はてなキーワード: あやしいとは
あまり興味ないと思うけど、
まわりに共感してもらえる人がいないのと、誰にも話せないので垂れ流し。
一生食うには困らないまではいかないけれど、相当の預金を持っている。
きのう、何年ぐらいで底をつくのか聞いたけど答えてくれなかった。
家も一括で買ってくれた。中古マンションだったのでリフォームまでしてくれた。
とても素敵な家で、毎日楽しい。ちょっとしたカフェみたいになった。
夫はほとんど働いていない。
周りに夫の職業を聞かれるときはフリーランスのエンジニアと伝えているけど、実態は主夫に近い。
レシピを渡せば夫も作れるから、私がいそがしい時は作ってくれる。
いそがしいと言っても私も家で働いている。夫のおかげでフリーランスになれた。
「目先のお金は稼がなくてもいいから、一緒になんか仕事をしようよ。死ぬまで過ごす金はないから」と言ってくれた。
なんじゃこりゃ、お金って本当にすごいと思った。余裕が違う。
会社員時代の半分ぐらいの年収になって、働く時間は7分の1ぐらいになったと思う。
家に入れるお金は折半なので、決まった月額を共有財布に入れてやりくりしている。
最近は暖かくなってきたので、家の周りを一緒に散歩している。梅が見頃の公園とか、川沿いとか。
その帰りにスーパーに寄って帰ってきてご飯を作って食べる。そんな老後みたいな生活をしている。
結婚した友達とも会いたいけれど、話せることが少ないから会いにくい。
ローンもないので聞かれるのも困る。
お金があるってめんどうなこともあるんだなあと結婚して初めて思った。でも贅沢な悩みだから人にも言えない。
金持ちは語らない。
私も語らないことになれないといけないんだなー。
[追記]
私も夫も他のアプリを並行していました。
ちなみに夫の自己紹介文は
時間と場所にとらわれない生き方を模索してます!一緒に楽しく過ごせる人がいたら良いな!
というような内容で、かなりあやしい人でした。
最近保育所の審査、調整にAIを導入したというニュースが流れてきたので、保育所の審査・調整はどのようにやっているのかを書こうと思う。
やり方は同じ自治体でも区によって違ってくるので、あくまで一つの事例として捉えてほしい。ついでに私はそこで病んでしまったので、ある程度記憶は曖昧。
窓口で受付。受付けた人が申請書類にチェックをして、保育の必要度を仮にランク付けする。
案外書類が不足している人が多いので(就労時間の証明、納税書類とか)、ここで催促の手紙を書いて渡す。
審査の行われるギリギリまで待つので、書類が不足している人がたくさんいると、ランクが確定しない人がたくさん出ることになる。
仮ランクを付けた書類は、それぞれの保育園の担当者に渡される。保育園は一人3~10園を受け持っている。
入所が決まる前だけでなく、入所してからも書類を出していない保護者はたくさんいるので、そういう保護者への催促の手紙・電話をしたり、園長先生から相談を受けたりする担当だ。
その書類を担当者が再チェックをしてランクを確定し、締切までにシステムに入力する。
件数としては、月にもよるけど、合計で50件くらいになる月もある。申請があった人のすべてが入所できるわけではないので、持ち越し分もある。
前の月で出ていなかった書類が出てきてランクが上がる人もいるし、逆に何か月かして、何も追加書類を出さなければランクが下がる人もいる(例えば勤め先が決まった人で、のちに就労時間を提出する必要があった人など)。
そういう人たちはシステムで管理しているわけではなくて、担当者が一つひとつチェックリストを作って手作業で管理している。
ランク付けは係長同席で行う。担当者、まとめ役、係長で個室に入り、読み上げながら書類のチェックを行う。
担当者は終わったら次の担当者を呼ぶが、まとめ役と係長はずっと会議室にこもりきり。非正規職員が来る曜日がバラバラなので、2日間に分けて行う。
担当者は確定したランクをシステムに入力する。すべてが確定したところで、保育所ごとに子どもの名前を並べてリストを作成する処理を実行する。
この処理がむちゃくちゃ重いので、まとめ役が誰もいない時間を狙って行う。
リストが作成できたら印刷して配布する。簡単にいうけど、枚数が半端ない。
第10希望まで書いてあったら、やっぱり第10希望の園のリストにまで名前が書かれるからだ。
それを担当者ごとにホチキスどめをして配布。係長とまとめ役は全員分のものを使う。
配布されたら園長に連絡を取り、最終的な空き人数を確定する。
