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はてなキーワード: 推理小説とは

2016-03-22

映画好きの女の子信長協奏曲とか暗殺教室とか言い出したらガッカリーみたいなリツイートが回ってきて

何となく上から目線やのー趣味なんざ何好きでもいいっしょとイラァとしたけど、考えてみたら私も昔紹介された男が読書趣味と言ってるからクワクして最近読んで面白かった本は?って聞いたら

推理小説が好きです有栖川とか」

と言われて何だか上から目線でガッカリしたのを思いだしイラァとする筋合いはないなと反省し、その相手は今の旦那結婚生活において趣味の相違なんか些細なもんなんだぜとガッカリした人に上から目線で思っておいた。

2016-03-13

山形の「小説家ライター)になろう講座」がすごい

山形の「小説家ライター)になろう講座」がすごい

公式サイトから抜粋だけど、先生陣凄い。

http://www.sakuranbo.co.jp/special/narou/info.html

料金

>> 1回受講 大人1,500円、大学生700円、高校生以下無料

12回一括払いの方は、15,000円となります。<<

2015年度「小説家ライター)になろう講座」
歴代の講師抜粋

フリーミアムモデルじゃこういう先生方呼べないよなあ。

VRMMOネタ嫌いじゃないから、こういう先生方がそれを題材にしたらどんなの書くのか見たかったわ。

2016-02-29

上質な和製推理小説が読みたい

もうだいぶ読んだ。

最近出る和製推理小説は作者が馬鹿なのか、無闇に主人公をどうでも良い事で褒める作品が多くてダメだ。

本当に知能が高い人間が書いた上質で高度な推理小説が読みたい。

2016-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20160110051546

どっちかと言うと推理小説サスペンス向きの文章だと思うぞ。書き直さなくていいから向いている物を書いた方が良い。

2015-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20151119145752

「なぜ最初から文庫本で出さないのか? 」を書いた増田です。

質問の件に触れる前に前回の補足と今回の質問関係する部分をお話ししたいと思います。話が長くなって申し訳ないです。くどかったら飛ばして下さい。

ものには何でも「値ごろ感」とでも言うべきものがあり、それはその値段の歴史でおおざっぱに決まっているようです。原価や需給のバランスというのは経済学的には価格決定の要素として解説されるのですが、マクロにはともかくミクロ日常レベルではそこまでビビッドは要因にはなりません(人間の目は店頭で需給バランス可視化して見えるというわけではないですからね)。書籍で言えば文庫本って500円から1000円弱くらいだよなあ。ハードカバーって2000円から3000円くらい? そういう肌感覚です。もちろんこれは永遠不変のものではなく、値上げしたり値下げしたりがおこなわれ、受け入れられ日常化する繰り返しです。いまから10年ほど前、おそらく文庫本平均価格は50円ほど安かったと思いますし、僕たちが子どもの頃(というとばらつきがありますが)週刊少年ジャンプは200円を切っていました。

前回はなした「ハードカバー3000円ほどで売り出して、後に廉価版で700円ほどの文庫で出し直す」というのも、この値ごろ感が関係した結果です。最初から3000円の文庫でだし、部数が伸びるに従って値段を下げることは(少なくとも法制上や原理上)不可能ではありませんが、みなさんの「値ごろ感」が邪魔をして、3000円の文庫は購入してもらえないのです。なかには「いいや俺は本棚圧縮のために喜んで金を払うね」という方もいらっしゃいますが、それは少数派です。

さて、値ごろ感の話ですが「ハードカバーって2000円から3000円くらい」の本は売れます。多くは売れません。しかし少なくとも、その規格の本が現在でも毎月出る程度には、世間に受容されているわけです。「この大きさの商品に2000円から3000円くらいは払うよ」というのが一定読者層から理解を得られていると考えられます。それは文庫も同じです。文庫サイズで500円から1000円弱(じりじり値上がりしています)は世間に「まあ、そんな値段のアイテムだろう」と思われているわけです。パッケージと値段のセットはセットであって、たとえば「ハードカバー文庫の間の大きさで、値段も真ん中くらい」とか自由に決めてもなかなか浸透しません。書棚のサイズ問題や整理の問題もありますし、なにしろ値ごろ感は皆さんの内部の常識ですからそれを固定化するのに時間コストがかかります

角川ホラー文庫とかあとハヤカワとかの、

基本文庫で時々単行本ソフトカバーとかのレーベルってどういう戦略なんですかね?

