はてなキーワード: 拡散とは
BL同人誌の内容をVTuberであるさくらみこさんと宝鐘マリンさんが配信内で「朗読」したとして「炎上」した件ですが、当初から腐女子界隈とVTuber界隈の抗争の様相を呈しており、一方を装った愉快犯が現れたり、誤情報が拡散されたりと、見るに堪えない状況です。
そこで、BLとVTuber両方が好きで、腐女子界隈とVTuber界隈いずれにもつながりのある私が、できるだけ客観的に彼女たちの「炎上」の経緯を整理しようと思いました。
以下では、この「炎上」の背景にある腐女子界隈の不文律としての「掟」や、一次情報であるVTuberの元配信について言及しつつ、実態を伝えられたらと思います。
また、そのうえで、百合やVTuber本人などBL以外の同人誌であれば「炎上」しなかったという考えの根拠を説明します。
やや長めですが、3日前の「作戦会議」の配信から経緯を把握している方も、後半部分には目を留めていただけると幸いです。
元となった配信は、3月28日(日)13時から10時間以上にわたって行われた、『ときめきメモリアル2』というギャルゲーの実況配信です。
この日は前日同様、オフコラボで、さくらみこさんと宝鐘マリンさんは同じ一室にいて、ゲームを実況したり、サプライズでプレゼントを贈ったりしていました。話題となったBL同人誌も、サプライズプレゼントとして贈られたものでした。
配信内でのサプライズやドッキリは、突発的なものではなく、事前にリスナーとともに作戦が練られたものでした。
この日の3日前にはみこさんが、2日前にはマリンさんが、それぞれ土日のオフコラボへの「作戦会議」と称した配信をしています。
これらの配信は、オフコラボ相手へのサプライズ案をリスナーに募る内容でした。そして、みこさんの「作戦会議」のなかで、リスナーから「BL同人誌を冷蔵庫に入れてプレゼントする」というサプライズが提案されたのでした。
なぜ「BL同人誌」なのかというと、マリンさんがBL好きであることを以前から公言していたためです。
この件においてBL同人誌は、あくまでサプライズプレゼントの一つとして、みこさんがマリンさんのために用意したものでした。
「同人誌の朗読でスパチャを稼いだ」という意見が拡散されていますが、配信の主目的はあくまでギャルゲー実況にありました。
BL同人誌が登場したのは、そのなかでの「サプライズプレゼント」のゆえであり、配信内で同人誌自体はあくまで脇役でした。(ギャルゲー実況配信は10時間以上ありましたが、BL同人誌への言及は数分間で、それも「スパチャを稼ぐ」ためではありませんでした)
さて、「BL同人誌を冷蔵庫に入れてサプライズプレゼントする」という作戦は、みこさんのマリンさんへの、冷蔵庫の飲み物を取ってきてという言葉から開始されます。
そうして、マリンさんは冷蔵庫のなかにBL本を発見することとなり、その遠回しすぎるシュールな渡し方に爆笑しながら部屋に戻ってきます。
Twitterなどでは、BL同人誌の内容を嘲笑しているとの意見もありますが、あくまでサプライズプレゼントとしてのBL本の「奇抜な渡し方」に対しての笑いでした。
続く笑いも、内容そのものに対してではなく、作品タイトルや2つの台詞の奇抜さに対してのものです。
「陽キャがオタクの創作を嘲笑した」という構図に見立てた意見がTwitter上にありましたが、両名とも二次元好きで、そもそもこの配信自体ギャルゲー実況です。
では、二人は、このBL同人誌の内容をどのように「朗読」したのでしょうか。
この後、VTuber二人は作品タイトルと2つの台詞に言及します。
作品タイトルは、躊躇いながらもマリンさんが部分的に伏せつつ発音し、続いて裏表紙にある「シャトルの発射まで時間がある」という台詞をみこさんが低い声で発音、そして「中に出せよ」という台詞を強気受けによる命令形であることに着目しつつマリンさんが発音します。
作品タイトルは、ガン●ムの登場人物の名前を奇抜にもじったもので、それが二人の笑いを誘います。二人はBL本の「奇抜な渡し方」の時点からほぼ休みなく笑っており、ツボが浅くなっている状態です。
「シャトルの発射まで時間がある」という台詞は、ガン●ムをある程度知っている人ならばわかりますが、印象に残る強烈なものなので、二人は笑います。
