SNSを見るに葉星ヒトミの神経は本人が思っているよりも随分と図太いため、すぐにも違うペンネームで活動しそうだが、「葉星ヒトミに依頼をしたら自身のキャラクターを奪われるかもしれない」ということは、重々心の中にとどめておきたい。
ある一人の出品者が犯した罪の話は一区切りできたので、あとは購入者、プレイヤー、その他被害者などに任せたい。
実はこの話には続きがある。
(追記:これより先はSKIMAの話になるが、SKIMAについては上記の記事と合わせて読んでいただきたく思う)
SKIMAがずさんだったという話だ。
今回のadoptというコンテンツにおいて、他人の既存キャラクターやマイナーな版権キャラクターを投稿されることは容易に想像できた。
なのに、SKIMAは検閲を行うことなく葉星ヒトミによる大量の転売を見逃していた。
この事件が発覚したのは、葉星ヒトミのadoptへの連続投稿を不審に思った数人が画像の出典先について調べたからだった。
購入者がSKIMAに対応を促すが、SKIMAは「葉星ヒトミが著作権は自分にあると発言している」と一蹴。
直接トミーウォーカーに通報し、トミーウォーカーからのSKIMAへの勧告で漸く返金まで漕ぎ着けたのだ。
その後も被害者達への積極的な協力はなく、被害に気付いている購入者がいくらいるのかはわからない。
事件について責任は一切感じていないようで、公式でしっかりとした内容を記したアナウンスなどもしていない。
今回の特異な例を除いても、クラウドソーシングサイトにおけるトラブルは、大なり小なり免れないことである。
それを運営が円満に解決するために仲介料というものは存在するのだが、仲介料の意味が完全に形骸化している事実が露見された。
「安い仲介料で何を言っているんだ」と思われるかもしれないが、SKIMAの仲介料は20%である。10000円の依頼があったとしても、出品者には8000円しか入らず、2000円がSKIMAに取られるのである。
2000円もあれば鳥のモモ肉450gパックは4個は買えるはずだし、牛の切り落とし300gは5個は買えるはずだし、豚のロース100gは10枚は買えるはず。
ペンタブの替え芯をワンセット買えるし、SAIが買えるし、2000円を20回貯めれば安い液タブが買える。
上記に具体例を記した通り、出品者には決して安くはないのだ。
調べてみると、「今後SKIMAで活動するのは控えようか」「adoptの件もあったし購入は控えようか」と、SKIMAを離れる気の方や、何も言わずにもう離れている方がいるのがわかる。筆者もその一人だ。
イラスト特化型ということもあってとっつき易かったが、人口は少ないが発展するかもしれない場所はいくつかあるし、今度の10月にも創作者のための新しいクラウドソーシングサービスは始まるようだ。
自称ではなく、正真正銘のイラスト特化型の元祖として、SKIMAの運営が改善されることを願う。
(SKIMA公式がアナウンスを正式に入れたため、SKIMA公式のDMは一部外させていただいた)
http://tw4.jp/gallery/master/?master_id=02499
https://m.imgur.com/a/KvdLUOY(※被害者はブロックしていないため、葉星ヒトミが被害者をブロックしている可能性がある)
この文章はtwitterをとある単語で検索したら、同じブログをツイートで言及し続けるアカウントを見つけた事で書いてます。
下記まとめサイト群は同一管理人によって管理されているまとめサイトと思われます
根拠としては、同じまとめブログに言及し続けるbotを使うという宣伝手法、同一の連作先(一部例外有り)、サーバーのIPアドレスが同一であるという三点です。
URL大量に貼るとなぜか投稿しても無かったことになるので、古典的ではありますがh抜いてあります。
この管理人はある一定の間隔でbotにツイートさせるという手をよく行います。
そのため、上記まとめブログのドメインをtwitterで検索するとbotが同タイミングでツイートするという面白い光景を見ることが出来ます。
twitterにて"asanew.com"で検索した時、魚拓のような状態になると思います。
見て分かるとおり、"いち" -> "ぴか" -> "ゆみ" -> "いち"という循環でツイートを行っている事が明確に分かると思います。
連絡先: ttps://omoganews.com/contact/
連絡先: ttps://omonew.com/contact/
まとめブログ名: アサニュー
連絡先: ttps://asanew.com/contact/
連絡先: ttps://nekotwclub.com/contact/
連絡先: ttps://pawaword.com/contact/
このまとめサイトは記事未投稿なので、まだ稼働してない状態と思われる。
そのうちこのブログ記事をツイートするbotが出てくるでしょう。
まとめブログ名: イロニュー
連絡先: ttps://ironew.com/contact/
連絡先: ttps://kawayy.com/contact/
連絡先: ttps://warotawww.com/contact/
まとめブログ名: ビデバズ
連絡先: ttps://videbuzz.com/contact/
一昔前のgifで作られた広告が大量に貼ってあるウェブサイトみたい。
目がちかちかするのは気にならないのだろうか?