さてやっとこの話が出来るのですが、「B6程度のソフトカバーで1000円~1500円程度の小説を売る」というのは、最近発明」されて「根付いた」新しい値ごろ感なのです。

いやいや昔からあったよ、という指摘もあるとは思いますが、いまほど安定できたのはごく最近のことだと思います。(さらに以前はカッパノベルスなどのノベルス判型があった地位なのですが、仮想戦記没落のあたりで徐々に廃れて行ってしまいましたね)

この新しい値ごろ感は、Web小説などをきっかけに広まったように思います(ここは私見です。きちんと統計などを蒐集すれば別の経緯かもしれません)。

新しい値ごろ感の発見というのは、そのまま、新しい読者層の発見でもあります。いってみれば「文庫しか買ってくれないと思っていたライトノベルユーザーが、少し大きめの判型であれば1200円だしてくれるのだ!」というエウレカでした。はっきりとした統計データなどはもっていませんが、現場の肌触り的な感覚で言えば、a)初期ラノベを読んでいた読者の皆さんが年齢を重ね可処分所得が増えた結果、1200円程度のレーベルでも購入してくれるようになった。b)すべての国内大衆小説が多かれ少なかれラノベの影響を受ける中で、文庫判型ではないライトノベル(の隣接したなにか)が要請された――などの実感を持っています

日常的に書店に行く皆さんであれば判ると思うのですが、ここ数年の間に書店ではB6判型ソフトカバーライトノベル的な書籍がふえていませんか? Web小説が主流ですがそれ以外の参入や、ボカロ小説と呼ばれるものや、自動文学的もの推理小説ライトノベルのハイブリットのようなものも見られると思います。それはこの「新しい値ごろ感」=「新しい判型と価格バランスポイント」が皆さんに受け入れられ、希望があると出版社判断たからです。もちろんそれが全面的に善だとはいいません。まだ固まっていない規格でぼったくってやれ、というような出版社レーベルがあるかもしれませんし、読者的には「文庫で良かったのに」と思われるかもしれません。

はいえ、新しいチャレンジなど10して1つか2つ成功すれば万歳ですから、この「B6ソフトカバーで1000円~1500円」というチャレンジは、最近出版業界では(かなり)成功した部類だと言えます

2015-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20151028055349

第三者へのネタバレを避けるためにぼかすけど、

世界で一番有名な奴はドイルの『シャーロック・ホームズ事件簿』に収録されているね。

これは実際にあった保険金目当ての自殺元ネタにして書かれたもので、

同じ事件を土台としてヴァン・ダイン長編を書いている。

クリスティが書いた長編歴史的な名作にカウントされている。

国内推理小説で指折りの作品の中では横溝正史江戸川乱歩が描いたものがある。

「他殺に見せかけた自殺」ってのは保険金狙いや復讐などの定番トリックなんだ。

これは余談だけど

トリックの亜種として捜査嫌疑から外れる為の「他殺に見せかけた自殺」“未遂”も時折見かけるし

「他殺に見せかけた自殺」“に見せかけた他殺”なんて話も存在している。

2015-10-10

誰かこの少女小説を知らないだろうか

確かコバルトエックス文庫少女小説だった。

数冊出ているシリーズ推理小説で、ヒロイン二重人格で主人格は平凡な少女で、もう一人の人格少年名探偵

名探偵が謎を解いても少女人格が出てきたら謎解きができない。

真面目な刑事少女両思いで、ライバルの怪盗は名探偵人格片思いをしており、二人とももうひとつ人格邪魔だと思っている。

好きだったのに最後読んでないから気になるし、タイトルを思い出せなくてモヤモヤする。

2015-09-12

図書館って

武雄のTSUTAYA図書館の話とか聞いても思うんだけどそもそも図書館ってこんなに必要ですかね?