いきなり退所することになったとかで、突然空くことはよくあること。可動式の壁や先生の担当年齢をアレコレして、受入人数を増やすこともたまにある。
リストには、いわゆる福祉的要件のものも含まれる。虐待ぎみとか、そういうのもこのなかだ。事務方から上がってくるのではなくて、ソーシャルワーカーの専門職から上がってくる。
たいていは事前に担当者・まとめ役・園長に相談があるが、彼らも忙しいので漏れがないか最終チェックをまとめ役が行う。チェックをしたら、もうその人は確定になる。残りの枠で調整を行う。
調整会議も2日間程度かかる。ランク付けと同様の人数で行う。だいたい申請人数の多い園を受け持っている人からやることになっていたと思う。
最終的な空き人数を担当者から聞き、空きが3人なら上から順に3人が内定となる。
ただし決まった人が第1希望の園でなければ第1希望の調整が終わってからでないと、補欠の内定が出る可能性がある。
会議が終わった担当者は同じ人が希望している他園の担当者に「この人決まったよ」と声をかけていく。
しかし他都市が絡んでくると厄介で、上位の希望が他都市であれば、他都市の審査結果がわかるまで、確定ができない。
システムが賢くなって同じ自治体内であれば他の区の園を選んでいても、自動で「この人が内定になると思うよ!」って選んでくれるようになったが、他都市絡みはそうもいかない。
「住んでるところはこっちだけど、最寄り駅はあっち」ってのはどうしたってあることだ。無理だけど、全国で同じシステムを使えればいいのに、と何度思ったことか。
入所が決まったら、まずは園長に報告し、保護者のフォローをお願いする。その後なる早で保護者の方に連絡を入れる。
決定通知書の決裁は部長だったかな…ちょっと記憶があやしいが、時間がかかることもあり、○日以降と決まっている。
他都市だと、住んでいる自治体が、保育所のある自治体からの回答文を添えて、通知書の決裁を回さなければいけないので、余計に時間がかかる。
原則的に○月1日入所と決まっているので、準備するためにもいち早く伝えてあげなければいけない。なので保護者がつかまるまで電話掛けしまくる。
仕事で日中は出られない方も当然いらっしゃるので、そういう方には夜かける。正規職員は保育所からの請求書のチェック等で残業漬けなので、問題ない(?)
(※ 保育所からの運営費等の請求書は、月が変わったらすぐに役所に送ることになっているが、株式会社以外だと事務が苦手な先生や理事長が作っているので、毎月作成に時間もかかるし、間違っている。認可、認可外、認証、こども園すべてで計算式が違い、それぞれが殺せるくらいの分厚いマニュアルだから仕方ない。子ども一人ひとりのタイムカードみたいなので、何時間利用したかとか計算したりするタイプもある。手動で何百人もやってたらそりゃあ計算がずれる。)
ちなみにここで「やっぱり入るのやめます」みたいな人もいる。
人によって事情はそれぞれだが、たいていは「保育所に申込んだけど、入れなかった!」という証明が会社宛にほしかったから申込んだだけであって、本当に入れたら困るパターンだ。
そうなるとその人より下の人が繰り上げで内定するので、また調整のし直しだ。
申請書類はその人ごとにファイルを作って保存。園ごとの鍵つきロッカーに収納する。
その子の家庭環境が変わるたびにファイリングしたり、メモを書き残したりすることになる。言うのは簡単だけどやっぱり数が数なので、「しまう」「さがす」がとても大変。
残念ながらどこにも入れなかった方にも当然通知を出す。
アフターフォローとして、すぐにでも必要そうな方だったという情報を窓口で担当した人が聞き取ってくれていたら、小規模保育など別の保育施設もご案内する。
月末で退所する人数をファイルと園長への聞き取りから判断して、サイト・配布資料を更新する。
毎月の処理では、8時間程度は減ったんではないかと思う。結局審査・調整以外のボリュームが結構多い。
紙で申請がきて、紙で書類を出すわけだから、入力・印刷・郵送、ダブルチェック・トリプルチェックなどにとても時間がかかる。
電話掛けも丁寧にしていったらキリがない。大方がペーパーのやり取りで行われる以上、多少システムが賢くなった程度ではさほど負担は変わらない。
むしろ毎年毎年書類や計算方式のバリエーションが豊かになるばかりなので、トータルとしては負担増だ。
しかし焼け石に水でもないとあるとでは、ぜんぜん違う。システム改修の予算を組んでくれた部署には感謝しかない。