連絡先: ttps://gurumemo.com/contact/
連絡先: ttps://mayonew.com/contact/
連絡先: ttps://doranew.com/contact/
私としてはまとめブログを山ほど作ろうが余所様に迷惑かけない限りは勝手にやってくれという方針です。
予め 別の内容を 投稿して 後から書き直すという 汚い手を使って 同じ内容の連投を しつこく 繰り返しており 日付は 実際の投稿日と 必ずしも 一致しません
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(9/30)
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180930171406
(9/24)
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180924095805
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180924071859
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180924071327
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180924071145
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180924070933
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180924065644
(8/18)
anond:20180818180205(※改変元の文章も数回にわたり再投稿)
※魚拓
https://megalodon.jp/2018-0930-1932-59/https://anond.hatelabo.jp:443/20180930171406
理系の院卒で、すごく頭のいい人らしい。
話してみると、挨拶が丁寧で、とても真面目で純朴な印象を受けた。
さて、私には個人情報の収集という他人には言えない気持ち悪い趣味がある。
はてな村にいることもあり、LGBTに対して抵抗は全くない私だが、
似合ってなさすぎて、見たら反射的に99%ぐらいの人間が気持ち悪いと思うような画像だった。
新人君が中性的な顔立ちで、化粧も上手ければ良かったのだろうけれど、現実はそんなに甘くはない。
彼はとても男性的な顔立ちで、化粧もドがつくほど下手くそだった。
更に調べてみると、新人君自身が述べるところには、彼はMtXの、Xジェンダーと呼ばれる、「男でも女でもない」性自認を持っているらしい。
「普通に男性として過ごす日」「女になって楽しむ日」の2つを使い分けているようであった。
親には内緒にしているみたいだが、高校の同窓会に女装で行ってたりして、
Xジェンダーであるということを完全に隠して生活しているというわけでもないらしい。
私は悩んでいる。知ったことを告げるべきか。
「私はLGBTフレンドリーな人間で、あなたが望むなら秘密も守ります。
もし、あなたが自分の望まない形で他人に性自認を知られるのが嫌ならば、
Facebookを全体公開にするのはやめた方が良いと思います。
化粧の仕方とか相談に乗ってほしいことがあるなら、いつでもウェルカムです。
女性の極めて少ないうちの会社で、女子っぽい会話ができる相手が増えるならそれはそれで嬉しいです。
万が一、LGBTが原因で会社から不当な扱いを受けるようなことがあれば、共に声を上げます。」と。
伝えたら本人は傷付くかもしれない。
会社の人に知られて、噂されたり笑われたりしたら新人君が可哀想だなぁと思う。
うちの会社は別に保守的な会社ではないけれど、ダイバーシティ推進してますって感じの会社でもない。
社員の90%以上は男性で、一般的に女性より男性の方がLGBTに対する視線が厳しい。
社員数も50人程度と少ないので、噂話はすぐに広まる。
はてな村の皆さん、知恵をお貸し下さい。
本人に伝えるべきか?黙っておくべきか?