私は毎朝都心を抜ける地下鉄通勤してるんだけど50代60代くらいのサラリーマン

蔵書印のついた推理小説とか歴史小説をよく読んでいる。

そんなの買えばよくない?

図書館は重くて1万円以上するような、本屋ではなかなか売れないけど残したい本でも所蔵して、

あと本当にお金がない人達文化的生活学習サポートするための絵本児童書とか、

何十年経っても色あせない文学書だけ置いておけばよいのでは。

500万円以上もらっているであろう正社員サラリーマン金もわずくだらない娯楽小説を読み

最近若いモンはスマホばかりいじって」とか言ってるの見るとなんなんだろうと思う。

図書館存在意義を教えて下さい。

2015-07-19

anond:20150719210325

えーと、推理小説犯人を読む前に話すのは単なるネタバレで、どちらかというと読者としてのマナー領域でしょうけれども、

推理小説の中で、探偵犯人を指摘した後で犯人動機とかトリックとかをベラベラ説明しちゃうのはなんか冷める、ということな理解できるかも。

はいえ解決編は必要なわけで、その解決編をセリフだけでべらべら説明するか、何かしら表現的な工夫を凝らすのかといったあたりが作り手の腕の見せ所なのでしょう

http://anond.hatelabo.jp/20150719210033

たとえば、推理小説犯人を、推理小説読む前に言葉で説明されたいだろうか?

というのは、正解じゃないけど正解に近い。

 

人付き合いって、むずかしいな。

多分その人は、言葉で説明しても、世の中は複雑難しいから伝わらないっていいたいのかもしれないし

おっしゃるとおりなのかもしれないし、わからない。

2015-07-18

俺選:普段読書しない人におすすめの本 30選

はてブホットエントリーの30選(http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1141321068543131601)がイマイチ感性に響かなかった(普段読書しない人向けか?)ので、俺選してみる。

  1. 銀河英雄伝説 1 黎明編 田中 芳樹
  2. 王都炎上アルスラーン戦記〈1〉 田中 芳樹
  3. 狼と香辛料 支倉 凍砂
  4. 百年法 上 山田 宗樹
  5. MISSING 本多 孝好
  6. 夏への扉 ロバート・A. ハインライン
  7. ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち 三上
  8. 刺身が生なんだが フミコ フミオ
  9. 予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 ダン・アリエリー
  10. 黄金の王 白銀の王 沢村 凜
  11. リング 鈴木 光司
  12. イン・ザ・プール 奥田 英朗
  13. まぶた 小川 洋子
  14. 三月は深き紅の淵を 恩田
  15. 獣の奏者 I闘蛇編 上橋 菜穂子
  16. 風の陣【立志篇】 高橋 克彦
  17. 南極点ピアピア動画 野尻 抱介
  18. 華竜の宮 上田 早夕里
  19. 二重螺旋悪魔〈上〉梅原 克文
  20. 月の影 影の海〈上〉―十二国記 小野 不由美
  21. ロスジェネの逆襲 
  22. 天地明察(上) 冲方
  23. 掌の中の小鳥 加納 朋子
  24. ITエンジニア小説 人形つかい・ビギニング リーベルG
  25. 人形つかい ロバート・A. ハインライン
  26. マラケシュ心中 中山 可穂
  27. 新世界より (上) 貴志 祐介
  28. ガンジス河でバタフライ たかのてるこ
  29. Twelve Y.O. 福井 晴敏
  30. 哲学的な何か、あと科学とか 飲茶

反省会

振り返ってみると、なんかかなり偏って・・・・・・

んー選者ってむずかしいね!!@結論

もっといいセレクト教えてプリーズ

ちなみに今回紹介の本は、ほぼ全て(マラケシュ心中以外・・・Kindleで買えます!!!

