はてなキーワード: 管理組合とは
かなり田舎なんだけど、共有地がある。
登記簿上は数十人。
おそらく、昔は280人いたのだろう、それぞれに280分のいくつって持ち分が指定されている。
なんやら、全員のイロイロが難しくていろいろ登録とかも出来ないみたい。
管理組合をつくって、土地を駐車場として貸して、一応納税とかはしているんだけど、本当は自治体にでも寄付してしまいたいらしい。
それにも全員の承諾がいるらしく、自治体は相手にしてくれない。
難しいのは、都会に出て行った人や名義人死亡で相続した人で『土地=金になる』くらいにしか思っていないので、話が進まないらしい。
*
さて、どうした物か。
時間が経てば更に事情を知らない相続人が増えてややこしくはなる。
ちなみに、駐車場もちょっと余裕のある人が(何年か前の管理組合役員と仲がよくて)事情を知って、ご厚意で借りてくれている。
借り主の気が変わればもう大変なのだ。
そしたら放棄してくれるかな。
・
空き家の問題を語る時は、色んな話がごちゃまぜになりがちなので、
ガッツリボジショントークで、解説してみることにする。
要は「固定資産税が変わらずに、撤去費用役所持ちなら、何が変わる?」という話。
みんな空き家買おうぜ。
NHKの「郊外住宅地の見えない空き家」では、あえて郊外という高度成長時代の職場から離れたベッドタウンに焦点を当てている。
ただ、途中のグラフでも上手いこといってないように、東京の単身・老人世代が多いとか、ちょっとチグハグだ。
まず、「空き家」を、理解しやすいように4つに分類しておこう。
本来は「郊外住宅地の見えない空き家」には入らない話なんだが、グラフにすると入ってきちまう。
古くなってきたワンルームマンションで、学生が減ると、まあ空くよね。
あとは、地方の一戸建て。誰も借りない。不動産屋でも持て余し気味。
親が死んで相続したけど、もう俺マンションローン中だしなあ、なんて物件。
両親の思い出を整理する時間はないし、かと言って全部捨てるには忍びない。
売ろうかなあ、どうしようかなあ、とちゃんと税金は払ってるパターン。
賃貸も販売もそうなんだけど、バブルって言うと言い過ぎだが、思った値では売れないね。
のに、やっぱり人間「家賃は下げたくない」「この値段以下では売りたくない」となりがち。
まあ、掲載料を頂ければ高値で掲載し続けても不動産屋的には問題無いですからね。
別に借り手見つからないとか、売れないとか、不動産屋困らないし。
思い出の家として倉庫代わりにしてたり、昔の土地を売って都会でマンションでも買いたいんだけど
「古家付きなんで評価的にはマイナスですねぇ諸経費引くと150万くらいかな」とかで売りたくない。
あと、超揉めてる。そもそも誰が相続したのかわからない。撤去費用がないしなあ。
とかナントカやってるうちに、経年劣化や台風一過であちこち壊れていく感じ。
売れないか、売りたくないか、どっちかだから。
(なお、課税標準1/3になるタイプの家はまあまあレアケースだから触れない)
なんか変じゃない?
その廃墟は、年間3~10万円くらい無駄にカネが出て行ってる。
もちろん古家を潰せば18~60万円になるから潰す理由はない。
じゃあ、なんで住んでもいないのに売らないの?
簡単な方からね。
「思い出の家」や「バブルの残り香」だと、売りたくない。
単に近所の人が「あそこ空き家だし、不審者が住み着いても嫌だし……」というレベル。
まあ、治安悪化につながりかねないというのも判らなくはないが、
実体的にはバブル期のリゾートマンションとかも、結構こういうの多い。
リゾートマンションみたいに不払い管理料で、とかは実は管理組合が競売にかけて強制的に精算するって荒業がある。
(たいてい管理組合が機能してないから問題なのであって、残債整理も行政が手を入れるという手段は残されてる)
これが、「あの土地は高く売れる」とか「先祖伝来の土地だから」とかで放置されると廃墟になる。
これね、売主が満足する値段が付けば売れるという意味で売りたくない理由に聞こえるかもしれないんだけど、
実質的に「売れない」のよ。売主が納得する値段は(たぶん)本人が生きてるうちにはつかない。
(バブリーな地価上昇が夢物語だと言うのは同意してもらえると思うが、そう思わないお年寄りも多いということよ)
身寄りのない年寄りにも法律的には権利のある親類が居るかもしれない。
母親は老人ホーム。兄貴は売ってカネにして分けようというが、妹が「父は生前残してほしいと言ってた」とか揉めてる奴。
もうね、正直触りたくないですそういう揉め事。
築年数不明な古家付き借地権。土地はその辺の顔役が持ってて絶対売らない。田舎。300万。買う?
人は減ってきてる。空き家が増えてる。
ということはだよ。わざわざ郊外まで行かなくても、手頃な値段の家って沢山あるのよ。
職場から電車で一本。駅近。でも古家付きで売れない。こういうのは更地にして新築立てりゃ売れますよと言いやすい。
調べたら実家の近所の廃墟もオヤジの持ち家だった、物納するにゃカネがある。そもそも廃墟だから物納対象外だ。
値段を下げたら売れる?売れない。そもそも仲介手数料の旨味もないし売り込む理由がない。
だから、「郊外住宅地の見えない空き家」は、どん詰まって放置される。
(蛇足。民法第717条読むと、ボロ家を捨て値で貸せない理由がわかるよ。無過失責任超重い)
固定資産税取られるぐらいなら売ったり貸したら良いのに、という質問が本質。
売れないし貸せないんです。
撤去費用も立替費用もなく、売り更地にも新規賃貸物件にも出来ない。
売れるアテもない。引き取り手もいない。
これが「固定資産税UPは一定期間保留」だけだとあんまり減らない。
追加で「警告から一定期間後に、撤去費用は役所持ちで、強制撤去」にするとほぼ無くせるとは思う。
マンション営業マンが勝手に語る「分譲マンションの心配事」その1
http://anond.hatelabo.jp/20141029193513
上記記事の続きです。
前回同様、勝手に語る。
マンションを売る上で感じている事が全てなのでその点はご承知おき頂きたい。
ただ広告・営業ツール・重説などの契約書類といったデベロッパー発信の情報と
逆の口コミサイト、ネットの記事のような購入者目線の切り口の双方ですら
10年後、20年後、30年後、40年後とマンションの価値が落ちた後の入居者層のことである。
だいたい自分と同じだ。
私が売っているマンションであれば、半分は年収500万前後、3割がキャッシュ、2割がその他ってところだろう。
マンションによりターゲットは違えど、自分に近い購入者は絶対いるので安心してよいだろう。
(唯一の例外は20代前半でのチャレンジングな購入者くらいか?)