当然のことながら、作品タイトルと2つの台詞を発することが「朗読」に該当するかどうか、VTuber界隈からは意見が上がります。
それに対して、腐女子界隈では、元配信を視聴していないこともあり、事実とは異なる「朗読」という伝聞やそこからの憶測が拡散され、「炎上」が拡大していきます。
当初、BL同人誌の「朗読」は(二次創作物であっても)著作権問題だとして批判されていました。
しかし、実際には「朗読」ではなく、著作権上も問題ないことが切り抜きなどから確かめられ、法的な問題でないと明らかになります。
そうして腐女子界隈の一部でも「朗読」でない点を認める意見が現れるようになるのですが、それでも否定意見はやみません。
「朗読」ではないとしても、腐女子界隈の基準では問題があるということです。
以下では、腐女子界隈に特有の規範について触れていくのですが、その前に「朗読」という認識形成の過程を確認しましょう。
いったい、なぜ、「朗読」したとして「炎上」したのでしょうか。
作品タイトルは部分的に伏せられていたとはいえ、配信内容から作品が特定され、エゴサを経た作者さんがTwitterにて言及することになります。
ツイートの内容は、「私の本朗読してスパチャ貰われてる」という報告に、「ぶいちゅばって何でこんなに人気なの……??」とVTuber自体への批判を含んだものでした。
「朗読」という単語は、おそらくエゴサから引用したのでしょう。作者さんも「~っぽい」と表現を用いていたので、元配信を確認したわけではなかったようです。
しかし結果的に、この投稿は、腐女子界隈とVTuber界隈で急速に拡散され、腐女子界隈では次々と「朗読」が話題になり議論が紛糾する一方で、VTuber界隈では「朗読」は拡大解釈だという意見が上がります。また、「何でこんなに人気なの……??」という表現から、VTuberそのものを貶められたという認識が広がります。
いずれの界隈にも感情的な意見を書き込む層はいるもので、決して一部とは言いがたい数の人々のあいだで、誹謗中傷の投げ合いにまで発展します。
作者さんは、まとめサイトへの対策などからTwitterアカウントに鍵をかけ、これが双方にさらなる邪推を生んだりもします。
作者さんのbioを見ると「早急に事態が収束するよう祈ります」「訴訟しません」「キレてません」と記載されているのですが、争いは作者さんを置き去りにしてエスカレートしていきます。
それから「朗読」という言葉は腐女子界隈の広範で用いられ、「min_retweets:500 朗読」とTwitter検索すると確かめられるように、「朗読」についていくつもの投稿が拡散されていきます。
伝聞が伝聞を呼び、人々の感情を逆なでし、「朗読」配信という憶測ばかりが、噂の伝言ゲームのように一人歩きしていったのです。
それに対して、VTuber界隈では「朗読」というデマを拡散されているとして一次情報(元配信)の確認を求めます。ですがこの時点ですでに元配信は削除されていたので、一部の人々は切り抜き動画を視聴することになります(Twitter上でも切り抜きが投稿され、拡散されました)。
しかし切り抜き動画もまた文脈が省略されているために、あらぬ誤解を生み出すことになりました。
切り抜きを観ると、「朗読」の誤解は解けます。しかし「BL同人誌が晒されて嘲笑された」ように受け取れることから、そのような認識が腐女子界隈に広がっていきます。
実際には、先述したように、VTuber二名は作品を嘲笑したわけではありませんでした。
このように、「朗読」による「炎上」は、もともと「朗読」だとして著作権的な問題とされていたのが、作者さんを置き去りにして、「晒されて嘲笑された」問題にすり替わっていきます。
そうして、「朗読ではないとしても、読み上げたことが問題」「逆カプ表記をしたのが許せない」「影から引きずり出して明るみに出したのが許せない」という主張がなされるのです。
「朗読ではないとしても、読み上げたことが問題」とは言いますが、VTuber界隈をはじめとして、腐女子界隈以外では、作品タイトルや一部の台詞を読み上げたところで批判の対象にはならない傾向があります。