本屋に行くのめんどくさいなーというそこのあなたも、ぜひこの機会に読んでみてね!&面白い本あったら教えてね!

2015-07-01

推理小説推理を楽しめてる奴なんているの?

本当に推理を楽しみたいんだったら、書いてあることを全部記憶・整理してかないといけないと思うんだけど、凡人には無理だよね。だってそんなことができたら人生苦労しないもん。東大とか余裕で受かりそう(というかそれくらいの地頭が無いと東大は受からない、というべきかも)。

少なくとも俺は無理。だから俺はラブコメを読むような感覚漠然とした展開だけ追っていって、結末がどうなるかってのを見て楽しんでる。その過程とか伏線とかトリックとかはようわからん(覚えてない)。

推理小説推理を楽しめる人はよほどの天才なのかな?それとも俺がバカすぎるだけ?

俺の読み方でもとりあえず楽しめてはいるけど、なんか損している感が半端ない天才しか読めないというのなら諦めきれるけど、凡人でも読めるものだとしたら、俺も読めるようになりたいなあと思ったり。

2015-06-22

俺は絶歌を読まない

それが結論。このあとに続く文章はその理由の説明なんだが、

その前に俺の作品論について語らせてくれ。

まず俺の作品論の結論は、作品作品の中で語れ、というものだ。

作者の情報不要なばかりか、もはや有害情報だとさえ考えている。


本当に面白い作品というものは、

作者についての情報が一切ない状態でも面白いはずだし、

作品本来そうあるべきだと思うんだ。

作者の情報作品を堪能した後のアクセントしかない。

作品メインディッシュであり、作者の情報はデザートだ。

デザートは最後に食べるべきだ。

まずは事前情報ゼロ作品を鑑賞する。

で、面白ければ作者は誰なのか調べる。

で、作者についてますます興味が湧いたら、

作者がどういった人物でどんな思想があってどんなことをしているのか、などを調べる。

これが正しい作品の鑑賞姿勢であると俺は強く思うよ。

JKローリング自分の素性を隠して書いた本が全然売れなかったのに、

素性晒した瞬間に爆売れしたことがあったじゃん。

作品名は忘れちゃったけど。

そういうのをみると、ああ、ねえな。って思う。

みんな本の内容なんてどうでもいいんだと。

JKローリングが書いた、それだけが重要なんだなと。

作者のプロフィール作品を鑑賞する上で一切必要ないはずだし、

必要であってはならない。

その点で増田は作者の情報が常に不詳だから作品論のあるべき形だと言えるね。


さて、そこで話を戻すが、絶歌を読まない理由

お分かりの通り、作者の素性が読む前からにわかっているからだ。

推理小説を読む前から表紙に犯人はヤスだと書いているようなもんだ。

その本が面白いかどうかではなく、どこに殺人に至った思想があったのか、そのパズルピース探しに必死になってしまうことが読む前からわかってしまっているからだ。

それは作品の正しい鑑賞姿勢では、ない。

あれを購入しているやつらは、

あれが一体どんな本なのかなんて心底どうでもいいと思っていて、

異常者が異常であるという理由カケラ作品から拾い集めたいだけなんだ。

仮にあれを殺人鬼でもなんでもないごく普通の俺が書いたとして、お前ら買う?

買わないだろ?じゃあそれはその程度の面白さってことだ。


俺は職業柄、あの本についての質問がここ最近よくくる。

あの本は読んだのか?読んでないのか?どう思うか?どんな考えを持っているのか、と。

はっきり言おう。どうでもいい。心底、どうでもいい。

あの本に一切興味はないし、興味を持つつもりもない。

いいか、作家っていうのはな、

殺さずして人殺しが書けるし、死なずして死人が書けるもんなんだよ。な?