あたりまえだが分譲マンションは入居者が入れ替わっていく。
私の地方ではだいたい竣工後2〜3年で最初の入れ替わりが発生する。
(私が売ったお客さんが売却に出しているのを見るのは切ないものだ)
築10年以内の入れ替わりは問題ない。中古価格が新築価格と大差ないからだ。
最初の大規模修繕を経験したマンションの価値は新築当初からはだいぶ落ちる。
新築時 3,000万
5年後 2,700万
10年後 2,380万
15年後 1,680万
25年後 750万
30年後 500万
30年を過ぎると、一律で350〜450万程度で落ち着く。
ここまで書けば説明不要だと思うが、20年後、25年後、30年後に売買が行われた時
どんな人が買い入居するだろうか。
基本的には自分が購入した新築時の入居者とは全く異なる人たちであり
上記のような金額にも関わらずギリギリ工面できる人が買うのである。
30年経つと全体のうちどの程度の入居者が入れ替わるのかは
私の中でもまだ調べがついてなくてハッキリは分からない。
ただ30年も経てばそれなりの部屋の入居者が入れ替わるのは間違いない。
今買ったマンションは、30年後も同じ入居者レベルを保つとは考えにくいのである。
その時のマンションの自治はどうなっているだろうか?
入居者のレベルが落ちても管理組合は正常に機能するのだろうか?
今、私が見ている築30年のマンションは昭和60年に建てられたマンションであり、
平成26年築のマンションが30年建った時に同じように質が落ちるかは分からないという点である。
団地同然のダサい外観、ムード皆無で暗いだけの内廊下、仲介業者も恐れるキツイ管理人など
昭和60年に建築された為に構築された「文化」がそこにあるのだ。
(語るタイミングがなかったが私は中古マンションの仲介経験もある)
だから平成26年に生まれた新築マンションが同じようになるかは正直分からない。
デザインも、間取りも、建築技法も、入居者の考え方も、管理会社の立ち位置も30年前とは変わっているはずだ。
私も「そうならないで欲しい」と思いながらマンションを売っている。
Aさんが管理規定貰った時点で入居せずキャンセルすれば良かったのに。
口約束だったら複数飼いOKと言われたというのを証明するのが大変そうではあるけど。
つかどちらの案も採択されなかったのなら、結局どうなったのか気になる。
Aさんはまだ犬を2匹飼っているものの
と言う時点で、相当周囲に迷惑掛けてるのでは。
入居して1−2年は何も問題がなかったのだが
住民B「Aさん、犬を2匹飼ってますよね。
ここのマンションでは動物は1匹までしか飼っちゃいけないはずですよね。」
確かに管理規定では動物(犬、猫)は1匹までしか飼えないことになってる。
実際、Aさんはトイプードルを2匹飼っている。
Aさんの言い分はこうだ。
マンションを買う際に販売店が小型犬であれば騒音で問題になることはないので
1匹だけしか飼えないということはないと言われた。
分譲マンションでも1匹しか飼えないところが多いなかでこのマンションだけが複数飼いがOKだったので購入した。
うちも猫を1匹飼っているが
確かに販売員に「あ、猫ちゃんですか。猫ちゃんなら2−3匹飼っても問題ないですよ。」
と言われた記憶がある。
総会では次回総会の議題に、となった。
そして次の総会で管理規定の変更案がだされ採決(3分の2以上で採択)を取る形になった。
変更案は
犬を2匹飼っている住民Aさんが出した
・複数飼いをOKとする案
と住民Bが出した
・小型犬であっても1匹までとし、2匹以上飼っている場合は速やか(半年以内)に1匹に減らす案
の2つ。
変更案は住民の10%以上の賛同があると総会で採択を取れる形なので
賛同を集めるため総会前に住民A派とB派で壮絶な闘いが繰り広げられた。
結果として票が割れ、どちらの案も採択されることがなかったが
これによりマンション内が2つ割れてしまいA派とB派の間に遺恨が残る形になった。
Aさんはまだ犬を2匹飼っているものの
上下左右の住民から苦情が毎月の管理組合の会議で問題として出される状態。
Aさんは販売会社を訴える準備を進めているようだがどうなるか。
両案とも採択されなかったものの総会のたびに2案は出されそしてまた採択されず・・・の繰り返し。
Aさん以外にも複数飼いしている住民もいるようで簡単にはどちらかの案が採択されることはなさそう。
販売店が言った言わないの件でアンケートを取ったりもしたが結局解決には至らず。
そもそも連載一回目で
「年収1000万円プレーヤーが豊かさを実感できない原因は、交際飲食費と外車だ」と書いている点が、実にイタイ。
年収1000万円プレーヤーでも、飲食費に湯水のように使っている奴は少ない。
カネがないというより、時間が無かったりする。
「昼ごはんを食べに行く時間もなく、買いに行く時間もない人に、
800円で弁当を1個から配達します」的サービスが始まったが、
そういうのを利用したい、という層が多い。
外車云々について言えば「バブルですか?」「自動車会社のステマですか?」的な話。
都心のタワマンでも、自家用車所有率が低下して、マンション内駐車場の空きが目立って、
ありていに書けば、
「年収1000万円プレーヤーが豊かさを実感できない原因は、住宅ローンと教育費」だよ。
マンションで言えば、3000~4000万円程度で買える北戸田や新所沢のオハナを買わずに、
でもまあ、自分も山手線内側マンションを薦める「不動産業界の中の人」だから、
これ以上1000万円クラスの悪口を言うのはやめよう。
なんてったって、大切なお客様だ。
人間というのは、「経済的に明確に有利」とわかってる場合でも、
「よく知らない」「めんどくさいから」と言う理由で、有利な選択肢に乗り換えないケースが、
案外あるんじゃないか、と思う。
例1
クレジットカード経由支払いの方がポイント貯まって経済的に有利なのに、「カード申込がめんどくさい」と現金払いを続ける人がいる。
そもそも、「カード払いの方がポイントが貯まって(現金払いより)有利」という基本的な事実すら、
「そもそも知らない」老人も多いんじゃないか?