例えば、Twitter上で自分の入手した同人誌の写真を、「戦利品ゲット!」という気分で投稿したとしても、問題視されることはありません。
しかし、腐女子界隈では、これは大問題です。にわかには理解しがたいかもしれませんが、作品を公の場に明るみにするのは事実上の禁忌とされる傾向があるのです。
同人誌の写真のみならず、作品タイトルも、作品内容も、直接的な言及は控えられています。
ですから、配信内などでBL同人誌を取り上げるのは、以ての外ということになるのです。
こうした傾向は、女性オタク文化のなかでも特に腐女子界隈に顕著で、百合作品や異性愛作品の界隈ではあまり見られません。
腐女子界隈はさまざまな事情から村社会化しているがゆえに、ほかにも数多くの特殊な掟があります。「逆カプ表記」もそうした禁忌の一つです。
件の配信内でも、BL同人誌について、あまりBLに詳しくないみこさんが「逆カプ」だと勘違いし、マリンさんが訂正する場面があり、Twitterでは「朗読」と併せて「逆カプ表記」が批判されていました。
結局のところ、BL同人誌をサプライズプレゼントとしたみこさんとマリンさんは、このような腐女子界隈での規範に従っていないととらえられたがゆえに、作者さんを置き去りにして「炎上」につながったのでした。
ですが、そうは言っても、法的には問題のないことに対してまで、法律をさし置いて界隈独自の規範によって判断するのは、あまりに強権的ではないでしょうか。
他の界隈にまで独自の規範を遵守させようとする姿勢は、自国の法を他国内部にまで適用させようとするも同然の姿勢ではないでしょうか。
百合界隈であれ、異性愛作品の界隈であれ、またVTuber界隈であれ、配信内で同じ出来事があったとしても、批判は集中しなかったでしょう。また、BL同人誌でも、海外の界隈であれば同じく批判されることはなかったでしょう(海外の界隈では「逆カプ表記」が許されているなど、界隈としての特殊性はあまり見られません)。
以上より、本件は、腐女子界隈の特殊な規範の存在を前提に成立した「炎上」として理解できます。
VTuber界隈の文化的感覚でBL同人誌を取り上げたことこそが問題として「炎上」につながったのです。
この出来事は、VTuber界隈と腐女子界隈の文化性の相違による、ディスコミュニケーションだったと言えそうです。
(ところで、本筋から離れるので深入りはしませんが、「逆カプ」がだめということになっているのは、そもそもBL文化が男性表象を用いた異性愛の表現だからです。BLは、男性同性愛者の作り手が極端に希少であることからも明らかなように、実際には男性表象を用いて異性愛を語り直す表現なのです。受け攻めは女性と男性に対応し、だからこそ受けの発言も行為も表情も女性的に描かれているのです。
ですからこの場合、受け攻めの反転である「逆カプ」は、男女の反転同然であり、そのような意味合いにおいて「地雷」だとして非難されるのです。
しかし、いくら「地雷」だとしても現在のBL自体、異性愛のジェンダーロールを同性愛に持ち込む点で、「強制的異性愛」一歩手前でLGBTQ的にグレーな行為ですし、また感情を基準に禁忌を定義することは感情で法を定めるような危うさを含んでいます。あらかじめ論理性を劣位に退け、情動性を優位に配するのですから。
「逆カプ」について、「地雷」だからと言及を禁忌とする規範は、盲目的に「好き」だけを肯定し「嫌い」を徹底して排斥する、同一性の称揚かつ多様性の全否定である点も見逃せません。
この点については、腐女子界隈の内部からの批判もあるのですが、全体として賛成多数となっており画一的で抑圧的な趨勢は変わっておりません)
VTuberのさくらみこさんと宝鐘マリンさんが配信内でBL同人誌を「朗読」したとして「炎上」したこの一件は、そもそも「朗読」という伝聞が拡散され、感情的な憶測を次々に引き起こしたという、事実に基づかない「炎上」でした。
事実に基づいた批判であれば、VTuber界隈からの反発もこれほどまでに大きくならず、腐女子界隈とVTuber界隈による衝突の様相を呈することもなかったでしょう。
「min_retweets:500 朗読」などでTwitter検索すると、一次情報を知らずに噂に便乗した投稿が何件も拡散されています。事実確認もせず、濡れ衣を着せることも躊躇わず、伝聞をもとに憶測から感情を爆発させられればそれで納得できてしまうのだろう――との印象を、VTuber界隈に広げることになっています。