その人がリアルで人を殺したかどうかは別に重要ではなく、

その本が、面白いかどうかが重要なんだ。

その点でいうと、あれは俺的によくなかったので手をつけないんだ。

サラリーマンが書いた、主婦が書いた、作家が書いた、素人が書いた、老人が書いた、子供が書いた、日本人が書いた、外国人が書いた、金持ちが書いた、貧乏が書いた、警察が書いた、殺人鬼が書いた。

どうでもいい。誰でもいい。

面白ければ、それでいい。


殺人鬼がどういった思考をしているのか気になるからという理由で売れてるとのことだが、俺はそういった不純な理由が嫌いだ。

人殺しなんてたまたまタイミングと状況の関係で人を実際に殺しただけであって、その他は通常の人間と一緒だろうが。

作者の情報作品には何ら影響を及ばさない。及ぼしてはいけない。

普段彼がムカデを食ってるとでも?

痰壷に入っていた白濁して塩味のする痰のかかったご飯をとろろかけご飯と称して人に食わせるととでも?

違うだろ。

まあ、アレを購入する人たちはそういう答えは求めてないんだろうけどな。

異常者は常に異常である

その答えだけを求めて買っているんだろうけどな。


サイコパス心理学流行るのもそういった理由だ。

サイコパスの異常な考え方を知ることで、

自分はそれとは違う考え方を持っていることを知る=異常ではないという安心感が得られる。

あるいは、同じような考え方を持っていることで危険香りに心躍る。

本気で自分サイコパスだと考えている人など一人もおらず、みな、サイコパスの異常な考え方は娯楽の一つであるとだけ、考えている。

彼らにとって異常者はピエロなんだ。自分達とは違う存在なんだ。

メイクを落として日常生活にごく普通に存在していて欲しくないんだ。

常に、いつ見ても、同じ時に、同じ場所で、同じように、異常であり続けて欲しいんだ。

から殺人鬼自分はごく普通人間「です」と言っても誰も理解してくれない。

ごく普通人間「でした」と言って初めて理解される。

普通人間ではない、ということを理解される。

みんな殺人鬼がどんな本を書いたかなんてどうでもよくて、

殺人鬼が書いた、ということが重要なんだ。


俺はそれが不純だから読まないという結論に至った。

既に毒されてしまたから。

読まなくても、読んだ人と同じ感想になってしまうから

ああ、これは殺人鬼が書いた本だな、って感想

読んでも読む前と同じ感想になっていることがわかっているなら、

実際に読んでも実質読んでないのと一緒じゃん。

出口への道筋がご丁寧にも蛍光ペンで塗られている迷路なんてやって何が楽しいの、ってことだよ。おわかり?

社会的価値や娯楽的な価値があったとしても、文学的価値は、ない。

2015-05-18

フィクション大事なのは「俺のが勝ってる」感

推理小説の売れる条件のひとつが、「間抜けアシスタントがいること」らしい

推理もの主人公は超絶頭が切れるという設定でないといけないが、それだけしかいないと読者は同じ目線ストーリーに入り込めないんだと

そこにちょっと間抜けアシスタントみたいな別の登場人物がいると、的はずれな推理をしたときに「なわけねーじゃんばーか」とつっこみながら自分でもものを考えて読める

情報の受けっぱなしじゃなくて自分でも考えながら話を読むので、最後主人公による謎解きの意外性がきいてくるというしくみ

で、考えたんだけど平凡ハーレムもの主人公のさえなさってのも同じようなもの

間抜けだったり取り柄がなかったりすることで、読者が自然に「こいつより俺のが勝ってんな」と思うんで

「そこはそうじゃねーだろばーか」と思いながら話に入っていくことができる

娯楽ものフィクションなんて読んだあとにいかに気持ちよくなれるかが話のできを決めるんだから

リアリティがあるかじゃなくて読者が妄想やす環境提供できるかってことなんじゃね?と思うわけ

まあハーレムものとかにリアリティを求めてる時点で、「さえない俺がもっと自然に入れる妄想環境つくりやがれ」って意思表示だと思うし

普通ラノベ読者なんて根拠なくても自己評価の高い俺がモテるのが当然と思ってるからリアリティなんてなくてもモテ妄想余裕よ

リアリティが欲しい人ってのはよっぽど現実人間猜疑心が強いか

一般的ラノベ読者よりも自己評価が低いんだろう

2015-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20150513015435

そういう話するなら、自分が「心を動かされた」作品名上げていかないと駄目っしょ。

自分のをベストテン順位はつけられない)晒す

金子光晴『マレー蘭印紀行』

富士正晴『豪姫』

井上光晴丸山蘭水楼の遊女たち』(ラストシーンドラクロワの絵みたいっていつも思う)