例2
大阪市の市営住宅って、平野区辺りで徒歩15分程度だと、内風呂なしだが1万円台のがあるらしい。しかも結構空室あるそうだ。
大阪市が年齢制限や保証人制限見直せば、大阪に関する限りは脱法ハウス問題は解決する。
案外、首都圏の築古不便公営住宅なら安くて空きがあるんじゃないか?
役所側も制限規定廃止が望まれるが、脱法ハウス入居者側(ワーキングプア)も、
そういう行政サービスの広報、啓蒙を「知ろうとしない」「見てもスルーしちゃう」というメンタリティな気がする
以前立ち寄ったネットカフェに、やたら自己啓発書籍ばかりあったが、そんなクソ役に立たない本置くよりも、
公営住宅の案内を置くべきだが、そんなことしたらネカフェの「お得意様」が減っちゃうんだろう。
住宅難民向けに公的機関が用意してる各種メニューを、そもそも知らなかったり、「どうせ自分は対象外」と決め付けて無視したりしてる。
例3
最新の省エネ家電の経済メリット、白熱灯→LEDの経済メリットとか、
経産省やヤマダ電機は「啓蒙し尽くしてる」と思ってるが、高齢者とか、全く知らなかったりする。
こういうところを啓蒙工学でリーチするだけでも、結構省エネ化が進んだりする
例4
阪神大震災の時、国道43号線沿に持ってた家が被災した人に(不動産屋の自分は)住宅営業した。
その際、幹線道路沿いの土地を神戸市(国かも知れない)が買い上げる制度を自分が調べ上げたら、
「知らなかった」と喜ばれ、成約になった。
案外、「役所の使える制度」は住民に知られていないんだな、と感じた。
例5
マンションの管理組合単位で電力を購入し、それを各戸で配分する「高圧一括受電」というサービスがある。
大口電力単価と小口電力単価の差分だけ、消費者は「トク」するんだが、
そのためには管理組合の決議&個々の電力契約の切替という事務作業が伴う。
各戸には「経済的に確実にメリットある」スキームなんだが、一定比率で決議に反対したり、切替契約にハンコ押さない人が現れ、
一括受電会社が苦労している。
で、高圧一括受電導入にハンコ押さない人が、確固たる理由で反対しているのならまだしも、
その多くは「めんどくさい」とか「なんとなく」とか、脱力する理由なケースが大多数らしい。
よ、やってる?
家買ってる奴多いな-
んで、不動産業界周りでウロチョロしてるからよ、ちと気になったことを言っとく。
ウカツに借金するな。
どっちも変わらん、というわけじゃない。
ま、ぶっちゃけ
・人口が減っているんだから、いずれ家は余っていき、持家の価値はなくなるのではないか
→都心に近く、諸条件が良い家なら将来的にも高い価値を持っているはず。そしたら賃貸物件にもできる
→保険があるし、保険が効かないくらいのクライシスだったら、そもそも賃貸とか持ち家とか関係なさそう
・引っ越しできない
→10年くらいで住み替えをしても損をしない家を買う
・隣人がアレな感じだったら辛い
少しでも得になるよう、中古マンションを購入するまでに調べたことhttp://mtakano.hatenablog.com/entry/2013/11/28/220329
みて、おいおい不動産屋なんにも話してねえのかよ、と思ったから。
実例見ながら話すほうが理解がはええだろ。
面倒臭えから番号振ってまとめ直す。
災害に対して保険とか言ってる割に管理組合がどんな保険入ってるか調べようとか言ってなくて不安だが、まあいいや。
要は、売値と買値とが釣り合うのかって話。
3,4は、流動性の話だ。
要は、気軽に売れねえだろって話。
でまあ、これに「家を買っとけば保険で家族が路頭に迷わなくなる」の換金性の話を足して、オレの言いたいことになる。
つまりだ、オマエが兆ったり億り人になったりして、
「金余ってっからキャッシュでちっと中古マンションでも買うか」
なら、好きにしたらいいんだよ。
こりゃつまり、持ち家売って車売って、持ち物全てヤフオクで売り尽くした挙句それでも尚ローンが残ってる状態ってことだ。
地価下落とか災害とかが怖えのは、この資産バランスの話がメインだ。
買った時の値段が2000万で、売るとき1000万なら、残りの1000万はどうすんだ?って話。
まあ、ボーっとしててもローンで払って返してるから大丈夫だと思いたいところだがそうはいかねえ。
新築なら諸々載ってるからフルローンみたいな馬鹿やると、どうやっても債務超過になるし、
中古だって1割以上は諸経費で消えてくから、価格下落とローンの返し方の速度を合わせとかねえと、結構簡単に詰む。
んで、売った時にローンが綺麗に精算できるなら別に気にするこたねえ
が、地震があった時にゃ当然売れねえ
引越なんてな、住み方がイチバン効いてくる
賃貸だってガキが通学してりゃ気軽に地方に引っ越しってわけにゃいかねえ
変なヤツが隣に越してきたからってハイサヨウナラってわけにゃいかねえ
独身ならいざしらず、家庭持ってりゃ動くのは気を使う
つまり、「引っ越ししやすさ」ってのは、「独身」か「家族持ち」かの方がデカイ
つまりそういうこった。
しかし、だ。
さっき大抵の連中は借金して家を買うって話したな。
すると、4パターンになるわけだ。
まず無えケースから消してこう。3番、そんな金借りらんねえ。
ソウイウのは商売でやってる場合だけだ。
すると、実質3パターンになる。
1番の「買い直す」か、2番の「賃貸派に鞍替え」か、3番の「とりあえず賃貸」か、だな。
ま、細かくなるからざっくり触れると要は売れんのか借りてもらえんのかってあたり。
毎月10万ローンで返してんのに、売れねえ借り手も見つからねえで、さらに上積みで他の土地の家賃を払うってのは、キッツいぜ