さらに、切り抜きなどを経て「朗読」という誤解が解かれたかと思いきや、被害者意識の先行か、「晒されて嘲笑された」と悪意的に読解し、またも事実とは異なる憶測で「炎上」を加速させていきます。
そのうえ、作品への言及自体が腐女子界隈独自の規範に反しているとして、非難するようになります。
しかし、界隈のルールを、界隈の外側にまで求めるのは、自国の法を他国にまで適用しようとするも同然の行為で、あまりに強権的です。他の界隈ではありえません。
それに、無知からとった行動が、たまたま界隈の規範に反するものだったとしても、悪意的にばかりとらえるべきではないでしょう。
この件でVTuber本人は、BL同人誌をプレゼントとして用意し、サプライズのために冷蔵庫に入れ、そうした渡し方や作品タイトルや台詞の奇抜さによって笑いを引き起こしたのでした。
そこに悪意は見られませんでした。
しかし、にもかかわらずTwitterを中心に、「朗読」という伝聞から悪意的に解釈され、事実とは異なる感情的な憶測が拡散され、切り抜きからも悪意的に誤読され、誹謗中傷を投げられるという被害を、VTuber本人が強いられることになったのです。
このような構図では、Googleアナリティクスの仕様から台湾に言及しただけでVTuber本人が大陸のネットユーザーから攻撃を受けた、昨年9月の一件と重ねてしまいます(詳細は、「ホロライブ 台湾」などで検索してみてください)。
前々から気になっていたことですが、腐女子界隈は、この件に限らず、伝聞や憶測で悪意的に解釈するのではなく、事実に基づいて慎重に意見することが必要です。
子どもが走るのは未成熟な心臓の負担を減らすとかいうデマが7万いいねされててなんだかなあって思ったので。
https://twitter.com/mamepina/status/1376467518584352770?s=20
さすがに医療界隈も黙ってられないのか結構反論がどしどし、新潟大学小児科みたいな公式アカウントからもしっかり反論しているというね。
https://twitter.com/Niigata_u_ped/status/1377110778730274823?s=20
とはいえ目立ってわかりやすくなるよう画像付きで頑張って解説してる新潟大学小児科のツイートでも1000いいね800リツイート程度なのでまあ元のデマを見た人のところに十分に拡散するか・・・・
最初はスピリチュアルとかオーガニックにかぶれてなんちゃって医療風記事書いてるやつかぁって程度に考えていたけど、本人のツイート見たら小児科医がなぜ起こっているのかさすがに理解できた。何故かというと
”運動が心臓に与える影響に関してはこちらの記事がエビデンス付きで私の説明よりずっと分かりやすいとかと…理学療法士が解説「第二の心臓」簡単ヨガトレ!「ふくらはぎは第二の心臓」の意味と鍛えるメリットは?”
と記事を引き合いにしてエビデンス有り!としているが、そもそも引用している記事には一切子供の話はなく、よくある「ふくらはぎは第二の心臓」という記事だ。正直この記事も1999年に行われた"110人の慢性心不全患者を対象として、長期間にわたって中等度の運動トレーニングを行うランダム化比較試験”を運動することは心疾患のリスクを減らすというエビデンス(科学的根拠)! と書いてて一応正しいんだろうけど若干情報古いしエビデンスとして十分信頼できるものなの?ってもやもやする。
とはいえ曲がりなりにもランダム化比較試験を引っ張ってきて単に 「ヨガやろうぜって」 書いてる記事を子供が走る理由とするのはいくら何でも雑過ぎるだろう。そのうえでこちらの記事が私の説明よりずっと分かりやすいとか言われてもはさすがに記事からしても迷惑でしかない。
ツイートに対してかなりの反論が展開されていて、これによる被害を指摘する声がちらほら。