大岡昇平野火

山本周五郎樅の木は残った

泉鏡花「眉かくしの霊」

・ブロンテ『嵐が丘

ティプトリーJr.接続された女

バロウズ『シティーズ・オブ・ザ・レッドナイト

ヴォネガットJr.スローターハウス5

次点は、

フィッツジェラルド『雨の朝巴里に死す』

久生十蘭『十字街』

中井英夫虚無への供物

泡坂妻夫『湖底のまつり』

…などなど。

三島谷崎も高校生の頃にほぼ読んだけど、心を動かされたというより、理知的な興味方向で面白かった。

知的な興味方向だと、大戦推理小説あたりがかなり入ってくる。クイーン、カー、新青年関連等々。

見ての通り、純文学vs.ラノベって軸は全然理解できない。

2015-02-21

恋愛とか結婚のことばかり考えている

恋愛とか結婚のことばかり考えている、主に仕事的な目的で。

まあ、そういうインターネッツサービスを作っている。

だが俺はもう5年以上恋人がいない。

セックスは毎晩右手とヤッている。

時々、リア充プロデューサーが見下した目で、

「お前にこのサービス作れんのかよ?」

的な目で俺に話をしてくる。

だが良く考えてくれ。

推理小説を書いている奴らは、一度でも人を殺した事があるのか?

FPSを作っているゲームクリエイターな奴らは、銃を握って実弾を撃った経験があるのか?

ゾンビゲーを作っている奴らは、一度でも実在するゾンビ出会った事があるのかと。

例えば、ドラゴン

そうだ、雌のドラゴン

雌のドラゴン結婚する事を考えてみた事があるのかと。

世の中はドラゴンなんとかとか、なんとかドラゴンとか、とにかくまあ、

ドラゴン大杉だろ。

だが、そんなドラゴンなんとかを手がけている連中の、

一体誰が雌ドラゴンとヤッた経験があるっていうんだ。

…雌のドラゴンドラゴンのま◯ことか想像すると無意味に興奮するな。。。

おっと、俺は変態ではない。

話を戻そう。

まりあれだ。

雌のドラゴン恋愛し、結婚し、可愛い娘が生まれたとしよう。

人間ドラゴンハーフ、2048歳まで生きる。

500歳くらいまではロリドラゴンだ。

ロリドラゴンのま◯こか、これはまた別の意味でこうふ…

話を戻そう。

まり、その、あれだ。

恋愛とか結婚とかのサービスっていうのは、

だいたいゾンビ出会った事も無ければ、

ドラゴンセックスした事も無いヤツが作っている。

以上、異論はないはずだ。

2015-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20150130170020

死にたい」じゃないんだよ。「生きるのが面倒くさい」。これは同一の意味ではない。全然違う。

 

わかるかな。犯人が完全に分かってて、あらすじも暗記してる推理小説をもういちど読むのってめんどくさいだろ?

死にたいっていうのは、回避行動であることが多い。でもそうじゃないんだ。

 

繰り返しになるが、「死にたい」ではない。

2015-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20150105173312

結局は「誰が」「どうやって殺した」だと思うんだけど、話を読む限り教えてくれた作品は「誰が」だけ明らかにして、「どうやって殺した」を明らかにしていく推理小説ってことでいいのかな?

「誰が」「どうやって殺した」の両方を知っててもなお推理小説って楽しく読めるの?