広域災害が起こった。地震で不安になった。だから引っ越したいって時にゃ、相当に買い叩かれる。
残債が1000万で、500万でしか売れなきゃ、手元には家は残らないのにローンだけ500万残ることになる。
コレが問題なわけだ。だから売れずに引越しないってことになる。
流動性が低くて買い手がつかねえってことで困るのは、まあ、固定資産税ぐらいなもんだが、
流動性が低くて資産バランスが崩れかねないってのは、大きな問題になる。
借金が残っちまうから引っ越しできない、借金が残っちまうからウカツに売れない、つまり問題は借金にあるわけだ。
2000万のマンション残債がゼロになろうが、2000万の現金が残ろうが、
ただ、極当たり前の話だが、モノは換金する必要がある。
カネは、換金済みだから、そのまま他のモノが買える。
さっきの流動性とは真逆の発想だが、換金できないことには価値がある。
一家の大黒柱を失ったことがショックだろうと、食費のためにマンションを売るってのは、結構デカイ決断になる。
おいそれにとは出来ねえ。
でも、口座に入った保険金は、金だ。食うに困りゃ当然食費に化ける。
あっという間にカネは底をつく。
2000万の現金が残った時に、1500万で中古のマンションを買おうって話にゃなかなかならん。
1500万のマンション残債がゼロになって+500万の現金と、2000万の現金のみってのは、残された方にとっては全く違う。
ただ、家を残すってのが残された家族にとって重荷にならないようにな。
旦那死んだんでマンション売ってまとまった金を手にして実家に帰って子育てって話は、タマに聞く。
換金にゃ手数料がかかるから、直接金を残すよりも無駄が多くてちと勿体無い。妻の仕事とか子供の年齢とか、その後のことも考えとけよ。
資産価値だの耐久消費財だの、家賃の前払いだのってのは些細な事だ。
なんかあった時に、デケえ借金だけ残らないように考えとくのは重要だ。
そりゃ災害かもしれないし、転勤かもしれないし、死んだらかもしれない。
近くの2丁目にA神社がある。
先日A神社でお祭りがあり、2丁目の各地で子供神輿を出してた。
近年少子化で子供神輿の担い手が少ないせいか、各町会ともに「神輿を担いだらお菓子プレゼント」とサービス競争している。
(因みに、2丁目だけで4つほど町会があり、なので子供神輿も4つほどある)
なので、「どの町会がいちばんサービスが充実しているか?」を見定めて、充実した町会の子供神輿に子供を参加させた。
ところで、自分の住んでいる4丁目の氏神は、実はA神社じゃないらしい。
なので、本来であれば、4丁目に住む自分(とその子供)は、A神社の子供神輿じゃなく、B神社の子供神輿に参加するのが「スジ」なのかもしれない。
しかし、B神社の祭りよりA神社の祭りの方が盛大だし、そもそも駅への行き帰りに見かけるA神社の方が「親近感」がある。
サラリーマンで電車通勤の自分の場合、生活圏は「駅から自宅までの間のスポット」であり、駅から見て自宅以遠のスポットは、滅多に行かない。
幼稚園も小学校も図書館も駅から自宅までの間に立地しているから、尚更だ。
生活圏から離れているB神社への帰属意識を要求されても、無理がある。
4丁目にも町会があるようだが、特に参加を求められてもないし、連絡も来ない。
自分は特に近所付き合いを忌避しているわけでもなく、マンション管理組合の理事長とかも務めたが、管理組合に町会がコンタクトしてきた形跡もない。
どうやら町会の方が「マンションは町会とは縁遠いもの」と決めてかかって、接触してこないようだ。
ということで、マンション住まいな人間、電車通勤な人間にとっては、旧来の氏子氏神のエリア区分は「生活圏に即していない」気がする。
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/07/12/200730
たぶん、俺なんかよりずっと頭が良いであろう脱社畜の人も、なんか妙だ妙だと言いつつも違和感しか言えてないのって、正しいけど踏み込めてない気がする。
マナー。
マナーってのは、もちろん出来た方が良い事だろうよ。
Yシャツは洗濯したヤツをきるとか、爪は伸ばさないとか、髭は剃ってくるとか。
でもよ、一人の人間が髭を剃ってこなかったら会社が損害を受けるなら、髭剃りチェックをルーティンに組み込むのが会社であり、仕事だろ。
そう言う意味で、相手のマナーに頼って仕事をするのは、相当に脆弱なんだよ。
どうやって意見を吸い上げたらいいかなー、どうやったら円滑にまわるかなーってので思いついたのが、報連相。
これ自体は良いんだよ。
どうも隣の部署の情報が流れてこないんですが、みたいな話は報告なのか連絡なのか相談なのか判然としないけど、言えばいいって言ってんだし。
そういう「普段の業務では漏れる部分」の吸い上げが、報連相の役割だよ。
そう、いま「普段の業務では漏れる部分」って言った。
普段の業務を報連相で回しちゃダメなんだよ。そりゃ仕事してないだけ。
なんかマズイ事になったら、次の週には方針変えなきゃならんって仕事してるなら、週次報告をさせるのが職責だろ。
相手の報告を漫然と待つなんてな、怠慢だよ。
サーバ管理してるとしてよ、死活管理しないとか、ありえないだろ。
サーバ管理者はよ、目的があってサーバ動かしてて、チューニングしたり、ハートビート飛ばすようにしたり、過負荷時には対処するだろ。
サーバにバッチ処理させててよ、定時チェックで進捗が思わしくなかったからって言って、サーバに怒鳴ったりするか?