まあこの記事に限らず医療デマを広めること自体害悪なのは今更だからどうしようもないが、デマを広める人が何故に謎知識を披露するのか本当にわからない。このツイートは中でも心臓とかいう命にダイレクトに通じている臓器に言及しており、健康被害が起これば結構な事態につながると想像できていない。専門家でもないのに他人の命に害を与える可能性がある情報をお得情報並みの軽さで発信しているという自覚がまったくない。こういうのに対して専門家以外は黙った方がいいのかとか無知の知とか言う人がいるが、信頼できる根拠のない知識はただのデマだろうと。
死に至るレベルでなくても明らかに害を与える情報を広めても何ら問題にならないというのはいくらなんでもいい加減にしてほしい。このコロナで本当に実感したが根拠のない「僕の考えた最強知識・治療・防御」を発信する人が多すぎて本当に疲れる。とはいえ軽いノリでデマを発信した人を袋叩きにしたりつるし上げるのはなんか違うし、いい解決法はないものか。
たしかに。
自分は大学時代~10年くらい都心に住んでたので神保町のエチオピアカレーとか西安刀削麺とか言われても「あーあのあたりの店か」ってすぐわかるんだけど、
一度も東京に住んだことがない人、たとえば鹿児島県志布志市とか岡山県浅西市とかの人が東京のマイナー情報をネットで拡散されても「こちとら皆目見当がつかねえや!ちぇ!」ってなるのは当然だと思うし、
市民の団結はとてつもなく大きな力だ
かつていくつもの国を滅ぼしてきたほどに
しかもテレビの時代の世論なんていう大雑把なものではなく、個人個人の強い繋がりで団結できる
さらに一人一人が情報発信をできるため、その情報捕捉能力はテレビとは比にならないほど緻密だ
Vが社会的には1点くらいの間違いをやらかす
ところで腐女子は話を10倍に盛って話す癖があるので腐女子の間では100点の間違いを犯した大犯罪者として拡散される
同人誌を勝手に冷蔵庫で冷やして固めて数十万人の前で晒してドッキリに使えば、何故かウケて諭吉がバンバン貰えるんだってさ。羨ましいよなぁVtuber様は。
カプコンとも仲直りできたし今のところ怖いものなし!お金もガッポガッポ!!羨ましいよなぁ。本当に。
それに比べて、腐女子の作るBL同人誌は。数週間っていう時間をかけて一冊作っても全然儲からないんだよなぁ。
男性向け同人よりジャンルの流行り廃りは激しいし、分母も少ないから。そんなに売れねーし売れ残りも多いんだよな。殆どの作家が一回のイベントで50冊売れれば御の字。その程度の冊数で印刷所に発注して同人誌の相場価格で売ったら余裕で赤字なんだよなぁ。
逆に、印刷代を取り戻せるくらい沢山売れて儲かる作家は、そのままだと叩かれるから本に無料のオマケを付けて頒布したり…儲けない努力をしてるんだけどなぁ。
サンライズやカプコンみたいな著作者から自分たちはお見逃しいただいてるってわかった上で「わきまえる女」だからなぁ、BL同人誌の作家は。
まぁ稀に、わきまえてなくて税務署のお世話になるような作家もいるけど。そういうのはさっきも言ったけどすぐにバレて叩かれて拡散されるのがこっちの文化なんだけどなー。
今回さくらみこによって冷蔵庫で冷やされた同人誌の作家のそんな話は聞いたことないから。サンライズに無断で儲けたという一点で考えれば、スパチャ貰ってるVtuber側から「著作権者に無断で儲けてんだろうが!!!」って言われる筋合いはないんだけどなぁ。
Vtuberのことを「彼女たちに悪意はなかった!」「みこちは何にも悪くないよ!これからも応援します!」って思ってる、純粋なファンたちにはこんなのわかりっこないんだろうなぁ。
「まーたキモい腐女子が、謝る必要もない2人がわざわざ謝ったことに対して、粘着してブツブツ言ってるよww」ってな感じなんだろうなぁ。
企業に属して、他人であるプロによってご用意された3Dモデルの皮被って「GTAで遊ぶぞおおお!」ってしてればお金が稼げるVtuberがさぁ…。
撮り鉄ばかり自浄作用がない奴らとして語られてる昨今の風潮に凄い違和感があるんだが。二次元・アイドルヲタクども(特に男性)のうち一定数を占める体臭キッツイ奴ら。ヲタク界隈的にあれはどうなんだよ。放置していて良いのか。
きつい体臭が公共空間において著しく周囲に迷惑をかけているのはわかるよな。中には体質で改善しようがない奴だっているだろうが多くの場合は風呂と洗濯の習慣の欠如が原因だろう。何故彼らをなんとかしようと思わないのか。自浄作用ないんじゃないの?