俺TUEEEはビビリに優しい

暴れん坊将軍見てる感じで安心して見てられるから好きなんだけどなあ、俺TUEEEっぽいやつ

キドキするのも感動するのもすごく疲れるし、手の平がキューって痛くなるから避けてしま

推理小説最初にまず最終章

映画はあらすじ紹介サイト

漫画アニメゲームなんかのストーリーものはとりあえずWiki

そうじゃないとドキドキしすぎてビビってしまって、怖くなって手に取らなくなってしま

でも魔法科は最終的に「さすがですわお兄様」になるらしいってわかってても、

Wikiには書かれてなかった仲間がピンチになる場面とかでドキドキするのが怖くて結局途中で止まってしまった

2014-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20140808234658

おお! まだ続ける闘志! 燃え尽きるほどヒート! (訳:続けていただいてありがとうございます

さっきの強調ポイントやら伏せるポイントやらの話の、延長になるけど。

突っ込みどころのない話なんか、書いてて楽しいと思うの?

そして、一分の隙もないような推理小説みたいな舞台の築き上げられたお話に、妄想が十分に遊ぶ余地なんてあるの?

それ話が成立しないから。もうちょっと、ユルさというものを楽しまないと、読書人生も大きく損をするよ。

というか、人様のただの日記に顔真っ赤にして十時間ケチつけ続けて、それ本当に楽しいの?

他の話題とかないのお前ら?

いや、私の方としてはとても有難いというか、アクセスが増え…ゲフンゲフン。いや何でもない。

とにかく迷惑だ!

(訳:ツリーの長さの自己記録更新中です。面白いのでどんどん続けて下さい)

http://d.hatena.ne.jp/oramuda/

2014-07-23

思い出のマーニー雑感

ジブリ最新作、思い出のマーニーを観た。

一応最初に言っておくが、ロイド探偵事務所に居るもじゃもじゃ頭の真音嬢ことマーニーとは関係が無い。

喘息の発作持ちで、引っ込み思案で、うまく周りと関係を築けない絵を描くのが好きな女の子杏奈主人公だ。

そこそこの漁村であり、どうやって生計を立てているか良く判らない家具職人とか、地域の顔役になってる上がりかまちがある家のPTA会長っぽい人がいる街で、主人公杏奈は絵を描いて静かに過ごす。そして洋館金髪少女マーニー出会う。

アリエッティ監督が描きだす、間違いなく日本田舎でありながら、それでもなお美しい。

月光の元、ボートに乗って二人静にわかり合う。

招待されたパーティーで、マーニー男の子ダンスを踊ると、なんだか面白くない。

そうして過ごしていく杏奈は、現実と空想とが入り交じったような、不思議な体験を繰り返す。

自分必要として、必要とされ、友情ではないような、約束のような、愛情のような、そんな純粋少女の心の機微

静かで、美しく、そして、ほんの少しだけ現実が入り交じる、結論のない成長の物語

ほんの少しだけの成長と、ほんの少しだけの奇跡のような出会い

日当五千円プラス必要経費で初恋の相手を探すもじゃもじゃ頭のマーニーとは関係のない、そんな物語だ。

個人的には、じゃもじゃ頭で友達思いで、仕事に誠実なマーニーは個人的にはかなり好みのタイプだ。

ハッキリ言ってあの水着姿は反則レベル可愛いミーハーイケメンに弱いのも女の子っぽい。

推理小説では無く、殺人事件もなく、それできて探偵小説ではある。

幸せな気分に浸るために他人結婚式に参加する趣味のあるゆりかちゃんに振り回されながらも真摯仕事をこなすマーニーは、とても可愛らしい。

名探偵マーニー週刊少年チャンピオンで絶賛連載中だ。是非一度目を通して、彼女の魅力に心を打ち抜かれて欲しい。

あ、思い出のマーニーも凄い良かったですよ。なんと言っても映像が綺麗だ。

そして、百合ではない女性同士の、お互いを思いやる美しい純真な壊れそうに繊細なその心の機微を、さわやかに体験できる。

美しい映像を見たい人は是非。マーニーにおまかせを。

2014-05-26

エロゲ定番シチュについて

仕事の合間にエロゲをやりつつ無聊を慰める日々のなかで、ふと疑問に思ったことがあるので、この場を借りて聞いてみたい。ちなみにいまやってるのは「くるくるくーる」だ。けっこうおもしろい。