私の自治体では、入所申込センターみたいなのが作られて、そこで一斉に審査をしていた。
審査をする人は非正規職員だけど、各区で数ヶ月の審査の修行を経て、秋からセンターに配属になる。監督役で正規職員もいるけど、大半は非正規職員。
ランク付けと入力が済んだ書類が1月くらいにまとめて各区に届いて、チェック・調整をすることになる。一週間以上缶詰だった気がするけど、記憶が定かでない。
それよりも、年ごとの収入によって保育料が変わるので、そっちの処理のほうがハードだった記憶がある。
住んでいる自治体と保育所の自治体がイコールでない場合は、書類の提出を求め、手入力だ。
※ 追記
A.少なくとも観測範囲には認可でコネはなかった。役所が大勢で決裁してて、結果に納得できなかったら審査請求できるようなところでそんなものはできないよ。
でも園が保護者に「入れてあげる」って言うことはあったし、役所に「この人入れて」って言ってくることもあった。
「そういうのは認可外でやってくださいね」「認可で役所からお金をもらっている以上、そういうことはできませんよ」って説得する。なんなら偉い人に説得してもらう。
A.人によるとは思いますが、私はそういう人も救ってあげたい。悪いのは、こうしないと休めない社会のほうだと思うんだ。
すべての会社が育児中の人に優しいわけじゃないからね。保育園が空いてなかったって言い訳しないで、気楽に休めるようになればいいのにね。
A.反応で書いてくださってる方がいるけど、福祉施設である以上、できるだけ多くの人を救わなきゃいけない。障害がある人も、なんとかひらがなで名前と住所が書ける外国の人も。だからやったとして、紙を残しつつ電子申請というふうにはなる。
制度も複雑だから、窓口で説明やチェックを受けながら申込みたいって人は多いと思う。抜本的な見直しが必要です。はい。
で、国で一括してってのも、なかなか現状難しいと思う。もちろんお上の号令があれば一気に変わる可能性はなくはないけど、社会問題にならなきゃそんな予算はつかない…。
けど、営業だけで、技術がないで無理しようとすると、ブラック請負やらあやしい健康グッズ販売に、、、。
ていうか、経営知識なんて知識そのものはたいしたことない。それ以上は、何らかの特殊なでかい話をやってきた経験があるやつが、
似たようなことを新しくやるやつにアドバイスできる程度。
儲けられるネタを自力で思いつかんことには中小企業診断士での相談ですら時間の無駄になるやもしれんのに。
手堅い商売は手がけるやつが多いから競争が激しい。飲食の競争の激しさは有名だ。
無論、そこから頭一つ飛び出ればうまくいくかもしれんが、それにはまず労働者としてその業界に入ってからだな。
・母は今お父さんの病室に居る
・○○さんが来て××と言った
・お父さんが伝えてくれと言った
急に肌寒くなりましたね。増田のみなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
表題の件について、地方でできる下記のような仕事を知りませんか?
・手取り15万/月以上
・毎日定時帰り
・転勤なし
・年収300万(額面)以上
・土日休み
・常時残業なしの生活を手に入れて、ご飯作ったり布団洗ったりにリソース割きたい。現職は月平均にしたら40時間程度だけど、繁忙期は100時間越えなので体力的にしんどい。
・現職の先行きがあやしい
【スペック】
・29歳既婚女性
・いわゆるSI屋~
・主な仕事は自社パッケージソフトを使ったシステム構築・保守。同じようなことの繰り返しで正直飽き気味。
・工学部(非情報系)学卒/こまごめピペットと共洗いの経験があります…
・プログラミングは実務では数えるほどしか書いてない。楽しかったけど。JavaとかRubyとか。
・学生時代はサブカル女子(笑)だったのでAdobe系ソフトは申し訳程度に使えます。慣れてる順にPhotoshop,Premire, Illustrater
・Dreamweaver使えないけど、かつてテキストサイト管理人(笑)だったのでふっるいHTMLの知識ならある。キリ番(笑)直リン禁止(笑)
・プレゼンはわりと誉められるけどコミュ障なので営業、接客は厳しいと思います
・北陸の寒村に置いてきた両親が心配。一人娘だし、呼び寄せからの近居も検討中。
・もちろんたまの贅沢もしたい。家族で沖縄とか、回転寿司とかね。
【悩みのポイント】
・現職は取ろうと思えば育休・時短取れるし、成果さえ出せば男女平等なので、辞めたらもったいないかな?取る人5%未満だけど…