別に個別に直接注意しろって言ってる訳じゃない。例えばSNSで#1日1回風呂入れとか#3日に1回服洗えとか拡散すりゃいいじゃんなんかそういうキャンペーンみたいなことすらしてないじゃん。
明日(2021/3/27)近所のカフェで妙なイベントが企画されており、近所に住む人間として非常に懸念していることを記しておきたい。
WeRise vol.2
http://www.werise.tokyo/about-werise-vol-2/
端的に言うと「現在の政府のコロナ対策は間違っており、PCR検査は無意味であり、
我々の自由は保護されるべきであり、マスクはしなくても大丈夫だ。飲食店と我々の生活を守れ!」みたいな主張をしているイベントだ。
これだけでも私の違和感は十分伝わると思うが、vol.1では武田邦彦氏・内海聡氏・ロバート・ケネディJr.氏らが講演をしたといえば言いたいことが伝わるだろうか。
上のリンクにはイベントの企画意図が書かれているのでぜひ見てほしいのだが、その主張は最初から最後まで都合の良い情報ばかりを切り取って集めたとしか読めなくて、断絶を感じる。
実は同サイトは昨年末にはてブですでに一定の注目を集めており、サイトに名を連ねる面々の異様さを指摘するコメントがついていた。
https://b.hatena.ne.jp/entry/www.werise.tokyo/declaration/
主催はイベントが開催されるカフェのオーナーか運営会社のようなのだが、明日の会場でもあるカフェは前を通るといつもノーマスクの客でにぎわっており、この世情においてはハッキリ言って異様な光景だ。
少し前に食べログを見たら「マスクしなくても大丈夫」的な案内を店が出しているという口コミがあった。今は削除されているようなので、ソースなしで申し訳ない。
東京の感染者数が徐々に増加しているこの状況下、マスクをしない人達が近所でワイワイ騒ぐというのはコロナを恐れる人間にとっては恐怖でしかない。
別に近づかなきゃいい話だろと思うかもしれないが、自分が普段買い物をするお店にイベント参加者がノーマスクで入店したり、
狭い歩道に面したテラス席をノーマスクの客が埋め尽くしている* 前を近所の人たちが通らなければならなかったりするということが、感染拡大に寄与することへの懸念は理解してもらいたい。
* カフェはわりといつもにぎわっているのである。何かイベントがあるとテラス席は表の通りに人があふれるほどだ。もちろんノーマスクで。
クラスターが発生したら目も当てられない。
せめて近所に住んでいる人が参加しないこと、別の地域からやってきた人が拡散するかもしれないウイルスを、この周辺の人たちがマスクでブロックできることを祈るばかり。
こうしたイベントを規制しろとまでは言えないのだが、明らかに非科学的で根拠のない主張をしてコロナ拡大に拍車をかけかねないイベントというのはいかがなものか。批判されるべきものだとは思う。
イベントに参加しようとしているか興味を持っている人で、この記事を読んだ人へ。
せめてこのイベントのvol.1で講演をした武田氏は新型コロナウイルスのワクチンについて、誤った情報をYouTubeで発信するような人物だということを認識してください。
・感じるのは自由
あなたの身体はあなたが管理しているものなので、感じたり思ったり内部でなにかをするのは問題ないです
「感じる自由は、ある」
その音声が拡散されてだれかに届いたりだれかの声がとどいたりすることを前提に管理されている方の自由です
黙れと言われたら黙るべきで、話していいといわれたら話してもよいはずです
たぶん管理側は~とかこういうルールが明記されているからおそらく~というのは~の部分が「あなたの自由」によるものなのでそれはいけません
ちゃんと管理側に許可をもらって権利を得てから自由を行使しましょう
面倒で難しいのは、これがウィンドウズのファイルシステムみたいに上位からの継承があったりなかったり、途中で権限を持つものが変わっていたり
すなおに直近の管理者に許可を得ればいいだけではない場合もあるので
注意をすべきで気にかけて自由とはなにかを問うときはその最上位から近くの現場までの経緯や相対的な位置と関係性を把握することにつとめるべきでしょう
ちょっと世間を見渡してみれば分かるけど、フェミニストの基準は明らかに一般から逸脱している。
世間は貴方が思っているより遥かに色々なことに無関心でどーでも良いと思っていて、だからこその寛容性を持っているよ。
別に架空のキャラクターがどうなろうが現実の被害者がいないなら気にしないし、ネットにエロ画像が溢れていてもそもそもネット依存していなければ適度な距離感を取れるからまずそこまで関わらない
オタク絡みの騒動だって本当の意味での"世間"から批判があった事例なんて少数で、だいたいは一部の人達が必死になってネット空間で火を炊いてそれをネットメディアが面白おかしく拡散しているだけ。リアルの世間はそもそも問題自体を知らぬ存ぜぬのパターンばかりじゃない。