エロゲには数多くの定番シチュが登場する。たとえば水着イベントだが、俺にはあれがよくわからん。どうせエロシーン出てくるわけだし、水着ときで抜くわけにもいかぬ。そもそもだ、俺は学生時代を通じて彼女と呼べるものは一人もいなかった。つまりエロゲで出てくるたいがいのシチュエーション経験したことがない。エロゲのなかには実在が疑わしいイベントも多々ある。そこでだ、以下のイベントに関して、実際に経験がある人がいるのかどうかを知りたい。

水着イベント

 海、プールを問わずだ。そもそも中学生高校生の男女がグループで、あるいは2人で海とかに行く状況というのがまったく想像できない。どこの国のお伽話だそれは。

・サンオイル塗る

 これはもっと実在性が疑わしい。おかしいだろう。公衆の面前で、その、異性の肉体に粘度の高い液体状のものをにゅるにゅると塗りつけくすぐったいけど我慢したりときどきくすぐったいのでは済まなくなったりそれはなんというか端的に言ってセックスなのでは? いや、むしろセックスだろう。

手作り弁当

 あるのかこれ。そもそも俺は自宅に幼なじみがメシ作りにくるシチュエーションにも懐疑的だが、これは家族同然のつきあいがある幼なじみがいるとするなら理論的にはありうる。しか弁当は。「買わなくていい」「学食を利用しなくていい」以外にあんまりありがたみを感じないんだが。しか自分女の子になったらやってみたくはある。

・「あーん」

 これもわからん。つーかこれこそは実在を疑う。魅力に関しては、自分が食わせてやる側ならばなんとか想像が追いつくが、食わせてもらう側としてはよくわからない。楽しいか? あとスプーンならともかく、箸だと、おかずはともかくごはんについては食わせるのにかなりの技術必要なのではないか。落下の危険性が高い。ここで実際に試されているもの愛情とか恋人どうしとしてのアレとかではなく、箸を使う技術なのではないか。

ラッキースケベ

 最近エロゲはぱんつ見えるまでの時間が短い。どうかすると初登場からぱんつ見える。まあそれはいい。場合にもよるが基本的にぱんつはありがたい。しかし実際になんらかのハプニングによりぱんつが見えたとか、おしっこしてる現場に出くわしたとか、空から女の子が降ってきてお尻から顔面に着地とかはそうそうあるものとは思えない。あれ見るたびに頚椎とか無事なのか気になってしょうがないんだが。まあ実際は作劇上の必要性によって生じたものだろう。しかしどうなんだ、扉を開けたら女の子おしっこしてて「いやぁ、止まんないよぉぉ!」とかリアル存在するのか。

・お医者さんごっこ

 これについては、どうやら都市伝説ではないらしいという傍証過去に得たことがある。一例がある以上、ひょっとしたら人の記憶の闇に葬られたお医者さんごっこは無数にあるのかもしれない。なお、せっくすごっこは後藤寿庵先生マンガで実現してくれた。思い残すことはない。

以上、実在するかどうかを問うのが野暮なことはわかっている。また上記のシチュ自分が興味がないからといって、だれもがそうではない、ほかのだれかにとっては「あーん」がかけがえのないイベントであることだってもちろんありうるだろう。もとよりフィクションの話だ。

しか推理小説における「殺人」などとこれらのイベントが違うのは、恋愛関係表現として描写されていることだ。そして世に恋愛関係は腐るほどある。物理的にも倫理的にも可能である。ならばどこかでだれかがやっているのではないか。俺はそれを知りたい。知ってどうなるものでもないが、知りたい。

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