・育休取って時短取れば一時的には家庭にフルコミットな生活ができそうだけど、その後は残業生活に逆戻りかと思うと今のうちに逃げたい
・そもそもギリギリで回してる職場なのに残業、長期出張できない人員がいたら負担だよなーやっぱり
・一人目産んで育休復帰してしばらく働いて二人目…ってそのとき何歳?そもそもできにくい疑惑浮上中だし/(^o^)\
・気持ちだけでいうなら一人目妊娠と同時に辞めて、半年ぐらいキャリアに繋がる勉強などして、出産→1、2年後に二人目→34歳までに新しい職場見つけたい
東大入っておけば、のちのち楽そうだなと思って、目指し始めた。
15分も勉強したら、飽きてきてネットやったりテレビ見始めたり。
机に向かってても、すぐに昼寝を始めたり。
モチベーション上げるためには色々やった。
人間は、長期的なリターンより短期的なものを過大評価してしまいがち。
「いま苦労して、あとで得する」を実践するのは難しい。
そのためには、①将来のリターンを過大に見ること、②いますぐもらえるリターンがあること、③現在の苦労を軽くすること、が重要だと思った。
①については、「東大生はモテる」みたいな内容の本を読んで自分を自分でダマしたり、逆に、大学受験失敗して学歴コンプこじらせた人のブログを繰り返し見たり。
②は、この問題解いたら・今日がんばったら、ご褒美として、〇〇ができる、というのを設定。
ソシャゲでいうデイリーミッションとその報酬みたいなものかな。
③については、やらなきゃいけないことの総量は変わんないけど、心理的負担を減らす。
受験日までやるべきことを月ごとに割り振り、週ごとに割り振り、日ごとに割り振る。
そうすれば、常に「次の10分に何をすべきか」だけを考えてれば良いことになる。
「富士山を登ると思うと気が遠くなるけど、次の一歩のことだけを考える。気力体力が尽きかけても、次の一歩だけ頑張ろう、その精神さえあれば、山頂まで行ける」っていうのは、山岳部の友達の言葉。
「困難は分割せよ」の精神だな。
まあこんなこと言ってても、結局、休んでは勉強して、また休んで、の繰り返し。
1日10時間勉強できた日なんてないし、1日フルに使える日でも、平均6時間もできてたかあやしいんだけど。
何が言いたいかと言うと、増田の友達は特殊じゃない?ってこと。
さんざんクソ言われてスポンサーも降りたりしてたBSでの番組が先月末くらいにアップデートしたってことで録画してミてみた
いやーきついっす
ミてるこっちが恥ずかしくなったわ
キズナアイ誕生祭の様子もあったけど、ニコニコ超会議の3Dのイカやミクがライブしたりしてるのミてるとさすがに解像度低すぎる画面にボケボケで表示されてるキズナアイはしょぼすぎたなあ
表情もわかるかどうかあやしいくらいだし
なんかみらいあかりとかふじあおいとかにゃるおじまでお祝いにかけつけててすげかった
サプライズゲストでかぐやるながきてて、ほかのvtuberより一段上っt絵感じしたな
なんとなくみらいあかりのほうが上なイメージあったから以外だったけど
にゃるおじしゃべったのかなあ
えっらそうに前説とかもあってしらん無名vtuberが出てて会場ヒエヒエ王国でワロタ
今回の東京医大の問題を見ていて、別の視点から意見を書いておきたい。
結論から言えば、「医師免許制度は廃止、または縮小することで、医療問題の多くを解決できる」ということになる。
極論を言っているように聞こえるかもしれないが、当初は私自身も「免許制度廃止」は論外だと考えていた。しかし、この議論に関して調査を進めるほど、廃止論の方が正しいと思うようになった(もちろん、他の職業免許制度全般に当てはまることではあるが、ここでは医師に限定する)。
根拠を列挙しよう。
①免許制度によって医師人口が人為的に抑制されている結果、1人あたりの業務量の増加・ブラック化が進展した。反対に、免許制度がない状況では医療業務従事者の供給が増加・柔軟化し、これが解消される。東京医科大の「女子受験生減点問題」は、これで解消できる。
②医師国家試験が不要となるため、国家試験に関する問題が解消される。東京医科大学の「浪人生減点問題」は、これで解消できる。
③現代では主にAIなどのテクノロジーの進歩によって、医師でなくとも可能な医療業務は増加してきている。「法的に医師のみに認められているが、実際には医師以外にも可能」という業務を、他の労働者に負担させることでも医師不足問題を解消できる。