その意味で、新人がやらなきゃならんことは、指示を貰ってそれを守ることだよ。
そして、嘘をつかないこと。聞かれたことに正直に答えること。
仕事の基本は「判断した者が責任を負い、責任を負えない者は判断しない」だよ。
判断した者が指示を行う。
判断しない者は指示をしない。
指示を受けた者は責任を負わない。
責任を負えない者は、判断しない。判断は必ず、責任を負える者がする。
「指示待ち人間はいらない」っていう管理者は、「俺は無能だから管理しない」って言ってるだけだよ。
責任を取れないヤツが勝手に判断して仕事するのは、単に暴走してるだけだよ。
(明確に権限が委任された場合は、受任者は判断して良いし、委任者は黙ってその判断を追認する必要がある。
マンションの管理組合の総会欠席で委任状出しといて、後から文句言っても笑われるのと同じだよ。委任ってのはそういうこと)
課長決裁は20万まで、部長決裁は300万まで、なんて決まってる会社は多いけどよ、それは要は権限が委任されてんだよ。
固定資産にならん物品購入は、課長判断で勝手にやって良いって言ってる。
この場合、10万の物品購入をして良いか部長に聞いたり相談するのは、仕事してないことになる。
逆に、30万の物品購入を課長が勝手に判断して行ったら、それは職責を越えて仕事してる。
こういう、何に対して責任を負い、何に対して権限が与えられているかを明確にするのは、職においては第一歩だよ。
そして、本来は上司がそれを部下に対して示すのが当然のこと。
ただ、職責の範囲内で仕事をしていると、「何となく不満が溜まってる」とか「こうしたらもっと良くなるのに」みたいな情報が流れない。
そうした「職責を踏み越えるかも知れないけど、自由に思ったこと言ってくれて良いぜ」ってのが報連相だよ。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130507
共感できる部分もあるのですが、事実誤認が多いので補足します。
マンションの地震保険って、管理組合で入る共用部分向けの地震保険と、個別の家庭が入る占有部分のための保険があるんですが、どっちにしろ個人的には、「なんでそんなもんに入ってんの?」って感じです。
区分所有住宅には、「上塗り基準」と「壁心基準」というものがあります。それを区別せずに一括りにするのは乱暴すぎます。
火事で自分の部屋が丸焼けになっても、修理すればまた住むことができます。修理も、業者に依頼すればすぐに始まります。
ですが、地震で鉄筋コンクリ建てのマンションが半壊や全壊になる時は、地域全体が甚大な被害を受けてるはず。平時のように、建設業者に電話したらすぐに見積もりに来て、来月から工事が始められる、なんてことにはなりません。
建物を再建しなければ、保険金が支払われないと勘違いしているようです。確かに、火災保険に新価特約を付帯した場合などは建物を再建しないと保険金は支払われません。しかし、地震保険は可能な限り素早く支払われます。被害地域を空撮して被害があった住所を特定したり、全国の損害保険会社から職員を動員して被害があった建物の調査を行ない、保険金を迅速に支払うようにしています。もちろん建物を再建しなくても保険金は支払われました。
それに鉄筋コンクリマンションが全壊・半壊になったら、たとえ地震保険に入っていても、保険金だけで修繕や立て直しが全額カバーできるとは思えません。
そりゃそうですよ。地震保険金額は火災保険金額の30%~50%です。また、地震保険金額の支払いの総額は6兆2000億円です。その金額を超えると按分されることになります。契約書に比較的大きな字で書いてあります。
もちろん個人に関しても、そんな面倒な保険に入る必要は全然ないです。大災害に遭うと、住む場所を探すところから始め、日々の生活がぐちゃぐちゃになります。ましてや家族の誰かが被害に遭ったりしたら、それどころではありません。
保険料の支払い方法を口振にしておいてください。被災者になったら自動的に支払われますので契約者は何もする必要はありません。
たしかに充分な貯蓄があるひとは保険に入る必要はありません。しかし、はてなのブログを読むような財産が少ないカテゴリーのひとに地震保険に入らないことを薦めるのは無責任ですよ。
たしかに、地震保険料は高いです。金融商品としての魅力が低いと考えるのは間違ってはいないと思います。しかし、それが全てのひとに当てはまるかというとそれは違います。例えば、35年ローンでマンションを買ってしまった若い人は地震保険に入っておいたほうが良いでしょう。(そんな無謀なローンを組むのがよいかどうかはさておき)
もともと金融業界にいたはずの人なのに、地震保険金がすぐに支払われないと思い込んだのはなぜなんでしょうね?生命保険などと混同しているのかもしれませんね。損保は生保と違いますよ。
こんな記事を読んだ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130307/dst13030708270005-n1.htm
形県酒田市で3日、住宅の一部が焼け、75歳の女性が4日に死亡した。山形県警酒田署が出火原因を調べたところ、女性は自宅の居間にある電気こたつを裏返して使用しており、その上にかぶせられていた布団に引火したとみられることが6日、分かった。女性は普段からこたつを裏返して直接、暖を取っていたほか、こたつのヒーター部分で調理をしていたという。