他の同僚に口外するつもりはありません。
新人君がXジェンダーというのは本人が書いてたので間違いありません。
私が性格悪くて気持ち悪いのも自覚しています。人間は多面的なものです。私にも、ネチネチした気持ち悪い悪人の面と、優しい善人の面があります。
ルッキズム云々は、指摘されるかもとは思っていましたが、あえて指摘されそうなところも消さずに投稿しました。
彼はあまりにもくそ真面目なタイプだったので、他人の悪意に慣れてないのでは?と余計なお節介を考えてしまったのかもしれません。大人ですし、仮にデジタルリテラシーがない迂闊な人間だったとしても自己責任ですよね。別に隠そうと思ってない、という可能性が高いように思えてきました。
今のところ、結論としては、本人が晒している以上、それを話題に出されても文句は言えないと思うので、二人きりの時に話の流れで、私が興味を持ったら話題にしてみるし、そういう機会がなければ黙っておこうと思います。
話題にすると言っても、上から目線だったりお節介を焼くような言い方は良くないので、本当に私が彼に対して興味のあることを自然に聞こうと思います。例えば、ウィッグどこで買ってるのー?とか。
トランスジェンダーという属性ではなく、彼自身を見て、話すことが重要だと思いました。
追記その2
LGBTに対して女性より男性の方が視線が厳しいというのは偏見ではなく、統計的事実です。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20160825.pdf
追記その3
確かに聞かれてもないのにクソバイスするのは良くない、やめようと思えた。
そう。そんな感じです。
ブサイクというのは客観的事実、いや、私の主観を述べただけであり、
ブサイクでも女性に見えて違和感なければモヤモヤすることはなかったと思います。
追記その4
書きそびれていましたが、私の性別は女性で、ヘテロセクシャルです。
id:okadaic トランスジェンダー云々は関係なく、「憎からず思う職場の人が情弱でハラハラする」って話では。
というブコメがありましたが、まさにそんな感じです。
私も新人君がクソ真面目なタイプではなく、「すげー普通の人っぽい」と感じるような外見&内面であれば、何も心配はしませんし、
どんなメリットデメリットがあるか分かった上でFacebookで公開してるんだろうなと思い、完全放置しておきます。
「へぇ〜、彼ってXジェンダーなんだー。意外だなー。」程度にしか思いません。
新人君が「すごく真面目そうで、悪い人間と関わったことがなさそう」なタイプだから心配しているのです。
新人君をブサイクブサイク強調しすぎましたが、表現が不適切でした。
ブサイクな上に、「極度に垢抜けていない」のです。
ブサイクな人は世間に山程いますが、ブサイクでも清潔感があってオシャレな雰囲気だしてる雰囲気イケメンもいるじゃないですか。
心配しすぎだと思われるかもしれませんが、例えば、親に女装行為を隠しているならば、
「お前のFBの魚拓は取った。親にバラされたくなければ金払え」って強請ってくる人間もいないとは言い切れないと思うのです。
新人君はそんな悪意を持った人間の存在を想像すらできないタイプだと思うのです。
また、はてなーの皆さんにとっては、「ネット上に公開されたものは世界中の誰もが見られる状態にある」ということは1+1=2レベルの常識だと思いますが、
世間の一般人は、頭では分かっていても実感していない人が意外と多いのではないかと思います。
そういう人がいるから、Twitterバイトテロ炎上事件なんかが起きたのだと思います。
「自分が声かけることで相手にとっての状況を改善できる可能性があるけどどうしよう」って気持ちが主題、とのご指摘、その通りです。
増田の趣味が気持ち悪いとか、性格悪いとかハラスメント体質とかは自覚していますが、今回の悩みを解決する答えではありません。