④医学部卒業者以外にも医療業務への参入を認めることで、雇用を拡大することができる。特に医療業務は海外へ流出することは考えにくいため、非常に効果的である。
⑤医療サービスをもっと安く受けることができるようになる。特別に参入を制限された医師だけではなく、一般の労働者が医療業務に参入するにつれて医療サービスの原価は低下し、価格にも反映されるだろう。
⑥医療サービスが低価格化する結果、社会保障費が抑制され、政府の財政にも少なからずプラスの効果が及ぶだろう。
⑦「本物の医療サービス」が低価格化することで、インターネット上のあやしい医療情報や非科学的なうたい文句で販売される製品による被害も減少させることが可能となるだろう。
⑧医療に関連したサービスや機器の製造の発展に寄与できる。医療に関する知識が少ない人でも、機器の操作を覚えるだけで医療業務を提供できるようにするために、診断機器やインターネットを利用した医療サービスが発展するだろう。
①「免許制度がない状況では医師の質が低下するのではないか?」と反論する人がいる。
しかし、現に業務上のミスが大きな影響を与えるにも関わらず、免許制度のない職業は多数存在し、一般論として彼・彼女の仕事の質が低いとは言えない。例えば、ある種のエンジニアや機械保守作業者、企業経営者などが当てはまるだろう。
こういった職業は政府が決めた基準を超えるためではなく、他の企業や労働者に負けないために日々努力している。「免許制度がない職業に就いている人間の仕事の質は低い」という主張は、大変失礼なだけでなく事実に反している。
②「免許制度には犯罪を防止、または犯罪の捜査に役立つ」という意見も散見される。
しかし、これは免許制度ではなく「登録制」でも可能なことである。つまり、医師として業務を開始するにあたり、役所に届け出を出すだけで達成できる。事実、金融業や飲食業などはこうした制度になっており、十分に犯罪を抑止・摘発している。
もちろん、「試験に合格した人間の方が、そうでない人間よりも倫理的に優れている」などということは決してない。
以上の論点から、現行の医師免許制度は、患者の命よりも医師の収入を優先する結果になっている可能性がある。医師免許制度を完全に廃止するか、より手軽に取れるものにすることを検討することは大いに意味があると考えられる。
私はこの結論に必ずしも自信を持っているわけではないが、これを機に免許制度の是非について議論することは必要ではないだろうか。
〇〇を批判するなら××も批判しろ、という言い方・論法には、いくつかの問題があるように思っている。
まず、一つ目。
この言い方は、おそらく「(ほぼ)同一のものA、Bがあった場合に、Aを批判する者はBも批判しなければならない」ことを前提としている。
これはもう価値判断の話かもしれないが、私は、この前提には同意しない。
仮にこれが国家による取り扱いの話だとしたら、国家が不平等な取り扱いをするのは問題だろう。
これに対し、個人の場合、同一のもののうち、一方を批判して他方を批判しない、というのは自由ではないか。
(自由とか言い出したら矛盾や誤りを含めて何を言おうが自由なんだけど、論理的な誤りがないということ。)
一方を否定し、他方を肯定するのはダブスタとの批判を免れないだろうが、他方に対して言及しないのはそう問題がないように思える。
私の立場からすると、AとBがほぼ同一なことを前提に、「Aを批判するなら、Bは肯定しないんだよね?」という問いかけなら許容できる。
逆に上記の前提を肯定するとすると、例えば、ある殺人者を批判した人は、およそあらゆる殺人者を逐一批判しなければならない、ということになるような気がするが、それで良いのだろうか?
二つ目の問題は、AとBについて、批判されるべき事情が(ほぼ)同一か、という問題である。
これは個別のA、Bごとの判断になるが、「Aを批判するならBも批判しろ」といわれているとき、この同一性があやしいように感じることが多い。
そうすると、AとBがどのように違うのか、という点に議論がシフトしていき、本題である「Aは批判されるべきか」という話がどっかに行ってしまうことが多いように思える。
例えば、三億円事件の犯人を批判してる人がいたとして、「じゃあジャンバルジャンも批判するんだな?」とか「カリオストロのルパン3世も批判するんだな?」と言うような。
場合によっては、AとBの違いが議論されることで、隠れた前提や差別意識が明らかになったりすることもあるのかもしれないが、ほとんどみたことはない。