石山さんはこの家に1人暮らし。体調がすぐれず歩行が困難で、日常品の買い物などは、定期的に訪れる民生委員に依頼するなど、ほとんど外出することはなかった
これさあ、サンケイスポーツ案件だしおもしろおかしくキチガイ婆が自滅みたいに嗤われてるけど結構深い問題なんだぜ。現実的にどうにかしないといかんわけよ。いや、俺も実体験がなけりゃ笑ってたかもしらん。
一応守秘義務があるんで。そう言う事で聞いてくれ。
俺は地元で消防団なんてのを押しつけられてやってるわけ。消防団なんつっても、まぁ常備消防もあるし? 今時は体のいい便利屋なんだがさ。普段は道具の整備とか貯水池と消火栓の管理とか。そんな仕事の中に独居老人の見回りなんてのがあんの。家族や本人の要請があった独居老人の家を定期的に見回るってわけね。名目は一応火災起こさないでくださいねーっつってワケなんだけどようは何かあったときのために顔繋いどけ運動さ。これもまぁ一時独居老人宅の火災が問題になったから始まったんだけどさ。
で、ある日爺さんの家に言ったのよ。おいジジイ生きてるかー消防団様が来てやったぜツラぁ出せや。ついでにトマトがなんか病気っぽいんですけどどうしたらいいですか消毒ですか肥料とかやった方がいいんですかね相談に乗ってくださいみたいなつもりで言ったらジジイ出てこねえの。嫌な予感がしたね。玄関は開いてんのに。大声出したら奥からどんどんどんどん、ってかすかに物音が音がするわけよ。まぁ爺さんとはそれなりに付き合いもあったんで、勝手に上がらせてらったらなんと爺さん階段の下に倒れてんの。
救急車呼んだね。直ぐに名簿にあった民生委員に連絡してご近所の人に連絡して。民生委員は娘にも連絡したみたいだったがつくのに半日かかった。
階段から落ちて腰の骨が折れ、それが神経に触っていたため動けなかったらしい。聞いたら倒れてから1日動けずにずっとこのまんまだったとか。ずっと叫んでたらしく声も枯れててさ。
あーあ爺さんももう駄目かねえ……おいはたけとかどうするんだよ……とか思ったんだが、その後詰め所でうだうだしてたらお礼と称して娘さんが酒を持ってきてくれたワケよ。(消防団と言えば酒ってのやめてくれねえかなあ…まぁ料理に使えるからいいけどよ)で、話を聞いたら爺さん医者からは歩けなくなるかも知れないって言われたのに、娘さん家近くのリハビリ専門病院? だかに入院して、超リハビリがんばって歩行器つかえばなんとか歩けるようになったんだとよ。へえこりゃすげえあの爺さん根性あるな俺は無理。と思ったら驚いたのはその後。
また一人暮らしの家に帰ってくるからまた顔出してくださいとか言うんだぜ。マジでか。娘さんは施設に入ってくれって頼んだみたいなんだが、介護保険の等級が低くて保険は使えないし、介護サービス付き住宅とかそんなのは都会型で田舎には無い。するとフルサービスの民間介護施設か、あるいは地元を離れなきゃならないってんで、爺さん嫌がったんだそうだ。うーん、それは家族で決めたことなんだろうし、まぁ仕方が無いよなあ…。ええ、いいですよ戻っていらっしゃるなら今まで通り回りますよ、と言う事でその日は済んだ。
爺さん帰って来たんだが、やっぱり心配みたいで、娘は初めのうち結構な頻度で来てたようで、よく家の前に他県ナンバーの車がとまってた。要支援1がついて、住宅改修もされたようで、玄関先はこれ一体どこの手すりのショールームよってぐらい手すりだらけになってた。ただ、あんまり長い距離歩くことは出来ないみたいだったが。ただ歩行困難でも軽トラックは運転できるし、買い物が出来てるみたいだった。
一方、畑は維持出来なくなったようで、ほとんど近所の人に貸したようだった。古いながらも整備されてたトラクターはいつの間にやらいなくなってた。
それからも月に2回程度回っていたんだが、見ている限りは普通にやっているように見えた。ちょっと前よりもこう…覇気がねえなとは思ったが…。
ある日、火事の一報が入った。おい俺の部署の地域じゃねえかと職場からすっ飛んでいったらその爺さんの家だった。
小火で済んだ。常備消防が既に消してた。爺さんは家から逃げていて怪我は無かった。
ぼやとはいえ、消防の高圧大送水量のポンプで水をぶっかけられた室内はぐっちゃぐちゃで、そのままでは住めない。本当は消防団の本来業務ではないんだが習慣として火災が起きた地域の担当部署は片付けを手伝う見たいな事になっていていろいろとやったのだが、爺さん当然酷く落ち込んでいた。ただぽつぽつとその後聞いた話を総合すると、原因が分かった。
爺さんそれを引っ繰り返してうわむきにして使っていたらしい。転倒防止スイッチの所はガムテープで塞いでいた。そしてそれを電気ヒーター代わりにしていたという。
爺さん、後遺症で足にしびれが残っていたらしい。さらに冬寒くなるとしびれが強くなる。その状態で超時間立っているのがつらくて、台所仕事はほとんど出来なくなっていたようだった。また冬になると足のしびれから外出もだんだんおっくうになっていって、インスタント食品や、練り物のようなおつまみのような物ばかり食べていたらしい。そこで思いついたのがハロゲンヒーター。
爺さんにとってはストーブの上にヤカンを置くような感覚だったのかも知れないが、これが原因だったらしい。
爺さんは、そりゃあ一人暮らしだし、歳もそれなりに重ねてきているから多少は反応は鈍くなってきている。だが話をしていると特におかしいと言う感じもしないし受け答えはしっかりしてた。しかし一人で暮らしていると、これで大丈夫だ、これはいいアイデアだと思うと、誰にも突っ込まれないままに思い込んでしまって誰もそれを訂正しないと言う事が起きてしまうのだそうだ。