やんわり伝えるべきなのか、知らないふりをして黙っておくべきなのか、FB全体公開という行為を見て世間にオープンにしているとみなしてガンガン踏み込んでも問題ないのか、私がどう行動するのが彼にとって最善なのか、というのが今回一番知りたいことです。
id:mukudori69 「やめようと思ってくれてよかった。どんな性別であろうと「美しくある」ことは義務でもなんでもない。本人がそうなりたいと望むなら別だけど。」
そのとおりですね。「美しくある」ことが義務でもなんでもないのと同様に、「パス度が高い状態でいる」ことも義務でもなんでもないですね。
本人がそう望んでいる可能性は高いとは思いますが、「女装するだけで満足、完成度はどうでもいい」と思っているタイプだったら私の勝手なお節介は迷惑な話ですね。
性別の垣根を乗り越える奴らって、不思議と顔立ちが整ってるイメージがあるよな ドラマとかアニメできちんと醜形の当事者も描かないからこうなる というコメントがありましたが、本当にその通りだと思いました
追記その5
新人君が、「インターネットに公開してるし、会社の人に女装してるのがバレても全然OK〜♪♪」って思ってるなら、何一つ問題ないと思います。
オープンにしたいと思っている人に対し、「クローゼットの中に引っ込んでろよ」という話では断じてありません。
誤解を招くような書き方で申し訳ありませんでした。
(…聞こえますか…男児のお母様達へ…いま直接脳に語りかけています…困難を承知でお伝えしたい……今朝…息子に「こんなに汚くなったちんこだけど、小さいころは綺麗だった気がする。どうして写真を撮っといてくれなかったの?」と責められたのです…いますぐ…ちんこの写真を撮っておくのです…)
現在はツイ消しされているが、最終的に数千ものリツイート、いいねが集まり、好意的な反応が寄せられていた。女親ってみんなこうなの?怖すぎね?いや、それ性的虐待だから。児童ポルノ製造だから。性別が男だったら許されると思うなよ。
チンコオンリーはあります。流れ読むとタマタマオンリーもあると良さげなのですね!撮ります。積極的にとります。
ちなみに旦那のチンコ(大人)はお化けチンコと息子に刷り込まそうとしています←
そしてそっとフォローさせて頂きました。
積極的にwwwやめてあげてくださいwwwwwwうちの息子みたいな子に育つとは限りません!普通はもっと恥じらいをもったかわいい男子にお育ちになるかと!(白目)
いつか力で勝てなくなった時用の保険です!w
母に似てしまったらきっとお腹の中に恥じらい忘れてきてると思うので、撮れるうち撮ってみます(`・ω・´)
保険www大切ですね!そう思うと可愛いし保険になるしちんこって優秀すぎる!
息子が大きくなって、大きくなった息子の可愛い息子が息子として元気な息子として…みたいな…(??
私の息子の息子の成長記録よ、と?w
なか@5m息子氏らびゅ @ihsah_anak · Aug 28
ハッ…神の啓示…!
まだお被り申しているかわいいおちんの状態ですね…なんとか旦那にバレないように撮っておかねば…
Googleマップ親方 @dosuoyakata · Aug 28
それがどうも金玉を主に撮影して欲しかったようです…金玉の汚さが顕著だと嘆いておりました…「大人はみんな汚いよ、金玉」その一言が言えなくて…帰ったら抱きしめて教えてあげようと思います。心を込めて歌います。聴いてください。「大人の金玉なんてみんなグロいよ」
なか@5m息子氏らびゅ @ihsah_anak · Aug 28
あそっち!そっちか納得!!!よく旦那が息子入浴させてるの見るけど、こんなにつるんとろんのタマさまがどうして!と内心嘆いてました…あまり使い込まないでいただこう😂😂😂
Googleマップ親方 @dosuoyakata · Aug 28
めっちゃかわいいですもんね!金玉!!なんであんなことに…どうして…なぜっ!?(雨に打たれて号泣しつつ
なか@5m息子氏らびゅ @ihsah_anak · Aug 28
魚拓:
or