最近、某ラーメン店のアカウントが拡散されているツイートに、脈絡もなく自店舗の宣伝をリプライでつけるということをしている。
脈絡もなく、というと少し違うのかもしれない。
というのも、リプライのあたまに 軽く元ツイートにふれているからだ。
(例)
「イライラする」
「映画みよう」
リプライを送るツイートは色々あるが、一番多いのがプロモーションツイートへのリプライだ。
プロモーションツイートとは、広告主となる企業や個人がインプレッションに応じた対価を支払うことで、Twitter内に広告を掲載することができるツイート機能だ。
プロモーションツイートに対して一般ユーザーから送られる好意的なリプライは、広告にプラスの影響を与えるため、禁止されていないことがほとんどである。ところが、「某ラーメン店」は明らかに宣伝目的でリプライを送っている。
広告主からしたら、プロモーション費用をかけずに 自分が集めた閲覧数を利用されて、良い気はしないだろう。
本当は店舗名出そうかと思ったけど、売上が落ちたとか怒られて訴訟とか起こされても困るからやめた。
厳密に言えば、アプリリリースが延期になってからも、アニメが放映されていたり、メディアミックスがあったりと
「ウマ娘」というコンテンツは走っていたとおもうが、スマホアプリがリリースされて、加速度的に火がついたと思う。
かくいう自分も、インストールして、ストーリーを読んで、楽しんだ。
魅力的でかわいくて、それだけじゃないーーー闘争心を持ち合わせた、かっこよさのある少女たち。
史実を踏まえた絶妙な設定は、悔しいほど巧妙にプレイヤー心を揺さぶる。
ウマ娘は、最新の技術と、既存の美少女ゲームに無い斬新さと、安心感のある”お約束”、すべてが入った、間違いなく完成度の高いコンテンツだ。
それでも。
「その馬たちは、本当にそれを望んでいたか?」
こんなことを、脳内で自問してしまうたび、自分はこのコンテンツを、心のどこかで全く肯定できなくなっていった。
「ウマ娘」の世界においては、彼女たちは「自分の意思で」トレセン学園に入り、自分の意思でレースに出走している。一位を望んで、毎日過酷なトレーニングをこなし、栄光へと走っている。
けれど、現実の馬は、そうじゃない。
競走馬は、生まれたときから脚質や血統を重視され、競走に適しているか否かで選別される。
出走して脚を駄目にすれば、良くて種馬、最悪の場合、文字通り潰される。
ウマ娘の綺羅綺羅しい脚色は、この、必ずしも「美しくもない」競馬の背景を、砂糖でコーティングしている。
実際、「本人たちが一位のために頑張って走ってる」と思えば、競馬は倍楽しく見れるようになってしまうのも事実だ。
だからこそ、すごく怖い。
「負けたら怒られる」「怪我したら潰される」のに、走る以外の道がないなんて、剣を持たされて闘技場に立たされるのと同じなのに。
(※馬をこっぴどく叱る調教師さんは少ないが、馬は繊細な動物なので、会場の空気や調教師・厩務員・身近な人間の感情はとても敏感に察知する)
そのうち、ウマ娘関連で、現実の競走馬の「物語」が拡散されるのを見るたび、苦々しい気持ちでいっぱいになった。
どうするんだ?ゲートで暴れていたゴールドシップが、「俺ァレースなんか出たくねえ!野山を駆け回りてぇんだよ!ド畜生!!」って言ってたら。
どうするんだ?「楽しそうに」走っていると言われてた馬たちが、本当は微塵も楽しんでいなかったら。
僕たちはそれを「レース前にゲートインをボイコットする馬w」なんてコンテンツ化して、ネタにしている。
そのうちのどれだけのお金が、馬が本当に望むものを得るために使われるんだろう。
それとも、「あの子は栄光を望んで、それを手にしたんだから幸せなはずだ」って皆に思われて終わるんだろうか。
きっと僕が知らなかっただけで、競馬業界には元々あったいびつさなんだろうが、
「苦手なコンテンツなら距離おけよw」派の僕がこういう文章を書いてしまったのは、多分、僕一人が距離を置いてもどうしようもないと思ったからだと思う。
馬たちは、自分の意志で自分を売り物にしてる芸能人とも、擬人化された無機物とも、想像上のアイドルとも違って、今も生きてる。
もし、誰かの心に響いたなら、物語を見出してるのは人間であって、馬たち自身じゃないことを、覚えててください。
お願いします。
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文春砲の無料部分だけ読んで「アイデア出しの内容を暴露するのはどうか」「ダメなアイデアでもすぐに批判されて撤回されたんなら許されるべき」的な風潮が見られるがよくわからない。
特にブレストやアイデア出しの時点ではどんな倫理的に良くないことでも発言することは許されなければいけない、という意見が結構TLで見られたのだがこれが全然理解できない。
そもそもブレストとかアイデア出しではどんな低レベルな意見を言ってもいい、というのは発想を拡散させるためのルールであって、
そもそものブレストやアイデア出しの目的であるプロジェクトの倫理観や行動規範を無視したアイデアを許してはいい、ということではないのでは?