爺さん、周囲に大丈夫だ、大丈夫だと言い続けていた。俺にもそう言ってた。だけど娘さんに聞いた話だと、どうやら実態はそんなもんでは無くいろいろと無理をしていたらしい。また、ぽろりと爺さんが話したことによると、娘の家には娘の義理の両親が同居しており、いろいろと難しいのだがそれでも近くに家を借りるから来ないかと言う話があったりしたそうなのだ。しかし娘に心配をかけたくない、負担をかけたくない、周りに迷惑をかけたくないということでできる限り取り繕っていたという事らしかった。
爺さんはその後、流石に一人暮らしは無理だという事になって施設に入る事を考えたようだったが、要支援1程度の等級では優先度は低くく施設入居もままならないし、施設はどこも一杯だと言う事で難しいかったそうだ。結局どうなったかというと、貸していた畑を売り、その金で家を直して、地元の社協に貸しだした。そして爺さんの家は今は畑付きグループホームになっている。
爺さんはそのまんまグループホームの大家兼住人になり、住み続けている。
結果的にはいろいろと上手く言ったと思う。爺さんの家は立派な家だし、田舎だから無駄に広くて余裕を持った作りでほどよく中心部に近く、ほどよく住宅街ではない場所だったと言う立地もよかった。爺さんの畑は家の周りに集中していて、駐車場の確保や、菜園付きに出来ることも大きかったのだと思う。あと時期もよく、爺さんは地元の一貫水路管理組合で世話人をしていたなど、怪我をするまではそれなりに地域で知られた人だったことも関係しているのかな。
爺さんは畑付きグループホームと化した我が家で「畑の先生」などを言われてそれなりに楽しくやっているように思う。
これはキチガイ婆が自滅したって事ではなくて、社会構造的にぽこっと生まれた構造的問題の一つの結果だよ。
一見してそれなりにやっている人でも、ちょっと深いところまで入り込んだ支援…と言うほどのもんじゃない「これ危ないから辞めた方がいいよ」「今だったら卓上IHとかもっと便利なのあるよ」そう一言言うだけで多分回避できたかと。だけどプライバシーの問題とか、爺さんはわりと素直な話の分かる人だったからこんなもんで済んだが、そうじゃなければ余計なお世話だってんで、上手いこと支援が出来ない場合もある。
じゃあどうしろって言われても困るんだが…。ほんと、どうしたらいいんだろうな
まさにこういうことをするんじゃないのと思うんだけど
誰だって
非常口は軽くないと危ないと思うでしょ
ペット禁止なのに飼ってる人がいたらだめだと思うでしょ
ベランダにふとんほしちゃいけないのにほしちゃだめでしょ
コミュニティルームでゆっくり過ごそうと思ってたらうるさくされちゃ嫌でしょ
匂いのきつすぎる料理されちゃ嫌でしょ
夜寝てる時シャッター音で起こされるの嫌でしょ
公園が無残な姿になってたらどうにかしたいと思うでしょ
理想は個人的に何とかすることだけど
我慢できないこともあるし、引越しは負担だし、直接言ってトラブルになったらもっと困る
あるいはキチガイ扱いして済ませられるほど他人ごとということだな
こういうことするのが嫌なら絶対に理事長なんかにならない!と固く拒否し
くじびきに当たって、今マンションの管理組合の理事長をやってる。
いろいろと大変だわ。
今で理事長に就任して7ヶ月目。
築10年くらいのマンションなので ジジイ世帯はまだ少数派だけど、彼らの世代の声は想像以上にでかいことに気づかされた。
そもそも若い世代の人達は働いてるし、忙しいからマンションのことなんか気にかける余裕がある人は少ないんだろう。
ジジババが、俺の家を訪れては文句を小1時間ほど言いにやってくるわけだ
俺が夜帰ってくるのが遅いってのもあって置き手紙が何通も入ってて夜10時くらいにこられたこともあった
おれは警察じゃねーぞ。
「バルコニーでタバコを吸うのを禁止にしろ」
「1階の非常口の鉄の扉が重い、オートロックにしろ」
「ペット禁止マンションなのに、〇〇号室は犬を飼ってる。対応しろ」
「〇〇号室がふとんをベランダに干してる」
「管理人にちゃんと仕事させろ、ずっと管理人室に座ってるだけじゃねーか」
「バーベキュースペースのバーベキュー利用を禁止しろ、くさい」
「ガレージのシャッター音がやかましい、夜11時以降は使用禁止にしろ」
「子供のおもちゃが散乱していて景観が醜いから敷地内公園をつぶして、自転車のスペースにしろ。」
こういう上がってきた問題が月に一度理事会で処理される。
大の大人が集まって1,2時間かけて議論するわけだけど、ほんと自分のことしか考えてないくだらない問題ばかりなんだよね
でも、一応責任ある立場としては無視はできず、ポーズでも対応していかなきゃならない
ジジイがしつこいので相手方への注意を管理会社のスタッフさんにやってもらうこともよくある。
こういう無駄な仕事を増やす声がでかいだけのバカな層がいて、それをしょうがなく実行するって構造は社会の縮図な気がしてしょうがないんだよね
http://anond.hatelabo.jp/20110308200000
はてブでいろいろ批判があるようですが、個人的には「ただ乗り批判」はもっともだと思います。
なので、「雑用処理代として月に1万円程度は払うから、PTAはカンベンしてよ」というのがホンネです。
1万円が安すぎるのなら、2万円でも3万円でもいい。
「私立にすれば?」とのご指摘もあります。
個人的には「雑用の対価はそれなりに支払う」というスタンスですから、
「雑用も引き受ける私立があるなら、そこに通わせる、というのもアリ」と思います。