そうした倫理観や行動規範を無視したアイディエーションは、アイデアの精度を高める負債になるのではないかということを問題視してる人が少なかったのがすごくブレスト神話みたいなものを感じられる。
あと関係ないけどそもそもLINEで行われるそうした議論をブレストとかと同じにしていいのか?とも思った。
本来そうした自由なルールを課すにはアイデアを出す人間が少なくともその場では対等な関係性であり、ブレストの場をコントロールするファシリテーターがいるべきだと思ったのだけど、
めんどくさいことでおなじみのミリオタに正面からストレートパンチをぶち込む検索妨害(まあどうせツイステぐらい配慮したって結局文句言われるんだけどな!)
どっかとコラボすればそのたびにエロ絵を拡散する始末(ローソンマジでいい迷惑だろ)
さすがDMMだぜ
いやいや元々ある蔑称の「イエローモンキー」を使ったネットスラングというのはそうだけど秀吉の~というのは完全に後付けだし(w)
それとは別に、なぜ見た目が変わらない同じ人種で片方が片方を「猿」と呼べるのかといえばニホンザルの存在があるからと言う他ない
朝鮮半島では猿は馴染みない動物で日本特有(温泉猿)の動物だから韓国ネチズン抵抗なく「猿」と呼ぶ
sds-page また著作権法の趣旨を勘違いしてる人が出て来てる。お目こぼしされてるのは権利者のビジネスの方。真っ黒なのは海賊版だけで独自の発展を加えた二次創作は本来自由にすべき物 https://hon.jp/news/1.0/0/29634
さすがにこの点についてはいい加減争いがないと思ってたんだけどいまだにここで詰まってる人もいるのね。
https://funabashi.vbest.jp/columns/general_civil/g_others/4434/
二次創作を行うことは、著作権法においては「翻案」という行為に該当します。
翻案とは、著作物を編曲・変形・脚色するなど、オリジナルの本質的な特徴を残しながら、具体的な表現に修正・増減・変更などを加えて別の著作物を創作する行為をいいます。
翻案についてポイントとなるのは、「他人から見て、オリジナルの本質的な特徴を直接的に感得することができるかどうか」という点です。
一般的に「二次創作」と呼ばれる作品については、オリジナルをベースとしていることが誰の目にも明らかな場合がほとんどですので、原則として翻案に該当するものと認識してよいでしょう。
逆に、他人から見てオリジナルをベースとした作品であるとはわからないレベルに改変が行われた場合には、もはやオリジナルとは全く別の著作物であると考えられます。この場合、翻案には該当しません。
つまり他の人が見て明らかにダイワスカーレットとかゴルシってわかるキャラを使ってる限りは翻案にあたるのでアウトですよ?
という話ですが、キャラクターに同一性が認められる限りは「同一性保持権」にもひっかかるからアウト。
今のところ、東方、艦これ、ウマ娘、映像研、アズレン、エヴァあたりが先行事例になっとる。
今後も規約を守ってくれる限りは翻案権だの同一性保持権だのはいわないよって言ってくれる公式が増えてくることによって
グレーゾーンだったものがグレーゾーンではなくなり、逆にダメなものはだめって白黒はっきりしてくる。
今までは広大なグレーゾーンの元に同人業界が広がってきたのは確かだけど、
力がある絵師さんは二次創作に頼らなくてもオリジナル同人で稼げるようになってきた以上
グレーゾーンはどんどん狭まってくる。
明確に許可されている範囲が可視化されることで、二次創作は違法に決まってるだろって話も薄れてくる。
それでもグレーゾーンは絶対に残るけど、今迄みたいに二次創作ぜんぶダメっていう人が減ってくる。
そうしたら、今フェミが言ってるようないちゃもんも減ってくると思う。
ちなみにこれとは別に、電子書籍による有料配布のみNGって扱いにしてる会社は結構多いから、ここも気をつけてな。