ただ、問題なのは、私立がどの学校も「子供至上主義」「教育のためには親は犠牲になるべき」
イデオロギーに染まっていて、「親がラクチン私立」という立ち位置の学校が存在しないことです。
本当は、教育バウチャー制にして、
授業料5万円でPTAアリの公立小学校、授業料6万円でPTAなしの公立小学校、授業料15万円のお受験私立、
好きなところにいきなさい」というのがあるべき姿だと思う。
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あと、脈絡のない話題なんですが、フェイスブックが日本では流行るのか?という話題があります。
自分もそんなにリアルが充実していないし、海外に友人ゼロだし英語できないし、
フェイスブックにメリットなんてないなあ、と思っていたのですが、ふと考えると、
PTA組織の運営って、フェイスブック導入に「最適」なんじゃないか、と思うのです。
(匿名というのはありえない)
★なのに、実際には互いに忙しくて「寄り集まれない」
・・・であれば、PTAの運営作業を、実際に会って話しするという「100%リアル」の世界から、
フェイスブックという「50%リアルが入り込み、50%ネット世界」に置換することによって、
「100%リアルの世界では参加が難しい共稼ぎ世帯も参加しやすくなる」という効果が
見込めるんじゃないか、と思う。
ただ、フェイスブックは「実名登録を強く推奨」はしているが、「実名であることを保証はしない」ので、
その点はネックな気がする。
本来なら、例えば世田谷区役所とかの公的機関がウェブ上の本人確認を行っていて、100%本人であることが
担保されているウェブ空間で、上記のような「PTAのSNS」なんかが展開されればいい。
あと、マンションの管理組合も、これに性格が似ています。これもフェイスブックで実名化して、
「50%リアルが入り込み、50%ネット世界」で運営すれば、理事会とか定期総会がラクになる。
戸建てにしろマンションにしろ
修繕費はどっちもかかる物。
修繕費を高くすると、買い手がつきにくいので初期の修繕費が低くなりすぎていて、足りなくなると言うのはよく聞くケース。
ふたを開けたら修繕費と思っていた物が実は管理費で手数料だったみたいな事も。
結局、1年目からちゃんと修繕費を積み立てる仕組みが必要。無理と判断したら売って、次のところへ。
中古で買うなら管理組合がしっかりしたところ、新築で買うなら、自分でちゃんと管理組合活動に積極的に参加する。
じゃない。親がマンションだったので。
最初のうちはね。
築年数が経てば経つほど、初期に購入した入居者がが転売して中古で購入した人が入居してくるけど、そうすると前より安い価格でそのマンションに入ってくるわけだからどんどん入居者の階層(収入などの面で)が下がっていき、管理費を払わない入居者が出始めて管理組合がどんどん機能しなくなっていったりするよ。
マンションでも入居者が能動的にマンション管理に関与していかないと、いつの間にか管理組合が食い物にされて機能しなくなったり大変なことになる。
あと、管理費って年数経つとどんどん上がっていくし。大規模マンションで機械式駐車場があるとそのメンテナンス代が半端なくなるし、小規模マンションだとそもそもの入居者ごとの管理費自体が半端ない高さだよ。
http://anond.hatelabo.jp/20090221175345の後日談。
実はあの後も連絡は取っていた。どうしてかというと、私はどうしても、引越しその他もろもろにかかった費用を半額負担してもらいたいと思っていたからだ。
そこで最初に30万円というまとまった金額を貰った。最初から分割払いでは一体完済はいつになるか分かったものではないからだ。残りの20万円弱は職が決まったら分割で、という約束を交わした。特に文書などは作らなかった。一応相手を信用していたからだ。
ところがその数ヵ月後、町で買物をしていた私に急に元彼からメールが入った。内容をかいつまむと
ということだった。
私は恐ろしく諦めが早いので、もうそれ以上何をどうするでもなかった。相手の実家の住所も電話番号も分かっていたが、何もしなかった。
疲れたのだ。
激務からはやや開放され、事業所やチームの変更があったりして、また仕事ががらりと変わるようになった。
未経験のシステムだけに業務知識もなく、まるでペーペーの状態で仕事をしなくてはならなかったが、勉強しなくては、と思っていた。
だが、張り詰めていた糸が切れてしまったのか、私は会社に行けなくなってしまった。
何度か会社を休んでいた時、会社のトイレで首を吊ろうと試みたが、首がくっと絞まった瞬間怖くなってやめた。
そしてついに一週間会社を休んで、会社からは産業医と面談することを命じられた。
産業医は「即刻休職しなさい」と言った。面談後、会社に行くこともダメという。
そうして私は現在休職している。健康保険管理組合の方から月給の2/3は出るので、全くの無一文というわけではない。やはり正社員というのは守られている。
私の元彼に近い立場や、前回のエントリに否定的だった人はざまあみろと思うかもしれない。
ブクマではいつ休職するか予想していた人もいたような気がする。だとしたら大正解、素晴らしい予知能力だ。
現在は精神科に加えて、カウンセラーにも通っている。料金が非常に高いのだが、一応の効果はあるとみてなんとか行っている。
昔から付き合ってきた男性を省みるに、本当に男を見る目がないなあと思うのでそこもへこむ。